JPS63258752A - 容器特に瓶を収納するための特に合成材料製のケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ケースの一方の側部壁に形成された、ケース
を取扱うための少くとも１つのとっ手を有し、ケースの
両側の側部壁が、ケースの内部の横方向に延びる仕切り
壁と共に、ケース中に収納するべき容器の仕切りを形成
するようにした。容器特に瓶を収納するための合成材料
製のケースに関する。

本発明は特に、瓶を収納するための仕切りをその内部に
慣用されるように備えている、合成材料製のケース（瓶
ケース）に関する。このケースは多くの場合、とっ手を
備えており、これらのとっ手は、ケースの向い合った幅
狭の側面の基本的に矩形の掴み開口によって形成される
。これらの掴み開口は、瓶ケースの持ち運びとっ手とな
る横桁がその上方に残留するように形成される。

このケースを取扱い、特に持ち運ぶ場合には、ケースを
両手で掴むが、その場合に、掴み開口中に両手を差込み
、掴み開口の上方に残された支持桁材を掴む。このとっ
手は、たしかにその価値が実際に承認されており、この
理由から、冒頭に述べたケースに、専用ではなくても、
多用されている。

〈従来の技術〉 この瓶ケースのとっ手は、その構造上の理由から、人間
工学的に最適な掴み挙動を示すと思われたので、ユーザ
ーは、従来は、このとっ手に大体は満足であった。しか
し、驚くべきことに、瓶ケースが片手のみで掴まれ、瓶
ケースがその場合横方向に容易に斜め下方に向けられる
ような持ち運び挙動が、人間工学的見地から特に望まし
いことが見出された。この場合、瓶ケースに収納された
瓶を落下させることなく０片手だけで、瓶ケースを楽に
持ち運ぶことができる。

〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明の課題は、このような持ち運び挙動を可能とする
瓶ケースを提供することにある。これは、基本的に瓶ケ
ースの強度を低下させず、瓶ケースの積重ねを許容し、
ｌｌ造技術的に、容易な瓶ケースの製造を可能とするよ
うな、構造上簡単な処置によって実現されねばならない
。

く問題点を解決するための手段〉 この課題は、本発明によれば、ケースの一方の側部壁に
形成された、ケースを取扱うための少くともＩＱのとっ
手を有し、ケースの両方の側部壁が、ケースの内部の横
方向に延びる仕切り壁と共に、ケース中に収納するべき
容器の仕切りを形成するようにした、容器特に瓶を収納
するための特に合成材料製のケースであって、とっ手が
、ケースの底部の平面と直角に延びる少くとも１つの掴
み縁部によって形成され掴み縁部の両側がケースの側部
壁の掴み開口又は凹みによって画定されることを特徴と
するケースによって解決される。

〈作用〉 本発明によれば、瓶ケースは、上下２方向に、即ち瓶ケ
ースの底部に対して直角に延長する掴み縁部によって、
とっ手を形成し、この掴み縁部が、その両側に対応した
掴み開口又は凹部が形成されることによって掴まれうる
ようにしたことによって特徴付けられる。このとっ手は
、好ましい構成として、１つの瓶ケースの向い合う側部
壁にとっ手が配されている場合には、瓶ケースの両方の
側面を掴むことも可能とするが、特に、片手だけでケー
スを楽に掴むことも可能とするので、他方の手は、自動
車のドアやトランクカバーを開放するするなどの他の目
的のために取っておくことができる。

これに関連して、とっ手は、側部壁のほぼ中央部に配す
ることが望ましい。掴み縁部は、特にケ−スの上半部に
配設することが望ましい。また掴み縁部は、ケースの重
心を含みケースの底部と平行に延長する平面の上方に配
設することが望ましい。この構成の利点は、掴み縁部が
、ケースの重心の上方にあることによって、ケースの傾
倒モーメントが最小となることにある。この構成による
瓶ケースを片手で掴んだ場合、瓶ケースは、それを持ち
運ぶ人から瓶ケースがわずかに斜め方向に突出する姿勢
において、片手だけで楽に持ち運びができ、瓶が落下す
ることはなく、瓶ケースの底部壁及び側部壁は、瓶ケー
スを持ち運ぶ人から隔だでておくことができるため瓶ケ
ースとの接触による、瓶ケースを持ち運ぶ人の汚染のお
それが除かれる。

