JPS63253341A - レンズマウント機構 - Google Patents
レンズマウント機構Info
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- JPS63253341A JPS63253341A JP12400487A JP12400487A JPS63253341A JP S63253341 A JPS63253341 A JP S63253341A JP 12400487 A JP12400487 A JP 12400487A JP 12400487 A JP12400487 A JP 12400487A JP S63253341 A JPS63253341 A JP S63253341A
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- JP
- Japan
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- lens
- mount
- main body
- mount member
- camera body
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- Granted
Links
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims abstract description 30
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- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 claims 1
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- 235000015001 Cucumis melo var inodorus Nutrition 0.000 description 4
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Landscapes
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、スチルカメラ、ムービーカメラ、テレビカメ
ラ等の撮影記録機材において、カメラ本体に対し異種の
レンズを交換装着する為に汎用されているレンズマウン
ト機構に関するものである。
ラ等の撮影記録機材において、カメラ本体に対し異種の
レンズを交換装着する為に汎用されているレンズマウン
ト機構に関するものである。
[従来の技術1
上記撮影記録機材において、カメラ本体に対し異種のレ
ンズを必要により交換装着する為の機構としては、通常
バヨネット方式と呼ばれる嵌合離脱機構が用いられて来
た。このバヨネット方式の嵌合離脱R構は、レンズ光軸
を中心に三方向に突出させた扇面形状(古くは地紙形と
いう)の爪と、カメラ本体に形成した上記冬瓜を嵌合さ
せる扇面形状の溝とこれら谷溝ごとにその一側に連なっ
て光軸方向に突出させた扇面形状の係止突部とから成り
立っており、レンズの外方に向けて突出させた扇面形状
の冬瓜を夫々カメラ本体に形成した上記綱面形状の谷溝
に嵌合させた後、レンズを捻回してこれら冬瓜をカメラ
本体の上記係止突部の裏面に滑り込ませて冬瓜と各係止
突部とによる係合をもってレンズをカメラ本体に嵌合装
着するようになされており、また脱外の為には上記操作
の逆順に、即ちレンズを逆方向に捻回して冬瓜を扇面形
状の溝に持ち来たし、続いてレンズをカメラ本体から抽
き抜くという操作をもって脱外するという操作が課せら
れていた。つまり、従前のバヨネット方式の嵌合離脱機
構では、常に爪と溝との整一嵌合という操作と整−嵌合
径の捻回操作とが要求され、迅速機敏なレンズの着脱交
換上二繰作が必要とされるという不便さがあった。
ンズを必要により交換装着する為の機構としては、通常
バヨネット方式と呼ばれる嵌合離脱機構が用いられて来
た。このバヨネット方式の嵌合離脱R構は、レンズ光軸
を中心に三方向に突出させた扇面形状(古くは地紙形と
いう)の爪と、カメラ本体に形成した上記冬瓜を嵌合さ
せる扇面形状の溝とこれら谷溝ごとにその一側に連なっ
て光軸方向に突出させた扇面形状の係止突部とから成り
立っており、レンズの外方に向けて突出させた扇面形状
の冬瓜を夫々カメラ本体に形成した上記綱面形状の谷溝
に嵌合させた後、レンズを捻回してこれら冬瓜をカメラ
本体の上記係止突部の裏面に滑り込ませて冬瓜と各係止
突部とによる係合をもってレンズをカメラ本体に嵌合装
着するようになされており、また脱外の為には上記操作
の逆順に、即ちレンズを逆方向に捻回して冬瓜を扇面形
状の溝に持ち来たし、続いてレンズをカメラ本体から抽
き抜くという操作をもって脱外するという操作が課せら
れていた。つまり、従前のバヨネット方式の嵌合離脱機
構では、常に爪と溝との整一嵌合という操作と整−嵌合
径の捻回操作とが要求され、迅速機敏なレンズの着脱交
換上二繰作が必要とされるという不便さがあった。
