JPS6326596Y2 - - Google Patents

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JPS6326596Y2
JPS6326596Y2 JP1982056192U JP5619282U JPS6326596Y2 JP S6326596 Y2 JPS6326596 Y2 JP S6326596Y2 JP 1982056192 U JP1982056192 U JP 1982056192U JP 5619282 U JP5619282 U JP 5619282U JP S6326596 Y2 JPS6326596 Y2 JP S6326596Y2
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JP
Japan
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lid
wire
cover
guide hole
stopper
Prior art date
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JP1982056192U
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English (en)
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JPS58158853U (ja
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建機走行用減速機カバーに関するもの
で、その目的とする所はカバー本体に蓋体を被冠
するに当り、両者の結合を確実に行うと共に表面
にボルト等の頭部が露呈して岩石等によりつぶさ
れることを回避すると共に組立、分解が容易であ
り、極力コストの低下を図つたものである。
この種のカバーにおいては、第1図に示す既知
の実施例に見られるようにカバー本体1に蓋体2
を被冠するに当り、ボルト3によつて緊締する手
段があるが、これは前述したように走行時におい
て、岩石等によりボルト頭部3aがつぶされる惧
れがある一方、複数個のボルト孔を蓋体2及びカ
バー本体1に穿設するため、手間を要する一方、
占有容量が大きくなり勝ちである。
また第2図示の別の実施例では、カバー本体1
の開口内壁に蓋体2を嵌装し、スナツプリング4
を介してカバー本体1側の凹溝Aと蓋体2側の斜
縁Bとによつて蓋体2の脱落を防止しているもの
であるが、拡圧性向を有するスナツプリング4を
凹溝Aから取り外すことが困難となり、従つて分
解が容易でないのみならず、、外界からの衝撃に
よつて蓋体2のずれを生じ易い欠点があり、この
ため、何らかの廻り止め手段5を附設することを
必須とするもので、前記実施例と同様コスト高と
なると共に鋼製のスナツプスプリング4に錆を生
じ易い欠点がある。
本考案は上述のような従来品の欠陥を極力排除
し、構造簡易にしてコスト低く、組立、分解も容
易なカバー固定機構を提案するものである。
このため本考案においては、カバー本体と蓋体
との当接周面に設けた対向する凹溝間に通常の針
金を介装して両者の離脱を阻止する一方、該針金
を挿通するための案内孔を設け、該案内孔を閉塞
する止栓にストツパーを兼務させたものである。
以下図面に示した実施例に基いて本考案の要旨
を説明する。
第3図は本考案固定機構の一実施例を示す走行
機カバーの一部切欠側面図で、従来品との比較検
討を容易にするため、同一部品には同一符号を付
してあり、カバー本体1の開口内壁1bと該内壁
1bに当接する蓋体2の外周縁2bとの間に針金
6を挿通する凹溝1cと同2cとを対向穿設する
と共に、この凹溝1c,2cに連通するための案
内孔7をカバー本体1を貫いて蓋体2の一部を穿
つて形成し、該案内孔7に止栓8を嵌装するよう
にしたもので、止栓8はストツパの役割を兼務さ
せているものである。
更に前記凹溝2cに並行してシール用のOリン
グ9を嵌装する凹溝2dを設け、カバー本体1の
オイル洩れを防止しているものである。
このように構成された本考案においては、カバ
ー本体1に蓋体2を嵌装するに際しては、第4図
示の案内孔部分の拡大平面図に示す如く、カバー
本体1に蓋体2を嵌装した状態において、案内孔
7内に凹溝1c,2cに図の如く針金6の先端6
aを臨ませ、蓋体2を矢標の如く回転することに
より、凹溝1cと同2c内に針金6を導入するも
ので、導入後は案内孔7内に止栓8を嵌装して完
成するが、図示の如く凹溝1c側の案内孔7をテ
ーパ状にし、螺条を設けて同様にテーパ状にした
止栓8を螺入し、ストッパを兼務させるものであ
る。
この状態を第5図の横断平面図に示してある。
次に蓋体2を取り外すには、組立の場合と逆
に、先づ止栓8を取り外してから、蓋体2を回動
することにより、針金6の何れかの先端を案内孔
7内に突出させ、これを引き出すことにより、蓋
体2を取り外すことができる。
以上述べた如く本考案によれば、カバー本体1
と蓋体2との当接面に針金6を挿通する凹溝1
c,同2cを設けて、両者の結合を行わせている
ものであるから、係止作用が確実に行われると共
に案内孔7により針金6の導入、導出も容易であ
り、構造が簡易でコストが低く、容量を極力小嵩
に形成し得ると共に凹溝と針金とからなる係止機
構はOリング9の位置より内側にあるから、外界
からの塵埃や水滴の侵入を防止され、且つテーパ
した止栓により締めつけが容易で密封が確実に行
われ得るもので、更に針金6にはギヤーオイルに
よつて防錆作用を行わせ得る等の利点を具有し、
前述の従来品の欠点を回避し得る優れた特徴を有
し、実用上の利益は顕著である。
尚、実施例ではカバー本体内側に蓋体を嵌入す
るようにしたが、蓋体でカバー本体を外方から被
うようにした場合にも適用されることは云うまで
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の減速機カバーの一例を示す一部
切欠側面図、第2図は他の従来例の要部を示す一
部切欠縦断面図、第3図は本考案機構を施こした
カバーの一部切欠側面図、第4図は同要部の一部
切欠拡大平面図で、針金の挿入状態を示し、第5
図は完成後の凹溝部分に沿う横断平面図である。 A……凹溝、B……斜縁、1……カバー本体、
1b……開口内壁、1c……凹溝、2……蓋体、
2b……外周縁、2c……凹溝、3……ボルト、
3a……ボルト頭部、4……スナツプリング、5
……廻り止め手段、6……針金、6a……先端、
7……案内孔、8……止栓、9……Oリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カバー本体1の開口内壁1bに蓋体2を嵌装す
    ると共に前記内壁1bと蓋体2との当接周面に針
    金6を挿通する凹溝1c,2cを形成する一方、
    該凹溝1c,2cに連通し且つ止栓8を螺入する
    テーパ状の案内孔7を前記本体1の開口周縁と蓋
    体2とに連通開設し、更に前記蓋体2を固定する
    針金6の位置を密閉しているOリング9の内側に
    配設したことを特徴とする建機走行用減速機カバ
    ーの固定機構。
JP5619282U 1982-04-17 1982-04-17 建機走行用減速機カバ−の固定機構 Granted JPS58158853U (ja)

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JP5619282U JPS58158853U (ja) 1982-04-17 1982-04-17 建機走行用減速機カバ−の固定機構

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JP5619282U JPS58158853U (ja) 1982-04-17 1982-04-17 建機走行用減速機カバ−の固定機構

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Publication Number Publication Date
JPS58158853U JPS58158853U (ja) 1983-10-22
JPS6326596Y2 true JPS6326596Y2 (ja) 1988-07-19

Family

ID=30066730

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JP5619282U Granted JPS58158853U (ja) 1982-04-17 1982-04-17 建機走行用減速機カバ−の固定機構

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JPS4736758U (ja) * 1971-05-08 1972-12-23

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