JPS63273257A - カセットロ−ディング装置 - Google Patents

カセットロ−ディング装置

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JPS63273257A
JPS63273257A JP62109401A JP10940187A JPS63273257A JP S63273257 A JPS63273257 A JP S63273257A JP 62109401 A JP62109401 A JP 62109401A JP 10940187 A JP10940187 A JP 10940187A JP S63273257 A JPS63273257 A JP S63273257A
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JP
Japan
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cassette
slide member
link
guided
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JP62109401A
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Inventor
Kikuo Yoshikawa
吉川 紀句夫
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Canon Inc
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は開口部より挿入されるフロッピーディスクカセ
ットやビデオテープカセットなどをドライブ装置内に装
着するカセットローディング装置に関する。
(従来技術〕 コンピューター、ワープロ、オーディオ機器などにおい
ては、一般に、記録(録音)再生媒体としてのフロッピ
ーディスクや磁気テープはカセットケース内に収納した
状態で使用され、これらの機器にはカセットをヘッドに
対向する装着位置へ取り入れるためのカセットローディ
ング装置が設けられている。
このカセットローディング装置は、一般に、開口部より
一定深さ挿入されたカセットをカセット保持部材でチャ
ッキングし、該カセット保持部材をさらにカセット装着
位置へ導入してロックし、カセット取り出し時にはロッ
クを解除してカセット保持部材を吐き出し位置(チャフ
キング位置と略同じ)へ戻し、そこからカセットを取り
出すよう構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、従来のカセットローディング装置にあっては
、一般に、ホルダーでカセットをチャックし一体化した
ものをそのまま装着位置へ引き込むよう構成されていた
ので、このホルダーに板ばねや軸支ピンを設けて機能拡
大を図ろうとする場合、これらもカセットとともに移動
することになり、スペース上の不利が大きく装置が大型
になるという問題があった。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は上記従来技術の問題に鑑みなされたものであり
、カセットのチャッキング並びにチャッキングしたカセ
ットの装着位置への引き込みおよび吐き出しを円滑に行
うことができ、しかも簡単な構造および小さなスペース
でカセットの構造に応じて種々の機能を比較的容易に追
加しうるカセットローディング装置を提供することを目
的とする。
本発明は、上下にガイドされカセットを受け入れるカセ
ットホルダーと、前後および上下にガイドされカセット
チャック手段を有するスライド部材とを備えて成るカセ
ットローディング装置により、上記目的を達成するもの
である。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第13図は本発明によるカセットローディング装置に装
着されるカセットとして好適なフロンビーディスクカセ
ット10の裏面(底面)図である。
第13図において上下のカセットシェル11A111B
で形成されるケース内にはフロッピーディスク12が回
転自在に支持されている。このフロッピー12はそのハ
ブ(ディスクハブ)13をケースIIA、IIBの中心
部で軸支されている。
なお、前記ハブ13はその端面を磁性体で形成し、カセ
ットローディングの装着部に軸支された駆動軸の磁石支
持面に該端面を吸着させることにより位置決め装着され
る。
カセット10の下面の両側端縁部には後述するチャッキ
ング手段のチャックリンクのカセット保持爪が係合する