[発明が解決しようとする問題点1
本発明では、現実の撮影、記録の為の操作に附帯して、
被写体、記録対象や撮影乃至記録意図に即応して必要と
されるレンズの交換装着上の上記不便さを少しでも解消
して、迅速機敏に所要のレンズ交換操作を行なえるよう
にして撮影作業に寄与することのできる新らしい機構を
提案しようとするものである。
被写体、記録対象や撮影乃至記録意図に即応して必要と
されるレンズの交換装着上の上記不便さを少しでも解消
して、迅速機敏に所要のレンズ交換操作を行なえるよう
にして撮影作業に寄与することのできる新らしい機構を
提案しようとするものである。
1問題点を解決するための手段1
上記問題点を解決するために本発明では、レンズ側の扇
面形状の各突出爪をカメラ本体側の扇面形状の谷溝に押
し込む操作をもって、これがカメラ本体側に設けた可回
動自動復帰性のマウント部材を押し回し、その局限点を
超える位置でこの可回動自動復帰性のマウント部材自体
の復帰性を利用してこれを復帰回動させ、その復帰回動
により、扇面形状の谷溝に連らなる係止突部をレンズ側
の各突出爪の前面に夫々占位させて、各突出爪をその前
面で抑止し、レンズ本体を保持させるようにして嵌合状
態を維持するとともに、装着レンズを離脱させる為には
可回動自動復帰性のマウント部材を自動復帰力に抗して
押し回し、扇面形状の谷溝をレンズ側の前記突出爪と整
合する位置に戻すことにより、レンズを柚軽抜き得るよ
うにしたものである。
面形状の各突出爪をカメラ本体側の扇面形状の谷溝に押
し込む操作をもって、これがカメラ本体側に設けた可回
動自動復帰性のマウント部材を押し回し、その局限点を
超える位置でこの可回動自動復帰性のマウント部材自体
の復帰性を利用してこれを復帰回動させ、その復帰回動
により、扇面形状の谷溝に連らなる係止突部をレンズ側
の各突出爪の前面に夫々占位させて、各突出爪をその前
面で抑止し、レンズ本体を保持させるようにして嵌合状
態を維持するとともに、装着レンズを離脱させる為には
可回動自動復帰性のマウント部材を自動復帰力に抗して
押し回し、扇面形状の谷溝をレンズ側の前記突出爪と整
合する位置に戻すことにより、レンズを柚軽抜き得るよ
うにしたものである。
[作用1
上記手段から明らかなように、本発明によればレンズ装
着に当たって、レンズ側の各突出爪をカメラ本体側の扇
面形状の溝内に向けて押し込むという単−繰作でレンズ
の装着がなされることから、従来はレンズの押し込みと
捻回という手動二捏作を要した装着操作に改善を加え、
単にレンズをカメラ本体に押し込むだけの程作で所期の
レンズ装着ができることになったので、迅速を尊ぶ撮影
繰作に対し稗益するところが多大なものである。
着に当たって、レンズ側の各突出爪をカメラ本体側の扇
面形状の溝内に向けて押し込むという単−繰作でレンズ
の装着がなされることから、従来はレンズの押し込みと
捻回という手動二捏作を要した装着操作に改善を加え、
単にレンズをカメラ本体に押し込むだけの程作で所期の
レンズ装着ができることになったので、迅速を尊ぶ撮影
繰作に対し稗益するところが多大なものである。
[実施例1
以下本発明を望ましい実施例として示した添附図面に基
づいて詳述する。
づいて詳述する。
第1図は本発明の一実施例であるレンズマウント機構の
斜視図であり、第2図にはレンズ側マウント部を示すた
めにその背面を示し、第3図及び第4図では、レンズを
カメラ本体に着脱する態様についての理解を扶ける為に
夫々の状態を一部断面をもって示しである。
斜視図であり、第2図にはレンズ側マウント部を示すた
めにその背面を示し、第3図及び第4図では、レンズを
カメラ本体に着脱する態様についての理解を扶ける為に
夫々の状態を一部断面をもって示しである。
本発明の機構理解の一部とする為にレンズ側の各部につ
いては一部の番号符号を用い、カメラ本体側の各部につ
いては対応する部分に同じ末尾番号をもつ二相の番号符
号を用いである。
いては一部の番号符号を用い、カメラ本体側の各部につ
いては対応する部分に同じ末尾番号をもつ二相の番号符
号を用いである。
まづ、レンズ側の各部について述べると、1はレンズ本
体全体を示し、鏡筒2及び鏡筒後端部に光軸Pを中心に
外方に突出させた扇面形状の爪4.4.4及び対物レン
ズ3を含んでおり、これらの構成は従前の交換レンズと
格別の差異はない。本発明の場合、各爪4.4.4のう
ちの一部乃至全部に対し、その−側に急勾配をもった傾
斜面5を形成してあり、且つ各爪4.4.4のうちの少
なくとも一つに係合規制溝6を穿っである。
体全体を示し、鏡筒2及び鏡筒後端部に光軸Pを中心に
外方に突出させた扇面形状の爪4.4.4及び対物レン
ズ3を含んでおり、これらの構成は従前の交換レンズと
格別の差異はない。本発明の場合、各爪4.4.4のう
ちの一部乃至全部に対し、その−側に急勾配をもった傾
斜面5を形成してあり、且つ各爪4.4.4のうちの少
なくとも一つに係合規制溝6を穿っである。
カメラ本体側の各部について述べると、11はカメラ本
体を示し、これには回動可能に設けられたマウント部材
12を設けてあり、このマウント部材12には爪4.4
.4の配分位置と大きさに対応する扇面形状の溝14.
