JPS63276015A - 二視野顕微鏡 - Google Patents

二視野顕微鏡

Info

Publication number
JPS63276015A
JPS63276015A JP11177487A JP11177487A JPS63276015A JP S63276015 A JPS63276015 A JP S63276015A JP 11177487 A JP11177487 A JP 11177487A JP 11177487 A JP11177487 A JP 11177487A JP S63276015 A JPS63276015 A JP S63276015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
microscope
objective lens
optical axis
objective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11177487A
Other languages
English (en)
Inventor
Bunzo Suzuki
鈴木 文三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO KOGAKU KOGYO KK
Original Assignee
TOYO KOGAKU KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOYO KOGAKU KOGYO KK filed Critical TOYO KOGAKU KOGYO KK
Priority to JP11177487A priority Critical patent/JPS63276015A/ja
Publication of JPS63276015A publication Critical patent/JPS63276015A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主として、ICの本体の側縁に並列して設け
られるリードおよびそれの結合部分の目視確認のために
用いる二視野m*、鏡についての改良に関する。
一つの視野内に2個所の像の左右半分づつを結像させて
、位置合わせし、目視による比較検査等が簡単に行なえ
るようにした二視野顕微鏡が開発されている。この二視
野顕微鏡は、第1図に示しているように、顕微鏡光学系
りの対物レンズ10の焦点を、像合致プリズムPに結ば
せて、左半側の対物光学系Aと左半側の対物光学系Bと
に分け、それら対物光学系A−Bの第1対物レンズa 
−1・b−tにより平行光線に戻して第1ミラーm11
1第2ミラーm2・第3ミラーm3によりそれぞれ第2
対物レンズa−2eb−2に導き、これにより、ステー
ジS上に被検査物として例えば第2図に示しているIC
を置いたとき、それの映像が、顕微鏡光学系りの接眼レ
ンズの視野内または、顕微鏡光学系りに接続装着したモ
ニターテレビの画面内に、第3図に示している如く入っ
てくるようにしている。
そして、このとき、ICの左半側の像と左半側の像との
検査すべき個所であるリード20・・・およびそれの本
体21に対する結合部分が、接眼レンズ11の視野内、
またはモニターテレビの画面内に正しく入ってくるよう
にするため、左半側および左半側の対物光学系A−Hの
第3ミラーm3φm3と第2対物レンズa−2*b−2
とを、第1図で鎖線で示している如く、それぞれ一つの
フレーム3・3゛に組込み、それらフレーム3寺3°ヲ
顕□微鏡のボディに、それぞれのフレーム3・3゛が、
第2ミラーm2と第3ミラーm3との間の光軸X−1に
沿い左右方向にスライドするように組付けて、これらフ
レーム3争3゛をそれに組付ける調節ねじなどの作動機
構の操作で第2ミラーm2と第3ミラーm3との間の平
行光線に沿いスライドさせることにより、第2対物レン
ズa−2eb−2から下方に向かう垂直な光軸x−2・
x−2を、同第1図で矢印y”yで示している左右方向
(y方向)に動かすことで第2対物レンズa−2◆b−
2の焦点位置を左右に動かす調整が行なえるようにして
