JPS63265310A - 移動経路探索方法 - Google Patents

移動経路探索方法

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JPS63265310A
JPS63265310A JP62100738A JP10073887A JPS63265310A JP S63265310 A JPS63265310 A JP S63265310A JP 62100738 A JP62100738 A JP 62100738A JP 10073887 A JP10073887 A JP 10073887A JP S63265310 A JPS63265310 A JP S63265310A
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areas
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JP62100738A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Nogo
野吾 英俊
Hitoshi Komoriya
均 小森谷
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第18図) 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段(第1図)作用 実施例 (a)全体動作の説明 (第2図、第3図、第4図、第5図、 第6図、第7図) (b)走行領域探索処理の説明 (第8図、第9図、第10図、第11図)(C)移動経
路変換処理の説明 (第12図、第13図、第14図、 第15図、第16図、第17図) (d)他の実施例の説明 発明の効果 〔概要〕 地図上で障害物を避けた領域を複数の走行領域に分割し
、始点と終点を接続する連続する走行領域を探索する移
動経路探索方法において、複数の走行領域を一軸方向に
平行に分割して作成し、始点又は終点から軸方向に走行
領域を調べて、連続する走行領域を探索することにより
、複雑な経路も容易に短時間で探索できるようにしたも
のである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自走車等の移動体の移動経路を障害物等の移
動環境を記述した地図を参照して探索する移動経路探索
方法に関する。
オフィスや工場などにおいて、自走車が搬送の自動化の
ため広く利用されている。
このような自走車の移動経路は、一般に経路をテープや
マークで設定し、自走車がこのテープやマークを検出し
て経路を走行する形式が採られている。
しかしながら、テープ等で経路を設定するものでは、経
路が固定化され、オフィス等のレイアウトの変更が頻繁
に行われる場合には、テープ等の移設というやっかいな
手間を要す。
このため、オフィス等で障害物を避けて任意の経路を走
行する自立型自走車が求められており、特にその移動経
路の探索技術の開発が要求されている。
〔従来の技術〕
係る経路の探索は、障害物の位置と形をデータベース化
して地図として保持し、自走車の位置と状態を参照する
ことによって実行されるものであった。
この地図から移動経路を探索する方法として、従来第1
8図に示すものが知られている(例えば、情報処理学会
筒32口金国大会論文番号5N−6参照)。
即ち、第18図(A)に示す如く、2つの障害物OBI
、OR3をデータとして有する地図1に対し、始点がP
s、終点がPfと与えられた場合には、先づ地図1から
第18図(B)の如く地図1の領域の障害物OBI、O
R3を除いた領域を長方形の走行領域(走行できる領域
)A、B、C1DSE、Fに分割し、領域A−F間を接
続するネットワークを作る。
次に、領域A−Fのネットワークを探索し、複数の連続
する走行領域を求める。この場合、PsからPfへ向か
う領域(経路)は、(ACF)、(ACDEF)、(A
BDCF)、(ABDEF)の4つである。
更にそれぞれの領域経路から走行経路r1〜r4を第1
8図(C)の如く生成し、各々に対し距離等によるコス
ト評価を行い、第18図(D)の如く経路r4を決定す
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような従来技術においては、始点Psと終点Pfを
