JPS63269274A

JPS63269274A - 自動両替機

Info

Publication number: JPS63269274A
Application number: JP62104931A
Authority: JP
Inventors: 松田　昌志
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1987-04-27
Filing date: 1987-04-27
Publication date: 1988-11-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（ａ）産業上の利用分野この発明は自動両替機に関し、特に両替を有料で行う自
動両替機に関する。

（′ｂ）発明の概要この発明に係る自動両替機は、両替毎にその顧客を識別
するカードを読み取り、顧客別の利用データを記憶する
ようにした。この記憶内容を後で読み出し、利用料金の
徴収等を行うことができるようにしたものである。

（Ｃ）発明の背景現在金融機関には自動両替機が設置され窓口営業時間内
であれば誰でもこの装置を利用して両替を行うことがで
きる。しかし、金融機関ではこの両替サービスを有料の
サービスとして手数料を徴収して行うようにする傾向に
ある。

（ｄ）発明が解決しようとする問題点ところで、顧客にとっては毎回の両替毎に手数料を投入
することは極めて手間の掛かることであり、このため自
動両替機の有料化を円滑に行えないという問題も生じて
いた。

この発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので手
数料としての現金投入に代えて顧客を識別するデータを
読み取るようにしたことにより、操作が煩雑にならない
有料の自動両替機を提供することを目的とする。

（ｅ）問題点を解決するための手段この発明は、両替される紙幣を受け入れ、指定された金
種の現金を放出する両替動作を行う自動両替機において
、前記両替動作に判って顧客を識別するカードを読み取る
カード読取手段と、カードデータに基づいて顧客別に両
替利用データを記憶する記憶手段と、この記憶手段の内
容を読み出す読出手段と、を設けたことを特徴とする。

Ｉｆ）作用この発明の自動両替機は、両替を行うときその顧客の識
別データをカードから読み取る。この識別データと両替
の利用データを記憶手段に記憶しておき、後にこれを読
み出すことができる（読出手段）。これによって、両替
手数料の徴収を現金の投入に拠らず、引き落し等の自動
処理が可能になる。

（ｇ）実施例第主図はこの発明の実施例である自動両替機の外観を示
す斜視図である。装置本体の垂直操作パネルには両替取
扱中の表示をする表示部６２．金額設定キー等の操作部
と両替パターン等を表示する表示／操作部６３．ハンド
スキャナであるカードリーダ６６等が設けられている。

水平操作パネルには硬貨取出口６４．包装硬貨取出ロ６
５９紙幣投入／取出口６７等が設けられている。装置本
体内部には包装硬貨の処理を行う包装硬貨処理機７２、
紙幣の入出力機を行う紙幣処理機７３．包装硬貨以外の
硬貨を処理する硬貨処理機７４．全体の制御を行う制御
装置７５．ジャーナル印字用のプリンタ７６等が設けら
れている。

取扱表示部６２が取扱中を表示しているとき、カードを
カードリーダ６６に読み取らせ、次に紙幣投入〆取出口
６７から両替すべき紙幣を投入すると表示操作部６３に
その金額が表示される。この操作部６３を操作して両替
の金種パターンを設定することによって硬貨取出口６４
．包装硬貨取出口６５および紙幣投入／取出口６７から
両替された現金が放出される。

第害図は前記自動両替機の制御部のブロック図を示す。

ごの制御部は装置全体の動作を統括する主制御部と各動
作部を制御する補助制御等を内部バスで接続したいわゆ
るマスタースレーブシステ１、で構成されている。主制
御部はマスタＣＰＵ　（Ｍ−ＣＰＵ）１０　ａ、制御プ
ログラムを記憶したＲＯＭ１０ｂおよびＲＡ　Ｍ　ｃで
構成され、各補助制御部もスレーブＣＰＵ　（Ｓ−ＣＰ
Ｕ）、ＲＯＭおよびＲＡＭで構成されている。各補助制
御部１１ａ〜ｌｌｆにはそれぞれ以下の動作部が接続さ
れ制御を受けている。補助制御部１１ａ−紙幣入出金機
１４、補助制御部１１ｂ−ビルチェッカ１５、補助制御
部１１ｃｍプリンタ１６．カードリーダ１７、補助制御
部１ｉｄ−包装硬貨処理機１８、補助制御部１ｉｅ−キ
ー人力装置２１２表示部２２、補助制御部１１ｆ−硬貨
処理機１９である。また内部バスには専用回線を介して
センタと交信を行うための伝送制御部２０が接続されて
いる。

