JPS63257430A - 回転軸を有する構造物の固有振動数変更装置 - Google Patents
回転軸を有する構造物の固有振動数変更装置Info
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- JPS63257430A JPS63257430A JP9080487A JP9080487A JPS63257430A JP S63257430 A JPS63257430 A JP S63257430A JP 9080487 A JP9080487 A JP 9080487A JP 9080487 A JP9080487 A JP 9080487A JP S63257430 A JPS63257430 A JP S63257430A
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 abstract description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 9
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電動機等の回転軸を有する構造物に係り、特
にインバータ等による可変速制御運転を行う場合の振動
低減に好適な構造物の固有振動数変更装置に関する。
にインバータ等による可変速制御運転を行う場合の振動
低減に好適な構造物の固有振動数変更装置に関する。
例えば工作機械の場合、加工条件によって主軸の回転数
が異なる。従来、駆動モートルの回転数は一定で歯車比
等によって主軸の回転数を変える方式であったが、最近
はインバータ制御等によって、振動モートルの回転数を
変える方式が増加している。
が異なる。従来、駆動モートルの回転数は一定で歯車比
等によって主軸の回転数を変える方式であったが、最近
はインバータ制御等によって、振動モートルの回転数を
変える方式が増加している。
この場合1問題となるのはローターの不つりあい等の機
械的加振力に起因する回転周波数の整数倍とモートルの
固有振動数との共振、および、電源波形等に起因する電
磁加振周波数とモートルの固有振動数との共振による振
動である。
械的加振力に起因する回転周波数の整数倍とモートルの
固有振動数との共振、および、電源波形等に起因する電
磁加振周波数とモートルの固有振動数との共振による振
動である。
モートルの固有振動数は5種々あり、そのモードによっ
てはすえ付価(以下ベースと呼ぶ)の剛性によって変化
する。
てはすえ付価(以下ベースと呼ぶ)の剛性によって変化
する。
第12図にモートルの回転数を変化させた場合の振動の
一例を示す。第12図に示すNう 、N7゜N> HN
l の振動は回転周波数の4倍、3倍、2倍、1倍の周
波数とモー1−ルの固有振動数との共振によって大きく
なる。従来の一定回転数例えばNmaxで使用する場合
には振動は小さいが、Nm1nからNmaxの範囲の任
意の回転数で加工する場合、Nコ およびN4の回転数
と加工回転数が一致した場合、モートルの振動が加工面
に伝達され、加工面に悪影響をおよぼす、特に精密加工
においては、従来問題とならなかった微振動でも問題と
なる。
一例を示す。第12図に示すNう 、N7゜N> HN
l の振動は回転周波数の4倍、3倍、2倍、1倍の周
波数とモー1−ルの固有振動数との共振によって大きく
なる。従来の一定回転数例えばNmaxで使用する場合
には振動は小さいが、Nm1nからNmaxの範囲の任
意の回転数で加工する場合、Nコ およびN4の回転数
と加工回転数が一致した場合、モートルの振動が加工面
に伝達され、加工面に悪影響をおよぼす、特に精密加工
においては、従来問題とならなかった微振動でも問題と
なる。
本発明の目的は上記に述べた加工回転数における共振現
象をさけることにある。なお5ベースの剛性に関連する
モートルの固有振動数と共振は特に振動の影響が大きい
と考えられるため、本発明はこのベースの剛性に関連す
る固有振動数との共振現象を対称とする。
象をさけることにある。なお5ベースの剛性に関連する
モートルの固有振動数と共振は特に振動の影響が大きい
と考えられるため、本発明はこのベースの剛性に関連す
る固有振動数との共振現象を対称とする。
上記目的は、ばね定数が可変できる特殊なスペーサ(ば
ね定数変更装置)をモートルと脚部とベースの間に設置
し、固有振動数を任意に可変できるようにすることによ
り、達成される。
ね定数変更装置)をモートルと脚部とベースの間に設置
し、固有振動数を任意に可変できるようにすることによ
り、達成される。
モートルの振動系を説明のため、1自由度系(第13図
)と仮定すると、その固有振動数は(1)式で表わされ
る。
)と仮定すると、その固有振動数は(1)式で表わされ
る。
f=舌1 ・・・(1)ここで、F:
固有振動数 m:モートルの等価質量 に:モートルの等価ばね定数 ばね定数Ksのスペーサを挿入すると合成ばね定数Kp
は(2)式となる。(第14図)すなわち、スペーサに
よってばね定数がKからKpに変化(低下する)ため、
(1)式により固有値Fが変化する。
固有振動数 m:モートルの等価質量 に:モートルの等価ばね定数 ばね定数Ksのスペーサを挿入すると合成ばね定数Kp
