JPS63268575A - スポツトガン - Google Patents
スポツトガンInfo
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- JPS63268575A JPS63268575A JP62100943A JP10094387A JPS63268575A JP S63268575 A JPS63268575 A JP S63268575A JP 62100943 A JP62100943 A JP 62100943A JP 10094387 A JP10094387 A JP 10094387A JP S63268575 A JPS63268575 A JP S63268575A
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Landscapes
- Resistance Welding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、スポットガン、詳細には、棒状からなると
ともに先端に溶接用のチップを有するガンのチップを、
作業面側に押圧するとともに通電することで溶接作業を
おこなうスポットガンに係る。
ともに先端に溶接用のチップを有するガンのチップを、
作業面側に押圧するとともに通電することで溶接作業を
おこなうスポットガンに係る。
(ロ)従来の技術
従゛来のスポットガンとしては、トランスの両電極を、
一方の電極はアースする等して銅版からなる作業面とガ
ン先端のチップにそれぞれ連結し、チップをエアシリン
ダー等の昇降手段により銅版に押圧するとともに通電す
ることでスポット溶接するスポットガンが知られている
。あるいは、棒状のスポットガン先端のチップを人力に
より作業面に押し付は同時に通電させることで行うスポ
ット溶接も知られている。
一方の電極はアースする等して銅版からなる作業面とガ
ン先端のチップにそれぞれ連結し、チップをエアシリン
ダー等の昇降手段により銅版に押圧するとともに通電す
ることでスポット溶接するスポットガンが知られている
。あるいは、棒状のスポットガン先端のチップを人力に
より作業面に押し付は同時に通電させることで行うスポ
ット溶接も知られている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
しかしながら、人力によるスポット溶接作業では非常な
体力の消耗を要する問題点を有した。他方エアシリンダ
ーを用いる従来例では、体力の消耗は問題とはならない
。しかし、ガンはエアシリンダーに直接あるいはロッド
等それ自体変形しない部材を介して、例えばエアシリン
ダーに固定されるロッドの延長上にデツプを固定し、エ
アシリンダーの昇降動作にあわせてチップを作業面に当
接させ同時に通電させてスポット溶接させていた。即ち
、エアシリンダーは昇降のどちらかの選択しかできない
ため、チップはエアシリンダー作動時の作業面と接して
いる状態か、エアシリンダー非作動時の作業面とは一定
の距離をもって固定されている状態かの三者の選択しか
出来ず任意の位置上にデツプを移動することはできなか
った。そのため、チップを任意の位置に移動させ微調整
させることは出来ない問題点を有した。例えばチップを
作業面上に設置する被作業物の突起を乗り越えさせてそ
の先の移動させた地点にスポット溶接作業をする事は困
難であり、チップを突起を乗り越えさせながら何箇所か
に溶接作業を行うような場合、例えば金属製箱体の製造
のような場合は、移動の自由の効く人手作業に頼らざる
を得なかった。
体力の消耗を要する問題点を有した。他方エアシリンダ
ーを用いる従来例では、体力の消耗は問題とはならない
。しかし、ガンはエアシリンダーに直接あるいはロッド
等それ自体変形しない部材を介して、例えばエアシリン
ダーに固定されるロッドの延長上にデツプを固定し、エ
アシリンダーの昇降動作にあわせてチップを作業面に当
接させ同時に通電させてスポット溶接させていた。即ち
、エアシリンダーは昇降のどちらかの選択しかできない
ため、チップはエアシリンダー作動時の作業面と接して
いる状態か、エアシリンダー非作動時の作業面とは一定
の距離をもって固定されている状態かの三者の選択しか
出来ず任意の位置上にデツプを移動することはできなか
った。そのため、チップを任意の位置に移動させ微調整
させることは出来ない問題点を有した。例えばチップを
作業面上に設置する被作業物の突起を乗り越えさせてそ
の先の移動させた地点にスポット溶接作業をする事は困
難であり、チップを突起を乗り越えさせながら何箇所か
に溶接作業を行うような場合、例えば金属製箱体の製造
のような場合は、移動の自由の効く人手作業に頼らざる
を得なかった。
(ニ)問題点を解決するための手段
この発明は、作業面上部で、全体として面に対して略垂
直にかつ先端は面に対して距離を取るように位置付けら
れる筒状の連結体収納部と、連結体収納部下部に固定さ
れるアームと、先端がリング状を有するとともに連結体
収納部内を貫通する連結体と、連結体収納部上部に設け
られ作動および作動解除を選択することで、連結された
連結体を上昇下降させる昇降手段と、全体として棒状か
らなるとともに先端に溶接用のチップを有し、中間部で
は先端が、上下方向に移動可能にアームに固定されると
ともに、アームとの固定部よりも基部よりでは、リング
状内部に係止される係止部により連結体と連結するガン
とからなることを特徴とするスポットガンを、提供する
ことで従来の問題点を解決する。
直にかつ先端は面に対して距離を取るように位置付けら
れる筒状の連結体収納部と、連結体収納部下部に固定さ
れるアームと、先端がリング状を有するとともに連結体
収納部内を貫通する連結体と、連結体収納部上部に設け
られ作動および作動解除を選択することで、連結された
連結体を上昇下降させる昇降手段と、全体として棒状か
らなるとともに先端に溶接用のチップを有し、中間部で
は先端が、上下方向に移動可能にアームに固定されると
