JPS63273915A - 走行コ−ス作成装置 - Google Patents

走行コ−ス作成装置

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JPS63273915A
JPS63273915A JP62110076A JP11007687A JPS63273915A JP S63273915 A JPS63273915 A JP S63273915A JP 62110076 A JP62110076 A JP 62110076A JP 11007687 A JP11007687 A JP 11007687A JP S63273915 A JPS63273915 A JP S63273915A
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JP
Japan
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target
point
obstacle
target object
unmanned vehicle
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Application number
JP62110076A
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English (en)
Inventor
Kazuo Ishikawa
和男 石川
Junichi Hida
淳一 飛田
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概  要〕 従来の無人車等に搭載される走行コース作成装置は、出
発地点と目標地点が与えられると、出発地点から目標地
点までの領域にある障害物を認識し、それらの各障害物
を回避する経路を見い出しながら目標地点までの走行コ
ースを作成している。
また、上記走行コースはマニピユレータにより目標物を
把持して移動させる作業を行う無人車においては、マニ
ピユレータにより目標物を把持できる地点までの走行コ
ースとなる。この走行コース作成において、目標物の近
傍に障害物がある場合、従来の走行コース作成装置では
目標物把持地点まで移動するための明確な経路生成方法
が無く、目種物把持地点までの走行コースを作成できな
い場合があった。
本発明は、目標物の近傍に障害物が在っても、正確な目
標物把持地点までの走行コースを作成可能な走行コース
作成装置を提供することを目的とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、無人車に係り、特に把持機能を有する無人車
の走行経路を生成する装置に関する。
〔従 来 技 術〕
原子カプラントでの遠隔作業や工場、病院内での無人順
送などの用途に搬送ロボフトが用いられている。このよ
うな搬送ロボットすなわち無人車は、走行コース作成装
置を内蔵し、その走行コース作成装置により通行可能で
あるかどうかを判別している。
走行コース作成装置は、例えば線路探索法により走行コ
ースを決定している。
線路探索法においては、出発地点と目標地点を端点とす
る、障害物と交わらない複数の経路を探索し、その見い
出した複数の経路の中での最短距離の経路を実際の走行
コースとしている。
通常、その経路は、複数のノードから成っており、ノー
ドを起点として走行方向が変化する。線路探索法を概略
的に説明すると、あるノードを展開する際に、まず目標
点(不図示)までの直線経路が作成できない場合、まず
目標点の方向にある障害物を捜し、最もそのノードの近
くにある障害物の両側を回避する路を求め、これが更に
他の障害物に妨げられれば、これらを回避する路を求め
るという手順を繰返し、最後に回避すべき障害物が無く
なった時点で残った回避路を子ノードとするものである
ここで、従来の走行コース作成装置のノードの求め方を
、第13図を参照しながら説明する。
同図において、斜線領域D1、D2は障害物を示してお
りlは、出発点を示すノードである。ノードIの子ノー
ドP1を決定する場合、障害物D1の頂点を中心として
半径rの円CIを描き、その円CIに対する接線を引く
、そして、円C1の接点からrの距離だけ行き過ぎた点
を次の子ノードの候補P1とする。
これは、無人車(不図示)の形状を半径rの円で近似し
、無人車と障害物D1の接触箇所を円C1の円周と仮定
している。すなわち、障害物D1と円CIの和集合領域
を障害物領域とみなす、そしてノードP1は無人車が一
旦停止した後、直線走行または回転により次のノードま
たは目標点まで移動する位置であり、無人車の回転中心
位置である。このノードP1の近傍には障害物D2があ
り、無人車が出発点■からノードP1までの経路R1を
走行した場合障害物D2により走行不可能となるかどう
かは、障害物D2の頂点を中心とした半径rの円C2内
を経路R+が通過するかどうかにより判別する。同図に
おいては、経路RIは円C2内を通過しないので、経路
R1は無人車の走行可能な経路であると判別され、ノー
ドP+が子ノードとなる。
〔発明が解決しよ、うとする問題点〕
ところが、上述したように従来の走行コース作成装置は
現在位置と目標地点を結ぶ直線経路上に障害物領域があ
った場合、その障害物領域との接点から距Mrだけ離れ
た点を、次のノードとしている。このため、把持機能を
有する無人車の走行コースを作成する場合、以下のよう
な問題が生じていた。
すなわち、把持機能を有する無人車においては、目標地
点が目標物(把持する物体)を把持する地点となり、目
標物が障害物の近傍に存在する場合従来の走行コース作
成装置では適切な走行コースを作成できない場合があり
、問題となっていた。
そのような具体例を第14図に示−す。第14図におい
