JPS63265133A - 放射線測定系における腐蝕性ガス除去装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、サンプリング流体に含まれた腐蝕性ガス、例
えば塩化水素ガス（ＨＣＩ　）　、亜硫酸ガス（Ｓ０２
）、無水硫酸ガス（Ｓ０３）等を除去する放射線測定系
における腐蝕性ガス除去装置に関する。

（従来の技術） 第２図は従来の腐蝕性ガス除去装置の概略構成図を示し
、（Ａ＞はその正面断面図、（Ｂ）はその平面図、（Ｃ
）は（Ａ＞のＡ−Ａ断面図である。

図において腐蝕性ガス除去装置１００は、サンプリング
流体が入口配管１５より流入し、透明ケース７を経て、
出口配管１６より流出する直立形に構成され、網袋２お
よび後部（上部）ならびに後部（下部）フィルタケース
４，２０が透明ケース７内にそれぞれ分離して収納され
ている。網袋２には、腐蝕性ガスを除去するスチールウ
ール（鉄線）１が収容され、上部ならびに下部フィルタ
４゜２０には、サンプリング流体に含まれている塵、埃
、錆等を捕集するフィルタ３が収納されている。

なお、透明ケース７の上・下端は、７ランジ８゜８Ａが
溶接接着されＩＭＩＥｌｏ、１０Ａにより閉鎖される。

１１は目板１０に設けられた把手で、９゜１７は固定ボ
ルトおよびフランジ８に固定されたナツトである。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、透明ケース７により、スチールウール１およ
びフィルタ３の汚れを監視して、交換時期であることを
判定し、目蓋１０を取外し、手を透明ケース７内に挿入
し、網袋２およびフィルタケース４を取出して交換する
必要があった。しかし、サンプリング配管系統において
は、作業者が放射線汚染される恐れがあるから、手を挿
入するような作業は好ましくない。また、この配管系統
に設けられる各種の機器類、例えば配管、計器類（流量
計、圧力計等）、ポンプ等の通常その内部の見えない部
分の腐蝕状態を把握することができなかった。そのため
に、定期的に解体し点検して、点検時に発見された腐蝕
の進行状態から判断して、交換部品の手配をし、交換時
期を決定する必要があった。

本発明は、上述の点に鑑み、従来技術の問題点を有効に
解決し、スチールウールおよびフィルタの交換が安全で
、掘器の部品の交換時期が的確に判断され、その取扱い
が容易な放射線測定系における腐蝕性ガス除去装置を提
供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） このような目的を達成するために、本発明は、透明ケー
ス内に上部フィルタケースの後方より挿入されるネジ部
材と、このネジ部材に上部フィルタケースを螺着する螺
着部材と、前記ネジ部材の先端部に設けられ網袋を接続
する接続穴と、前記網袋に下部フィルタケースを接続す
る接続部材とを備え、前記ネジ部材を引出すことにより
、前記上部・下部フィルタケースおよび網袋を一体とし
て引出しをることを特徴とする。

本発明の１実施態様によれば、ネジ部材は、上部フィル
タケースの上方に、サンプリング配管系統における腐蝕
の恐れがある材料と同一材料からなるサンプルが取付け
られたサンプル取付は部材を螺着する。

（作用） このような技術手段は次のように作用する。透明ケース
内に挿入されるネジ部材には、上部フィルタケース、網
袋および下部フィルタケースがそれぞれ接続されること
により、ネジ部材を透明ケースから引出せば、上部フィ
ルタケース、網袋および下部フィルタケースはネジ部材
と共に、容易に引出し、フィルタおよびスチールウール
を交換することができる。従って、作業者は、放射線汚
染を避けることができ、その作業が安全である。

また、ネジ部材にサンプル取付は部材が螺着されること
により、サンプルの腐蝕状態を透明ケースにて監視する
ことができる。従って、このサンプルによって、サンプ
リング配管系統、例えば配管、計器類、ポンプ等の外か
ら見ることのできない部分の腐蝕状態が把握され、部品
交換の時期を判定することができる。

（実施例） 次に、本発明の実施例を図面に基づき、詳細に説明する
。

第１図は本発明の一実施例の概略構成図を示し、（Ａ）
はその正面断面図、（Ｂ）はその平面図、（Ｃ）はその
Ｂ−８断面図である。図において第２図と同一の機能を
有する部分には、同一の符号が付されている。腐蝕性ガ
ス除去装置２００には、ネジ部材、本実施例では棒状に
形成されたネジ俸１２）このネジ棒１２に螺着されるサ
ンプル取付け部材、本実施例ではサンプル取付は板６、
螺着部材、本実施例では３個のナツト１３、接続穴１４
；Ｊ′３よび接続部材、本実施例では接続ボルト１８が
装面される。