は(2)式となる。(第14図)すなわち、スペーサに
よってばね定数がKからKpに変化(低下する)ため、
(1)式により固有値Fが変化する。
スペーサのばね定数Ksを可変できるような構造にすれ
ば、容易に固有振動数が変えられる。したがって、前記
した共振回転数と加工回転数が一致した場合にはスペー
サのばね定数の調整により。
ば、容易に固有振動数が変えられる。したがって、前記
した共振回転数と加工回転数が一致した場合にはスペー
サのばね定数の調整により。
共振をさけ、振動を低減することが可能となる。
以下5本発明の実施例を第1図から、第11図に示す。
まず第3図から第5図に示す実施例について説明する。
この実施例は第3図に示すようにモートル1の脚部と機
械側のベース3との間に本発明のスペーサ2と挿入する
。スペーサ2の構造を第2図から第5図に示す。第1図
は断面図であり、第2図はその上面図である。第4図は
カラー6の立体図で、第5図は部品5の上面図である。
械側のベース3との間に本発明のスペーサ2と挿入する
。スペーサ2の構造を第2図から第5図に示す。第1図
は断面図であり、第2図はその上面図である。第4図は
カラー6の立体図で、第5図は部品5の上面図である。
部品5を既存の機械側3の取付ネジ穴にボルト9で固定
する。次にカラー6を閏を挿入し1部品4をボルト10
で固定し、モートル脚部を部品4のネジ穴を使用してボ
ルトで固定する。部品4および部品5にはボルト8が移
動可能なように長穴11を設けてあり、適正な距離りに
てボルト8で部品4および部品5を締め付ける。本構造
によればボルト8の距離りを変えることにより、7のね
じ穴方向に荷重が加わった場合のスペーサのばね定数が
変化する。
する。次にカラー6を閏を挿入し1部品4をボルト10
で固定し、モートル脚部を部品4のネジ穴を使用してボ
ルトで固定する。部品4および部品5にはボルト8が移
動可能なように長穴11を設けてあり、適正な距離りに
てボルト8で部品4および部品5を締め付ける。本構造
によればボルト8の距離りを変えることにより、7のね
じ穴方向に荷重が加わった場合のスペーサのばね定数が
変化する。
すなわち、Lが大きい場合にはこのL間の部品4部品5
のにわみが大きくなりばね定数が小さくなる。Lが小さ
い場合には前記たわみが小さくなりばね定数が大きくな
る。
のにわみが大きくなりばね定数が小さくなる。Lが小さ
い場合には前記たわみが小さくなりばね定数が大きくな
る。
スペーサ挿入によりプーリー軸間距離の変化は部品5の
長穴7で調整する。したがってベルト長を変える必要は
ない。第6図は第1図に示した例が両持張りに対して1
片持張とした実施例である。
長穴7で調整する。したがってベルト長を変える必要は
ない。第6図は第1図に示した例が両持張りに対して1
片持張とした実施例である。
両実施例の場合共、モートルを搭載した状態でLを変え
る場合は、ボルト10および8をゆるめ。
る場合は、ボルト10および8をゆるめ。
長めのボルトをねじ穴7に使用して、ボルト9に当て更
らにねじ込めば3部品4が持上がり、カラー6には、モ
ートル自重が加わらないため、容易にLの調整ができる
。
らにねじ込めば3部品4が持上がり、カラー6には、モ
ートル自重が加わらないため、容易にLの調整ができる
。
第7図は簡便な構造の実施例で第8図に示すようにモー
トルの両サイドに障害物がある場合にモートル軸方向に
スペーサを挿入する例である。
トルの両サイドに障害物がある場合にモートル軸方向に
スペーサを挿入する例である。
スペーサ全体を移動してLを調整する。プーリー軸間距
離の調整はベースとの固定点とB、 またはB2 で
固定し、モートルとの固定点とMt またはMよで選択
する。二とにより粗調整が可能である。
離の調整はベースとの固定点とB、 またはB2 で
固定し、モートルとの固定点とMt またはMよで選択
する。二とにより粗調整が可能である。
第9図は、第10図に示すようにモートルの両サイドに
障害的がなくスペーサが巾方向に移動できる場合の実施
例で、第7図と同様スペーサを移動してLを調整し、ば
ね定数を変化させる。この構造ではプーリ軸間距離の調
整可能である。
障害的がなくスペーサが巾方向に移動できる場合の実施
例で、第7図と同様スペーサを移動してLを調整し、ば
ね定数を変化させる。この構造ではプーリ軸間距離の調
整可能である。
第11図はモートルの足4個分を一体にまとめた実施で
ある。
ある。
上記に述べた実施例の共通した特長は、既存のモートル
固定ネジ穴を使用するため、ベース側に新らたな加工を
する必要がない。
固定ネジ穴を使用するため、ベース側に新らたな加工を
する必要がない。
本発明によれば、工作機等のようにモートルを搭載した
機械でモートルの回転数を変化させて加工回転数を定め
る場合、ばね定数を変化することが可能なスペーサをモ
ートルと機械の間に挿入することにより、モートルの機
械的、電磁的な加振周波数とモートルの固有値との共振
による振動力増加を低減することができ、加工面に振動
による悪影響を防止する効果がある。
機械でモートルの回転数を変化させて加工回転数を定め
る場合、ばね定数を変化することが可能なスペーサをモ
ートルと機械の間に挿入することにより、モートルの機
械的、電磁的な加振周波数とモートルの固有値との共振
による振動力増加を低減することができ、加工面に振動
