JPS63269268A - 単語読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は用紙などに記録された文字を認識することに
より単語を読み取る単語読取装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第５図は従来の単語読取装置の構成を示すブロック図で
ある。図において、１は文字が記録された記録媒体とし
ての帳票、２は文字の基準パターンを格納した認識辞書
、３は帳票１上の文字を走査し光電変換して得られた文
字のパターンを示す文字パターンと認識辞書２内の基準
パターンとを比較し各文字に対して認識候補文字を出力
する走査認識手段である。４は読み取るべき単語を格納
した単語辞書、５は上記認識候補文字と単語辞書４内の
単語とを比較して出力する単語を決定する単語決定手段
、６は単語決定手段５で決定された単語を表示する表示
手段である。７は単語を入力して表示手段６に表示され
た単語を修正するための入力手段、８は表示手段６と入
力手段７とを制御して単語の編集を行う編集手段である
。

第６図は単語辞書４の内容を示した図である。

単語辞書４内には例えば大形９、横形１０など読み取る
べき単語が格納されている。楔形１０の「模」は認識対
象外の文字（以下外字と呼ぶ）であり、その他の「形」
は認識対象内の文字（以下内字と呼ぶ）である。

第７図は帳票ｌからの入力文字と走査認識手段３から出
力される認識候補文字とを示した図である。入力文字「
楔」１１の第１位認識候補文字は「構」１３であり、第
２位認識候補文字は「横」１４である。また、入力文字
「形」１２の第１位認識候補文字は「形」１５である。

次に、第５図に示す従来の単語読取装置の動作を第６図
及び第７図を参照して説明する。走査認識手段３は、帳
票１の文字、例えばｒｆＪ　１１及び「形」１２を走査
して光電変換して得られた文字パターンと、認識辞書２
内の文字の基準パターンとを比較しｒ＆’Ｊ　１１に対
して第１位認識候補文字である「構」１３及び第２位認
識候補文字である「横」１４を出力するとともに、「形
」１２に対して第１位認識候補文字である「形」１５を
出力する。単語決定手段５では、入力文字の「楔」１１
及び「形」１２に対する認識候補文字である「構Ｊ１３
、「横」１４、「形」１５を組み合わせた単語、つまり
「構形」及び「横形」と、単語辞書４内の単語「大形」
９及び［横形ＪＩＯとをそれぞれ整合（比較）し、一致
したならばその単語を表示手段６に表示する。しかし、
入力文字の「楔形」の「楔」１１は外字であるため、表
示手段６に表示された単語と、帳票１の単語とは一致し
ない。従って、この従来装置では入力手段７より「楔」
１１の漢字コードを入力し、編集手段８により「横形」
を「楔形」に修正し、単語辞書４内の「楔形」１０と一
敗させ、単語「横形」を表示手段６に表示していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の単語読取装置は以上のように構成されているので
外字を含む単語を読み取る場合、操作者はその単語を誤
読した文字を修正入力することがあり、これにより再び
修正する必要が生じ、操作時間が多くかかるという問題
点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、外字を含む単語でも正しく速く読み取ること
を可能とし、操作時間を節約することができる単語読取
装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る単語読取装置は、文字を走査して光電変
換して得られた文字パターンと文字の基準パターンとを
比較し各文字に対して認識候補文字を出力する走査認識
手段３と、読み取るべき単語を格納した単語辞書４と、
認識対象外文字と字形が類似した類似文字で構成された
単語を格納した類似単語テーブル１６と、単語辞書４内
の単語と走査認識手段３からの認識候補文字と類似単語
テーブル１６内の単語とを比較して出力する単語を決定
する単語決定手段１７と、単語決定手段１７で決定され
た単語を表示する表示手段６と、単語を入力して表示手
段６に表示された単語を修正するための入力手段７とを
備え、単語辞書４内の単語と走査認識手段３からの認識
候補文字とを比較して単語を読み取る時、単語決定手段
１７は認識対象文字のみで構成される単語については、
その単語辞書４内の単語と、その認識候補文字を組み合
わせて構成できる単語とを比較して一致した単語辞書４
内の単語を出力し、認識対象外文字を含み構成される単
語については、その単語に対応した類似単語テーブル１
６内の単語と、認識候補文字を組み合わせ°ζ構成でき
る単語とを比較し、一致した単語が存在する場合はそれ
に対応する単語辞２４内の単語を出力し、一致した単語
が存在しない場合は入力手段７により記録媒体（帳票ｌ
）上の正しい単語を人力し、その単語に対応した認識候
補文字からなる単語を類似単語テーブル１６に追加登録
することを特徴とするものである。

