JPS63263209A - 内燃エンジンオイルの劣化モニタ−表示方法および装置 - Google Patents

内燃エンジンオイルの劣化モニタ−表示方法および装置

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JPS63263209A
JPS63263209A JP62098126A JP9812687A JPS63263209A JP S63263209 A JPS63263209 A JP S63263209A JP 62098126 A JP62098126 A JP 62098126A JP 9812687 A JP9812687 A JP 9812687A JP S63263209 A JPS63263209 A JP S63263209A
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Japan
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engine oil
oil
deterioration
remaining life
deterioration rate
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JP62098126A
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Toshihiro Sugiura
俊宏 杉浦
Mitsutaka Nakamura
光孝 中村
Tateo Sawatari
沢渡 健郎
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F01M2011/14Indicating devices; Other safety devices for indicating the necessity to change the oil
    • F01M2011/1473Indicating devices; Other safety devices for indicating the necessity to change the oil by considering temperature

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内燃エンジンオイルの劣化モニター表示シス
テムに関するものであり、詳しくは、エンジンオイルを
交換すべき時期が予測できるエンジンオイルのモニター
表示方法とその装置を提供するものである。
[従来の技術] 米国特許第4,007,829号には、オイル劣化のモ
ニタリング方法とその装置が開示されている。この装置
は、故障しやすい複雑な機械構造をしており、オイルの
劣化程度が警戒レベルを越え、はじめて警告信号が出さ
れるものである。
[発明によって解決される問題点] 上記した従来のオイル劣化モニタリング装置は、オイル
が劣化した時に警告するだけで、オイル劣化を前もって
知らせるものではない。運転者にとっては、オイルの劣
化を常にモニターすることにより、オイル寿命があとど
れくらいかを確認しながら、あらかじめエンジンオイル
の交換時IIを知る方が、より好ましいといえる。
本発明の目的は、オイルの残余寿命を表示する信号を継
続的に出力するオイルの劣化モニター表示方法およびそ
の装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、複雑な構造の1械を用いないで、
RPMやオイル温度のみ測定することによって継続的に
オイルの劣化状況をモニターする簡単なモニター表示方
法およびその装とを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、オイル温度とエンジンRP
Mの記録から、簡単な方法でオイル劣化を測定すること
である。
[問題点を解決するための手段] 本発明の内燃エンジンオイルの劣化モニター表示方法は
、エンジンオイルの温度を電気信号に変換し、変換され
た前記温度から所定の関数によってエンジンオイルの劣
化率を演算し、エンジンオイル交換後の経過時間を電気