ともに、アームとの固定部よりも基部よりでは、リング
状内部に係止される係止部により連結体と連結するガン
とからなることを特徴とするスポットガンを、提供する
ことで従来の問題点を解決する。
(ホ)作 用
ガン先端のチップを上下方向に微調整するときは、ガン
の基部を作業員は下方に移動させる。すると、アームと
の固定部を支点としてリング状部内の範囲内で係止部は
下方に移動し、支点にたいして係止部の反対側に位置す
るガン先端のチップは上方に移動する。逆の作業をすれ
ばデツプは下方に移動する。この移動は、抑圧を目的と
するものでは無いため昇降手段を使用せず、人力等によ
りおこなうため強く押圧される事なく、リング内部を係
止部が移動可能な範囲でチップは固定部を支点として自
由に上下方向に移動する。スポット溶接地点上にチップ
を移動させた後に、昇降手段によりリング状内部の空間
以上に連結体を上昇させる。すると、アームとの固定部
を支点としてガン先端は連結体の移動方向とは逆方向に
回動し、かつ昇降手段により移動′されるため、先端の
チップは人力によるより強い力で作業面に押し付けられ
る。このとき同時に、チップと作業面との間に通電させ
スポット溶接作業を行う。
の基部を作業員は下方に移動させる。すると、アームと
の固定部を支点としてリング状部内の範囲内で係止部は
下方に移動し、支点にたいして係止部の反対側に位置す
るガン先端のチップは上方に移動する。逆の作業をすれ
ばデツプは下方に移動する。この移動は、抑圧を目的と
するものでは無いため昇降手段を使用せず、人力等によ
りおこなうため強く押圧される事なく、リング内部を係
止部が移動可能な範囲でチップは固定部を支点として自
由に上下方向に移動する。スポット溶接地点上にチップ
を移動させた後に、昇降手段によりリング状内部の空間
以上に連結体を上昇させる。すると、アームとの固定部
を支点としてガン先端は連結体の移動方向とは逆方向に
回動し、かつ昇降手段により移動′されるため、先端の
チップは人力によるより強い力で作業面に押し付けられ
る。このとき同時に、チップと作業面との間に通電させ
スポット溶接作業を行う。
(へ)実 施 例
この発明の実施例の正面を表す第1図、同平面を表す第
2図、同連結体収納部の一部拡大を表す第3図、同ガン
部分の一部拡大を表す第4図、に従って説明する。
2図、同連結体収納部の一部拡大を表す第3図、同ガン
部分の一部拡大を表す第4図、に従って説明する。
(11)は、作業面である。作業面(11)は、銅版か
らなりその上に導電性素材からなる被加工物(12)例
えば金属製の箱状物を設置可能である。(13)は、ト
ランスであり電極の一方はアースして作業面に接続する
。(14)は、支持支柱でありスポットガン等を作業面
(11)上に位置させるように支持させる。(15)は
、支持アームである。支持アーム(15)は、各アーム
固定部(16)で回動自在に連結され一種のカンチレバ
ーを形成することで先端の支持アームの先端では作業面
(11)のXY軸方向に自在に移動可能である。支持ア
ーム(15)は、第2図に示すように図中上下どちら側
に取り付けても良い。(21)は、連結体収納部である
。連結体収納部(21)は、円柱パイプからなり、上端
を最先端の支持アームの(15)先端に固定する。
らなりその上に導電性素材からなる被加工物(12)例
えば金属製の箱状物を設置可能である。(13)は、ト
ランスであり電極の一方はアースして作業面に接続する
。(14)は、支持支柱でありスポットガン等を作業面
(11)上に位置させるように支持させる。(15)は
、支持アームである。支持アーム(15)は、各アーム
固定部(16)で回動自在に連結され一種のカンチレバ
ーを形成することで先端の支持アームの先端では作業面
(11)のXY軸方向に自在に移動可能である。支持ア
ーム(15)は、第2図に示すように図中上下どちら側
に取り付けても良い。(21)は、連結体収納部である
。連結体収納部(21)は、円柱パイプからなり、上端
を最先端の支持アームの(15)先端に固定する。
連結体収納部(21)の上部には、エアシリンダーから
なる昇降手段(22)を固定する。この実施例では昇降
手段(22)はエアシリンダーからなるが、それ以外の
昇降可能な機械的手段等からなっても良い。(23)は
連結体である。連結体(23)はこの実施例では金属性
の紐状のワイヤーからなるが、それ以外の合成樹脂その
他の材質からなる紐状、あるいは棒状からなっても連結
効果を有するものであれば良い。連結体(23)は、下
端はリング状(24)を形成し、リング状(24)を外
部に露出させながら連結体収納部(21)内を貫通させ
る。リング状(24)覇、完全な環状でなくとも、一部
に切欠部を有しても良い。連結体(23)の長さは上端
を折り返し、クリップ(25)で固定することで調節す
る。
なる昇降手段(22)を固定する。この実施例では昇降
手段(22)はエアシリンダーからなるが、それ以外の
昇降可能な機械的手段等からなっても良い。(23)は
連結体である。連結体(23)はこの実施例では金属性
の紐状のワイヤーからなるが、それ以外の合成樹脂その
他の材質からなる紐状、あるいは棒状からなっても連結
効果を有するものであれば良い。連結体(23)は、下
端はリング状(24)を形成し、リング状(24)を外
部に露出させながら連結体収納部(21)内を貫通させ
る。リング状(24)覇、完全な環状でなくとも、一部
に切欠部を有しても良い。連結体(23)の長さは上端
を折り返し、クリップ(25)で固定することで調節す
る。
連結体(23)はそれ自体の上下移動が自在となるよう
に、連結体収納部(2工)内壁からは離れて貫通してい
る事が望ましい。連結体(23)の上端は昇降手段(2
2)であるエアシリンダーに連結する。(26)は、ア
ームである。アーム(26)は、連結体収納部(21)
の下端に、その一端を固定する。アーム(26)の自由
端側には回動自在の軸(27)をもうける。(31)は
、ガンである。
に、連結体収納部(2工)内壁からは離れて貫通してい