凹部(切欠部)14が形成されている。
また、カセット10の下面にはカセット装着部のベース
に設けられた位置決めビンが係合し、該カセットの位置
を正確に決めるための位置決め穴15A、15B、15
C,15Dが設けられている。
前記下側のカセットシェルIIBには、ディスク12の
ヘッド対向部(通常上下2面に設けられる)を露出させ
るための開口16が形成され、該開口16はスライド式
のシャッター17を左右に移動させることにより開閉さ
れる。このシャッター17はねじりコイルばねなどで閉
じ方向に付勢されており、カセット装着時に引き込み動
作に連動して開かれるようになっている。前記シャッタ
ー17には後述するシャッターオープナ−の係合突起が
係合する凹部(または切り欠き) 18が形成されてい
る。
なお、第13図ではシャッター17は閉位置と開位置の
中間に位置している。
カセソ)10の先端左側(第13図の裏面図では右側)
には誤挿入防止形状としての傾斜面(スライド面)19
が形成されている。
なお、図示のカセットlOの裏面には、ディスク12の
回転振れを防止するため、装着位置で上下からばね等の
当接を受けて該ディスク12を挟み所定の圧力を与える
スタビライザー20が取付けられている。
さらに、カセット10の角隅部には誤消去防止用のライ
トプロテクター21が設けられている。
・         第1図は本発明によるカセッ・ド
ローディング装置の要部の平面図であり、上半部はカセ
ット挿入口のドアが開いている状態を、下半部は該ドア
を閉じた状態を示す。
第2図は第1図のドア開放時の線n−nから見た一部を
削除した左側描図であり、第3図は第2図と同じ線■−
■から見た他の一部を削除した左側面である。
第4図は第1図のドア閉鎖時の線IV−IVから見た一
部削除の右側面図であり、第5図は第4図と同じ線IV
−IVから見た他の一部を削除した右側面図である。
第6図は第1図中の線Vl−Vlから見たドア開放時の
一部省略の横断面図である。
第1図〜第6図において、カセットローディング装置は
ドライブ装置等の機枠に固定された左サイドプレート2
5と右サイドプレート26を有し、左右のサイドプレー
ト25.26により上下にガイドされたカセットホルダ
ー27と前後および上下にガイドされたスライド部材(
カセット保持部材)28が支持されている。
前記カセットホルダー27は第6図に示すごとくカセッ
ト10を前後方向摺動可能に収納保持するよう左右下側
にガイド部31A、31Bを有する断面形状を有し、前
記スライド部材28は該カセットホルダー27に対し前
後方向に摺動可能に支持されている。
まず、前記カセットホルダーは左右に設けた係合ピン3
2A、32Bを前記左右のサイドプレート25.26に
形成した垂直のガイド溝33A133Bに嵌合させるこ
とにより上下に移動可能に組付けられている。
前記スライド部材28は、3ケ所に形成された前後方向
長溝(ガイド1)34A、34B、34Cをカセットホ
ルダー27に植設された係合ピン35A、35B、35
Cに係合させることにより、該カセットホルダー27に
対し前後方向にスライド可能に係合されている。
さらに、このスライド部材28はその両側に設けた係合
ピン36A、36Bを前記左右のサイドプレート25.
26に形成した折屈ガイド溝すなわち水平部および垂直
部を有するガイド溝37A、37Bに係合させることに
より前後方向および上下方向に移動可能に組付けられて
いる。
前記スライド部材28に設けた軸支点41には、挿入さ
れたカセットの前記チャッキング用凹部14に掛止する
カセット保持爪42を有するチャックリンク43が軸支
されている。このチャックリンク43はスライド部材2
8との間に張架されたスプリング44によって第1図中
反時計方向に付勢されている。
カセット10が挿入され、該カセットの傾斜面がチャッ
クリンク43のカセット保持爪42に衝突すると、該カ
セット保持爪42が外側へ押しやられ該チャックリンク
43が時計方向へ回動し、該カセット保持爪42がカセ
ッ)10の側面へ乗り上げられ摺動するようになる。
さらにカセット10を押し込みチャッキング位置(また
は吐き出し位置)に達するとカセット保持爪42がカセ
ット10の凹部14内へばね力で押し込められ、カセッ
トlOはスプリング44で付勢されたチャックリンク4
3の押圧係合によってチャッキングされ、スライド部材
28とともに前後方向に移動するよう保持される。
なお、カセット10が誤挿入され傾斜面19がチャック
リンク43側にない場合は、該チャックリンク43に対
しカセット10が衝突しストップされることになり、吐
き出し位置へ挿入することができない。
