JPS63270999A - 圧縮空気洋上貯蔵装置及びその製作方法 - Google Patents
圧縮空気洋上貯蔵装置及びその製作方法Info
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- JPS63270999A JPS63270999A JP10149587A JP10149587A JPS63270999A JP S63270999 A JPS63270999 A JP S63270999A JP 10149587 A JP10149587 A JP 10149587A JP 10149587 A JP10149587 A JP 10149587A JP S63270999 A JPS63270999 A JP S63270999A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B35/00—Vessels or similar floating structures specially adapted for specific purposes and not otherwise provided for
- B63B35/44—Floating buildings, stores, drilling platforms, or workshops, e.g. carrying water-oil separating devices
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は比較的廉価な夜間電力を用いて空気を圧縮貯蔵
し、昼間にこれを利用して発電するための圧縮空気洋上
貯蔵装置及びその製作方法に関する。
し、昼間にこれを利用して発電するための圧縮空気洋上
貯蔵装置及びその製作方法に関する。
外国では岩盤内に空洞を作り、これに圧縮空気を貯蔵す
る型式の実例がある。
る型式の実例がある。
しかしながら、夜間電力を利用して圧縮貯蔵した空気を
利用して昼間に発電を行うとなると、貯蔵圧縮空気量は
数十万〜数千万イという膨大な量となるので、面積の狭
少な我国では陸上設備としては成立し難く、また従来の
圧力容器は比較的小容量のものであるので、大容量の圧
力容器、しかも洋上空気備蓄用の巨大圧力容器となると
、設計及び製作上技術的に前例がない。
利用して昼間に発電を行うとなると、貯蔵圧縮空気量は
数十万〜数千万イという膨大な量となるので、面積の狭
少な我国では陸上設備としては成立し難く、また従来の
圧力容器は比較的小容量のものであるので、大容量の圧
力容器、しかも洋上空気備蓄用の巨大圧力容器となると
、設計及び製作上技術的に前例がない。
ところで、巨大容量の圧縮空気の洋上貯蔵設備となると
、貯蔵空気の消費に伴う吃水変化に係留システムをいか
に対応させるか、また洋上設備となると船舶による衝突
事故防止に対する防衛機能をいかにするか等が非常に重
要となる。
、貯蔵空気の消費に伴う吃水変化に係留システムをいか
に対応させるか、また洋上設備となると船舶による衝突
事故防止に対する防衛機能をいかにするか等が非常に重
要となる。
本発明はこのような事情に鑑みて提案されたもので、係
留システムが吃水変化の影響を受けず、建造及び保守の
容易な大容量の経済的な圧縮空気洋上貯蔵装置及びその
製作方法を提供することを目的とする。
留システムが吃水変化の影響を受けず、建造及び保守の
容易な大容量の経済的な圧縮空気洋上貯蔵装置及びその
製作方法を提供することを目的とする。
そのために本発明装置は、水中に浸漬され複数の金属製
竪型円筒容器を同一水平面上に縦横に連結してなり圧縮
空気の給排によりバラスティングを行う水中圧縮空気貯
蔵部と、上記圧縮空気貯蔵部上に一体的に建造され上端
が水面上方に延びる注排水可能な塔状浮力潜函と、水面
上に浮上し上記浮力潜函の上部を適宜クリアランスを存
して囲繞する環状係留用浮体と、上記係留用浮体と海底
