JPS63267218A - 植物栽培容器 - Google Patents
植物栽培容器Info
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- JPS63267218A JPS63267218A JP62102534A JP10253487A JPS63267218A JP S63267218 A JPS63267218 A JP S63267218A JP 62102534 A JP62102534 A JP 62102534A JP 10253487 A JP10253487 A JP 10253487A JP S63267218 A JPS63267218 A JP S63267218A
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- JP
- Japan
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- double
- culture vessel
- latent
- plant cultivation
- cultivation container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は潜熱蓄熱材を利用して冬期に植物を寒さから守
る植物栽培容器に関するものである。
る植物栽培容器に関するものである。
従来、鉢植えされた寒さに弱い植物を冬越しさせるため
に温度の低下する夜間はヒーター等の熱源で暖めてやる
ことが行なわれてきた。しかしこの方法では熱源のため
のランニングコストが高かったり手間がかかったりする
欠点があった。このため第２図に示すように植物栽培容
器を二重殻構造としその内部に潜熱蓄熱材を封入するこ
とにより太陽熱や暖房熱を吸収して蓄熱し夜間に放熱し
て温度低下を防ぐことが特開昭５７−１６６２６等に記
されている。しかしこの場合、植物栽培容器にクラック
が生じたり割れてしまった時、内部の蓄熱材が流出して
周辺を汚染してしまうと共に蓄熱作用を失なってしまう
。このため植物栽培容器は劣化等でクランクが生じるこ
とのない材質を用い蓄熱材封入部を完全密閉構造とする
とともに、日常植物栽培容器を利用する時も落下環の衝
撃を与えないよう注意深く取り扱わなければならない。
に温度の低下する夜間はヒーター等の熱源で暖めてやる
ことが行なわれてきた。しかしこの方法では熱源のため
のランニングコストが高かったり手間がかかったりする
欠点があった。このため第２図に示すように植物栽培容
器を二重殻構造としその内部に潜熱蓄熱材を封入するこ
とにより太陽熱や暖房熱を吸収して蓄熱し夜間に放熱し
て温度低下を防ぐことが特開昭５７−１６６２６等に記
されている。しかしこの場合、植物栽培容器にクラック
が生じたり割れてしまった時、内部の蓄熱材が流出して
周辺を汚染してしまうと共に蓄熱作用を失なってしまう
。このため植物栽培容器は劣化等でクランクが生じるこ
とのない材質を用い蓄熱材封入部を完全密閉構造とする
とともに、日常植物栽培容器を利用する時も落下環の衝
撃を与えないよう注意深く取り扱わなければならない。
本発明は冬期の寒さから植物を保護する植物栽培容器を
提供することにある。
提供することにある。
本発明の要旨とするところは二重殻構造とし、二重殻内
中空部に潜熱蓄熱材をプラスチックフィルム類の袋に封
入したものを複数個設けたことを特徴とする植物栽培容
器である。
中空部に潜熱蓄熱材をプラスチックフィルム類の袋に封
入したものを複数個設けたことを特徴とする植物栽培容
器である。
以下本発明を図面に基づいて説明する。第１図は本発明
の実施例の断面図である。潜熱蓄熱材５は複数個の袋４
に封入されて二重殻構造の植物栽培容器３の中空部に入
れである。このため植物栽培容器３の中空部は完全密閉
構造とする必要がなく容器にクラックが入ったり割れが
生じても潜熱蓄熱材５が洩れ出ることはない。また潜熱
蓄熱材５は複数個のプラスチックフィルム類の袋４に分
けて入れであるので、たとえ一つの袋４が破れても洩れ
出る潜熱蓄熱材５の量は少量であり周囲を汚染する度合
いは少ない。潜熱蓄熱材５としては冬期の室温の変動幅
内に相転移温度（変態点）を持つものが好ましく５℃乃
至２０℃で固相から液相あるいは固相から固相に変化す
るものであることが望まれる。このような温度範囲に変
