JPS63258402A - 高伸展性グリセライド組成物 - Google Patents

高伸展性グリセライド組成物

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JPS63258402A
JPS63258402A JP9274887A JP9274887A JPS63258402A JP S63258402 A JPS63258402 A JP S63258402A JP 9274887 A JP9274887 A JP 9274887A JP 9274887 A JP9274887 A JP 9274887A JP S63258402 A JPS63258402 A JP S63258402A
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fatty acid
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高い伸展性を有するグリセライド組成物に関す
るものである。更に詳しくは、化粧品あるいは医薬品等
の油性基剤として用いた時、伸びの良さ、感触の軽さを
付与するグリセライド組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、化粧品、医薬品等の基剤としては、ワックスが
用いられており、その役割は重要であるが、従来用いら
れているワックスは必すしも満足できるものではない。
即ち、従来用いられているワックスは融点が高いために
、伸展性を与える(、こは低融点の油性基剤と該高融点
のワックスを混合しなければならない。更にワックスは
結晶14−を有するために、貯蔵期間中に固体と液体の
分離や結晶の晶出、発汗などの現象を起こし、製品の価
値を著しく低下させる。また、一般に用いられるワック
スは、非常に高級な脂肪酸またはアルコールのエステル
を主体とするために皮膚に対する感触は非常に重く、目
一つ伸びが良くない。
この様な欠点を改良するために、種々のIに案がなされ
ている。例えば、特公昭60−20362号公報には、
高級直鎖状飽和脂肪酸と高級側鎖状飽和脂肪酸をそれぞ
れ少なくとも30重量%以上含有する高級脂肪酸とグリ
セリンとをエステル化して得られる合成トリグリセライ
ドが、また特開昭57−130909号公報には、構成
脂肪酸としてベヘン酸を平均0.5〜1.5モルと炭素
数8以上の側鎖状飽和脂肪酸を平均1モル以上それぞれ
含有する合成1−ジグリセライドが上記欠点を改良する
化粧料用油性基剤として堤案されている。しかしながら
、これらの合成トリグリセライドは親油性が高いために
ヘタつき、皮膚に対する感触を改良する点に関しては充
分に満足するものではない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上示した如く、従来使用されてきたワックスや合成ト
リグリセライドを化粧品、医薬品等の油性基剤として用
いても、製品に必要な性能である使用感としての感触の
良さあるいは伸びの良さを充分に与えることは困難であ
った。
本発明は、かかる従来の技術の欠点を解消し、非結晶質
的で伸びの良好な、更にはへ夕つきのない、皮膚への感
触が軽いグリセライド組成物を提供することを目的とす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、上記の目的に合致する特性を有するグリ
セライド組成物に関し、鋭意研究を重ねた結果、分子中
に炭素数18〜22の直鎖飽和脂肪酸残基と2−エチル
へキシル酸残基を夫々1個有する脂肪酸ジグリセライド
を40重量%以上含有する特定のグリセライド組成物が
所望の特性を有し、本発明の目的に適うものであること
を見い出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は fal  分子中に炭素数18〜22の直鎖飽和脂肪酸
残基と2−エチルへキシル酸残基を夫々1個有する脂肪
酸ジグリセライド40重量%以上、(ト))炭素数18
〜22の直鎖飽和脂肪酸のモノグリセライド又は/及び
2−エチルヘキシル酸モノグリセライド10重量%以下
、 (c)炭素数18〜22の直鎖飽和脂肪酸のジグリセラ