との間に連結された係留手段とを具えたことを特徴とし
、本発明方法は、第1項所載の圧縮空気洋上貯蔵装置を
製作するに当り、金属製竪型円筒体容器の単体あるいは
複数体を同一水平面上に隣り合せに結合することにより
、ブロック単位を陸上゛で製作して進水させる進水工程
と、上記進水した金属製竪型円筒体容器単体あるいはブ
ロックの所要数を海面上で隣接して結合することにより
一体化された圧縮空気貯蔵部を構成する洋上連結工程と
、上記圧縮空気貯蔵部の浮力を調節しながら同圧縮空気
貯蔵部上に一体的に浮力潜函下部を成形すると5もに潜
函自身の浮力を調節しながら浮力潜函上部を成形する浮
力潜函建造工程よりなることを特徴とする。
竪型円筒容器を同一水平面上に縦横に連結してなり圧縮
空気の給排によりバラスティングを行う水中圧縮空気貯
蔵部と、上記圧縮空気貯蔵部上に一体的に建造され上端
が水面上方に延びる注排水可能な塔状浮力潜函と、水面
上に浮上し上記浮力潜函の上部を適宜クリアランスを存
して囲繞する環状係留用浮体と、上記係留用浮体と海底
との間に連結された係留手段とを具えたことを特徴とし
、本発明方法は、第1項所載の圧縮空気洋上貯蔵装置を
製作するに当り、金属製竪型円筒体容器の単体あるいは
複数体を同一水平面上に隣り合せに結合することにより
、ブロック単位を陸上゛で製作して進水させる進水工程
と、上記進水した金属製竪型円筒体容器単体あるいはブ
ロックの所要数を海面上で隣接して結合することにより
一体化された圧縮空気貯蔵部を構成する洋上連結工程と
、上記圧縮空気貯蔵部の浮力を調節しながら同圧縮空気
貯蔵部上に一体的に浮力潜函下部を成形すると5もに潜
函自身の浮力を調節しながら浮力潜函上部を成形する浮
力潜函建造工程よりなることを特徴とする。
このような構成により、比較的小さなブロックを相互に
洋上結合することで大規模な装置の製作が容易となり、
重量材と構造材を兼ねることにより圧縮空気貯蔵部は平
面構造として経済的に作られ、係留システムが貯蔵装置
の吃水変化の影響を受けず有利な仕様となり、保守も容
易となる。
洋上結合することで大規模な装置の製作が容易となり、
重量材と構造材を兼ねることにより圧縮空気貯蔵部は平
面構造として経済的に作られ、係留システムが貯蔵装置
の吃水変化の影響を受けず有利な仕様となり、保守も容
易となる。
本考案の一実施例を図面について説明すると、第1図は
その全体縦断面白、第2図は第1図の平面内、第3図は
第1図の■−■に沿った水平断面図、第4図は第1図の
圧縮空気貯蔵部を示す部分斜視図、第5図は第1図の浮
力潜函の外壁の変形例を示す部分水平断面図、第6〜1
1図1ま第1図の本発明装置の製作工程を示す平面図で
、第6図は圧縮空気貯蔵部のブロック製作説明図、第7
図は第6図のブロックを海上で組立てる要領を示す平面
図、第8図、第9図、第10図、第11図はそれぞれ第
7図の圧縮空気貯蔵部上に浮力潜函を構築する工程を示
す側面図である。
その全体縦断面白、第2図は第1図の平面内、第3図は
第1図の■−■に沿った水平断面図、第4図は第1図の
圧縮空気貯蔵部を示す部分斜視図、第5図は第1図の浮
力潜函の外壁の変形例を示す部分水平断面図、第6〜1
1図1ま第1図の本発明装置の製作工程を示す平面図で
、第6図は圧縮空気貯蔵部のブロック製作説明図、第7
図は第6図のブロックを海上で組立てる要領を示す平面
図、第8図、第9図、第10図、第11図はそれぞれ第
7図の圧縮空気貯蔵部上に浮力潜函を構築する工程を示
す側面図である。
まず、第1〜2図において、本発明圧縮空気洋上貯蔵装
置10は、大別すると、金属製の円筒体容器の結合体に
なる圧縮空気貯蔵部4と、この貯蔵部4の上に一体に形
成され貯蔵部4を所要の水深に維持する高さつまり深さ
に製作された浮力潜函3と、浮力潜函3を囲んで浮揚し
ている係留用浮体5とこの浮体5を海底2に係留する係
留索6及びシンカー7等の係留手段とで構成している。
置10は、大別すると、金属製の円筒体容器の結合体に
