JPS63253993A - 減音方法 - Google Patents
減音方法Info
- Publication number
- JPS63253993A JPS63253993A JP62087174A JP8717487A JPS63253993A JP S63253993 A JPS63253993 A JP S63253993A JP 62087174 A JP62087174 A JP 62087174A JP 8717487 A JP8717487 A JP 8717487A JP S63253993 A JPS63253993 A JP S63253993A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resonator
- sound
- sound source
- noise
- sound reduction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000011038 discontinuous diafiltration by volume reduction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、音源近傍の自由空間に共鳴器を設置して共鳴
させその共鳴器から逆位相の共鳴音波を発生させること
により減音する方法に関する。
させその共鳴器から逆位相の共鳴音波を発生させること
により減音する方法に関する。
[従来の技術]
日本音響学界誌第42巻第11号(1986)の第89
5頁〜第898頁において、「音響におけるアクティブ
制御」に関する記載があり、それによれば、例えば第4
図に示すようなシステムによってダクト内の騒音を減衰
させることができる。
5頁〜第898頁において、「音響におけるアクティブ
制御」に関する記載があり、それによれば、例えば第4
図に示すようなシステムによってダクト内の騒音を減衰
させることができる。
これは、ダクト内部においては騒音の波長がダクトの断
面寸法に比べて十分に大きい場合、1次元の平面進行波
とみなすことができるので、ダクト20内を伝搬する騒
音の波長22をセンサ24により検出し、この音波22
とほぼ同一波長で180°位相の異なる別の音波26を
コントローラ27およびアンプ28を通じてスピーカ3
0より発生させて雨音波22.24を相殺することによ
り減衰させるものである。しかし、この先行技術は、ダ
クトのごとき一定の限られた空間の騒音を減衰させるも
のにすぎず、自由空間における減音に利用するには減音
効果からも設備上からも多くの問題がある。
面寸法に比べて十分に大きい場合、1次元の平面進行波
とみなすことができるので、ダクト20内を伝搬する騒
音の波長22をセンサ24により検出し、この音波22
とほぼ同一波長で180°位相の異なる別の音波26を
コントローラ27およびアンプ28を通じてスピーカ3
0より発生させて雨音波22.24を相殺することによ
り減衰させるものである。しかし、この先行技術は、ダ
クトのごとき一定の限られた空間の騒音を減衰させるも
のにすぎず、自由空間における減音に利用するには減音
効果からも設備上からも多くの問題がある。
そこで、本発明者らは自由空間における減音をはかるべ
く、先に特願昭61−114897号にて共鳴器を利用
した減音技術について提案したが、そこにおける共鳴器
は体積の差異によって共鳴現象を任意選択できるように
したものであるため、減音効果が約3dB程度と比較的
小さく不満であった。
く、先に特願昭61−114897号にて共鳴器を利用
した減音技術について提案したが、そこにおける共鳴器
は体積の差異によって共鳴現象を任意選択できるように
したものであるため、減音効果が約3dB程度と比較的
小さく不満であった。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明においては、前記先願技術を発展改良し、より一
層の減音効果を得ることを目的としており、共鳴器の構
成を簡潔にするとともに共鳴現象を最大限に発揮し得る
配置関係についているいろ実験した結果見出だされたも
のである。
層の減音効果を得ることを目的としており、共鳴器の構
成を簡潔にするとともに共鳴現象を最大限に発揮し得る
配置関係についているいろ実験した結果見出だされたも
のである。
〔問題点を解決するための手段]
本発明に係る減音方法は、一端が開口し他端が閉塞した
同一の内径を有するストレート形状の中空体からなる共
鳴器を使用し、該共鳴器を音源から1λ以内(但し、λ
は音源の音の波長)の距離に配置するものである。
同一の内径を有するストレート形状の中空体からなる共
鳴器を使用し、該共鳴器を音源から1λ以内(但し、λ
は音源の音の波長)の距離に配置するものである。
[作 用コ
本発明においては、一端が閉塞した一種の筒状の共鳴器
であるので、その長さしは騒音の波長をλとすれば、 λ L−4(2n 1 )・・・・・・■但し、nは自然
数(n−1,2,3,・・・)で与えられるので、騒音
の音質に応じて長さしの異なる共鳴器を数種類用意して
音源近傍に所定の距離で配置しておけば、該共鳴器より
発する逆位相の共鳴周波数でもって騒音を減衰すること
がで、きる。
であるので、その長さしは騒音の波長をλとすれば、 λ L−4(2n 1 )・・・・・・■但し、nは自然
数(n−1,2,3,・・・)で与えられるので、騒音
の音質に応じて長さしの異なる共鳴器を数種類用意して
音源近傍に所定の距離で配置しておけば、該共鳴器より
発する逆位相の共鳴周波数でもって騒音を減衰すること
がで、きる。
[実施例]
以下、本発明方法の実施例を図とともに説明する。第1
図は本発明方法の実施に使用する共鳴器の縦断側面図、
第2図は同正面図である。すなわち、共鳴器1は一端1
1が開口され他端12が閉塞された同一の内径りのスト
レート周壁13を有する中空体により形成されている。
図は本発明方法の実施に使用する共鳴器の縦断側面図、
第2図は同正面図である。すなわち、共鳴器1は一端1
1が開口され他端12が閉塞された同一の内径りのスト
レート周壁13を有する中空体により形成されている。
この共鳴器1の長さLは前記の0式によって与えられる
。
。
次に、このように構成された共鳴器1を音源近傍の自由
空間に各種の態様で配置してその減音効果を騒音計によ
り測定した。第3図(a)〜(c)はこれらの配置関係
を示す平面図である。図において、2は純音を発するス
ピーカ等の音源、3は減音効果を測定するために受音点