いる。
ところで、このように構成されている二視野顕微鏡には
、ICの検査に用いる際に、第4図および第5図に示し
ている如く、ICの左右のリード20・・・およびそれ
の本体21に対する結合部分が、並列順に従い順次、視
野またはモニターテレビの画面の中央に位置してくるよ
うにして、それらを並列順に従い順次検査していけるこ
との要望がある。
これは、前述の第1図における左右の対物光学系A−H
の第2対物レンズa−2・b−2の下方の垂直な光軸x
−2・x−2を、顕微鏡のボディに対し前後方向に変位
させていけるようにすればよいわけであるが、そのよう
にすることは、垂直な光軸x−2を、第2ミラーm2と
第3ミラーm3との間の光軸x−゛1に対し直交する方
向に動かすことであるから実際には無理なことである。
本発明は、上述の如く実現が困難であった要望に応える
ためになされたものであって、前述の如く標本の左側の
部分の左半側を映す対物光学系Aおよび右側の部分の左
半側を映す対物光学系の垂直な光軸x−2・x−2の左
右方向(y方向)の変位調節だけが可能となっている従
前の二視野顕微鏡を、それの左右の対物光学系A−Bの
各垂直な光軸x−2・x−2が前後方向(2方向)に変
位調節し得るようにして、ICの本体21の左右の側縁
に前後方向に並列して設けられた各リード20・・・お
よびそれの結合部位の映像が、前後方向の一方の端のリ
ード20から順次視野またはモニターテレビの画面に映
し出されて確認していけるようにする新たな手段を提供
することを目的とする。
そして、本発明においては、この目的を達成するための
手段として、顕微鏡光学系の光軸上に、像合致プリズム
を介して左半側の対物光学系と左半側の対物光学系とを
組込み、それら左右の対物光学系の各第2対物レンズの
下方に、その第2対物レンズから出射する垂直な光軸を
水平な方向に反射させる第1ミラーとその反射した光軸
を垂直な方向に反射させる第2ミラーとが、前後方向に
対向するよう組付けられたミラーボックスを配設し、そ
れの第2ミラーを、前後に傾斜回動自在に前記ミラーボ
ックスに支架せしめてなる二視野顕微鏡を提起するもの
である。
次に実施例を図面に従い詳述する。
第6図は本発明を実施せる二視野顕微鏡の光学系の概要
図で、それの基本的な構成は前述の第1図に示している
従前の二視野顕微鏡と変わりなく゛ 、顕微鏡光学系り
に像合致プリズムPを介して左半側の対物レンズ系Aと
左半側の対物レンズBとが組合わせてあり、その左半側
および左半側の対物レンズ系A・Bは第1対物レンズa
−1・b −1と第2対物レンズa−2・b−2とそれ
らの間に配位した第1ミラーm1・第2ミラーm2・第
3ミラーm3とを組合わせて構成しである。そして、そ
れら対物レンズ系A−Bのそれぞれの第3ミラーm3・
m3と第2対物レンズa−1・b−1は、それぞれ顕微
鏡のボディに左右にスライドするよう組付けられたフレ
ーム3に組込まれていて、適宜の作動機構の操作により
左右にスライドするようにしである。
次に第7図は本発明手段の要部の縦断側面図で、同図に
おいて、3は左半側の対物レンズ系Aの第3ミラーm3
と第2対物レンズa−2、とを組込んで顕微鏡のボディ
に組付けた左右に可動のフレーム、3゛は左半側の対物
レンズ系Bの第3ミラーm3と第2対物レンズb−2と
を組込んで顕微鏡のボディに組付けた左右に可動のフレ
ーム、4および4′はそれらフレーム3・3°の下面側
に一対的に組付けたミラーボックスを示す。
2つのミラーボックス4・lは、それらの構成は同じな
ので、以下左半側の対物レンズ系Aに組込まれるミラー
ボックス4について説明する。
該ミラーボックス4の内部には、左半側の対物レンズ系
Aの第2対物レンズa−2から出射する垂直な光軸x−
2を水平な方向に反射させる第1ミラーM1と、その反
射した光軸x−3を垂直な方向に反射させる第2ミラー
M2とが、一対に対向するように組込まれる。そして、
それの第2ミラーM2は、第1ミラーM1から反射され
てくる光軸x−3を横切る位置に設けた左右方向の枢軸
40中心に傾斜角度が自在に変化するようミラーボック
ズ4に枢支され、その角度変化が、ミラーボックス4に
設ける調節ねじ41のねじ込み操作で、枢軸40を支持
