JPH0525435U - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JPH0525435U
JPH0525435U JP8110691U JP8110691U JPH0525435U JP H0525435 U JPH0525435 U JP H0525435U JP 8110691 U JP8110691 U JP 8110691U JP 8110691 U JP8110691 U JP 8110691U JP H0525435 U JPH0525435 U JP H0525435U
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lens barrel
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bayonet
teleconverter
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耕史 吉部
義郎 小高
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間アダプタにレンズ鏡筒を装着するとき
に、装着可能にすべきか否かを簡単な構造で区別でき、
装着可能なレンズ鏡筒はカメラボディとも正常な装着を
行えるようにする。 【構成】 中間アダプタ(2)のレンズ鏡筒(1)と結
合する側のバヨネットマウント爪開口部(5a)に、そ
の開口部(5a)の範囲を越えない幅であって、光軸方
向にはレンズ鏡筒のバヨネットマウント(4)との装着
時に、レンズ鏡筒のバヨネットマウント(4)と干渉し
ない配置に突出部材(5c)を設け、レンズ鏡筒のバヨ
ネットマウント爪部(4b)に、そのレンズ鏡筒と中間
アダプタとの装着開始時に突出部材(5c)とレンズ鏡
筒(1)のバヨネットマウント爪部(4b)とが干渉す
る位置に、突出部材(5c)を回避する範囲に渡って切
り欠き部(4c)を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、レンズ鏡筒とカメラボディとの間に中間アダプタを装着可能なカメ ラシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のカメラシステムでは、レンズ鏡筒側に中間アダプタとの装着識 別部材を設け、中間アダプタ側には識別のための手段はなにも施されていなかっ た。すなわち、中間アダプタ装着不可能なレンズ鏡筒には、レンズ鏡筒側の固定 部材に突出部を設け、中間アダプタ側の固定部材と干渉させることによって装着 不可能にしていた。
【0003】 また、中間アダプタ装着可能なレンズ鏡筒には、中間アダプタ側の固定部材と の干渉を避けるために、レンズ鏡筒の固定部材に突出部を設けず、中間アダプタ に装着可能にしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来のカメラシステムでは、以下のような問題があった。ま ず、中間アダプタに装着されるべきでないレンズ鏡筒が中間アダプタに装着され ると、レンズ鏡筒、中間アダプタ及びカメラボディ間でデータ通信(後述)をす るときに、誤ったデータ通信が行われると言う問題が起こる。
【0005】 また、このようなカメラシステムは、これから構築するカメラシステムに対し ては有効だが、既に製品化されたレンズ鏡筒には対応できない。
【0006】 更に、レンズ鏡筒側に突出部を設けると、レンズ鏡筒を中間アダプタに取り付 けられたとしても、既存の多数のカメラボディ及び既存の中間アダプタに装着す ると、レンズ鏡筒側突出部がカメラボディ及び中間アダプタ側の部材と干渉し装 着できないと言う問題が起こる。
【0007】 上述の従来例とは逆に、中間アダプタのマウントアダプタ以外の固定部材に突 出部を設け、中間アダプタに装着可能なレンズ鏡筒には突出部の逃げを設けるこ とも考えられる。しかし、レンズ鏡筒のマウントアダプタ以外の固定部材は、レ ンズの種類及び機能等によって形状がまちまちであるので、中間アダプタに装着 不可能にすべき、すべてのレンズ鏡筒に対応するような中間アダプタの突出部の 位置及び形状を見つけだすことは大変困難であり、また、今後のレンズ鏡筒の開 発に制約を与えることになりかねないという問題がある。
【0008】 一方、図4のように、中間アダプタのマウントアダプタ(105)のバヨネッ トの爪部(105b)及び開口部(105a)の角度関係を変更して、装着不可 能にすべきレンズ鏡筒を取り付けられないようにすることも考えられる。
