JPS63274584A - 感圧記録紙用減感インキの盛量判定用組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は感圧記録紙の減感に用いる減感インキの盛量の
迅速かつ簡便な判定に用いる組成物に関する。

（従来技術） 電子供与性の又はプロトン受容性の無色の有機化合物Ｃ
以下発色剤と称する）と電子受容性またはプロトン放出
性の化合物ｃ以下顕色剤と称する）との反応にて発色ａ
ｔ−得ることは古くから知られている。この現象を具体
的に利用したものとして、感圧記録紙Ｃ例えば米国特許
コ、　ｊＯ！、０７０号、同コ、１０１．亭ｌり号、同
コ、！！σ、グア１号、同２，１４Ａｒ、　３４４号、
同コ、７／コ。

５０７号、同一、７３０．ａ、１号、同一、７３０．４
４１７号、同Ｊ、ｕ／ｒ、２１０号、同３゜６７２．９
Ｊｊ号）、感熱記録紙（例えば特公昭４Ａ３−ｕｉｔｏ
号、同＄３−７４００号、同４ｃ！−／１１０３り号、
米国特許コ、り３り、Ｏｏり号）等があげられる。更に
顕色剤を塗布したシートに発色剤を含むインキを供給し
て着色＜ａｔ得る印刷方法も知られているＣドイツ特許
出願（ＯＬＳ）１、ヂＪヂ、９４λ号）。

顕色剤とは前に定義された性質を有するもので、クレー
類、フェノール樹脂類、芳香族カルボン酸の金属塩等が
あげられる。

一般に感圧記録紙においては、発色＃！を得るのに前記
の発色剤を含んだマイクロカプセル含有層と顕色剤との
組合せが用いられ、これらを接触させ、筆圧、タイプ圧
等によってマイクロカプセルを破壊させ、発色剤と顕色
剤を接触させることによって行われる。

一般にこれらの顕色剤は支持体の全面に均一に塗布され
顕色剤シートとして用いられるか、あるいはマイクロカ
プセル含有層と接触させて、支持体の同一面に塗布され
、１枚で感圧記録可能なシートとして用いられるが、感
圧記録紙の使用目的によっては、記録不要部分を有する
ことがあり、このような場合には減感剤を含む減感イン
キを印刷機等によって顕色剤を含むシートの記録不要部
分に塗布して減感する方法がとられている。

このような目的で用いられる減感インキについては、例
えば米国特許コ、７７７．７．１０！号、特公昭ダ≠−
コ７コｚｚ号、４ａｚ−コｌ弘・≠ｒ号、同≠ｔ−２２
ｔｊ／号、同４Ａｔ−コタ！弘を号、特開昭４ｔ７−Ｊ
λり７１号、特公昭μ７−３ｒａｏｉ号、同ａｔ−ａｏ
ｚｏ号、特公昭ａｔ−４ｒｏｚ号、特公昭４ｃ９−４１
４４ｔ４１号、同μター／９１蓼７号、同ダターＪｓｏ
ｏｔ号、同μター２３１１０号、特開昭弘ターμ３７０
１号、同ゲタ−７２００９号、同ゲタ−７７７０９号、
同ゲタ−７７７１０号、同４ｔ９−／Ｊ’よ／３月＼同
ｌ？−４３３−０９号、ドイツ特許出願（ＯＬＳ）ｚ３
１４３１００号、同２３１９０７ｊ９号、同コ３ｔ／ｌ
＃を号、特公昭ｊｒ−３１／／９号、等に詳述されてい
る。

上記目的で使用される感圧記録紙用ｙ感インキは、−足
盛量以上塗設されないと減感効果は充分あられれず、又
不必要に盛量が多量るとセットオフ（減感インキの転写
汚れ）、減感インキのぬけなど重大な問題を引き起す、
そのため減感印刷時に必要範囲内の盛量に設定しなけれ
ばならない。

しかし現在盛ｉｔ判定する適切な手段がない。そのため
、印刷物を感圧記録紙の形態で発色させ、発色しないこ
とを確認しているが、判定が解シ難く、しばしば盛量不
足および盛量などの誤シが生じている。そこで発明者等
は盛量判定用組成物として、ｐＨの変化によって色相も
しくは吸光係数が窒化する色素又は色素プレカーサー及
び酸性物質を含有する減感インキの盛量判定用組成物を
発明した。これらの判定用組成物は有機溶剤に溶解して
用いられるが、特にフエルトハンの中に充填させて、減
感インキ印刷面に塗シつけて使用する場合均一に塗りつ
けることが難しく、又塗りつけ量を一定に保つのも難し
い。これらの難点は塗りつける人によって、塗りつけ圧
及び塗りつけ速度が異るためであり、これらの人為差に
よるバラツキを少なくすることが望まれている。

