JPS6327261B2 - - Google Patents

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JPS6327261B2
JPS6327261B2 JP56141027A JP14102781A JPS6327261B2 JP S6327261 B2 JPS6327261 B2 JP S6327261B2 JP 56141027 A JP56141027 A JP 56141027A JP 14102781 A JP14102781 A JP 14102781A JP S6327261 B2 JPS6327261 B2 JP S6327261B2
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JP
Japan
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control valve
pressure
speed
flow rate
cylinder
Prior art date
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Application number
JP56141027A
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English (en)
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JPS5842579A (ja
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Yoshiaki Nemoto
Yasuo Kido
Hidekazu Sasaki
Akio Ueno
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は速度帰還形油圧エレベータ装置に係
り、特に下降時の油圧回路を改善した速度帰還形
油圧エレベータ装置に関するものである。
一般に油圧エレベータ装置の下降制御は第1図
に示す油圧回路によつて行われる。即ち、乗かご
5の下降制御は、シリンダ4の負荷圧Pcによる
制御流量Qを下降制御弁1の開度の調整により行
つている。下降制御弁1の開度制御は油タンク1
0から下降制御弁1を介してシリンダ4に連通す
る主管路2の前記シリンダ4と下降制御弁1との
間から引出し、前記下降制御弁1のうしろ側に形
成した圧力室22に連通するパイロツト管路6
と、比例電磁弁8と前記圧力室22を連通するパ
イロツト管路7と、前記比例電磁弁8を制御する
増幅器14と、この増幅器14に偏差出力を与え
る比較器13と、この比較器13にフイードバツ
ク信号21を与える速度検出器3と、この速度検
出器3を固定し前記シリンダ4内への圧油給排に
より昇降する乗かご5と、乗かご5の昇降を案内
し前記速度検出器3の一部と接するガイドレール
20と、前記圧力室22内に位置し前記下降制御
弁1の開度を減少させる方向に作用するばね28
及び前記下降制御弁1の最高開度を規制するスト
ツパ15と、前記下降制御弁1から油タンク10
へ連通するドレーン管路11と、前記比例電磁弁
8から油タンク10へ連通するドレーン管路9と
より構成し、前記比較器13に速度指令12を与
えるようにしたものにおいて行つている。即ち、
主管路2からパイロツト管路6,7により下降制
御弁1の圧力室22と比例電磁弁8に導入された
制御圧力PC-1を、速度指令12と速度検出器3の
フイードバツク信号21とを比較器13で対比さ
せてその偏差を増幅器14で増幅して比例電磁弁
8を励磁作動させ、これによりドレーン管路9内
に溢流させることにより行つている。前記比例電
磁弁8は、増幅器14からの励磁電流iに応じて
作動し、電流を増加させると該弁8から油タンク
10への溢流量が多くなるようにしておけば、制
御圧PC-1は当然低くなり、その結果圧力室22内
の圧力が低くなるので下降制御弁1は上昇して開
度をx1のように増加して乗かご5の下降速度を早
める。一方、電流iを減少させると前記弁8から
油タンク10内への溢流量が少なくなるようにし
ておけば、前記制御圧PC-1は当然高くなり、その
結果圧力室22内の油圧力が高くなるので前記下
降制御弁1は下降して開度をx2のように狭ばめて
乗かご5の下降速度を遅らせる。
したがつて下降制御弁1の開度x1〜x2は速度指
令12に見合つた励磁電流iで制御され、かつ負
荷圧Pcが増加すれば制御流量Qは増加しようと
し、フイードバツク電圧eは増加するが、その結
果偏差出力が減少して励磁電流iが減少し、比例
電磁弁8により下降制御弁1の開度は減少して制
御流量Qを制限して乗かご5の下降速度を速度指
令12に見合つたものに制御する。負荷圧Pcが
減少した場合には、前述の逆の動作で制御流量Q
はやはり所定量に制御される。
