JPS6123927Y2 - - Google Patents

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JPS6123927Y2
JPS6123927Y2 JP8344081U JP8344081U JPS6123927Y2 JP S6123927 Y2 JPS6123927 Y2 JP S6123927Y2 JP 8344081 U JP8344081 U JP 8344081U JP 8344081 U JP8344081 U JP 8344081U JP S6123927 Y2 JPS6123927 Y2 JP S6123927Y2
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JP
Japan
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slot
head body
notch groove
screwdriver
groove
Prior art date
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Expired
Application number
JP8344081U
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English (en)
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JPS57194910U (ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用リレーボツクスの蓋をリレー
ボツクス本体に開閉できるようにするボルトの改
良に関するものである。
(従来の技術) 従来、自動車用リレーボツクス等の蓋はコイン
等を係止できるすり割を設けたボルトによつて開
閉できるようにしているが、すり割のみを設けた
ボルトは組立工程において一般に使用されている
十字ドライバ付の自動締付機による締付けには不
向きである。また、十字ドライバなどのドライバ
との係合溝とコインを係止できるすり割とを頭部
に設けたボルトも実開昭48−21064号、実開昭48
−97559号の各公報等に記載されているように周
知のものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、この種ボルトを自動締付機により締
付けると屡々締付過剰となり、すり割にコインを
差込んで手を回す程度では緩めることができず、
組立工程においては十字ドライバ付の自動締付機
による締付けを適正なトルク管理下に容易に行う
ことができ、しかも、ユーザーに渡つた後におい
てはコインによる締緩を容易に行うことのできる
ボルトの開発が業界において要望されている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記のような要望に応えたボルトを目
的として完成されたもので、ボルト軸部の上端に
合成樹脂の頭体を取付けて該頭体の頂部に浅い凹
窪部を設け、さらに、該頭体には前記凹窪部より
深いすり割を設けるとともに該すり割を底部に溝
底が達する下窄まり状の切欠溝を前記凹窪部内に
おいてすり割と直交して設けて切欠溝とすり割と
の間を規定締付トルクで破壊される略三角状の突
片部に形成したことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例について詳細に説
明すれば、1は雄ねじ1aが形成された金属製の
ボルト軸部であつて、該ボルト軸部1の上端には
抜け止めと回り止めを兼ねる非円形のフランジ部
1bが設けられている。2はガラス繊維を充填材
としたポリアミド樹脂等の合成樹脂製の頭体で、
該頭体2の下方の拡大部にはボルト軸部1がその
上端にある前記フランジ部1bを埋込一体化する
ことにより取付けられ、該頭体2の頂部には内面
をテーパ面とする浅い凹窪部3が設けられ、さら
に、該頭体2の上方部にはコインを挿し込んで回
動させるに充分な前記凹窪部3よりは深いすり割
4を設けるとともに該すり割4と直交してこのす
り割4の底部に溝底が達する下窄まり状の切欠溝
5が前記凹窪部3内において設けられて該すり割
4と切欠溝5により十字ドライバ挿込部を形成し
ており、この切欠溝5とすり割4との間に形成さ
れる4個の略3角形状の突片部は規定の締付トル
クで破壊されて前記凹窪部3に続くすりばち底状
となるようになつている。
(作用および考案の効果) このように構成されたものは、頭体2の上方部
にすり割4と切欠溝5よりなる十字ドライバ挿込
部が形成されているから、この十字ドライバ挿込
部に浅い凹窪部3の案内下に電動式或いはエア式
の自動締付機に付設した十字ドライバを挿込み、
該自動締付機を作動させてリレーボツクスの蓋を
締付ければ、リレーボツクスに対する蓋の組付作
業を自動化できることとなるが、ボルト軸部1の
上端に取付けられている頭体2は合成樹脂製のも
のであるうえに切欠溝5は該頭体2の頂部に設け
られている浅い凹窪部3内にあつて下窄まり状の
切欠溝5とすり割4間にある4つの略三角形状の
突片部は肉薄で破壊され易いから、規定の締付ト
ルクに達すると切欠溝5の周囲の各突片部が次々
に破壊され、頭部2の他の部分はそのまま残され
ることとなり、従つて、規定の締付トルクに達す
るまでは切欠溝5はそのまま保持されているが、
規定の締付トルクに達すると同時に切欠溝5とす
り割4間の各突片部は破壊されて頭体2の上面中
央に第2図に一点鎖線で示すような凹窪部3に続
くすりばち状の円穴イが形成され、このため電動
ドライバ等の自動締付機に付設した十字ドライバ
を空転し、これにより組付作業を終えることとな
る。しかも、切欠溝5はそのまま溝底がすり割4
の底部に達しているから、十字ドライバより締付
時に押付力が大きすぎても、切欠溝をすり割より
浅くした場合と比較して該十字ドライバの先端が
頭体2の肉中に食い込む度合は少なく、従つて、
十字ドライバの先端が食い込んで破壊される部分
が大きくなつて締付力が規定以上に達するおそれ
は極めて少なくなる。このようにして組付けられ
たリレーボツクスの蓋は、ユーザーが開く際に頭
体2の上面にすり割4がそのまま残されているか
ら、該すり割4にコインを係合させて手動により
ボルトの螺挿を解き、再び蓋を閉じた際には手動
によりボルトを再螺挿すればよいが、切欠溝5の
周囲が破壊されて形成される円穴イは頭体2が合
成樹脂製であつてきれいな仕上りとなるため、破
壊された部分から錆付いて体裁が損われたり腐触
したりすることがないうえにその周縁部によつて
手指を傷付けるおそれもない等種々の利点もあ
る。
従つて、本考案はトルクが規定トルクに達する
と締付力の伝達が止められる特殊ドライバを使用
することなくトルク管理を行えるもので、量産が
容易で安価に提供できるうえに軽量化が可能にな
る利点と相まち、実用的価値極めて大なるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図は同じく平面図である。 1:ボルト軸部、2:合成樹脂製の頭体、3:
凹窪部、4:すり割、5:切欠溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボルト軸部1の上端に合成樹脂製の頭体2を取
    付けて該頭体2の頂部に浅い凹窪部3を設け、さ
    らに、該頭体2には前記凹窪部3より深いすり割
    4を設けるとともに該すり割4の底部に溝底が達
    する下窄まり状の切欠溝5を前記凹窪部3内にお
    いてすり割4と直交して設けて切欠溝5とすり割
    4との間を規定締付トルクで破壊される略三角状
    の突片部を形成したことを特徴とするボルト。
JP8344081U 1981-06-06 1981-06-06 Expired JPS6123927Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8344081U JPS6123927Y2 (ja) 1981-06-06 1981-06-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8344081U JPS6123927Y2 (ja) 1981-06-06 1981-06-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57194910U JPS57194910U (ja) 1982-12-10
JPS6123927Y2 true JPS6123927Y2 (ja) 1986-07-18

Family

ID=29878876

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JP8344081U Expired JPS6123927Y2 (ja) 1981-06-06 1981-06-06

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JPS57194910U (ja) 1982-12-10

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