態点を有するものとしては無機水和塩系の硫酸ナトリウ
ム１０水塩混合塩（松下技研（株））や油脂系のサーモ
トップ１５ （旭電化工業（株））や炭素数１４乃至１
７のパラフィン類が知られている。このうち無機水和塩
系の物質の全んどは空気に触れると潮解性叉は風解性を
示して蓄熱作用を失うためプラスチックフィルム類の袋
４は空気や蒸気を長期に渡って全んど透さないものでな
いとならない。これに対しパラフィン類や油脂類はその
心配がなく簡単な袋４で対応できる。しかしプラスチッ
クフィルム類の袋４を用いる場合、パラフィン類や油脂
類が透過してしまうポリエチレン等の袋４では役に立た
ないため、袋４はパラフィン類や油脂類の透過性が少な
く侵されない塩化ビニリデン叉はポリカーボネート叉は
ポリエステル叉は無可塑塩化ビニール等のうち少なくと
も一つの層を含むものである必要がある。
の実施例の断面図である。潜熱蓄熱材５は複数個の袋４
に封入されて二重殻構造の植物栽培容器３の中空部に入
れである。このため植物栽培容器３の中空部は完全密閉
構造とする必要がなく容器にクラックが入ったり割れが
生じても潜熱蓄熱材５が洩れ出ることはない。また潜熱
蓄熱材５は複数個のプラスチックフィルム類の袋４に分
けて入れであるので、たとえ一つの袋４が破れても洩れ
出る潜熱蓄熱材５の量は少量であり周囲を汚染する度合
いは少ない。潜熱蓄熱材５としては冬期の室温の変動幅
内に相転移温度（変態点）を持つものが好ましく５℃乃
至２０℃で固相から液相あるいは固相から固相に変化す
るものであることが望まれる。このような温度範囲に変
態点を有するものとしては無機水和塩系の硫酸ナトリウ
ム１０水塩混合塩（松下技研（株））や油脂系のサーモ
トップ１５ （旭電化工業（株））や炭素数１４乃至１
７のパラフィン類が知られている。このうち無機水和塩
系の物質の全んどは空気に触れると潮解性叉は風解性を
示して蓄熱作用を失うためプラスチックフィルム類の袋
４は空気や蒸気を長期に渡って全んど透さないものでな
いとならない。これに対しパラフィン類や油脂類はその
心配がなく簡単な袋４で対応できる。しかしプラスチッ
クフィルム類の袋４を用いる場合、パラフィン類や油脂
類が透過してしまうポリエチレン等の袋４では役に立た
ないため、袋４はパラフィン類や油脂類の透過性が少な
く侵されない塩化ビニリデン叉はポリカーボネート叉は
ポリエステル叉は無可塑塩化ビニール等のうち少なくと
も一つの層を含むものである必要がある。
第３図は本発明に基づき製作した植物栽培容器の効果を
示す図である。潜熱蓄熱材として油脂系のサーモトップ
１５（旭電化工業（株））二相転移温度１５℃を７ ｃ
ｍ Ｘ ５ ｃｍの袋に封入したもの１２個を第１図に
示すように二重殻構造の植物栽培容器３の中空部に入れ
た。植物栽培容器の内部寸法は４号植木鉢相当の大きさ
を有している。この植物栽培容器と市販のプラスチック
製４号植木鉢の両方に土を入れ、２０℃の一定温度とし
た後、第３図の９に示す室温の環境内に放置した。室温
９は一般の住宅で冬期２０℃に暖房した後に夜間８時間
（ＰＭＩ １ ： ００−ＡＭ７ ： ００）暖房を切
った時の典型的な温度変化に合わせたものである。第３
図の７は本発明の植物栽培容器内の土壌の温度変化、８
は市販の植木鉢内の土壌の温度変化を示している。本発
明による植物栽培容器によると土壌の温度は内蔵する潜
熱蓄熱材５の働きで８時間後には市販植木鉢より６°Ｃ
以上も高い土壌温度を実現でき、夜間の室温低下時に植
物を寒さから保護できることを示している。
示す図である。潜熱蓄熱材として油脂系のサーモトップ
１５（旭電化工業（株））二相転移温度１５℃を７ ｃ
ｍ Ｘ ５ ｃｍの袋に封入したもの１２個を第１図に
示すように二重殻構造の植物栽培容器３の中空部に入れ
た。植物栽培容器の内部寸法は４号植木鉢相当の大きさ
を有している。この植物栽培容器と市販のプラスチック
製４号植木鉢の両方に土を入れ、２０℃の一定温度とし
た後、第３図の９に示す室温の環境内に放置した。室温
９は一般の住宅で冬期２０℃に暖房した後に夜間８時間
（ＰＭＩ １ ： ００−ＡＭ７ ： ００）暖房を切
った時の典型的な温度変化に合わせたものである。第３
図の７は本発明の植物栽培容器内の土壌の温度変化、８
は市販の植木鉢内の土壌の温度変化を示している。本発
明による植物栽培容器によると土壌の温度は内蔵する潜
熱蓄熱材５の働きで８時間後には市販植木鉢より６°Ｃ