ところで、下降制御弁1の開度をxとすると、
制御流量Q Q=α・x√ ……(1) ただし、αは下降制御弁1の形状により定まる
流量定数である。
いま、負荷圧Pcが無負荷の時、下降制御弁1
の開度をx1、全負荷の下降時の開度をx2とする
と、制御流量Qは一定であるから(1)式より、全負
荷時の開度x2のほうが無負荷時の開度x1よりも小
さい。
このように構成された油圧エレベータ装置にお
いて、下降運転中に速度検出器3の故障やフイー
ドバツク信号21の断絶により、フイードバツク
電圧eがゼロになつた場合には、偏差出力による
励磁電流iは増加し下降制御弁1の開度を広げて
制御流量Qが増加するので、乗かご5の下降は過
速度となる。
この過速度に相当する制御流量は、下降制御弁
1がストツパ15に当るまで開角が増大するの
で、増大する。この時の開角Q′は、開角x1に余
裕開度δを加えたものとなる(δは負荷変動以外
の油温や電気的外乱による速度変動分の開度で、
下降制御弁1の開度はx1+δまで増加し得る)。
このため過速度の最大値は、全負荷時において定
格速度に対しての割合ηは、(1)式より となる。ただし、PCFは全負荷時の負荷圧を示し、
PCNは無負荷時の負荷圧を示す。
以上説明したように従来において、何等かの理
由で増幅器14へのフイードバツク電圧eがゼロ
になつた場合には過速度の下降運転となるので、
極めて危険であつた。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、たとえフイードバツク電圧
がゼロになつたとしてもエレベータの過速度を最
小限に抑えて安全性を高めた速度帰還形油圧エレ
ベータ装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、シリンダ
と下降制御弁とを連通する主管路にオリフイスを
設け、このオリフイスの前後の差圧によつて作動
する装置を設け、さらにこの作動装置の作動によ
り前記シリンダ内の圧油を前記下降制御弁に導び
き該下降制御弁を閉じる方向に移動させるように
構成したのである。
即ち、前記主管路のオリフイスを通過する制御
流量が所定量を越えると、オリフイス前後の差圧
が増加し、この差圧増加分により作動する作動装
置で前記シリンダ内の圧油を下降制御弁に連通さ
せ、この圧油により下降制御弁の開度を絞つて前
記制御流量を抑え、これによりエレベータの過速
度を最少限に抑えるようにしたのである。
以下本発明の一実施例を第2図について説明す
る。尚、第2図中第1図と同符号は同一構成部品
及び同一寸法を示すので再度の説明は省略する。
まず本実施例はシリンダ4と下降制御弁1とを連
通する主管路2にオリフイス19を設け、この前
後にパイロツト管路25,26を夫々接続し、こ
れら管路25,26の他端はピストン弁16の両
端に接続している。このピストン弁16は、ばね
18により管路25側に押圧されるピストン17
を備え、このピストン17によつて両側に夫々部
屋23,24を形成している。このほか前記ピス
トン弁16には、前記ピストン17がばね18に
さからつて所定量移動すると前記部屋23と連通
するパイロツト管路27が接続され、その他端は
下降制御弁1の圧力室22に接続されている。
エレベータの定格速度に対応する制御流量Qを
Q0、オリフイス19のシリンダ4側の負荷圧を
Pc、差圧をΔP、オリフイス19の下降制御弁1
側の圧力をP1、オリフイス開口面積をa、下降
制御弁1の開度をx、ピストン弁16内のばね1
8のばね定数をk、ピストン17の変位をy、ば
ね18の初期たわみをβ、ピストン17の受圧面
積をSとすると、制御流量Qは(3)式で示される。
Q=Ca√=Ca√−1 ……(3) ただし、Cは流量定数である。
ピストン弁16の平衡条件は、オリフイス19の
前後の差圧ΔPとばね18とで平衡し、(4)式で示
される。
ΔPS=k(β+y) ……(4) ただし、Q=0でy=0とする。
前後(3)、(4)式より制御流量Qは、 Q=Ca√(+) ……(5) となる。定格流量Q0の時のピストン17の変位
yは(5)式より Q0=Ca√(+) ……(5)′ であるから、 y=y0=(S/k)(O0/Ca)2−β……(6) となる。
この時ピストン17はパイロツト25と27を
分離しているので、下降制御弁1は圧力室22の
制御圧力PC-1とばね28との力が、下降制御弁1
への圧力P1と釣合うようにして一定の制御流量
Qを得るようにしている。
いま、速度検出器3の故障やフイードバツク信
号21の断絶により、フイードバツク電圧eがゼ
ロとなつた場合、制御流量Qは増大してQ1とな
り、エレベータは過速度になる。この時、ピスト
ン17が差圧によりy1まで変位したものとする
と、(5)式より y1=(S/k)(Q1/Ca)2−β ……(7) となり、同時にパイロツト管路25と27は部屋
23を介して連通して下降制御弁1の圧力室22
