JPS63276471A

JPS63276471A - 豆粒の洗浄方法とその装置

Info

Publication number: JPS63276471A
Application number: JP11196387A
Authority: JP
Inventors: Soichi Yamamoto; 惣一山本; Toshiaki Suzuki; 敏彰鈴木; Yuji Ito; 裕司伊藤
Original assignee: Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Current assignee: Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Priority date: 1987-05-07
Filing date: 1987-05-07
Publication date: 1988-11-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、コンバイン等により収穫されて汚れている豆
粒を洗浄する豆粒の洗浄方法とその装置に関するもので
ある。

従来の技術従来における豆粒の洗浄は、多孔板製の外向と、表面に
綿毛（モツプ）を植毛した内筒とからなる二重構造の洗
浄筒を用い、この外筒と内筒との間隙に豆粒を供給して
、洗浄筒を回転させながら洗浄するのが一般的であった
。

発明が解決しようとする問題点上記従来の如き洗浄筒を用いる洗浄は、豆粒を内筒の綿
毛で外筒に叩き付ける現象が起きて、豆粒が胴削れした
り、豆粒表面が損傷するという問題点があった。また、
外筒と内筒との間で浮Ｔ１動する豆粒を綿毛で洗浄する
ものであるから、豆粒の表面全体を漏れなくきれいに洗
浄することができないという問題点もあった。

本発明の目的は、そのような従来の問題点を解決し、良
好な状態に洗浄仕上げする豆粒の洗浄方法とそのＩｆｆ
を提供することにある。

問題を解決するための手段上記目的を達成するための手段として、第一の発明であ
る豆粒の洗浄方法は、その実施例を示す第１図からも理
解できるように、表面に適度の弾性を有する二本の洗浄
ベルト（１，２）を、該両ベルト（１，２）の表面同士
を平行に接近対向さＵて、互いに異なる速度で回転走行
させ、その表面同士間で豆粒（Ｗ）を挟圧して回転させ
ながら走行せしめると共に、上記豆粒（Ｗ）は、これを
選別して同粒径別に両洗浄ベルト（１，２）間に供給す
ることを特徴とするものである。

また、第二の発明である豆粒の洗浄装置は、表面に適度
の弾性を有し、互いに異なる速度で回転走行する二本の
洗浄ベルト（１，２）を、該両ベルト（１，２）の表面
同士間で豆粒（Ｗ）を挟圧して回転させながら走行せし
めるべく、その表面同士を平行に接近対向させて張架並
設すると共に、両洗浄ベルト（１，２）の豆粒供給側に
は、上記豆粒（Ｗ）を選別して同粒径別に両洗浄ベルト
（１，２）間へ供給する選別装置（Ｂ）を併設したこと
を特徴とするものである。

作用豆粒（Ｗ）を選別ｔｉ置（Ｂ）で選別して粒の大きさく
粒径）を１萌え同粒径別（大粒、中粒、小粒等の別）に
仕分けする。この同粒径別の豆粒（Ｗ＞を二本の洗浄ベ
ルト（１、２）間に供給すると、豆粒（Ｗ）は、二本の
洗浄ベルト（１、２）の速度の和を２で除した速度で走
行する。そして、この豆粒（Ｗ）は、洗浄ベルト（１、
２）の表面が弾性を有するため、洗浄ベルト（１，２）
の表面に包み込まれて適度に挟圧され、しかも、洗浄ベ
ルト（１，２）の速１ｆ１が互いに異なるため、回転し
ながら走行する。この結果、豆粒の表面全体が洗浄ベル
ト（１，２）の表面に均一に漏れなく接触して、きれい
に洗浄され磨かれる。

この際において、豆粒（Ｗ＞の大ぎさが不揃いであると
、例えば第４図に示す如く、大粒と大粒との間に挾まれ
た中小粒が、洗浄ベルト（１、２）の表面に十分に包み
込まれず、適度に挟圧されず・きれいに洗浄されない。

ところが、ここでは粒の大きさの揃った豆粒（Ｗ）が供
給されるため、そのような不都合がなく、円滑に洗浄さ
れる。

実施例本発明の実施例を図面と共に具体的に説明する。

△は洗浄装置本体を示している。１．２は平偏無端の洗
浄ベルトで、少し型口のスポンジ又は不織布等からなる
表地（表面材）１ａ、２ａを、腰の強い裏地１ｂ、２ｂ
に貼り付けたものであり、豆粒Ｗを約手粒分はど包み込
むだけの適度の弾性と、水やアルコール水溶液等の洗浄
液を少量吸うだけの適度の保液性とを有している。

また、洗浄ベルト１．２は、その表面（表地１ａ、２ａ
）を平行に接近対向（約２〜４■の間隔）させて、横方
向二段に配設した上ロール３．３と下ロール４．４に張
架並設しである。この洗浄ベルト１．２は、互いに箕な
る速度で回転走行すべく伝導されるようになっている。