信号に変換し、変換された前記経過時間と前記劣化率と
から所定の関数によってエンジンオイルの残余寿命を演
算し、前記演算結果を表示することを特徴とするもので
ある。
また本発明の内燃エンジンオイルの劣化モニター表示装
置は、エンジンオイルの温度を表わす電気信号を発生ず
る温度信号発生手段と、前記温度信号発生手段に接続さ
れ、オイルの劣化率を前記温度を変数とする関数に基づ
いて演算する劣化率演算手段と、エンジンオイル交換後
の経過時間を測定して計時信号を発生する計時手段と、
前記劣化率演算手段と前記計時手段とに接続され、前記
、  劣化率と前記経過時間とを変数とする関数に基づ
いてエンジンオイルの残余寿命を演算して第1残余寿命
として出力する第1残余寿命演算手段と、前記第1残余
寿命演算手段に接続されエンジンオイルの残余寿命を表
示する表示手段とを有することを特徴とするものである
本発明は、エンジンオイルの劣化状況を直接に測定する
ものではなく、オイル温度や、エンジンRPM記録に基
づき、オイル劣化の変化を継続的に判TIIIするもの
である。従って本発明は、エンジンオイルが警戒レベル
に達する前に、残余時間、走行距離を見積もるものであ
る。
オイル劣化には、様々な原因がある。本発明において、
エンジンオイルの温度、エンジ〉゛の稼動時間、および
エンジンオイル交換後の経過時間などが、以下に述べる
ようなオイル劣化の主要原因に対する重要な指標となる
ことがわかった。
第1に、エンジンオイルの酸化がオイル劣化の主要原因
の1つといえる。酸化の程度は、温度と時間の関数とし
て表わされ、高温状態では、酸化の進行は速く、一定温
度においては、反応時間が長いほど、酸化も進行する。
第2に、ピストンとシリンダとの間の#!7!擦等の機
械的作動により、オイル微粒子が破壊される。
微粒子の破片は、スラッジを生じさせ、オイルの滑かさ
を減少させる。この機械的なダメージは、低温時に、オ
イルの粘度が増加するとより顕著に現れる。この原因も
また、温度と時間の関数として表わされる。
オイル劣化の、大きな原因としては、ガソリン燃焼の燃
えがらの生成があげられる。ガソリン燃焼のユニットご
との燃えがらの生成は、オイルを不純にし、この燃えが
らの量は、エンジンの状態にかかつているといえる。m
trrの電子噴射システムでは、不完全燃焼を削除し燃
えがらの生成を最小限にとどめることができるようにな
り、燃えがらの産出量は、ガソリン総燃焼量に比例する
と考えてよくなった。このガソリン総燃焼mは、エンジ
ンのRPM、オイルの温度、およびエンジン稼動時間よ
り測定される。測定されたRPMは、以下に説明される
ように転換される。
また、オイル劣化率は、運転状況によっても変化する。
例えば、かなりの間、未使用であった車とか、普通以上
のスピードで運転した場合とか、重荷をけん引した場合
6どは、オイルの劣化は、速く進行する。これらの運転
状況は、オイルの温度に反映される。このような原因に
より、オイルの温度測定が、オイルの劣化を見積もる上
での、正当な基準となる。
上記の原因とは別に、例えば、大気汚染とかオイルやエ
ンジンの差など、他の要素も、オイル劣化率に影響を与
え得る。しかし、これら残りの要素は、上記の主要原因
と比べると、それほど重要ではなく、第2次的な影響を
もっている程度である。
従って、エンジンオイル温度(またはエンジンRPM)
、エンジン走行時間や、オイル交換後の経過時間が、オ
イル劣化の程度を見積もる正当な基準となる。
本発明は、継続的に、エンジン稼動時間、オイル交換後
の経過時間、オイル温度や、エンジンRPMを測定する
ことで、オイルが交換を必要とする劣化レベルに達する
前に、オイル劣化の程度を表示する装置を提供するもの
である。さらに運転者が望めば、残余走行距離、ItI
間、劣化の程度で表わされた、オイルの残余寿命も表示
することが可能であり、本発明においては、オイルが警
戒レベルに達する前に、運転者に警告し、運転者は与え
られた表示に従いオイル劣化が警戒レベルに達する前に
、オイル交換を行うことができる。
[実施例〕 以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図に示寸ように一本発明の内燃エンジンオイルの劣
化モニター表示装置は、自動車の中に取り付けられてい
