JPS63256378A - 油圧衝撃動工具 - Google Patents

油圧衝撃動工具

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JPS63256378A
JPS63256378A JP28996886A JP28996886A JPS63256378A JP S63256378 A JPS63256378 A JP S63256378A JP 28996886 A JP28996886 A JP 28996886A JP 28996886 A JP28996886 A JP 28996886A JP S63256378 A JPS63256378 A JP S63256378A
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JP
Japan
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chamber
valve
piston
inner circumferential
oil
Prior art date
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JP28996886A
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English (en)
Inventor
弘 寺田
岡田 弘志
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Nippon Pneumatic Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Pneumatic Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油圧パワーシラペル等の先端に取り付けて、
コンクリート構造物の解体、岩石の破砕、岩盤掘削等に
用いる油圧作動の衝撃動工具に関するものである。
(従来の技術〕 油圧作動の衝撃動工具は、大きく分けるとアキュームレ
ータ方式とガス方式に二分される。
アキュームレータ方式はピストンが上昇する時にアキュ
ームレータに油を蓄積しておき、打撃行程でそれを放出
してピストンを加速する方式であり、特開昭60−15
6897号公報、特開昭61−131877号公報にこ
の方式が示されている。
ガス方式は、ピストンが上昇する時にピストン上方に密
封したガスを圧縮することによってエネルギーを蓄積し
、打撃行程ではガスの膨張するエネルギーを利用してピ
ストンを加速する方式であり、特公昭54−32192
号公報にこの方式が示されている。
上記のいずれの方式においても、ピストンが上方に一定
量変位すると、ピストンを押し上げる油室がバルブ切換
信号を与える部屋に連通ずるようになっている。これを
第1方式としておく。
上記第1方式とは異なり、ピストンの位置を位置検出弁
を用いて検出してパルプ切換信号を送る方式(これを第
2方式としておく)と、シリンダとピストンの間に圧縮
室を設けて、ピストンがこの部屋に突入して圧縮が始ま
ると、この部屋の油をバルブ切換用の部屋に導く方式(
これを第3方式としておく)が、本発明と同一発明者に
よって特開昭61−159386号公報に開示されてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の第1方式では、ピストンが上昇するに従って、ピ
ストンを上昇させるために圧油が送りこまれている油室
とパルプ切換信号を与え名ためにシリンダの内壁に設け
られた油路の間の距離がだんだん短くなり、油室から前
記油路への洩れ量が増加していく。
ただ、作動油の温度が低く粘度が高い状態では洩れ量が
少ないので、油室が前記油路に連絡した時点で初めてバ
ルブの切換が開始される。
ところが、作動油の温度が上昇して粘度が低くなると洩
れ量が大幅に増加し、油室が油路に連絡する前にバルブ
切換を開始してピストンの実質ストロークを短くし、そ
の結果打撃エネルギーが弱くなったり作動不良を葱き起
こしたりする。
更に大型の衝撃動工具となるとピストンの径が大きくな
るため、油圧ポンプから供給される圧油の大半がピスト
ンの上方に形成される低圧側の油室へ流出して全く作動
しないという事態も発生する。
本発明は、上記のようなピストンとシリンダ壁との間の
洩れ量を抑え、ピストンのストロークが一定に保たれ作
動不良を起こさない衝撃動工具を提供するとともに洩れ
量を制限することにより作動圧を高くして、使用流量を
少なくし、効率の高い衝撃動工具を提供しようとするも
のである。
゛ 〔問題点を解決するための手段とその作用〕上記の
問題点を解決するために、ピストンとシリンダの間に、
ピストンの最上昇位置の近傍で作動油が圧縮される油室