接続する連続する走行領域を求めるのに、走行領域の組
合わせ、即ちネットワークを形成することによって行っ
ている。
始点、終点の位置は、一定でな(、任意であることから
、従来技術では、始点、終点に応じてネ7)ワークを作
成する必要があり、多数の障害物の置かれた複雑な通路
においては、多数のネットワークを作成する必要があり
、走行領域の探索が複雑化し且つ時間がかかるという問
題がある他に、走行領域の分割の別は方が不定であり、
分割の仕方が難しいという問題もあった。
本発明は、走行領域の探索が容易で且つ短時間で済むこ
とのできる移動経路探索方法を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理説明図である。
第1図(A)に示す如く、地図1の障害物OB1〜OB
5を除いた領域を一軸方向に平行に複数の走行領域A−
Nに分割する。図ではX軸方向にY軸と平行に領域分割
している。
そして、第1図(B)に示すように、当該軸方向に始点
Ps又は終点Pfから走行領域を調べて、始点Psと終
点prとを接続する連続した走行領域を探索する。
次に連続した走行領域を用いて始点Psと終点Pfを接
続する経路を決定する。
〔作用〕
本発明では、走行領域の分割の仕方を、軸方向に平行に
行うことにより、走行領域の組合わせを考えることなく
、軸方向に走行領域を探索していくことで、始点Psと
終点prを接続する連続した走行領域かえられる。この
ため簡単且つ短縮で走行領域の探索ができる。
又、この走行領域の分割の仕方が一定とし、分割の仕方
の困難さを救済している。
〔実施例〕
(a)全体動作の説明 第2図は本発明のための一実施例ブロック図である。
図中、2はメモリであり、地図データと探索データを格
納するものであり、第5図で後述する如く、地図1上の
障害物の位置を座標で持つ障害物データエリア20、第
6図で後述する如く、地図1上の分割した各走行領域を
データとして持つ走行領域データエリア21、第10図
で後述する如く走行領域の探索によって得られた領域探
索データのエリア22、及び移動経路の決定により得た
経路データの格納エリア23とを含むものである。
3はcpu <プロセッサ)であり、始点ps、終点P
fや障害物位置が入力され、障害物データ、走行領域デ
ータの作成や、走行領域の探索処理(第7図、第9図、
第11図)と、移動経路の決定処理(第12図)を行い
、求めた経路データを自走車に指令するもの、4は無線
インターフェイス部であり、求めた経路データやその他
の指令を無線により自走車へ与えるものである。
第3図及び第4図は本発明の一実施例地図(環境)デー
タの説明図、第5図は本発明の一実施例障害物データの
説明図、第6図は本発明の一実施例走行領域データの説
明図である。
全体の領域やそこに存在する障害物の位置や大きさは、
二次元の地図上に表すことができる。そこで、第3図(
A)に示す如く、XSY座標系で全体領域を示し、障害
物は、地図上の座標で占める範囲を表す。
このためには、予じめ用意しであるX−Y座標系の地図
1に対し、障害物OBl〜OB5の位置座標を入力すれ
ばよい。
一方、経路を探索する際には、走行する物体に大きさが
あるため、障害物の範囲を走行物体の大きさで拡張して
、走行物体を点と考えると都合がよい。例えば走行物体
の最小通過可能幅が60C11の場合には、障害物の範
囲を30cm外側に拡張する。これにより、幅60as
以下の領域は通行不能となり、走行物体より狭い領域は
探索されなくなる。第3図(A)の様に障害物(斜線部
)が存在する環境の、障害物データでの通行不能範囲は
、第3図(B)のように斜線部に点線部を加えたものと
して仮定される。
そして、これにより得られた領域を軸方向に所・定間隔
で分割し、各XならびにY座標に存在する障害物領域に
含まれる線分の集合として障害物データを表す。
例えば、第3図(B)の障害物が配置された、X、Y1
0m四方の空間をc単位の地図上に表した場合に第5図
のような障害物データとなる。
即ち、X軸の100cm(Im)毎にY軸方向の通行不
能域の始端Ysiと終@Yfiを、Y軸の100CII
毎にX軸方向の通行不能域の始端Xsiと終端Xfiを
障害物データとしてエリア20に格納する。この時、障
