JPS6326665B2 - - Google Patents

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JPS6326665B2
JPS6326665B2 JP56114638A JP11463881A JPS6326665B2 JP S6326665 B2 JPS6326665 B2 JP S6326665B2 JP 56114638 A JP56114638 A JP 56114638A JP 11463881 A JP11463881 A JP 11463881A JP S6326665 B2 JPS6326665 B2 JP S6326665B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
vehicle
cleaning
wheel
wheels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56114638A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5815881A (ja
Inventor
Kazuya Komatsu
Kazuyuki Morishige
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomy Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tomy Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tomy Kogyo Co Ltd filed Critical Tomy Kogyo Co Ltd
Priority to JP11463881A priority Critical patent/JPS5815881A/ja
Publication of JPS5815881A publication Critical patent/JPS5815881A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はレールクリーニング用鉄道模型に関す
る。
一般に、鉄道模型は、車輪、台車、車体等から
構成され、これらは組立ておよび分解が可能に作
成されている。そして、その動力車には小型DC
モータが塔載され、モータはレール、車輪を介し
て、給電される。車輌の発進、停止、変速、前後
進等は、レールへ供給されるDC電圧値およびそ
の極性を制御することにより達成される。
而して、レールは洋白、ステンレス等の導電金
属によつて形成されており、一定期間レール上を
鉄道模型を走行させないときは、該レール表面上
に付着する汚れや錆によつて、レール、車輪から
モータへの給電が不可能または不充分となること
がある。
このため、かかる状態時には、サンドペーパな
どでレール表面上を磨いて汚れや錆を除去するよ
うにしている。
しかしながら、このような方法によつてレール
表面を磨くのは煩瑣でもあり、かつ興のない作業
でもある。しかも、例えばレイアウトのトンネル
の中には手が届かないので、その箇所ではレール
表面は磨くのが困難であるという欠点がある。
本発明は、叙上の難点を解消するためになされ
たもので、レール上で回転走行する車輪と、前記
レールおよび車輪から1対の集電ラインを介して
通電されるモータと、前記車輪およびモータを装
架する車体とを含み、動力車に連結されるクリー
ニング車を備え、前記クリーニング車は前記車輪
の、レールに接触する円周部分をローレツト加工
が施された硬質金属で形成すると共に、前記車輪
を車輌の長手方向に沿つて左右それぞれ並列され
て互いに逆回転する1対の車輪によつて構成した
レールクリーニング用鉄道模型を提供するもので
ある。
以下、本発明によるレールクリーニング鉄道模
型の好ましい実施例を図面に沿つて詳述する。
第1図にクリーニング車10とこれを前後進せ
しめる動力車11の外観を示す。
レール12には、コントロールボツクス(図示
せず)を介してクリーニング車10のクリーニン
グ動作および動力車11の駆動動作のための0〜
±12Vの可変DC電圧が印加される。
このレールは、洋白、ステンレスなどの導電性
金属材料によつて形成されている。
クリーニング車10の分解斜視図を第2図に示
す。同図において、クリーニング車10は、レー
ル上で回転走行する車輪13と、レール、車輪1
3から通電されるモータ14と、モータを装架す
る車体15とを含む。車体は、床板15a、集電
部15b、車体枠15cから構成され、分解、組
立てが容易に作成されている。
車輪13は、車輌の長手方向に沿つて左右それ
ぞれ2個づつ並列されて、車軸によつてプラスチ
ツク製の台車枠16に軸支されている。車軸は電
気絶縁材料によつて作られており、左右の車輪を
相互に電気的に絶縁している。
次に、車輪13からの集電ラインについて述べ
る。第3図イ,ロ,ハに示すように、車輪13,
13にはその内側に鍔部17が並設され、その間
に環状の溝で形成された集電部材18が一体的に
設けられ、この集電部材18,18間を電気絶縁
