JPS63259202A - 方向制御弁 - Google Patents

方向制御弁

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JPS63259202A
JPS63259202A JP9324887A JP9324887A JPS63259202A JP S63259202 A JPS63259202 A JP S63259202A JP 9324887 A JP9324887 A JP 9324887A JP 9324887 A JP9324887 A JP 9324887A JP S63259202 A JPS63259202 A JP S63259202A
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JP
Japan
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valve
valve element
port
main
pilot
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JP9324887A
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Yusaku Nozawa
勇作 野沢
Wataru Otsu
渉 大津
Nobuhiko Ichiki
伸彦 市来
Masami Ochiai
落合 正己
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、液圧機械等に備えられるアクチュエータの駆
動を制御する方向制御弁に関する。
〈従来の技術〉 第3図はアクチュエータLを駆動するために用いられる
従来のスプール形式の方向制御弁を示す説明図である。
この方向制御弁のスプール1を操作するのに例えば油圧
力を利用し、仮にパイロットライン2から圧油が導入さ
れるものとすると、弁本体4内に配置されるスプール1
はばね3の力と釣合うまで左方に移動する。この結果、
ポンプポートPと負荷ポートBが連通し、負荷ポートA
とタンクポートTが連通し、これによりアクチュエータ
Lのロッドは右方に伸長する。
このようなスプール形式の方向制御弁によってアクチュ
エータLを駆動する場合は、1本のスプール1で、各ポ
ートP→B、 A−T : P−A、 B−Tの切換え
ができ、簡単な構造とすることができるが、スプール1
が弁本体4に摺動自在に組み込まれているため、スプー
ル1と弁本体4とのすき間からの油の洩れ、すなわち負
荷ポートA、Bからタンクポート]゛への洩れを皆無と
することはできない。この洩れは、使用油圧が250K
g/cn!程度までであれば、スプール1と弁本体4と
のすき間を極力小さくすることで対処し得たが、250
Kg/−以上の高圧力がかかる場合には、すき間を小さ
くすること自体にも限界があることから対処し切れない
のが実情である。
このようなことから、従来、第4図に示すように第1の
弁要素1.、第2の弁要素1ffi、第3の弁要素O1
、第4の弁要素0204つの弁要素を組合せた方向制御
弁が提案されている。
この第4図の方向制御弁にあって、アクチュエータLの
ロッドを例えば伸長させようとする場合には、第2の弁
要素i2の可変絞りA2を操作し、ポンプポートPと負
荷ポートBとを連通させ、第3の弁要素0.の可変絞り
A2を操作し、負荷ポートAとタンクポートTとを連通
させることがおこなわれる。また、アクチュエータLの
ロッドを逆に収縮させようとする場合は、第1の弁要素
l11第4の弁要素o2のそれぞれの可変絞りA!を操
作することがおこなわれる。このような4つの弁要素i
、、i、、o、、o□を有する方向制御弁にあっては、
負荷ボー)A、BからタンクポートTに連なる系格中に
シート部が形成されているために、上述のような250
Kg/cff1以上の油圧力がかかつても油の洩れを生
じることはない。
ところで、第5図(a)は上述した第4図に示す方向制
御弁の1つの弁要素の動作原理を示す説明図、第5図(
b)は第5図(a)に示す弁要素の機能を例示する説明
図で、これにより当該弁要素の動作原理について以下に
述べる。
第5図(a)において、P、は弁入口圧、P。
は弁出口圧、PCは弁制御室の圧力を示している。
主弁5は弁入口ポートと弁制御室の間を連絡する絞りA
Iを有している。主弁5はパイロット弁を操作すること
により移動する。第5図(b)には、パイロット弁6を
操作したとき、前述のPl。
PC,P、の圧力がどのような関係となるかが示されて
いる。
これらの第5図(a)、  (b)において、パイロッ
ト弁6が閉じ状態のとき、PC−P、の関係にあり、絞
りA1の面積に比べてパイロット弁6の絞りA2の開孔
面積が非常に大きいときはPc=p、の関係となる。第
5図(c)は第5図(a)に示す方向制御弁において得