なる圧縮空気貯蔵部4と、この貯蔵部4の上に一体に形
成され貯蔵部4を所要の水深に維持する高さつまり深さ
に製作された浮力潜函3と、浮力潜函3を囲んで浮揚し
ている係留用浮体5とこの浮体5を海底2に係留する係
留索6及びシンカー7等の係留手段とで構成している。
11は浮力潜函3の上端に設けられたaは室、12は圧
縮空気貯蔵部4の各区画内から浮力潜函3内を上方へ延
び、機械室115導ひかれている圧縮空気給排管、13
は機械室11から圧縮空気発生源に接続されている貯蔵
用圧縮空気管、14は係留用浮体5の内周に沿って適宜
間隔で配設され浮力潜函3の外周に対向する複数のフェ
ンダ−115は浮力潜函3内に導入された所定量のバラ
スト水である。
縮空気貯蔵部4の各区画内から浮力潜函3内を上方へ延
び、機械室115導ひかれている圧縮空気給排管、13
は機械室11から圧縮空気発生源に接続されている貯蔵
用圧縮空気管、14は係留用浮体5の内周に沿って適宜
間隔で配設され浮力潜函3の外周に対向する複数のフェ
ンダ−115は浮力潜函3内に導入された所定量のバラ
スト水である。
次に、第3〜4図は、圧縮空気貯蔵部4の構成例を示し
、16は圧縮空気貯蔵部4の構成単位となる同一サイズ
の複数の鋼製等金属製竪型円筒状容器であり、圧力容器
16は通常規模の発電を数時間まかなう場合の1例とし
て直径30m×高さ30m程度の大きさを有し、数10
個が同一水平面上に縦横に隣接して相互に結合される。
、16は圧縮空気貯蔵部4の構成単位となる同一サイズ
の複数の鋼製等金属製竪型円筒状容器であり、圧力容器
16は通常規模の発電を数時間まかなう場合の1例とし
て直径30m×高さ30m程度の大きさを有し、数10
個が同一水平面上に縦横に隣接して相互に結合される。
17は隣接する円筒状容器16.16の筒壁相互間を気
密に結合する側部器結合板、18は多数の円筒状容器1
6の頂部にまたがって気密に結合した頂部水平結合板で
、頂部水平結合板18はまた上記圧縮空気貯蔵部4上に
一体成形される浮力潜函3の底娯となるものである。1
9は上記のように結合した円筒状容器16内及び相互の
間に形成された圧縮空気貯蔵用区画である。
密に結合する側部器結合板、18は多数の円筒状容器1
6の頂部にまたがって気密に結合した頂部水平結合板で
、頂部水平結合板18はまた上記圧縮空気貯蔵部4上に
一体成形される浮力潜函3の底娯となるものである。1
9は上記のように結合した円筒状容器16内及び相互の
間に形成された圧縮空気貯蔵用区画である。
なお、浮力潜函3は第1図、第2図の例では鉄筋コンク
リート製とした場合を示し、後述する方法によって現場
で建造するときに加わる外部水圧に耐えるために周辺部
を密に中央部を粗に補強壁を配置し、周知のスリップフ
オーム工法などにより、−例として圧縮空気貯蔵部4上
に高さ120mになるような規模に現地工事で製作する
が、鉄筋コンクリート以外の材料で作られてもよい。
リート製とした場合を示し、後述する方法によって現場
で建造するときに加わる外部水圧に耐えるために周辺部
を密に中央部を粗に補強壁を配置し、周知のスリップフ
オーム工法などにより、−例として圧縮空気貯蔵部4上
に高さ120mになるような規模に現地工事で製作する
が、鉄筋コンクリート以外の材料で作られてもよい。
この浮力潜函3には圧縮空気貯蔵部4に圧縮空気を満た
した状態で、圧縮空気貯蔵部4を例えば水面下100m
の深さに保持させることのできる水中重量となるよう厚
い底の重量部を形成し、この部分で圧縮空気貯蔵部4の
頂部水平結合板18と一体に結合し連続させ、かつ圧縮
空気貯蔵部4が圧縮空気を満たした状態と海水を満たし
た状態との間で圧縮空気量が変化するとき潜函3上端が
常に適当な乾舷を保って浮揚するに必要な量のバラスト
水15を潜函3内に収容させてお(。
した状態で、圧縮空気貯蔵部4を例えば水面下100m
の深さに保持させることのできる水中重量となるよう厚