る事が望ましい。連結体(23)の上端は昇降手段(2
2)であるエアシリンダーに連結する。(26)は、ア
ームである。アーム(26)は、連結体収納部(21)
の下端に、その一端を固定する。アーム(26)の自由
端側には回動自在の軸(27)をもうける。(31)は
、ガンである。
ガン(31)は、全体として棒状からなり、先端には溶
接用のチップ(32)を有する。チップ(32)は、ト
ランス(13)の電極の一方と連結する。
接用のチップ(32)を有する。チップ(32)は、ト
ランス(13)の電極の一方と連結する。
ガン(31)の略中間部には固定部(33)を設け、ア
ーム(26)の軸(27)に固定することでガン(31
)は固定部(33)、軸(27)を回動中心として回動
可能とする。(34)は、係上部である。係止部(34
)は、ガン(31)の固定部(33)よりも基部よりに
固定する。係止部(34)の先端にはフック(35)を
設はリング状(24)内の空間内に係止する。
ーム(26)の軸(27)に固定することでガン(31
)は固定部(33)、軸(27)を回動中心として回動
可能とする。(34)は、係上部である。係止部(34
)は、ガン(31)の固定部(33)よりも基部よりに
固定する。係止部(34)の先端にはフック(35)を
設はリング状(24)内の空間内に係止する。
そのため係止部(34)のフック(35)は、リング状
(24)内周の範囲で上下動可能である。(36)は、
ハンドルであり、ガン(31)の基部に固定される。ハ
ンドルの操作により軸(27)を支点とした上下動をさ
せる。(37)はスイッチであり、オン状態とすること
で、昇降手段(22)の作動、トランス(13)からの
通電を行うことが可能で有る。
(24)内周の範囲で上下動可能である。(36)は、
ハンドルであり、ガン(31)の基部に固定される。ハ
ンドルの操作により軸(27)を支点とした上下動をさ
せる。(37)はスイッチであり、オン状態とすること
で、昇降手段(22)の作動、トランス(13)からの
通電を行うことが可能で有る。
次ぎに実施例の作用について説明する。ガン(31)を
溶接箇所まで水平方向に移動させるときは、支持アーム
(15)は追随して移動するため、作業面(11)の必
要箇所上にチップ(32)は位置される。更に、ガン(
31)先端のチップ(32)を上下方向に微調整すると
きは、ガン(31)の基部のハンドル(36)を握って
作業具は下方に移動させておこなう。すると、アーム(
26)軸(27)に固定される固定部(33)を支点と
してリング状(24)部内の空間の範囲内で係止部(3
4)のフック(35)は下方に移動し、支点にたいして
係止部(34)とは反対側に位置するガン(31)先端
のチップ(32)は上方に移動する。逆の作業をすれば
チップ(32)は下方に移動する。
溶接箇所まで水平方向に移動させるときは、支持アーム
(15)は追随して移動するため、作業面(11)の必
要箇所上にチップ(32)は位置される。更に、ガン(
31)先端のチップ(32)を上下方向に微調整すると
きは、ガン(31)の基部のハンドル(36)を握って
作業具は下方に移動させておこなう。すると、アーム(
26)軸(27)に固定される固定部(33)を支点と
してリング状(24)部内の空間の範囲内で係止部(3
4)のフック(35)は下方に移動し、支点にたいして
係止部(34)とは反対側に位置するガン(31)先端
のチップ(32)は上方に移動する。逆の作業をすれば
チップ(32)は下方に移動する。
この移動は、昇降手段(13)を使用せず、人力により
おこなうため、強く押圧する事なくリング状(24)内
部を係止部(34)のフック(35)が移動可能な移動
量の範囲でチップ(32)は固定部(33)を支点とし
て上下方向に移動する。水平方向と上下方向の移動を組
み合わせておこなうことで、スポット溶接地点上にチッ
プ(32)を移動させる。その後、スイッチ(37)を
オン状態とすることで次ぎに昇降手段(13)により連
結体(23)を上昇させる。上昇移動はリング状(24
)内の上下方向の空間距離よりも長く引くように上昇さ
せる。すると、アーム(26)との固定部(33)を支
点としてガン(31)先端は連結体(23)の移動方向
とは逆方向に回動し、微調整時の移動量に比し大にかつ
人力ではなく昇降手段(13)により移動されるため、
先端のデツプ(32)は強い力で作業面に押し付けられ
る。このとき同時に、チップ(32)と作業面(11)
との間に通電させスポット溶接作業を行う。
おこなうため、強く押圧する事なくリング状(24)内
部を係止部(34)のフック(35)が移動可能な移動
量の範囲でチップ(32)は固定部(33)を支点とし
て上下方向に移動する。水平方向と上下方向の移動を組
み合わせておこなうことで、スポット溶接地点上にチッ
プ(32)を移動させる。その後、スイッチ(37)を
オン状態とすることで次ぎに昇降手段(13)により連
結体(23)を上昇させる。上昇移動はリング状(24
)内の上下方向の空間距離よりも長く引くように上昇さ
せる。すると、アーム(26)との固定部(33)を支
点としてガン(31)先端は連結体(23)の移動方向
とは逆方向に回動し、微調整時の移動量に比し大にかつ
人力ではなく昇降手段(13)により移動されるため、
先端のデツプ(32)は強い力で作業面に押し付けられ
る。このとき同時に、チップ(32)と作業面(11)
との間に通電させスポット溶接作業を行う。
そのため、金属製の箱状物等の被加工物(12)のよう
に続けて何箇所もスポット溶接を行う必要があり、また
溶接箇所の間には突起が有るためその突起をクリアーし
ながら溶接する必要があるときでも、チップを上下動、
かつ水平方向の移動をさせながら溶接を続けて行うこと
が可能となる。
に続けて何箇所もスポット溶接を行う必要があり、また
溶接箇所の間には突起が有るためその突起をクリアーし
ながら溶接する必要があるときでも、チップを上下動、
かつ水平方向の移動をさせながら溶接を続けて行うこと
が可能となる。