イド20重量%以下、 (d)2−エチルヘキシル酸ジグリセライド10重量%
以丁、及び te+  炭素数18〜22の直鎖飽和脂肪酸のトリグ
リセライド、分子中に炭素数18〜22の直鎖飽和脂肪
酸残基2個と2−エチルヘキシル酸残基1個を有する脂
肪酸トリグリセライド、分子中に炭素数18〜22の直
鎖飽和脂肪酸残基1個と2−エチルへキシル酸残基2個
を有する脂肪酸トリグリセライド及び2−エチルヘキシ
ル酸トリグリセライドからなる群から選ばれた1種又は
2種以上のトリグリセライド40重量%以下 からなることを特徴とする、化粧品用基材又は医薬品用
基材として好適な高い伸展性を有するグリセライド組成
物に関するものである。
即ち、本発明のグリセライド組成物は、分子中に炭素数
18〜22の直鎖飽和脂肪酸残基1個と2−エチルヘキ
シル酸残基1個とを有する合成のジグリセライドを全グ
リセライド組成物を基準にして40重量%以上、好まし
くは60〜99.6重量%含有するグリセライド組成物
である。ジグリセライドを構成する直鎖脂肪酸としては
飽和の炭素数18〜22の範囲のもの、即ちステアリン
酸、アラキン酸及びベヘン酸が良好な伸展性、感触の良
さを示し、炭素数18未満の脂肪酸では常温領域(10
〜30°C)で液状又は半液状となり、固型成分として
使用することはできない。又、更に炭素数18〜22の
中でも、炭素数22のベヘン酸が低温〜常温(0℃〜4
0℃)の広い温度領域において、最も良好な伸展性ある
いは良好な感触を示すことがわかった。従って直鎖脂肪
酸としては、ベヘン酸が最も好ましい。
ジグリセライドを構成するもう一つの脂肪酸は2−エチ
ルヘキシル酸である。2−エチルヘキシル酸のかわりに
、イソステアリン酸等の高級側鎖脂肪酸あるいはカプリ
ル酸、ラウリン酸、パルミチン酸等の低級乃至高級直鎖
飽和脂肪酸あるいは、オレイン酸、リノール酸、パルミ
トオレイン酸等の不飽和脂肪酸を用いても良好な伸展性
は示さず、結晶質のもろい性状を示す。
炭素数18〜22の直鎖飽和脂肪酸及び2−エチルヘキ
シル酸を残基とするジグリセライドは、分子中に側鎖脂
肪酸の残基を含んでいるために、分子空間が広く、非結
晶質的な性質を示す。即ち、半透明状で弾力があり、伸
展性に冨む特性を示す。該ジグリセライドは常温(5℃
〜30℃)においてのX線回折による結晶型はSubα
型を示した。
一方、炭素数18〜22の直鎖飽和脂肪酸と側鎖脂肪酸
を残基とするジグリセライドであっても高級側鎖脂肪酸
く例えばイソステアリン酸)を残基とするものは、非結
晶質的な特性がなく、透明感のないもろい結晶を示す。
その結晶型はα型をとった。
更に、炭素数18〜22の直鎖飽和脂肪酸と他の直鎖脂
肪酸あるいは不飽和脂肪酸を残基とするジグリセライド
においても非結晶質的な特性を示さず、透明感のないも
ろい結晶を示した。その結晶型はβ゛(ヘータープライ
ム)あるいはβ型であった。
分子中に炭素数18〜22の直鎖飽和脂肪酸残基と2−
エチルヘキシル酸残基とを夫々1個有する脂肪酸ジグリ
セライドにおいて、該ジグリセライドの含有量としては
グリセライド組成物中40%以上(%は重量基準、以下
同じ)が適当であり、40%未満になると、グリセライ
ド組成物の伸びの良さ、また感触の良さが低減する。更
に、炭素数18〜22の直鎖飽和脂肪酸ジグリセライド
はグリセライド組成物を基準にして20%以下であり、
20%より多くなると伸びの良さが損なわれる。また、
2−エチルヘキシル酸残基2個を含有するジグリセライ
ド即ち2−エチルヘキシル酸ジグリセライドはグリセラ
イド組成物を基準にして10%以下であることが必要で
あり、10%より多くなると、伸びの良さが損なわれる
また、本発明で重要な、分子中に炭素数18〜22の直
鎖飽和脂肪酸残基と2−エチルヘキシル酸残基を夫々1
個有する脂肪酸ジグリセライドを製造する過程において
、ジグリセライド以外のモノグリセライド及びトリグリ
セライドが製造されるが、それらのものは、精製するこ
とによりなるべく多く除去する必要がある。特に、モノ
グリセライドは、該脂肪酸ジグリセライドの特徴である
伸びの良さと感触の良さの両者に悪影響を及ばずために
、その含有量を10%以下にする必要がある。更にトリ
グリセライドにおいては、伸展性への影響は少ないもの
の、その含有量が増すと、感触が重たくなるために、そ
の含有量を40%以下にする必要がある。