い底の重量部を形成し、この部分で圧縮空気貯蔵部4の
頂部水平結合板18と一体に結合し連続させ、かつ圧縮
空気貯蔵部4が圧縮空気を満たした状態と海水を満たし
た状態との間で圧縮空気量が変化するとき潜函3上端が
常に適当な乾舷を保って浮揚するに必要な量のバラスト
水15を潜函3内に収容させてお(。
機械室11には各圧縮空気貯蔵用区画19への圧縮空気
給排用遠隔制御弁、圧縮空気により駆動されるタービン
、発電機などが備えられる。
給排用遠隔制御弁、圧縮空気により駆動されるタービン
、発電機などが備えられる。
係留用浮体5は同一サイズに作られた鋼板製長方立方体
状の単位浮体5a〜5hを相互にボルトナツト結合など
により正方形枠状に結合して浮力潜函3を囲繞して間隔
をおいて浮揚させ、浮力潜函3の水線部に取付けた複数
のフェンダ−14と間隙をおいて対向するように設け、
係留用浮体5を係留索6で海底に配設されたシンカー7
に接続し係留する。第5図は浮力潜函3の外周面を部分
円筒に形成した変形例を示し、浮力潜函3は上部を開放
したま\でも良くまた閉鎖型としても良い。
状の単位浮体5a〜5hを相互にボルトナツト結合など
により正方形枠状に結合して浮力潜函3を囲繞して間隔
をおいて浮揚させ、浮力潜函3の水線部に取付けた複数
のフェンダ−14と間隙をおいて対向するように設け、
係留用浮体5を係留索6で海底に配設されたシンカー7
に接続し係留する。第5図は浮力潜函3の外周面を部分
円筒に形成した変形例を示し、浮力潜函3は上部を開放
したま\でも良くまた閉鎖型としても良い。
圧縮空気の貯蔵は機械室11内のバルブを開にし、貯蔵
用圧縮空気管13から圧縮空気給排管12を経て圧縮空
気貯蔵部4の各区画19内へ高圧空気を送り込むことに
より行う。
用圧縮空気管13から圧縮空気給排管12を経て圧縮空
気貯蔵部4の各区画19内へ高圧空気を送り込むことに
より行う。
高圧空気が送り込まれると各貯蔵区画19内の海水は通
水口20から外へ押出され各区画19が圧縮空気で満た
されたとき浮力潜函3は最も大きい乾舷で浮かぶ。
水口20から外へ押出され各区画19が圧縮空気で満た
されたとき浮力潜函3は最も大きい乾舷で浮かぶ。
貯蔵されている圧縮空気を用いて機械室11内の発電機
を駆動すると、圧縮空気の消費に伴い各貯蔵区画19内
では圧縮空気が減少し、それに応じて通水口20から海
水が浸入し、各区画19内が海水で満たされたとき浮力
潜函3は最も小さい乾舷で浮かぶ。このようにして再び
余剰電力により圧縮された空気が貯蔵され、消費ピーク
時の発電に用いられる。
を駆動すると、圧縮空気の消費に伴い各貯蔵区画19内
では圧縮空気が減少し、それに応じて通水口20から海
水が浸入し、各区画19内が海水で満たされたとき浮力
潜函3は最も小さい乾舷で浮かぶ。このようにして再び
余剰電力により圧縮された空気が貯蔵され、消費ピーク
時の発電に用いられる。
次に本発明による上述した圧縮空気貯蔵装置の製作方法
を示す。
を示す。
まず、第6図に示すように、複数に分割された単位で圧
縮空気給排管4と係留用浮体5の単位体をドック、船台
又は臨海組立場を用いて組立て製作し、圧縮空気貯蔵部
4は円筒状容器16の通水口20を蓋21で仮密閉して
両者4.5をそれぞれ進水させ水上に浮べる。
縮空気給排管4と係留用浮体5の単位体をドック、船台
又は臨海組立場を用いて組立て製作し、圧縮空気貯蔵部
4は円筒状容器16の通水口20を蓋21で仮密閉して
両者4.5をそれぞれ進水させ水上に浮べる。
同図では圧縮空気貯蔵部4を3つのブロック4a、4b
、4cに分けて製作した場合を示し、竪 各ブロックとも円筒状容器16群を側部紡績合板17及
び頂部水平結合板18で結合し、ブロックごとに囲まれ
た貯蔵用区画19を気密に完成させた状態に製作する。
、4cに分けて製作した場合を示し、竪 各ブロックとも円筒状容器16群を側部紡績合板17及
び頂部水平結合板18で結合し、ブロックごとに囲まれ