なお、洗浄ベルト１．２の回転走行方向は、必ずしも同
一でなくてもよい。また、洗浄ベルト１．２の型式は、
上記の如く横型に形成される外、縦型又は傾斜型に形成
される場合もある。

５は豆粒Ｗを洗浄ベルト１．２の表面同士間で蛇行走行
させるための蛇行路で、丸棒又は角棒を洗浄ベルト１．
２の幅方向に屈曲成形した案内体６を、同幅方向に等１
萌隔（豆粒Ｗが１〜３個はいる程度）をおいて、洗浄ベ
ルト１．２の表面同士間に嵌架し形成したものである。

７は洗浄ベルト１．２の表面を洗浄するための浴液洗浄
装置で、各洗浄ベルト１．２の表面に当接して回転する
洗浄ブラシ８と、該ブラシ８に水又はアルコール水溶液
等の洗浄液を噴射する給液バイブ９とからなる。

１０は洗浄ベルト１．２の表面の保液量（洗浄液の含有
りを適度に１１節するための保液量調節装置で、上記浴
液洗浄装＆７の次に絞りロール１１を二段に設けてなる
。

なお、図中の符＠１２は洗ｉｇ１装置本体Ａの機枠、１
３は供給ホッパ、１４は排出樋である。

Ｂは洗浄装置本体Ａの豆粒供給側に併設した選別装置で
、選別機２０と、該選別機２０に豆粒（未選別豆粒）Ｗ
′を張り込むための張込昇降機２１と、選別機２０から
排出された豆粒（選別製豆粒−瞥粒）Ｗを洗浄ｖｔ四本
体Ａに供給するための供給昇降１１１１２２とからなる
。選別機２０は、機枠２３内の上位に粗選部２４、中位
に粒選部２５、下位に搬送部２６を夫々装設しである。

粗選部２４は、張込昇降機２１から張り込まれた豆粒Ｗ
′を受は止めて整粒（丸い完全粒）Ｗと雑物（半割粒や
茎殻屑等）Ｗとに分離選別するためのもので、回転走行
する偏平無端の粗選ベルト２７を回転走行方向に傾斜さ
せて張架装設しである。この粗選ベルト２７は、豆粒Ｗ
′を乗せて走行する上面部が傾斜上昇すべ（伝導されて
おり、その傾斜上方側が雑物Ｗの排出側２８、傾斜下方
側が整粒Ｗの排出側２９となる。

粒選部２５は、上記粗選部２４により分離選別された豆
粒Ｗを同粒径別に、即ち大粒Ｗａと中粒ｗｂと小粒Ｗｃ
等とに仕分選別するためのもので、回転する筒状の粒選
部３０を回転軸方向に傾斜させて軸架装設しである。こ
の粒選部３０は、両端を開口し全周面に多数の粒選孔を
形成したもので、傾斜上方側の端口を豆粒供給部３１、
傾斜上方側の周面を小粒選孔の形成された小粒選部３２
、傾斜下方側の周面を中粒道孔の形成された中粒連部３
３、傾斜下方側の端口を大粒選部３４としである。Ｔａ
は大粒選部３４の大粒タンク、Ｔｂは中粒連部３３の中
粒タンク、Ｔｃは小粒選部３２の小粒タンクで、各タン
クの下部排出口にはシャッタＳを設けである。

搬送部２６は、上記粒選部２５により仕分選別された各
豆粒ｗａ　、ｗｂ　、ｗｃを供給昇降機２２に搬送する
ためのもので、回転走行する偏平無端の搬送ベルト３５
を張架装設しである。

なお、本実施例では洗浄＠置本体Ａと選別装置８とを横
連座式に併設しであるが、このほか選別ＩＡ置Ｂを洗浄
装置本体Ａの上部に重ねて縦連座式に併設してもよい。

この場合は、搬送部２６の搬送ベルト３５と供給昇降機
２２とを省き、粒選部２５の各タンクＴａ　、Ｔｂ　、
Ｔｃから各別に搬送樋を介して洗浄装置本体Ａの供給ホ
ッパ１３に直接搬送することができる。

ここで、実施例に基づく豆粒の洗浄作用について説明す
る。

豆粒Ｗ′を張込昇降機２１のホッパに投入して粗選部２
４の粗選ベルト２７上に張り込む。ここで、豆粒Ｗ′は
、整粒Ｗが粗選ベルト２７上を転げ落ちて粒選部２５の
粒選１１３０内に入り、また、唯物Ｗが粗選ベルト２７
上を転がらずに該ベルト２７によって機外へ排出される
。このようにして、豆粒Ｗ′は粗選部２４において整粒
Ｗと雑物Ｗとに分離選別される。

