JPS63274302A - 電気車滑走再粘着制御方式 - Google Patents
電気車滑走再粘着制御方式Info
- Publication number
- JPS63274302A JPS63274302A JP10640687A JP10640687A JPS63274302A JP S63274302 A JPS63274302 A JP S63274302A JP 10640687 A JP10640687 A JP 10640687A JP 10640687 A JP10640687 A JP 10640687A JP S63274302 A JPS63274302 A JP S63274302A
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- Japan
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- braking force
- electric
- control device
- skid
- skidding
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、電気車の制動時の滑走再粘着制御に関する
ものである。
ものである。
[従来の技術1
第2図は例えば第22回鉄道におけるサイバネティクス
利用国内シンポジウム論文集(1985年11月、日本
鉄道サイバネティクス協議会発行)、第221〜225
頁に示された、従来の電気車制動制御方式による電気車
の制動制御系を示すブロック図である0図において、(
1)は運転台等に設けられた運転指令部、(2)は電気
車の電動#l(図示せず)を制御する、例えばチョッパ
制御装置、VVVFインバータ等である電動機制御装置
、(3)は電動機制御装置(2)および空気ブレーキ(
4)を制御して電気制動力および空気制動力の制御を行
う制動力制御装置、(5)は電気車の車軸、(6)はこ
の車軸(5)(または電動機の回転子の場合もある)の
回転速度を検出する速度検出器を示している。また、(
21)は速度検出器(6)で検出された回転速度より滑
走を検出する、電動機制御装置(2)内に設けられた滑
走検出器、(22)は電動機制御装′If、(2)から
制動力制御装置(3)に出力される、現在の電気制動力
の値を示す電気制動力等価信号、(31)は運転指令部
(1)からの運転指令を必要な制動力パターン信号(:
+2)に変換する、制動力制御装置(3)内に設けられ
た変換器、(33)は制動力パターン信号〈32)と電
気制動力等価信号(22)の演算を行う演算子、そして
(34)は空気ブレーキ(4)を制御するための空気制
動力信号である。
利用国内シンポジウム論文集(1985年11月、日本
鉄道サイバネティクス協議会発行)、第221〜225
頁に示された、従来の電気車制動制御方式による電気車
の制動制御系を示すブロック図である0図において、(
1)は運転台等に設けられた運転指令部、(2)は電気
車の電動#l(図示せず)を制御する、例えばチョッパ
制御装置、VVVFインバータ等である電動機制御装置
、(3)は電動機制御装置(2)および空気ブレーキ(
4)を制御して電気制動力および空気制動力の制御を行
う制動力制御装置、(5)は電気車の車軸、(6)はこ
の車軸(5)(または電動機の回転子の場合もある)の
回転速度を検出する速度検出器を示している。また、(
21)は速度検出器(6)で検出された回転速度より滑
走を検出する、電動機制御装置(2)内に設けられた滑
走検出器、(22)は電動機制御装′If、(2)から
制動力制御装置(3)に出力される、現在の電気制動力
の値を示す電気制動力等価信号、(31)は運転指令部
(1)からの運転指令を必要な制動力パターン信号(:
+2)に変換する、制動力制御装置(3)内に設けられ
た変換器、(33)は制動力パターン信号〈32)と電
気制動力等価信号(22)の演算を行う演算子、そして
(34)は空気ブレーキ(4)を制御するための空気制
動力信号である。
次に動作について説明する。運転指令部(1)から制動
力制御装置(3)に送られた運転指令は、制動力制御装
置(3)内の変換器(31)により制動力パターン信号
(32)に変換されて電動機制御装置(2)に送られ、
この電動機制御装置(2)は送られてきた制動力パター
ン信号(32)に相当する電気制動力(制動トルク)を
出力するように電動機を制御する。
力制御装置(3)に送られた運転指令は、制動力制御装
置(3)内の変換器(31)により制動力パターン信号
(32)に変換されて電動機制御装置(2)に送られ、
この電動機制御装置(2)は送られてきた制動力パター
ン信号(32)に相当する電気制動力(制動トルク)を
出力するように電動機を制御する。
ところが実際には、電気車の速度、あるいは各制御装置
の電源電圧等の関係から、この制動1〜ルクは制動力パ
ターン信号(32)の指示する値より低くなる場合があ
る。この場合、電気制動力等価信号(22)が制動力パ
ターン信号(32)より小さくなり、その不足分は制動
力制御装置(3)中の演算子(:13)により求められ
、空気制動力信号(34)として空気ブレーキ(4)に
送られ、不足分を空気制動力で補うことになる。すなわ
ち電気制動力と空気制動力の和が、常に制動力パターン
信号(32)による要求と一致するように総合制動力の
制御を行う。その様子を第3図に示す、第3図において
横軸は時間、縦軸は制動力を示し、(7)は電気制動力
、く8)は空気制動力、そして(9)はこれらの電気制
動力(7)と空気制動力(8)の和の総合制動力を示す
0例えば、時刻りゆで滑走が発生すると、電気制動力(
7)が減少するがその不足分が空気制動力(8)に補わ
れ、合計として、すなわち総合制動力(9)としては変
化なく、滑走を起こす前の制動力を保持できる。
