JPS6326732Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6326732Y2 JPS6326732Y2 JP1981025235U JP2523581U JPS6326732Y2 JP S6326732 Y2 JPS6326732 Y2 JP S6326732Y2 JP 1981025235 U JP1981025235 U JP 1981025235U JP 2523581 U JP2523581 U JP 2523581U JP S6326732 Y2 JPS6326732 Y2 JP S6326732Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminar flow
- fluid
- differential pressure
- section
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 38
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、流体中に含まれる気泡の影響を除去
するようにした層流型の流量計に関する。
するようにした層流型の流量計に関する。
一般に、流体の流量を正確に測定しようとする
場合には、流体を層流状態としてその上流側と下
流側との差圧を測定し、この差圧から流体の流量
を求める方法が用いられる。この方法を利用した
従来の層流型流量計1は、第1図および第2図に
示すように、層流状態での流体の差圧を検出する
必要上、流体を通すパイプを蛇行させたり、ある
いは渦巻状にパイプを巻回し、このパイプを差圧
発生パイプ2として用い、この差圧発生パイプ2
の両端の差圧を差圧検出器3で測定して流体の流
量を求めるようにしている。
場合には、流体を層流状態としてその上流側と下
流側との差圧を測定し、この差圧から流体の流量
を求める方法が用いられる。この方法を利用した
従来の層流型流量計1は、第1図および第2図に
示すように、層流状態での流体の差圧を検出する
必要上、流体を通すパイプを蛇行させたり、ある
いは渦巻状にパイプを巻回し、このパイプを差圧
発生パイプ2として用い、この差圧発生パイプ2
の両端の差圧を差圧検出器3で測定して流体の流
量を求めるようにしている。
ところが、このような従来の層流型流量計1の
差圧発生パイプ2は垂直面内で蛇行あるいは巻回
されており、流体の流速が遅い場合には流体中の
気泡が差圧発生パイプ2の屈曲部Aに滞留し易
く、差圧発生パイプ2の両端部の差圧に誤差が生
じて正確な流量を求めることが困難である。特
に、第1図の構造のものでは差圧検出器3が差圧
発生パイプ2より上方に位置するため、差圧検出
器3内にも気泡が滞留してしまう欠点があつた。
差圧発生パイプ2は垂直面内で蛇行あるいは巻回
されており、流体の流速が遅い場合には流体中の
気泡が差圧発生パイプ2の屈曲部Aに滞留し易
く、差圧発生パイプ2の両端部の差圧に誤差が生
じて正確な流量を求めることが困難である。特
に、第1図の構造のものでは差圧検出器3が差圧
発生パイプ2より上方に位置するため、差圧検出
器3内にも気泡が滞留してしまう欠点があつた。
本考案はかかる従来の欠点を解消し、流体中に
含まれる気泡の影響を受けずに正確な流量の測定
ができる層流型流量計を提供することを目的とす
る。
含まれる気泡の影響を受けずに正確な流量の測定
ができる層流型流量計を提供することを目的とす
る。
かかる目的を達成する本考案の層流型流量計
は、直線または曲線あるいはこれらを組合せて流
体を層流状態で水平に流す水平層流部およびこの
水平層流部の一端に連通して下方から流れ込む前
記流体を当該水平層流部へ導く流体導入部および
前記水平層流部の他端に連通してこの水平層流部
からの流体を上方へ送り出す流体排出部からなる
差圧発生パイプと、この差圧発生パイプの前記水
平層流部よりも下方に配設され且つ前記水平層流
部の一端部と他端部とにそれぞれ接続する差圧検
出器とを備えたことを特徴とするものである。
は、直線または曲線あるいはこれらを組合せて流
体を層流状態で水平に流す水平層流部およびこの
水平層流部の一端に連通して下方から流れ込む前
記流体を当該水平層流部へ導く流体導入部および
前記水平層流部の他端に連通してこの水平層流部
からの流体を上方へ送り出す流体排出部からなる
差圧発生パイプと、この差圧発生パイプの前記水
平層流部よりも下方に配設され且つ前記水平層流
部の一端部と他端部とにそれぞれ接続する差圧検
出器とを備えたことを特徴とするものである。
以下、本考案による層流型流量計の一実施例を
図面に基づき詳細に説明する。
図面に基づき詳細に説明する。
第3図および第4図は本考案による層流型流量
計の一実施例の平面図および正面図である。
計の一実施例の平面図および正面図である。
層流型流量計の差圧発生パイプ10は、直線ま
たは曲線あるいはこれらを組合せて例えば渦巻状
等に形成され且つ流体を層流状態で水平に流す水
平層流部11と、この水平層流部11の一端に連
通して下方から流れ込む流体を当該水平層流部1
1へ導く流体導入部12と、水平層流部11の他
端に連通してこの水平層流部11からの流体を上
方へ送り出す流体排出部13とからなる。
たは曲線あるいはこれらを組合せて例えば渦巻状
等に形成され且つ流体を層流状態で水平に流す水
平層流部11と、この水平層流部11の一端に連
通して下方から流れ込む流体を当該水平層流部1
1へ導く流体導入部12と、水平層流部11の他
端に連通してこの水平層流部11からの流体を上
方へ送り出す流体排出部13とからなる。
そして、差圧発生パイプ10の水平層流部11
の両端部での流体の差圧を検出する差圧検出器1
4は、水平状態に保持される差圧発生パイプ10
の水平層流部11より低い位置となるように、こ
の水平層流部11の両端部に接続されている。こ
の差圧検出器14としては、例えばベローを内部
に具え、このベローに貼付した歪ゲージを用いて
ベローの変位を電気的に測定するもの等が考えら
れるが、その形式は何かなるものでも良く、要す
るに水平層流部11の両端部での流体の差圧を検
出できるものでありさえすれば良い。
の両端部での流体の差圧を検出する差圧検出器1
4は、水平状態に保持される差圧発生パイプ10
の水平層流部11より低い位置となるように、こ
の水平層流部11の両端部に接続されている。こ