る。この装置はクロックを有するマイクロコンピュータ
101により構成されている。マイクロコンピュータ1
01は、コンピュータにとって温度条件がIli適な、
ダツシュボードのフロントパネルの隣に取り付けられて
いる。またこの@置には、温度センサ102と、ディス
プレイ103も含まれている。titセンサ102は、
エンジンオイルと接触するように設けられている。
温度データは、温度センサ102からマイクロコンピュ
ータに、読み込まれる。ディスプレイ103はダツシュ
ボード中に取りつけられ、マイクロコンピュータ101
の出力端子と接続されており、エンジンが稼動している
か否かを見分けるために、点火キースイッチ104にも
接続されている。
第2図に、温度センサ102の構造を示す。温度センサ
102のハウジング内には、サーミスタが、オイル圧セ
ンサ105の向かい側に位置し、サーミスタとオイル圧
センサ105の両方がエンジンオイルと接触するように
設置されている。サーミスタは、リード線106によっ
てマイクロコンピュータ101と接続されている。
第3図は、マイクロコンピュータ101の入出力°構成
を示している。マイクロコンピュータ101は、温度セ
ンサ102、点火キースイッチ104、および内臓タイ
マーから出力されたデータを処理し、この処理データが
ディス、プレイ103に伝送される。
第4図は、ディスプレイ103を示している。
ディスプレイ103は、緑、黄、赤、および赤の点滅の
4つのLEDランプ107を有しており、各々の表示に
よってエンジンオイルの劣化レベルを示す構成となって
いる。走行距離ボタン109を押すと、走行距離ディス
プレイ108においてオイル交換までに走行できる距離
が表示される。
走行距離ディスプレイ108は、オイル残余寿命に対応
している。オイル交換時にリセットボタン110を押す
と、マイクロコンピュータ101は初期化される。
本発明では、オイル劣化の程度を表示するために、オイ
ル劣化レベルAと、オイル寿命Bの2つのパラメータが
用いられる。オイル劣化レベルAは、オイル温度とその
オイルを用いた場合のエンジン稼動時間の記録に基づい
て得られたものである。オイル劣化レベルAが警戒レベ
ルを越える時は、つまり、オイルの寿命が終りに近いと
いうことで、オイル交換が必要であることを示す。オイ
ル劣化レベルAは、オイル劣化率αにより求められる。
αは、温度に基づいたパラメーターで、ある一定時間内
に、あるオイル温度で、エンジンが稼動した場合のオイ
ル劣化の程度を示すものである。
αは以下のような方法で算出される。第5図は、ある温
度で稼動した場合の、オイルの寿命を分析したグラフで
ある。このグラフは、様々なオイルのタイプ、エンジン
[il、エンジンサイズ、オイル温度、RPMの記録等
を考慮した上で、ガソリンエンジンの実験結果から推定
し、見積もられたものである。例えば、グラフに示され
ているように、もしオイルが80℃にて持続されれば、
オイルは劣化警戒レベルに達するまで、約200時間型
することがわかる。エンジンがもし150℃のオイル温
度で稼動すればオイルはたった50時間しかもたない。
しかし、200℃を越えるようなオイルの発火点に近い
高温領域や、オイル分子構造の変化により粘性を大幅に
増大させるような一15℃以下の低温領域においては、
オイルは約5時固しかもたないことが認められた。
αは、第5図の中で、各々の温度域でのグラフの勾配を
表わしている時間の逆数であり、ある温度での単位時間
におけるオイル劣化率を示している。このように第5図
に基づいて、オイル温度(T)に関する次のような公式
が得られる。
公式1 %式% 〇≧T>−15の時 α−コア渇1ヤ狛=−15≧王 
の時    α−115 ■=オイル温度(’C) オイル劣化レベルAは、次の式で決定される。
公式2 t:エンジン稼動時間(時間) このように、オイル劣化レベルAはエンジンがどれ位の
時間、何度のオイル温度で稼動したかについてのデータ
から決定される。オイル劣化レベルAがあらかじめ決め
られた域に達すると(例えばA−1)、オイルが警戒レ
ベルまで劣化されたということになる。
オイル寿命Bは、エンジンオイルの短縮された耐久時間
を表す概念である。もしエンジンが、普通の状態で稼動