て目標物M3の近傍には障害物d3があり、そのため障
害物領域D3が存在する。この時、目標物M3は、障害
物領域D3内に在る。また無人車の目標地点は予め目標
物M3を把持可能な地点G3と設定されている。
この場合、従来の走行コース作成装置は、子ノードPJ
から目標地点G3までの直径経路L2は障害物領域D3
を通ると判別し、前述した方法により障害物領域D3に
対し接線を引き、その接線の延長線上に子ノードP□1
を求める(経路R2の生成)。そして次に子ノードP 
J++から目標地点G3までの障害物に妨害されない直
線経路R3を求め、全体の走行コースを完成する。
しかしながら、実際に無人車が経路R3を走行した場合
、目標物M3と衝突してしまう。このように、従来の走
行コース作成装置により目標物把持地点までの走行コー
スを作成した場合、実際には走行できない経路が作成さ
れてしまうという問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、目標物が障害物の
近傍にある場合にも正しい走行経路を作成できる走行コ
ース作成装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の機能ブロック図である。
1は例えばテレビカメラ等で撮像して得た画像データか
ら目標物及び障害物の位置情報を得る認識手段、2は該
認識手段lから加わる前記目標物及び障害物の位置情報
、前記目標物及び障害物の位置情報から得られる目標物
から障害物までの距離、無人車の走行に要する幅、無人
車の回転に要する円領域の半径、及び無人車の回転中心
から目標物を把持筒(iヒな地点までの長さを基に無人
車が障害物に妨害されずに走行できる走行経路を見い出
し、前記無人車の目標物を把持可能な地点までの走行経
路を作成する作成手段である。
〔作   用〕
障害物認識手段1は、テレビカメラ等によって撮像した
画像データから目標物及び障害物を認識する。そして、
その認識した目標物及び障害物の位置情報を求め、作成
手段2に加える。作成手段2は、前記目標物及び障害物
の位置情報、前記目標物及び障害物の位置情報から得ら
れる目標物と障害物間の距離、無人車の走行に要する幅
、無人車の回転に要する円領域の半径、無人車の回転中
心から目標物を把持可能な地点までの長さを基に、無人
車が目標物を把持可能な地点までの走行コースを作成す
る。尚、作成手段2は、目標物から障害物までの距離が
前記円領域の半径と前記無人車の回転中心から目標物を
把持可能な地点までの区さに゛よって定まる一定の距離
内に在ると判別した場合には、前記障害物に妨害されず
に無人車が移動できる目標物把持可能地点、または前記
目標物把持可能地点までの直線経路が作成可能な地点を
サブコールとし°ζ設定し、出発地点からサブコールま
での走行コースを作成する。そして、サブコールが目標
物把持地点で無い場合には、さらにサブコールから目標
物把持地点までの経路を作成する。
このように、目標物から障害物までの距離が予め定めら
れた一定の距離内にある場合にはサブコールを設定し、
出発地点からそのサブコールまでの走行コースを作成す
る4とにより目標物把持地点までの走行コースを作成す
るようにしたので、目標物の近傍に障害物が在って目標
物把持地点までの経路が複雑な場合でも目標物把持地点
までの走行経路を正確に作成することができる。
〔実  施  例〕
以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明を通用した無軌道無人車のシステム構成
図、第3図は第2図をさらに詳細に表したシステム構成
図である。
統括コントローラ10は本発明の実施例の無軌道無人車
の全体の動作制御や走行コース設定を行うものであり、
第3図(b)に示すようにプロセッサ10−1、シリア
ル入出力(310)10−2〜10−6、パラレル入出
力(PIO)10−7より成る0図示しないが、プロセ
ッサ10−1は内部にマイクロプロセッサユニッ、)M
PU、上述の制御や他の処理を行うためのプログラムを
記憶するリード・オンリメモリ (ROM) 、各種の
処理時にデータを記憶するランダムアクセスメモリ(I
?AM)等を有し、これらのMPU、 ROM。
RAMはパスラインによってIfiHされている。また
上述のパスラインは51010−2〜10−6、PIO
IO−7をも共通に接続している0本発明の実施例が動
作を開始した時には統括コントローラlOは入力装置か
らのコマンド等の制御情報が加わるのを待つ。統括コン
トローラ10のPIOIO−7はスイッチユニット11
の各種スイッチ11−1〜11−11に接続しており、
このスイッチ11−1〜i i−t tの接点状態ずな
わぢオン、オフ状態を管理する。スイッチユニット11
はGoスイッチ11−1、RESETスイッチ11−2
、音声E/Dスイッチ11−3、赤ボールスイッチ11
−4、青ボールスイッチ11−5、黄ボールスイッチ1
1−6、緑ボールスイッチ11−7、遠ボールスイッチ
11−8、近ポールスイッヂ10−9、形状1スイッチ
11−10、形状2スイツチI 1−11より成り、各
スイッチ11−1〜11−’11が統括コントローラ1
0のPIOIO−7に接続している。 9’llえばG
Oスイッチ11−1は本実施例の無4i1L道無人車を
動作を開始させるスイッチであり、このスイッチ11−
1をオンとすることによって後述する目標物の認識や走
行コースの設定さらにはハンドリング等の動作を開始す
る。スイッチ11−4〜11−7は目標物(本発明の実
施例においては各色のボール)の色の指定を入力するス
イッチであり、赤ボールスイッチ11−4をオンとした
時には目標物を赤ボールとする。遠ボールスイッチ11
−8、近ボールスイッチ11−9は目標物の色を指定し
