JPS63272325A - 生体信号処理装置 - Google Patents

生体信号処理装置

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JPS63272325A
JPS63272325A JP62038084A JP3808487A JPS63272325A JP S63272325 A JPS63272325 A JP S63272325A JP 62038084 A JP62038084 A JP 62038084A JP 3808487 A JP3808487 A JP 3808487A JP S63272325 A JPS63272325 A JP S63272325A
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light
biological signal
signal processing
optical
modulated
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JP62038084A
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Yoshio Asahina
朝比奈 芳夫
Yutaka Ono
豊 大野
Ryoichi Oomote
大表 良一
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Fukuda Denshi Co Ltd
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Fukuda Denshi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、生体信号を検出する複数の生体信号検出部と
、該生体信号検出部より検出された生体信号を処理する
生体信号処理部間を光伝達手段で接続して成る生体信号
処理装置に関するものである。
[従来の技術] 従来の生体信号処理装置、例えば心電計においては、電
極と心電計本体間は2m〜3m程度の長さの金属製の誘
導コードにより接続されており、画構成間は直流的に接
続されていた。
そして、この誘導コードを介して送られてきた検出電圧
を本体の増幅回路で増幅し、この増幅信号を実際に処理
していた。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、人体より話起され、電極により検出される電圧
のレベルは数ll1v程度であり、人体に沿う部分はシ
ールド効果等があり、さほどの影響がないものの、人体
より離れてから心電計本体までの間で、種々の誘導ノイ
ズ等の影響を受け、検出信号の信頼性が低く、その誘導
ノイズの除去に複雑な構成、制御が必要であった。例え
ば、2個の40W蛍光灯の場合には4〜7mV程度の誘
導ノイズが発生する。また、クーラー、ポンプ内の誘導
機器等よりも静電的、電磁的な種々のノイズが9到来し
、その対策に苦慮していた。
また、電極と心電計本体間が直流的な接続状態であるた
め、心電計本体の絶縁性能の劣化等の事態が発生すると
、漏れ電流による人体への影響も心配され、この点は最
大の考慮点であった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上述の問題点を解決することを目的として成さ
れたもので、この目的を達成する一手段として、本実施
例は以下の構成を備える。
即ち、生体信号を検出する少なくとも2つの生体信号検
出部と、該生体信号検出部より検出された生体信号を処
理する生体信号処理部とより構成される生体信号処理装
置であって、 該生体信号処理部に具備された光を出力する発°光手段
と、該発光手段よりの発光光を複数の生体信号検出部に
伝達する光伝達手段と、生体信号検出部に具備された該
光伝達手段よりの入力光を検出した生体信号に対応して
変調する変調手段と、該変調手段の変調光を光伝達手段
に出力して生体信号処理部に伝達する出力手段と、光伝
達手段よりの変調光を受光する生体信号処理部に具備さ
れた受光手段と、該受光手段で受光した変調光信号を復
調する復調手段と、該復調手段での復調情報を処理する
生体信号処理手段とを備える。
[作用] 以上の構成において、生体信号検出部と生体信号処理部
との間を光伝達手段で接続し、電気的に絶縁すると共に
、誘導ノイズ等の影響を受けない、信頼性の高い装置を
提供できる。
[実施例] 以下図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細−に説
明する。
[第1実施例] 第1図は本発明に係゛る一実施例の構成図であり、以下
の説明は本発明を心電計に応用した例を説明する。
図中1は心電計本体であり、心電計本体1は公知の方法
で電極群よりの検出信号を処理する心電処理部2、発光
時には一定強度の光を発光するLED又は半導体レーザ