第5図a = fは、作業面(11)と各支持アーム(
15)との位置関係を変えて設置した場合の実施例の概
略図である。第5図aと第5図すとでは固定の支持アー
ムの設置位置を逆とすることで被加工物の搬入方向を逆
としている。
15)との位置関係を変えて設置した場合の実施例の概
略図である。第5図aと第5図すとでは固定の支持アー
ムの設置位置を逆とすることで被加工物の搬入方向を逆
としている。
第5図Cと第5図dとは移動支持アーム(42)からの
みから構成され、かつ両者ではその支持アームの設置位
置を逆とすることで被加工物の搬入方向を逆としている
。第5図eは一つの作業面(11)に3人の作業員が付
いた実施例であり、第5図fは1個の支持アームに4個
の作業面(11)を設置した実施例である。
みから構成され、かつ両者ではその支持アームの設置位
置を逆とすることで被加工物の搬入方向を逆としている
。第5図eは一つの作業面(11)に3人の作業員が付
いた実施例であり、第5図fは1個の支持アームに4個
の作業面(11)を設置した実施例である。
(ト)発明の効果
したがって、この発明ではチップの位置を任意の位置に
微調整しながら溶接作業の可能なスポットガンを提供す
る。
微調整しながら溶接作業の可能なスポットガンを提供す
る。
第1図はこの発明の実施例の正面図、第2図は同平面図
、第3図は同連結体収納部の一部拡大図、第4図は同ガ
ン部分の一部拡大図、第5図a、b、c、d、e、fは
他の実施例の概略図である。 (11)・・・・・作業面、(21)・・・・・連結体
収納部、(22)・・・・・昇降手段、(23)・・・
・・連結体(24)・・・・・リング状、(26)・・
・・・アーム、(31)・・・・・ガン、(32)・・
・・・チップ、(34)・・・・・係止部特許出願人
有限会社 向 洋 技 回向 株式会社
ニ ッ シ ン代理人弁理士 安 原 正
2第 1 回 第5図(a) 第5回(b) 第5図(c)!
51ia(d) 第51j(e)第5図(f) 手 続 補 正 書 昭和63年3月14日 l 事件の表示 昭和62年特許願第100943号 事件との関係 特許出願人 名称、 有限会社 向 洋 技 研 (他1名) 4 代 理 人 住所 東京都新宿区市谷船河原町11番地(他1名) 5 補正命令の日付 自 発 6 補正の対象 明細書全文 −7補
正の内容 別紙の通り 全文訂正明細書 l、発明の名称 スポットガン 2、特許請求の範囲 (1)作業面上部で、全体として面に対して略垂直にか
つ先端は面に対して距離を取るように位置付けられる筒
状の連結体収納部と、連結体収納部下部に固定されるア
ームと、先端がリング状を有するとともに連結体収納部
内を貫通する連結体と、連結体収納部上部に設けられ作
動および作動解除を選択することで、連結された連結体
を上昇下降させる昇降手段と、全体として棒状からなる
とともに先端に溶接用のチップを有し、中間部では先端
が上下方向に移動可能(こアームに固定されるとともに
、アームとの固定部よりも基部よりでは、リング状内部
に係止される係止部により連結体と連結するガンとから
なることを特徴とするスポットガン。 (2)連結体が、ワイヤーである特許請求の範囲第1項
記載のスポットガン。 (3)作業面が銅版からなる特許請求の範囲第1項、第
2項記載のスポットガン。 3、発明の詳細な説明 (イ)産業上の利用分野 この発明は、スポットガン、詳細には、棒状からなると
ともに先端に溶接用のチップを有するガンのチップを、
作業面側に押圧するとともに通電することで溶接作業を
おこなうスポットガンに係る。 険)従来の技術 従来のスポットガンとしては、トランス6の両電極を、
一方の電極はアースする等して銅版からなる作業面とガ
ン先端のチップにそれぞれ連結し、チップをエアシリン
ダー等の昇降手段により銅版に押圧するとともに通電す
ることでスポット溶接するスポットガンが知られている
。あるいは、棒状のスポットガン先端のデツプを人力に
より作業面に押し付は同時に通電させることで行うスポ
ット溶接も知られている。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、人力によるスポット溶接作業では非常な
体力の消耗を要する問題点を有した。他方エアシリンダ
ーを用いる従来例では、体力の消耗は問題とはならない
。しかし、ガンはエアシリンダーに直接あるいはロッド
等それ自体変形しない部材を介して、例えばエアシリン
ダーに固定されるロッドの延長上にチップを固定し、エ
アシリンダーの昇降動作にあわせてチップを作業面に当
接させ同時に通電させてスポット溶接させていた。即ち
、エアシリンダーは昇降のどちらかの選択しかできない
ため、チップはエアシリンダー作動時の作業面と接して
いる状態か、エアシリンダー非作動時の作業面とは一定
の距離をもって固定されている状態かの三者の選択しか
出来ず任意の位置上にチップを移動することはできなか
った。そのため、チップを任意の位置に移動させ微調整
させることは出来ない問照点を有した。例えばチップを
作業面上に設置する被作業物の突起を乗り越えさせてそ
の先の移動させた地点にスポット溶接作業をする事は困
難であり、チップを突起を乗り越えさせながら何箇所か
に溶接作業を行うような場合、例えば金属製箱体の製造
のような場合は、移動の自由の効く人手作業に頼らざる
を得なかった。 に)問題点を解決するための手段 この発明は、作業面上部で、全体として面に対して略垂
直にかつ先端は面に対して距離を取るように位置付けら
れる筒状の連結体収納部と、連結体収納部下部に固定さ
れるアームと、先端がリング状を有するとともに連結体
収納部内を貫通する連結体と、連結体収納部上部に設け
られ作動および作動解除を選択することで、連結された
連結体を上昇下降させる昇降手段と、全体として棒状か
らなるとともに先端に溶接用のチップを有し、中間部で
は先端が、上下方向に移動可能にアームに固定されると
ともに、アームとの固定部よりも基部よりでは、リング
状内部に係止される係止部により連結体と連結するガン