していれば、オイルの寿命は、12ケ月である。しかし
、エンジンが苛酷な状況のもとで稼動すれば、この寿命
は短縮される。オイル寿命Bは、次の公式から算出され
る。
公式3 β−12(α−1/200> 上記の公式において、αは公式1で決定され、βはオイ
ル寿命の削減率として示される。もし、エンジンが普通
の状態で稼動すれば、オイル寿命は、12ケ月であるが
、普通より苛酷な状況で稼動すれば、オイルの寿命はそ
れより短縮され−る。
ここで公式3を導入すると、βとαの間係式(β−CI
a十02)が導かれる。エンジンが普通の状況で稼動す
れば、つまりα−1/200(公式1より)、β−0ど
なる。又、エンジンがオイル温度150℃で稼動すれば
、α−115゜(公式1より)、β−9750となる。
ここでβ−9150となる叩出は、もしその状態でエン
ジンが稼動すれば、オイルは3ケ月以内に劣化してしま
うからである。つまり、オイル寿命が9ケ月間知縮され
たことを示す。加えて、この短縮は工ンジン稼動の50
時間に対して行なわれるので、エンジン稼動1時間に対
する短縮率(つまりβ)は、9150となる。これらの
境界条件を用いて、この−次方程式を解くと、C+とC
2の値は各々12および−12/200となる。
Bは現状況でのオイル寿命を示しており、このisは公
式4に示されているように、オイル交換以来、エンジン
が遭遇した苛酷な条件の影胃による短縮をさし引いて計
算される。従ってオイル交換までの残余時間はB−τに
よって与えられ、τはエンジンが稼動しようとしまいと
、オイル交換模現在まで経過した時間のことである。換
言すれば、B−τはオイルの残余寿命に一致している。
B−τがOの時、オイルは交換されなければならない。
オイル寿命Bの計算が必要な理由は、たとえ車が使用さ
れなくても、ある時間を経過すれば、オイルは交換され
なければならないからである。例えば、自動車の説明書
によれば、8000マイルごと、あるいは12ケ月ごと
にオイル交換を必要とし、本発明ではパラメーターとし
てAと8の両方を用いている。Aはエンジン稼動時間と
走行距離を示し、Bは実際の経過時間を示し、各々は上
記したようなオイルの温度から得られたデータにより算
出される。ディスプレイ103では、AかBのいずれか
高い劣化レベルを示した方のデータに見づいて劣化状況
が表示される。
ある一定期間の車の使用にあたっての、オイル寿命、つ
まり有効期間(B)は実際の経過時間、オイルの劣化程
度、エンジン稼動時間、自動車走行距離から求められる
。残余寿命は、ある時間が経過して走行した後、オイル
を交換するまでに残っている時間、走行距離、又は劣化
レベルのことをいう。例えば、理想的な状態のもとでの
オイルの寿命は12ケ月と考えられている。(100≧
T〉0) 本発明を実施するにあたり、オイル交換までの残余時間
(残余寿命)が公式2と公式4のAおよびB値に基づい
た“残余走行距離”で表示されると、より実用的である
。Aと8から走行距離への変換は、平均して車が200
時間又は12ケ月に5oooマイル走行すると仮定した
場合、次°のような公式で算出される。
(1)Aから算出される残余走行距離 公式5 (2)Bから算出される残余走行距離 公式に こで、tはエンジン稼動時間(時間)であり、τは実際
経過時間(月)である。
MRはエンジン稼動時間<1>から搾出され、オイルの
残余寿命に対応している。オイル劣化レベルAと、第6
図σ走行距離の間の関係を示したグラフに示されている
ように、Aイル劣化レベルAは、運動条件が一定(平均
的な速度、荷重など)であれば、走行距離に比例する。
第6図において(1)は、運動条件が普通である場合の
値を示しており、オイル劣化レベルが1となるころまで
には、走行距離は8000マイルであることがわかる。
第6図において(2)は、運動条件がもっと苛酷な場合
であり、オイルが警戒レベルに達するまでの走行距離は
6000マイルであることがわかる。第6図で示された
関係によりA−Ao時点でのオイル交換までの残余エン
ジン稼動時間Xと全エンジン稼動時間tとの関係は以下
のようになる。
もちろんこれは以前と同じ条件のもとて走行が続けられ
るということを仮定したものである。公式5のMRは平
均速度40マイル/時間、又は標準走行距離/標準エン