られる特性図、すなわちパイロット弁6の開度零と大と
の間の関係を計算した結果得られる特性図である。この
特性図は、弁出口圧P1−0、及び絞りA、とパイロッ
ト弁6の絞りA2の流量係数は等しいと仮定し、かつ同
一流量が両絞りAI−Azを流れるものと仮定して得ら
れたものであり、横軸には絞りAIに対するパイロット
弁6の絞りA2の比がとってあり、縦軸には弁入口圧P
、に対する弁制御室圧PCの比がとっである。この第5
図(c)から、パイロット弁60絞りA2すなわち弁開
度の増加に伴って、PC/P、−1従ってPC−P、か
ら、pc /p、−o従ってPC−0−P、に次第に変
化して行くことがPC/P、とA z / A + と
の相関関係により明らかになっている。
そして、上述した主弁5の動作は、弁入口側の受圧面積
をA1、弁出口側の受圧面積をA1、弁制御室の受圧面
積をA、とすると、主弁5に作用する媒体圧力はP6 
・As +p、  ・A、−Pc ・A、の時に釣合い
状態となる。これらの関係と上述の第5図(c)に示す
特性図とを関連づけるため、弁出口圧P、−〇とすると
、P、  ・A、−P。
・ACが釣合い関係を示し、PC/P、−A、/ACの
関係となる。そして、例えばAI /AC−0,5とす
ると、PC/P、−0,5の値はA z / A +=
1.0で得られる。すなわち、0≦A z / A I
 ≦1では主弁5はシート側に押し付けられており、A
X /AI  >1となると主弁5はシートから離れ、
上端に衝突するまで運動を続ける。このように、第5図
(a)に示すものはオン・オフ的に作動するようになっ
ている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上述した第4図、第5図(a)に示す従来の方向制御弁
にあっては、′高圧力の場合でも負荷リーク量を小さく
できるものの、主弁5がオン・オフ的にのみ動作し、す
なわち、パイロット弁の操作量に対応する主弁の変位が
得られるものでなく、したがって第4図に示すアクチュ
エータしにあって速度制御をおこなおうとする場合には
適用できず、結局、用途が限られたものになってしまう
また、この第4図に示す従来の方向制御弁にあっては、
第1〜第4の弁要素i、、1..O,。
08の全てのものがシート弁tI造、すなわちシート面
を形成するためのシートリングを有する構成であること
から、高精度なシートリングを製作するための特別な加
工、及びシートリング等の組み込みに伴う煩雑なセンタ
リング仲業をそれぞれの弁要素ごとに要し、製造原価が
高くなる不具合がある。
本発明は、上記した従来技術における実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、高圧力がかけられた場合でも
、負荷リーク量を小さくすることができるとともに、パ
イロット弁の操作量に応じた量の主弁の変位を得ること
ができ、しがも製作が簡単で組み立ての容易な方向制御
弁を提供することにある。
く問題点を解決するための手段〉 この目的を達成するために本発明は、ポンプポートと、
タンクポートと、第1の負荷ポートおよび第2の負荷ポ
ートを有するとともに、パイロット弁の操作量に応じて
、それぞれの主弁が作動する第1の弁要素、第2の弁要
素、第3の弁要素、および第4の弁要素の4つの弁要素
を備え、アクチュエータの駆動を制御するものにおいて
、上述した4つの弁要素のうちの、第1の負荷ポートと
タンクポート間に配置される第3の弁要素、及び第2の
負荷ポートとタンクポート間に配置される第4の弁要素
の2つの弁要素のみをシート弁に設定するとともに、上
述の4つの弁要素のそれぞれの主弁に対して相対的移動
可能な制御部材を設け、これらの制御部材と主弁のそれ
ぞれの互いに対応するものによって可変絞りを形成した
構成にしである。
〈作用〉 本発明は、上記のように第1の負荷ポート及び第2の負
荷ポートとタンクとを連絡する経路中にシート弁を配置
した構成にしであることから、高圧力がかけられても負
荷リーク量を小さくすることができ、また、各弁要素の
主弁と、対応する制御部材とによって弁要素内に可変絞
りを形成しであることから、パイロット弁の操作量に応
じた量の主弁の変位を得ることができ、また、シート弁
は4つの弁要素のうちの2つの弁要素のみであることか
ら、シートリングの数を削減でき、これに伴って高精度
加工の量および煩雑なセンタリング作業の工数を低くす
ることができ、製作が簡単で組み立てが容易である。
〈実施例〉 以下、本発明の方向制御弁を図に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す要部断面図である。
この実施例では、弁本体10に、第1の弁要素11と第
2の弁要素12とを平行に配置し、第3の弁要素13を
第1の弁要素11と直角に配置し、第4の弁要素を第2
の弁要素12と直角に配置し、しかも、第3の弁要素1