を形成し、この圧縮された油を利用してパルプ切換信号
を送る第3方式の考えを取り入れて特許請求の範囲に記
載の構成とし、ピストンとシリンダの間に全ストローク
に亘って常に一定巾以上のシール巾を形成する。更に大
型の衝撃動工具ではそこにラビリンス溝を形成したり、
シール材を組み込み、ピストンとシリンダ間の洩れ流量
を殆ど零にするものである。
〔実施例〕
まず、第一実施例について第1図乃至第4図に基づき説
明する。
第1図で、1は衝撃動工具で、2はシリンダであり、こ
のシリンダ2内にピストン3が摺動自在に組み込まれて
いる。
ピストン3は上下にそれぞれ直径の等しい上部小径部4
と下部小径部5を有し、中央に直径の等しい上部大径部
6と下部大径部7を形成し、その間に中部小径部8を一
体に形成する。
シリンダ2内には、ピストンの上部大径部6の上方に中
室9を、下部大径部7の下方に下室10を形成し、上部
小径部4の上方には、窒素ガスを封入する上室11を形
成する。
シリンダ2の下端には、一定範囲で摺動自在にチゼル1
2を嵌装して、ピストン3の下端でチゼル12の上端が
打撃されるようにする。
なおピストン3の上部大径部6と下部大径部7が摺動す
るシリンダ2の内側には、上方より内周溝13゛  ・
13・14・15・16を設ける。
各周溝は、ピストン3が下降位置にあるときは、内周溝
13と13゛、内周a14と15が連通し、内周溝15
と16が遮断される。ピストンが上昇位置の途中にある
時は、内周′a14と15が遮断され内周溝13と13
°は連通したままである。ピストンが最上位置にあると
きは内周溝13と13゛が遮断され、内周溝14と15
も遮断されたままであり内周溝15と16はピストンが
どの位置にあっても連通しないように形成する。
17は、シリンダ2の一側に固定した弁箱で、この弁箱
17内に弁室18を設け、バルブ19を摺動自在に嵌装
する。
弁室18の上部には、室20を設け、プランジ中21を
摺動自在に嵌装し、プランジャ21の下端は、バルブ1
9の上端に当接させる。バルブ19は、上方に大径部2
2と下方に小径部23を有し、弁室18の大径部と小径
部に進退自在に嵌合させ、大径部22の下端面と弁室1
8の間にはアクチュエイト室24を形成する。
バルブ小径部23の下方には、外周溝25を形成し、軸
心には弁室18の上部と下部を連通させる連通孔26を
形成する。なお大径部と小径部の断面積差はプランジャ
21の断面積より大きく形成する。
弁室18の大径部には、上方より内周溝27・28を形
成し、小径部には内周溝29・30・31を形成する。
なお前記弁室18の上部゛は、油路32によりシリンダ
2の内周溝13に連通し、内周溝14は油路43により
周溝27に連通する。
シリンダの内周溝15・16は、それぞれ油路33・3
4により弁室18の内周溝28・31に連通する。
油路33は、途中で小径の油路35に分岐して内周溝2
9に接続し、油路34は極小径油路38に分岐して内周
溝30に接続する。
36は、低圧の排油口で内周溝27に接続し、37は給
油口で油路により内周溝30と室20に連通する。
なおシリンダの内周溝13°は、チェック弁50(逆方
向)を介して油路53により排油口36に接続する油路
に連絡するとともに、チェック弁51 (順方向)を介
して油路52により油路33に接続する。
以上の構成において、バルブ19が下降位置にある時は
、内周溝30と31は外周溝25により連通し、内周溝
29と30及び内周溝31と弁室18の下部は遮断され
る。なお内周溝27と28、内周溝28と29は常時遮
断される0次にバルブ19が上昇を始めると、まず内周
溝30と31が遮断され、同時に内周溝29と30、内
周溝31と弁室18の下部が連通ずる。更に上昇すると
バルブ19の大径部の上端面が、内周溝27を弁室18
の上部から遮断する。
次に作動について説明する。
第1図においては、ピストン3もバルブ19も下降位置
にある。この状態で給油口37に圧油を供給すると、圧
油は、内周溝3〇−外周溝25−内周溝31−油路34
−下室10と流れ、ピストン3の下部大径部7の下端面
に油圧が加わる。この時中室9は、油路32→弁室18
の上部→内周溝27−排油口36と連通ずるので、ピス
トン3は上室11内の窒素ガスを圧縮しながら上昇する
。この時給油口37から圧油が室20にも流入し、プラ
ンジャ21を下方に押し付けるので、バルブ19も下方
に押し付けられている。
上部大径部6の上端面がシリンダの内周溝13と13°
を遮断する第2図に示す位置になると、中室9の油は圧
縮され油路52から、チェック弁51を通過して油路3
3に至りアクチュエイト室24に流入し、バルブ190
大径部22の下端面に油圧が働く、この時中室9から排
油口36に接続する油路53は、チェック弁5Gにより
閉じているので、圧縮された油が油路53から流出する
ことはない。
バルブ19の大径部下端面の作用面積は、プランジャ2
