JPS63254731A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JPS63254731A
JPS63254731A JP8881287A JP8881287A JPS63254731A JP S63254731 A JPS63254731 A JP S63254731A JP 8881287 A JP8881287 A JP 8881287A JP 8881287 A JP8881287 A JP 8881287A JP S63254731 A JPS63254731 A JP S63254731A
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JP
Japan
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plasma
plasma processing
cover body
cover
electrodes
Prior art date
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Pending
Application number
JP8881287A
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English (en)
Inventor
Fujitsugu Nakatsui
中対 藤次
Seiichi Watanabe
成一 渡辺
Ryoji Fukuyama
良次 福山
Norio Nakazato
仲里 則男
Hiroyuki Nakada
博之 中田
Hideji Yamamoto
山本 秀治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプラズマ処理装置に係り、特にプラズマ処理時
に発生する反応生成物の堆積が少なく、かつ反応生成物
除去のためのプラズマ洗浄に好適なプラズマ処理gtM
に関するものである。
〔従来の技術、〕
ドライエツチング!J[、プラズマCVD装置等プラズ
マを利用して試料1例えばウェハな処理するプラズマ処
理装置においては、処理に伴う反応生成物が真空室内面
に堆積する。これら堆積物はやかて靭離し、I!埃とな
ってウェハ表面に落下し。
プラズマ処理の歩留りを低下させる。これを改善する従
来の技術として、まず特開昭60−59739号に代表
されるプラズマ洗浄法があるが、洗浄時間が長いという
問題点があった。また、特公昭60−56431号に代
表されるように、真空室内の構成材を加熱する方法があ
り、これは反応生成物の堆積を低減させ得るので、プラ
ズマ洗浄時間を短縮するのに有効である。
なお、プラズマ処理装置では、真空室を構成するステン
レス鋼からの重金属汚染を防止するため。
特開昭61−133386号に代表されるように保護カ
バーを設けることが重要となり、かかる場合1反応生成
物は保護カバー内面に堆積するので。
堆積量を低減するためには保護カバーを加熱する必要が
あるが、従来の加熱方法では保護カバーを加熱する点に
ついて配慮されていなか9た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は真空室内に設けた保護カバーの加熱に対
して配慮されておらず、真空室内の電極や真空室を形成
するチャンバーを加熱しても、保護カバーに対する加熱
効果が著しくi<、また、保護カバーの温度制御が不可
能であるという問題があつた。
本発明の目的は真空室内部に設けた保護カバーを容易に
加熱できるようにし、プラズマ洗浄時の洗浄時間を短縮
する二とのできるプラズマ処理装置を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、真空下でプラズマを利用して試料を処理す
るプラズマ処理装置において、真空室内の内壁面の全面
または一部をプラズマ雰囲気から゛1゛隔離するカバー
体を設け、カバー体はその内部にン 発熱体を埋設することにより、達成される。
〔作  用〕
反応生成物が堆積しやすい領域にカバー体を設け、カバ
ー体に設けた発熱体を加熱することによってカバー体を
直接加温できるので、プラズマ処理中に付着する堆積物
を減少できるとともに、プラズマ洗浄時の洗浄速度を速
くでき洗浄時間を短縮することができる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第3図により説明
する。
第1図において、上ff12.側1!3.下114およ
びこれらの合せ面に設ける0リング5,6で真空室を形
成し、上蓋2には電力導入端子7,8を設け、下蓋4に
は排気*ii(図示省略)につながる排気ノズル9を設
けている。真空、室内部には接地された上部電極10と
高周波電源νに接続され上面につ、ハ13を載置する下
部電極11とがそれぞれ電気絶縁を兼ねたシール機構1
4.15を介して取付けられ、さらにカバー部16.1
7が側壁3のフランジ部を利用して取り付けられている
第2.第3因において、カバー体16は石英またはセラ
ミック製のカバー体母材161と発熱体となる電気抵抗