する作動板42をバネ43の付勢に抗して回動させるこ
とで行なわれるようにしてあり、この第2ミラーM2の
回動で、それから反射していく光軸x−4上の焦点位置
が同第7図において矢印2の方向に動くようにしである
しかして、このミラーボックス4は、第7図においては
、それの内部に組込んだ第1ミラーM1と第2ミラーM
2とが、対物レンズ系Aの第2ミラーm2と第3ミラー
m3との並列方向と揃う左右方向に並ぶように示してい
るが、このミラーポックス4をフレーム3の下面側にそ
のフレーム3と一体に左右に動くよう組付けるときは、
該ミラーボックス4を、第7図においてフレーム3内の
第2対物レンズa−2から出射される垂直な光軸x−2
を中心に90度旋回させて、該ミラーボックス4内の第
1ミラーM1と第2ミラーM2とが前後方向に並ぶ状態
として組付ける。即ち、第7図が、対物レンズ系A−B
の第3ミラーm 3 e m3および第2対物レンズa
−2参b−2ならびにそれらを収蔵するフレーム3・3
゛については正面視の図であるが、それらフレーム3拳
3゛の下面側に組付けられるミラーボックス4・4′に
ついては、顕微鏡のボディの左右の中心側より見た側面
図となる関係に組付ける。
この場合、ミラーボックス4・lを、フレーム3113
°の下面に、それらフレーム3・3゛内の第2対物レン
ズa−2・b−2から出射される垂直な光軸x−2中心
に、該ミラーボックス4・4゛の長子方向が、顕微鏡本
体の左右方向に沿う状態と前後方向に揃う状態とに切換
わるよう旋回自在に組付けておいても良いが、現実には
、第2対物レンズa−2・b−2から出射される垂直な
光軸X −2の左右方向の変位調整を、顕微鏡の本体(
ボディ)に左右に可動に組付けるフレーム3・3°の変
位調節で行なうことからミラーボックス4・4′はそれ
の長子方向が前後方向に沿う状態に固定して組付けてよ
く、またフレーム3−3’を第2対物レンズa−2φb
−2から出射される垂直な光軸Xが所定の設定位置を占
めるよう固定して組付け、被検査物たる標本を特定した
ものだけを対象とする専用機とした二視野顕微鏡に組立
てるときも、前述の垂直な光軸Xの左右方向(y方向)
の変位調節は不要になるので、このミラーボックス4・
4゛は、それの長子方向が顕微鏡の本体の前後方向に沿
う状態として、その本体に対し固定して装設してよい。
このように構成せる実施例装置は次のように作用する。
被検査物たるICをステージ上に載、置したとき、左手
側および左手側の対物レンズ系A−Hに、第3ミラーm
3*m3と第2対物レンズa−2eb−2とを収蔵する
フレーム3・3°が、左右に可動に顕微鏡の本体に組込
まれているときは、そのフレーム3・3′を左右にスラ
イドさせることで、顕微鏡光学系りの接眼レンズ11の
視野、または、その顕微鏡光学系りに接続させて組付け
たモニターテレビの画面に、ICが第4図および第5図
に示している状態に映し出される状態に調整する、この
場合、二視野顕微鏡が被検査物たるICの寸法に適応す
る専用機に作られていて、その特定の寸法のICをステ
ージS上に載置することで、顕微鏡光学系りの視野また
はモニタ、−テレビの画面に前記状態にICが映し出さ
れるようになっている場合においては、この調整は不要
である。
次にこの状態において、左手側の対物レンズ系Aに組込
んだミラーボックス4に装設しである調節ねじ41を回
して、そのミラーボックス4内の第2ミラーM2を枢軸
40中心に回動させれば、その第2ミラーM2で反射さ
れる垂直な光軸X −4上の焦点位置が前後方向に変位
することで、標本であるICが相対的に前後方向に変位
したことになって、前記視野または画面に映し出されて
いるICの左側の部分の左半側の像が、その視野または
画面を前後方向に動き、そのICの左側の側縁に前後方
向に並列して設けられているリード20・・・およびそ
れの結合部位が、その並列方向の一方の端のり一ド20
から順次切換わって映し出されてくるようになり、それ
らの目視確認が並列順に順次行なわれるようになる。
次に、左半側の対物レンズ系Bに組込まれたミラーボッ
クス4°に装設しである調節ねじ41を回せば、視野ま
たは画面に映し出されたICの右側の部分の左半側の像