た貯蔵用区画19を気密に完成させた状態に製作する。
なお、ブロックは更に小さい任意の単位で作られても良
く、また係留用浮体5は8ケの分割された単位浮体5a
〜5hに製作した場合を示し各単位浮体5a〜5hは内
部を点線で示す複数個の浮力室を設け、かつ、あらかじ
め計画された配置で片面にフェンダ−14を取付けてい
る。
く、また係留用浮体5は8ケの分割された単位浮体5a
〜5hに製作した場合を示し各単位浮体5a〜5hは内
部を点線で示す複数個の浮力室を設け、かつ、あらかじ
め計画された配置で片面にフェンダ−14を取付けてい
る。
進水させた圧縮空気貯蔵部ブロック4a、4b。
4c及び係留用単位浮体5a〜5hは設置海域に曳航等
により輸送し、設置場所の海上で第7図に示すように組
立てを行う。
により輸送し、設置場所の海上で第7図に示すように組
立てを行う。
すなわち、圧縮空気貯蔵部ブロック4a、 4b。
4Cは隣り合せに長手側縁部を互いに結合してブロック
相互間の貯蔵用区画19を気密区画に完成させ、そのま
わりに間隔をおいて係留用単位浮体5a〜5hを順次ボ
ルト結合などにより正方形枠状の一つの係留用浮体5に
組立てる。
相互間の貯蔵用区画19を気密区画に完成させ、そのま
わりに間隔をおいて係留用単位浮体5a〜5hを順次ボ
ルト結合などにより正方形枠状の一つの係留用浮体5に
組立てる。
組立てた係留用浮体5は圧縮空気貯蔵部4にフェンダ−
14部を介し対向させ、あらかじめ敷設した係留索また
はチェノ6を係留用浮体5の対称位置に設けたチェノス
トッパーに引込んで係留状態とする。
14部を介し対向させ、あらかじめ敷設した係留索また
はチェノ6を係留用浮体5の対称位置に設けたチェノス
トッパーに引込んで係留状態とする。
次に、圧縮空気貯蔵部上に浮力潜函を建造する要領につ
いて述べる。
いて述べる。
まず、第8図に示すように圧縮空気貯蔵部4上に給排気
装置22を仮設し、各貯蔵区画19から一定長さ直立さ
せた圧縮空気給管12上端との間にエアホース23を接
続し、各貯蔵区画19内の圧力を圧縮空気貯蔵部4の吃
水水頭以上に高めた状態下で通水口20の仮密閉蓋21
をを外し、通水口20を開放する。
装置22を仮設し、各貯蔵区画19から一定長さ直立さ
せた圧縮空気給管12上端との間にエアホース23を接
続し、各貯蔵区画19内の圧力を圧縮空気貯蔵部4の吃
水水頭以上に高めた状態下で通水口20の仮密閉蓋21
をを外し、通水口20を開放する。
次に、第9図に示すように、仮設給排気装置22で各貯
蔵用区画19内の空気量調節を行うことにより、圧縮空
気貯蔵部4を適当な乾舷を維持しながら頂部水平結合板
18上に配筋及びスリップフオームなどのコンクリート
型枠を組んでコンクリート打ちを行うことにより浮力潜
函3の下端部を形成して行(。
蔵用区画19内の空気量調節を行うことにより、圧縮空
気貯蔵部4を適当な乾舷を維持しながら頂部水平結合板
18上に配筋及びスリップフオームなどのコンクリート
型枠を組んでコンクリート打ちを行うことにより浮力潜
函3の下端部を形成して行(。
浮力潜函3下部の成形が進んで行(と、第10図に示す
ように、適当な乾舷を得るために空気貯蔵用区画19内
を満水状態にしなければならなくなる。この状態下で仮
設給排気装置22を撤去し、各区画19の圧縮空気給排
管12を上部へ継足し延長し、これから後は、第11図
に示すように、成形された浮力潜函3内へバラスト水1
5を注水することにより、工事に適した乾舷を得る吃水
調節を行って、浮力潜函3の上部の成形を進め第1図の
ように装置を完成することができる。
ように、適当な乾舷を得るために空気貯蔵用区画19内
を満水状態にしなければならなくなる。この状態下で仮
設給排気装置22を撤去し、各区画19の圧縮空気給排
管12を上部へ継足し延長し、これから後は、第11図
に示すように、成形された浮力潜函3内へバラスト水1
5を注水することにより、工事に適した乾舷を得る吃水
