JPS63261882A - 半導体素子 - Google Patents
半導体素子Info
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- JPS63261882A JPS63261882A JP62096696A JP9669687A JPS63261882A JP S63261882 A JPS63261882 A JP S63261882A JP 62096696 A JP62096696 A JP 62096696A JP 9669687 A JP9669687 A JP 9669687A JP S63261882 A JPS63261882 A JP S63261882A
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Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、異なった波長を同時に光電変換する太陽電池
、光検出器等に適用するのに好適な半導体素子に関する
。
、光検出器等に適用するのに好適な半導体素子に関する
。
光応用技術の発達に伴い、システムを構成する素子には
多種多様な機能が要求されている。その−例として異な
った波長の光を同時に発振あるいは受光する素子が挙げ
られる。これらの素子は、禁止帯幅の小さな半導体のp
n接合層の上部に禁止帯幅の大きな半導体のpn接合を
積層した構造を共通して持っていることが特徴である。
多種多様な機能が要求されている。その−例として異な
った波長の光を同時に発振あるいは受光する素子が挙げ
られる。これらの素子は、禁止帯幅の小さな半導体のp
n接合層の上部に禁止帯幅の大きな半導体のpn接合を
積層した構造を共通して持っていることが特徴である。
以下、高効率が期待されるモノリシック型多接合太陽電
池を例に挙げて説明する。このタイプの太陽電池では、
1つの基板上に2つ以上の太陽電池を直列に積層し、太
陽電池間をトンネル接合層により電気接続するものであ
る。理論計算によれば、多接釡太陽電池は、単−接合等
の他のタイプに比べ、最高効率を示すことが予測されて
いる。
池を例に挙げて説明する。このタイプの太陽電池では、
1つの基板上に2つ以上の太陽電池を直列に積層し、太
陽電池間をトンネル接合層により電気接続するものであ
る。理論計算によれば、多接釡太陽電池は、単−接合等
の他のタイプに比べ、最高効率を示すことが予測されて
いる。
この素子の動作原理は、短波長光を上部の太陽電池(以
後上部セルと呼ぶ)で、長波長光を下部の太陽電池(以
後下部セルと呼ぶ)で波長分割して受光し、各セルで誘
起される電圧を加算して出力として取り出す。製作上の
観点から2つの太陽電池の構成材料としては、格子不整
合がほとんどないGaAsとM G a A sの組み
合せが最も有望である。
後上部セルと呼ぶ)で、長波長光を下部の太陽電池(以
後下部セルと呼ぶ)で波長分割して受光し、各セルで誘
起される電圧を加算して出力として取り出す。製作上の
観点から2つの太陽電池の構成材料としては、格子不整
合がほとんどないGaAsとM G a A sの組み
合せが最も有望である。
第2図(a)に、従来のAuGaAs−GaAs2接合
太陽電池の断面構造を(基板の導電型がP型の場合を一
例として)示す。
太陽電池の断面構造を(基板の導電型がP型の場合を一
例として)示す。
図において、100は半導体基板、1は下部セル、2は
上部セル、3は下部セル1および上部セル2とを電気的
に接続するトンネル接合層、4は裏面電界層、5は窓層
、6は電極層である。
上部セル、3は下部セル1および上部セル2とを電気的
に接続するトンネル接合層、4は裏面電界層、5は窓層
、6は電極層である。
太陽光は、上部セル2の晟。−35Gao−sg As
電池で0.67−以下の波長の光が、下部セル1のGa
As電池で0.67〜0.9t!mの光が各々吸収され
、各セルにはともに1v程度の電圧が誘起される。トン
ネル接合層3は、2つのセルで形成されたキャリアを電
圧損失なく電気接続するという重要な役割を果たす。最
表面のGaAs層6は電極用、Al。、。
電池で0.67−以下の波長の光が、下部セル1のGa
As電池で0.67〜0.9t!mの光が各々吸収され
、各セルにはともに1v程度の電圧が誘起される。トン
