JPS6325369Y2 - - Google Patents

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JPS6325369Y2
JPS6325369Y2 JP1982119564U JP11956482U JPS6325369Y2 JP S6325369 Y2 JPS6325369 Y2 JP S6325369Y2 JP 1982119564 U JP1982119564 U JP 1982119564U JP 11956482 U JP11956482 U JP 11956482U JP S6325369 Y2 JPS6325369 Y2 JP S6325369Y2
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JP
Japan
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circumferential groove
ring
elastic
circumferential
groove
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JP1982119564U
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English (en)
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JPS5924533U (ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/04Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
    • F16C35/06Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
    • F16C35/067Fixing them in a housing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/04Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
    • F16C19/06Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ころがり軸受の外輪とこれを支持
するハウジングとの間、あるいはその他の環体と
それが嵌合される部材との間におけるクリープを
防止するための環体のクリープ防止装置に関す
る。
ころがり軸受を使用する機器は、軸受の組付け
構造、ハウジングの材質や構造、並びに使用中の
温度上昇によるはめ合いすきまの増大や振動等に
より外輪のクリープが生じ、軸受性能を著るしく
低下させたり、はめ合い面の摩耗を促進し、装置
及び軸受の寿命を大幅に短縮する不都合がある。
このように有害なクリープを防止するために、
従来から多くのものが開発され、提案されている
が、大半が軸受とハウジングの双方に特殊な溝や
切欠き等の加工を要し、軸受および支持部材の加
工ならびに装置への組付けがきわめて面倒であつ
た。
このような従来装置のうち、比較的に構造の簡
単なものを第1図、第2図、第3図に例示する。
このものは、外輪1の周面1aに周溝3を周設
し、半径Rを周溝3の溝底半径に合わせ、その一
部にRよりも小さい半径rをもつて湾曲させ、周
溝3の深さa1よりも大きい半径方向突出量a0を有
するふくらみ部4aを形成した第3図に示すよう
な金属製の有端弾性線体4を前記周溝3に装着
し、周溝3より突出してハウジング2のはめ合い
面5に圧接するふくらみ部4aの圧縮変形によ
り、ふくらみ部4の両端4bを周溝3の溝底面に
圧接させ、ふくらみ部4aの突出部とハウジング
2のはめ合い面5、およびふくらみ部4aの両端
4bと周溝3の溝底面との圧接による摩擦力によ
りクリープの防止をはかつている。
しかしながらこのようなクリープ防止装置で
は、振動や変動荷重が作用する条件のもとでは、
弾性線体4のふくらみ部4aとハウジング2のは
め合い面5とが圧接する部分で摩耗を生じ、この
摩耗で圧着力が低下すると共に、弾性線体4と周
溝3との間、あるいはハウジング2との間でクリ
ープを起こしやすく、クリープの発生が大きな問
題となるような個所での使用に耐えることができ
ない。このようなクリープ防止装置の耐クリープ
性の低さは、弾性線体4の弾性変形によつて得ら
れる圧着力にのみ依存し、ハウジングの材質、構