（発明の目的） 本発明の目的は、色素又は色素プレカーサー及び酸性物
質を有機溶剤に溶解した組成物をフェルトはンに充填し
て用いる感圧記録紙用減感インキの盛量判定用組成物に
おいて、該組成物の塗りつけ易さ及び塗りつけ精度を向
上させることＫある。

（発明の構成） 本発明の目的は、色素又は色素プレカーサー、及び酸性
物質を有機溶剤に溶解してなる減感インキの盛量判定用
組成物において、ｘｏｏＣでの蒸気圧がｊＯ■Ｈｇ以下
であり、かつ２０’Ｃでの粘度がｊｃｐ以下である有機
溶剤を総溶剤の３０重量係以上用いたことを特徴とする
感圧記録紙用減感インキの盛量判定用組成物により達成
された。

色素は酸又は塩基の過剰のもとで着色中るものであって
吃、又脱色するものであってもよい。又、これらの色素
であって、変色点と呈色色相が異るコ株以上の色素を併
用してもかまわない、これらの色素及び色素プレカーサ
ーとしてはとくに制限はないが、アリザリンレッド、ア
リザリンイエロー、ｉ酸鉄（ｍ）アンモニウム、プロモ
クレンールクリーン、ブロモクレゾールパープル、ブロ
モフェノールブルー、ブロモチモールブルー、クロロフ
ェノールレッド、コンゴーレッド、０−クレゾールフタ
レイン、クレゾールレッド、ｘ、ｊ−ジニトロフェノー
ル、ｓ、　ｔ−シニトロフエ／　−ル、ジフェニルアミ
ン、硫酸鉄（ＩＩＥ）、ラクモイド、メタニルイエロー
、メチルオレンジ、メチルレッド、メタニルイエロー、
ニュートラルレッド、ニトラミン、ｐ−二トロフェノー
ル、フェノールフタレイン、フェノールレッド、ボアリ
エブルー、ロゾール酸、チモールブルー、チモールフタ
レイン、トロイオリンＯ，トロＲオリン００、ウラニン
などの一般にｐＨ指示薬としてもちいられている化合物
及び、λ−ジメチルスルファモイルー！−メタンスルフ
ォンアミド−Ｕ−（！−スルファモイルフェニルアゾ）
−７−す７トール、！−ベンゼンスルフォンアミ）’−
ｕ−（λ−メタンスルフォニルーμｍニトロフェニルア
ゾ）−７−ナフトール、トリフェニルメタン、フルオラ
ン類、例えばクリスタルバイオレットおよびそのカルビ
ノール体、マラカイトグリーン及びそのカルビノールＬ
（４’−ドデシルベンゼンスルフォニル）−ビス（≠−
ジエチルアミノフェニル）カルビノール、／−（コーカ
ルボキシフェニル）−仏−ジエチルアミン−ｊ′−フェ
ニルアミノフルオラン等の色素が挙げられる。とのｔｌ
か感圧記録紙の発色剤として用いられている化合物もも
ちいることができる。

又、酸性物質としては安息香酸、サリチル酸、ラウリン
酸、クエン酸などの有機醸のほか、フェノールレジンや
ドデシルフェノールのようなフェノール類、ホウ酸のよ
うな無機の弱酸あるいはサリチル酸亜鉛のように感圧記
録紙の顕色剤として用いている化合物を用いることがで
きる。

本発明で用いられる有機溶剤としては、λｏ０Ｃでの蒸
気圧がｊ　Ｏｔｍ　Ｈｇ以下であり、かつ２０°Ｃでの
粘度が５ｃｐ以下である有機溶剤を総有機溶剤の３０重
量％以上、好ましくＦｉｚ　ｏ重量傷取上用いることが
必要である。有機溶剤の種類としては上記条件を満たし
ていれば特に限定されるものではないが、好ましくはコ
、７０Ｃでの誘電率が！。

θ以下、さらに好ましくは３．０以下で、色素又は色素
プレカーサーと酸性物質及び減感剤との着色反応を阻害
しないものが好ましい。（ただし、溶液系では着色反応
を阻害しても溶剤蒸発後に着色は起るので、着色阻害溶
剤でも許容できる。）これらの有機溶剤としては以下の
様なものが挙げられる。