とからなることを特徴とするスポットガンを、提供する
ことで従来の問題点を解決する。 (ホ)作 用 ガン先端のチップを上下方向に微調整するときは、ガン
の基部を作業員は下方に移動させる。すると、アームと
の固定部を支点としてリング状部内の範囲内で係止部は
下方に移動し、支点にたいして係止部の反対側に位置す
るガン先端のチップは上方に移動する。逆の作業をすれ
ばチップは下方に移動する。この移動は、抑圧を目的と
するものでは無いため昇降手段を使用せず、人力等によ
りおこなうため強く押圧される事なく、リング内部を係
止部が移動可能な範囲でチップは固定部を支点として自
由に上下方向に移動する。スポット溶接地点上にチップ
を移動させた後に、昇降手段によりリング状内部の空間
以上に連結体を上昇させる。すると、アームとの固定部
を支点としてガン先端は連結体の移動方向とは逆方向に
回動し、かつ昇降手段により移動されるため、先端のチ
ップは人力によるより強い力で作業面に押し付けられる
。このとき同時に、チップと作業面との間に通電させス
ポット溶接作業を行う。 (へ) 実 施 例 この発明の実施例の正面を表す第1図、同平面を表す第
2図、同連結体収納部の一部拡大を表す第3図、同ガン
部分の一部拡大を表す第4図、に従って説明する。 (11)は、作業面である。作業面(11)は、銅版か
らなりその上に導電性素材からなる被加工物(12)例
えば金属製の箱状物を設置可能である。作業面(11)
は傾斜させるためのチルト機構を有してもよい。(13
)は、トランスであり電極の一方はアースして作業面に
接続する。 (14)は、支持支柱でありスポットガン等を作業面(
11)上に位置させるように支持させる。 (15)は、支持アームである。支持アーム(15)は
、各アーム固定部(16)で回動自在に連結され一種の
カンチレバーを形成することで先端の支持アームの先端
では作業面(11)のXY軸方向に自在に移動可能であ
る。更に支持アーム(15)は上下にスライド可能とし
てもよい。 支持アーム(15)は、第2図に示すように図中上下ど
ちら側に取り付けても良い。(21)は、連結体収納部
である。連結体収納部(21)は、円柱パイプからなり
、上端を最先端の支持アームの(15)先端に固定する
。連結体収納部(21)の上部には、エアシリンダーか
らなる昇降手段(22)を固定する。この実施例では昇
降手段(22)はエアシリンダーからなるが、゛それ以
外の昇降可能な機械的手段等からなっても良い。(23
)は連結体である。連結体(23)はこの実施例では金
属性の紐状のワイヤーからなるが、それ以外の合成樹脂
その他の材質からなる紐状、あるいは棒状からなっても
連結効果を有するものであれば良い。連結体(23)は
、下端はすング状(24)を形成し、リング状(24)
を外部に露出させながら連結体収納部(21)内を貫通
させる。リング状(24)覇、完全な環状でなくとも、
一部に切欠部を有しても良い。連結体(23)の長さは
上端を折り返し、クリップ(25)で固定することで調
節する。連結体(23)はそれ自体の上下移動が自在と
なるように、連結体収納部(21)内壁からは離れて貫
通している事が望ましい。連結体(23)の上端は昇降
手段(22)であるエアシリンダーに連結する。(26
)は、アームである。アーム(26)は、連結体収納部
(21)の下端に、その一端を固定する。アーム(26
)の自由端側には回動自在の軸(27)をもうける。 (31)は、ガンである。ガン(31)は、全体として
棒状からなり、先端には溶接用のチップ(32)を有す
る。チップ(32)は、トランス(13)の電極の一方
と連結する。ガン(31)の略中間部には固定部(33
)を設け、アーム(26)の軸(27)に固定すること
でガン(31)は固定部(33)、軸(27)を回動中
心として回動可能とする。(34)は、係止部である。 係止部(34)は、ガン(31)の固定部(33)より
も基部よりに固定する。係止部(34)の先端にはフッ
ク(35)を設はリング状(24)内の空間内に係止す
る。そのため係止部(34)のフック(35)は、リン
グ状(24)内周の範囲で上下動可能である。(36)
は、ハンドルであり、ガン(31)の基部に固定される
。ハンドルの操作により軸(27)を支点とした上下動
をさせる。(37)はスイッチであり、オン状態とする
ことで、昇降手段(22)の作動、トランス(13)か
らの通電を行うことが可能で有る。 次ぎに実施例の作用について説明する。ガン(31)を
溶接箇所まで水平方向に移動させるときは、支持アーム
(15)は追随して移動するため、作業面(11)の必
要箇所上にチップ(32)は位置される。更に、ガン(
31)先端のチップ(32)を上下方向に微調整すると
きは、ガン(31)の基部のハンドル(36)を握って
作業員は下方に移動させておこなう。すると、アーム(
26)軸(27)に固定される固定部(33)を支点と
じてリング状(24)部内の空間の範囲内で係止部(3
4)のフック(35)は下方に移動し、支点にたいして
係止部(34)とは反対側に位置するガン(31)先端
のチップ(32)は上方に移動する。逆の作業をすれば
チップ(32)は下方に移動する。 この移動は、昇降手段(13)を使用せず、人力により
おこなうため1、強く押圧する事なくリング状(24)
内部を係止部(34)のフック(35)が移動可能な移
動量の範囲でチップ(32)は固定部(33)を支点と
して上下方向に移動する。水平方向と上下方向の移動を
組み合わせておこなうことで、スポット溶接地点上にチ
ップ(32)を移動させる。その後、スイッチ(37)
をオン状態とすることで次ぎに昇降手段(13)により
、 連結体(23)を上昇させる。上昇移動はリング
状(24)内の上下方向の空間距離よりも長く引くよう
に上昇させる。すると、アーム(26)との固定部(3
3)を支点としてガン(31)先端は連結体(23)の
移動方向とは逆方向に回動し、微調整時の移動量に比し
大にかつ人力ではなく昇降手段(13)により移動され
るため、先端のチップ(32)は強い力で作業面に押し