害物領域の拡張により範囲が重なった場合は、まとめて
一つの範囲として扱う。
図でobxと表しであるのが、X方向に領域を分割した
ものであり、obyがY方向である。例えば、obx2
の(200、((650,800)))は、X座標が2
00の所ではY座標650から800の間に通行不能領
域があることを示し、この他にX座標が200の所では
、Y座標0から30゜200から450.970からt
oooO間が通行不能領域である。
環境データのうち障害物のない走行可能な範囲を示した
のが、走行領域データである。
このデータは、障害物データを比較し、障害物のない範
囲をまとめることによって作成している。
従って、第4図(A)、(B)に示す様に障害物の輪郭
の延長線で、走行が可能な領域を分割した様になってい
る。
走行領域データは、第4図(A)に示す様にX軸方向に
、第4図(B)に示すようにY軸方向にそれぞれ他の軸
と平行に領域分割して作成する。
即ち、第6図に示すように、第4図(A)に示すX軸方
向に沿って平行に走行領域FXI、FX2a−を分割し
たものについては、分割した領域FXI、FX2a−の
X軸上の始端Xn、終端Xn′と、Y軸上の始端yn、
終端Yn′が走行領域データである。同様に第4図(B
)に示すY軸方向に沿って平行に走行領域FYI、FY
2a・−・を分割したものについては、分割した領域F
YI、FY2a−のY軸上の始端Yn、終端Yn′と、
X軸上の始端Xn、終端Xn′が走行領域データである
。これらは、エリア21に格納される。
例えば、第6図のFXIのデータは第4図(A)の左端
の長方形FXIを示しており、X座標が40から120
で、Y座標が40から970の範囲が走行領域であるこ
とを表している。
このようにして、CPU3に入力された障害物の座標は
第5図の如くの障害物データに演算され、メモリ2のエ
リア20に格納され、この障害物データを用いてCPU
3は第6図の走行領域データをXSY軸について作成し
、メモリ2のエリア21に格納しておく。
このような障害物の位置は前もってわかっているため、
実際に自走車の走行以前に、これらを地図データとして
メモリ2に用意しておく。
このような地図データ(環境データ)をもとに、次の2
段階に分けて経路探索を行う。
一つは走行領域データから、通過すべき領域の境界線を
探索し、経路となる可能性のある移動領域を決定する処
理(走行領域探索処理)である。
そしてもう一つは通過する境界線のデータから経路点を
求めることにより、移動領域を移動経路へ変換する処理
(移動経路変換処理)である。
第7図は本発明の一実施例探索処理フロー図である。
(a−1)CPU3に自走車の始点Psと終点Pfの座
標が入力されると、メモリ2のエリア21の走行領域デ
ータを参照し、始点P3の属する走行領域と、終点Pf
の属する走行領域を求める。
即ち、始点領域と終点領域の同定を行う。
例えば、第1図(A)のように始点Ps、終点Pfが与
えられると、第4図(A)のX方向のものに対しては、
始点領域はFXL終点領域はFX9b、第4図(B)の
Y方向のものに対しては、始点領域はFY5a、終点領
域はFY8りとなる。
この始点領域及び終点領域が連′IAN域の探索開始領
域となる。
(a−2)次に、CPU3は始点領域から終点領域に向
かって連続する走行領域を探索する走行領域探索処理を
行う。この内容は(b)で説明する。
ここで、連続する走行領域が探索されれば、(存在すれ
ば)これによって(C)で説明する移動経路変換処理を
行い移動経路データを得る。逆に連続する走行領域が存
在しないと判断すると、始点からの連続領域は発見でき
ないと判定する。
(a−3)次に、CPU3は終点領域から始点領域に向
かって連続する走行領域を(b)で説明する処理で探索
する。
前述と同機、連続する走行領域が存在すれば、これによ
って(C)で説明する移動経路変換処理で移動経路デー
タを得る。逆に連続する走行領域が存在しないと判断す
ると、終点からの連続領域は発見できないと判定する。
(a−4)CPU3は、このようにして経路データを求
め、メモリ2のエリア23に格納し、経路は1つであっ
たかを調べる。即ち、始点からの探索又は終点からの探
索のいずれか一方でしか経路データが得られなかったか
を判定する。
経路が1つであれば、これを移動経路として採用し、終
了する。