ジン稼動時間である。8000マイル/200時間に、
オイル交換が必要になるオイル劣化レベルに達するまで
の残余稼動時間を掛けて算出される。
一方、M計は実際経過時間τに基づいて算出される。B
−τは前に説明した通り、オイル交換までの残余時間で
ある。公式6のMrは、1ケ月ごとの平均走行距離、又
G、tit!の標準走行距1iff/標準経過時間であ
る8000マイル/12ケ月に、オイル交換までの残余
時間を掛けて算出される。
第4図で示されたディスプレイ103は、緑、黄、赤、
および赤の点滅から成る4つのLEDランプを有してい
る。各々のLEDランプは以下に示す情報を表わすのに
用いられる 緑:合計走行距離の20%以上が残っている。
黄二合計走行距離の20%から5%が残っている。
赤:合81走行距離の5%から0%が残っている。
赤の点滅:残余距離がない(オイル交換が必要である。
) 上記のパーセンテージは、次の割合から算出されている
公式7 γ盲=M、/MtR又は γ2=M?/MTI− 上記の公式のMt、  とMrト は次のように定義さ
れる。
公式8 これらの値は、オイル交換時においての次のオイル交換
まで走行できる合計走行距離を示している。M、  は
公式5で説明された標準中の平均速度を条件として、エ
ンジン稼動時間(1)と公式2のオイル劣化レベル(A
)から算出される合計走行距離である。M−t?  は
公式6で説明された標準中の平均月間走行距離に基づい
た公式4の有効寿命Bから算出された合計走行距離であ
る。
公式5.6.7.8から考えると、γ1とγ2は、次の
ように表示される。
公式9 %式% 従ってγ1とγ2は車の平均速度とは別個のものである
。 ′ 長い間、エンジンが使用されていない状態の場合には、
γ墓とγ2の両方を計算することが望ましい。実際の経
過時間がかなり長ければ、オイル交換が必要となる。従
ってMrがこの状態を示すために必要なのである。
ディスプレイ103は、走行距離ディスプレイ108上
において残余走行距離を表示する。本発明のシステムは
以下で述べる割合のうち、小さい方を選択している。こ
のようにして、MRかMrがγ1かγ2のいずれか小さ
い方に対応して表示される。
第8図は、本発明において処理されるプログラムのフロ
ーチャートである。ステップ1では、α、β 、  A
、B、   τ 、 M)  、 MR1γ 鵞 、 
 γ 1  、 1゜Tといった変数はOに初期化され
る。ステップ2では、実際の時間をセットし、記憶させ
るので、τは、初期化の時点から実際に経過した時間を
示すデータ持つ。コンピュータは実際経過時間を計測す
るタイマーを内蔵している。ステップ3では、マイクロ
コンピュータはエンジンのキースイッチの状態を読みと
る。オフであればステップ2に戻り、キースイッチ4が
入れられるまで、ステップ2.3のサイクルが繰り返さ
れる。ステップ4では時間がセットされてからのエンジ
ンの稼動時間を示すデータを持つことになる。つまりコ
ンピュータには、実際にエンジンが稼動した時間を測定
し、記憶するための、もう1つのタイマーが内臓されて
いる。
ステップ5では、マイクロコンピュータは温度センサ1
02から出力されたエンジンオイル温度(T)の信号を
読みとる。ステップ6ではTの範囲に従って、公式1に
基づいたオイル劣化率がαとして記憶される。ステップ
6の比較、選択操作はオイルの劣化率°を決定する。ス
テップ7では、データαはAに累積される。このステッ
プが行なわれるごとに、公式2に示されているように、
Aはαの総ln値を持つことになる。ステップ8では、
αが派生したデータβ(公式3)がβに累積され、この
ステップが行なわれるごとに、βは10x(α−1/3
00)の総和値をもつことになる。
ステップ9ではシステムはオイルの有効rf命を決定す
る。Bは公式4で示された有効寿命を示すデータを持っ
ている。ステップ10と11ではシステムにより第1残
余寿命(Mr)と第2残余寿命(MR)が決定される。
MaとM、は公式5.6に基づいて出されたA、B、t
、τのデータから算出される。ステップ12と13では
第1比率は、実際経過時間に基づいて決定され、第2比
率は、エンジン稼動時間に基づいて決定される。γ1と
γ2は公式9により算出される。ステップ14ではγ1