が前後に動いて、そのICの右方の縁に前後に並列して
いるリード20・・・およびそれの結合部分が順次切換
わって映し出されてくるようになり、これらの目視確認
が並列順に順次行なえるようになる。
以上説明したように、本発明による二視野顕微鏡は、顕
微鏡光学系の光軸上に、像合成プリズムを介して左半側
の対物光学系と左半側の対物光学系とを組込み、それら
左右の対物光学系の各第2対物レンズの下方に、その第
2対物レンズから出射する垂直な光軸を水平な方向に反
射させる第1ミラーとその反射した光軸を垂直な方向に
反射させる第2ミラーとが、前後方向に対向するよう組
付けられたミラーボックスを配設し、それの第2ミラー
を、前後に傾斜回動自在に前記ミラーボックスに支架せ
しめて構成しているのであるから、ミラーボックス内の
第2ミラーの傾斜角度を変更させていくことで、ICの
本体の左右の側縁にそれぞれ前後に並列して設けられて
いる多数のリードを、それの並列順に順次視野またはモ
ニターテレビの画面において確認していけるようになる
【図面の簡単な説明】
第1図は二視野顕微鏡の光学系の説明図、第2図はIC
の平面図、第3図、第4図、第5図は二視野顕微鏡にセ
ットしたモニターテレビの画面に映されたICの像の説
明図、第6図は本発明を実施せる二視野m微鏡の光学系
の説明図、第7図は同上の顕微鏡の要部の縦断側面図で
ある。 図面符号の説明 A−B・・・対物光学系   L・・・顕微鏡光学系P
・・・像合成プリズム   S・・・ステージa1番b
l〜a3・b3・・・対物レンズM1〜M3・・・ミラ
ー   m1〜m3・・・ミラーX・・・光軸    
    10・・・対物レンズ11・・・接眼レンズ 
   20・・・リード21・・・本体       
3・3゛・・・フレーム4・4′・・・ミラーボックス
   40・・・枢軸41・・・調節ねじ     4
2・・・作動板43・・・バネ 特 許 出 願 人    東洋光学工業株式会社第1
図 否゛  9 第2 !m    、C 第6図 第7図 手続補正書(自発) 昭和62年6月 8日 特許庁長官 黒 1)明 雄 Kか 1、 事件の表示 昭和62年 特 許 顯 第111774号2、 発明
の名称 二視野顕微鏡 3、補正をする者 事件との関係  出願人 4、 代  4.、   人   代表者 鈴 木 正
 治8、補正の内容 明細書の全文を別紙の通りに補正
する。 (全文補正)明   細   書 1、発明の名称 比較顕微鏡 2、特許請求の範囲 顕微鏡光学系の光軸上に、像合致プリズムを介して左半
側の対物光学系と左半側の対物光学系とを組込み、それ
ら左右の対物光学系の各第2対物レンズの下方に、その
第2対物レンズから出射する垂直な光軸を水平な方向に
反射させる第1ミラーとその反射した光軸を垂直な方向
に反射させる第2ミラーとが、前後方向に対向するよう
組付けられたミラーボックスを配設し、それの第2ミラ
ーを、前後に傾斜回動自在に前記ミラーボックスに支架
せしめてなる比較顕微鏡。 3、発明の詳細な説明 本発明は、主として、ICの本体の側縁に並列して設け
られるリードおよびそれの結合部分の目視確認のために
用いる比較顕微鏡についての改良に関する。 一つの視野内に2個所の像の左右半分づつを結像させて
、位置合わせし、目視による比較検査等が簡単に行なえ
るようにした比較顕微鏡が開発されている。この比較顕
微鏡は、第1図に示しているように、顕微鏡光学系りの
対物レンズ10の焦点を、像合致プリズムPの頂点位置
に結ばせて、左半側の対物光学系Aと左半側の対物光学
系Bとに分け、それら対物光学系A−Hの′441対物
レンズa−1・b−1により平行光線に戻して第1ミラ
ーmis第2ミラーm2*第3ミラーm3によりそれぞ
れ第2対物レンズa−2・b−2に導かれるようにして
おき、これにより、ステージS上に被検査物として例え
ば第2図に示しているICを置いたとき、それの映像が
、S微鏡光学系りの接眼レンズの視野内または、顕微鏡
光学系りに接続装着したモニターテレビの画面内に、第
3図に示している如く入ってくるようにしている。 そして、このとき、ICの左半側の像と左半側の像との