調節を行って、浮力潜函3の上部の成形を進め第1図の
ように装置を完成することができる。
このような設備によれば、下記の効果が葵せられる。
(1)空気貯蔵部及び上部構造の経済的設計が可能とな
る。
る。
(2)空気貯蔵部の圧力制御によるコンクIJ−ト構造
部槽築のための支保工が不要となることにより大幅な工
費節減を図ることができる。
部槽築のための支保工が不要となることにより大幅な工
費節減を図ることができる。
(3)係留装置により係留システムの有利な設計及び全
体構築工事の安全性確保することができる。
体構築工事の安全性確保することができる。
要するに本発明によれば、水中に浸漬され複数の金属製
竪型円筒容器を同一水平面上に縦横に連結してなり圧縮
空気の給排によりバラスティングを行う水中圧縮空気貯
蔵部と、上記圧縮空気貯蔵部上に一体的に建造され上端
が水面上方に延びる注排水可能な塔状浮力潜函と、水面
上に浮上し上記浮力潜函の上部を適宜クリアランスを存
して囲繞する環状係留用浮体と、上記係留用浮体と海底
との間に連結された係留手段とを具えたことにより、ま
た、本発明方法によれば、第1項所載の圧縮空気洋上貯
蔵装置を製作するに当り、金属製竪型円筒体容器の単体
あるいは複数体を同一水平面上に隣り合せに結合するこ
とにより、ブロック単位を陸上で製作して進水させる進
水工程と、上記進水した金属製竪型円筒体容器単体ある
いはブロックの所要数を海面上で隣接して結合すること
により一体化された圧縮空気貯蔵部を構成する洋上連結
工程と、上記圧縮空気貯蔵部の浮力を調節しながら同圧
縮空気貯蔵部上に一体的に浮力潜函下部を成形すると5
もに潜函自身の浮力を調節しながら浮力潜函上部を成形
する浮力潜函建造工程よりなることにより、係留システ
ムが吃水変化の影響を受けず、建造及び保守の容易な大
容量の経済的な圧縮空気洋上貯蔵装置及びその製作方法
を得るから、本発明は産業上極めて有益なものである。
竪型円筒容器を同一水平面上に縦横に連結してなり圧縮
空気の給排によりバラスティングを行う水中圧縮空気貯
蔵部と、上記圧縮空気貯蔵部上に一体的に建造され上端
が水面上方に延びる注排水可能な塔状浮力潜函と、水面
上に浮上し上記浮力潜函の上部を適宜クリアランスを存
して囲繞する環状係留用浮体と、上記係留用浮体と海底
との間に連結された係留手段とを具えたことにより、ま
た、本発明方法によれば、第1項所載の圧縮空気洋上貯
蔵装置を製作するに当り、金属製竪型円筒体容器の単体
あるいは複数体を同一水平面上に隣り合せに結合するこ
とにより、ブロック単位を陸上で製作して進水させる進
水工程と、上記進水した金属製竪型円筒体容器単体ある
いはブロックの所要数を海面上で隣接して結合すること
により一体化された圧縮空気貯蔵部を構成する洋上連結
工程と、上記圧縮空気貯蔵部の浮力を調節しながら同圧
縮空気貯蔵部上に一体的に浮力潜函下部を成形すると5
もに潜函自身の浮力を調節しながら浮力潜函上部を成形
する浮力潜函建造工程よりなることにより、係留システ
ムが吃水変化の影響を受けず、建造及び保守の容易な大
容量の経済的な圧縮空気洋上貯蔵装置及びその製作方法
を得るから、本発明は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体側面図、第2図は
第1図の平面図、第3図は第1図の■−■に沿った水平
断面図、第4図は第1図の圧縮空気貯蔵部を示す部分斜
視図、第5図は第1図の浮力潜函の外壁の変形例を示す
部分水平断面図、第6〜11図は第1図の本発明装置の
製作工程を示す平面図で、第6図は圧縮空気貯蔵部のブ
ロック製作説明図、第7図は第6図のブロックを海上で
組立てる要領を示す平面図、第8図、第9図、第10図
。 第11図はそれぞれ第7図の圧縮空気貯蔵部上に浮力潜
函を構築する工程を示す側面図である。 1・・水面、2・・水底、3・・浮力潜函、4・・圧縮
空気貯蔵部、4a、 4b、 4c・・ブロック、5・