の差圧検出器14としては、例えばベローを内部
に具え、このベローに貼付した歪ゲージを用いて
ベローの変位を電気的に測定するもの等が考えら
れるが、その形式は何かなるものでも良く、要す
るに水平層流部11の両端部での流体の差圧を検
出できるものでありさえすれば良い。
このように構成した層流型流量計で流体の流量
測定を行なう場合には、差圧発生パイプ10の流
体導入部12から流体を導き、流体排出部13か
らこの流体を送り出す。この場合、水平層流部1
1の下方に差圧検出器14を配置したので、流速
が遅い場合であつても流体中の気泡が差圧検出器
14内に滞留することはなく、流速に応じた差圧
が差圧検出器14に作用することになり、差圧発
生パイプ10内を流れる流体の正確な差圧を測定
できる。
測定を行なう場合には、差圧発生パイプ10の流
体導入部12から流体を導き、流体排出部13か
らこの流体を送り出す。この場合、水平層流部1
1の下方に差圧検出器14を配置したので、流速
が遅い場合であつても流体中の気泡が差圧検出器
14内に滞留することはなく、流速に応じた差圧
が差圧検出器14に作用することになり、差圧発
生パイプ10内を流れる流体の正確な差圧を測定
できる。
尚、上記実施例では差圧発生パイプ10の水平
層流部11を渦巻状に巻回したものについて説明
したが、流体を層流状態で水平に流すことができ
れば良いので、蛇行させたり等して任意の形状に
成形することが可能である。
層流部11を渦巻状に巻回したものについて説明
したが、流体を層流状態で水平に流すことができ
れば良いので、蛇行させたり等して任意の形状に
成形することが可能である。
以上、実施例とともに具体的に説明したよう
に、本考案の層流型流量計によると、差圧発生パ
イプの水平層流部にて流体を層流状態で水平に流
すため、この差圧発生パイプ内に気泡が滞留する
ことはなく、更に、この水平層流部よりも下方に
差圧検出器が位置するため、この差圧検出器内に
気泡が滞留することもない。従つて、流体中に含
まれる気泡の影響を受けずに正確な流量の測定が
行なえる。
に、本考案の層流型流量計によると、差圧発生パ
イプの水平層流部にて流体を層流状態で水平に流
すため、この差圧発生パイプ内に気泡が滞留する
ことはなく、更に、この水平層流部よりも下方に
差圧検出器が位置するため、この差圧検出器内に
気泡が滞留することもない。従つて、流体中に含
まれる気泡の影響を受けずに正確な流量の測定が
行なえる。
第1図及び第2図はそれぞれ従来の層流型流量
計の正面図、第3図および第4図は本考案による
層流型流量計の一実施例の平面図および正面図で
ある。 図面中、10は差圧発生パイプ、11は水平層
流部、12は流体導入部、13は流体排出部、1
4は差圧検出器である。
計の正面図、第3図および第4図は本考案による
層流型流量計の一実施例の平面図および正面図で
ある。 図面中、10は差圧発生パイプ、11は水平層
流部、12は流体導入部、13は流体排出部、1
4は差圧検出器である。
Claims (1)
- 直線または曲線あるいはこれらを組合せて流体
を層流状態で水平に流す水平層流部およびこの水
平層流部の一端に連通して下方から流れ込む前記
流体を当該水平層流部へ導く流体導入部および前
記水平層流部の他端に連通してこの水平層流部か
らの流体を上方へ送り出す流体排出部からなる差
圧発生パイプと、この差圧発生パイプの前記水平
層流部よりも下方に配設され且つ前記水平層流部
の一端部と他端部とにそれぞれ接続する差圧検出
器とを備えたことを特徴とする層流型流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981025235U JPS6326732Y2 (ja) | 1981-02-26 | 1981-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981025235U JPS6326732Y2 (ja) | 1981-02-26 | 1981-02-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57139819U JPS57139819U (ja) | 1982-09-01 |
JPS6326732Y2 true JPS6326732Y2 (ja) | 1988-07-20 |
Family
ID=29822937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981025235U Expired JPS6326732Y2 (ja) | 1981-02-26 | 1981-02-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6326732Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130716A (ja) * | 1984-07-24 | 1986-02-13 | Yamatake Honeywell Co Ltd | ガス流量測定装置 |
JPH07119636B2 (ja) * | 1987-08-26 | 1995-12-20 | 株式会社日立製作所 | 流量計 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5520524A (en) * | 1978-07-28 | 1980-02-14 | Tokyo Electric Co Ltd | Information input unit of rotary drum type |
-
1981
- 1981-02-26 JP JP1981025235U patent/JPS6326732Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5520524A (en) * | 1978-07-28 | 1980-02-14 | Tokyo Electric Co Ltd | Information input unit of rotary drum type |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57139819U (ja) | 1982-09-01 |
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