造等に何らの配慮も行つていないところに原因が
あると考えられる。
この考案は、クリープ機能が大きいことは勿論
のこと、たとえ組付けた初期に微少なクリープが
生じてもその進行を極力低減せしめるように作用
し、特にハウジング等の支持部材に何ら特別な加
工を行う必要がなく、組付けが簡単で、しかも前
述の従来装置の問題点を解消したクリープ防止装
置を提供することを目的とするものである。
次にころがり軸受の外輪と、それを支持するハ
ウジングとの間に発生するクリープを防止するよ
うにした図示の一実施例についてこの考案を詳述
する。図において、外輪10の転動体軌道中心1
1をはずれた位置のハウジング12へのはめ合い
周面13(外周面)に周設した周溝14と、全長
を周溝14の全周長さよりも長く形成して、両端
部15を周溝14内で半径方向に重ねて該周溝1
4に装着した半径方向の厚みtをもつ金属製の弾
性リング16とを備え、周溝14を、その最浅部
の深さh1が弾性リング16の前記厚みtよりも深
く、かつ弾性リング16の両端部15の重なりの
半径方向寸法(2×t)よりも浅く、最深部の深
さh2が弾性リング16の両端部15の重なりの半
径方向寸法(2×t)よりも深い溝底面17を有
する偏心溝となし、弾性リング16を、外輪10
の外径寸法より小さい外径寸法を短径とする楕円
形状に形成すると共に、長径部18から外れた周
上の少なくとも1個所に、周溝14の最深部の深
さh2よりも大きい突出量δ0で半径方向外方に突出
するように湾曲させたふくらみ部19を設けたも
のである。
なお実施例においては、弾性リング16の短径
部を、その内径寸法L1が周溝14の溝底面17
の直径D0と等しいかまたは僅かに小さい寸法と
して、周溝14に弾性リング16を装着した状態
で短径部の内径面が周溝14の溝底面17に密着
し、或は弾性的に圧着する構造とし、長径部18
の内径寸法L2を外輪10の直径Dよりも大きく
ならない寸法に設定して、後述の組付け時の取扱
いを容易ならしめてある。またふくらみ部19
を、前記両端部15の重なりの円周方向の両側に
形成したものを示してあるが、これは第4図にお
いて右方のふくらみ部19のみとしてもよい。こ
のようにふくらみ部19を前記両端部15のすぐ
側方に設けておくと、後述の組付け時における弾
性リング14の弾性変形において、前記両端部1
5の重なりが円周方向にずれることを防止するこ
とができ、前記重なり部に格別なずれ防止手段を
設ける必要がなくなる。
なお、前記周溝14の溝幅Wを、弾性リング1
6の軸方向寸法よりも僅かに大きくして弾性リン
グ16の装着を容易ならしめ、また周溝14はそ
の溝底面直径D0の中心を、外輪10のはめ合い
面中心に対してh2−h1/2だけ偏心させ、その加工 を容易ならしめてあり、弾性リング16はその両
端部15の重なりを確実にするために図示のよう
に断面が矩形の帯状弾性材料から形成するとよ
い。
この考案は以上のような構造であつて、弾性リ
ング16の両端部15の重なり部が、周溝14か
ら外輪10のはめ合い面13より外方に突出しな
い位置(周溝14の最深部にほぼ一致する位置)
に位置合わせをして外輪10に取付け、周溝14
から外方に突出するふくらみ部19を弾性変形さ
せて前記はめ合い面13より内径側に押し込みな
がら外輪10をハウジング12の内径面21に嵌
入させる。
このようにすると、前記ふくらみ部19がハウ
ジング12の内径面21に対し、しめしろδをも
つて強く圧着する一方で、ふくらみ部19の両端
部20が周溝14の溝底面17に弾性的に強く圧
着され、しかもふくらみ部19の前記弾性変形に
より、該ふくらみ部19が楕円の長径部18以外
に設けられている関係から、該長径部18にさら
に半径方向外方に張り出す傾向を与え、従つて該
長径部18外面がハウジング12の内径面21に
弾性的に強く圧着され、ハウジング12の内径面
21と弾性リング16の外面との圧着面積が第6
図に示すように非常に広い範囲に亘る結果とな
る。
すなわちこの考案によれば、非常に広い範囲に
亘つてハウジング12の内径面21に弾性リング
16が強い弾力で圧着される結果、ハウジング1
2に対して弾性リング16を完全に固着した場合
に匹敵する摩擦力が働き、いかなる振動、或は軸
受の負荷の変動等が発生しても、ハウジングに対
して弾性リングが円周方向に変位(クリープ)す
るおそれがなく、ハウジング内径面と弾性リング
との間に摩耗が生ずることがない。そしてどちら
かと云えば、弾性リング16の両端部15の重な
り部が、周溝14の最深部近傍にある状態で、弾
性リングと外輪との間に僅かなクリープが発生す
