JPS6327738A - マイクロ波を用いたガス分析装置 - Google Patents

マイクロ波を用いたガス分析装置

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JPS6327738A
JPS6327738A JP62169934A JP16993487A JPS6327738A JP S6327738 A JPS6327738 A JP S6327738A JP 62169934 A JP62169934 A JP 62169934A JP 16993487 A JP16993487 A JP 16993487A JP S6327738 A JPS6327738 A JP S6327738A
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JP
Japan
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cell
analyzer
inlet
gas
outlet
Prior art date
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Pending
Application number
JP62169934A
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English (en)
Inventor
ルツツ・ベルガー
ギユンター・クリーク
ヨハン・ラパート
ゲルハルト・シユミツト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Forschungszentrum Karlsruhe GmbH
Original Assignee
Kernforschungszentrum Karlsruhe GmbH
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N22/00Investigating or analysing materials by the use of microwaves or radio waves, i.e. electromagnetic waves with a wavelength of one millimetre or more

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、少なくとも1つのマイクロ波発射器と、少な
くとも1つのガス流入口及びガス流出口を有する少なく
とも1つの測定セルと、検出器並びに上記測定セル内に
対向して該測定セルに対し絶縁して配設された少なくと
も1つの高電圧シュタルク電極とを備えているガス状媒
体の分析装置に関する。
従来技術 ガス状の媒質、或いは場合によシ固体或いは液体をガス
状の状態に変換した後に、被検査媒質の分子に回転遷移
(摂動)を励起することによシ特定の特性周波数領域に
おけるマイクロ波の吸収に基づいて分析することは知ら
れている。
線幅を減少するために、検査は低圧力領域で行われる。
吸収線は、シュタルク効果によシ分裂せしめられる。尚
、検出感度もしくは精度を高めるためにシュタルク交流
電圧を印加するのが有利とされている。この方法は、基
本的に選択性が高く、然も、被検物質に対し電離または
化学的反応のような前処理を必要としない。
公知の装置においては、測定セルは過大設計に構成され
ておシ、大きなメモリ効果が確認されている。従って、
−度測定したガスが成る時間後再び分析されることがあ
る。吸収セルを過大設計にするのは、特に、高電圧シュ
タルク電極或いはシュタルク隔壁を過大設計の断面を有
するセル内にしか設置できないという理由に基づく。更
に、シュタルク隔壁は、担体として、ガスが吸収されて
しまうテフロンのような材料から形成されておシ、その
ため、記憶効果の増大を招来している。また、ガス供給
部及び送シ案内部の構造にも欠陥が有シ、相当大きな無
駄空間を有しておシ、これもまた記憶効果の増大の一因
となっている。
発明の目的 本発明の目的は、上述のような欠陥を回避することがで
きる冒頭に述べた形式の装置を提供することにある。
発明の構成 本発明によれば上述の課題は、少なくとも1つのマイク
ロ波発射器と、少なくとも1つのガス流入口及びガス流
出口を有する少なくとも1つの測定セルと、検出器並び
に上記測定セル内に対向して該測定セルに対し絶縁して