ネル接合層3は、2つのセルで形成されたキャリアを電
圧損失なく電気接続するという重要な役割を果たす。最
表面のGaAs層6は電極用、Al。、。
Gao、1Asの窓層5は上部セル2で形成されたキャ
リアの表面再結合を軽減するため、AQo、。
リアの表面再結合を軽減するため、AQo、。
Ga0.、Asの裏面電界M4は上部セル2中のキャリ
アを効率良く収集するため、に各々形成される。
アを効率良く収集するため、に各々形成される。
上部セル2であるM G a A s太陽電池の特性は
、膜形成時の温度(以後成長温度と呼ぶ)に敏感で、成
長温度が上昇するにつれて特性は著しく向上する。一方
、トンネル接合層3は、その形成後に、裏面電界H4、
上部セル2、窓層5、電極層6の成長が終るまで高温に
さらされるが、これら歳GaAs層あるいはGaAs層
の成長温度の上昇とともにトンネル接合の特性は急速に
劣化する。下部セル1のGaAs太陽電池の特性は成長
温度に敏感ではない。
、膜形成時の温度(以後成長温度と呼ぶ)に敏感で、成
長温度が上昇するにつれて特性は著しく向上する。一方
、トンネル接合層3は、その形成後に、裏面電界H4、
上部セル2、窓層5、電極層6の成長が終るまで高温に
さらされるが、これら歳GaAs層あるいはGaAs層
の成長温度の上昇とともにトンネル接合の特性は急速に
劣化する。下部セル1のGaAs太陽電池の特性は成長
温度に敏感ではない。
したがって、第2図(a)の構造を作製する際、上部セ
ル2の成長温度が低い場合にはAuGaAsffi中に
結晶欠陥が多数形成されるため、セル内で形成されたキ
ャリアがこれらの欠陥で消滅し、その結果、2接合電池
の特性が電流の小さいM G a A sセルで制限さ
れてしまい、光電効率の低下を招いていた。
ル2の成長温度が低い場合にはAuGaAsffi中に
結晶欠陥が多数形成されるため、セル内で形成されたキ
ャリアがこれらの欠陥で消滅し、その結果、2接合電池
の特性が電流の小さいM G a A sセルで制限さ
れてしまい、光電効率の低下を招いていた。
一方、上部セル2を十分な太陽電池特性が得られる高温
で成長した場合は、トンネル接合層3にn型およびp型
ドーパントがいずれも101″am−3程度に高濃度ド
ープされているので、ドーパントが熱拡散し、トンネル
電流が減少する。例えば、文献(ジャーナルオブアプラ
イドフイジックス(J、^pp1. Phys、 )(
1982年)53巻744頁)によれば、655℃、2
00秒のアニールによりトンネル電流は1/8に減少す
る。
で成長した場合は、トンネル接合層3にn型およびp型
ドーパントがいずれも101″am−3程度に高濃度ド
ープされているので、ドーパントが熱拡散し、トンネル
電流が減少する。例えば、文献(ジャーナルオブアプラ
イドフイジックス(J、^pp1. Phys、 )(
1982年)53巻744頁)によれば、655℃、2
00秒のアニールによりトンネル電流は1/8に減少す
る。
熱劣化がさらに進行すると、トンネル接合M3は逆方向
ダイオードに変質するため、トンネル接合部分に大きな
逆起電力が発生し、2つのセルで発生した起電圧の数l
O%を減少させる。その結果。
ダイオードに変質するため、トンネル接合部分に大きな
逆起電力が発生し、2つのセルで発生した起電圧の数l
O%を減少させる。その結果。
2接合太陽電池の効率は低下する。第2図(b)に、6
50℃で作製した場合の従来の太陽電池の出力特性の実
例が示され、暗状態ではビルトイン電圧が約2vを示す
が、太陽光照射時には開放端電圧は1.4vに減少する
。
50℃で作製した場合の従来の太陽電池の出力特性の実
例が示され、暗状態ではビルトイン電圧が約2vを示す
が、太陽光照射時には開放端電圧は1.4vに減少する
。
このように、AuGaAs−GaAs2接合型太陽電池
は理論的には30%の効率が予想されているが、製作上
の雑魚から現実には15%以下のものしか得られていな
かった。
は理論的には30%の効率が予想されているが、製作上
の雑魚から現実には15%以下のものしか得られていな
かった。
本発明の目的は、Al G a A s層の形成に必要
な高温成長において、その時に生ずるG a A s
トンネルダイオードの熱劣化を解決する構造を有する半
導体素子を提供することにある。