(a−5)一方、CPU3は経路が1つでないと判定す
ると、経路は始点からの探索と終点からの探索との2つ
えられているから、この2つの経路が同一であるかを調
べる。
同一であれば、これを移動経路として採用する。
(a−6)一方、2つの経路が同一でなければ、CPU
3はいずれか一方を選択する。
このためCPU3は、2つの経路の各々の距離を計算し
、距離の短い方を移動経路として採用し、終了する。
このように、探索は始点から終点方向と、終点から始点
方向の二回行い、距離の短い方を経路として採用してい
る。これは、経路探索において、最適解である可能性の
高い候補データからチェックしているが、一つの経路が
発見された時点で探索を終了しているので、反対方向か
らの探索により、別の経路の可能性を調べるためのもの
である。
(b)走行領域探索処理の説明 第8図は本発明の一実施例走行領域探索処理フロー図、
第9図及び第10図は本発明の一実施例探索動作説明図
である。
■ CPU3は、第7図のステップ(a−1)で得た探
索開始領域の座標をAs、探索終了領域の座標をAeに
セントする。
この探索は始点と終点の位置関係によりX軸方向から行
うかY軸方向から行うかを決定する。
第9図に示すように、始点Ps、終点Pfの2点を結ん
だ直線の傾きを求め、傾きに近い軸方向から探索を行う
即ち、第9図(A)ではX軸、第9図(B)ではY軸方
向から行い、第9図(A)では第6図のX軸方向の走行
領域データが、第9図(B)では第6図のY軸方向の走
行領域データが用いられる。
前述の例では、ステップ(a −2)では、AsにFX
I、AeにFY9bの座標が、ステップ(a−3)では
、AsにFY9b、AeにFXIの座標がセットされる
そして、CPU3は探索ポインタN−1(初期値)とし
、AsをANに代入する。
■ CPU3は、終了領域A 64にANが等しいか+
調べ、等しくないと、終了領域Asに達していないため
、隣接する領域を走行領域データエリア21 (第6図
)を参照して検索する。
この時終了領域に向けて軸方向に座標を単調増加又は単
調減少して選択を行っている。
そして、CPU3は隣接する移動(走行)N域があるか
を判定する。これはX軸の始端(又は終端)が領域AN
OX軸の終端(又は始端)に一致し、且つY軸の範囲が
領域ANのY軸の範囲と重なるものを探す。
■ 移動領域があると判定されると、探索された領域は
複数かを判定する。
複数でなければ、ステップ■に飛ぶ。
一方、移動領域の候補となる隣接した走行領域が複数存
在する場合には、始点と終点を結ぶ直線に近い領域から
候補として選択し、他はキューに格納しておく。
■ 次に、CPU3は次の領域を探索すべく、探索ポイ
ンタNをN+1に更新する。
■ 次に、CPU3は選択した領域を連続領域として、
メモリ2のエリア22に格納し、これをANに代入して
、ステップ■に戻る。
■ 一方、ステップ■で移動領域がなしと判定されると
、経路が袋小路に飛び込んだことになる。
このため、CPU3はステップ■で以前に捨ててキュー
に格納した要素(領域)があるかを調べる。
あれば、最前の要素のポインタMを探索ポインタNとし
、これ以降の探索してエリア22に格納したデータ(選
択領域)を解放し、捨てて、そのキューの領域を選択領
域としステップ■の選択領域の格納に飛ぶ。
一方、キューに要素がなければ、連vt領域はこれ以上
探索できないので、連続領域不存在として、終了する。
■ 一方、ステップ■でANが終了領域Aeに一致した
と判定すると、領域探索が終了領域まで行われたことに
なり、終了する。この時、メモリ2のエリア22には始
点と終点を結ぶ連続NM1が格納されたことになる。
例えば、第10図(A)の如く、障害物OBI〜OB5
が配置され、始点Ps、終点Pfが与えられると、始点
psと終点Pfを結ぶ連続領域は第10図(A)の如く
、FX2a−FX3b−FX4b−FX5−FX6b−
FX7b−FX8b−FX9aとなる。
この探索では、軸方向に座標が単調増加もしくは、単調
減少するものだけを選んでいる。したがって、座標値が
目標を超えた時点で探索は失敗し、次の候補を調べる。
すべての候補について接続の可能性を調べ、その方向で
経路が発見できない場合には、もう一つの軸方向でも同
じように探索を行う。
両輪方向からの探索で、経路が発見できない場合には、
