JPS63256254A - 砂中子の破損検出方法 - Google Patents
砂中子の破損検出方法Info
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- JPS63256254A JPS63256254A JP9045687A JP9045687A JPS63256254A JP S63256254 A JPS63256254 A JP S63256254A JP 9045687 A JP9045687 A JP 9045687A JP 9045687 A JP9045687 A JP 9045687A JP S63256254 A JPS63256254 A JP S63256254A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は砂中子の破損検出方法に係り、特にアルミニウ
ム鋳物等の鋳造の際に用いられる砂中子の破損を検出す
る方法に関する。
ム鋳物等の鋳造の際に用いられる砂中子の破損を検出す
る方法に関する。
［従来の技術］
一般に鋳造法により各種製品を製造する場合、生産性向
上等の面における有利性から、圧力鋳造法としてダイカ
スト鋳造法が広く利用されている。ところで、製品の形
状の一部に複雑な空洞部あるいはアンダーカット部が存
在する鋳物をダイカスト鋳造法で製造する場合、中子と
して引き抜き中子が使用できない、そこで、これに代っ
て崩壊性の良い砂中子の使用が考えられているが、この
崩壊性中子は、ダイカスト法のような高圧の鋳造圧に耐
え、しかも鋳造後の崩壊性が良いという全く相反した機
能を同時に備えたものでなくてはならない。
上等の面における有利性から、圧力鋳造法としてダイカ
スト鋳造法が広く利用されている。ところで、製品の形
状の一部に複雑な空洞部あるいはアンダーカット部が存
在する鋳物をダイカスト鋳造法で製造する場合、中子と
して引き抜き中子が使用できない、そこで、これに代っ
て崩壊性の良い砂中子の使用が考えられているが、この
崩壊性中子は、ダイカスト法のような高圧の鋳造圧に耐
え、しかも鋳造後の崩壊性が良いという全く相反した機
能を同時に備えたものでなくてはならない。
従来、圧力鋳造用の崩壊性中子としては、一般に、ケイ
酸等の骨材を有機バインダにより所望形状に造型した砂
中子が用いられている。また、鋳造後においてこのよう
な砂中子を崩壊させる方法としては、振動あるいはサン
ドブラスト等が採用されている。
酸等の骨材を有機バインダにより所望形状に造型した砂
中子が用いられている。また、鋳造後においてこのよう
な砂中子を崩壊させる方法としては、振動あるいはサン
ドブラスト等が採用されている。
［発明が解決しようとする問題点］
このような崩壊性砂中子を用いて、高精度で高品質の製
品を高い生産効率で製造するには、鋳造中に砂中子の破
損を検出し、また鋳造後砂落しを行なった後でも目視検
査の難しい製品内部における中子砂の焼き付き等を知る
ことが必要となるが、従来、これらの検査方法について
は何ら提案されていない。
品を高い生産効率で製造するには、鋳造中に砂中子の破
損を検出し、また鋳造後砂落しを行なった後でも目視検
査の難しい製品内部における中子砂の焼き付き等を知る
ことが必要となるが、従来、これらの検査方法について
は何ら提案されていない。
［問題点を解決するための手段］
本発明の砂中子の破損検出方法は、砂中子を用いて圧力
鋳造を行なうにあたり、内部に金属線を埋め込んだ砂中
子を用い、該金属線に通電しその断線又は短絡を検知す
ることにより該砂中子の破損を検出することを特徴とす
る。
鋳造を行なうにあたり、内部に金属線を埋め込んだ砂中
子を用い、該金属線に通電しその断線又は短絡を検知す
ることにより該砂中子の破損を検出することを特徴とす
る。
以下、本発明を図面を参照して詳細に説明する。
第、１図は本発明の実施の一例を示す金型の断面図であ
る。
る。
図示の例においては、砂中子１の内部に１対の金属線２
ａ、２ｂを埋め込んでおき、これを電流計３、電圧計４
、電源５、記録計６よりなる検出回路１０に接続して、
金型１１．１２にセットする。
ａ、２ｂを埋め込んでおき、これを電流計３、電圧計４
、電源５、記録計６よりなる検出回路１０に接続して、
金型１１．１２にセットする。
第１図に示す方法で鋳造を行なった場合、中子１に欠陥
が生じて溶湯の差し込みがあると、中子１内部に埋め込
んだ１対の金属線２ａ、２ｂが溶湯により短絡し電流が
流れるようになる。従って、検出回路１０の記録計６に
て電流値を管理し、通電を知ることにより、中子１の破
損、溶湯の差し込みを検知することができる。
が生じて溶湯の差し込みがあると、中子１内部に埋め込
んだ１対の金属線２ａ、２ｂが溶湯により短絡し電流が
流れるようになる。従って、検出回路１０の記録計６に