第9図はカセットローディング装置の前面図である。
カセットローディング装置の前面にはカセット挿入用の
開口部45を有するフロントパネル46が設けられ、該
開口部45は軸支点47を中心に回動するドア48によ
って開閉される。
一方、カセットローディング装置の両側すなわち左右の
サイドプレート25.26には前記ドア48の開閉動作
に応じて前後方向に移動される左右のローディングプレ
ート50.51が設けられている。
すなわち、前記ドア48の左右に設けられた枢軸52A
、52Bのそれぞれには左右のドアリンク53A、53
Bの一端が回動自在に連結され、これらのドアリンク5
3A、53Bの他端はそれぞれ枢軸54A、54Bを介
して左右のローディングプレート50.51の前端部に
回転自在に連結されている。
左右のローディングプレート50.51のそれぞれには
、2本のガイド溝55A、55・Bおよび56A、56
Bが形成され、各ガイド溝には左右のサイドプレート(
固定)25.26に植設された係合ピン57A、57B
、58A、58Bが摺動自在に係合されている。
また、各ガイド溝55A、55Bおよび56A。
56Bは左右対称に形成されており、これらのガイド溝
は各ローディングプレート50.51を水平方向に案内
するよう水平に形成されているが、図示の例では各ガイ
ド溝の端部に傾斜溝としての係合カム部60A、60B
、61A、61が形成されている。
これらの係合カム部60A、60Bおよび61A、61
Bは、前記カセットホルダー27の左右の係合ピン32
A、32Bおよび前記スライド部材28の左右の係合ピ
ン36A、36Bに摺動可能に係合しており、左右のロ
ーディングプレート50.51の前後移動によってカセ
ットホルダー27を上下にガイドしかつスライド部材2
8を前後と上下にガイドするためのものである。
左右のローディングプレート50.51は、左右のサイ
ドプレート25.26との間に張架された引張りスプリ
ング62A、62Bによって常時戻し方向(吐き出し方
向)に付勢されている。
こうして、ドア4日を第2図および第3図の開位置から
第4図および第5図の閉位置へ移動させる動作、すなわ
ちドア48を閉める動きに連動して、カセット10をチ
ャックしたスライド部材28を奥へ距離H(第2図)引
き込んだ時、このスライド部材28およびカセットホル
ダー27の両方をカセット10とともに下方へ高さVだ
け下降させるよう構成されている。
この時の動きはローディングプレート50.51に形成
したカム係合部60A、61A、60B。
61Bで係合ビン32A、36A、32B、36Bを機
械的に案内することにより、ドア4Bを閉める動きに対
応した量づつ確実に行われる。
すなわち、上記カセットローディングの動きは、スプリ
ングの弾性力で弾みをつけて行うものではなく、完全に
無衝撃の状態で行われる。
第8図は前記カセットホルダー27の上面を示す図であ
る。
第8図において、カセットホルダー27の上面の左右に
はカセットlOを圧接するための板ばね64A、64B
が取付けられており、これらの板ばねの両端部はカセッ
トホルダー27に形成された開口65A、66A、65
B、66Bから下側へ突出し、該カセットホルダー27
内に挿入されたカセット10の上面を圧接し、該カセッ
ト10をガイド部31A、31B (第6図)に押圧し
てガタ付きのない状態で保持している。
前記スライド部材28には前述のごとくカセットIOを
チャックするためのチャックリンク43が軸支点41を
介して取付けられており、該スライド部材はカセット保
持部材としても機能している。
而して、このスライド部材28には、カセットIOの凹
部14(第13図)にカセット保持爪42(第1図)が
ばね44で押圧係合された状態、すなわちカセット10
がチャックキングされた状態で、該カセット10の先端
面に当接して過度の侵入を阻止するストッパ67A、6
7B (第1図、第6図)が設けられている。このスト
ッパ67A。
67Bはスライド部材28から下方へ折り曲げられた一
体の突出部で形成さており、図示の例では、カセットホ
ルダー27に形成された前後方向長孔68A、68Bを
通して前記ストッパー67A167・Bを下方へ突出さ
せることによりカセット10引き込み動作に支障がない
構造になっている。
第10図はカセット10の開口部16を閉鎖するシャッ
ター17(第13図)の開閉する機構およびその動作を
示す部分平面図である。
第1図および第10図において、前述のごと(、スライ
ド部材28に形成された前後方向長孔のガイド溝34C
がカセットホルダー27に植設した保合ピン35Gに係
合しており、スライド部材28はカセットホルダー27
に対し前後方向に相対移動する。