付けられる。このとき同時に、チップ(32)と作業面
(11)との間に通電させスポット溶接作業を行う。 そのため、金属製の箱状物等の被加工物(12)のよう
に続けて何箇所もスポット溶接を行う必要があり、また
溶接箇所の間には突起が有るためその突起をクリアーし
ながら溶接する必要があるときでも、チップを上下動、
かつ水平方向の移動をさせながら溶接を続けて行うこと
が可能となる。 第5図a−fは、作業面(11)と各支持アーム(15
)との位置関係を変えて設置した場合の実施例の概略図
である。第5図aと第5図すとでは固定の支持アームの
設置位置を逆とすることで被加工物の搬入方向を逆とし
ている。 第5図Cと第5図dとは移動支持アーム(42)からの
みから構成され、かつ両者ではその支持アームの設置位
置を逆とすることで被加工物の搬入方向を逆としている
。第5図eは−つの作業面(11)に3人の作業員が付
いた実施例であり、第5図rは1個の支持アームに4個
の作業面(11)を設置した実施例である。 (ト)発明の効果 したがって、この発明ではチップの位置を任意の位置に
微調整しながら溶接作業の可能なスポットガンを提供す
る。 4、図面の簡単な説明 第1図はこの発明の実施例の正面図、第2図は同平面図
、第3図は同連結体収納部の一部拡大図、第4図は同ガ
ン部分の一部拡大図、第5図a 、b 、c 、d 、
e 、rは他の実施例の概略図である。
、第3図は同連結体収納部の一部拡大図、第4図は同ガ
ン部分の一部拡大図、第5図a、b、c、d、e、fは
他の実施例の概略図である。 (11)・・・・・作業面、(21)・・・・・連結体
収納部、(22)・・・・・昇降手段、(23)・・・
・・連結体(24)・・・・・リング状、(26)・・
・・・アーム、(31)・・・・・ガン、(32)・・
・・・チップ、(34)・・・・・係止部特許出願人
有限会社 向 洋 技 回向 株式会社
ニ ッ シ ン代理人弁理士 安 原 正
2第 1 回 第5図(a) 第5回(b) 第5図(c)!
51ia(d) 第51j(e)第5図(f) 手 続 補 正 書 昭和63年3月14日 l 事件の表示 昭和62年特許願第100943号 事件との関係 特許出願人 名称、 有限会社 向 洋 技 研 (他1名) 4 代 理 人 住所 東京都新宿区市谷船河原町11番地(他1名) 5 補正命令の日付 自 発 6 補正の対象 明細書全文 −7補
正の内容 別紙の通り 全文訂正明細書 l、発明の名称 スポットガン 2、特許請求の範囲 (1)作業面上部で、全体として面に対して略垂直にか
つ先端は面に対して距離を取るように位置付けられる筒
状の連結体収納部と、連結体収納部下部に固定されるア
ームと、先端がリング状を有するとともに連結体収納部
内を貫通する連結体と、連結体収納部上部に設けられ作
動および作動解除を選択することで、連結された連結体
を上昇下降させる昇降手段と、全体として棒状からなる
とともに先端に溶接用のチップを有し、中間部では先端
が上下方向に移動可能(こアームに固定されるとともに
、アームとの固定部よりも基部よりでは、リング状内部
に係止される係止部により連結体と連結するガンとから
なることを特徴とするスポットガン。 (2)連結体が、ワイヤーである特許請求の範囲第1項
記載のスポットガン。 (3)作業面が銅版からなる特許請求の範囲第1項、第
2項記載のスポットガン。 3、発明の詳細な説明 (イ)産業上の利用分野 この発明は、スポットガン、詳細には、棒状からなると
ともに先端に溶接用のチップを有するガンのチップを、
作業面側に押圧するとともに通電することで溶接作業を
おこなうスポットガンに係る。 険)従来の技術 従来のスポットガンとしては、トランス6の両電極を、
一方の電極はアースする等して銅版からなる作業面とガ
ン先端のチップにそれぞれ連結し、チップをエアシリン
ダー等の昇降手段により銅版に押圧するとともに通電す
ることでスポット溶接するスポットガンが知られている
。あるいは、棒状のスポットガン先端のデツプを人力に
より作業面に押し付は同時に通電させることで行うスポ
ット溶接も知られている。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、人力によるスポット溶接作業では非常な
体力の消耗を要する問題点を有した。他方エアシリンダ
ーを用いる従来例では、体力の消耗は問題とはならない
。しかし、ガンはエアシリンダーに直接あるいはロッド
等それ自体変形しない部材を介して、例えばエアシリン
ダーに固定されるロッドの延長上にチップを固定し、エ
アシリンダーの昇降動作にあわせてチップを作業面に当
接させ同時に通電させてスポット溶接させていた。即ち
、エアシリンダーは昇降のどちらかの選択しかできない
ため、チップはエアシリンダー作動時の作業面と接して
いる状態か、エアシリンダー非作動時の作業面とは一定
の距離をもって固定されている状態かの三者の選択しか
出来ず任意の位置上にチップを移動することはできなか
った。そのため、チップを任意の位置に移動させ微調整
させることは出来ない問照点を有した。例えばチップを
作業面上に設置する被作業物の突起を乗り越えさせてそ
の先の移動させた地点にスポット溶接作業をする事は困
難であり、チップを突起を乗り越えさせながら何箇所か
に溶接作業を行うような場合、例えば金属製箱体の製造
のような場合は、移動の自由の効く人手作業に頼らざる
を得なかった。 に)問題点を解決するための手段 この発明は、作業面上部で、全体として面に対して略垂
直にかつ先端は面に対して距離を取るように位置付けら
れる筒状の連結体収納部と、連結体収納部下部に固定さ
れるアームと、先端がリング状を有するとともに連結体
収納部内を貫通する連結体と、連結体収納部上部に設け
られ作動および作動解除を選択することで、連結された
連結体を上昇下降させる昇降手段と、全体として棒状か
らなるとともに先端に溶接用のチップを有し、中間部で
は先端が、上下方向に移動可能にアームに固定されると