な高温成長において、その時に生ずるG a A s
トンネルダイオードの熱劣化を解決する構造を有する半
導体素子を提供することにある。
本発明は、AIl G a A s上部セルとG a
A s下部セルの間にGaAsトンネル接合層を設けて
少なくとも2個のセルを一体化した半導体素子において
、トンネル接合層と下部セルの間にAll G a A
sを成分とする熱劣化防止層を付加したことを構成上
の特徴とする。
A s下部セルの間にGaAsトンネル接合層を設けて
少なくとも2個のセルを一体化した半導体素子において
、トンネル接合層と下部セルの間にAll G a A
sを成分とする熱劣化防止層を付加したことを構成上
の特徴とする。
このようにすれば、トンネル接合層の特性を劣化するこ
となく、上部に設けられるAl G a A sを成分
とする上部セルを高温で成長(形成)できるので、特性
の優れた多波長用半導体素子を容易に実現できる。
となく、上部に設けられるAl G a A sを成分
とする上部セルを高温で成長(形成)できるので、特性
の優れた多波長用半導体素子を容易に実現できる。
以下、A立Q B A 5− G a A s 2接合
太陽電池に適用した実施例について述べる。モノリシッ
ク型多接合太陽電池の基礎データを得るために、トンネ
ル接合層のみを分子線エピタキシャル法で作製し、その
熱劣化特性を調べた。試料の構成は、第3図(a)、(
b)に示すように、GaASトンネル接合層3をu X
G a□−xAs層でサンドインチした構造となってい
る。
太陽電池に適用した実施例について述べる。モノリシッ
ク型多接合太陽電池の基礎データを得るために、トンネ
ル接合層のみを分子線エピタキシャル法で作製し、その
熱劣化特性を調べた。試料の構成は、第3図(a)、(
b)に示すように、GaASトンネル接合層3をu X
G a□−xAs層でサンドインチした構造となってい
る。
(a)は、n型GaAs基板上に本発明による熱劣化防
止層7、すなわちn型A立xGa1−xAs層(キャリ
ア濃度3 X 10” an−’、膜厚O,S、) 、
次にトンネル接合層3、すなわちn++型G a A
sM(6×10”a++−’、0.05虜) 、 P”
+型Ga’As店(1,5X10”ac−”、0.05
11m) 、裏面電界層4のAQX G a、 −XA
s層(5X 10” an−’、1岬)、さらに電極層
6のG a A s Mを順に積層したもので、(b)
は、膜厚およびキャリア濃度を(a)と同一とし、伝導
型をすべて逆にした構造である。前者をP++−n←タ
イプ、後者をn++ 、++タイプと呼ぶことにする
6なお、裏面電界層4は5第2図の2接合太陽電池の構
造に合わせるために設けたもので、以下に述べるG a
A s トンネルダイオードの熱劣化特性には何ら影
響を及ぼさない。n型ドーパントにはBe(ベリリウム
)、n型ドーパントにはSi(シリコン)を用いた。
止層7、すなわちn型A立xGa1−xAs層(キャリ
ア濃度3 X 10” an−’、膜厚O,S、) 、
次にトンネル接合層3、すなわちn++型G a A
sM(6×10”a++−’、0.05虜) 、 P”
+型Ga’As店(1,5X10”ac−”、0.05
11m) 、裏面電界層4のAQX G a、 −XA
s層(5X 10” an−’、1岬)、さらに電極層
6のG a A s Mを順に積層したもので、(b)
は、膜厚およびキャリア濃度を(a)と同一とし、伝導
型をすべて逆にした構造である。前者をP++−n←タ
イプ、後者をn++ 、++タイプと呼ぶことにする
6なお、裏面電界層4は5第2図の2接合太陽電池の構
造に合わせるために設けたもので、以下に述べるG a
A s トンネルダイオードの熱劣化特性には何ら影
響を及ぼさない。n型ドーパントにはBe(ベリリウム
)、n型ドーパントにはSi(シリコン)を用いた。
第4図に、熱劣化防止層7であるAQx G al−X
A sMのAf1組成をパラメータにとった場合の、
2接合太陽電池のトンネルピーク電流密度と熱処理温度
との関係を示す。試料は成長温度550℃(x = 0
の試料)あるいは630℃(x=0.6.0.9の試料
)で作製し、分子線エピタキシャル装置内でAs分子線
を照射しながら各温度で熱処理を行なった。
A sMのAf1組成をパラメータにとった場合の、
2接合太陽電池のトンネルピーク電流密度と熱処理温度