而して、スライド部材28には軸支点70を介してシャ
ッターオープナ−71が回動可能に軸支されている。こ
のシャッターオープナ−71の先端部にはチャックされ
たカセフ1−10の開口部16を開閉するシャッター1
7の凹部18に係合する係合突起72が一体的に形成さ
れている。
また、前記シャッターオープナ−71にはカセットホル
ダー27に植設された係合ピン35Cに係合するカム溝
73が形成されている。
このカム溝73は、カセット10をチャックしたスライ
ド部材28がカセットホルダー27に対し後方へ移動す
るとき、すなわちカセット10を引き込ませるとき、そ
の動きに応じてシャッターオープナ−71の前記係合突
起72をスライド部材28に対して(したがってカセッ
ト10に対して)シャッター開き方向(左から右)へ移
動させるような形状を有している。
また、カセットホルダー27の上面には、前記シャッタ
ーオープナ−71の係合突起72のシャッター開閉方向
の動きを逃げるための開ロア4が形成されている。
第10図中実線および鎖線はチャックキング位置(吐き
出し位置)を示し、二点鎖線はカセット10を引き込ん
だ装着位置を示す。
こうして、チャックされたカセットlOの動きを該カセ
ットのシャッター開閉方向(左→右)の動きに変化させ
るカム手段35C,71,73を設け、該カム手段のシ
ャッター開閉方向移動部にシャンター17の凹部18に
係合する爪部(係合突起)72を設け、カセッ1−10
の押し込み(引き込み)吐き出しくイジェクト)に連動
してシャッター17を移動させて開口部16を開閉する
機構が構成されている。
第7図はカセット10を装着した状態すなわちa−ディ
ングの状態を示す。
第1図において、カセット10がシャッター17開の状
態で装着位置にロックされと、記録再生ヘッド100は
、カセット10の開口部16 (第10図、第13図)
から該カセット内へ導かれ、該開口部から前後方向に直
線運動(ヘッド送り)しながら情報の記録(書き込み)
あるいは読み取りを行なうよう動作する。
第1図および第7図において、ベース75には、カセッ
ト10(ケースIIA、11B)位置決め用のピン76
A、76B、l0IA、101B並びにフロッピーディ
スク12の駆動および位置決め(高さおよび平面位置、
平行度)用の回転ボス77が設けられている。
図示の例では、カセット10のx、yの方向の位置決め
は2個のピン76A、76Bによって行なわれ、該カセ
ットIOの2方向(フロッピーディスク12の厚さ方向
)の位置決めは全て(4個)のピン76A、76B、l
0IA、l0IBによって行なわれる構造になっている
前述のローディングバレート50,510動きでカセッ
ト10が押し込まれかつ下降されると、まず、カセット
10の凹部15A、15B、15C,15D(第13図
)が前記ピン76A、76B、l0IA、l0IBに当
接するとともにディスク12のハブ13(第13図)が
回転ボス77に当接してカセット10の位置決めが行わ
れる。
特にヘッド(不図示)との関係で書き込み再生用のディ
スク12の位置を正確に出す必要があり、そのため、例
えば、回転ボス77とハブ13を磁石吸引式とし、平行
度、芯出しおよび回転位置を正確に規制しうる嵌合構造
にすることが好ましい。
カセットホルダー27およびスライド部材28はローデ
ィングプレート50,51の係合カム部60A、60B
および61A、61Bによってカセット10より若干余
分に下方へ引き込まれガイド部31A、31Bとカセッ
ト10との間に隙間78A、78Bが生じた状態になる
また、装着状態において、カセットlOは前記板ばね6
4A、64Bによって下方へ押圧されており、したがっ
て、カセット10はこの板ばね64A、64Bと前記ピ
ン76A、76Bとの間で弾性的に所定の保持力で位置
決めされている。
第1図お−よび第4図において、右サイドプレート26
と右ローディングプレート51との間に、ドア48を閉
める動きでカセット10を装着位置(第7図)にロック
し、該ドアを再度押した時の動きでカセットlOをリリ
ースしローディングプレート50.51の戻しばね62
A、62Bの付勢力でカセット10を吐き出し位置へ戻
す(イジェクトする)ロックアンドリリース機構80が
設けられている。
第11図および第12図は上記ロックアンドリリース機
構の詳細を示す正面図および断面図(線A−A、線B−
B)である。
第1図、第4図、第11図、第12図において、右サイ
ドプレート26にはロックリンク81が軸支され、右ロ
ーディングプレート51には該ロックリンク81と協働
してロックおよびリリースする係合ピン82が植設され
ている。
第11図および第12図において、前記ロックリンク8