ともに、アームとの固定部よりも基部よりでは、リング
状内部に係止される係止部により連結体と連結するガン
とからなることを特徴とするスポットガンを、提供する
ことで従来の問題点を解決する。 (ホ)作 用 ガン先端のチップを上下方向に微調整するときは、ガン
の基部を作業員は下方に移動させる。すると、アームと
の固定部を支点としてリング状部内の範囲内で係止部は
下方に移動し、支点にたいして係止部の反対側に位置す
るガン先端のチップは上方に移動する。逆の作業をすれ
ばチップは下方に移動する。この移動は、抑圧を目的と
するものでは無いため昇降手段を使用せず、人力等によ
りおこなうため強く押圧される事なく、リング内部を係
止部が移動可能な範囲でチップは固定部を支点として自
由に上下方向に移動する。スポット溶接地点上にチップ
を移動させた後に、昇降手段によりリング状内部の空間
以上に連結体を上昇させる。すると、アームとの固定部
を支点としてガン先端は連結体の移動方向とは逆方向に
回動し、かつ昇降手段により移動されるため、先端のチ
ップは人力によるより強い力で作業面に押し付けられる
。このとき同時に、チップと作業面との間に通電させス
ポット溶接作業を行う。 (へ) 実 施 例 この発明の実施例の正面を表す第1図、同平面を表す第
2図、同連結体収納部の一部拡大を表す第3図、同ガン
部分の一部拡大を表す第4図、に従って説明する。 (11)は、作業面である。作業面(11)は、銅版か
らなりその上に導電性素材からなる被加工物(12)例
えば金属製の箱状物を設置可能である。作業面(11)
は傾斜させるためのチルト機構を有してもよい。(13
)は、トランスであり電極の一方はアースして作業面に
接続する。 (14)は、支持支柱でありスポットガン等を作業面(
11)上に位置させるように支持させる。 (15)は、支持アームである。支持アーム(15)は
、各アーム固定部(16)で回動自在に連結され一種の
カンチレバーを形成することで先端の支持アームの先端
では作業面(11)のXY軸方向に自在に移動可能であ
る。更に支持アーム(15)は上下にスライド可能とし
てもよい。 支持アーム(15)は、第2図に示すように図中上下ど
ちら側に取り付けても良い。(21)は、連結体収納部
である。連結体収納部(21)は、円柱パイプからなり
、上端を最先端の支持アームの(15)先端に固定する
。連結体収納部(21)の上部には、エアシリンダーか
らなる昇降手段(22)を固定する。この実施例では昇
降手段(22)はエアシリンダーからなるが、゛それ以
外の昇降可能な機械的手段等からなっても良い。(23
)は連結体である。連結体(23)はこの実施例では金
属性の紐状のワイヤーからなるが、それ以外の合成樹脂
その他の材質からなる紐状、あるいは棒状からなっても
連結効果を有するものであれば良い。連結体(23)は
、下端はすング状(24)を形成し、リング状(24)
を外部に露出させながら連結体収納部(21)内を貫通
させる。リング状(24)覇、完全な環状でなくとも、
一部に切欠部を有しても良い。連結体(23)の長さは
上端を折り返し、クリップ(25)で固定することで調
節する。連結体(23)はそれ自体の上下移動が自在と
なるように、連結体収納部(21)内壁からは離れて貫
通している事が望ましい。連結体(23)の上端は昇降
手段(22)であるエアシリンダーに連結する。(26
)は、アームである。アーム(26)は、連結体収納部
(21)の下端に、その一端を固定する。アーム(26
)の自由端側には回動自在の軸(27)をもうける。 (31)は、ガンである。ガン(31)は、全体として
棒状からなり、先端には溶接用のチップ(32)を有す
る。チップ(32)は、トランス(13)の電極の一方
と連結する。ガン(31)の略中間部には固定部(33
)を設け、アーム(26)の軸(27)に固定すること
でガン(31)は固定部(33)、軸(27)を回動中
心として回動可能とする。(34)は、係止部である。 係止部(34)は、ガン(31)の固定部(33)より
も基部よりに固定する。係止部(34)の先端にはフッ
ク(35)を設はリング状(24)内の空間内に係止す
る。そのため係止部(34)のフック(35)は、リン
グ状(24)内周の範囲で上下動可能である。(36)
は、ハンドルであり、ガン(31)の基部に固定される
。ハンドルの操作により軸(27)を支点とした上下動
をさせる。(37)はスイッチであり、オン状態とする
ことで、昇降手段(22)の作動、トランス(13)か
らの通電を行うことが可能で有る。 次ぎに実施例の作用について説明する。ガン(31)を
溶接箇所まで水平方向に移動させるときは、支持アーム
(15)は追随して移動するため、作業面(11)の必
要箇所上にチップ(32)は位置される。更に、ガン(
31)先端のチップ(32)を上下方向に微調整すると
きは、ガン(31)の基部のハンドル(36)を握って
作業員は下方に移動させておこなう。すると、アーム(
26)軸(27)に固定される固定部(33)を支点と
じてリング状(24)部内の空間の範囲内で係止部(3
4)のフック(35)は下方に移動し、支点にたいして
係止部(34)とは反対側に位置するガン(31)先端
のチップ(32)は上方に移動する。逆の作業をすれば
チップ(32)は下方に移動する。 この移動は、昇降手段(13)を使用せず、人力により
おこなうため1、強く押圧する事なくリング状(24)
内部を係止部(34)のフック(35)が移動可能な移
動量の範囲でチップ(32)は固定部(33)を支点と
して上下方向に移動する。水平方向と上下方向の移動を
組み合わせておこなうことで、スポット溶接地点上にチ
ップ(32)を移動させる。その後、スイッチ(37)
をオン状態とすることで次ぎに昇降手段(13)により
、 連結体(23)を上昇させる。上昇移動はリング
状(24)内の上下方向の空間距離よりも長く引くよう
に上昇させる。すると、アーム(26)との固定部(3
3)を支点としてガン(31)先端は連結体(23)の
移動方向とは逆方向に回動し、微調整時の移動量に比し