〔作用〕

走査認識手段宇３ば、読み取るべき入力文字に対応する
文字パターンと文字の基準パターンとを比較し、各人力
文字に対応する認識候補文字を出力する。単語決定手段
／ｑは、その認識候補文字が認識対象文字のみで構成さ
れる場合、単語辞書４内の単語と、認識候補文字を組み
合わせてできる単語とを比較して、一致した単語を単語
辞＠４から取り出す。また、ｉＢ　３Ｑ決定手段／りは
、上記認識候補文字が認識対象外文字を含み構成される
場合、その認識対象外文字に対応した単語を類似単語テ
ーブル１６から取り出し、この取り出した単語と、その
認識候補文字を組み合わせて構成できる単語とを比較し
て、一致した単語が存在するとその単語に対応する単語
辞書４内の単語を取り出し、表示手段６に表示する。一
致した単語が存在しないと入力手段７より記録媒体（帳
票ｌ）上の正しい単語が入力され、その入力された単語
に対応した認識候補文字からなる単語は類似単語テーブ
ル１６に追加登録される。認識候補文字が追加登録され
た後は、この追加単語も含む類似単語テーブル１６から
の単語と、認識候補文字を組み合わせてできる単語とが
比較される。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図はこの発明の実施例に係る単語読取装置の構成を
示すブロック図である。第１図において、第５図に示す
構成要素に対応するものには同一の参照符を付し、その
説明を省略する。第１図において、１６は外字（認識対
象外文字）と字形が類似した類似文字で構成された単語
を格納した類似単語テーブル、１７は単語辞書４内の単
語と走査認識手段３からの認識候補文字と類似単語テー
ブル１６内の単語を比較し出力する単語を編集を行う編
集手段である。

第２図は第１図の類似単語テーブル１６の構成例を示し
た図である。、第２図に示すように単語辞書４内に格納
された単語「横形」１０に対応して字形の類似した単語
「横形」１９が類似単語テーブル１６に格納されている
。

第３図はこの実施例において入力文字とその認識結果を
示した図である。入力文字ｒ＆’Ｊ　２０の第１位認識
候補文字は「契」２２であり、第２位認識候補文字は「
横」２３である。また、入力文字「形」２１の第１位認
識候補文字は「形」２４である。第４図は第２図で示し
た類似単語テーブル１６に対し類似単語「梨形」２５を
追加したことを示す図である。

次に、第２図、第３図、第４図、第６図及び第７図を参
照して、第１図に示す実施例の動作について説明する。

単語決定手段１７では、走査認識手段３からの入力文字
ＮＳ￥Ｊ　１１及び「形Ｊ１２に対する認識候補文字「
構」１３、「横」１４及び「形」１５の組み合わせから
できる単語「横形」及び「横形」と（第７図参照）、第
６図に示す単語辞書４内の単語「大形」９、「楔形」１
０などとを整合（比較）し、出力する単語を決定する。

ところが、単語「楔形」１０の「楔」は前述したように
外字であるため、単語「横形」１０に対応した類似単語
テーブル１６の「構形Ｊ１９と、走査認識手段３からの
認識候補文字の組み合わせからできる単語「構形」及び
「横形」とを整合（比較）し、一致した単語が存在する
場合、この例では単語「横形」１９が存在するため単語
辞書４内の「横形」１０を最終結果として表示手段６に
表示する。

一方、上記一致した単語が存在しない場合がある。例え
ば帳票１からの人力文字「喫」及び「形ｊが第７図に示
す入力文字ｎｒＭ、Ｊ　１１及び「形」１２と字形が異
なり、認識候補文字が第７図に示すような「構」１３、
「横」１４及び「形」１５とはならず、第３図に示すよ
うな「契」２２、「横」２３及び「形」２４となること
がある。これにより組み合わせられる単語は「梨形」と
「横形」となり、単語辞書４内の「楔形」１０に対する
類似単語は第２図に示すように「横形」１９であるため
、上記組み合わせられる単語の中に「横形」１９と一致
する単語が存在しないというような場合がある。そこで
、表示手段６には第３図に示す第１位の認識候補文字「
契」２２及び「形」２４が表示され、入力手段７から正
しい単語「横形」に対応する漢字コードを入力する。こ
れにより、編集手段８は第４図に示すように単語「横形
」１０に対応する類似単語「梨形」２５を類似単語テー
ブル与１６に追加登録する。従って、以後は「楔形」１
０に対応する類似単語は「横形」１９と「梨形」２５と
になり、第３図に示すような「契」２２、「横」２３及
び「形」２４により組み合わせられる単語「梨形」及び
「横形」であってもその「梨形」が類似単語テーブル１
６に登録された単語「梨形」２５と一致し、これにより
単語決定手段１７は単語辞書４内から単語「楔形」１０
を取り出すことができ、表示手段６に表示することがで
きる。