との関係を示す。試料は成長温度550℃(x = 0
の試料)あるいは630℃(x=0.6.0.9の試料
)で作製し、分子線エピタキシャル装置内でAs分子線
を照射しながら各温度で熱処理を行なった。
熱処理時間は、2接合太陽電池の上部セル、窓層、電極
層の成長時間を考慮して2時間とした。同図から明らか
なように、熱処理温度が上昇するにつれて、ピーク電流
密度は急激に減少するが、(a)のp++−n++およ
び(b)のn+4−p++タイプともに、減少の程度は
Aiの組成Xに大きく依存する。
層の成長時間を考慮して2時間とした。同図から明らか
なように、熱処理温度が上昇するにつれて、ピーク電流
密度は急激に減少するが、(a)のp++−n++およ
び(b)のn+4−p++タイプともに、減少の程度は
Aiの組成Xに大きく依存する。
すなわち、Xが増加するにつれて、ピーク電流の減少は
少ないことがわかる。上部セルと下部セルの電流整合値
20m A / am ”を目安にすると、昇温可能な
上限の温度は、X=0では600℃、x =0.6で6
60℃、x =0.9では730℃である。
少ないことがわかる。上部セルと下部セルの電流整合値
20m A / am ”を目安にすると、昇温可能な
上限の温度は、X=0では600℃、x =0.6で6
60℃、x =0.9では730℃である。
ところで、AEI G a A s太陽電池では、成長
温度が630℃以上のとき、温度の上昇とともに特性が
著しく向上し、700’C以上で特性が飽和することが
知られている。したがって、第4図の結果より、x=0
.6以上のMXGa1+XAs層を熱劣化防止層として
用いれば、トンネル接合層の特性を劣化させることなく
AAGaAsセルを高温で成長できることが導かれる。
温度が630℃以上のとき、温度の上昇とともに特性が
著しく向上し、700’C以上で特性が飽和することが
知られている。したがって、第4図の結果より、x=0
.6以上のMXGa1+XAs層を熱劣化防止層として
用いれば、トンネル接合層の特性を劣化させることなく
AAGaAsセルを高温で成長できることが導かれる。
第1図(a)に、本発明の一実施例のM G a A
5−GaAs2接合太陽電池の断面構造を(基板の導電
型がp型の場合を一例として)示す。
5−GaAs2接合太陽電池の断面構造を(基板の導電
型がp型の場合を一例として)示す。
上記の結果に基づいて、この図に示す2接合太陽電池の
構造、すなわち、p型GaAs基板100上にp型Ga
As層(キャリア濃度8 X 10” am −’ 、
膜厚34)、n型GaAs層(2,5X 10” an
−’、o、1.m)、n型Mo、、Ga0.、Ag層(
2,5X10”an−3,0,!gan)n ++型G
aAs層(6XIO”am−”、o、os、m)、p0
型G a A sM(1,5X 101gcxn−”、
0.054) 、 p型AQo、sGa、、4As層
(5X 10” atr−’、0.2ρ)、p型M。、
、Ga、、、As層(8X10”am’″’、2虜)、
n型A11.、、 Ga、、、 As層(2,5X 1
0”cm−’、o、os、m)、n型M。、、Ga、、
、As層(2,5X 10” cm−”、0.1gn)
、n型GaAs層(2,5X 10” an−’、0.
05虜)の順に700℃の成長温度で積層した。100
は半導体躯板、1は下部セル、7は熱劣化防止層、3は
トンネル接合層、4は裏面電界層、2は上部セル、5は
窓層、6は電極層である。
構造、すなわち、p型GaAs基板100上にp型Ga
As層(キャリア濃度8 X 10” am −’ 、
膜厚34)、n型GaAs層(2,5X 10” an
−’、o、1.m)、n型Mo、、Ga0.、Ag層(
2,5X10”an−3,0,!gan)n ++型G
aAs層(6XIO”am−”、o、os、m)、p0
型G a A sM(1,5X 101gcxn−”、
0.054) 、 p型AQo、sGa、、4As層
(5X 10” atr−’、0.2ρ)、p型M。、
、Ga、、、As層(8X10”am’″’、2虜)、
n型A11.、、 Ga、、、 As層(2,5X 1
0”cm−’、o、os、m)、n型M。、、Ga、、
、As層(2,5X 10” cm−”、0.1gn)
、n型GaAs層(2,5X 10” an−’、0.
