JPS6327022Y2 - - Google Patents

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JPS6327022Y2
JPS6327022Y2 JP6069284U JP6069284U JPS6327022Y2 JP S6327022 Y2 JPS6327022 Y2 JP S6327022Y2 JP 6069284 U JP6069284 U JP 6069284U JP 6069284 U JP6069284 U JP 6069284U JP S6327022 Y2 JPS6327022 Y2 JP S6327022Y2
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JP
Japan
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bottom plate
seat
skin
pillion
end portions
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JP6069284U
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JPS60173480U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、オートバイのダブルシートに用いら
れるボトムプレート、特に前席と後席が分割され
ているセパレートタイプのダブルシートに用いら
れるボトムブレートに関する。
〔考案の背景〕
従来、ダブルシートにおいては、割を入れてセ
パレートの外観を出して、商品性の向上が図られ
ている。
このようなダブルシートにおいては、第10図
及び第11図で示すように、前席のシングル表皮
30aと後席のピリオン表皮30bの端末部32
a,32bが切断されたままで、端末処理がなさ
れていないために、雨天時にこの端末部32a,
32bとボトムプレート33の隙間からクツシヨ
ン31内への水の浸入があつた。
そして、このようにクツシヨン内へ水分が浸入
するとクツシヨンの劣化を起こす原因となる。そ
の上、ダブルシートの前席と後席の位置決めにつ
いては、その設定位置の調節が必要であり、熟練
者の鍛錬による感覚に負うところが多かつた。
また第12図のようなセパレートタイプのダブ
ルシートWを真空成形によつて一体に製造する場
合においては、クツシヨン31内への水分の浸入
や位置決めは一体成形するので問題がないが、ダ
ブルシートWの完全な分割ができないばかりでな
く、ダブルシートWの前席部分Aと後席部分Bと
の間の溝Tが深くできない等、分割感を出すため
のセパレートタイプのダブルシートとしては、外
観形状において、問題がある。
〔考案の目的〕
本考案はダブルシートに割を入れて前席のシン
グル表皮,後席のピリオン表皮が別体であるセパ
レートシートの状態を出しているダブルシートに
おいて、前席と後席の接合部から水分の浸入を防
止でき、さらに前席と後席の位置決めが容易にで
きるセパレートタイプのダブルシートに用いられ
るボトムプレートを得ることを目的とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図は本考案における第1の実施
例を示し、第1図はボトムプレートの概観図であ
り、第2図は前席のシングル表皮及び後席のピリ
オン表皮の端末部とボトムプレート関係を説明す
る部分拡大断面図である。
第1図において、1は本例にかかるボトムプレ
ートであり、ボトムプレート1は前席部Aと後席
部Bとから成る。前席部Aと後席部Bとの間には
リブ2,2によつて囲まれた溝部Tが設けられて
いる。リブ2,2はボトムプレート1の巾の巾方
向全周に設けられ、水分が第1図矢線X,X方向
に流れ易くする。また、リブ2,2の高さは、第
2図で示されるように前席部Aを構成するシング
ル表皮3の端末部3a及び後席部Bを構成するピ
リオン表皮4の端末部4aが、これらリブ2,2
によつて形成される溝部Tの間に介挿されるのに
十分な高さで良い。なお、これらリブ2,2と表
皮の端末部3a,4aと接する部分を接着材等を
用いて接合するような場合においては、リブの高
さは、接着するために必要な高さだけあればよ
い。本例におけるリブ2,2はボトムプレート1
と一体に成形された樹脂製品であるが、強化プラ
スチツク等、その他の材料でも良く、これら樹脂
製品に限るものでないことは言うまでもない。な
お、第2図中の符号6は、クツシヨンである。第
9図は本例によるボトムプレートを用いたダブル
シートの一部破断側面図である。このように構成
された本例では、浸入した水分は、第2図矢線M
で示す如く、リブ2,2によつて妨げられクツシ
ヨン6に触れることがなく、ボトムプレートの巾
方向に溝部Tを通つて流れ、排出されることにな
る。
第3図は溝部Tの間の所望箇所に水抜きのため
の孔7を穿孔したものであり、本例においては、
溝部Tの中央を若干低めにして、水が孔7から排
出され易い構成にしてあるが、所望箇所の数箇所
に孔を設けてもよい。他の構成は第1実施例と同
様である。このようにすると、水の排出が迅速に
なされ、溝部に水分が残ることがないので着座し
たときに、洋服等を濡らすことがない。
第4図はボトムプレート1の前席部Aと後席部
Bの接合部8の箇所に凹所5をボトムプレート1
の巾方向に全周にわたつて設けて、溝部Tを形成
したものである。このようにすることによつても
第1実施例と同様の効果を得ることができる。第
5図は第4図で示した構成に第3図のときと同様
に水抜きのための孔9を穿孔したものである。そ
の他については第4図の例と同様である。また、