材料で作られた車軸19が連結している。同じレ
ール側の集電部材18上には集電シユー20が掛
け渡されている。シユー20からはL字状片21
が延びており、その垂直部22にはコイルバネ2
3がプレス嵌めされている。このコイルバネ23
は第2図に示す如く台車枠16の上方へ突出して
いる。
集電部15bの下側にはプリント基板24が設
けられ、この基板はコイルバネ23,23にそれ
ぞれ当接する導電部(図示せず)を有している。
この導電部はダイオードブリツジ(図示せず)を
介して出力端子(一方の端子を25で示す)とな
り、これらの端子はモータ14の入力端に接続さ
れる。
車輪13を含む台車枠16、床板15a、集電
部15b、車体枠15cを組立てたとき、コイル
バネ23,23はプリント基板24の前記導電部
に弾性的に当接する。またコイルバネ23,23
が導電部に弾性的に圧接すると、その反作用によ
り集電シユー20も車輪の集電部材18に摺接
し、集電を確実なものとする。なお、集電部15
b上にはウエイト26が重設され、車輌の走行中
の浮き上がりを防止している。
このようにして、レール12、車輪13から集
電シユー20、コイルバネ23、導電部、ダイオ
ードブリツジ、モータ14へ至る1対の集電ライ
ンが構成されている。
モータ14は、床板15a上に載置され、前述
の如く車体15により装架されている。モータ1
4の出力軸にはスプリングウオーム(第2図、第
4図)が水平方向に延在している。
スプリングウオーム27はダブルピツチの例え
ばモジユール0.4のヘリカルギヤ28と噛合して
いる。ヘリカルギヤ28と一体のまたはこれに固
定された、例えばモジユール0.3のスパーギヤ2
9には、例えばモジユール0.3のスパーアイドラ
ギヤ30が噛合している。ギヤ30は、一方の車
軸19に固定された、例えばモジユール0.3のス
パー車軸ギヤ31と噛合し、かつモジユール0.3
のスパーアイドラギヤ32と噛合している。そし
て、アイドラギヤ32は、他方の車軸19に固定
された、例えばモジユール0.3のスパー車軸ギヤ
33に噛合している。
なお、第2図において34はスプリングウオー
ム27の、回転中の曲がりを防止する保持枠で、
通孔35を通してスプリングウオーム27を嵌入
せしめ、その下側の開孔部36から露出するスプ
リングウオーム27をヘリカルギヤ28と係合さ
せるものである。
このようなギヤ列は台車枠16に組込まれてい
る。かかる台車構造は車輌の一端側(第2図で右
側)に設けられている。また、他端側にもこれと
同一の台車構造16′を設けてもよいが、本例で
は、台車構造16′には、ギヤ28〜33を含め
ず、単に自由走行する車輪13を装架したものと
し、集電ライン(第3図)を有する構造とされて
いる。ただし、その台車構造16′からは周知の
いわゆるアーノルド型カツプラー37が突出して
おり、動力車11(第1図)の相補カツプラーと
連結されるように構成されている。
これらのギヤ28〜33から成るギヤ列によつ
て、ウオーム27の回転に応じて、例えばギヤが
図示のように回転するとすれば、ギヤ31〜33
は図示のように回動し、互いに逆回転する1対の
車輪13,13が構成される。この場合、この1
対の車輪は、その対向部分42が下から上へ向け
て回転する。
本発明によれば、車輪13の、レール12に接
触する円周部分38は粗面加工が施された硬質金
属の回転部39によつて形成されている。図示の
実施例において、回転部39はドーナツ状に形成
し、これを車輪13の小径ハブ40にプレス嵌め
することによつて構成される。この硬質金属は、
レール12の金属よりも硬質で、例えば、クロー
ム・モリブテン合金SCM3から作成される。粗面
加工を行なうには、車軸方向と平行におよび(ま
たは)車軸方向と斜方向にローレツト加工を施す
ことにより得られる。
このようなクリーニング車輪は、前述のギヤ列
により、互いに逆回転する1対の車輪13,13
によつて構成される。また、この場合、それらの
車輪はその対向部分42が下から上に向けて回転
するように駆動される。
このように構成されたクリーニング車10は次
のように動作する。
先ず、使用にあたり、台車、床下、集電部車体
枠(第2図)を組立て、第1図のようなクリーニ
ング車10を得る。
いま、コントロールボツクスを介してレール1
2にDC電圧を供給すれば、レール12、車輪1
3から集電シユー20、コイルバネ23、導電
部、ダイオードブリツジから成る1対の集電ライ
ンによりモータ14が通電され、ウオーム27が
回転する。
一般に、コントロールボツクスはレールへ供給
される電圧の極性を変え、それによつてモータを
正、逆転せしめ、車輌を前、後進させるようにな
つている。しかし、本発明のクリーニング車10
の集電ラインにはダイオードブリツジが介在され
ているため、このレールへの印加電圧が変つて
も、モータ14は常に一定方向に回動する。
このため、ギヤ28〜33は第4図の矢印のよ
うに回転し、1対の車輪13,13は、その対向
部分42が下から上へ向けて互いに逆回転する。
このため、台車構造16′の車輪13は単に自
由走行されるものであるから、モータ14が回動
しても台車枠16の車輪13,13は逆方向に回