粒選部２５０粒選粒選１１３０内った豆粒Ｗは、粒選部
３０の内周面を転ａ流下しながら、小粒選部３２にて小
粒ＷＣが漏落し小粒タンクＴＣに貯留され、中粒連部３
３にて中粒ｗｂが漏落し中粒タンクＴｂに貯留され、大
粒選部３４にて大粒Ｗａが放出され大粒タンクＴａに貯
留される。このようにして、豆粒Ｗは祿選部２５におい
て大粒Ｗａと中粒ｗｂと小粒ＷＣとの同粒径別に仕分選
別される。

今、大粒タンクＴａのシャッタＳを開くと、大粒Ｗａが
搬送部２６の搬送ベルト３５上に落下し、供給昇降機２
２のホッパに搬送排出され、洗浄装置本体Ａの供給ホッ
パ１３に供給される。なお、大粒タンクＴａのシャッタ
Ｓを開放する時期は、Ｕ粒Ｗ′の選別作業中であっても
選別作業終了後であってもよいが、作業能率上前者の方
が望ましい。

この大粒Ｗａは、洗浄装置本体へにおいて、洗浄ベルト
１．２間に供給され、その表面に包み込まれて適度に挟
圧され回転しながら走行する（第３図参照）。しかも、
大粒Ｗａは蛇行路５上を様々な方向に回転しながら迂回
し蛇行走行する（第４図の大粒Ｗａを参照）。しかして
、大粒Ｗａは、所定のコースを安定的に走行しながら、
その表面全体が洗浄ベルト１．２の表面に均一に漏れな
く接触し、きれいに洗浄され磨かれて、排出樋１４から
排出される。

また、大粒Ｗａを洗浄して汚れている洗浄ベルト１．２
の表面は、浴液洗浄ＶＲ１７により洗浄液を浴びてブラ
シ洗浄され、しかも、その際に吸い取った洗浄液の間を
次の保液量調節装置１０により適度に調節される。しか
して、大粒Ｗａは、常にきれいで適宜湿り気のある洗浄
ベルト１，２の表面により、常にきれいに洗浄され磨か
れる。

このようにして、大粒Ｗａの洗浄が終わったら、大粒タ
ンクＴａのシャッタＳを閉じて、中粒タンクＴｂのシャ
ッタＳを開放し、中粒ｗｂを前述と同様に洗浄する。ま
た、中粒ｗｂの洗浄が終わったら、中粒タンクＴ　ｂの
シャッタＳを閉じて、小粒タンクＴｃのシャッタＳを開
放し、小粒Ｗｅを前述と同様に洗浄する。

発明の効果本発明は、叙上の通り、豆粒（Ｗ）を二本の洗浄ベルト
（１，２）の表面で包み込み、適度に挾圧し、回転させ
ながら走行せしめて洗浄するものであるから、従来のよ
うに豆粒（Ｗ＞の胴割れや豆粒（Ｗ）表面の損傷が皆無
になる許ってなく、豆粒（Ｗ＞の表面全体を均一に漏れ
なく洗浄し磨くことができ、豆粒＜Ｗ）を良好な状態に
仕上げる効果を奏する。

特に、本発明は、豆粒（Ｗ）を選別装＠（Ｂ）で選別し
て同粒径別に両洗浄ベルト（１，２）間に供給するもの
であるから、両洗浄ベルト（１、２）間の豆粒（Ｗ＞の
大きさが均一に揃い、上記洗浄作用を助長する優れた効
果を秦する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例の縦断側面図、第２図は同じく洗浄装
置本体の横断平面図、第３図は同じく第２図■矢視の洗
浄作用説明図、第４図は第２図■矢祝の本発明の詳細な
説明図である。図面符号の説明１．２・・・洗浄ベルト、Ａ・・・洗浄ａ置木体、Ｂ・
・・選別装置、Ｗ・・・豆粒〈整粒）、Ｗａ・・・大粒
、Ｗｂ・・・中粒、ＷＯ・・・小粒。

Claims

【特許請求の範囲】１、表面に適度の弾性を有する二本の洗浄ベルト（１、
２）を、該両ベルト（１、２）の表面同士を平行に接近
対向させて、互いに異なる速度で回転走行させ、その表
面同士間で豆粒（Ｗ）を挟圧して回転させながら走行せ
しめると共に、上記豆粒（Ｗ）は、これを選別して同粒
径別に両洗浄ベルト（１、２）間に供給することを特徴
とする豆粒の洗浄方法。２、表面に適度の弾性を有し、互いに異なる速度で回転
走行する二本の洗浄ベルト（１、２）を、該両ベルト（
１、２）の表面同士間で豆粒（Ｗ）を挟圧して回転させ
ながら走行せしめるべく、その表面同士を平行に接近対
向させて張架並設すると共に、両洗浄ベルト（１、２）
の豆粒供給側には、上記豆粒（Ｗ）を選別して同粒径別
に両洗浄ベルト（１、２）間へ供給する選別装置（Ｂ）
を併設したことを特徴とする豆粒の洗浄装置。