JPH11313987A - モノレール型走行玩具 - Google Patents

モノレール型走行玩具

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JPH11313987A
JPH11313987A JP13765998A JP13765998A JPH11313987A JP H11313987 A JPH11313987 A JP H11313987A JP 13765998 A JP13765998 A JP 13765998A JP 13765998 A JP13765998 A JP 13765998A JP H11313987 A JPH11313987 A JP H11313987A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モノレール型走行玩具の走行の安定性を高
め、また、軌条の接続を容易かつ確実なものとする。 【構成】 突出した軌条10の上面を走行路12として
走行可能な駆動輪25と自由輪26とを有する駆動車両
Aを具備し、軌条10の側面に設けられた集電路13に
接触して回転する集電輪29を車幅方向へ移動可能に軸
支するとともに、同集電輪29を集電路13へ押す弾性
手段30を集電回路の一部として設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、跨座式モノレール
型の走行玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄道をモチーフとした走行玩具は種類が
多く、かつ変化に富んでいる。動力源は電力が普通であ
り、モーターを用いて駆動輪を動かし一定の軌道(軌
条)に沿って走行させる、という方式を取るものが普通
である。モーターへの電力は、概して、比較的廉価な玩
具では電池から供給する方式を取る。軌道から集電する
方式とすると、軌道に沿って集電路を設ける必要があ
り、軌道が幾つかの要素を接続する構造の場合、機械的
な接続と電気的な接続との両方が必要となるからであ
る。線路が導電性の金属からなるものも、かつては普通
に市販されていたけれども、それは2線式、3線式のレ
ールに適するもので、強度を負担する構造体を必要とす
るモノレール型には適さない。
【0003】リニアモーターカーは実験線の建設が進
み、実用化路線も計画される等、脚光を浴びつつある
が、現在知られている車両は跨座式モノレール型に類似
した外観を有する。そこでリニアモーターカーをモノレ
ール型の走行玩具として計画する場合、前記の問題に加
えてモーターへの電力の供給方式が問題となる。電池を
車両に積み込むと重心が上昇し、モノレール型では不安
定なため対策が必要となるからである。しかし上記方式
の走行玩具は未だ提案されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたものであり、その課題は、跨座式モノレ
ール型走行玩具の安定な走行を可能とし、かつ確実かつ
容易な軌条の接続を可能とすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、突出した軌条の上面を走行路とする駆動
輪と同走行路を転動する自由輪とによって走行可能な駆
動車両を具備し、軌条の側面に設けられた集電路に接触
して回転する集電輪を駆動車両に車幅方向へ移動可能に
軸支するとともに、同集電輪を集電路へ押す弾性手段を
集電回路の一部として駆動車両に設けるという手段を講
じたものである。また軌条は雌雄嵌合式の接続部を有
し、接続部の雄側の外面と雌側の内面とに夫々集電路が
あり、雌雄嵌合と同時に集電路も接続されるという手段
を講じている。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る走行玩具は、跨座式
モノレール型の走行玩具である。故に、この走行玩具は
モノレール型の軌条10と、そこを走行するための車両
とを有し、車両は自走機能を持った駆動車両Aと、自走
機能を持たない車両Bとを組み合わせることができる。
【0007】軌条10は、床等敷設面に置かれる基部1
1と、そこから突出し、上面が走行路12となったモノ
レール構造を有する。同軌条10の左右いずれか一方ま
たは両方の側面には集電路13が設けられる(図5及び
図6)。走行路12が備わる軌条上部は集電路13より
も左右に突出した端部14を有する。図5参照。
【0008】軌条10は分解して片付け、使用時に組み
立て可能な構造を有する。そのため個々の軌条10の端
部には雌雄嵌合の接続部15、16があり、集電路13