た場合その色のボールが複数存在した時に、遠い方の同
一色のボールを目標物とずべきかあるいは近い方の同一
色のボールを目標物とすべきかをlh示するスイッチで
ある。また形状lスイッチ11−10、形状2スイツチ
11−1’ 1は例えばボールの大きさや形状等を指示
するスイッチであり、このスイッチ11−10.11−
11や前述の各種スイッチ11−4〜11−9によって
多数のボールが存在する時にもその内の1個を指定する
ことができる。さらにRESETスイッチ11−2は本
装置のリセット信号であり、このスイッチをオンとする
ことによって、動作中であるならば動作を停止するとと
もに各スイッチ入力の再設定(入力)も可能とする。ま
た音声E/Dスイッチ11−3は後述する音声入力を有
効とするかの選択スイッチである。統括コントローラ1
0が動作を開kljcGoスイッチ11−1がオンとな
った)した後に上述の各種スイッチ11−4〜11−1
1をオンとすると、統括コントローラ10は画像処理ユ
ニット12に対し、目標物の認識動作を開始させる。
画像処理ユニット12はカメラ12−Lカメラコントロ
ーラ12−2、カラーデコーダ12−3、!i@処理装
置12−4さらにカメラテイルタ12−5、カメラティ
ルタードライバ12−6より成る。カメラ12−1はカ
メラティルタ12−5に設置され′ζおり、目標物を撮
像するように統括コントローラ10は目標物の認識動作
の開始前にカメラティルクードライバ12−6を介して
、カメラティルタ12−5を制御し、目標物がカメラの
撮像範囲内に入るようにする。
一方、カメラ12−1の@像データはカメラコントロー
ラ12−2に加わっ°ζおり、例えばカメラ12−1で
得られた画像データはカメラコントローラ12−2によ
って多値のデジタル画像データに変換される。そして、
デジタル画像データはカラーデコーダ12−3でデコー
ドされ画像処理袋wt12−4に加わる0画像処理装置
12−4には前述したようにデコードされたデジタル画
像データが加わるが、統括コントローラ10からの目標
物認識要求が加わった時のみデコードされたデジタル画
1象デークを内部の画像メモリに取込む。
本発明の実施例においては4色のボールの内の1色のボ
ールがlF1示されるので、画像処理装置12−4は指
示されボー、ルの色に対応して各色の画像データの内か
ら1色のiit!データを選択する。一般的に無gL道
無人車が移動する移動範囲内には例えば工場内には様々
な光を発生する処理があり、この光を受けることによっ
て、画像データのレベルが異なる0本発明の実施例にお
いては、図示しないがカメラ12−1が撮像する範囲を
ライトが照射するようになっており、この外部の光によ
る誤動作を防止するため、カメラ12−1によって撮像
したデータを2回にねたっ°ζ取り込む。そして、この
2回の画像データのレベルが一致していた時に、その画
像データが正常であるとして、目種物認識処理を行う。
さらに本発明の実施例においてはカラーデータを用いて
目標物の認識処理を行う。白黒データを用い゛ζ認識処
理を行う場合には遠方の画像と近傍の画像はその明るさ
が異なるため、例えばカメラの近傍しか認識することが
できないが、本発明では、カラーの特定色を用いている
ため、ライトによって得られる近傍と遠方の画像データ
のレベルが異なっていても、目標物がどれであるかを明
確に認識することができる。
画像処理装置12−4が目標物を認識すると、画像処理
装置12−4は画像データとその目標物の位置情報をシ
リアルデータに変換して統括コントローラ10の5IO
IO−4を介してプロセッサ10−1に加える。プロセ
ッサ10−1は、加えられた目標物の位置情報をRAM
(不図示)内に記憶する。
前述した動作によって目標物の位置が認識できたので、
次には統括コントローラ10は画像処理ユニット12よ
り得られた画(象データから、目標物までの走行コース
の作成を行う。
プロセッサ10−1は画像処理ユニット12から5IO
IO−4を介して入力した画像データを前記RAM内に
記1.i2する。そして、画像データが全て入力すると
前記RAM内に記憶されたPii像データから特徴抽出
処理等を行い、予め設定された障害物の特徴データとの
比較照合処理により全ての障害物を抽出しそれらの障害
物の位置情報及び形状データを求め、前記RAM内に記
憶する。
そして、前述のようにして求められた目標物の位置情報
及び各障害物の位置情報を基に以下に示す処理を行い、
目標物を把持可能な口)mvA把持地点までの走行コー
スを作成する。
まず、第5図は、本実施例で用いた無軌道走行ユニット
13の地上投影面の形状図である。同図において、F側
が無II!lL′J!i無人車の前面、B側が無l1i
lL3ji無人車の後面である。また、0は無軌道無人
車が回転する場合の中心点であり、XRF、XRRはそ
れぞれ中心点Oから無軌道走行ユニット13の前面、後
面までの距離、YRは中心点0から無軌道走行ユニット
13の左右側面までの距離、MHI”SMRRはそれぞ
れ中心点0から前面の左右端までの距離、後面の左右端
までの距離である。
また、回転中心Oから進行方向方位にFDISだけ凧1
れた位置p、に目標物が在る場合、無軌道無人車に搭載
されたマニピュレータ14−2は、目標物を把持するこ
とが可能となる。したがって、無軌道走行ユニット13
の回転中心0が目標物からFDISO距離だけ離れた位
置まで移動すれば、無軌道走行ユニット13はマニピュ
レータ14−2により目標物を把持できる。
次に、統括コントローラ10により行なわれる第5図に
示す地上1面形状を持つ無軌道走行ユニット13の目標
物把持地点までの走行コースの作成動作につい゛ζ第1
2図のフローチャートを参照しながら説明する。尚、併
せて第6図乃至第11図を参照する。
まず、前述したようにして画像処理装置12−4から統