配設された少なくとも1つの高電圧シュタルク電極とを
備えているガス状媒体の分析装置において、上記シュタ
ルク電極を、互いに間隔をおいて配設された複数個のホ
ルダによシ上記セル内に保持することによシ達成される
。この構成によれば、ガスの滞流もしくは累積の可能性
は大幅に減少される。好適な実施態様においては、ホル
ダは、例えばガラス セラミックのようなセラミック材
料から形成する。また[VestelJの名称で知られ
ている材料を使用することもできる。従来技術において
は、既に述べたように、シュタルク隔壁のための支持体
としてテフロン テープが使用され、その上に高電圧シ
ュタルク電極が装着され、そして該テフロン テープは
セルの側壁例えば底壁に敷設して接着されているが、こ
れに対して本発明は、特にセラミック担体の使用を提案
するものであシ、このセラミック担体は、テフロンとは
対照的に、特にガラス セラミック担体として構成した
場合に、ガスの付着を促進することはない。更に、ガラ
ス セラミックからなる絶縁担体を使用することにより
本発明の装置は、例えば250℃にもなる非常に高い温
度で動作させることができる。特に、セル内に存在する
シュタルク電極に、該電極を保持するために、間隔を置
いて多数の個々のホルダを設けることができる。この場
合、ホルダの高さはセルの内部高さの2分の1に対応す
るようにし、特にホルダを基本的に板部材から構成して
、その高さの中心部に少なくとも水平方向のスリットを
設け、これで高電圧シュタルク電極の縁部を受けるよう
にするのが有利である。
この実施態様によれば、従来技術と比較して、シュタル
ク電極はセルの中央に保持され、その結果、その両側に
シュタルク電場が形成され、セル内の電場の均等化に寄
与する。個々のホルダーがシュタルク電極に対して変位
しないようにするために、本発明の別の実施態様によれ
ば、シュタルク電極の縁部にはホルダの突出部が係合す
る切欠きが設けられる。
上に述べた実施態様から更に発展して、セルの断面を、
使用されるマイクロ波周波数に整合化(過大寸法にしな
い)することができ、その場合、特にセル断面は、10
 X 5 mmより小さく、更に好ましくはセル断面を
約7 X 3.5 mm、特に7、 I X 3.6 
mrnにすることができる。この構成によれば、発射器
、受信器、減衰器酸るいは場合により導波管切換器並び
に基準セル及び」11定セルが同じ導波管断面を有する
ようにすることができ、その結果、従来技術の場合のよ
うに、テーパ等の付いた断面移行部が不要になる。この
ように選択された小さいセル断面でシュタルク変調した
場合に回転遷移もしくは摂動の良好な変調が達成され、
大きな検出感度が得られる。
別の特に有利な実施態様として、測定セルを円弧状湾曲
部と直線状の測定区間(シュタルク室14)から蛇行状
の配列で形成することが提案される。このように蛇行状
に構成することによシ、コンパクトな構造で最適な整合
を達成するように、任意に多数の円弧状湾曲区間及び直
線状区間を直列に配列することが可能となる。
このようにして、信号の強さの損失を招くことなく、所
謂19インチ ラック内に納まる機械的構造を実現する
ことができる。
測定セル及び基準セルへのガスの導入と関連して次のよ
うな問題がある。即ち、導波管内にがスを供給するため
の開口は、マイクロ波に干渉しないように制限された断
面を有しなければならないが、他方また、ガス交換の際
に迅速なガス交換を可能にし、それにより応答時間を小
さくし且つ制限された時間内で多数の測定を可能にする
ためには、上記断面は充分に大きくなければならないと
いう問題である。更に、ガス供給部は単純な構成で費用
も掛からないようにすべきである。
上述の問題を解決するために、本発明はまた、ガス流入
口及び/または流出口の2つの互いに対置する側壁に、
流入部材及び流出部材の縦軸線と同面関係にスリットを
設け、その場合、特に、該スリットの長さを、約10朋
とし幅を約0.5朋とすることを提案することができる
。このようにすれば、マイクロ波は殆ど影響を受けず、
それにも拘わらず測定ガスはスリットの形態並びに2つ
のスリットを設けることによって充分に迅速に交換する
ことができる。スリットに測定ガスを供給したシまたス
リットから測定ガスを連続的に注入するために、別の実
施態様において、流入口及び流出口の側壁は、スリット
の領域において、ガス供給/ガス排出部に接続されてい
る室に係合する。
ガス交換における測定ガスの交換速度は、流入口及び流
出口並びにそれらの間に配設される流路を有する流入弁