・係留用浮体、5a、 5b、・・・・・・5h・・単
位浮体、6・・係留索またはチェノ、7・・シンカ、1
o・・本発明による貯蔵装置全体、11・・機械室、1
2・・圧縮空気給排管、13・・貯蔵用圧縮空気管、1
4・・フェンダ−115・・バラスト水、16・・円筒
状容器、17・・側部縦結合板、18・・頂部水平結合
板、19・・貯蔵用区画、20・・通水口、21・・板
帯閉蓋、22・・仮設給排気装置、23・・エアホース
代理人 弁理士 塚 本 正 文 第1図 第2図 第4図 第5図 第6図 第7図
第1図の平面図、第3図は第1図の■−■に沿った水平
断面図、第4図は第1図の圧縮空気貯蔵部を示す部分斜
視図、第5図は第1図の浮力潜函の外壁の変形例を示す
部分水平断面図、第6〜11図は第1図の本発明装置の
製作工程を示す平面図で、第6図は圧縮空気貯蔵部のブ
ロック製作説明図、第7図は第6図のブロックを海上で
組立てる要領を示す平面図、第8図、第9図、第10図
。 第11図はそれぞれ第7図の圧縮空気貯蔵部上に浮力潜
函を構築する工程を示す側面図である。 1・・水面、2・・水底、3・・浮力潜函、4・・圧縮
空気貯蔵部、4a、 4b、 4c・・ブロック、5・
・係留用浮体、5a、 5b、・・・・・・5h・・単
位浮体、6・・係留索またはチェノ、7・・シンカ、1
o・・本発明による貯蔵装置全体、11・・機械室、1
2・・圧縮空気給排管、13・・貯蔵用圧縮空気管、1
4・・フェンダ−115・・バラスト水、16・・円筒
状容器、17・・側部縦結合板、18・・頂部水平結合
板、19・・貯蔵用区画、20・・通水口、21・・板
帯閉蓋、22・・仮設給排気装置、23・・エアホース
代理人 弁理士 塚 本 正 文 第1図 第2図 第4図 第5図 第6図 第7図
Claims (2)
- (1)水中に浸漬され複数の金属製竪型円筒容器を同一
水平面上に縦横に連結してなり 圧縮空気の給排によりバラスティングを 行う水中圧縮空気貯蔵部と、上記圧縮空 気貯蔵部上に一体的に建造され上端が水 面上方に延びる注排水可能な塔状浮力潜 函と、水面上に浮上し上記浮力潜函の上 部を適宜クリアランスを存して囲繞する 環状係留用浮体と、上記係留用浮体と海 底との間に連結された係留手段とを具え たことを特徴とする圧縮空気洋上貯蔵装 置。 - (2)第1項所載の圧縮空気洋上貯蔵装置を製作するに
当り、金属製竪型円筒体容器の 単体あるいは複数体を同一水平面上に隣 り合せに結合することにより、ブロック 単位を陸上で製作して進水させる進水工 程と、上記進水した金属製竪型円筒体容 器単体あるいはブロックの所要数を海面 上で隣接して結合することにより一体化 された圧縮空気貯蔵部を構成する洋上連 結工程と、上記圧縮空気貯蔵部の浮力を 調節しながら同圧縮空気貯蔵部上に一体 的に浮力潜函下部を成形するとゝもに潜 函自身の浮力を調節しながら浮力潜函上 部を成形する浮力潜函建造工程よりなる ことを特徴とする圧縮空気洋上貯蔵装置 の製作方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10149587A JPS63270999A (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 圧縮空気洋上貯蔵装置及びその製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10149587A JPS63270999A (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 圧縮空気洋上貯蔵装置及びその製作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63270999A true JPS63270999A (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=14302239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10149587A