特に好ましい実施態様によれば、掴み縁部は、ケースの
全高に亘る支持形材の一部分であるため、瓶ケースの安
定性は、その付加的な補間によって更に改善される。掴
み縁部を中空形材として形成すると一層強固な構造が得
られる。

掴み縁部の上端を、掴み縁部の片側又は両側において、
横方向に延長する桁材に一体的に移行させることにより
、瓶ケースが常法に従って、即ち横方向に延長する桁材
を掴むことによっても持ち運びができるようにすると、
持ち運び挙動が更に改善される。この瓶ケースは１本発
明によって実現されるべき持ち運び挙動だけでなく、ケ
ースの両側からの把持によるケースのこれまで慣用され
た持ち運びも可能とする。

更に別の好ましい構成によれば、特に上下方向の掴み縁
部の領域において、互に平行に密な間隔に延長する箔状
のリブが形成され、そして／又は、掴み縁部が粗面の掴
み面を備えることによって、持ち運び挙動が更に最適化
される。

次に本発明の好ましい実施例を図面に基づいて一層詳細
に説明する。

〈実施例〉 第１図には、瓶ケース１の一部分が、その幅狭側から見
た斜視図として示され、瓶ケース１の通常の部分特にそ
の内部の仕切りは、図示を簡単にするために省略されて
いる０幅狭の側部壁２に形成されたとっ手３は、上下方
向に延びる掴み縁部４を有し、この掴み縁部の側面は、
掴み開口５ａ。

５ｂによって限定されている。掴み縁部４及び掴み開口
５，６の長さ及び幅は、掴み開口５ａ、５ｂに指をかけ
、掴み縁部４を掴むことができるように選定されている
。

掴み縁部４（好ましくは瓶ケース１の一方又は両方の幅
狭の側面に形成するが、必要ならば瓶ケース１の横長の
側面に形成してもよい）は、図示した例では、側部壁２
の中心部に、即ちその中心軸線Ｍに沿って配設されてい
る。

掴み開口５ａ、５ｂは、特に半円形又は半楕円形のよう
な適宜の形状を各々備えていてもよい。

図示した実施例によれば、掴み開口５ａ、５ｂは、Ｌ字
形の輪郭を備えている。これは１図示した実施例におい
て掴み縁部４の上端が、瓶ケース１の上部となる瓶ケー
ス１の横桁６に一体的に移行しているためである。この
実施例によれば、横桁６は、手で横桁６を楽に掴むこと
によって、瓶ケース１が、ここでは横桁６によって形成
される水平に延長する掴み縁部に沿っても常用に従って
掴むことができるような高さを、好ましくは備えている
。上下方向の掴み縁部４のばかに、特に上下方向の掴み
縁部４のない側部壁の部分に、普通の構造の１個以上の
とっ手を取付けてもよい、これらのとっ手は１例えば、
基本的に矩形の形状の掴み開口によって形成し、瓶ケー
ス１の上端に残留する横桁６の部分は、持ち運び用のと
っ手としても使用しうるようにしてもよい。

掴み縁部４は、特に第３図かられかるように、中空形材
として形成されている。図示した例では、掴み縁部４は
、第２図に最も良く図示した支持形材（瓶ケース１の上
端からその底部８まで延長している）の一区画である。

支持形材７は、瓶ケース１の安定化、特にその補間のた
めに用いられる。

支持形材７は、第２図の左上に１点鎖線で示したように
、突部９を備えており、この突部は瓶ケース１の上端か
ら突出し、積重ねの助けとして役立つ。このために瓶ケ
ース１の底部に図示しない凹みを形成し、この凹み中に
、下方側の瓶ケースの突部９が入りこむようにする。こ
れによって瓶ケースの積重ねが安定化される。

横桁６には、特に第３図の右下及び第４図の左上に示し
たように、互に密な間隔に平行に延長する箔状のリブ１
０（とっ手の掴み挙動を改善する）が形成されている。

これらの箔状のリブ１０は、掴み縁部４にも特にその瓶
ケース１の内方に指向した領域に形成されている。掴み
縁部４のこれらのリブは、図示を簡単にするために、図
面から割愛されている。これらのリブは、有利には、垂
直方向又は水平方向に延長させる。別の実施例として、
掴み縁部４の掴み面は、・粗面として形成され、これに
よっても掴み挙動が改善される。第２図の右半分には、
補助のとっ手１１が図示されている。