を設け、該流入弁により、有限の角度、好ましくは90
° の角度で測定セルの流入口に対する分枝路を形成し
、上記弁を機械的に或いに電気的に制御できるようにす
ることにより更に高揚される。測定ガスはこの場合、高
い速度で導波管内の測定ガス側の高圧領域と低圧領域の
接続部或いは測定セルを通流することができる。通流す
るガスの極ぐ小さい部分だけが測定セル内に達する。こ
のようにして、無駄容積に起因する無駄時間も大きく減
少することができる。
上述の構成によれば、このような環境における排気系も
しくは真空系ポンプ出力の変動も、測定セルに対して充
分な程度に補償することができる。
マイクロ波周波数の安定化の目的で基準セルを用いて、
特に減少したシュタルク電圧によって発生される基準信
号の零点通過を利用してマイクロ波周波数の安定化を行
う場合には、本来の零吸収線及びシュタルク成分の測定
による零点通過がロックインによ9180度の移相を伴
うので、極めて高い圧力の安定化が必要となる。
先に述べたのと同じ前提、即ち基準セルが設けられると
言う前提に立ち1本発明の特に好ましい実施態様として
、基準セルと測定セルとを直列に接続することが提案さ
れる。この場合、一般に、有効信号を減少しないように
するために、基準セルは発射器側から見て測定セルの前
側に設けられる。この構成によれば、装置全体がコンパ
クトな構造で実現され、セルの恒温制御が容易になり高
価な方向性結合器の使用が不要となり、信号の2つの分
枝路への分離並びにそれに伴う減衰が回避される。更に
、基準信号及び測定信号が位相変位し、たシュタルク電
圧に起因し同様に位相差を有している場合には、基準信
号及び測定信号を1つの検出器で検出することが可能と
なシ、更にまた1つの増幅器で処理することができる。
前置増幅器を使用することによシ、特にドリフトの問題
並びに2つの増幅器を使用することによシ位相の回転に
より惹起される問題が回避できる。複数の吸収周波数を
検査する事例において、異なった周波数の複数のマイク
ロ波発射器を1つの測定セルに関連して設け、その場合
、基準セル内における純ガス発生器、例えば、浸透装置
の交換を回避するために、本発明の別の実施態様として
、複数の基準セルを1つの測定セルに相関して設けて、
基準セルに直列に接続するか成るいは基準セルを互いに
並列に接続することが提案される。このような複成分系
においては、好ましくはガン型発振器を備えているマイ
クル波発射器は、対応の導波管切換器を介して直接筒1
の基準セルかまたは並列に設けられている基準セルを経
た後に共通の測定セルに切換しなければならない。
この場合重要なのは、装置全体、特に検出器及び前置増
幅器を含め評価電子装置をそのままの状態にして、単に
発射器だけで測定セル及び基準セル内のシュタルク電圧
を切シ換えなければならないことである。種々な成分の
測定は、各発射器の切換制御及び各7ユタルク電圧の印
加により行われるが、それにより切換時間が必要となる
。従って1本発明によれば、特に、2つの成分の測定に
おいて、2つの発射器を設け、該発射器を、スイッチに
より測定セルに対して接続できるようにし、基準セルは
直列に共通に測定セルに接続するかまたは並列に配設し
、基準セルに移相されたシュタルク電圧を印加し、発射
器をそれぞれ個別に制御することが提案される。先に述
べた提案に対して、上述のように2つの発射器の周波数
ロックが可能となることによシ、さもなければ新たに行
わなければならない周波数同期による時間遅延が回避さ
れる。
マイクロ波吸収信号の上述の零点通過は圧力依存性を有
することが判明しているので、とくに基準測定に対して
は、圧力制御を行わなければならない。本発明による圧
力制御システムは、セル断面が約7X3.5朋、好まし
くは7.1×3.6mmであることを特徴とする。本発
明によるシステムは特に有利である。その理由は1両側
に減圧が生じた場合、電気的に制御される弁等を用いて
慣用の圧力制御を行うことは不可能であるからである。
本発明による圧力制御方式は単純である。何故ならば、
圧力調整は、本発明によれば、被測定純成分の所定の気
化により達成されるからである。例えば、ポンプによる
排出量の変動で圧力が減少した場合には、純成分の強い
加熱によシ該成分が相応に大きな量で気化され、それに
よシ圧力が高められる。これに対して圧力が増大した場
合には、温度を下げるか成るいは冷却を行い、それによ
り、気化量を減少し、セル内の圧力全体を低下する。ガ
