JPS6327287Y2 - - Google Patents

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JPS6327287Y2
JPS6327287Y2 JP10634779U JP10634779U JPS6327287Y2 JP S6327287 Y2 JPS6327287 Y2 JP S6327287Y2 JP 10634779 U JP10634779 U JP 10634779U JP 10634779 U JP10634779 U JP 10634779U JP S6327287 Y2 JPS6327287 Y2 JP S6327287Y2
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JP
Japan
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magnetic
signal
control
recording
head
Prior art date
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JP10634779U
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JPS5625393U (ja
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  • Digital Magnetic Recording (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気テープに記録した複数のプログラ
ムの頭初に識別情報を記録してプログラムの識別
および検索を容易に行なえる磁気記録再生装置に
関する。
一般に磁気記録再生装置によつて磁気テープに
プログラムを記録する場合、記録したプログラム
を容易に検索できることが望まれている。このた
めに、たとえば連続した一巻の磁気テープに複数
のプログラムを記録した場合、各プログラムの間
に一定長さの無記録の部分を設け、磁気テープ上
の一定長さの無記録の部分を検出してカウント
し、所望のプログラムを検索するようにしたもの
がある。しかしながら、このようなものでは、プ
ログラム内容を識別するためには、常に磁気テー
プをプログラム初端から走行させる必要があり、
操作上極めて不都合であり、また記録されたプロ
グラム情報に記録レベルが低い場合には誤動作を
生じる原因にもなる。
このような誤動作を防ぐためにプログラムと共
に特定の制御信号を磁気テープに記録することが
考えられている。この場合、プログラムと制御信
号とを弁別するために制御信号の周波数帯をプロ
グラム信号の周波数帯域外に選ぶ必要がある。た
とえばプログラム信号の周波数帯域の下側を制御
信号の周波数帯として用いる場合、基本的にはロ
ーパスフイルタによつて周波数弁別を行なつて制
御信号を得、さらにこの制御信号がデジタル信号
で振幅変調された場合は振幅弁別を行なつてデジ
タル信号に復調する必要がある。しかしながらこ
のようなものでは、プログラム信号の再生出力の
品位を保つためには制御信号の高調波成分を十分
に小さくする必要があり、このために制御信号の
出力レベルをできるだけ小さくし、さらにローパ
スフイルタを設けて高調波成分を減衰する等の信
号処理を必要とする。またこのようなものでは制
御信号の周波数帯は、録音・再生用アンプおよび
その段間のカツプリングによるロールオフ域とな
る。したがつて上記制御信号は微分された形で記
録され、さらに再生時に再び微分されるためにそ
の信号レベルの小さいことと相俟つて弁別回路の
構成が複雑になる欠点があつた。
このためにプログラム信号の録再ヘツドとは別
に制御信号の記録、読出しを行なう専用ヘツドを
設けてこの専用ヘツドの磁気ギヤツプを上記録再
ヘツドの磁気ギヤツプに対して傾けて配設し、所
謂アジマス効果によつてプログラム信号と制御信
号とを分離して取出すことが考えられている。し
かしながらこのようなものでもプログラム信号と
制御信号とを確実に分離することは困難であり、
プログラム信号の再生中に録再ヘツドから識別信
号が再生される等の欠点があつた。
また複数のプログラム信号のトラツク間の無録
音部分に制御信号の専用トラツクを設け、かつこ
の制御信号の検出ヘツドをアジマス効果を得られ
るように傾けて設けたものがある。このようにす
ればプログラム信号と制御信号とを確実に分離し
て再生することができる。しかしながらこのよう
なものでは、識別信号の専用トラツクの幅が極め
て狭くなるために、特に早捲き状態で識別信号を
探索する場合信頼性が低下し、また互換性に欠け
る問題があつた。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので簡
単な構成でプログラム信号と識別信号とを確実に
分離し、再生することができる磁気記録再生装置
を提供することを目的とするものである。
以下本考案の一実施例を第1図に示す磁気ヘツ
ド部分の概略構成図に依つて詳細に説明する。な
おこの実施例は2チヤンネルステレオを録音・再
生するシステムである。図中1は識別信号の記
録・再生を行なう制御ヘツドで3極のポールピー
ス1a,1b,1cを有するE型コアの中央脚と
両側脚間にそれぞれ巻線1d,1eを巻装してい
る。なおこの制御ヘツド1の両側のポールピース
1a,1c間の幅は少なくとも磁気テープの録音
トラツク部分の幅以上とし充分な記録スペースを
確保することが望ましい。そして2は上記磁気テ
ープの各録音トラツクに対応して各チヤンネル毎
に配設したプログラム信号の録再ヘツドである。
なおこの場合、録再ヘツド2,2間の間隔Aに対
して中央のポールピース1bの幅Bを等しいか、
より狭くすることにより識別信号に充分な記録ス
ペースが得られて好ましい。
このような構成であれば磁気テープを所定速度
で走行させて制御ヘツド1の各巻線1d,1eに
例えば直流を印加するとポールピース1a,1b
間およびポールピース1b,1c間に上記磁気テ
ープの走行方向に対して直角方向に磁気ベクトル
を生じて符号を記録することができる。なおこの
場合上記磁気ベクトルの上下方向および無信号の
3種類の状態を用いて3進符号として記録を行な
うことができる。したがつて直流信号の極性切換
およびOFF操作を行なうことにより3進符号に
よる明確な記録を行なうことができる。さらに磁
気テープの磁性面における識別信号の磁気ベクト
ルはテープの進行方向に直角であり、これに対し
てプログラム信号の磁気ベクトルはテープの進行
方向に並行である。したがつて再生時にはプログ
ラム信号と制御信号とを確実に分離して得ること
ができる。第2図はこのような方法による磁気テ