更に、分子中に炭素数18〜22の直鎖飽和脂肪酸残基
と2−エチルヘキシル酸残基とを有する脂肪酸ジグリセ
ライドを40重量%以上含有する本発明のグリセライド
組成物は、常温(0℃〜35°C)において固体脂含有
量(NMR法;日本油化学協会制定、暫定固体脂含量に
より測定)が50%以上であることが好ましい。
本発明のグリセライド組成物は、炭素数18〜22の直
鎖飽和脂肪酸及び2−エチルヘキシル酸とグリセリンを
公知の方法でエステル化して製造される。エステル化に
は、酸ハライドを用いる方法、エステル基交換法、無触
媒及び触媒存在下常圧又は減圧下でのエステル化反応等
の方法を用いることができる。
エステル化反応時に形成される過剰のモノグリセライド
は、分子蒸留法又はクロマトグラフィー法により除去す
ることができ、分子中に炭素数18〜22の直鎖飽和脂
肪酸残基と2−エチルヘギジル酸残基を夫々1個有する
脂肪酸ジグリセライドを含有する組成物を溶剤抽出法、
溶剤分別法(分子蒸留法等)により濃縮することができ
る。
このようにして得られたグリセライド組成物は常法に従
って脱色、脱臭することにより、無色、無臭で皮膚に対
して刺激を与えず、優れた伸びの良好な非結晶性を有す
るグリセライド組成物となり、化粧品、医薬品等の固型
油性基剤として優れた性質を有するものとなる。
以下実施例にて詳細にその効果を記述するが、本発明は
この実施例のみに限定されるものではない。
〔実施例〕
本発明に係るグリセライド組成物の実施例を次に示し、
本発明を更に詳しく説明する。
尖施−例セーη、≦文−q1し咬−倚11.γ−4−グ
リセリン1モル、及び脂肪酸(八)1モル、脂肪酸(B
)  1モル及び活性炭を全仕込量に対して0.4重量
%加え、150〜260°Cにて、エステル化により生
ずる水が計算量に至るまで反応を行った。その所要時間
は2〜4時間で、水の計算量の90〜100%が分離し
た。次いで未反応のグリセリンと脂肪酸を除去するため
に、150〜200°Cにて1時間水蒸気蒸留を行った
後、活性炭を濾過して除き、グリセライド組成物Aを得
た。
更に、該グリセライド組成物へをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーによりジグリセライドを濃縮し、更に該
ジグリセライド濃縮物に対し、5倍重量のn−ヘキサン
を用いて、溶剤分別を行い、その中融点組成物を得た。
尚、脂肪酸(A)及び脂肪酸(B)は表−1に示す脂肪
酸を用いた。
同じく表−1に最終的に溶剤分別して得られた中融点組
成物の&)1成を示す。
この中融点濃縮物を用いて、以下に示す伸展性の評価を
行った。
〈伸展性の評価〉 、)官能評価; グリセライド組成物をタテ1cm、直径1cmの円柱状
に整え、その上、下に一片3cmのガラス板を敷き、そ
の上に10kgの重りをのせ、グリセライド組成物を押
しつぶした後、その外輪の状態を観察した。尚、評価は
5〜40°Cにて行った。
評価基準 [◎゛゛外輪0割れがなく・均一伸び ii)応力緩和率の測定: 不動工業株式会社製のレオメータ−(Re−omete
r)NRM−2010J−CWを用いて5〜40′Cに
て応力緩和率を求めた。応力緩和率の高いものは、伸び
の良好な固体物質である。
具体的には、試料を直径1cm、高さ1cmの円柱状に
整え、その上、下に一片3cmのガラス板を置き、その
上から10kgの荷重を与え、応力が10kgになった
時点で荷重をばずし、その後の応力の変化率を測定した
実施例1〜2及び比較例1〜4の伸展性の評価結果を表
−2に示す。
表−2から明らかなように、グリセライドを構成する脂
肪酸がベヘン酸と2−エチルヘキシル酸より成るジグリ
セライドを主体とするグリセライド組成物は、広い温度
領域において、良好な伸びを示すことがわかる。
また、グリセライドを構成する脂肪酸がステアリン酸と
2−エチルヘキシル酸より成るジグリセライドを主体と
するグリセライド組成物も常温(20”C)以下にて良
好な伸びを示すことがわかる。
一方、比較例1〜4のグリセライド組成物は、押しつぶ
した時、割れてしまう等、結晶のもろさがあり、伸びが
良いとは言えない。
実施例3〜4.及び比較例5〜9 グリセリン1モル、ベヘン酸1モル、2−エチルへキシ
ル酸1モル及び活性炭を全仕込量に対して0.4重量%
