JPS63269780A - バリアブルギア式ステアリング装置 - Google Patents

バリアブルギア式ステアリング装置

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Publication number
JPS63269780A
JPS63269780A JP10372187A JP10372187A JPS63269780A JP S63269780 A JPS63269780 A JP S63269780A JP 10372187 A JP10372187 A JP 10372187A JP 10372187 A JP10372187 A JP 10372187A JP S63269780 A JPS63269780 A JP S63269780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
rack
pinion
rack teeth
variable
Prior art date
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Pending
Application number
JP10372187A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyuuji Nakasuka
周二 中須加
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Jidosha Kiki Co Ltd filed Critical Jidosha Kiki Co Ltd
Priority to JP10372187A priority Critical patent/JPS63269780A/ja
Publication of JPS63269780A publication Critical patent/JPS63269780A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はバリアブルギア式ステアリング装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
バリアブルギア式ステアリング装置は、ステアリングホ
イールの操作によって回転されるピニオンと、このピニ
オンと噛み合い、ピニオンの回転によって軸線方向に移
動するラックとを備え、ピニオンの回転に伴なってピニ
オンとラックとの噛み合い位置が移動するにつれ、ギア
比が変化するようにしたものであり、例えば、特公昭5
2−29049号公報に示されたものが従来から知られ
ている。
(発明が解決しようとする問題点〕 上記従来のバリアブルギア式ステアリング装置では、圧
力角、ねじれ角などのラック歯形の制約上、ギア比の変
化率は30%程度が限界であった。
本発明は上記欠点を除くためになされたもので、ギア比
の変化率をより大きくすることができるバリアブルギア
式ステアリング装置を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ステアリングホイールによって回転されるピ
ニオンと、このピニオンと噛み合うラックとを備え、ピ
ニオンの回転によるラックの移動に伴なってギア比を変
化させるようにしたバリアブルギア式ステアリング装置
のピニオンを、同軸上に設けられた2つのギアから構成
するとともに、ラックに、ピニオンの一方のギアに噛み
合う中央部分のバリアブルラック歯と、他方のギアに噛
み合う端部側のバリアブルラック歯とを形成したもので
ある。
〔作用〕
本発明に係るバリアブルギア式ステアリング装置では、
ピニオンの回転に伴なって、ピニオンの一方のギアとラ
ックの中央部分のラック歯との噛み合い位置が移動する
につれてギア比が変化し、次いて、ピニオンの他方のギ
アとラックの端部側のラック歯との噛み合いに移った後
もさらにギア比が変化し、2段階に亘るギア比の変化が
得られる。
〔実施例〕 以下、図示実施例により本発明を説明する。第1図は本
発明の一実施例に係るバリアブルギア式ステアリング装
置の要部の平面図、第2図は間部の正面図である。
ピニオン(2) は、ベアリング(4) 、 (6)に
よって図示しないギアハウジング内に回転自在に支持さ
れている。このと二オン(2)は、人力軸(8)の先端
寄りに形成された大径の第1ギア(2a)と、さらにそ
の先端に形成された小径の第2ギア(2b)とから構成
されている。これら両ギア(2a) 、 (2b)は、
本実施例では同一の歯数(6枚)を有するヘリカルギア
である。
一方、ラック(10)には、ピニオン(2)の第1ギア
(2a)と噛み合う中央部のバリアブルラック歯(10
a)と、第2ギア(2b)と噛み合う両端部側のバリア
ブルラック歯(10b)とが設けられている。上記のよ
うにピニオン(2)の両ギア(2a) 、 (2b)の
径が異なることから、これら(2a) 、 (2b)に
それぞれ噛み合うラック歯(10a) 、 (10b)
の歯先面は、第2図に示すように、両端部側のラック歯
(10b)が中央部のラック歯(10a)よりも高い同
一平面上にある。また、中央部のラック歯(IOa)の
長平方向両側(10c)と両端部側のラック歯(Job
)の中間部(]Od)は、それぞれのラック歯(10a
) 、 (IOb)が形成されている部分よりも低くな
っており、中央部のラック歯(loa)が第1ギア(2