14.14が穿たれており、これらに連なるマウント部
材12には扇面形状の係止突部24.24.24が夫々
形成されている。この場合係止突部24.24.24は
、レンズ本体1を装着した状態において、各爪4.4.
4と係合してこれを抑止保持することを目的とする関係
上この抑止保持機能を生ずるようにする限りでは、必ず
しも扇面形状とする必要はないが、レンズ透過の光束の
妨げとならないようにする為に扇面形状とすることが望
ましい。
体を示し、これには回動可能に設けられたマウント部材
12を設けてあり、このマウント部材12には爪4.4
.4の配分位置と大きさに対応する扇面形状の溝14.
14.14が穿たれており、これらに連なるマウント部
材12には扇面形状の係止突部24.24.24が夫々
形成されている。この場合係止突部24.24.24は
、レンズ本体1を装着した状態において、各爪4.4.
4と係合してこれを抑止保持することを目的とする関係
上この抑止保持機能を生ずるようにする限りでは、必ず
しも扇面形状とする必要はないが、レンズ透過の光束の
妨げとならないようにする為に扇面形状とすることが望
ましい。
15は、扇面形状の溝14.14.14に夫々の一側で
連なる前記係止突部24.24.24の縁部に対し、前
記傾斜面5.5.5の勾配に対応して密着できるように
した被動傾斜面であり、爪4.4.4を夫々の溝14.
14.14に嵌合させてレンズ本体1を光軸Pに沿う図
示矢線方向に押し込んだ際各々対をなす傾斜面5と傾斜
面15との開の滑りによりマウント部材12を(第1図
示の場合反時計方向に)押し回すようになされている。
連なる前記係止突部24.24.24の縁部に対し、前
記傾斜面5.5.5の勾配に対応して密着できるように
した被動傾斜面であり、爪4.4.4を夫々の溝14.
14.14に嵌合させてレンズ本体1を光軸Pに沿う図
示矢線方向に押し込んだ際各々対をなす傾斜面5と傾斜
面15との開の滑りによりマウント部材12を(第1図
示の場合反時計方向に)押し回すようになされている。
回動性を与えであるマウント部材12は、カメラ本体1
1の一部に植立したピン17に捲着したコイルばね18
の一端をカメラ本体11の挿通孔19に介入固持させ他
端をマウント部材12上に植立した被動ピン20に当接
させることにより附勢し、(第1図示の場合時計方向に
回動する)この附勢方向に常時復帰回動するような特性
を与えである。
1の一部に植立したピン17に捲着したコイルばね18
の一端をカメラ本体11の挿通孔19に介入固持させ他
端をマウント部材12上に植立した被動ピン20に当接
させることにより附勢し、(第1図示の場合時計方向に
回動する)この附勢方向に常時復帰回動するような特性
を与えである。
この復帰回動の為のフィルばね18による附勢作用は、
マウント部材12に対する適当なストッパー(図示せず
)により制限し、カメラ本体ll上に植立したピン16
に向けて前記係合規制溝6を介入させた際に各爪4が各
部14に整合して傾斜面5と同15との衝合関係が発揮
できるようにしである。ピン16と係合規制溝6との相
対的な係合は、レンズ本体1をカメラ本体に対し所定の
位置に装着させる為の機能と、レンズ本体1の押し込み
により、レンズ本体1が回されることなく常にマウント
部材12が前記附勢作用に抗して回されるようにする機
能とを与えるものである。この他21はマウント部材1
2から延設させたレンズ脱外用のレバーであり、これに
代えてマウント部材12の外周面に滑り止めローレフト
を刻設して、レンズ脱外の際に直接マウント部材12を
回すようにすることもできる。
マウント部材12に対する適当なストッパー(図示せず
)により制限し、カメラ本体ll上に植立したピン16
に向けて前記係合規制溝6を介入させた際に各爪4が各
部14に整合して傾斜面5と同15との衝合関係が発揮
できるようにしである。ピン16と係合規制溝6との相
対的な係合は、レンズ本体1をカメラ本体に対し所定の
位置に装着させる為の機能と、レンズ本体1の押し込み
により、レンズ本体1が回されることなく常にマウント
部材12が前記附勢作用に抗して回されるようにする機
能とを与えるものである。この他21はマウント部材1
2から延設させたレンズ脱外用のレバーであり、これに
代えてマウント部材12の外周面に滑り止めローレフト
を刻設して、レンズ脱外の際に直接マウント部材12を
回すようにすることもできる。
この地図中符号32をもって示す部分はマウント部材1
2をカメラ本体11の背後から突出させる方向に弾圧力
を作用させるべ(設けた板ばねである。
2をカメラ本体11の背後から突出させる方向に弾圧力
を作用させるべ(設けた板ばねである。