1は、右サイドプレート26に植設されたピン83に対
し、回動可能でしかも軸方向に傾斜または変位可能に取
付けられている。図示の例ではロックリンク81はピン
83に嵌着されたコイルス、ブリング84によりピン8
3の先端側へばね付勢されている。
前記ロックリンク81は、ばね85により第11図中左
方向で示す方向に付勢されており、前記係合ピン82が
何ら接触しない時、サイドプレート26に設けたストッ
パ86に突出部87が衝当する初期回転位置にある。
第11図および第12図に示すごとく、ロックリンク8
1は板部材で形成され、該ロックリンク81には、矢印
B方向に平行移動するローディングプレート51の係合
ピン82が最初に接触しばね85に抗して押圧摺動する
カム部88と、ガイド溝89と、口7クリンク81およ
びピン82が安定したロック状態になる掛止部90と、
2度押し時にピン82が入り込むリリース開始部91と
、第12図に示す方向に傾斜しピン82が乗り越え可能
に形成されたリリース案内部92が形成されている。
このロックアンドリリース機構80の動作は次のとおり
である。
カセット10がチャックされた後ドア4日を閉じる動き
を始めるとローディングプレート51とともにこれに植
設された係合ピン82が矢印B方向に平行移動する。
一定量カセット10が押し込まれると係合ピン82がロ
ックリンク81のカム部88に衝突し、その時の上向き
分力(第11図で)によってロックリンク81がばね8
5に抗して時計方向(第11図で)に回動する。
さらに係合ピン82が進行しカム部88を通過してガイ
ド溝89の入口に達すると、ロックリンク81はばね8
5のばね力によって反時計方向に回動し係合ピン82が
ロック位置90に掛止される。ここでドア48の閉じ動
作を止める。
この位置では安定したロック状態になり、戻しばね62
B(第4図)で入口方向へ(第11図中左方向へ)ばね
付勢されるローディングプレート51とばね85で第1
1図中反時針方向に付勢されるロックリンク81が互い
に安定した状態で係合し保持される。
このロック位置は第7図に示したカセット装着位置に対
応している。
次にカセット10を取り出す時の動作を説明する。
カセット10を取り出す時は閉じ状態にあるドア48を
さらに押し込む方向に押圧操作(2度押し)するだけで
よい。
第11図および第12図においてζ閉じているドア48
 (第4図)を押すと、ローディングプレート51がば
ね62Bに抗しである距離具へ押し込まれ、係合ピン8
2がロック位置90から外れて若干臭の方へ進む、係合
ピン82がロック位置90から外れるとロックリンク8
1がばね85で反時計方向に若干回動じ、係合ピン82
はリリース開始部91へ来る。
係合ピン82がリリース開始部91へ来ると、ばね62
Bで入口方向(ドア48開き方向)に付勢されているロ
ーディングプレート51の係合ピン82が前記リリース
案内部92に接触する。
しかし、このリリース案内部92は第12図(A)に示
すように係合ピン82の接触部より高い位置まで傾斜し
ており、しかもロックリンク81自体第12図の(A)
中2点鎖線で示すように支軸ピン81の軸方向に変位可
能に保持されているので、ばね62Bのばね力で係合ピ
ン82はリリース案内部92を容易に乗り越えることが
でき、左右のローディングプレート50.51は左右の
復帰ばね62A、62Bのばね力で直ちに吐き出し位置
(前述のカセットlO挿入時におけるチャックキング位
置と略同じイジェクト位置)へ戻される。
すなわち、ドア48を押すだけで、装着位置にロックさ
れていたカセット10をリリースし、取り出し可能な吐
き出し位置へ直ちに戻すことができる。
この場合、カセット10の引き込みおよび吐き出しは、
スライド部材28に軸支されチャックリンク43のカセ
ット保持爪42を該カセットの凹部14に所定大きさの
ばね力で押圧係合させた状態で行うので、前述のように
ロックを解除してばね付勢力でカセット10を吐き出し
位置へ戻す場合でも、加減速動作や衝撃によってカセッ
ト保持爪42がカセット凹部14から外れることを確実
に防止することができ、したがって、カセットイジェク
ト時にカセット10が開口部から飛び出して落下するこ
とを防止することができる。
なお、以上の実施例では本発明をフロッピーディスクカ
セットのローディング装置に通用する場合を図示して説
明したが、本発明はビデオテープカセント、CDカセッ
ト、オーディオカセット、などカセットをドライブ装置
(機構)内に≠会で装着するものであれば種々のカセッ
トのローディング装置に通用することができる。
前記実施例中の“前後および上下に4ガイドされカセッ
トチャック手段43を有するスライド部材28′″にお