スは、セルから一定の流量で排出するのが有利である。
真空ポンプが定常的に動作している場合には、排出側に
毛細管部を設けることによシ一定の流量が達成される。
更に、出口及び基準セルに、ろ過器を後置して配設する
ことができる。ろ過器は、被測定成分を吸収し、真空系
において、純成分が測定セルに達して測定結果に誤りを
生せしめる可能性は回避される。
本発明の有利な実施態様として、基準セル及び測定セー
ルに1つの共通の恒温制御部を設けることが提案される
。それによシ、基準セルと測定セルとの間における熱絶
縁は省略できる。
本発明の他の利点や特徴は、添付図面を参照しての実施
例に関する以下の詳細な説明から明らかとなろう。
実施例 第1図は、本発明による装置即ち本発明によるマイクロ
波プロセス分析装置1の原理的な機械的構成を示す。こ
の装置は、マイクロ波発射器2と、後続して配設された
碍管3、それに続いて設けられて基準ガスのための流入
口6及び流出ロアを有する基準セル生とを備えている。
基準セル4には、絶縁窓もしくはウィンドウ8が接続さ
れている。該ウィンドウ8に後続して測定セル11が設
けられておシ、このセル11は、ガス流入口12を備え
ている。測定セル11は、構造長が犬きくなるのを回避
するために蛇行状に形成されておシ、それぞれ複数の1
80°の円弧状湾曲区間13とシュタルク効果室14に
分割されている。シュタルク効果室14は慣用の仕方で
シュタルク電圧印加部16を備えている。
更に、基準セル11のガス流出口17には、別の絶縁ク
インドワ8を介して検出器19が接続されている。測定
セル11、特にシュタルク効果室14の断面は、装置が
動作すべき各マイクロ波領域に対して最適化されておシ
、特に、唯1つの周波数で分析を行う場合には、この周
波数に整合するように構成されている。測定セル11の
断面積は、7.1 m7rLX 3.6 axとする(
即ち、過大寸法にならない)のが好ましい。
マイクロ波発射器はガン効果発振器から構成するのが有
利である。複数のガス成分を分析しようとする場合には
、多数の発射器をそれぞれ対応の導波管切換器を介して
共通の測定/基準セルに接続することができ、その場合
、基準セルは被験成分を収容する。測定セル並びに基準
セルにおけるシュタルク電圧は発射器に対応して印加さ
れる。複成分分析システムにおいては、基準セルのため
の各成分が高い純度で利用可能であれば、多数の基準セ
ルを、該基準セルにそれぞれ関連して設けられている発
射器の後流側に互いに並列にそして全体的に直列に接続
し、それぞれ遂行すべき測定に対応して投入するように
構成することもできる。
シュタルクの隔壁並びにそのホルダは第2図及び第3図
に示しである。内部導体を形成するシュタルクの隔壁2
1は何れの場合にも、外部導体を形成する対応のシュタ
ルク室内に絶縁して設置しなければならない。この目的
で、隔壁は、その縦縁22に切欠き23を備えており、
この切欠きには好ましくはガラス セラミック製の絶縁
ホルダ24が係合する。切欠き23によシ、隔壁21及
び絶縁ホルダ24は縦軸方向において互いに固定される
絶縁ホルダ24は、シュタルク室14の高さに対応する
高さhを有しており、中央部に、切欠き23に係合する
突出部27が設けられている板26から構成される。板
2G及び突出部27には、同一平面内でスリット28及
び29が形成されており、これらスリットは、隔壁21
及びホルダ24を組み合わせた後に、隔壁の縁部22に
係合し、それにより該隔壁はその表面に対して垂直に固
定される。隔壁は、取シ付けられたホルダ24と共に個
々のシュタルク効果室内に挿入される。
シュタルク効果室14及び該室に対して絶縁して保持さ
れている隔壁21により、所要のシュタルク容量が形成
される。シュタルク電圧印加部16は、並列振動回路に
対してシュタルク電圧21の容量を接続する外部インダ
クタンスであって、同時に変圧器の高圧側巻線を形成す
るインダクタンスを有するように構成されている。
同時に、シュタルク効果室の容量よシも非常に大きい容
量を振動回路に直列に接続し且つシュタルク容量に対し
て順方向抵抗が並列に接続されたダイオードを組込むこ
とにより、シュタルク交流電圧は、該交流電圧の負の波
高値がOボルトになるように昇圧される。
この種のマイクロ波分析装置における問題は、ガス、特
に測定ガスを室内に均等に導入すること並びにガスの迅
速な交換及び短い測定時間が達成されるように短時間内
で充分な量のガスを取り出すという点にある。これに鑑
みて、本発明は、入口及び出口6,7,12.17の2