(LD)等で構成された光源3、受光ケーブル15,2
5.35.・・・よりの各変調信号を復調して心電処理
部2に出力するP I N−PDあるいはAPD等で構
成される受光素子を含む光復調部4より構成されている
ここに用いられている光ケーブル(光ファイバ)は、周
知のとうり石英ガラス等の電気的完全絶縁物でできてお
り、また、コアが9μm〜60μm、クラッドが125
μmm程度で構成でき、軽量、細心、完全絶縁、低誘電
率等の利点を有する。なお、この光ケーブルをプラスチ
ックスで構成してもコアが200μm〜1mmで構成で
きる。
10.20,30.40は電極ユニットであり、電極ユ
ニットは全て同一構成であるので、電極ユニット10を
例に構成を説明する。即ち、電極ユニット10は、電極
部11、光変調部12、吸引部13より構成されている
。また、14゜24.34は出光ケーブル、15,25
.35は受光ケーブルである。
本実施例では、電極ユニットは胸部用に6ユニツト、四
肢部用に4ユニツトが備えられており、そのうちの1ユ
ニツト(第1図では電極ユニット40)はコモン電極と
なっており、コモ□ン電極よりの検出電位は他の各電極
の共通電位となる。
以上の構成において、心電計本体1の光源3より出光ケ
ーブル14等により光変調部12等に送られた光は、光
変調部12で電極部11よりの検出電位に対応した光変
調を受け、この変調光は受光ケーブル15等により光復
調部4に送られる。
そして、この変調された光信号は光復調部4で復調され
、ここで電気信号に変換されて心電処理部2に送られ、
ここで処理される。
この電極ユニット10の詳細を第2図に示す。
電極ユニットは、第2図に図示の如く、電極部101、
光変調部102、吸引部103より成り、電極部101
よりの検出電圧は信号線108を介して光変調器107
の一方の電極に供給され、光変調器107の他方の電極
にはコモン電極ユニット40よりのコモン信号線45が
供給されている。
この電極ユニットを例えば測定する人体の測定部位に取
り付けるには、吸引部103を押圧して中の空気を抜い
た状態で電極部101を測定部位に圧接し、その後吸引
部103を開放することにより、電極部101と人体の
測定部位表面間に形成される空間の気圧が低気圧状態と
なり、表面皮膚を電極部101内に引き込み、電極部1
01を測定部位に固定する。そして、出光ケーブル10
4より光変調器107内に8導された光は、上述した光
変調器107の両電極間に発生する電界の作用により光
変調を受け、受光ケーブル105を介して心電計本体1
の光復調部4に送られることになる。
なお、本実施例の電極においては、少なくとも電極10
1内面は導電性となっており、光変調部102を電極部
101の内側に収めることで電極部101のシールド効
果により外部よりの電気的8導ノイズの影響を無くすこ
とができる。更に、後述する変調素子を電極で囲むこと
により、変調素子が有する焦電効果による変調光強度の
温度に対する変動を抑えることも期待できる。
光変調器107の詳細構成を第3図に示す。
本実施例では先導波路型変調器(単結晶電気光学結晶で
ある分岐干渉型光強度変調素子)を用いている。この先
導波路型変調器の詳細は、例えばコロナ社「光波電子工
学」 (小山、西原共著)等に説明されているものを使
用する。
第3図において、Yカットニオブ酸リチウム(LiNb
0a )基板110上に、Ti蒸着によるパターン化に
より拡散光導波路111を形成し、拡散光導波路111
を挟んで正電gil12a。
112−bとコモン電極113をパターニン化したもの
である。出光ケーブルよりの入射光は、分岐111・a
により光路長の違う第1の光路111bと第2の光路1
11cの2つに略等分に分岐され、両電8illl、1
12に印加される電圧の差異により発生する電界の作用
でそれぞれ逆の位相変調を受ける。その後合成部111
dで非対称光波が合成され、合成後の干渉効果により位
相差に応じた強度光り変調され受光ケーブル105に出
力される。光復調部4ではこの変調光を復調する。この
先導波路型変調器では、焦電効果による温度変動に対す
る変調光強度変動を抑えるために、正電極とコモン電極
の回りにそれを囲む電極を設けたりする方法がとられる
以上の説明は光分岐導波路型変調器を用いた光変調め例
を説明したが、本発明の変調器はこれに限るものではな
く、光変調器として電気光学結晶による線形電気光学効
果(ポッケルス効果)を用いた変調器で構成してもよい
。顕著にポッケルス効果を示すものとしては、BSO,
BGO。
LiTaO3,LiNbO3、水晶等の結晶があり、特
に低電圧用のポッケルス素子としてはBSO。
B G O、LiTaO3,LiNbO3等が通してい
る。
次にこれらの一般的なポッケルス素子における設計上必
要な各種ポッケルスγmRマトリクスを以下に示す。
LiTa0= 、  LiNb03(3m群)ZnS、
GaAs、BSO,BGO(24,43m群)以上の電