括コントローラ10の5IOIO−4を介してプロセッ
サ10−1に目標物の位置情報が加えられ、統1hコン
トローラ10内のプロセッサ10−1により全障害物の
位置情報が求められる(処理5TI)。
次に、無軌道走行ユニット13の現在の回転中心位′1
1.(出発地点S)から目標物へ直線を引き、その直線
が障害物領域(VJ書物から一定の距離の範囲の領域)
上に在るかどうかの判別処理ST2を行い、障害物領域
上に無い場合、その直線を目標物把持地点までの走行経
路と判別し処理ST5で目標物把持地点を設定する。目
標物把持地点は、第6図に示すように出発地点Sから目
標物Mへ引いた直線り上の目標物MからFDISの距離
だけ離れた位置に設定する。
このように、出発地点Sまたは、後述する障害物回避地
点(子ノード)から目標物Mへ引いた直線り上に障害物
領域が存在しない場合、第6図に示す方法により目標物
把持地点Gを設定する。
一方、上記判別処理ST2で出発地点から目標物へ引い
た直線上に障害物領域が存在すると判別すると、その障
害物領域を形成する障害物を回避する経路及び障害物回
ff1J点を設定する処理ST3を行う。処理ST3に
より障害物回避地点(子ノード)の設定方法を第7図に
示す。同図に示すように現在のノードP1から障害物d
1により生ずる障害物領域DIに対し接線L1を引き、
その接線L1を接点NlからX RRの距離だけ延長し
て得られる点を障害物回避地点pin+  (子ノード
1)i中1 )の候補に設定する。
尚、障害物領域DIを障害物d1から距離YRの範囲と
したのは、無軌道走行ユニット13がノードP1から子
ノードの候補P iff まで最短距離で走行するため
、子ノードの候補PH++の位置を接点N1からXRR
の距離に設定したのは、子ノードの候補Pi11  の
位置で無軌道走行ユニット13が回転しても障害物d1
に接触しないようにするためである。
この時、ノードP、から子ノーl’ P ++t  の
候補までの直線が他の障害物領域上に無い場合には、子
ノードの1戻補P fl  を真の子ノードP iff
 とする。
次に、処理ST4で回避する障害物と目標物との距離が
(FD I S+MRF)の範囲内にあるかどうかを稠
べ、範囲内になければその子ノードは適切であると判別
して、再び処理S T 2〜ST5を繰り返す。
従って、目標物までの直線経路が見つかるまで、処理S
T2〜ST5を繰り返し行い、障害物を回避するための
子ノードpi+I  l  pi+z +  ・・・・
を順次設定しながら、出発地点から目標物把持地点まで
の走行コースを作成する。
一方、上記処理ST4で、回避する障害物と目標物との
距離が(FDIS+MRF)以内であった場合、処理S
T6でサブコールを設定する。
サブコールを設定する理由は、回避する障害物と目標物
との距離が(FDIS+MRF)以内となった場合、第
7図に示す方法だけでは目標物心持地点までの経路を作
成できない場合があるからである。
そのような実例を第8図に示す。
第8図においては、目標物Mが近傍の障害物da、d5
.daの何れに対しても(FDIS+MRF)の距離内
にある。
このような場合、前記処理ST2〜S T 4を行うと
、まず出発地点Sから目標物への直線経路は障害物領域
D4、D6により妨害されるので、障害物d4を回避す
るために子ノードP4を設定する0次に、子ノードP4
から目標物Mへの直線経路は障害物領域D4.D5に妨
害されるので、さらに障害物d5を回避するために子ノ
ードP5を設定する。しかし、子ノードP5から目標物
Mへの直線経路は再び障害物領域D5.Daにより妨害
される。以下、説明は省略するが以後同様にして、処理
ST2〜ST4が永久に繰り返され、目標物把持地点は
求められない。
このように目標物と障害物の距離が(1”Dis+MR
F)の範囲内にあって、処理ST2〜ST4が何回も繰
り返され経路が目標物に対し収束しないと判別した場合
には(処理5T4)、処理ST6でサブコールを設定す
る。
以下第9図〜第11図を参照しながら処理ST6による
サブコールの設定方法を説明する。
まず、目標物が障害物領域内にない場合、第9図に示す
方法によりサブコールを設定する。すなわち、障害物d
7に対してYRの距離内にある障害物領域D7及び障害
物d7に対してMRFの距離内にある領域E7を設定し
、目標物Mから障害物D7の両側に接線L7、L7’を
引(。
そして、接線L7、L7’と領域Eの外周との交点をサ
ブコールの候補SG?、SGt’に設定する。この目標
物Mとサブコールの候補SG?、SGv’とを結ぶ2つ
の接線L7、L?’は障害物d7に妨害されずに無軌道
走行ユニッ)13が目標物把持地点G7、G?’まで走
行できる経路である。
一方、目標物が障害物領域内に在る場合、第10図に示
す方法によりサブコールを設定する。
すなわち、目標物Mの中心と障害物deの中心を通る直
線L8を設定し、次にその直線L8に垂直で目標物Mの
中心を通る直線L9を設定する。
そして、直線Ls上の目標物Mの中心からFDISの距
離にある点5eaSSGe ’をサブコールの候補とす
る。
さらに、目標物Mが障害物領域DB内に在る場合、第1
1図に示す方法により、無軌道走行ユニット13の目標
物把持地点の方位の範囲を躍定した。
すなわち、障害物d8と目標物Mに対して第10図と同
様にし°ζ2つの直線LllSL9を設定し、目標物把
持地点は直線L9の方位へから時計回りに方位A′まで
の範囲の方位になければならないとした。無軌道走行ユ
ニット13が方位Aから方位へ′の範囲内で目標物把持
地点まで目標物に接近すれば無Jilt道走行ユニット
13は、障害物doに妨害されることはないからである
上記第10図と第11図に示す方法を、第8図のケース
に適用するとサブコールの1徒補はSGs、SGa’と
なる。すなわち第10図に示す方法により目標物Mと障