とγ2が比較され、もしγ1がγ2より大きければ、マ
イクロコンピュータは走行距離表示ボタンを押すか否か
を決定する。もし押されれば、Mrのデータが表示され
る(ステップ16)。もし押されなければγ2の範囲に
基づいて、ステップ17あるいは18で4つのLEDラ
ンプのうちの1つが表示される。もしくステップ14で
)γ1がγ2より大きくなければ(ステップ19におい
て)′マイクロコンピュータは走行距離表示ボタンを押
すか否かを決める。ステップ14でのシステムはγ1か
γ1の小さな方を選択する走査を提供するのである。も
しボタンが押されれば(ステップ20)MRのデータが
表示される。もしボタンが押されなければ(ステップ2
1と18)、γlの範囲に基づいて4つのL E Dラ
ンプのうち1つが表示される。ステップ16.17.1
8.20.21のいずれかの後にマイクロコンピュータ
はステップ22でリセットボタンが押されたか否かを確
認する。もし、リセットボタンが押されていなければ、
マイクロコンピュータはステップ2に戻り、再びこれら
のプロセスを繰り返す。もし、リセットボタンが押され
れば、マイクロコンピュータはステップ1に戻り、全て
の変数が初期化され、これらのプロセスが再び繰り返さ
れる。
また、第7図に示されているように、温度とエンジンR
PMは比例するので、オイル温度の入力データのかわり
に、タコメーターが用いることも可能となる。このよう
に、測定されたRPMは温度に転換されることができた
ので、公式1〜9までは前記したように処理されること
ができる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、複雑な装置を用いること
なく、オイル温度、オイル交換後の経過時間、エンジン
稼動時間からエンジンオイルの劣化状態を把握すること
ができ、エンジンオイルが警戒レベルに達する前に、残
余時間、走行距離を見積もることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動市内に取り付けられた本発明を示す概略図
である。 第2図は本発明で用いられている温度センサーを示す概
略図である。 第3図は本発明で用いられているマイクロコンピュータ
の入出力構成を示す概略図である。 第4図は本発明に用いられているディスプレイの概略図
である。 第5図はエンジンオイル温度と寿命の関係を示すグラフ
である。 第6図はオイル劣化レベルAと総走行距離の間の関係を
示したグラフである。 第7図はエンジンオイル温度とエンジンRPMの間の関
係を示したグラフである。 第8図は本発明に用いられたフローチャートである。 特許出願人  アイシン精機株式会社 代理人    弁理士  大川 宏 第1図 第3図 第5図 四@ (。Q)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンオイルの温度を電気信号に変換し、変換
    された前記温度から所定の関数によってエンジンオイル
    の劣化率を演算し、 エンジンオイル交換後の経過時間を電気信号に変換し、 変換された前記経過時間と前記劣化率とから所定の関数
    によってエンジンオイルの残余寿命を演算し、 前記演算結果を表示することを特徴とする内燃エンジン
    オイルの劣化モニター表示方法。
  2. (2)前記特許請求の範囲第1項において、エンジン稼
    動時間を電気信号に変換し、 変換された前記稼動時間と前記劣化率とから所定の関数
    によってエンジンオイルの残余寿命を演算し、 前記演算結果を表示し、 前記稼動時間と前記劣化率とから得られた演算結果の信
    号と、前記経過時間と前記劣化率とから得られた演算結
    果の信号との一方を選択する内燃エンジンオイルの劣化
    モニター表示方法。
  3. (3)前記特許請求の範囲第2項において、エンジンオ
    イルの全寿命を決定し、 前記エンジン稼動時間と前記劣化率とから所定の関数に
    よって前記残余寿命の前記全寿命に対する比率を第1比
    率として演算し、 前記エンジンオイルの交換後の経過時間と前記劣化率と
    から所定の関数によって前記残余寿命の前記全寿命に対
    する比率を第2比率として演算し、前記第1比率と前記