このうち、ネジ棒１２は、末端が盲１１０に固定され、
先端に接続穴１４が穿孔されている。サンプル取付は板
６は、ナツト６Ａ、６Ｂによりネジ棒１２に螺着され、
複数個のサンプル５が挿入されている。このサンプル５
は、サンプリング配管系統の見えない部分、すなわち配
管、流量計または圧力計等の計器類、ポンプ等の機器類
の腐蝕性材料と同−材料からなる。ナツト１３は、上部
フィルタケース４をネジ棒１２に螺着する。また、接続
穴１４は、紐１４Ａにより網袋２を接続する。

接続ボルト１８は、網袋２に下部フィルタケース２０を
接続する。

このような構成により、透明ケース７によって、スチー
ルウール１、フィルタ３の汚染状態を監視すると共に、
サンプル５の腐蝕状態を目視することができないサンプ
ル配管系統、例えば配管、計器類およびは器類の腐蝕の
進行状態を判断することができ、これらの部品の交換時
期を判定することができる。スチールウール１およびフ
ィルタ３が交換時期に達すれば、固定ボルト１７を取外
し、把手１１により盲蓋１０を上方向に持上げ、透明ケ
ース７からサンプル取付は板６、上部・下部フィルタケ
ース４，２０および網袋２を一体として取出し、スチー
ルウール１およびフィルタ３をそれぞれ交換する。この
際、作業者は、−切、透明ケース７内に手を挿入するこ
とを要せず、放射線に対して安全である。

また、サンプル５の腐蝕状態から、サンプリング配管系
統の部品が交換時期に達すれば、同様に盲蓋１０を持上
げてサンプル取付は板６を取出し、配管系の部品交換と
共にサンプル５を交換し、次の交換時期の監視に備える
ものとする。

（発明の効果） 以上に説明するように、本発明によれば、透明ケース内
に挿入されるネジ部材と、このネジ部材に螺着されサン
プルが取付けられたサンプル取付は板と、上部フィルタ
ケースが螺着される螺着部材と、網袋が接続される接続
穴および下部フィルタケースが網袋に接続される接続部
材とを設けることにより、従来技術の問題点が有効に解
決され、スチールウールおよびフィルタの交換のために
、透明ケース内に手を入れることなく、ネジ部材と共に
、一体として取出すことが可能となり、交換が安全で、
容易であると共に、サンプリング配管系統の見えない部
分の腐蝕状態を把握することができる等の効果を奏する
。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例の概略構成図を示し、同図（
Ａ＞はその正面断面図、同図（Ｂ）はその平面図、同図
（Ｃ）は同図（Ａ）のＢ−Ｂ断面図、第２図は従来の腐
蝕性ガス除去装置の概略構成図を示し、同図（Ａ＞はそ
の正面断面図、同図（Ｂ）はその平面図、同図（Ｃ）は
同図（Ａ）のＡ−Ａ断面図である。 １ニスチールウール、２：網袋、３：フィルタ、４：上
部フィルタケース、５：サンプル、６：サンプル取付は
板、７：透明ケース、１２：ネジ棒、２０：下部フィル
タケース、２００　：ｇ触性ガス除去装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）腐蝕性ガスが含まれたサンプリング流体を流通する
   透明ケースと、この透明ケース内に挿入されフィルタが
   収納された前部フィルタケースと、前記透明ケース内の
   前部フィルタケースの後方に挿入されスチールウールが
   収納された網袋と、前記透明ケース内の前記スチールウ
   ールの後方に挿入されフィルタが収納された後部フィル
   タケースとを有し、前記腐蝕性ガスを前記サンプリング
   流体から除去する腐蝕性ガス除去装置において、前記透
   明ケース内に前記後部フィルタケースの後方より挿入さ
   れるネジ部材と、このネジ部材に前記後部フィルタケー
   スを螺着する螺着部材と、前記ネジ部材の先端部に設け
   られ前記網袋を接続する接続穴と、前記網袋に前記前部
   フィルタケースを接続する接続部材とを備え、前記ネジ
   部材を前記透明ケースから引出すことにより、交換を要
   する前記前部・後部フィルタケースおよび網袋を一体と
   して引出し得ることを特徴とする放射線測定系における
   腐蝕性ガス除去装置。 ２）特許請求の範囲第１項に記載の腐蝕性ガス除去装置
   において、ネジ部材は、サンプリング配管系統における
   腐蝕の恐れのある材料と同一材料からなるサンプルが取
   付けられたサンプル取付け部材を後部フィルタケースの
   後方に螺着したことを特徴とする放射線測定系における
   腐蝕性ガス除去装置。