大にかつ人力ではなく昇降手段(13)により移動され
るため、先端のチップ(32)は強い力で作業面に押し
付けられる。このとき同時に、チップ(32)と作業面
(11)との間に通電させスポット溶接作業を行う。 そのため、金属製の箱状物等の被加工物(12)のよう
に続けて何箇所もスポット溶接を行う必要があり、また
溶接箇所の間には突起が有るためその突起をクリアーし
ながら溶接する必要があるときでも、チップを上下動、
かつ水平方向の移動をさせながら溶接を続けて行うこと
が可能となる。 第5図a−fは、作業面(11)と各支持アーム(15
)との位置関係を変えて設置した場合の実施例の概略図
である。第5図aと第5図すとでは固定の支持アームの
設置位置を逆とすることで被加工物の搬入方向を逆とし
ている。 第5図Cと第5図dとは移動支持アーム(42)からの
みから構成され、かつ両者ではその支持アームの設置位
置を逆とすることで被加工物の搬入方向を逆としている
。第5図eは−つの作業面(11)に3人の作業員が付
いた実施例であり、第5図rは1個の支持アームに4個
の作業面(11)を設置した実施例である。 (ト)発明の効果 したがって、この発明ではチップの位置を任意の位置に
微調整しながら溶接作業の可能なスポットガンを提供す
る。 4、図面の簡単な説明 第1図はこの発明の実施例の正面図、第2図は同平面図
、第3図は同連結体収納部の一部拡大図、第4図は同ガ
ン部分の一部拡大図、第5図a 、b 、c 、d 、
e 、rは他の実施例の概略図である。
Claims (2)
- (1)作業面上部で、全体として面に対して略垂直にか
つ先端は面に対して距離を取るように位置付けられる筒
状の連結体収納部と、連結体収納部下部に固定されるア
ームと、先端がリング状を有するとともに連結体収納部
内を貫通する連結体と、連結体収納部上部に設けられ作
動および作動解除を選択することで、連結された連結体
を上昇下降させる昇降手段と、全体として棒状からなる
とともに先端に溶接用のチップを有し、中間部では先端
が上下方向に移動可能にアームに固定されるとともに、
アームとの固定部よりも基部よりでは、リング状内部に
係止される係止部により連結体と連結するガンとからな
ることを特徴とするスポットガン。 - (2)連結体が、ワイヤーである特許請求の範囲第1項
記載のスポットガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62100943A JPS63268575A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | スポツトガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62100943A JPS63268575A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | スポツトガン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63268575A true JPS63268575A (ja) | 1988-11-07 |
JPH0356148B2 JPH0356148B2 (ja) | 1991-08-27 |
Family
ID=14287435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62100943A Granted JPS63268575A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | スポツトガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63268575A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03110076A (ja) * | 1989-09-22 | 1991-05-10 | Koyo Giken:Kk | スポットガン |
JPH0661377U (ja) * | 1993-02-02 | 1994-08-30 | 株式会社向洋技研 | スポットガン |
EP0685290A1 (en) * | 1994-05-30 | 1995-12-06 | Amada Metrecs Company, Limited | Spot welding apparatus |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS551738U (ja) * | 1978-06-19 | 1980-01-08 |
-
1987
- 1987-04-23 JP JP62100943A patent/JPS63268575A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS551738U (ja) * | 1978-06-19 | 1980-01-08 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03110076A (ja) * | 1989-09-22 | 1991-05-10 | Koyo Giken:Kk | スポットガン |
JPH0661377U (ja) * | 1993-02-02 | 1994-08-30 | 株式会社向洋技研 | スポットガン |
EP0685290A1 (en) * | 1994-05-30 | 1995-12-06 | Amada Metrecs Company, Limited | Spot welding apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0356148B2 (ja) | 1991-08-27 |
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