害物d4の位置関係によりサブコールの候補S G a
、SGa’が、目標物Mと障害物d5の位置関係により
サブコールの候補S05、SGs’が目標物Mと障害物
d6の位置関係によりサブコールの候補SGa、Sea
 ’が設定されるが、第11図に示す方法を通用するこ
とにより、SGaとSGe’が全て障害物d4、d5、
d6に対するサブコールの方位の範囲を満足しζいると
判別される。
次に、以上のようにしてサブコールの候補を求めた後、
そのサブコールの候補の中で、他の障害物との距離がM
RFより大さくかつ出発地点に最も近い点をサブコール
に設定する(第8図の場合、サブコールはSGaとなる
)。
上記処理ST6により、サブコールを設定すると、次に
処理ST7で出発地点からサブコールまで障害物領域に
妨害されない直線経路を引けるかどうか判別し、引けた
場合には処理ST9で、サブコールから目標物把持地点
までの経路を生成する。
処理ST9を説明すると、目標物が障害物領域内に在る
場合には、サブコールを目標物把持地点とする(第10
図参照)。また、目標物が障害物領域内にない場合には
、サブコールから目標物に対して直線を引き、その直線
上の目標物からFDISの距離だけ離れた点を目標物把
持地点とする(第9図参照)。
一方、処理ST7で出発地点からサブコールに引いた直
線経路上に障害物領域が存在する場合には、その障害物
領域を回避するための障害物回避地点(子ノード)を前
記処理ST3と同様にして設定する。そして、次に処理
ST7でその設定した子ノードから目標物まで引いた直
線経路上に障害物領域が存在しないかどうか判別し、障
害物領域が存在しなければ前記処理ST9により目標物
把持地点を設定し、障害物領域が存在すれば前記処理S
T8でその障害物領域を回避するための障害物回避地点
(子ノード)を設定し、再び処理ST7を行う。
このように処理ST7〜ST9により、出発地点から目
標物把持地点までの走行経路が作成される。
第・8図に示す例では、出発地点SからノードP4まで
の経路及びノードP4からサブコール5ea(目標物把
持地点5et)までの経路が作成される。
以上のような処理によって、出発地点から目標物把持地
点までの走行コース(すなわち軌道)が決定される。
前述の方式は、回転と直線走行を考慮したコース決定方
法であるが、この他にも最短走行距離や最短走行時間の
コースを求めることも可能である。
例えば、障害物を回避するコースの全てを求め(複数ノ
ードがある場合にはそのコースの全てを求める)、そし
てそのコース中から走行距離が最小となるコースを決定
する。また、回転等に多(の時間を有する場合には、直
線走行の時間と回転に要する時間との和を求め、その最
小値を得るコースを最短走行時間のコースと決定する。
統括コントローラ10によって前述のような走行コース
決定がなされた後は統括コントローラ10はその決定し
た走行コースのデータを無軌道走行ユニット13に送出
する。無軌道走行ユニット13はGLVコントローラ1
3−1を有し、無!を道走行ユニット13はこのGLV
コン!・ローラ13−1の制御によって動作する。
GLVコントローラ13−1は統1′&コントローラ1
0と同様の構成であり、プロセッサ13−3−5、シリ
アル入出力(SIO)13−3−1、パラレル入出力(
PIO)13−3−2〜13−3−4より成り、これら
は同様に図示しないバスによって接続されている。プロ
セッサ13−3−5は内部にマイクロプロセッサユニッ
トMPU。
無ll1IL′ii走行ユニット13を構成する各装置
の制御プログラムを記憶するリードオンリメモリ (R
OM)、各種の処理時にデータを記憶するランダムアク
セスメモリ (RAM)等を有し、これらのMPU、、
ROM、RAM5SIO13−3−1、P4O10−3
−2〜13−3−4はパスラインによって直通して接続
されている。前述の統括コントローラ10から走行コー
スデータがGLVコンI・ローラ13−1に加わると、
51013−3−1を介してプロセッサ13−3−5に
取込まれ、その走行コースデータに対応した走行の制御
をプロセンサ13−3−5が行う、まず、無軌道走行ユ
ニット13を第1番目のノードに対して必要な走行の方
向と距離分駆動する制御を行う。無軌道走行ユニット1
3はP 1013−3−2を介してD/Aコンバーク1
3−2にモータのドライブデータを出力する。このドラ
イブデータはデジタル信号であり、D/Aコンバータ1
3−2によってアナログ信号に変換され、さらにアナロ
グスイッチ13−3を介してドライブコントローラ13
−4に加わる。ドライブコントローラ13−4はモータ
(L)13−13、モータ(R)13−14を駆動する
回路である。このモータ13−13.13−14にはそ
れぞれ(図示しない)重輪が機械的に接続されておりモ
ータの回転により車輪が回転する。本発明の実施例にお
いては左右に設けた車輪を同方向に回転させた場合、無
軌道走行ユニット13は前進や後退を行い、左右の車輪
をそれぞれ逆方向に回転させた場合無軌道走行ユニット
13は回転を行う、尚、この回転における中心軸は前述
の走行コース作成時に求められた走行ユニットの重心位
置である。
D/Aコンバーク13二2は左右の車輪を回転させるた
めの2個のアナ旧グ信号を発生ずるように2チャンネル
分設けられている。すなわちD/Δコンバータ13−2
には右用と左用の車輪を回転すべき制御データが独立し
°ζ加わって、それぞれ独立したアナログ信号を出力す
る。
本発明の実施例においてはジョイスティック13−5の
操作によっても本体装置を移動させることができる様に
ジョイスティック13−5の操作の情報を演算回路13
−6に加え、その情報からモータを制御するアナログ信
号をドライブコントローラ13−4に入力する。D/A
コンバータ13−2の出力を選択するか演算回路13−
