JPS6325910Y2 - - Google Patents

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JPS6325910Y2
JPS6325910Y2 JP1986088967U JP8896786U JPS6325910Y2 JP S6325910 Y2 JPS6325910 Y2 JP S6325910Y2 JP 1986088967 U JP1986088967 U JP 1986088967U JP 8896786 U JP8896786 U JP 8896786U JP S6325910 Y2 JPS6325910 Y2 JP S6325910Y2
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phase
motor
terminal
rotation direction
circuit
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  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Protection Of Generators And Motors (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は三相電動機を意図する回転方向に確実
に回転させるための配線を予め確認するための三
相電動機の回転方向確認装置に関するものであ
る。
三相電動機を使用するに際しては、配線の過誤
により逆転することがある。またこれら電動機と
連結された各種回転機器は、逆回転によつて破損
する場合もあり、ポンプ類の逆回転は化学装置に
悪影響を与えることが予想される。
そこでこのような場合は、運転開始前に電動機
と回転機器との連結を一旦外して、電動機のみに
電源を加えて回転させ、その回転方向を確認する
ことが望ましいが、連結の取り外し、取り付けに
は多大の労力が必要である。
本考案は、このように電動機と回転機器の連結
を外したり、予め電動機に電源を加えなくとも、
その回転すべき方向に確実に回転させるための配
線を確認するための装置を提供するものである。
すなわち本考案は電源の加えられていない三相
電動機を、強制的に低速回転させて、回転子の残
留磁気によつて三相電動機に発生する三相起電力
の相回転方向を検出し、三相電動機の機械的回転
方向と、加えるべき電源の相回転方向の関係を確
認する装置に関する。
本考案によれば、三相電動機を強制的に回転さ
せた際に発生する起電力の相回転方向と、その強
制的に回転させられた機械的回転の方向の関係か
ら、三相電動機に電源を加えた場合の回転方向を
確認することができる。
本考案に関する具体的な実施例を説明する。第
1図において1は三相電動機であり、2は本考案
の検知器である。検知器2は、入力回路3、増巾
量子化回路4、相順判定回路5、表示部6、電池
部7を内蔵する。
動作原理を説明すると、まず電動機1の端子
a,b,cを検知器の入力端子a′,b′,c′に各々
接続する。次に電動機1の回転子を人力等の外力
で低速で回転させる。この回転は毎分数回〜数十
回程度で十分である。回転子の残留磁気の効果に
よりa,b,cに微弱な低周波三相誘起電圧が発
生する。この誘起電圧の相回転方向は交流発電機
の原理から実際に加えるべき電源の相回転方向と
一致する。端子a,b,cの誘起電圧の内、例え
ばab間の電圧およびbc間の電圧を入力回路3に
入れ、増巾量子化回路4で各々増巾、量子化す
る。これを相順判定回路5に入力する。
増巾量子化した信号は、相回転がa,b,cの
場合には第2図のようになり、a,c,bの場合
には第3図のようになるので、電圧Vabを量子化
した信号イを基準にとつた場合の、電圧Vbcを量
子化した信号ロが遅れか、進みかを相順判定回路
5で判別して、その結果をそれぞれハのように表
示部6において表示する。すなわち第2図におい
て、ハは相順が正方向であることを示す表示要素
の動作を示し、第3図において、ハは同じく逆方
向であることを示す表示要素の動作を示してい
る。
このように本考案の検知器によれば、電動機の
機械的回転方向と、電動機に発生した微弱な起電
力の相回転方向との関係が判明し、電動機を意図
する方向に回転させるために、加えるべき三相電
源の相順が確認される。従つて、この電動機に相
順既知の三相電源を加えれば、意図する回転方向
へ確実に回転させることができる。
また、上記の検知器の入力回路を適当に変更し
て電源の相順を検出することにも使用できるの
で、上記検知器によつて電動機に発生する微弱な
起電力の相回転方向を検出すると共に、電源の相
順も検出して、電動機と電源との間の配線を確実
に行うことも行われる。
なお、この場合は電源電圧は前述の強制回転時
の誘起電圧より著しく高いので、周知の抵抗減衰
器等を用いて適当に減衰させて、端子a′,b′,
c′に与えるようにする必要があることは言うまで
もない。
第4図に60゜位相差で設計した場合の本考案の
検知器の一実施例の回路図を示し、第5図にその
説明図を示す。
第4図において、11,12はそれぞれ第1,
