JPS63259470A - 車輪滑走防止装置 - Google Patents

車輪滑走防止装置

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JPS63259470A
JPS63259470A JP9283987A JP9283987A JPS63259470A JP S63259470 A JPS63259470 A JP S63259470A JP 9283987 A JP9283987 A JP 9283987A JP 9283987 A JP9283987 A JP 9283987A JP S63259470 A JPS63259470 A JP S63259470A
Authority
JP
Japan
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wheel
wheels
skidding
difference
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP9283987A
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English (en)
Inventor
Yoshio Sasajima
笹島 喜雄
Osamu Shimizu
修 清水
Masamichi Otsuka
大塚 政道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、鉄道車両における車輪の滑走を防止する装置
に関し、複数個の車輪に個別的に車輪回転検出器を備え
、各車輪回転検出器から出力される各回転検出信号の差
をとることにより、差信号を利用して、滑走車輪のブレ
ーキ力を緩めてレー、ルに再粘着させ、車輪滑走を防止
できるようにしたものである。
従来の技術 鉄道車両の車輪にブレーキを作用させて停止するとき、
ブレーキ力を増して車輪制動力を増加すればする程、車
両は早く停止し、ブレーキ距離が短くなる。しかし、車
輪に加えるブレーキ力の増大には限界がある。即ち、鉄
道車両は鉄製の車輪で、鉄製のレール上を走行しており
、過度の制動力で車輪の回転を停めたとすると、車輪は
回転せずに、ロックされた状態でレール上を滑走する。
この場合、車輪とレールは共に鉄製であり、両者間の摩
擦力が小さいため、ブレーキ距離がかえって長くなって
しまう。従って、車両を所定のブレーキ距離で停止させ
るには、車輪が滑走せずに、転がりながら停止するのが
最も望ましい。これを実現するためには、車輪とレール
との間の粘着力の範囲内で、車輪にブレーキをかけなけ
ればならない。
ところが、車輪とレールとの間の粘着力は、両者間の状
態によって異なり、例えばレールが雨で濡れていたり、
雪が付着していたり、或いは錆ていると、粘着力が小さ
くなり、同じようなブレーキ力を加えた場合でも、同−
編成内で、滑走する車輪と、滑走しない車輪が発生する
滑走を生じると、車輪1の外径がレール2と接触する部
分で削り取られ、車輪1の外周面が、第6図の正常な円
形から、第7図に示すように、フラット面(イ)を含む
歪んだ形状となり、走行中に、振動や騒音が発生し、乗
り心地が悪くなる。従って、滑走によってフラット面(
イ)が生じた場合は、車両工場で車輪の外周面を削り、
第7図のように円形状(ロ)に修正する必要があり、そ
の作業が非常に面倒になる。しかも、全車両の車輪径を
合せる必要があるので、フラット面(イ)のある車輪ば
かりではなく、全車輪の外周面を削る必要があり、作業
に長時間を必要とし、非常に面倒である。
また、滑走状態によっては、車輪1の温度が滑走部分で
異常に上昇して、車輪1の円周方向で見た温度分布が著
しく不均一になり、車輪1にクラックが入ったり、最悪
の場合には割損事故を招く危険性も生じる。
車輪滑走を防止する手段として、従来は、速度検出器と
して用いられているタコ・ジェネレータを利用し、タコ
・ジェネレータの検出信号が回転数零に近い値になった
時に、車輪滑走を生じたと判定し、ブレーキ力を緩めて
いた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、タコ・ジェネレータによって得られた車
輪回転情報が、車輪滑走を生じる値に該当するか否かの
判定及び車輪滑走を防止するためのブレーキ投入時期の
選択等は、運転手の経験と勘とに頼らざるを得なかった
。このため、滑走を完全に防止することは困難であった
問題点を解決するための手段 上述する従来の問題点を解決するため、本発明は、鉄道
車両における車輪の滑走を防止する装置、 において、
複数個の車輪に個別的に備えられた複数個の車輪回転検
出器と、前記複数個の車輪回転検出器から出力される各
回転検出信号の差をとる処理回路とを有することを特徴
とする。
作用 ブレーキ投入により、滑走とみなされる車輪と、滑走し
ていない車輪とが生じた場合、滑走車輪に備えられた回
転検出器から出力される回転検出信号と、滑走していな
い車輪に備えられた回転検出器から出力される回転検出
信号との間に差を生じる。この差を処理回路によって検
出する。そして、処理回路から出力される差信号に基い
て、滑走車輪のブレーキ力を緩めてレールに再粘着させ
、車輪滑走を回避する。
実施例 第1図は本発明に係る車輪滑走防止装置のブロック図で
ある。図において、101〜104は車輪、31〜34
は車輪回転検出器、4は処理回路、51〜54はブレー
キ制御系、61〜64はブレーキで、これらは車両iに
搭載されている。
2はレール、8は地面である。
車輪回転検出器31〜34は車輪101〜104のそれ
ぞれに個別的に備えられ、各車輪101〜104の回転
数を個別的に検出できるようになっている。車輪回転検
出器31〜34はタコ・ジェネレータでもよいが、第2
図及び第3図に示すように、車輪101〜104の側面
に適当な個数及び角度間隔でマグネット3Aを取付け、
このマグネット3Aの回転円周上に、例えばホール素子
または磁気抵抗素子等でなる磁気センサ3Bを対向配置
した構造であってもよい。タコ・ジェネレータは、既存