検査すべき個所であるリード20・・・およびそれの本
体21に対する結合部分が、接眼レンズ11の視野内、
またはモニターテレビの画面内に正しく入ってくるよう
にするため、左半側および左半側の対物光学系A−Bの
第3ミラーm3・m3と第2対物レンズa−2拳b−2
とを、第1図で鎖線で示している如く、それぞれ一つの
フレーム3・3°に組込み、それらフレーム3・39ヲ
顕微鏡のボディに、それぞれのフレーム3・3°が、第
2ミラーm2と第3ミラーm3との間の光軸X−1に沿
い左右方向にスライドするように組付けて、これらフレ
ーム3・3”をそれに組付ける調節ねじなどの作動機構
の操作で第2ミラーm2と第3ミラーm3との間の平行
光線に沿いスライドさせることにより、第2対物レンズ
a−2・b−2から下方に向かう垂直な光軸x−2・x
−2を、同第1図で矢印y”yで示している左右方向(
y方向)に動かすことで第2対物レンズa−2争す−2
の焦点位置を左右に動かす調整が行なえるようにしてい
る。 ところで、このように構成されている比較顕微鏡には、
ICの検査に用いる際に、第4図および第5図に示して
いる如く、ICの左右のリード2O・・・およびそれの
本体21に対する結合部分が、並列順に従い順次、視野
またはモニターテレビの画面の中央に位置してくるよう
にして、それらを並列順に従い順次検査していけること
の要ψがある。 これは、前述の第1図における左右の対物光学系A−B
の第2対物レンズa−2・b−2の下方の垂直な光軸x
−2・x−2を、顕微鏡のボディに対し前後方向に変位
させていけるようにすればよいわけであるが、そのよう
にすることは、垂直な光軸x−2を、第2ミラーm2と
第3ミラーm3との間の光軸x−1に対し直交する方向
に動かすことであるから実際には無理なことである。 本発明は、上述の如く実現が困難であった要望に応える
ためになされたものであって、前述の如く標本の左側の
部分の左半側を映す対物光学系Aおよび右側の部分の左
半側を映す対物光学系の垂直な光軸x−2・x−2の左
右方向(y方向)の変位調節だけが可能となっている従
前の比較顕微鏡を、それの左右の対物光学系A@Bの各
垂直な光軸x−2・x−2が前後方向(2方向)に変位
調節し得るようにして、ICの本体21の左右の側縁に
前後方向に並列して設けられた各リード20・・・およ
びそれの結合部位の映像が、前後方向の一方の端のリー
ド20から順次視野またはモニターテレビの画面に映し
出されて確認していけるようにする新たな手段を提供す
ることを目的とするそして、本発明においては、この目
的を達成するための手段として、顕微鏡光学系の光軸上
に、像合致プリズムを介して左半側の対物光学系と左半
側の対物光学系とを組込み、それら左右の対物光学系の
各第2対物レンズの下方に、その第2対物レンズから出
射する垂直な光軸を水平な方向に反射させる第1ミラー
とその反射した光軸を垂直な方向に反射させる第2ミラ
ーとが、前後方向に対向するよう組付けられたミラーボ
ックスを配設し、それの第2ミラーを、前後に傾斜回動
自在に前記ミラーボックスに支架せしめてなる比較顕微
鏡を提起するものである。 次に実施例を図面に従い詳述する。 第6図は本発明を実施せる比較顕微鏡の光学系の概要図
で、それの基本的な構成は前述の第1図に示している従
前の比較顕微鏡と変わりなく、顕微鏡光学系りに像合致
プリズムPを介して左半個の対物レンズ系Aと左半側の
対物レンズBとが組合わせてあり、その左半側および左
半側の対物レンズ系A−Bは第1対物レンズa−1・b
−1と第2対物レンズa−2φb−2とそれらの間に配
位した第1ミラーmlφ第2ミラーm2−第3ミラーm
3とを組合わせて構成しである。そして、それら対物レ
ンズ系A−Hのそれぞれの第3ミラーm3・m3と第2
対物レンズa−1・b−1は、それぞれ顕微鏡のボディ
に左右にスライドするよう組付けられたフレーム3に組
込まれていて、適宜の作動機構の操作により左右にスラ
イドするようにしである。 次に第7図は本発明手段の要部の縦断側面図で、同図に
おいて、3は左半側の対物レンズ系Aの第3ミラーm3
と第2対物レンズa−2、とを組込んで顕微鏡のボディ
に組付けた左右に可動のフレーム、3゛は左半側の対物