第2の量子化回路を構成するコンパレータ、13
はDタイプフリツプフロツプ(D−FF)、14は
4ビツトバイナリカウンタ(CTR)、15はイン
バータ、16,17はリセツトセツトフリツプフ
ロツプ(FF)18を構成するナンドゲート、1
9はナンドゲート、20はリセツト用スイツチを
示している。また、LED(A)、LED(B)はそれぞれ
発光ダイオードである。
また第5図において、aは端子a′,b′間の電圧
Va′c′が端子b′c′間の電圧Vb′c′より進んでいる場
合を示し、bは同じく遅れている場合を示してい
る。またP(D)はD−FF13のデータ端子Dの入
力信号、P(CK)は同じくクロツク端子(CK)の入
力信号である。
いま電源の加えられていない三相電動機の端子
a,b,cに、それぞれ第4図の回路の端子a′,
b′,c′を接続した状態で、電動機を手動等によつ
て強制的に低速で回転させると、端子a′,b′,
c′に微弱な低周波三相電圧が発生する。
端子b′c′間の電圧Vb′c′をコンパレータ11に
入力し、端子a′c′間の電圧Va′c′をコンパレータ
12に入力する。これによつてそれぞれのコンパ
レータの出力に入力電圧を量子化した出力を発生
する。コンパレータ12の出力はD−FF13の
データ端子Dに接続し、コンパレータ11の出力
はCTR14のクロツク端子CKAに接続する。こ
れによつて端子Dに入力P(D)が与えられ、端子
CKAに入力P(CK)が与えられる。
CTR14はそのクロツク端子CKBには、クロ
ツクCKAによる出力QAが与えられており、クロ
ツク端子CKAにコンパレータ11からのパルス
入力P(CKが4回加えられたとき、出力QCがハイレ
ベルとなる。
出力QCはインバータ15を介してFF18のセ
ツト端子に接続され、FF18の出力はD−FF1
3のクロツク端子CKに接続されているので、出
力QCがハイレベルとなつたときその状態がFF1
8に保持されるとともに、D−FF13のクロツ
ク端子CKがハイレベルとなる。
Dタイプフリツプフロツプはそのクロツク端子
の入力の変化時、データ端子Dの状態を読み込ん
で保持するから、コンパレータ11の4個目の量
子化信号に基づくFF18の出力がクロツク端子
CKに与えられた瞬間の、コンパレータ12の量
子化信号の状態がD−FF13に読み込まれて保
持されて、出力Qを生じる。
そこでCTR14において4回目の計数終了時、
D−FF13の出力Qがハイレベルのときは、ナ
ンドゲート19の出力がローレベルとなつて
LED(B)が点灯し、この状態はD−FF13がリセ
ツトされるまで保持される。従つてLED(B)は連
続点灯し、第5図bに示すごとく相回転の方向が
a′,c′,b′であることを電動機の回転終了後も残
留して表示する。
またこの際、D−FF13の出力Qがローレベ
ルのときは、LED(A)が点灯し、この状態はD−
FF13がリセツトされるまで保持される。従つ
てLED(A)は連続点灯し、第5図aに示すごとく
相回転の方向がa′,b′,c′であることを電動機の
回転終了後も残留して表示する。
次にスイツチ20を一瞬オンにすると、D−
FF13はプリセツト端子PRがローレベルとなる
ので、出力Qがハイレベルとなり、LED(A)が残
留表示している場合にはこれが消灯する。また
CTR14の端子RO2がハイレベルとなるので、端
子RO(1),RO(2)がともにハイレベルとなつて、
CTR14はクリアされ、出力QCはローレベルと
なる。
また同時にFF18がリセツトされ、その出力
がローレベルとなるので、LED(B)が残留表示し
ている場合にはこれが消灯する。
すなわちスイツチ20を一瞬オンにすることに
よつて、回路は初期状態に復帰する。
電動機の回転子を人力で目的の方向に回転させ
るに当つては、外部に露出している回転部分であ
るシヤフト又はシヤフトに取り付けられた相手機
械とのカツプリングやプーリー等の部分に手を掛
けて回転させるが、この際、勢いを付けて回す意
図から、力を入れるストロークを長くするため、
まず逆方向に微動させる動作を行つた後に、目的
の方向に力を入れて回すようにすることが多い。
本考案においては、このように逆方向に微動し
たことによる誤判定を防止するため、複数回の電
圧発生後、すなわち目的の方向に確実に回転させ
たときに、相回転方向の判別を行つて表示するよ
うにしている。第4図の実施例においては、コン
パレータ11からの4回目の量子化信号によつ
て、相回転方向の判別を行つて表示するようにし
ているが、一般には4回に限らず複数回の計数を
行えばよい。
第4図の回路では相回転方向の表示が電動機の
回転終了後においても残留して行われるので、電
動機の手動等による強制的回転と、表示器におけ
る相回転方向の確認とを同時に行う必要がなく、
大型電動機の場合やまたは電動機と検知器とが遠
く離れている場合でも、最初強制的に回転させて
おいて、回転終了後に相回転方向の確認を行うこ
とができ、従つて本考案の検知器を用いれば、小
人数でも回転方向の確認を行うことができる。
また第4図の検知器の入力回路を、前述のよう
に抵抗分圧器等を介して電源に接続することによ
つて、電源の相順の判定を行うこともできる。