    第2比率の値の小さい方を選択する内燃エンジンオイル
    の劣化モニター表示方法。
  4. (4)前記特許請求の範囲第2項において、前記エンジ
    ン稼動時間により決定されるエンジンオイルの残余寿命
    (M_R)は以下の演算式で求められる内燃エンジンオ
    イルの劣化モニター表示方法。 M_R=[(1−A)/A]×t×[8000(マイル
    )/200(時間)]▲数式、化学式、表等があります
    ▼ t:エンジン稼動時間 T:エンジンオイル温度 α:エンジンオイル劣化率
  5. (5)前記特許請求の範囲第2項において、前記エンジ
    ンオイル交換後の経過時間より関数として得られるエン
    ジンオイルの残余寿命(M )は以下の計算式で求めら
    れる内燃エンジン用オイルの寿命における劣化のモニタ
    ー表示方法。 M_r=(B−τ)×8000/12 ▲数式、化学式、表等があります▼ τ:エンジンオイル交換後の経過時間 α:エンジンオイル劣化率
  6. (6)内燃エンジンオイルの経時劣化をモニター表示す
    る装置において、 エンジンオイルの温度を表わす電気信号を発生する温度
    信号発生手段と、 前記温度信号発生手段に接続され、オイルの劣化率を前
    記温度を変数とする関数に基づいて演算する劣化率演算
    手段と、 エンジンオイル交換後の経過時間を測定して計時信号を
    発生する計時手段と、 前記劣化率演算手段と前記計時手段とに接続され、前記
    劣化率と前記経過時間とを変数とする関数に基づいてエ
    ンジンオイルの残余寿命を演算して第1残余寿命として
    出力する第1残余寿命演算手段と、 前記第1残余寿命演算手段に接続されエンジンオイルの
    残余寿命を表示する表示手段とを有する装置。
  7. (7)前記特許請求の範囲第6項において、エンジン稼
    動時間を測定して計時信号を発生する稼動計時手段と、 前記稼動計時手段と前記劣化率演算手段とに接続され、
    前記劣化率と前記稼動時間とを変数とする関数に基づい
    てエンジンオイルの残余寿命を演算して第2残余寿命と
    して出力する第2残余寿命演算手段と、 前記第1残余寿命演算手段において出力された信号と前
    記第2残余寿命演算手段とにおいて出力された信号のい
    ずれか一方を選択する信号選択手段と、 を有する内燃エンジンオイルの経時劣化モニター表示装
    置。
  8. (8)前記特許請求の範囲第7項において、エンジンオ
    イルの全寿命を決定する寿命決定手段と、 前記寿命決定手段と前記第1残余寿命演算手段とに接続
    され、 前記経過時間と前記劣化率とを変数とする所定の関数に
    基づいて前記第1残余寿命の全寿命に対する比率を第1
    比率として演算する第1比率演算手段と、 前記稼動時間と前記劣化率とを変数とする所定の関数に
    基づいて前記第2残余寿命の全寿命に対する比率を第2
    比率として演算する第2比率演算手段と、 前記第1比率と前記第2比率の小さい方の値を選択する
    選択手段と、 を有する内燃エンジンオイルの経時劣化モニター表示装
    置。
  9. (9)前記特許請求の範囲第7項において、前記第2残
    余寿命演算手段により演算されるエンジンオイルの残余
    寿命(M_R)は以下の演算式で求められる内燃エンジ
    ンオイルの劣化モニター表示装置。 M_R=[(1−A)/A]×t×[8000(マイル
    )/200(時間)]▲数式、化学式、表等があります
    ▼ t:エンジン稼動時間 T:エンジンオイル温度 α:エンジンオイル劣化率
  10. (10)前記特許請求の範囲第7項において、前記第1
    残余寿命演算手段により演算されるエンジンオイルの残
    余寿命(M_R)は以下の演算式で求められる内燃エン
    ジン用オイルの寿命における劣化のモニター表示装置。 M=(B−τ)×8000/12 ▲数式、化学式、表等があります▼ τ:エンジンオイル交換後の経過時間 α:エンジンオイル劣化率
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