体162と電極163 、 164および絶縁膜165
 とで構成され、電極163および164は電気的絶縁
間隙166を有して配置し、かつそれぞれカバー体16
のフランジ上面まで廷ばし、11LMj8163.16
4間に絶縁間Q 166とは逆方向に膜状の電気抵抗体
162を蒸着またはコーティング剤の焼付は等の手段に
よってカバー体母材161の外表面に形成し、さらに電
気抵抗体162および電極163,164の外表面をフ
ランジ上面の電極部を除いて絶縁膜で覆っている。露出
した7ランジ上面の電極部163.164には第1図の
電力導入端子7が圧接され真空室外からの電力の供給を
可能としている。
また、カバー体17の電極、電気抵抗体および絶縁膜も
カバー体16と同様に構成され電力導入端子8から電力
が供給される。
本発明は上記の構成により次の二つの作用をなす。
第1の作用はプラズマ処理時における作用である。真空
室を減圧状態に排気し、図示しない搬送装置によりてつ
、ハBを下部電f!11上に載置して。
バルブ毘を開放し流量を調整されたプラズマ処理用ガス
を上部電極10内部の中空通路(図示省略)を介して下
部電極10の下面より真空室内に供給する。一方、排気
ノズル9から排気し、排気装置によって真空室内の圧力
を所定圧力に調整する。この状態で高周波電[12によ
り上、下電極10.11間に高周波電力を印加すると、
真空室内のカバー体16、17と上、下電極10.11
とによって囲まれた空間領域でプラズマ処理用ガスがプ
ラズマ化され、二のプラズマの作用によりウェハ13を
処理し、処理が終了したウェハ13は高周波力の印加を
止めた後、真空室外へ搬出される。このようにプラズマ
は、カバー体16.17によって真空室構成材の上蓋2
、側壁3かも隔離されるので、ウェハが重金属で汚染さ
れることがない。
上記プラズマ処理中に、カバー体16.17の電気カバ
ー体16.17は電気抵抗体のジュール熱によって加熱
され、図示しない電力供給装置によってプラズマ処理に
悪影響を及ぼさない必要かつ最適な温度に維持される。
温度は投入する電圧または電流を調整する二とにより制
御できる。このようなプラズマ処理中には、プラズマと
接触するカバー体にプラズマ処理に伴う反応生成物が堆
積するが。
カバー体は高温状態に維持されているので堆積量が激減
される。
また、カバー体16の電気抵抗!62および電極163
゜!64は、その外表面が絶縁体165で覆われている
ので、上M2.側壁3等の接地された金属体との接触に
よる電気的短絡の心配はなく、またプラズマ処理装置の
うちドライエツチング装置では塩素系ガス等の腐食性ガ
スを使用することもあるが。
電気抵抗体162および電極163.164は絶縁膜で
覆われているので腐食性ガスに接することはなく長寿命
を保ち得る。
なお、プラズマ処理装置が電気的短絡の心配のない構造
、および腐食の心配のないプラズマ処理プロセスである
場合には絶縁膜を省くことができる。
次に第2の作用を説明する。プラズマ処理中にカバー体
16.17を加熱することにより反応生成物の堆積量は
激減するが1反応生成物の堆積を完全には防止できない
場合もある。かかる場合、プラズマ処理を繰り返す毎に
堆積物が蓄積し、遂には剥離し塵埃化するに至る。堆積
物の要項化を防止するためにプラズマ処理のある周期で
プラズマ洗浄を実施する。
第1図において、プラズマ洗浄が必要な時期に達すると
、バルブ18,19の切替え操作により、反応生成物の
除去に適切なプラズマ洗浄用ガスを真空室内に供給し、
高周波IE源校により、上、下電MM10.11間に高
周波電力を印加しガスをプラズマ化する。これと同時に
カバー体16.17に電力を供給してカバー体を高温に
維持する。カバー体16゜17の内表面に堆積した反応
生成物はプラズマと高温加熱の効果が相乗されて高速で
除去される。プラズマ洗浄が終了すると、カバー体16
.17はプラズマ処理に支障のない温度まで落され、再
びプラズマ処理を行う。
なお、プラズマ洗浄時においては、上、下電極10、1
1への高周波電源認の接続および接地方法は第1図の方
法に限る必要はなく任意の方法が可能で、さらにプラズ
マ処理の高周波電源と周波数の異なる別[#iを用いて
もよい。
また、プラズマ処理装置には種々の機構部品が組み込ま
れており、これら機構の保守管理上、真空室を大気に開
放し、真空室内の構成部品を大気中に取り出す必要のあ
る場合には、カバー16.17はそれぞれ独立しており
、側It3の上部にカバー体16のフランジ部が戟り、
カバー体16の上部にカバー体17が載置されていて、
それぞれのカバー体16、17には圧接形の電力導入端
子7.8を介してそれぞれ電力が供給される構造となつ
ているので、上側から順次取り外しでき、着脱自在とな
っている。
以上、本−実施例によれば、第1にプラズマ処理中にカ
バー体を加熱することにより1反応生成物のカバー体へ
の堆積量を低減でき、第2にプラズマ洗浄時の洗浄速度
を高速化することができる。
これによってプラズマ処理装置の洗浄時間を短縮される
ので、プラズマ処理装置の稼動率を向上できる効果があ
る。
次に、第4図から88図にカバー体の他の実施例を示す