6の出力を選択するかを制御する信号はPIO13−3
−2から出力されており、アナログスイッチ13−3に
正の制御信号が加わった時にはD/Aコンバータの出力
を選択してドライブコントlコーラ13−4に出力し、
インバータ13−7を介して負出力がインバートされて
アナログスイッチ13−8に正信号として加わった時に
は演算回路13−6から出力されたアナログ制御信号は
アナログスイッチ13−8を介してドライブコントロー
ラ13−4に加わる。尚自動による移動かあるいはジョ
イスティックによる操作による移動かの選択信号はプロ
セッサPIO13−3−2から出力されこれは無i!i
lt道走行ユニット13が有する自動/手動切換スイッ
チ13−9のオン・オフ状態で切換えられる。自動/手
動切換スイッチ13−9のオン・オフ信号がPIO13
−3−4を介してプロセッサ13−3−5に加わること
により、この制御信号が目的のアナログスイッチ13−
3.13−8をオン、オフする。また本発明の実施例に
おいては走行スタート、ストップ、さらにはブレーキ等
も手動で行えるようになっており、これはスタートスイ
ッチ13−10、ストップスイッチ13−11、ブレー
キスイッチ13−12のオン・オフ状態がPIO13−
3−4を介し、てプロセッサ13−3−5に加わること
によってなされる。またドライブコントローラ13−4
は駆動開始を制御する制御端子を有しており、GLVコ
ントローラ13−1からの出力(PIO13−3−2を
介して)と、演算回路13−6と、ブレーキ13−20
の駆動信号がインバータ13−21を介して反転した信
号とがオアゲート13−22を介して制御端子に加えら
れており、ブレーキをかけた時に駆動の停止をして目的
位置に到達した時のドライブを停止している。
前述した動作によってモータ13−13.13−14が
回転するかドライブコントローラ13−14には車輪と
同様にモータ13−13.13−14と機械的に接続し
たタコジェネ(L)13−15、タコジェネ(R)13
−16の出力が加わる。このタコジェネ13−15.1
3−16の出力は回転に比例したアナログ信号であり、
ドライブコントローラ13−4は車輪を定速回転させる
ようにすなわちタコジェネ13−15.13−16の出
力が一定となるようにモータ13−13.13−14を
制御する。この制御によって車輪は目的とする回転数で
回転し、その結果として走行ユニット13を一定速度で
移動させる。
一般的に車輪はたとえば床との間でスリップすることが
あり、このスリップによって移動誤差が増大する。この
移動誤差を少なくするため、本発明の実施例においては
移動量を計測するための2個のエンコーダ(計測輪(L
)エンコーダ13−17、計測輪(R)エンコーダ13
−18)を有している。このエンコーダ13−17.1
3−。
18は例えば左右の車輪の近傍に設けられた計測輪に機
械的に接続しており、計測輪の回転を求める。エンコー
ダ13−17.13−18は特定の回転角度で1個のパ
ルスを出力するとともにその回転方向をも表す信号を出
力する。このパルスと回転方向の信号はカウンタ13−
19に加わり、各エンコーダから出力されるパルスの数
をカウントする。尚、カウンタ13−19はアップダウ
ンカウンタであり、回転方向の信号はこのアンプダウン
カウンタのアンプダウン制御端子に加わっており、例え
ば逆回転時にはダウンカウントし、正回転の時にアンプ
カウントするので、このカウント値で精度よ(各車輪の
回転による走行距離が求められる。このカウンタ13−
19の出力はPI013−3−3を介してプロセッサ1
3−3−5に加わり、プロセッサ13−3−5はこの値
から本体の走行距離や、回転における現在の方向を求め
る。
前述した動作によって、統括コントローラ10から加わ
った走行コースに従った移動を行う無軌道走行ユニット
°13は移動量等を計測するため計測輪を有し、この計
測輪で高精度の移動データを得ているが、遠距離移動し
た場合には誤差が大となる。このため、特定の移動を行
った後、例えば目的の位置に達した時に再度前述の画像
処理ユニット12からの目標物の認識を行い、その走行
誤差における補正を行う。
前述の走行においてばあ(までも本体装置の重心位置(
回転中心)の移動量で計算を行っているが、マニピュレ
ータ14−2で目標物を持ち上げる時には・マニピュレ
ータ14−2の位置を中心軸として計算を行う。すなわ
ちマニピュレータ14−2が移動できる範囲は限定され
ているので、走行誤差による位置ずれ等で目標物がマニ
ピュレータの可動範囲外にある時は無軌道走行による位
置修正によりマニピュレータ14−2の中心軸を移動さ
せるように本体を制御する。この制御によって、例えば
走行の誤差が発生していても、マニピュレータ14−2
の移動で目標物を持ち上げることができる。
マニピュレータユニット14 ハ統括コントローラ10
と5IOIO−2を介して接続している。
前述した走行コースに基づいて無軌道走行ユニソl−1
3が目標物把持地点まで移動し停止した時に統括コント
ローラ10から31010−2を介して持ち上げ制御信
号が加わるともに、マニピュレータ14−2の移動を制
御する信号が加わり、マニピュレータエ4−2を駆動す
る。マニピュレータユニット14はマニビュコントロー
ラ14−1とマニピュレータ14−2、把持センサ14
−3より成っている。マニピュコントローラ14−1に
は前述の5IOIO−2を介してプロセッサ10−1よ
り出力された信号が加わっており、この制御信号によっ
てマニピュレータ14−2を駆動する。そして、この制
御によってマニピュレータ14−2が動作し、目標物を
持ち上げる。マニピュレータユニット14の把持センサ
14−3は目標物を持ち上げたか否かを検出するセンサ
であり、持ぢ上げた時には目標物を検出したとしてPI