つの対向する側壁31に、中心軸線に沿って互いに対置
するようにして細長いスリット32(第4図)を設け、
該スリット32に対し且つ該スリット32を介して供給
管33からのガスを流出口12等の管にスリーブ状に係
合する室34から排出することができる。このように、
2つのスリットが形成されている入口もしくは出口によ
り高いガス交換頻度が可能となることが判明した。
供給導管は更K、第6図に示しであるような所謂交差弁
36に接続されている。各測定セル14に供給されるガ
スはこの弁内で、その入口37からその出口38に通ず
るガス主流路に開いている弁素子によシ分枝路39を介
して分流される。これにより、無駄容積は減少し、それ
により高い応答時間が実現される。
第6図から明らかなように、基準セル生及び測定セル1
1は、共通の恒温装置41により共通の同じ温度に保持
される。これによシ、2つの系間における熱絶縁は省略
することができる。
特に基準セルにおいては一定の圧力を保持する必要があ
る。そのためには、測定セル11において真空系のポン
プ出力の変動に対し調整弁により補充圧力制御を行うだ
けでは充分ではない。
基準セル4の出ロアには従来の真空ポンプ51が接続さ
れている。出ロアは、毛細管部52を有しており、この
毛細管部を介して一定のガス流量が達成される。1つの
真空系だけが用いられる場合には、毛細管部にはろ過器
53が後置接続され、このろ過器53は、被測定成分を
吸収し、それにより、これら成分が測定セル内に純物質
として流入して測定を誤らせることは回避される。
測定セル牛に要求される純物質は、該物質を収容してい
る浸透容器54により供給される。
この浸透容器54は、別個の加熱及び/または冷却系5
6を備えている。この加熱及び/冷却系は圧力検出器5
7と接続されている圧力調整装置58によ9次のような
仕方で制御される。
即ち真空系の吸込み能力が変動すると、毛細管部52の
存在にも拘わらず圧力変動が生じ得る。
この圧力変動は、圧力検出器57によって測定される。
この検出器57の測定出力を用いて浸透容器54の圧力
コントローラ58を介し圧力が降下している場合には加
熱によシ純物質成分の浸透を大きくし、また圧力が上昇
している場合には加熱を低下するか或いは冷却して浸透
能力を減少する。これにより、正確で信頼性の高い圧力
調整が達成される。
圧力が比較的良好に一定であることは、特に、マイクロ
波周波数の調整及びマイクロ波周波数の安定化にとって
必要である。
マイクロ波発射器もしくばそのガン効果発振器の周波数
の制御並びに安定化は、次のような仕方で行われる。即
ち、シュタルク電圧発生器61により、測定セル11に
印加されるシュタルク電圧に対して移相されている別の
シュタルク電圧、好ましくは900 移相されている別
のシュタルク電圧を発生して基準セル4に印加する。
本来のスペクトル線の強さの測定は、吸収曲線の最大値
で行われ、その場合、電力変動の影響を回避するために
飽和領域で実施される。この方法によれば、測定系の迅
速な応答時間が保証されるが、20乃至60mWの出力
を有する相応に出力の大きいマイクロ波発射器が必要と
なる。
第7図は、第1図のシステムとは対照的に複数の互いに
直列に接続されると共に測定セル11と直列に接続され
ている基準セル4.1乃至4、 Nを有する第1の複成
分システムを示す。基準セル4.1乃至!、Nは、導波
管切換器81.1乃至81、Nを介して、それぞれ整合
されている発射器2.1乃至2.Nと接続されておシ、
該発射器はスイッチ82で制御可能であシ、他方、シュ
タルク電圧はスイッチ83を介して対応の基準セル4.
1に印加することができる。測定は、先ず、対応の予め
設定されたシュタルク電圧をスイッチ83を介して基準
セル4.1に印加し、スイッチ82で発射器2,1を切
換制御して該発射器を導波管切換器81.1を介して導
波管系と接続して測定を実施し、別の基準セルに収容さ
れているガス成分の測定を逐次実施するという仕方で行
われる。
上述の実施例において切換後にその都度要求される発射
器の周波数同期が原因で生ずる遅延時間は、第8図に示
す実施態様によれば回避することができる。第8図の実
施態様においては、2つの発射器2.1及び2.2は直
列に接続された4、2には互いに移相しているシュタル
ク交流電圧が印加される。他方、発射器は導波管切換器
81.1及び81.2を介して交互に測定セル11と接
続可能である。この測定セル11には、2つの発射器の
励起によシ過負荷が加えられてはならない。発射器2.