上記のような構造を具えた本発明のレンズマウント機構
によれば、カメラ本体11に対してレンズ本体1を装着
するに当たり、係合規制溝6をカメラ本体上のピン16
に嵌め込むようにレンズ本体1を押し込む(第3図示)
。この繰作により各爪4は、夫々対応する扇面形状の溝
14.14.14に整合してその内奥部に向けられるが
、爪4上の傾斜面5は係止突部24の被動傾斜面15と
衝合し、これら各傾斜面に加わる光軸方向の力、即ちレ
ンズ本体1をカメラ本体11に押し込む力が、コイルば
ね比による附勢復帰力に抗して、回動性を与えたマウン
ト部材12を第1図上反時計方向に押し回すことになる
。
によれば、カメラ本体11に対してレンズ本体1を装着
するに当たり、係合規制溝6をカメラ本体上のピン16
に嵌め込むようにレンズ本体1を押し込む(第3図示)
。この繰作により各爪4は、夫々対応する扇面形状の溝
14.14.14に整合してその内奥部に向けられるが
、爪4上の傾斜面5は係止突部24の被動傾斜面15と
衝合し、これら各傾斜面に加わる光軸方向の力、即ちレ
ンズ本体1をカメラ本体11に押し込む力が、コイルば
ね比による附勢復帰力に抗して、回動性を与えたマウン
ト部材12を第1図上反時計方向に押し回すことになる
。
押し回されたマウント部材12は、その被動傾斜面15
がレンズ本体1側の爪4に形成されている傾斜面5との
接触衝合領域を超えると各爪4は總て扇面形状の溝14
.14.14の内奥部に向けて更に一段進入し、同時に
コイルばね比による復帰附勢弾力で第1図上時計方向に
向けて一挙に復元回動し、その結果、各係止突部24は
レンズ本体1の各爪4の前面位置に介入して各爪4と係
合し、レンズ本体1を引き抜くことを阻止する位置に占
位するから、これによりレンズ本体1はカメラ本体11
に装着されたよ・嵌装状態が維持される。第4図はこの
嵌装9着状態を一部断面図で示したものである。
がレンズ本体1側の爪4に形成されている傾斜面5との
接触衝合領域を超えると各爪4は總て扇面形状の溝14
.14.14の内奥部に向けて更に一段進入し、同時に
コイルばね比による復帰附勢弾力で第1図上時計方向に
向けて一挙に復元回動し、その結果、各係止突部24は
レンズ本体1の各爪4の前面位置に介入して各爪4と係
合し、レンズ本体1を引き抜くことを阻止する位置に占
位するから、これによりレンズ本体1はカメラ本体11
に装着されたよ・嵌装状態が維持される。第4図はこの
嵌装9着状態を一部断面図で示したものである。
カメラ本体11に対し装着状態に保たれているレンズ本
体1を取外す為には、コイルばね比の附勢弾力に抗して
レバー21を第1図矢線をもって示す方向(図上反時計
方向)に押し回すことに上り回動性あるマウント部材1
2は同方向に回されるので、各係止突部24は、ピン1
6と係合規制溝6との嵌合下にレンズ本体1を装着位置
に残したよ)、それぞれの爪4に対する係止前面位置か
ら移動し、爪4.4.4の互に隣り合う空間部分Q、Q
、Qの位置に達する。この状態でレンズ本体1を光軸P
に沿って抽き抜けば容易にレンズ本体1をカメラ本体1
1から脱外させることができる。
体1を取外す為には、コイルばね比の附勢弾力に抗して
レバー21を第1図矢線をもって示す方向(図上反時計
方向)に押し回すことに上り回動性あるマウント部材1
2は同方向に回されるので、各係止突部24は、ピン1
6と係合規制溝6との嵌合下にレンズ本体1を装着位置
に残したよ)、それぞれの爪4に対する係止前面位置か
ら移動し、爪4.4.4の互に隣り合う空間部分Q、Q
、Qの位置に達する。この状態でレンズ本体1を光軸P
に沿って抽き抜けば容易にレンズ本体1をカメラ本体1
1から脱外させることができる。
前述のように、交換レンズをカメラ本体に交換装着する
に際し、本発明によれば、レンズ本体1の爪4に設けた
係合規制溝6をカメラ本体11側に植立したピン16に
嵌合させるようにレンズ本体1をその光軸Pの方向に向
けて押し込む繰作だけで、その押し込みの力が相互に衝
合密接する傾斜面5及び被動傾斜面15により回動性マ
ウント部材12に対する回動分力として作用し、被動傾
斜面15が傾斜面5上を滑動して、その接触衝合領域を
超えるや否やレンズ本体1は更にカメラ本体11側に進
入し、コイルばね18による附勢復帰力の作用下にマウ
ント部材12を復帰回動させて各係止突部24がレンズ
本体1の各爪4の前面に占位してレンズ本体1を保持す
るので、レンズ本体1をカメラ本体11に向けて押し込
む単一の操作で所要のレンズの交換装着が可能となり、
撮影、記録作業上の必要とされるレンズ交換繰作を迅速
機敏になし得るから撮影チャンスを失なうことなく繰作