1の断面積より大きいので、バルブ19は上方に動き始
める。
そしてバルブ19の変位が所定値になると同時に内周溝
30と31が遮断され、内周溝29と30、内周溝31
と弁室18の下部が連通し、下室10は油路34→内周
溝31→弁室18の下部→連通孔26−弄室18の上部
−排油口36と接続し、下室lOの圧力が低下するので
、上室11内の圧縮された窒素ガスの圧力によってピス
トンは下降を始める。ピストンの上部大径部6の上端面
が、内周溝13°と13を連通ずるまでは、中室9へは
低圧管路側からチェック弁50を介して油が吸い込まれ
、中室9が真空状態となるのを防止する。
そしてピストンが下降を開始して中室9からアクチュエ
イト室24への圧油の供給がなくなっても、圧油が内周
溝30→内周溝29→小径の油路35→油路33→アク
チユエイト室24と供給され続けるので、バルブ19は
上昇を続ける。この時油路33に接続している油路52
は、チェック弁51によって閉じているので低圧管路側
へ圧油が洩れることはない。
バルブ19が更に上昇して最上昇位置に来ると、大径部
22の上端面が弁室18の上部を内周溝27より遮断す
るので下室10の油は中室9に流入する。この状態を第
3図に示す。
この時、圧油が内周溝30→極小径油路38−油路34
−下室10と流入するので、下室10の圧力は上昇し、
それに伴って中室9の圧力も上昇する。
ピストン上部小径部4と上部大径部6の断面積差は下部
小径部5と下部大径部7の断面積差に等しいので、下室
10と中室9の圧力が同圧となれば、ピストン3の下向
きの運動には支障を及ぼさない。
ピストン3が下降して、第4図の位置になり、ピストン
の中部小径部8が内周溝14と15を連通ずるとアクチ
ュエイト室24は、内周溝28→油路33−内周溝15
−内周溝14−油路43→内周溝27と流れ、油路によ
り排油口36に連通ずるので、アクチュエイト室24の
圧力は急速に低下し、バルブ19はプランジャ21によ
り第1図に示す下降位置に押し下げられる。この時小径
の油路35から一時的に圧油が供給される状態があるが
、小径の油路35が絞りの効果を発揮してアクチュエイ
ト室24への流入量を@限するので、バルブ19の動き
に大きな影響を及ぼすことはない。
給油口37から圧油が供給されている限り、上記の作動
を繰り返す。
次に第5図に基づき、第二実施例について説明する。
第一実施例では、シリンダの内周溝13°をチェック弁
51を介して油路33に接続していた。
本実施例ではチェック弁51の代わりに弁60を設ける
。また第一実施例では、バルブ19を常に下向きに押し
付ける手段として、室20に摺動自在に嵌挿したプラン
ジャ21をバルブ19に当接させている。第二実施例で
は、これらに代わる手段としてパルプ19の上方に中径
部39を付加し、弁室18の中部と大径部22の上段部
とで室40を形成し、この室40を油路にて常時給油口
37に連通させる。パルプ19の大径部22と中径部3
9の断面積差は、パルプ大径部22と小径部23の断面
積差より小さくする。その他の構成については第一実施
例と同じである。
前記の弁60は、スプール61とそれを押すスプリング
62より構成され、スプール61は弁室63に摺動自在
に嵌挿されている。弁室63のスプリング側は、油路に
よりアクチュエイト室24に接続し、反対側はシリンダ
の内周溝13゛ に接続する。この弁60は、スプール
61が移動して発生する油の体積変化量をアクチュエイ
ト室24に伝える作用を行う。
したがって、ピストン3が上昇して上部大径部6の上端
面が内周溝13°を13から遮断すると、中室9の油が
圧縮されてその油がスプール61を押すので、それによ
り弁室63内の油が油路33へ押し出されてアクチュエ
イト室24に流入し、パルプ19を押し上げる。
パルプ19の変位が所定値になると同時に内周溝30の
31が遮断され、内周溝29と30、内周溝31と弁室
の下部が連通ずるので、下室10は排油口36に連通し
て圧力が低下する。したがりて、ピストン3は上室11
内の窒素ガスの圧力により下降を始めるとともに、アク
チュエイト室24へは小径の油路35を通って圧油が供
給されるので、パルプ19は上昇を続ける。ピストンが
下降を開始すると中室9の圧力は低下するのでスプール
61は小径の油路35を通って流入する圧油とスプリン
グの力によって元に復帰し、次のサイクルに備える0以
上の作動以外は第一実施例と同じである。
本実施例は、油圧衝撃動工具が比較的大型で、ピストン
の質量も大きい場合に適し、次のような効果を発揮する
ピストンの質量が大きいとピストン自体の運動エネルギ
ーも大きいために、ピストン3が最上昇位置に達し、中
室の油がチェック弁51を通ってアクチュエイト室24
へ流入した時に、パルプ19が上昇して下室10が排油
口36に連絡した後もパルプ19は上昇を続け、パルプ