1及び2.2は、制御回路63.1及び63.2によシ
その周波数を制御される。この場合、2つの発射器は連
続的に動作し且つまた連続的に微同調され、それにより
、切換器81.1及び81.2の切換に際して適切なマ
イクロ波周波数が直接測定セル11において利用可能に
なる。
基準セルは、この場合、被検純成分自体を含んでいては
ならない。毒性の高い物質或いは爆発性の物質の測定に
おいては、それらの代わりに別の化合物を用いることが
できる。このような基準系の選択は、吸収線が測定成分
の選択された回転遷移の直ぐ近傍に位置するように行わ
れる。直流電圧(単数または複数)及びそれに重畳して
シュタルク交流電圧を基準セル及び/または測定セルに
印加することによシ、基準セルのS字形曲線及び吸収曲
線は線最大値の周波数で再び零点通過が生ずるように互
いて変位することができる。
実施例: V = 35825.95MHzにおけるク
ロルシアンの測定 他の化合物の2つの近接する吸収曲線は次の通シである
低い周波数側で、CH35iHDF:v−358255
MH2低い周波数側で、C旧zNC:V=35827.
41’1i)(z測定成分ClCN及びメチルデユーテ
ロフルオルシラン(Methyldeuteroflu
orsilan )もしくはジデューテロメチルリソシ
アニド(D ideoteromethylisocy
anid )が測定ガス中に同時に存在することを推定
することができ、その限りにおいてv(C’CN) =
 35825.95MHz は定量測定に適シティると
言える。他方、部分的に重水素化された化合物の吸収曲
線は互いに非常に接近しており、従って、僅かな直流電
圧の印加で好適な特性曲線が得られる。
発明の効果 本発明は前述のような従来技術の欠点を除去することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置の原理的な全体的機械的構成
を略示する図、第2図は一個所に絶縁ホルダが装着され
ているシュタルク室隔壁の上面図、第3図は絶縁ホルダ
の側面図、第4図はセルへのガスの入口またはセルから
のガスの出口を図解する図、第6図は測定セルに対し測
定ガスを供給するだめの弁構造を示す図、第6図は圧力
及び温度制御を説明するだめの簡略ダイアダラムを表わ
す図、第7図は好適な複成分系のブロック・ダイアダラ
ムを表わす図、そして第8図は二成分系のブロック・ダ
イアダラムを表わす図である。 1・・・マイクロ波ガス分析装置、2・・・マイクロ波
発射器、3・・・碍管、生・・・基準セル、6・・・流
入口、7・・・流出口、8・・・ウインドク、11・・
・測定セル、12・・・ガス流入口、14・・・シュタ
ルク効果室、16・・・電圧印加部、17・・・ガス流
出口、19・・・検出器、21・・・シュタルク電極、
22・・・縁部、23・・・切欠き、24・・・絶縁ホ
ルダ、26・・・板部材、27・・・突出部、28,2
9.32・・・スリット、33・・・供給管、34・・
・室、36・・・交差弁、37・・・入口、38・・・
出口、39・・・分枝路、41・・・恒温装置、51・
・・真空ポンプ、52・・・毛細管部、53・・・ろ過
器、54・・・浸透系、56・・・温度制御装置、57
・・・圧力検出器、58・・・圧力制御装置。 Fig4 Fig、 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも1つのマイクロ波発射器(2)と、少な
    くとも1つのガス流入口(12)及びガス流出口(17
    )を有する少なくとも1つの測定セル(11)と、検出
    器(19)並びに前記測定セル(11)内に対向して該
    測定セルに対して絶縁して配設された少なくとも1つの
    高電圧シユタルク電極とを備えているガス状媒体の分析
    装置において、前記シユタルク電極(21)は、互いに
    間隔をおいて配設された複数個のホルダ(24)により
    前記セル内に保持されていることを特徴とするガス状媒
    体の分析装置。 2、ホルダ(24)はその高さがセル(11、4)の内
    部高さに対応する特許請求の範囲第1項記載の分析装置
    。 3、ホルダ(24)はセラミック材料、例えばガラスセ
    ラミックから形成されている特許請求の範囲第1項また
    は第2項に記載の分析装置。 4、ホルダ(24)が基本的に板部材として形成され、
    その高さのほぼ中間位置に、少なくとも1つの水平方向
    のスリット(28、29)を有し、該スリットで高電圧
    シユタルク電極(21)の縁部(22、23)を受ける
    特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の
    分析装置。 5、シユタルク電極(21)はその縁部(22)に切欠
    き(23)を備え、該切欠き内に、ホルダ(24)の突
    出部(27)が係合する特許請求の範囲第1項ないし第
    4項のいずれかに記載の分析装置。 6、セル(4、11)はその横断面が使用されるマイク
    ロ波周波数に整合されている(過大設計されていない)
    特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに記載の
    分析装置。 7、セル断面が<10mm×5mmである特許請求の範
    囲第6項記載の分析装置。 8、セル断面が<8mm×5mmである特許請求の範囲
    第7項記載の分析装置。 9、セル断面が約7mm×3.5mm、好ましくは7.