性に貢献するところが多大であり、加えて、その為の機
構々成上の構造は極く簡単で廉価に提供できるという卓
越した効果がある。
に際し、本発明によれば、レンズ本体1の爪4に設けた
係合規制溝6をカメラ本体11側に植立したピン16に
嵌合させるようにレンズ本体1をその光軸Pの方向に向
けて押し込む繰作だけで、その押し込みの力が相互に衝
合密接する傾斜面5及び被動傾斜面15により回動性マ
ウント部材12に対する回動分力として作用し、被動傾
斜面15が傾斜面5上を滑動して、その接触衝合領域を
超えるや否やレンズ本体1は更にカメラ本体11側に進
入し、コイルばね18による附勢復帰力の作用下にマウ
ント部材12を復帰回動させて各係止突部24がレンズ
本体1の各爪4の前面に占位してレンズ本体1を保持す
るので、レンズ本体1をカメラ本体11に向けて押し込
む単一の操作で所要のレンズの交換装着が可能となり、
撮影、記録作業上の必要とされるレンズ交換繰作を迅速
機敏になし得るから撮影チャンスを失なうことなく繰作
性に貢献するところが多大であり、加えて、その為の機
構々成上の構造は極く簡単で廉価に提供できるという卓
越した効果がある。
第1図は本発明に係るレンズマウント機構を示す斜視図
、第2図はレンズ側マウント部を示す背面図、第3図は
本発明レンズマウン)Iff構の要部を縦断して装着態
様を示した側面図、第4図は、本発明レンズマウント機
構の要部を縦断して装着後の態様を示した側面図である
。
、第2図はレンズ側マウント部を示す背面図、第3図は
本発明レンズマウン)Iff構の要部を縦断して装着態
様を示した側面図、第4図は、本発明レンズマウント機
構の要部を縦断して装着後の態様を示した側面図である
。
Claims (6)
- (1)レンズ本体1の外方に向けて突出させた複数の扇
面形状の爪4とこれらの爪に対応してカメラ本体11の
ボディマウントに形成した扇面形状の溝及び該溝に連ら
なりレンズ本体1の装着状態において前記各爪4と夫々
係合してレンズ本体1を保持する係止突部を具えたバヨ
ネット方式のレンズマウントにおいて、カメラ本体11
のボディマウントをばね弾力の附勢下に回動復帰性を附
与したマウント部材12となし、同マウント部材12上
の前記係止突部24の少なくとも1つにレンズ本体1の
少なくとも1つの爪4の端縁に形成した傾斜面5と衝合
する被動傾斜面15を形成し、レンズ本体1をカメラ本
体11に向けて押し込む操作に関連して前記傾斜面5と
密接する被動傾斜面15を上記マウント部材12の回動
復帰性に抗して傾斜面5上で滑動させ、それらの衝合領
域を超えた位置でマウント部材12を自体の回動復帰性
により自動的に回動復帰させ、これによりレンズ本体1
の各爪4を前記係止突部24によりそれらの背後で保持
させるようにしたことを特徴とするレンズマウント機構
。 - (2)レンズ本体1の少なくとも1つの爪4の端縁に形
成した傾斜面5とカメラ本体11の回動復帰性をもつマ
ウント部材12上の少なくとも1つの係止突部24に形
成した被動傾斜面15との衝合を附与するために、前記
カメラ本体11が光軸方向に沿って突出するピン16を
具え、これに対応してレンズ本体1上の爪4が前記ピン
16と嵌合する係合規制溝6を具備することを特徴とす
る特許請求の範囲第(1)項に記載のレンズマウント機
構。 - (3)レンズ本体1の外方に向けて突出させた扇面形状
の爪4が鏡筒2の後端部で光軸Pを中心に三方向に突出
した3個の爪4で構成され、これに対応してカメラ本体
11上に設けられた回動復帰性をもつ前記マウント部材
12にも3個所の扇面形状の溝14を形成し、これらに
連らなる3個の係止突部24の夫々の側端縁に各々被動
傾斜面15を形成し、これら被動傾斜面15と対向衝合
すべき傾斜面5を前記3個の爪4の側端縁に夫々形成し
たことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項乃至第(
2)項の何れかに記載のレンズマウント機構。 - (4)前記回動復帰性のマウント部材12が、カメラ本
体11に軸装されたコイルばね18のばね弾力による附
勢下に一方向に作用する復帰性を附与されていることを
特徴とする特許請求の範囲第(1)項乃至第(3)項の
何れかに記載のレンズマウント機構。 - (5)前記回動復帰性のマウント部材12が、装着下に
あるレンズ本体1を脱外させる為に外部操作により自体
の回動復帰方向と反する方向に回動させる動作を幇助す
るレバー21を具えていることを特徴とする特許請求の
範囲第(1)項乃至第(4)項の何れかに記載のレンズ
マウント機構。 - (6)前記回動復帰性のマウント部材12が、装着下に
あるレンズ本体1を脱外させる為に外部操作により自体