に設置された騒音計である。
空間に各種の態様で配置してその減音効果を騒音計によ
り測定した。第3図(a)〜(c)はこれらの配置関係
を示す平面図である。図において、2は純音を発するス
ピーカ等の音源、3は減音効果を測定するために受音点
に設置された騒音計である。
第3図(a)は音源が比較的低い周波数の場合における
配置関係を示すものであり、共鳴器1は音源2からの半
径距離Rが後述する他の場合より大きく、R−20〜4
0cmであった。なお、半径Rは音源2の中心から共鳴
器1の開口端11中心までの距離である。また、共鳴器
1の傾斜角θすなわち、軸線15が音源2と騒音計3と
を結ぶ直線16に直角の垂直線18となす角度は約10
@位であった。
配置関係を示すものであり、共鳴器1は音源2からの半
径距離Rが後述する他の場合より大きく、R−20〜4
0cmであった。なお、半径Rは音源2の中心から共鳴
器1の開口端11中心までの距離である。また、共鳴器
1の傾斜角θすなわち、軸線15が音源2と騒音計3と
を結ぶ直線16に直角の垂直線18となす角度は約10
@位であった。
次に、第3図(b)は音源が中間の周波数における配置
関係を示すものであり、共鳴器1は音源2の極めて近傍
に対向配置されている。この場合の両者間の距離Rは約
2 crnであった。
関係を示すものであり、共鳴器1は音源2の極めて近傍
に対向配置されている。この場合の両者間の距離Rは約
2 crnであった。
次に、第3図(c)は音源が高い周波数における配置関
係を示すものであり、共鳴器1は第3図(a)と同様の
角度θで傾けて音源2にほぼ接する状態に配置されてい
る。
係を示すものであり、共鳴器1は第3図(a)と同様の
角度θで傾けて音源2にほぼ接する状態に配置されてい
る。
以上の配置関係で実験した結果は第1表のとおりである
。
。
第1表の結果から明らかなように、共鳴器1を音源2か
ら1λ以内の距離で配置すれば減音量は10dB以上と
なり、著しい向上がみられた。また、共鳴器1の材質が
音を通し易いようなものであっても減音効果が大きいこ
とがわかる。
ら1λ以内の距離で配置すれば減音量は10dB以上と
なり、著しい向上がみられた。また、共鳴器1の材質が
音を通し易いようなものであっても減音効果が大きいこ
とがわかる。
したがって、通常の騒音に対する減音対策を講じるには
、その騒音の音質を調査しておき、それぞれの波長に応
じた幾種類かの共鳴器2を用意して前記の位置関係でそ
れぞれ配置すればよい。
、その騒音の音質を調査しておき、それぞれの波長に応
じた幾種類かの共鳴器2を用意して前記の位置関係でそ
れぞれ配置すればよい。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、極めて簡単な構成からな
る共鳴器を音源近傍の自由空間に配置するだけで10d
B以上もの減音量を得ることができ、実用的価値が極め
て高いものである。
る共鳴器を音源近傍の自由空間に配置するだけで10d
B以上もの減音量を得ることができ、実用的価値が極め
て高いものである。
第1図は本発明方法の実施に使用する共鳴器の縦断側面
図、第2図は同正面図、第3図(a)〜(c)は音源に
対する共鳴器の配置関係を示す平面図、第4図は従来の
ダクト内における騒音の減音方法の実施例の説明図であ
る。 1・・・共鳴器 2・・・音源11・・・
開口端 12・・・閉塞端13・・・周壁 代理人 弁理士 佐々木 宗 治 第4図 27 zb 第3図
図、第2図は同正面図、第3図(a)〜(c)は音源に
対する共鳴器の配置関係を示す平面図、第4図は従来の
ダクト内における騒音の減音方法の実施例の説明図であ
る。 1・・・共鳴器 2・・・音源11・・・
開口端 12・・・閉塞端13・・・周壁 代理人 弁理士 佐々木 宗 治 第4図 27 zb 第3図
Claims (1)
- 一端が開口し他端が閉塞した同一の内径を有するストレ
ート形状の中空体からなる共鳴器を音源から1λ以内(
但し、λは音源の音の波長)の距離に配置したことを特
徴とする減音方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62087174A JPS63253993A (ja) | 1987-04-10 | 1987-04-10 | 減音方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62087174A JPS63253993A (ja) | 1987-04-10 | 1987-04-10 | 減音方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63253993A true JPS63253993A (ja) | 1988-10-20 |
Family
ID=13907622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62087174A Pending JPS63253993A (ja) | 1987-04-10 | 1987-04-10 | 減音方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63253993A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08229507A (ja) * | 1995-02-24 | 1996-09-10 | Kajima Corp | 超低周波音用吸音レゾネータ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5418901U (ja) * | 1977-07-11 | 1979-02-07 |
-
1987
- 1987-04-10 JP JP62087174A patent/JPS63253993A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5418901U (ja) * | 1977-07-11 | 1979-02-07 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08229507A (ja) * | 1995-02-24 | 1996-09-10 | Kajima Corp | 超低周波音用吸音レゾネータ |
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