    1mm×3.6mmである特許請求の範囲第8項記載の
    分析装置。 10、測定セル(11)が円弧状湾曲区間(13)と直
    線状の測定区間(シユタルク室14)との蛇行状配列か
    ら構成されている特許請求の範囲第1項ないし第9項の
    いずれかに記載の分析測定。 11、ガス流入口及び/またはガス流出口(12、17
    )が2つの側壁に互いに対向して流入口もしくは流出口
    の縦軸線と整列的位置関係にあるスリット(32)を備
    えている特許請求の範囲第1項ないし第10項のいずれ
    かに記載の分析装置。 12、スリットが約10mmの長さ及び約0.5mmの
    幅を有している特許請求の範囲第11項記載の分析装置
    。 13、流入口もしくは流出口(12、17)の側壁(3
    1)はスリット(32)の領域で、ガス供給/排出部(
    33)が接続されている室(34)に係合している特許
    請求の範囲第11項または第12項記載の分析装置。 14、流入口(37)及び流出口(38)並びに該流入
    口及び流出口間に配設された通流路を有する流入弁を備
    え、該通流路から、有限の角度、好ましくは90度の角
    度で、分岐路(39)が測定セル(11)の流入口(1
    2)に分岐している特許請求の範囲第1項ないし第13
    項のいずれかに記載の分析装置。 15、弁が機械的弁である特許請求の範囲第14項記載
    の分析装置。 16、弁(36)が電動弁である特許請求の範囲第14
    項記載の分析装置。 17、基準セル(4)がその流入口を介して純ガス成分
    のための浸透系(54)と接続され、該浸透系(54)
    が温度制御装置(56)を備え、そして基準セル(4)
    が圧力検出器(57)を備え、該圧力検出器は、圧力制
    御装置(58)を介して前記浸透系(54)のための温
    度制御装置(56)と接続されている特許請求の範囲第
    1項ないし第16項のいずれかに記載の分析装置。 18、基準セル(3)の出口(7)に、流量安定化のた
    めの毛細管部(52)が後置配設されている特許請求の
    範囲第17項記載の分析装置。 19、基準セル(4)の出口(7)にフィルタ(53)
    が後置配設されている特許請求の範囲第17項または第
    18項記載の分析装置。 20、基準及び測定セル(4、11)が共通の恒温装置
    (41)を備えている特許請求の範囲第17項ないし第
    19項のいずれかに記載の分析装置。 21、異なつた周波数の複数のマイクロ波送信器(2)
    が1つの測定セル(11)に対して設けられている特許
    請求の範囲第1項ないし第20項のいずれかに記載の分
    析装置。 22、1つの測定セル(11)に対し複数の基準セル(
    4)が設けられている特許請求の範囲第21項記載の分
    析装置。 23、基準セル(4)が直列に接続されている特許請求
    の範囲第22項記載の分析装置。 24、基準セル(4)が互いに並列に接続されている特
    許請求の範囲第23項記載の分析装置。
JP62169934A 1986-07-09 1987-07-09 マイクロ波を用いたガス分析装置 Pending JPS6327738A (ja)

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