前記紙幣入出金機２４は投入された紙幣および両替して
放出する紙幣の搬送等を制御する装置である。この紙幣
入出金機１４には前記ビルチェ７カ２５が内蔵されてお
り、入出金される紙幣の真贋を判定するとともにその紙
幣の傷みや汚れの程度を判断する。

第４図は前記主制御部のＲＡＭ１０ｃの部分構成図であ
り、利用者テーブルを示す。このテーブルにはこの自動
両替機を使用した顧客毎にその顧客コードと利用回数さ
らにその利用による手数料が記憶される。このテーブル
の内容は各運用口の運用が終了する毎に係員操作によっ
て読み出され、第５図に示すような集計印刷物として出
力される。

第１図は前記自動両替機の制御部の動作を示すフローチ
ャートであり、同図（Ａ）は両替処理動作を示し、同図
（Ｂ）は利用データ出力動作を示す。

先ず同図（Ａ）の動作から説明する一０顧客がカードを
カードリーダ６６にスキャンしてカードデータを読み取
らせる（ｎｌ）。このカードは一般的な銀行カードでよ
い。読み取ったカードデータが正常なデータであるか否
かを判断しくｎ２）、正常なデータでなければ再度待機
動作に戻り、正常なデータであれば取引が可能である旨
の表示を行う　（ｎ３）。続いて顧客による現金の入金
を受け付け（ｎ４）、両替パターンの設定を受け付ける
（ｎ５）。設定が完了すると出金する現金を繰り出しく
ｎ６）各取出口へこの現金を放出する（ｎ７）。このの
ちｎ４で入金された現金を金庫に収納しくｎ８）、取引
結果を前記利用テーブルに記憶する等の取引終了処理を
行って動作を終える。なおこのフローチャートにおいて
Ａで示す区間は取引の取消が可能な区間である。この区
間で前記表示設定部６３に設けられている取消キーが押
下されると取消動作へ進み入金された紙幣を返却して（
ｎｌＯ）動作を終える。

同図（Ｂ）において、係員操作によりこの動作がスター
１〜すると、第５図に示すように顧客毎の利用データを
プリントしくｎ２０）２．このテーブルの記憶内容をク
リアして（ｎ２１）動作を終える。

前記第１図（Ｂ）に示す動作がこの発明の読出手段に対
応し、前記ｎ１およびカードリーダ６６がこの発明のカ
ード読取手段に対応する。

（ｈ）発明の効果以上のようにこの発明によれば、有料の自動両替機であ
っても、利用者は手数料を現金で投入する必要かなく、
カードを読み取らせるのみで両替を行うことができる。

これによって、両替取引が有料になった場合でも顧客の
操作が煩雑化する恐れがなく両替取引の自動化を円滑に
行うことができる。さらに、データを記憶するようにし
たことにより係員操作によらなくてもオンライン等の自
動処理も可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例である自動両替機の動作を示
すフローチャートであり、同図（Ａ）は両替取引処理動
作、同図（Ｂ）はデータ読出動作を示す。第２図および
第３図は前記自動両替機の外観図および制御部のブロッ
ク図、第４図は前記制御部に設定される利用テーブルを
示す図、第５図は利用データの集計出力を示す図である
。６ローカードリーダ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）両替される紙幣を受け入れ、指定された金種の現
金を放出する両替動作を行う自動両替機において、前記両替動作に判って顧客を識別するカードを読み取る
カード読取手段と、カードデータに基づいて顧客別に両
替利用データを記憶する記憶手段と、この記憶手段の内
容を読み出す読出手段と、を設けたことを特徴とする自
動両替機。