【0009】 中間アダプタのマウントアダプタ(105)のバヨネット形状の変更に伴い、 中間アダプタに装着可能なレンズ鏡筒のマウントアダプタ(104)のバヨネッ ト爪部(104b)及び開口部(104a)の角度関係(a′,b′)も変更し なければならない。これによって、レンズ鏡筒と中間アダプタとの装着可能、装 着不可能という関係は満たされるものの、中間アダプタに装着可能なレンズ鏡筒 をカメラボディに取り付ける場合に、図5に示すように、正規の取り付け位置と は異なった位置(正規の位置よりも右に115°回転させた位置)で誤装着を起 こすことが考えられる。
【0010】 仮に、2次元的に角度関係が満たされても、レンズ鏡筒を3次元的にずらし気 味に装着すると誤装着を起こしたり、また、着脱の繰り返しによるバヨネット爪 部の摩耗等が原因となって誤装着を起こすことがあるという問題点がある。
【0011】 そこで本考案は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、レンズ鏡筒 とカメラボディとの間に中間アダプタを有するカメラシステムであって、中間ア ダプタにレンズ鏡筒を装着するときに、装着可能にすべきレンズ鏡筒は装着可能 とし、装着不可能とすべきレンズ鏡筒は装着不可能とさせ、かつ、中間アダプタ に装着可能なレンズ鏡筒はカメラボディとも正常な装着を行え、しかも、既存の カメラシステムに支障をきたすことなく、また、将来的な開発にも制約を与える ことのないように、できるだけ簡単な構造によることができるカメラシステムを 提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本考案によるカメラシステムは、レンズ鏡筒、中間 アダプタ及びカメラボディの各々がバヨネットマウントによって結合し、前記レ ンズ鏡筒と前記カメラボディとの間に前記中間アダプタを有するカメラシステム において、前記中間アダプタ(2)の前記レンズ鏡筒(1)と結合する側のバヨ ネットマウント爪開口部(5a)に、そのバヨネットマウント爪開口部(5a) の範囲を越えない幅であって、光軸方向には前記レンズ鏡筒(1)のバヨネット マウント(4)との装着時に、前記レンズ鏡筒(1)のバヨネットマウント(4 )と干渉しない配置に設けられた突出部材(5c)を有する構成としてある。
【0013】 また、本発明によるカメラシステムは、レンズ鏡筒、中間アダプタ及びカメラ ボディの各々がバヨネットマウントによって結合し、前記レンズ鏡筒と前記カメ ラボディとの間に前記中間アダプタを有するカメラシステムにおいて、前記中間 アダプタ(2)の前記レンズ鏡筒(1)と結合する側のバヨネットマウント爪開 口部(5a)に、そのバヨネットマウント爪開口部(5a)の範囲を越えない幅 であって、光軸方向には前記レンズ鏡筒(1)のバヨネットマウント(4)との 装着時に、前記レンズ鏡筒(1)のバヨネットマウント(4)と干渉しない配置 に設けられた突出部材(5c)と、前記レンズ鏡筒(1)のバヨネットマウント 爪部(4b)に、そのレンズ鏡筒(1)と前記中間アダプタ(2)との装着開始 時に前記突出部材(5c)と前記レンズ鏡筒(1)のバヨネットマウント爪部( 4b)とが干渉する位置に、前記突出部材(5c)を回避する範囲に渡って設け られた切り欠き部(4c)とを有しており、前記中間アダプタ(2)には、前記 バヨネットマウント爪部(4b)に前記切り欠き部(4c)を有するレンズ鏡筒 (1)のみが装着可能であって、前記バヨネットマウント爪部(4b)に前記切 り欠き部(4c)を有するレンズ鏡筒(1)は、前記中間アダプタ(2)を介さ ず、前記カメラボディ(3)に直接装着可能である構成とすることができる。
【0014】 これらの場合に、前記レンズ鏡筒及び前記中間アダプタは、相互に通信可能な 通信手段を有することを特徴とすることができる。
【0015】
【作用】
本考案では、既存のカメラシステムのマウントアダプタ部(4)(5)に以下 のような機構、すなわち中間アダプタ(2)のレンズ鏡筒(1)側の雌マウント (5)のバヨネット爪開口部(5a)に突起(5c)を設け、中間アダプタ(2 )に装着可能なレンズ鏡筒(1)の雄マウント(4)のバヨネット爪部(4b) に突起(5c)との干渉を避けるための切り欠き(4c)を設けたので、突起( 5c)がレンズ鏡筒(1)の中間アダプタ(2)への識別信号のように機能し、 装着不可能とすべきレンズ鏡筒(何の変更も施していない)を装着させようとし た場合には、突起(5c)がレンズ鏡筒(1)のバヨネット爪部(4b)と干渉 し装着不可能となり、中間アダプタ(2)に装着不可能なレンズ鏡筒が中間アダ プタ(2)に装着されるような不都合は解消する。これより、レンズ鏡筒(1) 、中間アダプタ(2)、カメラボディ(3)間の後述のデータ通信における、誤 った通信が行われるような不都合は解消する。