最初に調べた軸方向について、移動できるすべての領域
を候補として探索を行う、つまり、S字状の経路や、一
度目積地から遠ざかるような経路となる領域についても
調べる。
この際、一度通過した境界線にはフラグを付け、探索が
無限ループに陥らないようにしている。
以上のような領域探索上の制限は、求める経路をできる
だけ最短にするために行っている。
次に求められた走行領域の連続から通過すべき境界線の
データ(ラインデータ)を求める。
これは、CPU3が前述のエリア22の連続する走行領
域の境界線座標を求め、Y軸方向の重なる範囲を境界線
データとする。
従って、第10図(B)、(C)に示す如く、走行領域
の境界線Il、〜l、がシーケンスとして得られ、これ
らはそのX座標と、Y座標の範囲が第10図(C)の如
(境界線データとしてエリア22に格納される。
得られた境界線のシーケンスは、冗長性のある境界デー
タから作成されているため、データの圧縮を行える場合
がある。即ち、実際には一つと見なされるような領域中
に存在する境界データは、それが何本存在しても、その
両端の線分データ以外は不要である。なぜなら、両端の
データで求める経路が規定されてしまうからである。
第10図のように移動領域が求まった場合を考えてみる
。この移動領域中の境界線のシーケンスは、第10図(
C)のように表される。この時、X座標が600.72
0.820である三つの線分1−bzl!’I、l、は
同じ矩形の領域中に存在する。
従ってこの三つのデータを、領域の両端にある二つのデ
ータ(線分iいff1s>で代表することができる。
第11図はこのためのデータ圧縮フロー図である。
先づ、CPU3は線分ポインタNを初期値「1」とする
次に、N番目の線分データ、N+1番目の線分データを
入力する。
このN+1番目の線分データが最後の線分データ(図で
はis)かを判定し、最後の線分データなら、終了する
最後の線分データでなければ、N+2番の線分データを
入力し、3線分の範囲(図ではY軸方向の範囲)が同じ
かを判定し、同じでなければ、線分省略せず、次の線分
の判定のためNをN+1とし、上述のN番目の線分デー
タ入力に戻る。
一方、同じであれば、中間のN+1番目のデータ(線分
)を削除し、同様に上述のN番目の線分データの人力に
戻る。
このようにして得られた最終的な線分はlいll、!5
.14、!!!、lい18、!、であり、与えられた二
点を接続するためには、上記の線分を順に通過すること
が必要である。
これらの線分(境界線)データと始点Ps、終点Pfの
座標は次の(C)で説明する経路変換処理のためエリア
22に領域探索データとして格納される。
(C)移動経路変換処理の説明 次にこのような線分を用いて経路点を求める。
経路点は得られた移動領域内でできるだけ短くなるよう
に次のようにして決定される。
先づ、通過線分の修正を行う。即ち、連続する3つの通
3iA!l1分もしくは通過点の関係から、境界線デー
タの範囲をさらに限定する。
第12図及び第13図は係る通過線分修正説明図である
先づ、3つの線分LI  ((XI、Yll)、(Xi
、Y12))、L21X2、Y21)、(X2、Y22
)) 、L3 1X3、YSI)、(X3、Y32))
について関係を考えると、以下の6つのパターンがある
パターン1;第12図(A)のように最初の二つの線分
L1、L2を投影した線分が最後の線分L3を完全に包
含する場合;この場合は、中間の線分L2は不要であり
、中間の線分L2は省略する。
即ち、線分L30線上の、線分L1の両端と線分L2の
両端を通過する線の交点YSI、YS2、YLI、YL
2を求め、これと線分L3を比較すればよい。
この時、YSx(YSI、YS2) 、YLx(YLI
、YL2)は次式によって求まる。
−・−・−(2J 但し、Xはl又は2である。
従って、図よりXi<X2、YX 1 <Yx 2であ
るとき、 YSI<YSIかつY32<YL2−曲(3)であれば
、線L2を省略する。
パターン2;第12図(B)のように投影した線分(Y
S2、YL2)、(YSI、YLl)が、最後の線分に
包含される場合;この場合は、データの省略は生じない
これは(1)、(2)式よりYSx、YLxを・求め、 YSI<YSIかつYL2<Y32−曲(4)であるこ
とにより判定できる。
パターン3;第13図(A)のように投影した線分が、