て電流値を管理し、通電を知ることにより、中子１の破
損、溶湯の差し込みを検知することができる。
本発明の方法は第１図に示すような金属線の短絡による
通電により中子の破損を検知する方法の他、中子に埋め
込んだ金属線を通電状態としておき、中子の破損により
溶湯の差し込みがあると、中子内の導電線が溶湯により
焼き切られて断線し、電流が流れなくなることから、中
子の破損を検知するようにすることもできる。
通電により中子の破損を検知する方法の他、中子に埋め
込んだ金属線を通電状態としておき、中子の破損により
溶湯の差し込みがあると、中子内の導電線が溶湯により
焼き切られて断線し、電流が流れなくなることから、中
子の破損を検知するようにすることもできる。
このような本発明で用いる砂中子１を製造するには、中
子造型用型内に、予め金属線をセットし、ここにシェル
モールド用コーテツドサンドを常法により流し込み造型
する。
子造型用型内に、予め金属線をセットし、ここにシェル
モールド用コーテツドサンドを常法により流し込み造型
する。
シェルモールド用コーテツドサンドとしては、通常用い
られているものを採用することができ、例えば、ケイ砂
、ジルコンサンド、クロマイトサンド、ハイアルミナサ
ンドあるいはセラビーズ等の骨材に、熱硬化性のフェノ
ール樹脂あるいは不飽和ポリエステル樹脂等の有機ノで
インダを配合したものが挙げられる。
られているものを採用することができ、例えば、ケイ砂
、ジルコンサンド、クロマイトサンド、ハイアルミナサ
ンドあるいはセラビーズ等の骨材に、熱硬化性のフェノ
ール樹脂あるいは不飽和ポリエステル樹脂等の有機ノで
インダを配合したものが挙げられる。
金属線としては銅、銀、アルミニウム等適宜の導電線が
用いられ、その直径は０．１〜ｉｎｍ程度が好適である
。この金属線は中子破損による溶湯の差し込みの検出を
十分に行なえるように、中子の全表層部に延設するのが
良い。また、この金属線は中子の特に破損や溶湯差し込
みの生じ易い表層部にのみ配設しても良い。短絡を検出
するための金属線同志の間隔は１〜数ｍｍ程度が好適で
あるが、それよりも小さくとも、また大きくとも構わな
い。
用いられ、その直径は０．１〜ｉｎｍ程度が好適である
。この金属線は中子破損による溶湯の差し込みの検出を
十分に行なえるように、中子の全表層部に延設するのが
良い。また、この金属線は中子の特に破損や溶湯差し込
みの生じ易い表層部にのみ配設しても良い。短絡を検出
するための金属線同志の間隔は１〜数ｍｍ程度が好適で
あるが、それよりも小さくとも、また大きくとも構わな
い。
本発明の方法は、記録計をコンピューター管理すること
により、人手を用いず自動的に実施することもできる。
により、人手を用いず自動的に実施することもできる。
［作用］
本発明の方法においては、内部に金属線を埋め込んだ砂
中子を用いるため、溶湯の差し込みによりこの金属線が
断線又は短絡することを検知することにより、容易かつ
確実に砂中子の破損を検出することができる。
中子を用いるため、溶湯の差し込みによりこの金属線が
断線又は短絡することを検知することにより、容易かつ
確実に砂中子の破損を検出することができる。
［実施例］
以下、実施例について説明する。
実施例１
ケイ砂を有機バインダ等を用いて造型する際に、金属線
（直径ｏ、５ｍｍの銅製細線）２ａ１２ｂを中子の全表
層部にくまなく埋め込んで造型し砂中子１を製造した。
（直径ｏ、５ｍｍの銅製細線）２ａ１２ｂを中子の全表
層部にくまなく埋め込んで造型し砂中子１を製造した。
なお、銅線２ａ、２ｂの間隔は５ｍｍとした。
得られた砂中子１を第１図に示す如く金型１１．１２ヘ
セツトし、金属線２ａ、２ｂを、各々、検出回路１０に
接続した後、アルミニウム合金ＪＩＳ ＡＤＣ１２を
溶湯保持温度６８０℃、メタル圧８００ ｋ ｇ ／
ｃ ｒｄの条件でダイカストした。
セツトし、金属線２ａ、２ｂを、各々、検出回路１０に
接続した後、アルミニウム合金ＪＩＳ ＡＤＣ１２を
溶湯保持温度６８０℃、メタル圧８００ ｋ ｇ ／
ｃ ｒｄの条件でダイカストした。
鋳造中、検出回路１０で１対の金属線２ａ、２ｂ間を流
れる電流の変化を追ったところ、溶湯の射出完了時点で
電流値が急激に高くなった。鋳造後、製品を取り出して
切断し、断面を観察したところ、一部分中子砂にひび割
れが人っており、そこへ溶湯が差し込んでいた。
れる電流の変化を追ったところ、溶湯の射出完了時点で
電流値が急激に高くなった。鋳造後、製品を取り出して
切断し、断面を観察したところ、一部分中子砂にひび割
れが人っており、そこへ溶湯が差し込んでいた。
一方、メタル圧だけを４００ ｋ ｇ ／ ｃ ｒｎ’
に下げて同様にして鋳造を行なったところ、電流値の変
化はなく、製品を検査したところ、中子の破損、溶湯の