OIO−7を介してプロセッサ10−1に出力する。位
置の誤差によって目標物を持ち上げられなかった時には
マニピュレータ14−2を持ち上げる制御信号を加えた
時にもかかわらす把持センサ14−3から検出信号が加
わらないので、プロセッサ10−1は再度目標物の位置
を求め、すなわち、位置の補正を行って再度持ち上げの
制御を行う。
以上の動作で、スタート位置から、走行した本体が目標
物把持地点まで到達し、目標物を持ち上げることができ
る。この後は、例えば目標物を移動すべき位置を求め、
前述した走行コース作成と移動の制御によって目的の位
置に目標物を移動させることができる。
本発明の実施例においては、前述した装置の他に第3図
(b)に示すように、音声入カニニット15を有してい
る。このユニット15のR3−232C受信[115−
1は本体に設けられ、マイク15−2、音声認識装置1
5−3、R3−232C送信機15−6は例えば1榮作
者等の近傍に設けられている。そして、深作者の声を記
録し、各色のボールの指示や目標物の前後関係等、前述
したスイッチユニット11の凍作指示と回線の入力さら
には目標物を移動させる目的の位置等のデータを加える
ことができる。尚、この音声入カニニット15からのデ
ータが有効となるのは、音声E/Dスイッチ11−3を
オンとした時である。
以上の動作によって本発明の実施例においては無軌道無
人軍の走行を目標物や目的の位置まで行うことができる
次に、本発明の動作をより具体的に説明する。
第4図は本発明の実施例における統括コントローラ10
とGLVコントローラ13−1の動作フローチャートで
ある0例えば電源を投入した時に、統括コントローラ1
0とGLVコントローラ13−1が処理動作を開始する
先ず、各コントローラ10.13−1は初期設定処理S
CI、SNIを行う、そして、スタート信号入力(目標
物の色等の指示やGOスイッチのオン)SC2が加わる
と、目標位置認識処理SC3を行う、目標位置認識処理
SC3は統括コントローラ10の制御によって画像処理
ユニット12が行う、この画像処理ユニット12の目標
位E、認識が終了すると、目標物の位置情報が統括コン
トローラ10に加わるので、次には走行コース作成処理
SC4を行い、走行コースを作成する。そしてその結果
をGLVコントローラ13−1に送出する処理SC5を
行い、走行終了受信処理SC6で終了データが受信され
ることを検出する。
GLVコントローラは13−1は初期設定SN1の後、
走行コース受信処理SN2を行っており、前述の処理S
C5によっ゛ζ走行コースが送信された時にこのデータ
を受信して無軌道走行処理SN3を行う、無軌道走行ユ
ニット13はこの情報で目的の位置まで前述の走行動作
を行う。そして走行動作が終了した時には走行終了信号
送出処理SN4を行い、統括コントローラ10に終了信
号を送出する。統括コントローラ10はこの時走行終了
受信処理SC6を行っており、GLVコントローラ13
−1の終了信号の送出よって終了信号が受信でき、次の
ボール(目標物)位置再認識処理SC7を行う、この再
認識処理SC7は統括コントローラ10の制御によって
画像ユニット12が行う、そして再認識処理SC7によ
って得られた結果から、現在位置においてマニピュレー
タ14−2の可動範囲であるかの判別処理S8を行う。
この判別においてマニピュレータ14−2の可動範囲で
ない時には、微動走行処理処2理SC9を行う、この制
御信号はGLVコントローラ13−1に加わり、GLV
コントローラ13−1は微動走行処理SN5を行って、
本体装置を微動走行させる。統括コントローラ10が微
動走行処理SC9を終了すると再度ボール位置再認識処
理SC7から処理を繰返す。例えば複数回の前述の繰返
しによってマニピュレータ14−2の可動範囲内に入っ
た時(判別S08がY)には、統括コントローラ10は
マニピュレータユニット14に対しハンドリング制御処
理5CIOを行い、マニピュレータ14−2は目標物、
例えばボールを把む動作を行う。そして、統括コントロ
ーラ10はマニピュレータ14−2がボールを把んだか
否かの判別5C1lを行う。この判別は把持センサ14
−3からの検出信号が加わったか否かを統括コントロー
ラ10が判別することによっ”ζなされる。この判別に
おいて、把んでいない時(N)には、位置が正確でない
ために生じたものであるとして、再度ボール位置認識処
理SC7から繰返ず、この繰返しの時微動走行制御処理
SC9を実行した時には、GLVコントローラ13−1
はその処理に対応した微動走行処理SN5を行う。
ボールを把んだ場合すなわち、判別5CIIにおいて、
把んだと判断(Y)した時には、スタート点に帰るため
の処理を行う。
先ず、統括コントローラ10は画像処理ユニット12か
ら画像データ(帰り方向の画像)を入力し、帰りコース
の作成処理5C12を行う、なお、帰りにおいては目標
物まで到達した経路すなわち行きの軌道の逆を求めるこ
とによって帰りコースとすることも可能である。そして
、求めた帰りコースデータをGLVコントローラ13−
1に送出し、CLVコントローラ13−1は帰りコース
を受信SN6する。この受信が完了した後、GLVコン
トローラ13−1は無軌道走行処理SN7を行って、例
えば目標物に行くときと逆のgL道でスタート点に戻る
。そして戻った時には走行終了信号を送出SN8する。
統括コントローラ10はこの走行終了信号の受信5N1
3で1回目のスタート信号入力SN2における目標物の
指示に対する処理を終了するため、GLVコントローラ
13−1に動作終了信号を送信5N14して再度処理S
C2より実行する。尚、処理SC2は入力処理であり、
オペレータ等がスイッチユニット11や音声入カニニッ
ト15等からの入力がなされるまで、待機となる。
一方GL■コントローラ13−1も、統括コントローラ