いては、チャックリンク43がスライド部材28上に回
転自在に支持され、ばね44によってカセット10を掛
止する方向に回動付勢されているが、上記カセットチャ
ック手段は第14図に示すごとくスライド部材28と一
体に形成し、該スライド部材28自体の弾性を利用して
カセッ)10を掛止する構造のものにすることも可能で
ある。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなどと(、本発明によれば、上下
にガイドされカセットを受け入れるカセットホルダーと
、前後および上下にガイドされカセットチャック手段を
有するスライド部材とを備えて成るカセットローディン
グ装置を構成したので、カセットホルダーおよびスライ
ド部材の間の相対移動を利用してカセットのシャッター
を開閉する手段を設けたり、また両者の間のスペースを
利用して板ばね等をコンパクトに取付けるなど、小さな
スペースで機能拡大を容易に図りうるカセットローディ
ング装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカセットローディング装置の要部
を左半部では吐き出し位置に右半部では装着位置にある
状態で示す平面図、第2図は第1図中の線■から見た一
部削除左側面図、第3図は、第1図中の線■−■から見
た別の部分を削除した左側面図、第4図は第1図中の線
IV−IVから見た一部削除右側面図、第5図は第1図
中の線IV−IVから見た別の部分を削除した右側面図
、第6図は第1図中の線VI−VIから見た横断面図、
第7図はカセット装着状態を示す縦断面図、第8図は第
1図中のカセットホルダーの平面図、第9図は第1図の
カセットローディング装置のカセット挿入用開口部を示
す正面図、第10図は第1図中のカセットのシャッター
を開閉する機構および動作を示す部分平面図、第11図
は第1図中のカセ7)のロックアンドリリース機構の部
分正面図、第12図の(A)、(B)はそれぞれ第11
図中の線A−A、線B−Bに沿った部分断面図、第13
図は第1図のカセットローディング装置で使用されるカ
セットの底面図、第14図は本発明の他の実施例の要部
を部分的に示す平面図である。 10・・・・・・−・・−カセット、14−・−−−一
−−・−・−凹部(チャッキング)、17・−・−−−
−・・・−シャッター(カセット)、19・−・・−・
・・−傾斜面(誤挿入防止)、27・−・・−・−・・
カセットホルダー、28・・−−−−−−−・−スライ
ド部材、33A、33B−・・・−・−・ガイド溝(カ
セットホルダー用)、37A、37B・−−−−−・−
・・−ガイド溝(スライド部材用)、42・−・−・・
−・−・・カセット保持爪、43−−−−−−−−・・
−チャックリンク、4El−・−・−・・ドア、50,
51・−・・−−−−・−・−ローディングプレート、
60A、60B、6IA、61B−・−−−一−−〜−
・板ばね(カセットホルダー)、67A、67B−・・
・−・・−・−ストッパー(スライド部材)、72・−
・・・−・−係合突起(シャッター開閉)、73・・・
・・・−・・・−カム溝(シャッター開閉)、80−・
−・−・−・−ロックアンドリリース機構、81・−・
−・−・−ロックリンク、82・−−−−一−・−・・
・係合ピン。 代理人 弁理士  大 音 康 毅 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下にガイドされカセットを受け入れるカセット
    ホルダーと、前後および上下にガイドされカセットチャ
    ック手段を有するスライド部材とを備えて成るカセット
    ローディング装置。
JP62109401A 1987-04-30 1987-04-30 カセットロ−ディング装置 Pending JPS63273257A (ja)

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JP62109401A JPS63273257A (ja) 1987-04-30 1987-04-30 カセットロ−ディング装置

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JP62109401A JPS63273257A (ja) 1987-04-30 1987-04-30 カセットロ−ディング装置

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ID=14509311

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