るが、弾性リング16に対して外輪が回転方向に
変位すると、前記両端部15を軸受の半径方向に
重ね、この重なりの半径方向寸法(2×t)を、
周溝14の最浅部の深さh1よりも大きく設定して
あるから、該重なり部が、外輪の回転方向変位に
よつて周溝の溝底面により半径方向外方に押され
てハウジングの内径面に喰い込むクサビ作用を発
揮し、このクサビ作用は外輪の前記回転方向変位
が大きい程大きくなるから、組みつけ初期に外輪
の僅かなクリープを許容した後はそのクリープを
完全に阻止する。
この考案は以上のように、クリープ防止機能が
従来のものに比べて格段に優れていることは云う
に及ばず、ハウジング等の支持部材に何ら特別な
加工を必要とせず、また周溝の加工においても何
らの困難性もなく加工が極めて容易であると共
に、ハウジングへの組付けがきわめて簡単であ
る。
また、弾性リングは、その弾性変形とクサビ効
果によつてクリープを防止するものであるから、
環体、軸受外輪の軸方向の動きを拘束しない構造
であり、例えば軸受において過大なスラスト荷重
が作用することがなく、軸受外輪は周溝の加工を
その軌道面中心から外れた位置に行えばよく、強
度上、加工上の問題がなく、対象とする軸受も、
周溝を設けるための特殊サイズのものとすること
を要せず、一般の標準タイプのものに適用するこ
とができるものであつて、クリープ防止装置その
ものも安価である。
なお弾性リングの断面形状、ふくらみ部の形
状、数、位置などは、前記実施例のものに限定さ
れるものではなく、この考案の趣旨を外さない限
りにおいて任意に変更しうることはいうまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の一例を示す横断面図、第2
図は同縦断面図、第3図は弾性線体を示す正面
図、第4図はこの考案の実施例の横断面図、第5
図は同縦断面図、第6図はハウジングへの装着状
態を示す横断面図である。 10……外輪(環体)、11……軌道面中心、
12……ハウジング、13……はめ合い周面、1
4……周溝、15……両端部、16……弾性リン
グ、17……溝底面、18……長径部、19……
ふくらみ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 環体のはめ合い周面に周設した周溝と、全長
    を周溝の全周長さよりも長く形成して両端部を
    周溝内で半径方向に重ねて該周溝に装着した弾
    性リングとを備え、前記周溝を、最浅部の深さ
    が弾性リングの半径方向の厚みより深くかつ弾
    性リング両端部の重なりの半径方向寸法よりも
    浅く、最深部の深さが弾性リングの前記重なり
    の半径方向寸法よりも深い溝底面を有する偏心
    溝となし、弾性リングを、環体の外径寸法より
    小さい外径寸法を短径とする楕円形状とすると
    共に、長径部から外れた周上の少なくとも1個
    所に、周溝の最深部の深さ寸法よりも大きい寸
    法で半径方向外方に突出するように湾曲させた
    ふくらみ部を設けた環体のクリープ防止装置。 (2) 前記ふくらみ部を、弾性リング両端部の重な
    り部の円周方向の両側に設けた実用新案登録請
    求の範囲(1)記載の環体のクリープ防止装置。 (3) 前記環体が、ハウジングに支持されるころが
    り軸受の外輪である実用新案登録請求の範囲(1)
    又は(2)記載の環体のクリープ防止装置。
JP1982119564U 1982-08-05 1982-08-05 環体のクリ−プ防止装置 Granted JPS5924533U (ja)

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JP1982119564U JPS5924533U (ja) 1982-08-05 1982-08-05 環体のクリ−プ防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS5924533U JPS5924533U (ja) 1984-02-15
JPS6325369Y2 true JPS6325369Y2 (ja) 1988-07-11

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JP1982119564U Granted JPS5924533U (ja) 1982-08-05 1982-08-05 環体のクリ−プ防止装置

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