最後の線分L3よりY座標が大きい場合;この場合は、
中間の線分L2はその最小端の点(X2、Y21)に圧
縮される。
これは、最初と最後の線分L1、L3上の点を結ぶ総て
の直線は、中間の線分L2よりY座標の小さな領域を通
過するので、移動可能領域内においては、この最小点(
X2、Y21)を通過するのが最短となるからである。
この条件は(1)式のYS2が、 Y32<YS2−・・・・(5) であることにより判定される。
パターン4;第13図(B)のように線分がL3よりY
座標の小さなところに投影される場合;この場合は、パ
ターン3とは逆に、データは線分L2の最大(X2、Y
22)の点に修正される。
この条件は、同様に(2)式のYLIがYLI<YSI
・・−・(6) である。
パターン5;第13図(C)のように投影された線分が
、最後の線分L3の最大値と交差する場合には、中間の
線分L2は図のように、左右の線分L1、L3の最大値
を結んだ直線との交点NPから最小端(X2、Y21)
までにデータが修正される。
この条件は同様に、 YS2<Y32<YLI  −・・(7)である。
交点NPの座標は、 である。
パターン6;第13図(D)に示すようにパターン5と
反対に最小値と交差する場合;この場合は図の如く、中
間の線分L2は左右の線分L1、L3の最大端を結んだ
直線との交点NPがら最大端(X2、Y22)までに修
正される。
この条件は、 YS2<Y31<YLI・・−・(9)であり、交点N
Pの座標は、 である。
ここに述べた修正の例は、データが線分で与えられてい
る場合について示した示、いずれがのデ−夕が点で表さ
れている場合についても、同じように考える。
そして、全ての線分が点になるまでこの処理をくり返す
第14図は係る通過線分修正処理フロー図である。
(C−1)CPU3は、続出ポインタNを初期値「1」
とする。
(C−2)CPU3は、メモリ2のエリア22からN番
目のデータ[)n、N+1番目のデータDn+lを入力
する。
そして、入力したN+1番目のデータDn+1が終点か
を調べる。
(C−3)次にCPU3は、メモリ2のエリア22から
N+2番目のデータDn+2を入力する。
そして、3つのデータDn、Dn+1、Dn+2より、
(1)、(2)式によりY S x SY L xを求
め、大小比較により、(3)、(4)、(5)、(6)
、(7)、(9)式のいずれかの関係゛かを調ベパター
ン1〜6に分類する。
(C−4)パターン2の関係であれば前述のデータの省
略、圧縮を行わないので、NをN+1にして、ステップ
(C−2)に戻る。
パターン3〜6の関係であれば、中間線分であるN+1
番目のデータDn+1を上述の如(修正又は圧縮し、N
をN+1にして、ステップ(C−2)に戻る。
更にパターン1の関係の関係であればデータDn+lを
省略して、ステップ(C−2’)に戻る。
(C−5)一方、ステップ(C−2)で(N+1)番目
のデータDn+1が終点であれば、終点まで線分修正を
行ったから終了する。
実際には、1度この処理を行った後、修正データを用い
て再度行い、点データに変換されるまで何回も行う。
次に第10図(B)の実例を点に変換する動作について
第15図乃至第17図の経路変換動作説明図により説□
明する。
先づ、第10図(B)の例において、第15図(A)の
ように、始点P s s線分II、l、の間で関係を調
べると、第13図(C)のパターン5の関係のため、線
分2.の下方を省略し、第15図(B)のE1′の如<
t’lを修正する。
次に、第15図(B)の線分1 、 /、1!、l。
の関係を調べると、第13図(C)のパターン5の関係
のため、線分j!、の下方を省略し、第15図(C)の
1 、 /の如く12を修正する。
次に、第15図(C)の線分!2′、ll、It4の関
係を調べると、第13図(C)のパター゛ン5の関係の
ため、線分2.の下方を省略し、第15図(D)の6 
、 /の如<ZSを修正する。
次に第15図(D)の線分1 、 l、14、l、の関
係を調べると第13図(D)のパターン6の関係のため
、線分14の上方を省略し、第16図(A)の14/の
如く14を修正する。
次に、第16図・(A)の線分141、ll、16の関
係を調べると、第12図(A)のパターン1の関係のた
め第15図(B)の如く、線分!、を省略する。