気光学結晶の縦効果を利用する縦型変調素子を使う場合
の基本構成を第4図(a)に、その印加電圧に対して得
られた出力電圧の特性例を第4図(b)に示す。
図示の如く縦型変調素子では、入射光は偏光子412に
より直線に偏光され、透明電極401を通して変調素子
400に入射され、透明電極401.402間に生成さ
れる電界の作用で変調された後、旋光子である波長板4
13及び偏光子412と直交する軸を持つ検光子414
を通して出力される。その出力特性は線形であるが、こ
のままでは印加電圧は数10v程度が要求される。−感
度を向上させるには光路を長くすればよく、この光路を
延長して構成した縦型変調素子の原理を用いた光変調器
の例を第5図に示す。
この電気光学効果素子は、ニオブ酸リチウム(LiNb
O5)で構成した電気光学結晶層210の両対向面に誘
電体多層膜215,216を形成し、この誘電体多層膜
215,216を電極として利用すると共に、電気光学
結晶層210の反射膜としても作用させている。出光ケ
ーブル104を介して入射された光は、偏光子212に
より直線に偏光されて電気光学結晶層210に入射する
。この直線偏光光は電気光学結晶層210内の誘電体多
層膜215,216のそれぞれにより反射されて光路が
延長され、その感度も向上する。そして、光路出口□に
λ/4波長板である旋光子213が配設され、さらに偏
光子212と直交する軸を持つ検光子214が配設され
ている。本実施例では、光路な長くするため、電気光学
結晶層210への入射角を約5度に設定している。
ここで、誘電体多層膜216にコモン信号線45により
コモン電位を印加し、誘電体多層膜215に電極よりの
検出電位を信号線108を介して印加すると、両電極間
に発生する電界により通過光は楕円偏光になり、偏光度
が電界強度に比例するので検光子により印加電圧に比例
した光強度変調出力が得られる。この変調光を受光ケー
ブル105を介して光復調部4に送ればよい。
なお、本発明はこの縦型変調素子での構成例に限るもの
ではなく、縦型変調素子に変え、横型変調素子で変調器
を構成することもできる。この横型変調素子を用いた場
合の基本構成を第6図(a)に、その印加電圧に対し2
て得られた出力電圧の特性例を第6図(b)に示す。
第6図(a)において、偏光子412に゛より直線に偏
光されて変調素子420に入射された光は、電極421
,422間に生成される電界の作用で変調された後、偏
光子412と直交する軸を持つ検光子414を介して出
力される。
この横型変調素子においても、感度は光路長により決ま
る。即ち、長手方向長さ見により感度が決まり、見を長
くすれば感度は良くなる。例えば0.5mmX  O,
5a+mx 3 cmの結晶では印加電圧2〜3Vで0
.1πの位相変化分が得られる。
即ち、位相変化は となる。
こ°のように横型変調素子でも設計できるが、この変調
素子は位相変化が温度によって変化し易い欠点を有して
いる。この欠点を補償するには、第7図(a)に示す如
く同一の結晶から切り出した長さの等しい結晶450,
460を、その結晶軸を直角にして縦続に接続すればよ
い。
第7図(a)の如く温度補償をした変調子の補償前後の
温度特性を第7図(b)に示す。このように、幅広い温
度範囲で一定した出力を得ることができる。この温度補
償した印加電圧に対する出力電圧の特性例を第7図(c
)に示す。
なお、この結晶はN1列に並べるのではなく、2列並列
に並べ、一方結晶の光出口で入射光を90度偏向させ、
並列に並べられた他方結晶入力位置で更に90度偏向し
て入射光を他方結晶に入射する構成とすることで、長さ
を短くできる。
−更に、2結晶の一方端部に反射板を設け、入射光をこ
の反射板で反射させる構成とすることもできる。この構
成の場合には特に体積を軽減することができ、小型の変
調器とすることができる。また、後述する偏波面保持光
ケーブルを用いた場合には、結果としてミラーを省略で
き、非常に簡単な構成とすることができる。即ち、以上
の電気光学素子による変調子では、偏光子、検光子、及
び旋光子を省略することができる。
なお、本実施例では、心電計本体に多数のケーブルが接
続されることにより、取扱い上、又はコスト上問題とな
る場合には、P LZT等による光分配器を途中に挿入
して、本体側のケーブルを減らすことが可能である。
なお、以上の説明は、電極101よりの検出出力で直接
変調器を変調する例について説明したが、電極101よ
りの検出電位が微小で一1直接光変調できない場合には
、電極101よりの検出出力を一旦増幅器で増幅すれば
よい。
この電極101よりの検出出力を増幅する増幅器を電極
ユニットに備えた例を第8図に示す。
図中第1図と同一構成には同一番号を付し、説明を省略
する。 □ 心電計本体1に常時所定強度以上に発光するエネルギ光
源5を備え、このエネルギ光源5よりエネルギ供給光ケ
ーブル16.36等を介して各電極ユニット10.30
等にこの光エネルギを供給する。各電極ユニット10.