19が弁室18の上端面に高速度で衝突し、パルプ19
と弁室上部が破損する虞れがある。この第二実施例の弁
60を用いると、スプール61がストロークエンドすれ
ば中室9からアクチュエイト室24への油の供給がなく
なるので、このような問題は生じなくなる。
第6図に基づき、第三実施例について説明する。
シリンダの内周溝13゛とアクチュエイト室24の間に
第一実施例のチェック弁51に曽えて弁70を設番)る
また第−実施例及び第二実施例では、弁室18小径側に
内周溝29を設けて、パルプ19が上方に動いて内周溝
29と30が連通ずると圧油が小径の油路35を介して
アクチュエイト室24に供給されるように形成していた
本実施例では弁室18の大径側に内周溝41を設けて小
径の油路42にて供給口37につながる油路に接続させ
、パルプ19が上方に動いて内周溝28と41が連通ず
ると、圧油が小径の油路42からアクチュエイト室24
に供給されるようにする。
パルプ19を常時下方に押し付ける手段はプランジ+2
1を用いた第一実施例の方法、あるいは第二実施例の方
法でも良いが、ここでは第二実施例の方法を用いる。他
の構成は第一実施例と同じである。
弁70は弁室内に嵌挿したスプール71とスプリング7
2より構成され、パイロット圧で作動し、スプリングに
よって復帰する二位置一方向のパルプである。弁室には
ポートA73とポートB74を設け、ポートA73は常
時圧油側に連通し、ポートB74はアクチュエイト室2
4に連通させる。パイロットライン側は油路52にてシ
リンダの内周溝13゛に連通し、スプリング側は常時低
圧側に連通させる。
ピストン3が上昇して、上部大径部6の上端面が内周溝
13°と13の連通を遮断して、中室9の油が圧縮され
ると、その油がスプール71を上方へ押し、ポートA7
3とポー1−874が連通ずる。すると圧油が給油口に
つながる油路を通ってアクチュエイト室24に流入しバ
ルブ19を押し上げる。パルプ19の変位が所定値にな
ると同時に内周溝30と31が遮断され、内周溝28と
41、内周溝31と弁室18の下部が連通ずるので、下
室lOは排油口36に連通して圧力が低下する。
したがってピストン3は上室11内の窒素ガスの圧力に
より下降を始めるがアクチュエイト室24へは、小径の
油路42を通って更に圧油が供給されるので、バルブ1
9は上昇を続ける。
ピストン3が下降を開始すると中室9の圧力は低下する
のでパイロットライン油路52の圧力も低下し、弁70
のスプール71はスプリング72の押圧力によって下方
へ復帰し、次のサイクルに備える0以上の作動以外は第
一実施例と同じである。
本実施例は中室9の圧縮された油をパイロ7)圧として
使用して、弁70を切り換え、給油口からの圧油を直接
アクチュエイト室24に流入させてパルプ19の切換え
を行わせるため、非常に応答性が良い。
[発明の効果〕 一般に衝撃動工具の圧油の洩れは、ピストンとシリンダ
の間隙、弁箱とパルプの間隙の二箇所で発生する。弁箱
とバルブの間の洩れについては、パルプ径が小さくしか
も間隙を小さくするのも容易なので洩れ量を殆ど無くす
ことも可能である。
ところが、ピストンの径はバルブの径に比べて大きく、
しかも衝撃荷重を受けるので、シリンダとの間にある程
度の間隙がないと焼付く虞れがあるため微少な間隙を設
けている。したがって衝撃動工具の内部の洩れは大部分
がピストンとシリンダの間で発生していた。
ところが従来は、ピストンの最上昇位置近傍でピストン
を押し上げ用の油室(下室)をパルプ切換用アクチュエ
イト室に導いていたため、ピストンが上昇すればする程
シール巾が狭(なり、洩れの影響も出やすい構造であっ
た。特に衝撃動工具が大きくなるとピストン径も大きく
なり、この洩れの影響が顕著であった。
本発明はピストンの最上昇位置でシリンダとピストンの
間に圧縮室を設け、ここで圧縮された油をバルブを切り
換えるアクチュエイト室に導き、パルプ切換信号とする
これによりピストンとシリンダの間にピストンの全スト
ロークに亘り、常に一定巾以上のシール巾を設けること
が可能となり−、ピストンの径が大きくなるとシリンダ
壁にラビリンス溝を設けるかシール材を組み込んだりし
て適宜な密封積置を施すことができ、洩れを殆ど無くす
ことが可能となり、容積効率が上昇する。
したがって、衝撃動工具の油圧の作動圧をより高くする
ことができ、その分、流量を少なくできるので従来通り
の油圧管路であれば、それだけ流速は低くなる。油圧管
路の各種の損失は全て流速の二乗に比例するので、流速
が低くなると損失が大幅に減少し、効率の高い衝撃動工
具を提供できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の第一実施例の作動説明図、第
5図は第二実施例の断面図、第6図は第三実施例の断面
図、第7図はパルプが第三実施例の場合の断面図で、中
心線の右側はピストンが最上死点にあり、シリンダ壁に