レンズ系Bの第3ミラーm3と第2対物レンズb−2と
を組込んで顕微鏡のボディに組付けた左右に可動のフレ
ーム、4および4°はそれらフレーム3φ3°の下面側
に一対的に組付けたミラーボックスを示す。 2つのミラーボックス4・4゛は、それらの構成は同じ
なので、以下左半側の対物レンズ系Aに組込まれるミラ
ーボックス4について説明する。 該ミラーボックス4の内部には、左半側の対物レンズ系
Aの第2対物レンズa−2から出射する垂直な光軸x−
2を水平な方向に反射させる第1ミラーM1と、その反
射した光軸x−3を垂直な方向に反射させる第2ミラー
M2とが、一対に対向するように組込まれる。そして、
それの第2ミラーM2は、第1ミラーM1から反射され
てくる光軸x−3を横切る位置に設けた左右方向の枢軸
40中心に傾斜角度が自在に変化するようミラーボック
ス4に枢支され、その角度変化が、ミラーボックス4に
設ける調節ねじ41のねじ込み操作で、枢軸40を支持
する作動板42をバネ43の付勢に抗して回動させるこ
とで行なわれるようにしてあり、この第2ミラーM2の
回動で、それから反射していく光軸x−4上の焦点位置
が同第7図において矢印2の方向に動くようにしである
。 しかして、このミラーボックス4は、第7図においては
、それの内部に組込んだ@lミラーM1と第2ミラーM
2とが、対物レンズ系Aの第2ミラーm2と第3ミラー
m3との並列方向と揃う左右方向に並ぶように示してい
るが、このミラーボックス4をフレーム3の下面側にそ
のフレーム3と一体に左右に動くよう組付けるときは、
該ミラーボックス4を、第7図においてフレーム3内の
第2対物レンズa−2から出射される乗直な光軸x−2
を中心に90度旋回させて、該ミラーボックス4内の第
1ミラーM1と第2ミラーM2とが前後方向に並ぶ状態
として組付ける。即ち、第7図が、対物レンズ系AφB
の第3ミラーm3・m3および第2対物レンズa−2・
b−2ならびにそれらを収蔵するフレーム3・3゛につ
いては正面視の図であるが、それらフレーム3−3゛の
下面側に組付けられるミラーボックス4・4゛について
は、顕微鏡のボディの左右の中心側より見た側面図とな
る5I!係に組付ける。 この場合、ミラーボックス4・4′を、フレーム3・3
゛の下面に、それらフレーム3・3゛内の第2対物レン
ズa−2・b−2から出射される垂直な光軸x−2中心
に、該ミラーボックス4・4゛の長手方向が、顕微鏡水
°体の左右方向に沿う状態と前後方向に揃う状態とに切
換わるよう旋回自在に組付けておいても良いが、現実に
は、第2対物レンズa−2會b−2から出射される垂直
な光軸X−2の左右方向の変位調整を、!l#&鏡の本
体(ボディ)に左右に可動に組付けるフレーム3・3゛
の変位調節で行なうことからミラーポー2クス4・4°
はそれの長手方向が前後方向に沿う状態に固定して組付
けてよく、またフレーム3e3゛を第2対物レンズa−
2會b−2から出射される垂直な光軸Xが所定の設定位
置を占めるよう固定して組付け、被検査物たる標本を特
定したものだけを対象とする専用機とした比較顕微鏡に
組立てるときも、前述の垂直な光軸Xの左右方向(y方
向)の変位調節は不要になるので、このミラーボックス
4−4は、それの長手方向が顕微鏡の本体の前後方向に
沿う状態として、その本体に対し固定して装設してよい
。 このように構成せる実施例装置は次のように作用する。 被検査物たるICをステージ上に載置したとき、左半側
および左半側の対物レンズ系A−Hに、第3ミラーm3
争m3と第2対物レンズa−2・b−2とを収蔵するフ
レーム3番3°が、左右に可動に顕微鏡の本体に組込ま
れているときは、そのフレーム3−3’を左右にスライ
ドさせることで、顕微鏡光学系りの接眼レンズ11の視
野、または、その顕微鏡光学系りに接続させて組付けた
モニターテレビの画面に、ICが第4図および第5図に
示している状態に映し出される状態に調整する、この場
合、比較顕微鏡が被検査物たるICの寸法に適応する専
用機に作られていて、その特定の寸法のICをステージ
S上に載置することで、顕微鏡・光学系りの視野または
モニターテレビの画面に前記状態にICが映し出される