a)と噛み合っているときには第2ギア(2b)がラッ
ク(lO)と干渉せず、両端部側のラック歯(IOb)
が第2ギア(2b)と噛み合っているときには第1ギア
(2a)がラック(10)と干渉しないようになってい
る。
中央部のラック歯(10a)は、ピニオン(2)の第1
ギア(2a)との噛み合いにおいて、中立位置(第1図
でとニオン(2)がラック(lO)に噛み合っている位
置)から両方向へ向けて次第に変化するギア比が得られ
るように歯形を変化させている。また、両端部側ラック
歯(10b)も、ピニオン(2)の第2ギア(2b)と
の噛み合いにおいて、中央寄りの位置からそれぞれの端
部へ向けてギア比が次第に変化するように歯形を変化さ
せている。中央部のラック歯(IOa)と端部側のラッ
ク歯(10b)とは、第1ギア(2a)との噛み合いか
ら第2ギア(2b)との噛み合いへ円滑に移行するため
に、両ギア(2a) 、 (2b)が同時に噛み合う部
分を有しており、ラック(10)の中央部から両端部へ
とギア比が連続的に変化するようになフている。
上記ラック(10)は、上記ピニオン(2)との間で所
定のギア比が得られるように、同一の歯形を有するピニ
オン工具とラック素材とを相対移動させて創成される。
従って、ラック歯形を形成する過程では、従来と比較し
て格別複雑な加工を必要とするものではない。
以上の構成に係るステアリング装置は、図示しないステ
アリングホイールによフてピニオン(2)が回転すると
、ピニオン(2)の第1ギア(2a)とラック(10)
の中央部のラック歯(10a)との噛み合い位置が移動
するにつれてギア比が変化し、さらにピニオン(2)が
回転すると、両ギア(2a) 、 (2b)と両ラック
歯(10a) 、 (10b)とが同時に噛み合う状態
を経て、第2ギア(2b)と端部側ラック歯(IOb)
との噛み合いへと移行し、これら両者(2b) 、 (
10b)の噛み合いにおいてもピニオン(2)の回転に
つれてさらにギア比が変化する。
従来の単一のピニオンとラックとの噛み合いでは、上述
のようにギア比の変化率を30%程度しか得ることがで
きなかったが、本実施例装置では、第3図に示すように
、中央部のラック歯(10a)の領域(C−C)では、
ピニオン(2)の回転角に対するラック(10)の移動
量が最大の中立位置から、その中央部の両端(C) 、
 (C)方向へ向けて次第に減少し、両端部のラック歯
(2b)の領域(C−E) 、 (C−E)では、中央
部ラック歯(2a)との接続部(C) 、 (G)から
端部(E) 、 (E)方向へ向けてさらに減少した後
一定となる。本実施例では、中央部のラック歯(2a)
における変化率(P−Q)が30%、両端部のラック歯
(2b)における変化率(Q−R)が30%で、ラック
(10)の全領域では60%の変化率を得ることができ
る。
従って、上記ギア比を有するバリアブルギア式ステアリ
ング装置では、従来の装置に比較して中央部ではよりク
イックな反応を得、両端部ではより軽くなるステアリン
グ特性を得ることができる。
なお、ピニオン(2)の両ギア(2a) 、 (2b)
は上記構成に限られるものではなく、モジュールと歯数
を任意に組合わせることにより所望のギア比の変化率を
容易に11?ることかできる。また、上記実施例では、
マニュアルステアリング用のギア比変化を有するステア
リング装置を示したが、ラックの中央部と端部とを逆に
した組合せで使用すればパワーステアリング用のギア比
を得ることができ、トータル回転数の非常に少ないパワ
ーステアリング装置を構成することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、2種類のバリアブル
ギアレシオの諸元をもつラックとピニオンを組合せたこ
とにより、従来に比べ極めて変化率の大きいバリアブル
ギア式ステアリング装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るバリアブルギア式ステ
アリング装置の要部を示す平面図、第2図は第1図の同
一部分の正面図、第3図は同実施例装置の特性を示す線
図である。 (2) −・・ピニオン、 (2a)−−−ピニオンの第1ギア、 (2b)−・ピニオンの第2ギア、 (10)・・・ラック、 (10a) −−−第1ギアに噛み合うバリアブルラッ
ク歯、 (lOb)・・・第2キアに噛み合うバリアブルラック
歯。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ステアリングホイールによって回転されるピニオンと、
    このピニオンに噛み合うラックとを備え、ピニオンの回
    転によるラックの移動に伴なってギア比が変化するよう
    にしたバリアブルギア式ステアリング装置において、上
    記ピニオンを、同軸に設けられた2つの異なるギアから
    構成するとともに、上記ラックの中央部分に、ピニオン
    の一方のギアに噛み合うバリアブルラック歯を、そして
    ラックの端部側に、ピニオンの他方のギアに噛み合うバ
    リアブルラック歯を形成したことを特徴とするバリアブ
    ルギア式ステアリング装置。
JP10372187A 1987-04-27 1987-04-27 バリアブルギア式ステアリング装置 Pending JPS63269780A (ja)

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