3と第4の弁要素14とはタンクポートTを挟んで対向
するように配置しである。第1の弁要素11の主弁15
と、第2の弁要素12の主弁16とは同一構造になって
おり、第3の弁要素13と第4の弁要素14とはシート
弁に設定してあり、しかもこれらの第3の弁要素13の
主弁17と第4の弁要素14の主弁18とは同一構造と
なっている。したがって、以下にあっては説明を簡単に
するために第1の弁要素11と第4の弁要素14の部分
についてのみ説明をおこなう。
なお、第1の弁要素11と第4の弁要素14とは弁本体
10に設けた第1のパイロット弁19により操作され、
また、第2の弁要素12と第3の弁要素13とは第1の
パイロット弁19とは別に、この弁本体10内に設けら
れる図示しないパイロット弁により操作されるようにな
っている。
第1の弁要素11の主弁15は、入口ポートPと出口ポ
ート20との間を主弁15の小径部に設けたランド21
により常時は連通を断っている。
出口ポート20は第3の弁要素13の入口ポート22と
、ポート20からポート22への通油のみを可能とする
逆止弁23を介して接続してあり、第3の弁要素13の
入口ポート22は、アクチュエータLのボトム側に接続
される第1の負荷ポート24に連通している。主弁15
の出口ポート20の反対側に位置する大径部分の端部は
第1の弁要素11のカバー25と、弁本体10とで弁制
御室26を形成し、主弁15の弁制御室26側には、当
該主弁15に対して相対的に移動する制御部材、例えば
制御ピストン27が当該主弁25内に設けである。制御
ピストン27の一端はカバー25に当接し、他端は主弁
15に設けたポンプポートPと連通する通路28に連な
る室に配置されている。
この制御ピストン27は、これらのポンプポートP、通
路28を介して導かれる圧力媒体により、カバー25方
向に押圧される。
上記した弁制御室26は、弁本体10に設けた通路29
と、パイロット弁19に設けた常時は閉の第1の可変絞
り30と、弁本体10に設けた通路31とを介してポン
プポートPに連絡させである。また、この弁制御室26
は、当該筒1の弁要素11の主弁15と制御ピストン2
7とで形成される可変絞り32と、主弁15に設けた通
路33を介して、当該筒1の弁要素11の出口ポート2
0に連絡させである。
一方、上述した第4の弁要素14は、アクチュエータL
のロッド側に接続される第2の負荷ポート34に連絡さ
れ、第4の弁要素14の主弁18は、小径側を弁本体1
0に植込まれたシートリング35に当接し、大径側はそ
の端部が弁本体10と、カバー36とにより弁制御室3
7を形成している。上記の主弁18内の弁制御室37側
には、主弁1日に対して相対移動可能な制御部材、例え
ば制御ピストン38を配置してあり、この制御ピストン
38と主弁18とによって可変絞り39を形成させであ
る。制御ピストン38の一端はカバー36に当接し、他
端は主弁18に設けた第2の負荷ポート34に連通ずる
通路39aに連なる室に配置されている。この制御ピス
トン38も第2の負荷ポート34、通路39aを介して
導かれる圧力媒体により、カバー36は押圧されている
上述した弁制御室37は、弁本体10に設けた第2の負
荷ポート34と、通路40及び前述した可変絞り39を
介して連絡させである。また、この弁制御室37は、弁
本体10に設けた通路41を介して、パイロット弁19
の常時は閉の第2の可変絞り42と連絡させである。な
お、この可変絞り42を出た油はドレンポート43を介
してタンクに還流される。
次に、このように構成した実施例における動作について
説明する。
まず、第4の弁要素14は先に説明した第5図の主弁5
と基本的には同じ構成であるが、前述の第5図(a)の
主弁5に設けた絞りA、が固定絞りであるのに対して、
この実施例の第4の弁要素14の主弁18の絞り39は
、主弁18が変位すると制御ピストン38で形成される
開孔面積が変化する可変絞りとなっている。なお、第4
の弁要素14の主弁18を操作するパイロット弁19の
絞り42は、前述の第5図(a)のパイロット弁6の絞
りA、と同等の可変絞りである。
一方、第1の弁要素11の主弁15は、基本的には模式
的に描いた第2図に示すものと同等の構成である。すな
わち、弁制御室26へはパイロツト弁19の出口圧PC
が導かれ、また該弁制御室26は主弁15に設けた絞り
A、を介して主弁15の出口ポート20に連通している
。なお、絞りA+は説明の都合上、この第2図<a>に
あっては固定絞りとなっている。弁入口圧P3、弁制御
室圧PC1弁出口圧P、と絞りAx、A+ との関係は
第2図(b)に示す関係にあり、前述した第5図(c)
におけるのと同様に、Pc/P、とA z / A +
 との相関関係を求めると第2図(C)に示す特性線と
なる。この第2図(a)に示すものにあっては、パイロ
ット弁19を操作しない場合、 P、−0であるから、
主弁15は弁制御室26側に押し付けられており、パイ