次に、第16図(B)の如く線分I14′、Jh、!、
の関係を調べると、第13図(C)のパターン5の関係
のため線分16の下方を省略し、第16図(C)の16
′の如<ahを修正する。
更に、第1.6図(C)の如く、線分1 bl、β3、
l、の関係を調べると、第12図(B)のパターン2の
関係のため、線分2sはそのままとする。
最後に第16図(C)の如く線分E8、ll、終点Pf
の関係を調べると、第12図(C)のパターン2の関係
のため、線分!、を省略して第16図(D)に示す如く
する。
従って、1回の処理で、経路データは、始点P3、線分
1 、 /、 、′、J 、 l、14′、16′、! lい終点Pfに変換される。
次に、前述と同様に第17図(A)の如く線分修正を行
うと、線分1 、 l、13′、141、!、が省略さ
れ、線分N 、 J、1 、 Iは小さくなってl、″
、l、#となり線分は第17図(B)のように!、′、
Rh#しか残らない。
更に、第17図(C)の如く線分修正を行うと、第17
図(D)の如く経路点P1のみが得られ、Ps、PL、
Pfが経路データとなる。
(d)他の実施例の説明 上述の実施例では、始点Psと終点Pfの両方から第7
図の如く探索しているが、片方からであってもよく、又
X軸方向の探索例で説明したがY軸方向であってもよい
又、自走車への経路指令を例に説明したが、一般車両の
経路通知に利用してもよく、自走ロボットに眼られない
以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、走行領域の探索が
容易となり且つ短時間で済むという効果を奏し、係る環
境が複雑でも経路を短時間に求めることができる。
又、分割の仕方を一定としているので、種々のノ′環境
に適応できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例ブロック図、第3図及び第4
図は地図データの説明図、第5図は障害物データの説明
図、 第6図は走行領域データの説明図、 第7図は本発明の一実施例探索処理フロー図、第8図は
本発明の一実施例走行領域探索処理フロー図、 第9図及び第10図は探索動作説明図、第11図は本発
明の一実施例データ圧縮フロー図、 第12図及び第13図は通過線分修正説明図、第14図
は本発明の一実施例通過線分修正処理フロー図、 第15図乃至第17図は本発明による経路変換動作説明
図、 第18図は従来技術の説明図である。 図中、1・−地図、    2−・メモリ、3−−−C
P U 、、P s  −始点、pr  ・−・終点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 障害物を除く領域を複数の走行領域に分割した地図(1
    )から与えられた始点Psと終点Pfを接続する連続し
    た走行領域を探索するステップと、該探索した連続する
    走行領域を用いて該始点Psと終点Pfを接続する移動
    経路を決定するステップとを有する移動経路探索方法に
    おいて、該地図(1)上で、該複数の走行領域は一軸方
    向に平行に該領域を分割して作成され、 該走行領域の探索ステップは、該始点又は終点から該軸
    方向に走行領域を調べて、該連続する走行領域を探索す
    ることを 特徴とする移動経路探索方法。
JP62100738A 1987-04-23 1987-04-23 移動経路探索方法 Pending JPS63265310A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010086015A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Micro-Star Internatl Co Ltd 自走式機器装置の走行ルート計画方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010086015A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Micro-Star Internatl Co Ltd 自走式機器装置の走行ルート計画方法

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