内に負荷圧Pcの圧油を供給する。これにより下
降制御弁1は開度xを減少させ、制御流量Qを制
限してエレベータ速度を減少させる。この時の制
御流量Q(Q1)は(1)式より Q=Q1=αx√1 ……(8) また、下降制御弁1の開度減少による弁開口部の
圧力P1は(8)式から P1=(Q1/αx)2 ……(9) となつて増大し、オリフイス前後の差圧ΔPは減
少する。そして(4)式よりピストン17の変位はy1
から減少してゆき最終的に(6)式のy0となり、制御
流量もQ1から定格速度に対応した流量Q0まで減
少する。この時再びピストン17の戻りによりパ
イロツト管路25,27は分離され、圧力室22
への圧油の供給はなくなる。すると再び下降制御
弁1の開度は大きくなつて制御流量QもQ0から
Q1へと増加する。以下、この繰返しによつてフ
イードバツク電圧ゼロの下降運転が行われる。
以上のように、制御流量Qが定格速度に対する
流量Q0を越えてQ1になると、ピストン弁16と
下降制御弁1の連動で制御流量QがQ0〜Q1の範
囲で変動しながらエレベータは過速度になる。こ
の過速度になる制御流量Q1は(5)式より、 Q1=Ca√(+1) ……(10) となる。
したがつて、定格速度に対する過速度の割合η
は(5)′、(10)式より、 η=Q1/Q0=β+y1/β+y0 ……(11) となり、y1を構造上可能な限りy0に近づければフ
イードバツク電圧ゼロ時の過速度を定格速度に近
づけることができ、エレベータの過速度を最少限
に抑えることができる。
ところで、以上の説明は速度検出器3の故障や
フイードバツク信号21の断絶が生じた場合を例
に説明したが、前記速度検出器3の代りに油量検
出器を用いた油圧エレベータ装置についても適用
可能である。
以上説明したように本発明によれば、速度帰還
形油圧エレベータ装置において、何等かの原因で
速度指令と検出速度との比較が不可能になつた場
合でも、エレベータが過速度を最少限に抑えるこ
とができ、安全にエレベータを下降させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の油圧エレベータ装置の下降運転
制御用油圧回路、第2図は本発明による油圧エレ
ベータ装置の一実施例の下降運転制御用油圧回路
である。 1……下降制御弁、2……主管路、3……速度
検出器、4……シリンダ、10……油タンク、1
2……速度指令、13……比較器、19……オリ
フイス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリンダ内に圧油を給排して乗かごを昇降さ
    せると共に、前記乗かごの速度を検出し、これを
    速度指令と対比させてその偏差出力により前記シ
    リンダと油タンクとを連通する主管路に設けた下
    降制御弁を作動してなる油圧エレベータ装置にお
    いて、前記シリンダと前記下降制御弁との間の主
    管路にオリフイスを設け、このオリフイスの前記
    の差圧変化によつて作動する作動装置を設け、こ
    の作動装置の所定の作動により前記シリンダの圧
    油を前記下降制御弁に導入し、この圧油によつて
    該下降制御弁の開度を絞るように構成したことを
    特徴とする速度帰還形油圧エレベータ装置。
JP56141027A 1981-09-09 1981-09-09 速度帰還形油圧エレベ−タ装置 Granted JPS5842579A (ja)

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JP56141027A JPS5842579A (ja) 1981-09-09 1981-09-09 速度帰還形油圧エレベ−タ装置

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JPS5842579A JPS5842579A (ja) 1983-03-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2478357A1 (fr) * 1980-03-11 1981-09-18 Lcc Cice Cie Europ Comp Electr Tete magnetique d'enregistrement et de lecture de donnees magnetiques, a largeur de piste variable
JPS6239180U (ja) * 1985-08-26 1987-03-09
JPH033873A (ja) * 1989-05-29 1991-01-09 Hitachi Ltd 流体圧エレベーターの制御装置
JP2628117B2 (ja) * 1991-10-17 1997-07-09 三菱電機株式会社 油圧エレベータの制御装置

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