ロット弁19を操作すると、弁制御室26の圧力Pcは
徐々に増加し、パイロット弁19の絞りA2の開度が十
分に太き(なるとPc#P、となる、第2図(C)に示
すように、前述した第5図に示すものと同様に、主弁1
5がA、/AC=0.5の場合、主弁15の油圧バラン
スはPC/P、=0.5で得られ、この油圧の関係はA
x/A+=1で得られる。
模式的に示した第2図(a)に示すものは、現実にはオ
ン・オフ的にしか動作しえないが、第1図に示す実施例
にあっては第1の弁要素11の主弁15に設けた絞り3
2は、パイロット弁19の可変絞り30 (第2図(a
)の可変絞りA2と同等〕の開度に応じて変化する可変
絞りであるので、主弁15の変位をパイロット弁19で
制御することができる。すなわち、パイロット弁19の
操作により、A!/AI>1となったとき主弁15は出
口ポート20方向に移動し、また、この移動によって主
弁15と制御ピストン27で形成される可変絞り32の
開度が大きくなり、At/A+=1の点で静定する。
そして、アクチュエータLのロッドを例えば伸長させる
ため、パイロット弁19を操作すると、パイロット弁1
9の第1の可変絞り30及び第2の可変絞り42が開孔
するが、このとき第1の可変絞り30・の開孔に伴って
、ポンプポート21通路31、可変絞り30、通路29
を介して第1の弁要素11の主弁15の弁制御室26に
圧力媒体が導かれ、一方、第2の可変絞り42の開口に
伴って、第4の弁要素14の主弁18の弁制御室37の
圧力媒体が、通路41、可変絞り42、ドレンポート4
3を介してタンクに導かれる。これにより、第1の弁要
素11の主弁15は出口ポート20方向に移動し、第2
の弁要素14の主弁18はカバー36の方向に移動する
。ここで、圧力バランスが保たれるのは、上述したよう
に第2図(C)の特性図から、第1の弁要素11の主弁
15ではパイロット弁19の可変絞り300面積と可変
絞り32の面積が等しくなる位置であり、また前述した
第5図(c)の特性図から、第4の弁要素14の主弁1
8ではパイロット弁19の可変絞り42の面積と可変絞
り39の面積が等しくなる位置であり、主弁15.18
がそれぞれこの該当する面積位置に達すると静定する。
したがって、第1の弁要素11の主弁15及び第4の弁
要素14の主弁18は、パイロット弁19の操作量に応
じた量の変位を得ることができる。そして、第1の弁要
素11の主弁15の移動に伴い、ポンプポートPからの
圧力媒体は、当該主弁15に設けられた制御オリフィス
44、出口ポート20、逆止弁23、第3の弁要素13
の入口ポート22、第1の負荷ポート24を介してアク
チュエータLのボトム側に供給され、また第4の弁要素
14の主弁18の移動に伴い、アクチュエータLのロッ
ド側の圧力媒体が、第2の負荷ポート34、主弁18の
制御オリフィス45、タンクポートTを介してタンクに
戻され、これによりアクチュエータLのロッドは伸長す
る。
なお、図示しない他のパイロット弁の操作により、上述
と同様にして第2の弁要素12及び第3の弁要素13が
作動し、これによりアクチュエータLのロッドを収縮さ
せることができる。
このように構成しである実施例にあっては、タンクポー
トTを挟むように配置される第3の弁要素13及び第4
の弁要素14をシート弁に設定しであることから、25
0Kg/−以上の高圧がかけられた場合にも、圧力媒体
の負荷リーク量を小さくすることができる。
また、上記のようにパイロット弁19が可変絞りを有し
、第1〜第4の弁要素11〜14のそれぞれが主弁の移
動に応じて開度が変化する可変絞りを有し、パイロット
弁19等の開孔面積と各弁要素11〜14の可変絞りの
対応する開孔面積が等しくなった位置で各弁要素11〜
14の主弁が静定するので、パイロット弁19等の操作
量に応じた量の各弁要素11〜14の主弁15〜18の
変位を得ることができ、したがって、アクチュエータL
の速度制御をおこなうことができる。
また、弁本体10内に設けられる4つの弁要素11〜1
4のうち、第1の弁要素11、及び第2の弁要素12は
シートリングを要しない構造になっており、したがって
、シートリングに伴う高精度加工や煩雑なセンタリング
作業等を必要とすることがなく、全体の製作及び組み立
てを簡単におこなうことができ、製造原価を安くするこ
とができる。
また、1つのパイロット弁19で第1の弁要素11と第
4の弁要素14を操作でき、図示しない他の1つのパイ
ロット弁で第2の弁要素12と第3の弁要素13を操作
できる構造であるので、機器の簡素化を図ることができ
る。
また、パイロット弁19の第1の可変絞り30と第2の
可変絞り42に働く媒体圧力は互いに逆方向となるので
、このパイロット弁19の操作に対する媒体圧力の影響
を軽減でき、パイロット弁19の操作を良好におこなわ
せることができる。
〈発明の効果〉 本発明の方向制御弁は、以上のように構成しであるので