30等は、この先エネルギを太陽電池等で構成されてい
る光−電気変換部301で電力に変換し、この電力を信
号線303を介して増幅器302に供給する。なお、エ
ネルギ光源5は、例えば波長0.78μm、°出力的5
mWの半導体レーザにより構成され、エネルギ供給光ケ
ーブル16等は、例えば直径200μm程度のステップ
インデックス型光ファイバにより構成されている。
また、増幅器302の一方端子には電1101よりの検
出出力が供給され、他方端子にはコモン信号線45を介
して供給されるコモン電位が供給されている。従って、
電極101よりの検出信号は増幅器302で増幅され、
この増幅信号が光変調器107の正電極に印加され、光
変調が行なわれることになる。
一方、心電計本体にエネルギ光源5を備える構成とした
のは、ここから高強度の光を照射すれば、電極ユニット
側の光−電気変換部301を小型化できるとともに、使
用環境に影響されない、高信頼性の装置とするためであ
る。周囲の光強度が十分な環境での使用であれ、ば、エ
ネルギ光源5よりの供給光によらず、周囲よりの入射光
で光−電気変換を行なう構成とすることができる。この
場合には第1図の構成に加え、車に電極ユニットに光−
電気変換部301及び増幅器302を追加するのみでよ
い。
この光−電気変換部301の詳細を第9図に示す。
光−電気変換部301は、太陽電池311、逆流防止用
ダイオード312、コンデンサ313、電圧レギュレー
タ314等により構成されており、コンデンサ313は
漏れ電流の少ない、大容量のものであり、このコンデン
サ313の蓄電作用で太陽電池311よりの出力を電荷
の形で長時間蓄え、周囲光強度が不十分、不安定な環境
においても動作可能に構成されている。コンデンサ31
3に替え、2次電池を用いてもよい。また、電圧レギュ
レータ314は光強度により左右される太陽電池311
よりの出力電圧にかかわらず、この光−電気変換部30
1よりの出力電圧を一定に保つためのものである。
[第2実施例] 以上の説明は、出光ケーブル14等で心電計本体1より
の光を伝達し、また、受光ケーブル15等で電極ユニッ
ト10よりの変調光を伝達する例について説明したが、
この2木のケーブルで光を伝達していたのを、1本のケ
ーブルで伝達するよう構成することもできる。この場合
には、光ケーブルとして偏波面保持ケーブルを用いれば
よい。
この偏波面保持ケーブルを用いた心電計の例を第10図
に示す。第10図において、第1図または第8図と同様
構成には同一番号を付し、説明を省略、する。
心電計本体1において、LED又は半導体レーザ(LD
)等で構成され一定強度の光を発光する光源3よりの光
は、偏光子7で直線に偏光された後、偏光ビームスプリ
ッタ6に出力される。偏光ビームスプリッタ6は、偏光
子7よりの光を偏波面保持光ケーブル(偏波面保持光フ
ァイバ)61.62,63.・・・に出力すると共に、
各電極より偏波面保持光ケーブル61,62,63.・
・・を介して送られてくる、生体よりの検出信号に対応
した各変調信号を受光して光復調部4に分離出力する。
本実施例の検出用電極ユニット及び心電計本体1の詳細
構成を第11図を参照して説明する。
第11図において、心電計本体1と各電極ユニット間の
光ケーブル(ファイバ)は1木のケーブル530で構成
されており、510が信号伝送用の偏波面保持光ケーブ
ル、520がエネルギ供給光ケーブルである。
増幅器328の一方端子には電極101よりの検出出力
が供給され、他方端子にはコモン信号線45を介して供
給されるコモン電位が供給されている。従って、電極1
01よりの検出信号は増幅器328で増幅され、この増
幅信号が変調子323に印加される。一方、偏波面保持
光ケーブル510(第10図の61)を介して、心電計
本体1より送られた偏光光は、偏光ビームスプリッタ3
22をそのまま通過して変調子323に入射されている
。このため、偏光光は増幅器328より印加される検出
生体信号に対応した電圧により、変調子323の両電極
間に発生する電界の作用で光変調される。そして変調子
323の出口に配設された検光子324を通過してミラ
ー325.326,327により図示の如くそれぞれ9
0度づつ光路変更され、再び偏光ビームスプリッタ32
2に入射される。そして偏光ビームスプリッタ322の