は各接続部に及んでいる。図6参照。接続部15、16
において、基部11と走行路12とは前後に食い違い状
に突出ないしは引込んだ形態とされ、モノレール中間部
17が上部の走行路12と下部の基部下盤18との間に
嵌まり込む。19はレール安定のための部材を示す。
【0009】さらに電気系統について説明しておくと、
上記の集電路13にはパワーボックス即ち制御部20か
ら電流が送られる。制御部20は、電池或いは家庭電源
を直流に変える変換器等の電源(図示せず)と、集電路
13への配線回路21に介在させたスイッチ22と、走
行速度を調整するための可変抵抗器のような調整器23
などを具備する。
【0010】軌条10は、図示のように、直線要素、曲
線要素等幾つかの要素を有し、各要素を接続部24にて
接続することにより、希望のレイアウトに組み立てる。
図1参照。上記要素のほか、分岐要素、交差要素等を併
せて使用できることは勿論である。
【0011】このような軌条10に対して、前記走行路
12を走行する駆動輪25と、同走行路12を転動する
自由輪26とを有する駆動車両Aが走行輪として組み合
わされる。駆動車両Aは、前記軌条10に跨座式にセッ
トされ、内部に設けられた電動モーター27によって、
ギヤ組等の動力伝達手段28を介して駆動される駆動輪
25で走行する。
【0012】軌条10からの集電のために、軌条10の
側面に設けられた集電路13に接触して回転する集電輪
29をリニアモーターカーを模した駆動車両Aに、車幅
方向へ移動可能に軸支するとともに、同集電輪29を集
電路13へ押す、弾性手段30を集電回路の一部として
駆動車両Aに設ける。図2〜図5参照。集電輪29を一
対、左右両側の集電路13に対して弾性的に押すことに
より駆動車両Aが軌条10に弾力的に保持されることと
なり、安定性が高まる。また電池を車両に配置しないた
め駆動車両Aの重心位置を上昇させずに済みかつ軽量化
に寄与して軽快な走行が可能となる。
【0013】図示の例において、集電輪29は算盤玉の
ように中央が大径の上下の軸31、32により軸支され
ている。上下の軸31、32のうちの少なくとも一部
(図面では特に上部31)は車幅方向の長孔からなる軸
受33に軸支され、弾性手段30による弾力が十分に伝
えられるように構成されている。図5(b)参照。例示
の弾性手段30はばね性を有する金属片からなり、集電
輪29の一部に摺接してモーター27へ電力を供給する
配線の一部を構成する。
【0014】左右方向の安定性向上のために、軌条10
の一部に接する自由輪としてガイド輪34が左右1組ま
たはそれ以上車体に設けられる。上記の駆動輪25、自
由輪26及びガイド輪34等はスカート35によって覆
われる。また分岐部分等軌条10にあらわれ得る構造物
等との接触を避け或いは走行進路の方向付けを滑らかに
するために前方へ拡がったガイド部36を設けることが
できる。
【0015】自走機能を持たない車両Bとの連結のため
に駆動車両Aの連結部37が駆動輪25寄りの端部に設
けられる。他方、自由輪26は連結部37側ではない方
の端部に設けることができる。しかし駆動車両Aは、両
端に連結部37を有する場合もあり、前後走行輪共駆動
輪25の場合もある。
【0016】自走機能を持たない車両Bとの連結では、
連結部にて連結される他の車両Bの荷重が駆動輪25に
加わるように構成することができる。これは駆動車両A
側の連結継手38が下位になり、他の車両B側の連結継
手39が上位になるようにすることで、他の車両B側の
荷重を加えることにより達成される。リニアモーターカ
ーを模した図示の例では、一方の連結継手38は縦方向
の軸、他方の連結継手39は同軸と嵌まり合う孔を持っ
ている。
【0017】そして他の車両Bには連結部37に荷重を
加えるために重り40を具備する。この荷重により、高
速走行になっても連結車両Bが安定に追従するようにな
る。なお連結される、自走機能を有しない車両Bは、連
結部37で車体の一端を支えることができるので車体の
他端だけに自由輪26を具備すれば走行可能である。し
かし、左右方向の安定のための自由輪としてガイド輪3
4を設けられるのはいうまでもないことである。41は
連結部覆い、42は連結部覆い41の進入が可能な空所
を示す。
【0018】故に、必要な軌条要素を接続部24にて接
続し、一定の走行軌道のレイアウトを構成する。走行玩
具の車両A、Bは、最後の軌条10の接続前に走行路1
2に跨座式にセットしておくと良い。しかし、集電輪2
9が算盤玉のような平たい紡錘形状を有し、かつ弾性手
段30によって外方へ後退可能であるため、軌条完成後
に上位側方から車両A、Bをセットし、また取り外すこ
ともできる。