05虜)の順に700℃の成長温度で積層した。100
は半導体躯板、1は下部セル、7は熱劣化防止層、3は
トンネル接合層、4は裏面電界層、2は上部セル、5は
窓層、6は電極層である。
第4図(b)に、この太陽電池の出力特性を示す。この
図に示すように、開放端電圧2vが得られ、トンネル接
合による電圧損失は0.05V以下であった。この結果
は、700℃においてもトンネル接合の劣化が少なく、
十分なピーク電流を維持しているこiが分かり、第4図
の結果を裏付けている。太陽電池の効率は20%で、こ
の値は1 sunの照射条件では世界最高値であるが、
理論値に比べまだ小さい。これは各層の膜厚、キャリア
濃度等が最適化されていないからであり、今後、これら
のパラメータを検討することにより改善できることは言
うまでもない。なお、第1図に示した実施例ではp型基
板を用い、前述のp++−n++タイプの構造を有する
場合について示したが、第4図に示すように、p++−
n++よりも若干熱劣化特性は劣るが、従来構造に比べ
充分に特性の改良が期待できる構造として、n型基板を
用い、n++−p++タイプの構造を含む構造(すなわ
ち、第1図(a)の構造において、各層の導電型をすべ
て逆にした構造)も、熱劣化抑止の作用を奏することは
言うまでもない。
図に示すように、開放端電圧2vが得られ、トンネル接
合による電圧損失は0.05V以下であった。この結果
は、700℃においてもトンネル接合の劣化が少なく、
十分なピーク電流を維持しているこiが分かり、第4図
の結果を裏付けている。太陽電池の効率は20%で、こ
の値は1 sunの照射条件では世界最高値であるが、
理論値に比べまだ小さい。これは各層の膜厚、キャリア
濃度等が最適化されていないからであり、今後、これら
のパラメータを検討することにより改善できることは言
うまでもない。なお、第1図に示した実施例ではp型基
板を用い、前述のp++−n++タイプの構造を有する
場合について示したが、第4図に示すように、p++−
n++よりも若干熱劣化特性は劣るが、従来構造に比べ
充分に特性の改良が期待できる構造として、n型基板を
用い、n++−p++タイプの構造を含む構造(すなわ
ち、第1図(a)の構造において、各層の導電型をすべ
て逆にした構造)も、熱劣化抑止の作用を奏することは
言うまでもない。
このように、本発明の構造をAQGaAs−GaAs2
接合太陽電池に適用した実施例では、Al G a A
s上部セルを良好な特性が得られる高温で形成しても
トンネル接合層の熱劣化がないので、効率の高い太Ph
1l池を得ることができる。
接合太陽電池に適用した実施例では、Al G a A
s上部セルを良好な特性が得られる高温で形成しても
トンネル接合層の熱劣化がないので、効率の高い太Ph
1l池を得ることができる。
以上、太陽電池を一例として説明したが、第1図(a)
の構造はそのままの形で、多波長の光検出器に適用でき
る。さらに、同図において、上部および下部セルのpn
接合部分をダブルへテロ構造にすることにより、多波長
発振レーザに適用できる。このように、本発明による構
造を有する半導体素子は、光電変換素子として幅広く適
用できる。
の構造はそのままの形で、多波長の光検出器に適用でき
る。さらに、同図において、上部および下部セルのpn
接合部分をダブルへテロ構造にすることにより、多波長
発振レーザに適用できる。このように、本発明による構
造を有する半導体素子は、光電変換素子として幅広く適
用できる。
以上説明したように、本発明によれば、G a A s
下部セルとG a A s トンネル接合層との間にM
G aAsを成分とする熱劣化防止層を挿入したこと
により、AIl G a A s上部セルを良好な特性
が得られる高温で形成してもトンネル接合層の熱劣化を
防止でき、特性の優れた半導体素子を得ることができる
。
下部セルとG a A s トンネル接合層との間にM
G aAsを成分とする熱劣化防止層を挿入したこと
により、AIl G a A s上部セルを良好な特性
が得られる高温で形成してもトンネル接合層の熱劣化を
防止でき、特性の優れた半導体素子を得ることができる
。
第1図(a)、(b)は、それぞれ本発明の一実施例の
モノリシック型2接合M G a A s −G a
A s太陽電池d断面構造と出力特性を示す図、第2図
(a)、(b)は、それぞれ従来のモノリシック型2接
合All G a A s −G a A s太陽電池
の断面構造と出力特性を示す図、第3図(、)、(b)
は、それぞれ熱劣化試験に用いたトンネル接合を有する
試料の断面構造を示す図、第4図は、GaAsトンネル
ダイオードのピーク電流の熱劣化特性を示す図である。 1・・・下部セル 2・・・上部セル 3・・・トンネル接合層 4・・・裏面電界層 5・・・窓層 6・・・電極層 7・・・熱劣化防止層 100・・・半導体基板
モノリシック型2接合M G a A s −G a
A s太陽電池d断面構造と出力特性を示す図、第2図
(a)、(b)は、それぞれ従来のモノリシック型2接
合All G a A s −G a A s太陽電池
の断面構造と出力特性を示す図、第3図(、)、(b)
は、それぞれ熱劣化試験に用いたトンネル接合を有する
試料の断面構造を示す図、第4図は、GaAsトンネル
ダイオードのピーク電流の熱劣化特性を示す図である。 1・・・下部セル 2・・・上部セル 3・・・トンネル接合層 4・・・裏面電界層 5・・・窓層 6・・・電極層 7・・・熱劣化防止層 100・・・半導体基板