の回動復帰方向と反する方向に回動させる動作を幇助す
るためのローレット刻設溝をマウント部材12の外周に
形成したことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項乃
至第(4)項の何れかに記載のレンズマウント機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12400487A JP2512749B2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | レンズマウント機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12400487A JP2512749B2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | レンズマウント機構 |
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JP2512749B2 JP2512749B2 (ja) | 1996-07-03 |
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ID=14874654
Family Applications (1)
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0525435U (ja) * | 1991-09-10 | 1993-04-02 | 株式会社ニコン | カメラシステム |
US10859892B2 (en) | 2015-10-30 | 2020-12-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Electronic device |
CN112154373A (zh) * | 2019-02-25 | 2020-12-29 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 卡口、摄像装置、摄像系统以及移动体 |
CN112650006A (zh) * | 2014-10-27 | 2021-04-13 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 镜头限位组件、相机的机身及相机 |
US11347136B2 (en) | 2014-10-27 | 2022-05-31 | SZ DJI Technology Co., Ltd. | Lens limiting assembly, camera body and camera |
-
1987
- 1987-05-22 JP JP12400487A patent/JP2512749B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0525435U (ja) * | 1991-09-10 | 1993-04-02 | 株式会社ニコン | カメラシステム |
CN112650006A (zh) * | 2014-10-27 | 2021-04-13 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 镜头限位组件、相机的机身及相机 |
US11347136B2 (en) | 2014-10-27 | 2022-05-31 | SZ DJI Technology Co., Ltd. | Lens limiting assembly, camera body and camera |
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US11092878B2 (en) | 2015-10-30 | 2021-08-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Electronic device |
CN112154373A (zh) * | 2019-02-25 | 2020-12-29 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 卡口、摄像装置、摄像系统以及移动体 |
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JP2512749B2 (ja) | 1996-07-03 |
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