【0019】双方向スイッチの場合、いずれかの方にレ
バーを倒すと配電回路21は通電状態となり、集電回路
も稼働状態となる。つまり、調整器23により、十分な
電力が選択されていれば、車両A、Bはその値に応じた
速度で走行を始め、加速し、減速し、また停止すること
となる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、かつ作用
するものであるから、軌条要素の機械的接続により集電
路の電気的接続が行なわれ、車両には電源電池が必要な
く、重心を上昇させずに済み、集電輪が軌条側面の集電
路に弾力的に接する方式を取っているので、確実な集電
作用が得られ、かつまた弾力的接触により車体の復元力
が得られるため安定な走行が可能となるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る走行玩具の1実施例に関する分解
斜視図。
【図2】同上の駆動車両と他の連結車両を示す縦断面
図。
【図3】図2のものの下面図。
【図4】(a)図2のIV−IV線断面図。 (b)図2のV−V線断面図。
【図5】(a)車体と軌条との関係を示す断面説明図。 (b)集電構成の要素を示す上面説明図。
【図6】軌条の接続部を一部破断して示す上面図。
【図7】図6と同様な側面図。
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、突出した軌条の上面を走行路とする駆動
輪と同走行路を転動する自由輪とによって走行可能な駆
動車両を具備し、軌条の左右両側面に設けられた集電路
に接触して回転する左右一対の集電輪を駆動車両に車幅
方向へ移動可能に軸支するとともに、同集電輪を集電路
へ押す弾性手段を集電回路の一部として駆動車両に設け
るという手段を講じたものである。また軌条は雌雄嵌合
式の接続部を有し、接続部の雄側の外面と雌側の内面と
に夫々集電路があり、雌雄嵌合と同時に集電路も接続さ
れるという手段を講じている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、かつ作用
するものであるから、軌条要素の機械的接続により集電
路の電気的接続が行なわれ、車両には電源電池が必要な
く、重心を上昇させずに済み、左右一対の集電輪が軌条
の左右両側面の集電路に弾力的に接する方式を取ってい
るので、確実な集電作用が得られ、かつまた弾力的接触
により車体の復元力が得られるため、安定な走行が可能
となるという効果を奏する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 跨座式モノレール型の走行玩具であっ
    て、突出した軌条の上面を走行路とする駆動輪と同走行
    路を転動する自由輪とによって走行可能な駆動車両を具
    備し、軌条の側面に設けられた集電路に接触して回転す
    る集電輪を駆動車両に車幅方向へ移動可能に軸支すると
    ともに、同集電輪を集電路へ押す弾性手段を集電回路の
    一部として駆動車両に設けたことを特徴とするモノレー
    ル型走行玩具。
  2. 【請求項2】 軌条は雌雄嵌合式の接続部を有し、接続
    部の雄側の外面と雌側の内面とに夫々集電路があり、雌
    雄嵌合と同時に集電路も接続される請求項1記載のモノ
    レール型走行玩具。
  3. 【請求項3】 集電輪は駆動車両に少なくとも左右一対
    配置され、軌条を左右から弾性的に挟持した構成を有す
    る請求項1記載のモノレール型走行玩具。
  4. 【請求項4】 駆動輪は駆動車両の他車両との連結部寄
    りにあり、自由輪は同車両の他端にあり、同連結部にて
    連結される他の車両の荷重が駆動輪に加わるように構成
    された請求項1記載のモノレール型走行玩具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100583226B1 (ko) 2004-09-10 2006-05-25 허균 오르내리며 가는 모형기차 기계장치
KR101320122B1 (ko) * 2011-10-28 2013-10-18 현대제철 주식회사 사이드 롤러 장치
CN109381863A (zh) * 2017-08-14 2019-02-26 广州市三宝玩具有限公司 一种轨道玩具车的运行方法及轨道玩具车
US20210310199A1 (en) * 2018-07-31 2021-10-07 Castree Projects Limited Rail coupling

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