以上説明したように本考案の検知器によれば、
三相電動機の回転方向の確認を容易に行うことが
できる。
本考案の検知器は、集積回路ICの直流増巾器、
フリツプフロツプ等の回路を利用すれば小型軽量
となり、持ち運びに便利である。また表示部の表
示方法を表示残留方式としたので、検知器を電動
機に接続した後、電動機を手で強制的に低速回転
させて表示部に表示させれば、大型電動機の場合
であつても、本考案の確認操作を少人数で、ほと
んどの場合一人で簡便に行うことができる。
さらに本考案装置では電動機の複数個の電圧発
生後に相回転方向の判定を行うようにしたので、
人力で電動機の回転子を強制回転させる際に、最
初勢いを付けるために逆方向に微動させても、こ
れによる誤判定を生じる恐れがない。
また本考案装置の応用として、抵抗減衰器等を
併用することによつて、三相電源の相回転方向を
判定する目的に使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の三相電動機と検知
器の接続を示す図、第2図,第3図は、検知器に
よつて検出する原理を説明する説明図。第2図、
第3図においてイはVabを量子化した信号、ロは
Vbcを量子化した信号を示し、ハは表示部におけ
る、第2図では正方向の、第3図では逆方向の表
示要素の動作を示したものである。第4図は検知
器の具体例を示す回路図であり、第5図はその原
理説明図。第5図においてaは相回転がa′,b′,
c′の場合を示し、bは相回転がa′,c′,b′の場合
である。 1……三相電動機、2……検知器、3……入力
回路、4……増巾量子化回路、5……相順判定回
路、6……表示部、7……電池部、11,12…
…コンパレータ、13……Dタイプフリツプフロ
ツプ(D−FF)、14……4ビツトバイナリカウ
ンタ(CTR)、15……インバータ、16,1
7,19……ナンドゲート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源の加えられていない三相電動機の端子に接
    続して、該電動機を強制的に低速回転させたとき
    回転子の残留磁気によつて該三相電動機に発生す
    る三相起電力の相回転方向を検出する装置であつ
    て、該三相電動機の3個の端子のうちの任意の端
    子と他の第1の端子との間に発生する電圧を量子
    化する第1の量子化回路と、前記任意の端子と他
    の第2の端子との間に発生する電圧を量子化する
    第2の量子化回路と、該第1の量子化回路によつ
    て量子化された信号を基準として第2の量子化回
    路によつて量子化された信号の進みまたは遅れを
    電動機の複数回の電圧発生を計数して判定する判
    定回路と、該判定結果を保持して電動機の回転終
    了後も残留して表示する表示回路とを具え、該表
    示回路の表示によつて三相電動機の機械的回転方
    向と加えるべき電源の相回転方向との関係を確認
    するとともに、電源に接続して電源の相回転方向
    を検出して三相電動機の端子と電源との配線の接
    続を確認することを特徴とする三相電動機の回転
    方向確認装置。
JP1986088967U 1986-06-11 1986-06-11 Expired JPS6325910Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986088967U JPS6325910Y2 (ja) 1986-06-11 1986-06-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986088967U JPS6325910Y2 (ja) 1986-06-11 1986-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61205292U JPS61205292U (ja) 1986-12-24
JPS6325910Y2 true JPS6325910Y2 (ja) 1988-07-14

Family

ID=30642617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986088967U Expired JPS6325910Y2 (ja) 1986-06-11 1986-06-11

Country Status (1)

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JP (1) JPS6325910Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52106515U (ja) * 1976-02-10 1977-08-13

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Publication number Publication date
JPS61205292U (ja) 1986-12-24

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