第4図からM7図はカバー体における発熱体の他の実施
例を示し、これらの実施例において、電流は単条あるい
は複雑条の膜状電気抵抗体162を通り電極163.1
64間に流れる。膜状電気抵抗体の形状寸法は電気抵抗
体の比抵抗値によって定められる。
第8図はカバー体に点検窓を設けたものである。
プラズマ処理!1ItiWはプラズマ状態の観察および
プラズマ処理の進行状況の検出のため外部よりモニタリ
ングを行う。本実施例においては1発熱体である不透明
な電気抵抗体162は欠如領域167を有して配置され
る。カバー体母材161が不透明材料である場合は欠如
領域167より小さくカバー体母材161自身切欠き領
域168が形成される。カバー体母材が透明材領域であ
る場合は欠如領域167のみでよく切欠く必要はない。
かくして側壁3に設けられたモニタリング用窓(図示せ
ず)の位置に合わせて、カバー体の透明領域が形成され
る。
なお1本発明の実施例においてはカバー体が独立した2
個16.17の場合を示したが、カバー体を一体の円筒
釣鐘状に形成することもできる。さらに2個のカバー体
は何れか一方を省くこともできる。
また1本実施例の説明においてはプラズマ処理およびプ
ラズマ洗浄におけるプラズマ発生手段が高周波電源を用
いたものであったが、本発明は高周波電源に限るもので
はなく、高流電源、l[流電源、マイクロ波発生g!置
、先発住装置1を用いたもの、またはこれらの組み合わ
せによって発生させたプラズマにおいても、作用、効果
に変るところはなく本発明に包含されるものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、真空室内部に設けた保護カバーを容易
に加熱でき、プラズマ洗浄時の洗浄時間を短縮すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるプラズマ処理装置を示
す縦断面図、第2図は第1図のカバー体の詳細を示す縦
断面図、第3図は第2図の展開図。 第4図から第8図はカバー体の他の実施例の展開図であ
る。 2・・・・・・上蓋、3・・・・・・側壁、16.17
・・・・・・カバー体、161・・・・・・カバー体母
材、162・・・・・・電気抵抗体、163゜164・
・・・・・電極、165・・・・・・絶縁膜代理人 弁
理士  小 川 勝 男 /6.17−−−ブンノX−/lスト・第3図 440     45図 16図    47図 オδ図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、真空下でプラズマを利用して試料を処理するプラズ
    マ処理装置において、真空室内の内壁面の全面または一
    部をプラズマ雰囲気から隔離するカバー体を設け、該カ
    バー体はその内部に発熱体を埋設してなることを特徴と
    するプラズマ処理装置。 2、前記カバー体は、カバー体母材の外表面に発熱体を
    有し、さらに発熱体の外表面を絶縁膜で覆つてなる特許
    請求の範囲第1項記載のプラズマ処理装置。 3、前記発熱体は、蒸着法またはコーティング剤の焼付
    け法によって形成された薄膜電気抵抗体である特許請求
    の範囲第1項記載のプラズマ処理装置。 4、前記カバー体母材は石英またはセラミックスである
    特許請求の範囲第2項記載のプラズマ処理装置。 5、前記カバー体は、真空室外からのプラズマモニタリ
    ングのためにその一部が切欠かれている特許請求の範囲
    第2項記載のプラズマ処理装置。 6、前記カバー体は、少くとも発熱体の一部が欠如し、
    該欠如部分が真空室外からのプラズマモニタリングのた
    めの透明領域を形成している特許請求の範囲第2項記載
    のプラズマ処理装置。
JP8881287A 1987-04-13 1987-04-13 プラズマ処理装置 Pending JPS63254731A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07176524A (ja) * 1993-11-05 1995-07-14 Tokyo Electron Ltd 真空処理装置用素材及びその製造方法
KR20200098026A (ko) * 2019-02-11 2020-08-20 피에스케이홀딩스 (주) 기판 처리 장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5767173A (en) * 1980-10-09 1982-04-23 Mitsubishi Electric Corp Plasma etching device
JPS6220321A (ja) * 1985-07-19 1987-01-28 Hitachi Ltd 処理装置
JPS635526A (ja) * 1986-06-25 1988-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd ドライエツチング装置

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