差し込み等は発生していなかった。
に下げて同様にして鋳造を行なったところ、電流値の変
化はなく、製品を検査したところ、中子の破損、溶湯の
差し込み等は発生していなかった。
この結果から、本発明の方法によれば、簡単にしかも確
実に砂中子の破損等が検出できることが明らかである。
実に砂中子の破損等が検出できることが明らかである。
［発明の効果］
以上詳述した通り、本発明の砂中子の破損検出方法は、
砂中子を用いて圧力鋳造を行なうにあたり、内部に金属
線を埋め込んだ砂中子を用い、該金属線の断線又は短絡
により該砂中子の破損を検出することを特徴とするもの
であって、砂中子の破損又はそれに起因する鋳造欠陥等
を容易かつ確（実に検出することができる。しかも、本
発明の方法はコンピューター等により自動管理システム
を採用して人手を用いることな〈実施することもできる
。
砂中子を用いて圧力鋳造を行なうにあたり、内部に金属
線を埋め込んだ砂中子を用い、該金属線の断線又は短絡
により該砂中子の破損を検出することを特徴とするもの
であって、砂中子の破損又はそれに起因する鋳造欠陥等
を容易かつ確（実に検出することができる。しかも、本
発明の方法はコンピューター等により自動管理システム
を採用して人手を用いることな〈実施することもできる
。
従って、本発明の方法によれば、優れた鋳造管理のもと
に良好な鋳造を行なうことができ、中子を用いる圧力鋳
造法の作業効率が改善し、生産効率を大幅に向上させる
ことができる。
に良好な鋳造を行なうことができ、中子を用いる圧力鋳
造法の作業効率が改善し、生産効率を大幅に向上させる
ことができる。
第１図は大発明の実施の一例を説明する金型の断面図で
ある。 １・・・砂中子、 ２ａ、２ｂ・・・金属線、１０
・・・検出回路、 １１．１２・・・金型。
ある。 １・・・砂中子、 ２ａ、２ｂ・・・金属線、１０
・・・検出回路、 １１．１２・・・金型。
Claims (1)
- （１）砂中子を用いて圧力鋳造を行なうにあたり、内部
に金属線を埋め込んだ砂中子を用い、該金属線に通電し
てその断線又は短絡を検知することにより該砂中子の破
損を検出することを特徴とする砂中子の破損検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9045687A JPS63256254A (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 砂中子の破損検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9045687A JPS63256254A (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 砂中子の破損検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63256254A true JPS63256254A (ja) | 1988-10-24 |
Family
ID=13999118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9045687A Pending JPS63256254A (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 砂中子の破損検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63256254A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1804984A2 (en) * | 2004-08-25 | 2007-07-11 | Martin Zoldan | Pre-tensioned sand core |
-
1987
- 1987-04-13 JP JP9045687A patent/JPS63256254A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1804984A2 (en) * | 2004-08-25 | 2007-07-11 | Martin Zoldan | Pre-tensioned sand core |
| EP1804984A4 (en) * | 2004-08-25 | 2008-10-15 | Martin Zoldan | PREVENTED SAND CORE |
| US8397789B2 (en) | 2004-08-25 | 2013-03-19 | Martin Zoldan | Pre-tensioned sand core |
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