の電源電圧等の関係から、この制動1〜ルクは制動力パ
ターン信号(32)の指示する値より低くなる場合があ
る。この場合、電気制動力等価信号(22)が制動力パ
ターン信号(32)より小さくなり、その不足分は制動
力制御装置(3)中の演算子(:13)により求められ
、空気制動力信号(34)として空気ブレーキ(4)に
送られ、不足分を空気制動力で補うことになる。すなわ
ち電気制動力と空気制動力の和が、常に制動力パターン
信号(32)による要求と一致するように総合制動力の
制御を行う。その様子を第3図に示す、第3図において
横軸は時間、縦軸は制動力を示し、(7)は電気制動力
、く8)は空気制動力、そして(9)はこれらの電気制
動力(7)と空気制動力(8)の和の総合制動力を示す
0例えば、時刻りゆで滑走が発生すると、電気制動力(
7)が減少するがその不足分が空気制動力(8)に補わ
れ、合計として、すなわち総合制動力(9)としては変
化なく、滑走を起こす前の制動力を保持できる。
[発明が解決しようとする問題点]
従来の電気車の制動制御は以上のように、電気車の制動
中に滑走が生じ電気制動力が減少した時、その減少分を
空気制動力として付加するようにしていたので、滑走が
生じた場合においても総合制動力は一定のままであり、
従って滑走状態が持続し易く、このために車輪が固着さ
れ車輪踏面が削り収られ、乗り心地に大きく影響を与え
ると共に、有効な制動力の減少(滑走により有効な制動
力が減少する)により、制動距離が延びる等の問題点が
あった。
中に滑走が生じ電気制動力が減少した時、その減少分を
空気制動力として付加するようにしていたので、滑走が
生じた場合においても総合制動力は一定のままであり、
従って滑走状態が持続し易く、このために車輪が固着さ
れ車輪踏面が削り収られ、乗り心地に大きく影響を与え
ると共に、有効な制動力の減少(滑走により有効な制動
力が減少する)により、制動距離が延びる等の問題点が
あった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、電気車制動中の滑走を検出し、それにより再
粘着を速やかに行い、制動距離を延ばすことなく停止さ
せる電気車滑走再粘着制御方式を得ることを目的とする
。
たもので、電気車制動中の滑走を検出し、それにより再
粘着を速やかに行い、制動距離を延ばすことなく停止さ
せる電気車滑走再粘着制御方式を得ることを目的とする
。
[問題点を解決するための手段]
この発明に係る電気車滑走再粘着制御方式においては、
滑走を検出した時に速やかに総合制動力を減少させ、滑
走もしくは固着している車輪の再粘着を図るものである
。
滑走を検出した時に速やかに総合制動力を減少させ、滑
走もしくは固着している車輪の再粘着を図るものである
。
「作用」
この発明においては、滑走を検出した時に実際の電気制
動力より大きな値の電気制動力等価信号を出力させて空
気制動力を減少させ、これにより速やかに総合制動力を
減少させ、再粘着させるようにした。
動力より大きな値の電気制動力等価信号を出力させて空
気制動力を減少させ、これにより速やかに総合制動力を
減少させ、再粘着させるようにした。
[実施例1
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例による電気車滑走再粘着制御方
式における、滑走発生時の各制動力の推移を示した図で
あり、(7a)は電気制動力、(8a)は空気制動力、
(9a)は総合制動力、そして−点鎖線で示された(1
0)は、第2図の(22)に相当する電気制動力等価信
号である。
図はこの発明の一実施例による電気車滑走再粘着制御方
式における、滑走発生時の各制動力の推移を示した図で
あり、(7a)は電気制動力、(8a)は空気制動力、
(9a)は総合制動力、そして−点鎖線で示された(1
0)は、第2図の(22)に相当する電気制動力等価信
号である。
次に動作について説明する。時刻【。で滑走を検出した
とするとこの時、電気制動力(7a)が減少するが、電
気制動力等価信号(10)は滑走検出時の値に保持する
ことにより、空気制動力(8a)の増加を防ぎ、総合制
動力(9a)を減少させて再粘着を起こさせるようにし
た。
とするとこの時、電気制動力(7a)が減少するが、電
気制動力等価信号(10)は滑走検出時の値に保持する
ことにより、空気制動力(8a)の増加を防ぎ、総合制
動力(9a)を減少させて再粘着を起こさせるようにし
た。
なお、上記実施例では滑走を検出した時に、電気制動力
等価信号を滑走検出時の値に保持することにより、総合
制動力を減少させて再粘着を起こさせるようにしていた
が、積極的に空気制動力を減少させるために、滑走を検
出した時に電気制動力等価信号を増加させてもよい、ま
た電気制動力がない場合、すなわち空気制動力のみによ
り制動を行っていた時に滑走した場合にも、同様に空気
制動力(制動トルク)を減少させるようにすればよい。
等価信号を滑走検出時の値に保持することにより、総合
制動力を減少させて再粘着を起こさせるようにしていた
が、積極的に空気制動力を減少させるために、滑走を検
出した時に電気制動力等価信号を増加させてもよい、ま
た電気制動力がない場合、すなわち空気制動力のみによ
り制動を行っていた時に滑走した場合にも、同様に空気
制動力(制動トルク)を減少させるようにすればよい。
[発明の効果]
以上のようにこの発明による電気車滑走再粘着制御方式
よれば、車輪とレールの粘着係数を上回る車軸トルクが
付加された場合に滑走が発生ずるが、その場合速やかに
車軸トルクずなわち総合制動力を減少させるために、電
気制動力等価信号を実際の電気制動力より大きい値にす
るようにしたので、車軸トルクを減少させることができ
、従って滑走再粘着を行い制動力の有効利用を図ると共
に、制動距離を短くすることができるという効果が得ら
れる。