Pending JPS63270999A (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 圧縮空気洋上貯蔵装置及びその製作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63270999A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008215481A (ja) * | 2007-03-02 | 2008-09-18 | National Maritime Research Institute | 圧力容器、圧力容器を備えた浮体構造物及び圧力容器の設計方法 |
JP2012239370A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-12-06 | Toshiaki Ota | 分散型圧縮空気貯蔵発電システム |
CN103216724A (zh) * | 2013-05-03 | 2013-07-24 | 邓允河 | 一种海底储存高压气体的系统及方法 |
US8801332B2 (en) | 2010-02-15 | 2014-08-12 | Arothron Ltd. | Underwater energy storage system and power station powered therewith |
WO2014176941A1 (zh) * | 2013-05-03 | 2014-11-06 | 广州雅图新能源科技有限公司 | 深水储存高压气体的系统及方法 |
-
1987
- 1987-04-24 JP JP10149587A patent/JPS63270999A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008215481A (ja) * | 2007-03-02 | 2008-09-18 | National Maritime Research Institute | 圧力容器、圧力容器を備えた浮体構造物及び圧力容器の設計方法 |
US8801332B2 (en) | 2010-02-15 | 2014-08-12 | Arothron Ltd. | Underwater energy storage system and power station powered therewith |
US9309046B2 (en) | 2010-02-15 | 2016-04-12 | Arothron Ltd. | Underwater energy storage system and power station powered therewith |
US10894660B2 (en) | 2010-02-15 | 2021-01-19 | Yehuda Kahane Ltd | Underwater energy storage system and power station powered therewith |
JP2012239370A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-12-06 | Toshiaki Ota | 分散型圧縮空気貯蔵発電システム |
CN103216724A (zh) * | 2013-05-03 | 2013-07-24 | 邓允河 | 一种海底储存高压气体的系统及方法 |
WO2014176941A1 (zh) * | 2013-05-03 | 2014-11-06 | 广州雅图新能源科技有限公司 | 深水储存高压气体的系统及方法 |
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