以上も高い土壌温度を実現でき、夜間の室温低下時に植
物を寒さから保護できることを示している。
本発明によると冬期植物栽培容器を日中暖かい室内に放
置しておくだけで夜間の寒さから植物を保護するととも
に、植物栽培容器にクランクや割れが生じても内部の潜
熱蓄熱材が洩れ出ることはない。
置しておくだけで夜間の寒さから植物を保護するととも
に、植物栽培容器にクランクや割れが生じても内部の潜
熱蓄熱材が洩れ出ることはない。
第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図は従来例の
断熱図、第３図は本発明の効果を示すグラフである。 １は植物、２は土壌、３は植物栽培容器、４は袋、５は
潜熱蓄熱材、６は排水口、７は実施例の土壌温度、８は
市販植木鉢の土壌温度、９は室温である。
断熱図、第３図は本発明の効果を示すグラフである。 １は植物、２は土壌、３は植物栽培容器、４は袋、５は
潜熱蓄熱材、６は排水口、７は実施例の土壌温度、８は
市販植木鉢の土壌温度、９は室温である。
Claims (4)
- （１）二重殻構造とし、二重殻内中空部に潜熱蓄熱材を
プラスチックフィルム製の袋に封入したものを複数個設
けたことを特徴とする植物栽培容器。 - （２）前記潜熱蓄熱材の相転移温度が５℃乃至２０℃で
ある特許請求の範囲第一項記載の植物栽培容器。 - （３）前記潜熱蓄熱材が油脂系物質叉はパラフィン系物
質である特許請求の範囲第１項記載の植物栽培容器。 - （４）前記プラスチックフィルムが塩化ビニリデン、ポ
リカーボネート、ポリエステル、無可塑塩化ビニールの
うち少くとも一つの材料の層を含むものである特許請求
の範囲第３項記載の植物栽培容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62102534A JPS63267218A (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 植物栽培容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62102534A JPS63267218A (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 植物栽培容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63267218A true JPS63267218A (ja) | 1988-11-04 |
Family
ID=14329953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62102534A Pending JPS63267218A (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 植物栽培容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63267218A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103371064A (zh) * | 2012-04-17 | 2013-10-30 | 喜诺克斯株式会社 | 利用太阳热的植物栽培用辅助器 |
| CN103371070A (zh) * | 2012-04-23 | 2013-10-30 | 喜诺克斯株式会社 | 利用太阳热的种植器 |
-
1987
- 1987-04-24 JP JP62102534A patent/JPS63267218A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103371064A (zh) * | 2012-04-17 | 2013-10-30 | 喜诺克斯株式会社 | 利用太阳热的植物栽培用辅助器 |
| CN103371064B (zh) * | 2012-04-17 | 2015-06-24 | 喜诺克斯株式会社 | 利用太阳热的植物栽培用辅助器 |
| CN103371070A (zh) * | 2012-04-23 | 2013-10-30 | 喜诺克斯株式会社 | 利用太阳热的种植器 |
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