ようになっている場合においては、この調整は不要であ
る。 次にこの状態において、左半側の対物レンズ系Aに組込
んだミラーボックス4に装設しである調節ねじ41を回
して、そのミラーボックス4内の第2ミラーM2を枢軸
40中心に回動させれば、その第2ミラーM2で反射さ
れる垂直な光軸X −4上の焦点位置が前後方向に変位
することで、標本であるICが相対的に前後方向に変位
したことになって、前記視野または画面に映し出されて
いるICの左側の部分の左半側の像が、その視野または
画面を前後方向に動き、そのICの左側の側縁に前後方
向に並列して設けられているリード20・・・およびそ
れの結合部位が、その並列方向の一方の端のり一ド20
から順次切換わって映し出されてくるようになり、それ
らの目蜆確認が並列順に順次行なわれるようになる。 次に、左半側の対物レンズ系Bに組込まれたミラーボッ
クス4′に装設しである調節ねじ41を回せば、視野ま
たは画面に映し出されたICの右側の部分の左半側の像
が前後に動いて、そのICの右方の縁に前後に並列して
いるリード゛20・・・およびそれの結合部分が順次切
換わって映し出されて〈るようになり、これらの目視確
認が並列順に順次行なえるようになる。 以上説明したように、本発明による比較顕微鏡は、顕微
鏡光学系の光軸上に、像合致プリズムを介して左半側の
対物光学系と左半側の対物光学系とを組込み、それら左
右の対物光学系の各第2対物レンズの下方に、その第2
対物レンズから出射する垂直な光軸を水平な方向に反射
させる第1ミラーとその反射した光軸を垂直な方向に反
射させる第2ミラーとが、前後方向に対向するよう組付
けられたミラーボックスを配設し、それの第2ミラーを
、前後に傾斜回動自在に前記ミラーボックスに支架せし
めて構成しているのであるから、ミラーボックス内の第
2ミラーの傾斜角度を変更させていくことで、ICの本
体の左右の側縁にそれぞれ前後に並列して設けられてい
る多数のリードを、それの並列順に順次視野またはモニ
ターテレビの画面において確認していけるようになる。 4、図面の簡単な説明 第1図は比較顕微鏡の光学系の説明図、第2図はIC(
7)平面図、第3図、第4図、第5図は比較顕微鏡にセ
ットしたモニターテレビの画面に映されたICの像の説
明図、第6図は本発明を実施せる比較顕微鏡の光学系の
説明図、第7図は同ヒのMa微鏡の要部の縦断側面図で
ある。 図面符号の説明 A−B・・・対物光学系   L・・・顕微鏡光学系P
・・・像合致プリズム   S・・・ステージa l 
e b 1−a3轡b3・1対物レンズM1〜M3・・
・ミラー    ml−m3・・・ミラーX・・・光軸
        10・・・対物レンズ11・・・接眼
レンズ    20・・・リード21・・・本体   
    3・3°・・・フレーム4−4’・・・ミラー
ボックス   40・・・枢軸41・・・調節ねじ  
   42・・・作動板43・・・バネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 顕微鏡光学系の光軸上に、像合致プリズムを介して左半
    側の対物光学系と右半側の対物光学系とを組込み、それ
    ら左右の対物光学系の各第2対物レンズの下方に、その
    第2対物レンズから出射する垂直な光軸を水平な方向に
    反射させる第1ミラーとその反射した光軸を垂直な方向
    に反射させる第2ミラーとが、前後方向に対向するよう
    組付けられたミラーボックスを配設し、それの第2ミラ
    ーを、前後に傾斜回動自在に前記ミラーボックスに支架
    せしめてなる二視野顕微鏡。
JP11177487A 1987-05-08 1987-05-08 二視野顕微鏡 Pending JPS63276015A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11177487A JPS63276015A (ja) 1987-05-08 1987-05-08 二視野顕微鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11177487A JPS63276015A (ja) 1987-05-08 1987-05-08 二視野顕微鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63276015A true JPS63276015A (ja) 1988-11-14