よれば、車輪とレールの粘着係数を上回る車軸トルクが
付加された場合に滑走が発生ずるが、その場合速やかに
車軸トルクずなわち総合制動力を減少させるために、電
気制動力等価信号を実際の電気制動力より大きい値にす
るようにしたので、車軸トルクを減少させることができ
、従って滑走再粘着を行い制動力の有効利用を図ると共
に、制動距離を短くすることができるという効果が得ら
れる。
第1図はこの発明の一実施例による電気車滑走再粘着制
御方式の動作説明図、第2図は従来の電気車制動制御方
式による電気車の制動制御系を示すブロック図、第3図
は従来の電気車制動制御方式の動作説明図である。 図において、(1)は運転指令部、(2)は電動機制御
装置、(3)は制動力制御装置、(4)は空気ブレーキ
、(5)は車軸、(6)は速度検出器、(10)と(2
2)は電気制動力等価信号、(21)は滑走検出器、(
31)は変換器、(32)は制動力パターン信号、(3
3)は演算子、(34)は空気制動力信号である。 尚、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 耶1図 市2図
御方式の動作説明図、第2図は従来の電気車制動制御方
式による電気車の制動制御系を示すブロック図、第3図
は従来の電気車制動制御方式の動作説明図である。 図において、(1)は運転指令部、(2)は電動機制御
装置、(3)は制動力制御装置、(4)は空気ブレーキ
、(5)は車軸、(6)は速度検出器、(10)と(2
2)は電気制動力等価信号、(21)は滑走検出器、(
31)は変換器、(32)は制動力パターン信号、(3
3)は演算子、(34)は空気制動力信号である。 尚、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 耶1図 市2図
Claims (4)
- (1)滑走検出器を備えた電動機を駆動制御する電動機
制御装置および制動力を制御する制動力制御装置を有し
、上記制動力制御装置が出力する制動力パターン信号に
基づき電気電動力を発生する上記電動機制御装置の電気
制動力等価信号を用いて、電気制動力と空気制動力から
なる総合制動力を上記制動力パターン信号と同一に制御
する電気車において、上記電動機制御装置の滑走検出器
の滑走検出出力により該電気制動力等価信号を、所定の
時間の間、実際の電気制動力より大きな値で出力するこ
とを特徴とする電気車滑走再粘着制御方式。 - (2)上記電動機制御装置の滑走検出器の滑走検出出力
により該電気制動力等価信号を、滑走検出時の値に保持
することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気
車滑走再粘着制御方式。 - (3)上記電動機制御装置の滑走検出器の滑走検出出力
により該電気制動力等価信号を、所定の時間の間、所定
の値に増加させて出力することを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の電気車滑走再粘着制御方式。 - (4)上記電気制動力失効中に上記滑走検出出力のある
場合、上記電気制動力等価信号を所定の時間の間、所定
の値で出力することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の電気車滑走再粘着制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10640687A JPS63274302A (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 電気車滑走再粘着制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10640687A JPS63274302A (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 電気車滑走再粘着制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63274302A true JPS63274302A (ja) | 1988-11-11 |
Family
ID=14432795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10640687A Pending JPS63274302A (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | 電気車滑走再粘着制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63274302A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015130776A (ja) * | 2014-01-09 | 2015-07-16 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 協調ブレーキ制御方法、協調ブレーキ制御システム、滑走発達抑制装置および電気ブレーキ制御装置 |
-
1987
- 1987-05-01 JP JP10640687A patent/JPS63274302A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015130776A (ja) * | 2014-01-09 | 2015-07-16 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 協調ブレーキ制御方法、協調ブレーキ制御システム、滑走発達抑制装置および電気ブレーキ制御装置 |
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