表皮の端末部の接合等については第2図と同様で
ある。
第6図及び第7図はリブ10,10,12,1
2と凹所11,11,13を併有させたものであ
り、このようにしても第1実施例と同様の効果を
得ることができる。
第8図は、シングル,ピリオンの各表皮の端末
部14a,14bにコード15を接合して、この
コード15により各表皮の端末部14a,14b
とボトムプレート1と緊締密着させて水分がクツ
シヨン17内に浸入しないように構成したもので
ある。
つまり、シングル表皮及びピリオン表皮の端末
部14a,14bにおいてはコード15がシング
ル表皮,ピリオン表皮の端部によつて包むように
まかれている。コード15とシングル表皮,ピリ
オン表皮の各端末部14a,14bとをそれぞれ
巻いた後に、各端末部14a,14bを接合す
る。そしてこれら端末部の接合の仕方は、好まし
くは高周波、超音波、マイクロ波等の内部加熱に
よる加工、熱風や赤外線ヒータ等による外部加熱
による加工等(以下「ウエルダ加工」という)に
より接合されるが、これに限るものではなく、縫
製でも良いことは勿論である。コード15として
は引つぱり強いものであればよく、例えば樹脂、
強化紙などでも良い。
このようにしてなるシングル表皮,ピリオン表
皮の端末部14a,14bをボトムプレート1と
例えばタツカーなどによる接合手段(図示せず)
によつて接合する。
このように構成することでシングル表皮(ピリ
オン表皮)の端末部14a,14bはボトムプレ
ートと密着し、またボトムプレート1に設けられ
たリブ2が設けられることによつて雨天時におい
て水分は、シングル,ピリオンの各表皮の端末部
14a,14bとボトムプレート1の間から水分
が浸入してクツシヨン17を劣化させることがな
い。また本例においてはコード15を用いて表皮
の端末部を緊張させるので表皮の表面のしわや浮
き上りが生じることもない。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成してなるので、前席
と後席の接合部から水分の浸入を防止でき、さら
に前席と後席の位置決めが容易にできるセパレー
トタイプのダブルシートに用いられるボトムプレ
ートを得ることができる。
なお、当然のことであるが本考案は図示の例に
限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案における第1の実施
例を示し、第1図はボトムプレートの概観図であ
り、第2図は前席のシングル表皮及び後席のピリ
オン表皮の端末部とボトムプレートの関係を説明
する部分拡大断面図、第3図から第8図までは本
考案の他の実施例を示し、第9図は本考案のボト
ムプレートを用いたダブルシートの一部破断側面
図、第10図から第12図までは従来例を示すも
のである。 1……ボトムプレート、2,10,12……リ
ブ、8……分割部、凹所……5,11,13、6
……クツシヨン、A……前席(前席部)B……後
席(後席部)、T……溝部、W……ダブルシート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前席及び後席からなるダブルシートに用いられ
    るボトムプレートにおいて、前席と後席の分割部
    に溝部を設けたことを特徴とするボトムプレー
    ト。
JP6069284U 1984-04-26 1984-04-26 ボトムプレ−ト Granted JPS60173480U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6069284U JPS60173480U (ja) 1984-04-26 1984-04-26 ボトムプレ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6069284U JPS60173480U (ja) 1984-04-26 1984-04-26 ボトムプレ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60173480U JPS60173480U (ja) 1985-11-16
JPS6327022Y2 true JPS6327022Y2 (ja) 1988-07-21

Family

ID=30588275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6069284U Granted JPS60173480U (ja) 1984-04-26 1984-04-26 ボトムプレ−ト

Country Status (1)

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JP (1) JPS60173480U (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6146290U (ja) * 1984-08-30 1986-03-27 株式会社タチエス 2輪車用タンデムシ−ト
JP2001341680A (ja) * 2000-05-31 2001-12-11 T S Tec Kk 二輪車用シート
WO2017022676A1 (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
JP7193916B2 (ja) * 2018-01-31 2022-12-21 本田技研工業株式会社 車両のシート構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60173480U (ja) 1985-11-16

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