加え、150〜260℃にて、エステル化により生ずる
水が計算量に至るまで反応を行った。その所要時間は3
時間で、水は計算量の98%が分離した。次いで、活性
炭を濾過して除いた後、未反応のグリセリン及び脂肪酸
を分子蒸留により除去し、グリセライド組成物B(比較
例5)を得た。
更に、グリセライド組成物Bにn−ヘキサンをグリセラ
イド組成物Bの4倍重量加えて、溶剤分別を行い、中融
点画分としてグリセライド組成物C(実施例3)を得た
グリセライド組成物Cを分子蒸留することで低融点画分
を更に除去し、グリセライド組成物D(実施例4)を得
た。
グリセライド組成物Bにn−ヘキサンをグリセライド組
成物Bの4倍重量加えて、溶剤分別を行い、高融点画分
を除去した、中、低融点画分としてグリセライド組成物
E(比較例6)を得た。グリセライド組成物Bにn−ヘ
キサンをグリセライド組成物Bの4倍重量加えて、溶剤
分別を行い、低融点画分を除去した、高、中融点画分と
してグリセライド組成物F(比較例7)を得た。
グリセライド組成物Bに、アセトンをグリセライド組成
物Bの4倍重量加えて、溶剤分別を行い、中融点画分と
してグリセライド組成物G(比較例8)を得た。
グリセリン1モル、ベヘン酸1.25モル、2−エチル
へキシル酸1.25モル及び活性炭を全仕込量に対して
0.4重量%加え、150〜260°Cにてエステル化
により生ずる水が計算量に至るまで反応を行った。その
所要時間は4時間で、水は計算量の95%が分離した。
次いで、活性炭を濾過して除いた後、未反応のグリセリ
ン及び脂肪酸を分子蒸留により除去し、グリセライド組
成物Hを得た。
更に、グリセライド組成物Hにn−ヘキサンをグリセラ
イド組成物I」の4倍重量加えて、溶剤分別を行い、中
融点画分としてグリセライド組成物I (比較例9)を
得た。
以」二の様にして得られた実施例3〜4、及び比較例5
〜9のグリセライド組成物の組成を表−3に示す。
更に各組成物に関して、伸展性の評価及び感触の評価を
行った。尚、伸展性の評価は20°Cにおいて前記実施
例1の方法と同様に行い、また感触の評価は下記の方法
により行った。
〈感触の官能評価〉 各グリセライド組成物50重量部をワセリン50重量部
と混合し、70°Cにて溶解し、しかる後、室温に冷却
した後、上腕部に1g塗布して、評価を行った。
評価基準 評価結果を表−3に示す。
表−3から明らかな様に、グリセライド組成物の組成範
囲が本発明の特定条件範囲にある実施例3及び実施例4
は良好な伸びと共に、感触が優れているのに対し、本発
明の条件範囲外の比較例においては、伸びがなく、又は
感触の重いものとなってしまうことがわかる。
〔発明の効果〕
以上示したように、本発明のグリセライド組成物は、伸
びに優れ、また感触もさらっとしてべとつきがなく、且
つ、化学的に安定であるため、化粧品あるいは医薬品等
の油性基剤として極めて好適且つ有用なものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)分子中に炭素数18〜22の直鎖飽和脂肪酸
    残基と2−エチルヘキシル酸残基を夫々1個有する脂肪
    酸ジグリセライド40重量%以上、 (b)炭素数18〜22の直鎖飽和脂肪酸のモノグリセ
    ライド又は/及び2−エチルヘキシル酸 モノグリセライド10重量%以下、 (c)炭素数18〜22の直鎖飽和脂肪酸のジグリセラ
    イド20重量%以下、 (d)2−エチルヘキシル酸ジグリセライド10重量%
    以下、及び (e)炭素数18〜22の直鎖飽和脂肪酸のトリグリセ
    ライド、分子中に炭素数18〜22の直鎖飽和脂肪酸残
    基2個と2−エチルヘキシル酸残基1個を有する脂肪酸
    トリグリセライド、分子中に炭素数18〜22の直鎖飽
    和脂肪酸残基1個と2−エチルヘキシル酸残基2個を有
    する脂肪酸トリグリセライド及び2−エチルヘキシル酸
    トリグリセライドからなる群から選ばれた1種又は2種
    以上のトリグリセライド40重量%以下 からなることを特徴とする、化粧品用基材又は医薬品用
    基材として好適な高い伸展性を有するグリセライド組成
    物。
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