ープの記録トラツクのパターンの一例で図中Cは
磁気テープの進行方向、Dはプログラムの終端部
分でこの後に制御ヘツド1により制御信号Eを3
進符号によつてデジタル記録する。なお図中矢印
は記録した符号の磁気ベクトルの方向、Oは無信
号の状態を表わす。そしてこの制御信号の後に適
宜なプログラムFを記録する。なお上記制御信号
の内容としては例えば磁気テープ上のプログラム
の位置を表す絶対番地、磁気テープの走行を制御
するためのテープ駆動制御信号、再生時の信号レ
ベルを制御する再生信号レベル制御信号、録音・
再生時に用いることのある雑音低減法の有無等を
適宜に符号化して記録し、再生することができ
る。
なお上記実施例では制御信号を磁気テープに2
トラツクに分けて記録できるので一方のトラツク
にクロツク信号を記録し、他方のトラツクに上記
クロツク信号で符号化した制御信号を記録しても
よい。また制御信号からクロツク信号を抽出する
ようにし、制御信号の2トラツクに同一内容の符
号を記録するようにしてもよい。
また第3図に示すように3組の制御ヘツド1−
1,1−2,1−3を異なる間隔l1,l2で配置し、
6個の3進符号を同時に読取るようにしてもよ
い。第4図はこのような3組の制御ヘツド1−
1,1−2,1−3を用いた信号制御部のブロツ
ク図で図中11は記録すべき制御信号の入力端
子、12は制御信号を2進符号に変換する制御信
号発生器、13は上記2進符号を3進符号に変換
する2進−3進変換器である。そして上記制御信
号発生器12、および2進−3進変換器13の出
力を増幅器14a,14b…14fを介して切換
スイツチ15a,15b…15fの記録用の固定
接点に接続する。また各制御ヘツド1−1,1−
2,1−3の巻線を上記切換スイツチ15a,1
5b…15fの可動接点に接続し、この再生用の
固定接点を弁別器16a,16b…16fを介し
て3進−2進変換器17および比較器18に与え
る。そしてこの比較器18の出力により、たとえ
ば予め設定した制御信号の番地と磁気テープから
検出した番地との一致不一致の有無をスイツチ制
御部19へ与えて磁気テープの走行を制御し、切
換スイツチ15a,15b…15fを駆動すると
共に表示部20にも表示する。
なおこの実施例では各制御ヘツド1−1,1−
2,1−3の上側で2進符号を記録・再生し、他
側で3進符号を記録するようにしている。したが
つて、たとえば一番目の制御ヘツド1−1の上側
ギヤツプの再生出力に正極性の出力が得られた時
にだけ、他の各出力を制御情報と見なすようにす
れば上側では22、他側では33、合計108種の制御
信号を得ることができる。そしてこの制御信号を
繰返して記録しておくことにより再生時の信頼性
を著るしく向上できる。
なお本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、たとえば全ての制御ヘツドで3進符号の記
録、再生を行なうようにしてもよいし、あるいは
2進符号の記録、再生を行なうようにしてもよ
い。また多種類の制御信号の記録・再生を行なう
場合には、記録トラツクを3トラツク以上として
もよい。
以上詳述したように本考案はプログラム信号を
録・再ヘツドによつて磁気テープの進行方向に平
行な磁気ベクトルで記録・再生し、制御信号を少
なくとも3極のE型コアの各極間にそれぞれ独立
して励磁する巻線を巻装した制御ヘツドによつて
磁気テープ面上の走行方向に直交する磁気ベクト
ルによつて記録・再生するようにしたものであ
る。したがつてプログラム信号と制御信号とを確
実に分離して再生することができ、しかも識別信
号はデジタル信号を用いることができるので構成
も簡単で安価な磁気記録再生装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の磁気ヘツド部分の
概略構成図、第2図は上記実施例の記録トラツク
パターン、第3図は本考案の他の実施例の磁気ヘ
ツドを示す図、第4図は上記他の実施例の信号制
御部のブロツク図である。 1……制御ヘツド、1a,1b,1c……ポー
ルピース、1d,1e……巻線、2……録再ヘツ
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 音声用のカセツト式テープレコーダーにおい
    て、磁気テープ磁性面上に長さ方向の磁気ベクト
    ルに依つて録再する音声用磁気ヘツドと、複数の
    ヘツドギヤツプを有し上記音声用の磁気ベクトル
    に対して磁性面上に直交する方向の磁気ベクトル
    で複数のヘツドギヤツプに夫々独立したデジタル
    2進及び3進符号の組合せで録再する制御用ヘツ
    ドを設け音声プログラム間の無録音部分に該制御
    用ヘツドに依り上記デジタル2進及び3進符号の
    組合せで制御用信号を記録再生し音声信号プログ
    ラムの制御を可能とする磁気記録再生装置。
JP10634779U 1979-08-01 1979-08-01 Expired JPS6327287Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10634779U JPS6327287Y2 (ja) 1979-08-01 1979-08-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10634779U JPS6327287Y2 (ja) 1979-08-01 1979-08-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5625393U JPS5625393U (ja) 1981-03-07
JPS6327287Y2 true JPS6327287Y2 (ja) 1988-07-25

Family

ID=29338989

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JP10634779U Expired JPS6327287Y2 (ja) 1979-08-01 1979-08-01

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2697050B2 (ja) * 1988-12-21 1998-01-14 ソニー株式会社 データ記録方法,データ再生方法,データ記録装置及びデータ再生装置

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Publication number Publication date
JPS5625393U (ja) 1981-03-07

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