ラビリンス溝がはいった図、左側はピストンが最下死点
にありシリンダ壁にシール材がはいった図である。 1−・・−・衝撃動工具     2−・−シリンダ3
 ・・−・・ピストン      4・−・・〜上部小
径部5−・−・−下部小径部     6−・・・−上
部大径部7 ・・・−下部大径部     8 ・・・
・・中部小径部9・−・−・中室       10−
・−・下室11−・・・・・上室       12・
・−・・チゼル13−−−−一内周溝      13
° −・・・内周溝1B・−・・・弁室       
19−・−パルプ20−・−・−室        2
1 ・・・・・プランジャ22−・−・大径部   2
4 ・−・・アクチュエイト室35−・・−小径油路 
    36−・−・排油口37−・・給油口    
  38 ・−・・・極小径油路40 ・−’i   
      51  ・・・−・チェック弁52 ・−
・−油路       60・70−・・・・弁61・
71−・−・・スプール

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下端にチゼル(12)等の工具を進退自在に装着し、シ
    リンダ(2)の内部にはピストン(3)を摺動自在に組
    み込む。 ピストン(3)は直径の等しい上部大径部(4)と下部
    小径部(5)を有し、中央部に直径の等しい上部大径部
    (6)と下部大径部(7)を有し、その間に中部小径部
    (8)を一体に形成する。 シリンダ(2)の内部には、ピストン上部大径部(6)
    の上面側に中室(9)を、ピストン下部大径部(7)の
    下面側には下室(10)を設け、更にピストン(3)の
    上端面にガス圧を加える上室(11)を設ける。 中室(9)の上部には隣接する内周溝(13′)・(1
    3)を設け、内周溝(13′)は途中に弁(51)・(
    60)・(70)を介して、バルブ(19)の大径部(
    22)の下側のアクチュエイト室(24)に連通させ、
    他方の内周溝(13)は弁室(18)の上部に連通させ
    、ピストンの最上昇位置では、上部大径部(6)の上端
    面で前記内周溝(13′)と内周溝(13)を遮断する
    ように形成する。 更にシリンダには、中室(9)と下室(10)の間に位
    置し、ピストン(3)の全ストロークに亘りいずれの室
    にも連通しない隣接する内周溝(14)・(15)を設
    け、上側の内周溝(14)は常時排油口(36)に連通
    させ、下側の内周溝(15)はアクチュエイト室(24
    )に連通させ、ピストン3の下降位置では前記内周溝(
    14)と内周溝(15)が連通するように形成する。 下室(10)及び中室(9)と給油口(37)及び排油
    口(36)の間に設けた弁室(18)には、バルブ(1
    9)を摺動自在に組み込む。 アクチュエイト室(24)は、弁室(18)の大径部と
    バルブ(19)の大径部下面との間に形成する。 バルブ(19)は、下降位置にある時給油口(37)を
    下室(10)に通じるとともに排油口(36)を中室(
    9)の上部に通じ、上昇位置の途中では、下室(10)
    を排油口(36)に通じ、最上昇位置では、下室(10
    )を排油口(36)から遮断して中室(9)の上部へ連
    通させる。 弁室(18)あるいはその上部には、常に給油口(37
    )に通じて油圧によりバルブ(19)を押下させる室(
    20)・(40)を形成し、下部には給油口(37)か
    ら極小径油路(38)を通って、下室(10)に通じる
    油路を設ける。 更にバルブ(19)の下降途中でピストン(3)が下降
    位置近傍にあるときは、シリンダ(2)の下室(10)
    とバルブ(19)の大径部(22)の下側のアクチュエ
    イト室(24)を排油口(36)に連通させる。 以上の構成を特徴とした衝撃動工具。
JP28996886A 1986-12-04 1986-12-04 油圧衝撃動工具 Pending JPS63256378A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61131877A (ja) * 1984-11-29 1986-06-19 フリード・クルツプ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 液圧式打撃装置
JPS61159386A (ja) * 1984-12-27 1986-07-19 日本ニユ−マチツク工業株式会社 衝撃動工具

Patent Citations (2)

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