車両7の車輪101〜104に対して新設することがむ
ずかしく、またコスト高になるが、マグネット3Aと磁
気センサ3Bとの組合せの場合には、このような問題が
ない。
処理回路4は例えばマイコン等でなるものであって、車
輪回転検出器31〜34から入力される各車輪回転検出
信号を比較し、その差信号を得る。ブレーキ投入時に、
車輪101〜104に、滑走車輪と、滑走していない車
輪とが生じた場合、滑走車輪に備えられた車輪回転検出
器から出力される回転検出信号と、滑走していない車輪
に備えられた回転検出器から出力される回転検出信号と
の間に差を生じる。この差を処理回路4によって検出す
る。
処理回路4で得られた差信号は、ブレーキ制御系51〜
54に入力し、滑走状態にある車輪101〜104のブ
レーキ61〜64の制動力を緩めてレール2に再粘着さ
せ、車輪滑走及び滑走を回避する。
第4図及び第5図は処理回路4の具体的な構成を示すブ
ロック図である。まず、第4図の実施32)と(33,
34)との2つの組に分け、各組(31,32)、(3
3,34)毎に車輪回転検出信号の差をとるようになっ
ている。まず、車輪回転検出器(31,32)側では、
車輪回転検出器31.32の出力信号を増幅器401.
402で増幅した後、各増幅出力を混合器411に入力
してその差信号を取り出す。車輪回転検出器31.32
は、通常、タコ・ジェネレータまたは磁気センサ等の回
転数検出器として構成されているので、混合器411で
は、車輪回転検出器3!、32の回転数の差信号が取り
出される。混合器411の出力は高域フィルタ421を
通して整流し、回転数の差に相当する直流出力が得られ
る。この直流出力を比較器431に入力して基準値と比
較し、一定値以上になったときに、車輪101または1
02の何れかが滑走しているとして、リレー441を駆
動し、リレー441の接点(図示しない)を利用してブ
レーキ制御系51.52(第1図参照)に信号を送り、
滑走防止のためのブレーキ制御を行なう。
車輪回転検知器33.34側でも、増幅器403.40
4、混合器412、高域フィルタ432及びリレー44
2を備え、同様の動作を行なわせる。
次に第5図の実施例では、車輪回転検出器31.32の
回転検出信号を増幅器401.402で増幅した後、F
/V変換器451.452によって、周波数信号として
与えられる回転検出信号を電圧信号E31xE32に変
換し、電圧信号E31、E32を比較器46で比較して
、差信号(E 3IE 32)をとり出す。そして、差
信号(E31  E32)がE31  E32>Oにお
いて、一定値となった場合は車輪102が滑走している
とし、E 3+  E 32< Oにおいて、一定値に
なったときは車輪101が滑走しているとする。図示は
していないが、車輪回転検出器33.34側でも同様の
回路構成とし、同様の処理を行なう。
車輪回転検出器31〜34の組合せは、全回転検出信号
について、相互比較できる組合せが望ましい。例えば車
輪回転検出器(31,32)、(31,33)、(31
,34)、(32,33)、(32,34)、(33,
34)の組合せのようなものである。これにより全車輪
101〜104において滑走車輪を安定に検出できる。
発明の効果 以上述べたように、本発明は、鉄道車両における車輪の
滑走を防止する装置において、複数個の車輪に個別的に
備えられた複数個の車輪回転検出器と、前記複数個の車
輪回転検出器から出力される各回転検出信号の差をとる
処理回路とを有することを特徴とするから、車輪回転検
出信号の差信号を利用して、滑走車輪のブレーキ力を緩
めてレールに再粘着させ、車輪滑走を防止し得る車輪滑
走防止装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車輪は走防止装置のブロック図、
第2図及び第3図は本発明に係る車輪滑走防止装置に用
いられる車輪回転検出器の一例を示す図、第4図は本発
明に係る車輪滑走防止装置の一実施例におけるブロック
図、第5図は同じく別の実施例におけるブロック図、第
6図及び第7図は車輪滑走による問題点を説明する図で
ある。 101〜104・・・車輪 31〜34・・・車輪回転検出器 4・・・処理口 第1 図 第2図   C30 第4図 第5図 第60     第7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄道車両における車輪の滑走を防止する装置にお
    いて、複数個の車輪に個別的に備えられた複数個の車輪
    回転検出器と、前記複数個の車輪回転検出器から出力さ
    れる各回転検出信号の差をとる処理回路とを有すること
    を特徴とする車輪滑走防止装置。
  2. (2)前記車輪回転検出器は、前記車輪に取付けられた
    マグネットと、このマグネットに感応する磁気センサと
    でなることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    車輪滑走防止装置。
  3. (3)前記車輪回転検出器は、タコ・ジェネレータであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の車輪
    滑走防止装置。
JP9283987A 1987-04-15 1987-04-15 車輪滑走防止装置 Pending JPS63259470A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4973593A (ja) * 1972-10-25 1974-07-16
JPS4983110A (ja) * 1972-12-05 1974-08-09
JPS6057284A (ja) * 1983-09-07 1985-04-03 Shimadzu Corp 磁気探知装置
JPS62143756A (ja) * 1985-12-17 1987-06-27 Akebono Brake Res & Dev Center Ltd アンチスキツド制御装置

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