脂肪族炭化水素系溶剤、脂環族炭化水素系溶剤及び感圧
記録紙用発色剤溶解用溶剤としてもちいられている溶剤
が挙げられる。脂環族炭化水素系溶剤としては、ジメチ
ルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、メチルシク
ロヘキサン、プロピルシクロヘキサン、シクロヘキサン
、フロビルシクロヘキサン、ブチルシクロヘキサン、シ
クロヘキセン、トルエン、キシレン等が用いラレ、脂肪
族炭化水素系溶剤としては％Ｎ−オクタン、イソオクタ
ン等の飽和脂肪族炭化水素、リグロイン、ミネラルスピ
リット等の石油系混合溶剤が用いられる、又感圧記録紙
用発色剤溶解オイルとしては、脂肪族または芳香族エス
テル類、ビフェニール誘導体、ナフタレン誘導体、ビフ
ェニールアルカン類、等ｔ−あげることができる。具体
的には、メチルアミルアセテート（１，３−ジメチルヅ
チルアセｆ−ト）、！−エチルヅチルアセテート、λ−
エチルヘキシルアセテート、アミルプロピオレート、１
ｓｏ−ブチル−１ｓｏ−ブチレート、コ、１゜４４−　
）　ＩＪメチル−／、Ｊ−−！：ンタンジオールモノイ
ソブチレート、コ、２．μ−トリメチル−７゜３−ば／
タンジオールジイソブチレート、コ、μ−ジメチルーコ
、≠−はンタンジオールジアセテート、コ、コージメチ
ルー／、！−ブタンジオールジイソブチレート、λ−メ
チルーコ９μｍインタンジオールジプロピオネート、ｕ
、Ｊ、Ｊ、４（−テトラメチル−２９μｍインタンジオ
ールモノアセテート、アミルラクテート、コーメチルビ
フェニール、３−メチルビフェニール、３．３−ジメチ
ルフェニール、２１μｍジメチルビフェニール、コ、ｌ
−ジメチルビフェニール、！、＊、　ぶ−トリメチルビ
フェニール、シクロヘキシルベンゼン、ビシクロヘキシ
ルベンゼン、モノイソプロピルビフェニール、モノイン
プロピルナフタレン、ジイソプロピルナフタレン、ｌ−
インプロピオフェニルーコーフェニルエタン、ｌ−イン
プロピルフェニル−／−フェニルエタン、１．ｌ−ジト
リルエタン、ｌ−エチルフェニル−／−フェニルエタン
、ｌ−フェニル−１−キシリルエタン等である。

以下に実施例を示し本発明を具体的に説明するが、本発
明は以下実施例のみに限定されるものではない。

（実施例及び比較例） 第１表に示した色素及び色素プレカーサー、及びね１１
表に示した酸性物質を第１表に示した有機溶剤に添加し
２！０Ｃで攪拌し、溶解し°Ｃ感圧記録紙用減感インキ
の盛量判定用組成物を得た。

（ｆ　価） 笑施例及び比較例で得た減感インキの盛量判定用組成物
をフェル）　０ンに充填した。該フェルトはンを用いて
以下の印刷物に塗りつけて塗りっけのかすれ、及び塗り
つけ量のバラツキを評価した。

印刷物；感液記録紙用顕色剤シート（富士写真フィルム
社製；ＣＮ−μＯＷ）上に減感インキ（富士写真フィル
ム社製感圧記録紙用；ＦＮ−７ｏ３）を２．０９７ｍ２
になるようシート印刷機（ハイデルベルグ−ＫＢｒＬ）
にて印刷した。

ｆｉ＋　　塗りつけ時のかすれ フェルトベンにより印刷物上にｉｏ回塗りつけ、かすれ
た回数を測定した。かすれの発生回数Ｆｉ。

回が好ましいが、実用上ＦｉｌＯ回中２口重では許容範
囲とみなした。

（２１塗りつけ量のバラツキ 塗りつけ部／ＣＩＩＬ”を切り抜き、トルエンで抽出し
て、色素又は色素プレカーサーの塗りつけ量を液体クロ
マトグラフィーにて測定した。測定を７０回行ない、塗
りつけ量のバラツキを求めた。

実用上、バラツキは士！憾以内が必要である。

（３）着色阻害 組成物をフェルトインで減感インキ印刷物上に塗りつけ
た際、溶剤の蒸発にともない着色が変化する程度を観察
し、以下の様に評価した。

○；塗りつけ着後と塗りつけｉｏ分後で色に変化がなく
、溶剤により着色が阻害されてｈない。

Δ；塗りつけ後１分以内で着色の変化が終る。

×；着色の変化終了にｉｏ分以上要する、第λ表

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 色素又は色素プレカーサー及び酸性物質を有機溶剤に溶
   解してなる減感インキの盛量判定用組成物において、２
   ０℃での蒸気圧が５０ｍｍＨｇ以下であり、かつ２０℃
   での粘度が５ｃｐ以下である有機溶剤を総有機溶剤の３
   ０重量％以上用いたことを特徴とする感圧記録用減感イ
   ンキの盛量判定用組成物。