、高圧力がかけられた場合でも負荷リーク量を小さくす
ることができるとともに、パイロット弁の操作量に応じ
た量の主弁の変位を得ることができ、当該方向制御弁に
よって駆動されるアクチュエータの速度制御を実現させ
ることができ、従来に比べて汎用性に優れた効果がある
また、製作が簡単で組み立てが容易であることから従来
に比べて製造原価を低減できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方向制御弁の一実施例を示す要部断面
図、第2図(a)は第1図に示す方向制御弁に備えられ
る第1の弁要素を模式的に描いた説明図、第2図(b)
は第2図(a)に示す第1の弁要素の機能を例示する説
明図、第2図(C)は第2図(a)に示す第1の弁要素
において得られる特性図、第3図は従来のスプール形式
の方向制御弁を示す説明図、第4図は4つの弁要素を有
する従来の方向制御弁を示す説明図、第5図(a)は第
4図に示す方向制御弁に備えられる弁要素の動作原理を
示す説明図、第5図(b)は第5図(a)に示す弁要素
の機能を例示する説明図、第5図(C)は第5図(a)
に示す弁要素において得られる特性図である。 10・・・・・・・・・弁本体、11・・・・・・・・
・第1の弁要素、12・・・・・・・・・第2の弁要素
、13・・・・・・・・・第3の弁要素、14・・・・
・・・・・第4の弁要素、15,16,17゜18・・
・・・・・・・主弁、19・・・・・・・・・パイロッ
ト弁、24・・・・・・・・・第1の負荷ポート、27
.38・・・・・・・・・制御ピストン、30・・・・
・・・・・第1の可変絞り、32.39・・・・・・・
・・可変絞り、34・・・・・・・・・第2の負荷ポー
ト、42・・・・・・・・・第2の可変絞り。 IQ : h 半に4             24
 : 稟1 fI御荷+M+第2区 (b) (C) A2/A。 第3図 り 第4図 ! 第5図 rσノ C (b) (C) A2/A。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポンプポートと、タンクポートと、第1の負荷ポ
    ート及び第2の負荷ポートとを有するとともに、パイロ
    ツト弁の操作量に応じて、それぞれの主弁が作動する第
    1の弁要素、第2の弁要素、第3の弁要素、及び第4の
    弁要素の4つの弁要素を備え、アクチユエータの駆動を
    制御する方向制御弁において、上記4つの弁要素のうち
    の、上記第1の負荷ポートとタンクポート間に配置され
    る第3の弁要素、及び上記第2の負荷ポートとタンクポ
    ート間に配置される第4の弁要素の2つの弁要素のみを
    シート弁に設定するとともに、上記4つの弁要素のそれ
    ぞれの主弁に対して相対的移動可能な制御部材を設け、
    これらの制御部材と上記主弁のそれぞれの互いに対応す
    るものによつて可変絞りを形成したことを特徴とする方
    向制御弁。
  2. (2)制御部材が4つの弁要素のそれぞれの内部に配置
    される制御ピストンであることを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項記載の方向制御弁。
  3. (3)第1の弁要素と第4の弁要素を作動させる第1の
    パイロツト弁と、第2の弁要素と第3の弁要素を作動さ
    せる第2のパイロツト弁とを有することを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項記載の方向制御弁。
  4. (4)第1のパイロツト弁及び第2のパイロツト弁のそ
    れぞれが、第1の可変絞り及び第2の可変絞りを有する
    とともに、これらの第1の可変絞りと第2の可変絞りに
    働く媒体圧力の向きが互いに逆方向となるように設定し
    てあることを特徴とする特許請求の範囲第(3)項記載
    の方向制御弁。
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Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57200705A (en) * 1981-05-18 1982-12-09 Sperry Rand Corp Power transmitting apparatus
JPS6150185A (ja) * 1984-08-20 1986-03-12 株式会社半導体エネルギー研究所 固体表示装置およびその作製方法
JPS61124702A (ja) * 1984-11-22 1986-06-12 Komatsu Ltd 油圧制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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