作用で、心電計本体1よりの偏光光に対して直交する偏
光を持つ変調光が偏波面保持光ケーブル510に出力さ
れる。この変調光は心電計本体1の偏光ビームスプリッ
タ6に送られ、ここで分離されて光復調部4に送られる
。そしてここで変調光強度に比例した電気信号に変換さ
れ、復調されて心電処理部2に送られる。なお、光復調
部4では割算処理等を行なってこの変調信号を復調する
第11図の光ケーブル520を第12図に示す用に、信
号伝送用の偏波面保持光ケーブル510と光エネルギ供
給用ケーブル520とを束ね、かつ、光エーネルギ供給
用ファイバ520を1本で−なく複数本としてバンドル
すれば、大量の光エネルギを送ることができる。これに
より太陽電池311よりの出力電力を増加させることが
でき、装置の安定度を向上させることができる等有利な
点が多い。
このように構成することにより、心電計と電極ユニット
間を1木のみのケーブルで接続することができる。
[第3の実施例] また、以上の説明は心電計本体1よりの光を電極ユニッ
ト側で変調する例について説明したが、電極ユニット側
に発光手段を備え、電極101よりの検出レベルに対応
した形態で発光手段を発光させ、心電計本体側でこの光
を受光して、検出信号の伝達を行なう構成としてもよい
この場合の構成例を第13図に示す。ここで、上述の各
図と同一の構成には同一番号を付し、その説明を省略す
る。
第13図において、電極101よりの検出信号出力はプ
リアンプ501、メインアンプ502で増幅された後変
調部503で変調され、変調出力に従って発光ダイオー
ド504の駆動用トランジスタ505が制御され、発光
ダイオード504からは変調出力に比例した光出力が得
られる。この光出力は、複数の光ファイバより構成され
る光ケーブル530中の信号伝送用のコア径50μmの
グレーデッドインデックス型ファイバ550を介して、
心電計本体1のPIN−PD、APD等のフォトダイオ
ードよりなる受光素子を備えた光−電気変換を行う受光
部554に送られ、ここで変調光強度に比例した電気信
号に変換され、−復調部555で復調されて心電処理部
2に送られ処理される。
以上説明した如く本実施例によれば、心電計と電極ユニ
ット間を光フアイバケーブルで接続する構成としたこと
により、心電計の絶縁性を考慮しなくとも、人体に心電
計よりの漏れ電流が流れこむことがなく、被検者に悪影
響を与えることな完全に防止できる。
また、光ケーブルは電気的な誘導ノイズを一切受けない
ため、心電計に誘導ノイズ除去のための複雑な構成を備
える必要が無くなり、信頼性が高く、コストの安いもの
が提供できる。
以上の説明は本発明を心電計に応用した例を説明したが
、本発明はこれに限るものではなく、あらゆる生体信号
処理装置に応用できる。即ち、生体の脳波を検出する脳
波計の場合にもまったく同様に脳波検出用の電極と脳波
計本体間を光ケーブルで接続すればよい、また、゛筋電
計や心音を検出する各種装置、血圧計等あらゆる生体信
号の検出部を備えた装置にも応用できる。これらの場合
にも本実施例と同様の効果を提供できる。
[発明の効果] 以上説明した如く本発明によれば、生体信号処刺部と生
体信号検出部とを電気的に完全に絶縁することができる
光ケーブルによって接続する構成としたことにより、生
体信号処理装置の絶縁性を考慮しなくとも、人体に漏れ
電流が流れこむことがなく、被検者に悪影晋を与えるこ
とを完全に防止できる。
また、光ケーブルを用いることにより電気的な話導ノイ
ズをほとんど受けないため、生体信号処理装置に8導ノ
イズ除去のための複雑な構成を備える必要が無くなり、
信頼性が高く−、コストの安いものが提イ共できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の構成図、第2図は本実
施例の電極ユニットの詳細構成図、 第3図は光導波路型変調器の詳細構成例を示す図、 第4図(a)は縦型変調素子の基本構成を示す図、 第4図(b)は縦型変調素子の出力特性を示す図、 第5図は縦型変調素子を用いた変調器の詳細構成を示す
図、 第6図(a)、第7図(a)は横型変調素子の基本構成
□を示す図、 第6図(b)、第7図(C)は横型変調素子の出力特性
を示す図、 第7図(b)は第7図(a)の縦型変調素子のM続にお
ける温度変動改善状態を示す図、第8図は本発明に係る