また、帳票１上の文字が認識対象文字のみの単語で構成
されている場合には、単語決定手段１７は走査認識手段
３からの認識候補文字を組み合わせて構成できる単語と
、単語辞書４内の単語とを整合（比較）して一致した単
語辞書４内の単語取り出し、表示手段６に表示する。

なお、上記実施例では類似単語テーブル１６に第１位の
認識候補文字の組み合わせからなる単語（例えば梨形２
５）を登録する場合について説明したが、第２位以下の
認識候補文字の組み合わせからなる単語を登録してもよ
い。また、類似単語テーブル１６に追加登録できる単語
は１個あるいは複数個であってもよい。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、単語辞書内の単語と走査
認識手段からの認識候補文字とを比較して単語を読み取
る時、単語決定手段は認識対象文字のみで構成される単
語については、その単語辞書内の単語と、その認識候補
文字を組み合わせて構成できる単語とを比較して一致し
た単語辞書内の単語を出力し、認識対象外文字を含み構
成される単語については、その単語に対応した類似単語
テーブル内の単語と、認識候補文字を組み合わせて構成
できる単語とを比較し、一致した単語が存在する場合は
それに対応する単語辞書内の単語を出力し、一致した単
語が存在しない場合は入力手段により記録媒体上の正し
い単語を入力し、その単語に対応した認識候補文字から
なる単語を類似単語テーブルに追加登録するように構成
したので、外字を含む単語でも精度よく読み取ることが
でき、操作時間を節約することができるという効果が得
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例に係る単語読取装置の構成を
示すブロック図、第２図はこの実施例における類似単語
テーブルの構成例を示す図、第３図はこの実施例の動作
を説明するための入力文字と認識候補文字との関係を示
す図、第４図はこの実施例における類似単語テーブルに
類似単語が登録されたことを示す図、第５図は従来の単
語読取装置の構成を示すブロック図、第６図はこの従来
例及び実施例における単語辞書の内容を示す図、第７図
はこの従来例及び実施例の動作を説明するための入力文
字と認識候補文字との関係を示す図である。 ■・・・帳票（記録媒体）、３・・・操作認識手段、４
・・・単語辞書、６・・・表示手段、７・・・入力手段
、１６・・・類似単語テーブル、１７・・・単語決定手
段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 用紙などの記録媒体に記録された単語を認識して読み取
   る単語読取装置において、文字を走査して光電変換して
   得られた文字パターンと文字の基準パターンとを比較し
   各文字に対して認識候補文字を出力する走査認識手段と
   、読み取るべき単語を格納した単語辞書と、認識対象外
   文字と字形が類似した類似文字で構成された単語を格納
   した類似単語テーブルと、上記単語辞書内の単語と上記
   走査認識手段からの認識候補文字と上記類似単語テーブ
   ル内の単語とを比較して出力する単語を決定する単語決
   定手段と、上記単語決定手段で決定された単語を表示す
   る表示手段と、単語を入力して上記表示手段に表示され
   た単語を修正するための入力手段とを備え、上記単語辞
   書内の単語と上記走査認識手段からの認識候補文字とを
   比較して単語を読み取る時、上記単語決定手段は認識対
   象文字のみで構成される単語については、その単語辞書
   内の単語と、その認識候補文字を組み合わせて構成でき
   る単語とを比較して一致した上記単語辞書内の単語を出
   力し、認識対象外文字を含み構成される単語については
   、その単語に対応した上記類似単語テーブル内の単語と
   、上記認識候補文字を組み合わせて構成できる単語とを
   比較し、一致した単語が存在する場合はその一致した単
   語に対応する上記単語辞書内の単語を出力し、一致した
   単語が存在しない場合は上記入力手段により上記記録媒
   体上の正しい単語を入力し、その単語に対応した認識候
   補文字からなる単語を上記類似単語テーブルに追加登録
   することを特徴とする単語読取装置。