による悪影響を防止する効果がある。
特に、機械側を加工することなく、既存の取付ネジ穴の
みを使用するので、現地における振動低減に有効である
6
みを使用するので、現地における振動低減に有効である
6
第1図は本発明装置の実施例を示す要部の断面図、第2
図はその上面図、第3図は本発明の使用箇所を表られす
図、第4図、第5図はその部品図である。第6図は実施
例の断面図、また第7図も実施例の立体図で第8図はそ
の使用側面図である。 第9図、@10図は更に異なる実施例で第9図は要部の
斜視図、第10図は据付状態を示す図、第11図も実施
例の立体図、第12図は、モートルの回転数と振動の1
例、第13図、第14図は。 1自由度系の説明図である。 1:モートル、2ニスペーサ、3:ベース、4:弾性板
、5:弾性板、6:カラー、7:モートル固定ネジ穴、
8:ボルト、ナツト、9:ボルト。 10:ボルト、11:長穴、12二長穴。 第 3 図 $ 2 図 $ 1 図 第 5 図 べ 畢 乙 図 $ 7 図 〜J $ q 図 $IO図 $ll 図 第 12 図 $14 図
図はその上面図、第3図は本発明の使用箇所を表られす
図、第4図、第5図はその部品図である。第6図は実施
例の断面図、また第7図も実施例の立体図で第8図はそ
の使用側面図である。 第9図、@10図は更に異なる実施例で第9図は要部の
斜視図、第10図は据付状態を示す図、第11図も実施
例の立体図、第12図は、モートルの回転数と振動の1
例、第13図、第14図は。 1自由度系の説明図である。 1:モートル、2ニスペーサ、3:ベース、4:弾性板
、5:弾性板、6:カラー、7:モートル固定ネジ穴、
8:ボルト、ナツト、9:ボルト。 10:ボルト、11:長穴、12二長穴。 第 3 図 $ 2 図 $ 1 図 第 5 図 べ 畢 乙 図 $ 7 図 〜J $ q 図 $IO図 $ll 図 第 12 図 $14 図
Claims (1)
- 1、モートルとモートルを固定する機械との間にモート
ルの固有振動数を変化できるスペーサを設けたことを特
徴とする回転軸を有する構造物の固有振動数変更装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9080487A JPS63257430A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 回転軸を有する構造物の固有振動数変更装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9080487A JPS63257430A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 回転軸を有する構造物の固有振動数変更装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63257430A true JPS63257430A (ja) | 1988-10-25 |
Family
ID=14008776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9080487A Pending JPS63257430A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 回転軸を有する構造物の固有振動数変更装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63257430A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006149091A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 固定子鉄心の支持装置 |
JP2014096951A (ja) * | 2012-11-12 | 2014-05-22 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機 |
-
1987
- 1987-04-15 JP JP9080487A patent/JPS63257430A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006149091A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 固定子鉄心の支持装置 |
CN100461586C (zh) * | 2004-11-19 | 2009-02-11 | 东芝三菱电机产业系统株式会社 | 定子铁心支承装置 |
JP4628754B2 (ja) * | 2004-11-19 | 2011-02-09 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 固定子鉄心の支持装置 |
JP2014096951A (ja) * | 2012-11-12 | 2014-05-22 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機 |
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