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体基板上にGaAspn接合層とAlGaAs
pn接合層が少なくとも1組積層され、両者の間に介在
されたGaAsトンネル接合層により両者が電気的に接
続され、かつ、上記GaAspn接合層と上記GaAs
トンネル接合層との間にAl_xGa_1_−_xAs
層が挿入された構造を少なくとも有することを特徴とす
る半導体素子。 2、上記Al_xGa_1_−_xAs層のAl組成x
が約0.6以上であることを特徴とする半導体素子。 3、上記半導体基板がGaAsから成ることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の半導体素子。 4、上記半導体基板がSiから成ることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の半導体素子。 5、上記構造によりモノリシック型AlGaAs−Ga
As2接合太陽電池が構成されていることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の半導体素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62096696A JPS63261882A (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 半導体素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62096696A JPS63261882A (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 半導体素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63261882A true JPS63261882A (ja) | 1988-10-28 |
Family
ID=14171931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62096696A Pending JPS63261882A (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 半導体素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63261882A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05326996A (ja) * | 1992-05-20 | 1993-12-10 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
JPH07283428A (ja) * | 1994-04-15 | 1995-10-27 | Hitachi Cable Ltd | 太陽電池 |
JPH08162659A (ja) * | 1994-12-06 | 1996-06-21 | Japan Energy Corp | 太陽電池 |
JPH09283778A (ja) * | 1996-02-28 | 1997-10-31 | Hitachi Ltd | 太陽電池 |
JP2015518283A (ja) * | 2012-04-23 | 2015-06-25 | ナンヤン テクノロジカル ユニヴァーシティー | セル配列 |
JP2020517121A (ja) * | 2017-04-17 | 2020-06-11 | 中国科学院蘇州納米技術与納米▲ファン▼生研究所 | マルチスタック積層レーザ太陽電池及びその製造方法 |
-
1987
- 1987-04-20 JP JP62096696A patent/JPS63261882A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05326996A (ja) * | 1992-05-20 | 1993-12-10 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
JPH07283428A (ja) * | 1994-04-15 | 1995-10-27 | Hitachi Cable Ltd | 太陽電池 |
JPH08162659A (ja) * | 1994-12-06 | 1996-06-21 | Japan Energy Corp | 太陽電池 |
JPH09283778A (ja) * | 1996-02-28 | 1997-10-31 | Hitachi Ltd | 太陽電池 |
JP2015518283A (ja) * | 2012-04-23 | 2015-06-25 | ナンヤン テクノロジカル ユニヴァーシティー | セル配列 |
JP2020517121A (ja) * | 2017-04-17 | 2020-06-11 | 中国科学院蘇州納米技術与納米▲ファン▼生研究所 | マルチスタック積層レーザ太陽電池及びその製造方法 |
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