転し、クリーニング車10は前、後に殆ど移動し
ない。
従つて、このクリーニング車10を動力車11
(第1図)とカツプラー37により連結し、コン
トロールボツクスを操作すれば、動力車11は、
前、後進を行なつて、クリーニング車10を押し
或いは引いてレール上を走行する。
この場合、クリーニング車10の車輪13,1
3の、レールに接触する円周部分38は粗面加
工、ローレツト加工が施された硬質金属の回転部
39によつて形成されているから、クリーニング
車10の前、後進に応じて何れか一方のクリーニ
ング車輪13がクリーニング作業を行なう。即
ち、第4図において、クリーニング車が右へ走行
するとすれば、左側の車輪13がその走行方向と
逆方向に回転してレール14の上面を研磨する。
左へ走行する時は、右側の車輪13がレール面を
研磨する。
実験の結果、1対のクリーニング車輪13,1
3をその対向部分42が下から上へ向けて互いに
逆に回転させることにより、クリーニング車は安
定して走行し、対向部分が上から下へ向けて互い
に逆回転させるときは振動することが判明した。
また、一例として、レール上へ塗料を塗布した
とき、クリーニング車を4〜5回往復動させれ
ば、そのレール上の塗料は完全に除去された。
以上の実施例からも明らかなように、本発明の
鉄道模型によれば、車輪の、レールに接触する円
周部分をローレツト加工が施された硬質金属で形
成したので、外観を損なうことなく、実物の鉄道
に相似した模型でレール面のクリーニングを行な
うことができる。また、この車輪はローレツト加
工を施した硬質金属で形成されているから、クリ
ーニング効果が甚大で、レール表面を微小ではあ
るが研削をもするので、レール面の汚れ等を除去
することもできる。
更に、車輪のローレツト加工粗面に目詰りが生
じたときにも真鍮ブラシなどで落すことができ、
簡単に修理が可能であり、若しもローレツト加工
粗面が擦り減つた場合には車輪または台車ごと交
換すればよいから、交換も簡便に行なうことがで
きる。
しかも、動力車によつてクリーニング車を走行
してレール面のクリーニングを行なうことができ
るから、従来手の届かなかつたレイアウトのトン
ネルの中でもクリーニング作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるレールクリーニング用鉄
道模型の斜視図、第2図は該模型に使用されるク
リーニング車の分解斜視図、第3図イ,ロ,ハは
車輪の集電部分の説明図、第4図は車輪およびそ
の駆動機構の説明図である。 10……クリーニング車、11……動力車、1
2……レール、13……車輪、14……モータ、
15……車体、38……円周部分、42……対向
部分。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 レール上で回転走行する車輪と、前記レール
    および車輪から1対の集電ラインを介して通電さ
    れるモータと、前記車輪およびモータを装架する
    車体とを含み、動力車に連結されるクリーニング
    車を備え、前記クリーニング車は前記車輪の、レ
    ールに接触する円周部分をローレツト加工が施さ
    れた硬質金属で形成すると共に、前記車輪を車輌
    の長手方向に沿つて左右それぞれ並列されて互い
    に逆回転する1対の車輪によつて構成したことを
    特徴とするレールクリーニング用鉄道模型。
JP11463881A 1981-07-21 1981-07-21 レ−ルクリ−ニング用鉄道模型 Granted JPS5815881A (ja)

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JP11463881A JPS5815881A (ja) 1981-07-21 1981-07-21 レ−ルクリ−ニング用鉄道模型

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JP11463881A JPS5815881A (ja) 1981-07-21 1981-07-21 レ−ルクリ−ニング用鉄道模型

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Publication Number Publication Date
JPS5815881A JPS5815881A (ja) 1983-01-29
JPS6326665B2 true JPS6326665B2 (ja) 1988-05-31

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JP11463881A Granted JPS5815881A (ja) 1981-07-21 1981-07-21 レ−ルクリ−ニング用鉄道模型

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JP5333811B2 (ja) * 2007-07-26 2013-11-06 株式会社大一商会 パチンコ遊技機

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