JPS63270520A - 超精密ウイルス除去フイルタ−及び超精密除菌除塵フイルタ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、エアー中に混在している塵や菌をほとんど完
璧に除去しうる超精密ウィルス除去フィルター及び超精
密除菌除塵フィルターに関するものであり、クリーンル
ーム用のフィルター、術後の酸素注入フィルター、人工
心肺用の酸素バブリング用のフィルター同酸素バブリン
グのエアー抜きフィルター、透析用の圧力モニターへの
接続用フィルター、生薬加工時のエアーフィルター、菌
、塵、ウィルスを享受する工程用のフィルター等の幅広
い用途に利用できる。

（従来の技術） 例えば医療用具の組立て、医薬品の製造、食品の包装等
を行なうクリーンルームにおいて、除菌、除塵フィルタ
ーが設置されている。

これらの除菌、除塵フィルターは、セルｏ−ス、テフロ
ン、綿等からなるフィルター素材を平膜状に折りたたん
で重ね合せるか又は、コイル状に巻回してハウジング本
体に配置していた。

ＯＡ明が解決しようとする問題点） このようなフィルター素材は０．２川と目が粗く、また
重ね合せ又は、コイル状に巻回して配置し、ハウジング
の一端から他端へ一方通行にエアーを通すように形成さ
れているので、エアーの濾過効率が必ずしも充分でなく
長時間使用しているとフィルター素材表面に塵が集積す
るため目詰りが生じやすくなり操作性に難があった。

また膜の面積が充分に活用されず、エアーを透過する膜
の表面積が小さく、エアーの透過量の低い等の問題点が
あった。

（問題点を解決するための手段） そこで本発明は、フィルター素材のもろ特性を最大限有
効に活用できる超精密度のウィルス除去フィルターを創
作すべく鋭意検討を重ねた結果、以下の発明に到達した
。

すなわち本発明は、ハウジングの中腹部にエアー導入口
を形成しポアサイズが１００Ａ以下に設定された中空糸
膜を該ハウジング内に収納し、該中空糸膜の両端部を該
ハウジングの両端部に固定して、ハウジグの一端に中空
糸膜のエアー通路と連通ずるエアー導出口を形成して成
る超精密ウィルス除去フィルター及び、ハウジングの中
腹部にエアー導入口を形成しポアサイズが２０００Ａ以
下に設定された中空糸膜を該ハウジング内に収納し、該
中空糸膜の両端部を該ハウジングの両端部に固定して、
ハウジグの一端に中空糸膜のエアー通路を連通ずるエア
ー導出口を形成して成る超精密除菌除塵フィルターを提
供するものである。

（作用） エアー導入口からハウジング内に導入されたエアーは、
中空糸膜外面を介して濾過される。

エアーの中に混在している。ウィルス、細菌、塵は中空
糸膜を透過できず中空糸膜表面に付着する。

濾過されたエアーは、中空糸膜内のエアー通路、気体導
入口を介して導出される。

（実施例） 第１図は、本発明の超精密ウィルス除去フィルター１　
（超精密除菌除塵フィルターも同じ）の概略図を示す。

図中、２はハウジグで中腹部にエアー導入口３または９
が突設される。

ハウジング２の内部にはボアーサイズが１００Ａ以下（
超精密除菌除塵フィルターの場合は２０００＾以下）の
中空糸膜４が配置され、その両端部は、充填剤５により
固定され、キャップ６．７が装着されている。中空糸膜
４の一端はキャップ６により閉塞され、他方の一端はキ
ャップ７に突設されたエアー導出口８を介して開通され
ている。

エアー導入口３．９はどちらか一方が閉じられている。

使用に際しては、エアー導入口９を閉じて、エアーをエ
アー導入口３からハウジング２内に導入するとエアー中
に混在しているウィルス、菌、塵等の中空糸膜４のボア
ーよりも小さなものは透過できず中空糸膜４表面に付着
する。

他方中空糸膜を透過したエアーは中空糸膜内のエアー通
路（中空系膜の内部空間、特に図示せず）を通って、エ
アー導出口８を介して排出される。また膜表面がよごれ
た場合、エアー導出口８を閉じてエアー導出口９を開放
してエアー導出口３からエアー導出口９ヘエアーを排出
することもできる。またエアー導出口８からの逆エアー
洗浄も可能なシステムにも組むことができる。

本発明に使用する中空糸膜４は種々の材質のものが使用
できるが、好ましくは中空糸膜製造の際に添加剤を使用
しないエチレンビニルアルコール、ポリアクリルニトリ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン等が好ましい。

特に、エチレンビニルアルコール膜の場合はエアーの透
過性が良く、ポアーサイズが１００Ａ以下に容易に製造
できるので、ウィルス以上の大きさを持つ菌を透過しな
いので容易に除菌でき、完璧に近い無菌エアーを提供で
きる。

また大口径のエチレンビニルアルコール膜は、エアー通
過量が増えポアーサイズも２０００Ａ以下、好ましくは
１００ＯＡ以下に形成できるので除菌除塵用フィルター
素材として好適である。

（効果） 以上説明したように、本発明では、フィルター素材とし
て中空糸膜を収容するハウジングの単位容積あたりの膜
面積が大きくかつ中空糸膜のポアーサイズが微小である
から、高純度のエアーを得ることができ、しかもエアー
を定圧で痛過でき、膜の目詰りもほとんど生じないので
操作性が抜群である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の超精密除菌除塵フィルターの概略図
を示す。 図中、１は超精密除菌除塵フィルター、２はハウジング
、３及び９はエアー導入口、４は中空糸膜、５は充填剤
、６及び７はキャップ、８はエアー導出口を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ハウジングの側部にエアー導入口を形成しボアー
   サイズが１００Å以下に設定さ れ、素材がエチレンビニルアルコール共重合体からなる
   中空糸膜を該ハウジング内に収納し、該中空糸膜の両端
   部を該ハウジングの両端部に固定して、ハウジングの一
   端に中空糸膜のエアー通路と連通するエアー導出口を形
   成した事を特徴とする超精密ウィルス除去 フィルター。
2. （２）ハウジングの側部にエアー導入口を形成しボアー
   サイズが２０００Å以下に設定され、素材がエチレンビ
   ニルアルコール共重合体からなる中空糸膜を該ハウジン
   グ内に収納し、該中空糸膜の両端部を該ハウジングの両
   端部に固定して、ハウジングの一端に中空糸膜のエアー
   通路と連通するエアー導出口を形成した事を特徴とする
   超精密除菌除塵フィルター。