Family

ID=14569825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11177487A Pending JPS63276015A (ja) 1987-05-08 1987-05-08 二視野顕微鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63276015A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007521516A (ja) * 2003-12-23 2007-08-02 パック テック−パッケージング テクノロジーズ ゲーエムベーハー 相互に離れて配置されたオブジェクトを観察するためのカメラデバイスを有する光学システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007521516A (ja) * 2003-12-23 2007-08-02 パック テック−パッケージング テクノロジーズ ゲーエムベーハー 相互に離れて配置されたオブジェクトを観察するためのカメラデバイスを有する光学システム
JP4791973B2 (ja) * 2003-12-23 2011-10-12 パック テック−パッケージング テクノロジーズ ゲーエムベーハー 相互に離れて配置されたオブジェクトを観察するためのカメラデバイスを有する光学システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104516059B (zh) 多光纤连接器检查
CN103869458B (zh) 用于手术显微镜的镜筒
US8294080B2 (en) Viewing apparatus capable of moving a subject within the field of view of the center of the viewed image
CN102859414B (zh) 形成倾斜光路的光学系统及其方法
JPS6115687B2 (ja)
JP3478687B2 (ja) 複眼撮像装置
JPS6115116A (ja) 傾斜角可変鏡筒用光学系
JPS628730A (ja) 眼球屈折力測定装置
US2914997A (en) Combined range and view finder for cameras
CN115268047A (zh) 用于样本的多模式检查的系统和方法
JP2771329B2 (ja) 映写機
JPS63276015A (ja) 二視野顕微鏡
US6282021B1 (en) Viewing optical instrument
JP2006011145A (ja) 双眼顕微鏡装置
US4090775A (en) Moveable optical probe for viewing a scale model with image tilting
JP2891739B2 (ja) 顕微鏡
WO2004008218A1 (en) Optical microscope able to operate a rapid three dimensional modulation of the position of the observation point
US1966092A (en) Combination camera and finder
JPH10111217A (ja) 非球面鏡用の光軸調整装置
JPS63278015A (ja) 二視野顕微鏡
JPH0423219Y2 (ja)
EP4303638A1 (en) Lens-barrel device and microscope system
JPH04297810A (ja) 光学検査装置
JPH07113959A (ja) 実体顕微鏡
JPS63280211A (ja) 二視野顕微鏡