他の実jili例の構成図、第9図は光−電気変換部の
詳細構成を示す図、第10図は本発明に係る更に他の実
施例の構成図、 第11図は第10図に示す実施例の詳細構成図、 第12図は光ケーブルの詳細構成を示す図、第13図は
電極側に発光素子を備えた場合の心電計の構成図である
。 図中1・・・心電計本体、2・・・心電処理部、3・・
・光源、4・・・光復調部、5・・・エネルギ光源、6
゜322・・・偏光ビームスプリッタ、7,212゜4
12・・・偏光子、10..20,30,40・・・電
極ユニット、11,21,31,41,101・・・電
極、12,102・・・光変調部、13.103・・・
吸引部、14,24,34,104・・・出光ケーブル
、15,25,35,105・・・受光ケーブル、16
.36・・・エネルギ供給光ケーブル、45・・・コモ
ン信号線、61〜63・・・偏波面保持光ケーブル、 
 110’、210,400,420゜450.460
・・・電気光学結晶、111・・・拡散光導波路、11
2・・・正電極、113・・・コモン電極、213・・
・旋光子、214,414・・・検光子、215.21
6・・・誘電体多層膜、301・・・光−電気変換部、
302,328・・・増幅器、323・・・変調子、3
24・・・検光子、325〜327・・・ミラー、30
8,501,502・・・アンプ、311・・・太陽電
池、314・・・電圧レギュレータ、503・・・変調
部、504・・・発光素子、505・・・駆動トランジ
スタ、530・・・光ケーブル、554・・・受光部、
555・・・復調部である。 特許  出願人 フクダ電子株式会社 代理人弁理士大塚康徳(他1名)[〜 +05 第2図 第3図 第4図(G) 第4図(b) 第5図 60刀0偽りTh(V) 第6図(b) 第7図(0) 3度(0c) 第7図(b) 第7図(C) 第9図 第12図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生体信号を検出する少なくとも2つの生体信号検
    出部と、該生体信号検出部より検出された生体信号を処
    理する生体信号処理部とより構成される生体信号処理装
    置であって、 該生体信号処理部に具備された光を出力する発光手段と
    、該発光手段よりの発光光を前記複数の生体信号検出部
    に伝達する光伝達手段と、前記生体信号検出部に具備さ
    れた該光伝達手段よりの入力光を検出した生体信号に対
    応して変調する変調手段と、該変調手段の変調光を前記
    光伝達手段に出力して前記生体信号処理部に伝達する出
    力手段と、前記光伝達手段よりの変調光を受光する前記
    生体信号処理部に具備された受光手段と、該受光手段で
    受光した変調光信号を復調する復調手段と、該復調手段
    での復調情報を処理する生体信号処理手段とを備えるこ
    とを特徴とする生体信号処理装置。
  2. (2)光伝達手段は偏波面保持光ケーブルであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の生体信号処理装
    置。
  3. (3)光伝達手段は発光手段よりの発光光を生体信号検
    出部に伝達する第1の光ケーブルと、変調手段の変調光
    を前記生体信号処理部に伝達する第2の光ケーブルとで
    構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の生体信号処理装置。
  4. (4)変調手段は電気光学効果素子により変調処理を行
    なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項より第3項
    のいずれかに記載の生体信号処理装置。
  5. (5)変調手段は光導波路型変調器により変調処理を行
    なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項より第3項
    のいずれかに記載の生体信号処理装置。
JP62038084A 1986-12-19 1987-02-23 生体信号処理装置 Granted JPS63272325A (ja)

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