この補助のとっ手には、最終的に持ち運びとっ手として
使用するための、横方向に延長する横桁６と同様の桁材
１２を画定している。

図示しない別の実施例によれば、掴み縁部４の両側の掴
み開口は、第１〜４図の実施例のように、自閉されてな
く上方に向って開放され、従って凹みとして形成されて
いるため掴み縁部の自由端は、側部壁の下部域を経て上
方に突出している。

【図面の簡単な説明】

第１図は、瓶ケースの一実施例の部分的な概略斜視図、
第２図は、瓶ケースの一実施例の一部切欠側面図であり
、左半分が、第３図のＡ−Ａ線に沿った断面によって示
された図、第３図は、第２図に示した瓶ケースの上面図
であり、その上半分の左側が第２図のＣ−Ｃ線に沿った
部分断面によって示され、その下半分の左側が第２図の
Ｄ−Ｄ線に沿った部分断面によって示された図、第４図
は、第１〜３図に示した瓶ケースの幅狭の側面の側面図
であり、その左半分が第３図のＢ−Ｂ線に沿った断面に
よって示された図である。 １・・ケース、２・・側部壁、３・・とっ手、４・・掴
み縁部、５ａ、５ｂ・・掴み開口、８・・底部。 特許出願人　　アレキザンダー・シェラ−・ラント・コ
ムパニーーアーψゲー 同　　　　　　兼　　坂　　　　　　繁。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ケースの一方の側部壁に形成された、ケースを取扱
   うための少くとも１つのとっ手を有し、ケースの両方の
   側部壁が、ケースの内部の横方向に延びる仕切り壁と共
   に、ケース中に収納するべき容器の仕切りを形成するよ
   うにした、容器特に瓶を収納するための特に合成材料製
   のケースであって、とっ手（３）が、ケースの底部（８
   ）の平面と直角に延びる少くとも１つの掴み縁部（４）
   によって形成され掴み縁部（４）の両側がケース（１）
   の側部壁（２）の掴み開口（５ａ、５ｂ）又は凹みによ
   って画定されることを特徴とするケース。 ２）側部壁（２）の中心軸線（Ｍ）に沿って延びる掴み
   縁部（４）によってとっ手（３）を形成したことを特徴
   とする請求項第１項記載のケース。 ３）掴み縁部（４）がケース（１）の幅狭の側面に配さ
   れたことを特徴とする請求項第１項又は第２項記載のケ
   ース。 ４）掴み縁部（４）が基本的にケースの上半部分中に延
   長することを特徴とする請求項第１〜３項のいずれか１
   項記載のケース。 ５）ケース（１）の重心を含みケースの底部（８）と平
   行に延長する平面の上方に掴み縁部（４）を配したこと
   を特徴とする請求項第１〜４項のいずれか１項記載のケ
   ース。 ６）掴み縁部（４）を中空形材として形成したことを特
   徴とする請求項第１〜５項のいずれか１項記載のケース
   。 ７）ケースの上端からその底部（８）まで延長する支持
   形材（７）の一区画として掴み縁部（４）を形成したこ
   とを特徴とする請求項第１〜６項のいずれか１項記載の
   ケース。 ８）支持形材（７）をケースの上端の上方に突出（９）
   させたことを特徴とする請求項第７項記載のケース。 ９）掴み縁部（４）の上端を横方向に横桁（６）に移行
   させ、この横桁（６）が持ち運びとっ手を形成すること
   を特徴とする請求項第１〜８項のいずれか１項記載のケ
   ース。 １０）掴み縁部（４）が、少くとも部分的に、箔状の長
   手方向に延びるリブ（１０）を有し、これらのリブが互
   に平行に、また互に間隔をおいて延長することを特徴と
   する請求項第１〜９項のいずれか１項記載のケース。 １１）掴み縁部（４）が粗面状の掴み面を有することを
   特徴とする請求項第１〜１０項のいずれか１項記載のケ
   ース。