10からの動作終了信号を受信SN9すると、全処理を
終了し、再度走行コース受信処理SN2を行い、統括コ
ントローラ10からの走行コース受信待ちとなる。そし
て、再度加わった時には前述した動作を繰返す。
尚、本実施例では、無軌道無人車の地上投影面の形状が
長方形なので、長方形近似により障害物間を通行可能で
あるどうか判別しているが、本発明が通用される無軌道
無人車の地上投影面の形状は長方形に限定されることは
ない。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように本発明によれば、目標物の
近傍に障害物が在って目標物把持地点を見い出しに(い
場合には、半日種物把持地点であるサブコールを設定し
、出発地点からそのサブコールまでの走行コースを作成
し、もしサブコールが目標物把持地点と異なる場合には
さらにサブコールから目標物把持地点までの経路を作成
して出発地点から目標物把持地点までの走行コースを作
成するようにしたので、以下のような効果が得られる。
a、目標物の近傍に障害物が在っても、正確な目標物把
持地点までの走行コースを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機能ブロック図、 第2図は本発明を通用した無軌道無人車のシステム構成
図、 第3図(a)、 (b)は上記無軌道無人車の詳細なシ
ステム構成図、 第4図は本発明の実施例の動作フローチャート、第5図
は無軌道走行ユニット13の地上投影面の形状を示す図
、 第6図は目標物把持地点の設定方法を示す図、第7図は
障害物回避地点の設定方法を示す図、第8図は目標物が
障害物領域内に在る場合の目標物把持地点を求める例を
示す図、 第9図は目標物と障害物の距離が(FDIS+MRF)
の距glt内でかつ障害物領域内にない場合のサブコー
ル及び目標物把持地点の設定方法を示す図、 第10図は目標物が障害物領域内に在る場合のサブコー
ル(目標物把持地点)の設定方法を示す図、 第11図は目標物が障害物領域内に在る場合のサブコー
ルの設定可能な位置の方位を示ず図、第12図は本発明
の目標物把持地点までの走行コースの作成動作のフロー
チャート、 第13図は従来の走行コース作成装置における走行経路
作成の方法を示す図、 第14図は従来の走行コース作成装置では目標物把持地
点までの走行コースを作成できない場合の一例を示す図
、 1・・・認識手段、 2・・・作成手段。 特許出願人  株式会社豊田自動5ioat製作所本1
9明の携゛能ブ′ロック図 第1図 第2図 ! 番将B月の実権θノの瞭乍フロチャート冨4 図 第5図 目杉陀吻杷持地刈、の放定方2ムを示す図第6図 障害物回避地点、の言現方7本林す図 第7図 サフ゛コ゛−ル屋ひ゛目オ京物オ巴朽坩ボ、の哉定方2
夫を示譬品第 9 (2) 目十票物−hr P!−富物頓tを内1zある場合dサ
フ”I”/−詭之方;人をホ1図第10図 第11図 本発明の目標′Ig紀持坩点、J7め走行コース丙伊成
動作鐸すフロ九−ト■ イ疋来の走1行コー人作成゛韻置の之tT未E1ビ乍へ
の方シムトネ1図第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)目標物及び障害物の位置情報を得る認識手段と、該
    認識手段から得られる目標物及び障害物の位置情報、前
    記目標物及び障害物の位置情報から得られる目標物から
    障害物迄の距離、無人車の走行に要する幅、無人車の回
    転に要する円領域の半径、及び無人車の回転中心から目
    標物を把持可能な地点までの長さを基に、無人車が障害
    物に妨害されずに走行できる走行経路を見い出し、前記
    無人車の目標物を把持可能な地点までの走行経路を作成
    する作成手段とを有することを特徴とする走行コース作
    成装置。 2)前記作成手段は、目標物から障害物までの距離が前
    記円領域の半径と前記無人車の回転中心から目標物を把
    持可能な地点までの長さの加算値以内に在ると判別した
    場合には、前記障害物に妨害されずに無人車が移動でき
    る目標物把持地点、または前記目標物把持地点までの直
    線経路が作成可能な地点をサブコールとして設定し、出
    発地点から前記サブコールまでの走行経路を作成するこ
    とにより目標物把持地点までの走行経路を作成すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の走行コース作
    成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02238506A (ja) * 1988-12-23 1990-09-20 Philips Gloeilampenfab:Nv 軌跡プランニング方法および装置
JP2010061293A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Toyota Motor Corp 経路探索装置、経路探索方法、及び経路探索プログラム
JP2010282443A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Panasonic Electric Works Co Ltd 自律移動装置
JP2010282442A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Panasonic Electric Works Co Ltd 自律移動装置
JP2012168990A (ja) * 2012-06-11 2012-09-06 Panasonic Corp 自律移動装置

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