【0016】 また、装着可能なレンズ鏡筒(1)のマウントアダプタ部(4)には、バヨネ ット爪部(4b)に切り欠き(4c)を設けただけであり、バヨネット爪部及び 開口部の角度関係は変更していないので、装着可能なレンズ鏡筒(1)をカメラ ボディ(3)に装着するときにも、誤装着するという不都合は解消する。
【0017】
【実施例】
以下、図面等を参照して、実施例につき、本考案を詳細に説明する。図1は、 本考案によるカメラシステムの実施例を示した図である。
【0018】 このカメラシステムは、焦点距離を伸ばす中間アダプタ(2)(以下テレコン バータという)の前側に、そのテレコンバータ(2)との通信手段を有するレン ズ鏡筒(1)(以下インテリジェントレンズ鏡筒という)が装着されており、更 に、インテリジェントレンズ鏡筒(1)が装着されたテレコンバータ(2)をカ メラボディ(3)に取り付けできる構成としてある。
【0019】 インテリジェントレンズ鏡筒(1)は、レンズ鏡筒内CPU(8)の中にレン ズ情報を記憶するROMを有しており、データの通信を制御するレンズ鏡筒内C PU(8)によって、テレコンバータ(2)とのデータの授受を行うテレコンバ ータとの通信手段(11)(12)及び、単なるデータ通信手段(13)とのど ちらかを介してテレコンバータ(2)と通信を行う。
【0020】 テレコンバータ(2)は、テレコンバータ内CPU(9)の中にテレコンバー タ情報を記憶するROMを有しており、このテレコンバータ内CPU(9)によ って、テレコンバータとの通信手段(11)(12)を介して伝達されたレンズ 鏡筒データがテレコンバータ情報によって補正される。また、テレコンバータと の通信手段(11)(12)とは独立に、データ通信手段(13)と接続し、合 焦及び露出に関する演算を行うカメラボディ内CPU(10)との通信を行うテ レコンバータ内通信手段(14)を有している。
【0021】 インテリジェントレンズ鏡筒(1)とテレコンバータ(2)及び、テレコンバ ータ(2)とカメラボディ(3)との結合は、それぞれバヨネットマウントアダ プタ(4)(5)及び、バヨネットマウントアダプタ(6)(7)によって行っ ている。
【0022】 インテリジェントレンズ鏡筒(1)の雄マウントアダプタ(4)、テレコンバ ータ(2)の雄マウントアダプタ(6)及び雌マウントアダプタ(5)、カメラ ボディ(3)の雌マウントアダプタ(7)のバヨネット爪部及びバヨネット爪開 口部の角度位置は、従来のものと同じである。しかし、この実施例では、テレコ ンバータ(2)のインテリジェントレンズ鏡筒(1)側の雌マウントアダプタ( 5)には、3カ所のバヨネット爪開口部(5a)のうちの1カ所に、強度的に十 分な幅で、内径側はバヨネット爪部(5b)の内径より内側へ入り込まず、光軸 方向の厚さはバヨネット爪部(5b)の厚さを越えない程度の突起(5c)を設 けており(図2参照)、インテリジェントレンズ鏡筒(1)以外のレンズ鏡筒は 装着不可能にしている。
【0023】 また、インテリジェントレンズ鏡筒(1)の雄マウントアダプタ(4)のバヨ ネット爪部(4b)には、インテリジェントレンズ鏡筒(1)とテレコンバータ (2)との装着開始時に、テレコンバータ(2)の突起(5c)と干渉する箇所 に、突起(5c)を逃げるのに十分な幅の切り欠き(4c)を設けている(図2 参照)。テレコンバータ(2)の雄マウントアダプタ(6)及びカメラボディ( 3)の雌マウントアダプタ(7)は従来のものと全く同じものである。
【0024】 以下、装着動作及び装着状態について述べる。テレコンバータ(2)をインテ リジェントレンズ鏡筒(1)に装着するときに、装着開始状態の各々のマウント アダプタ(4)(5)のバヨネットマウント部は、図2のようになっている。テ レコンバータ(2)の突起部(5c)が、インテリジェントレンズ鏡筒(1)の バヨネット爪部切り欠き部(4c)に位置するので、何の支障もなく取り付ける ことができる。
【0025】 これより、テレコンバータ(2)を図2の矢印の方向へ所定の装着回転角θ回 転することによって、テレコンバータ(2)のインテリジェントレンズ鏡筒(1 )への装着が完了する。インテリジェントレンズ鏡筒(1)を装着したテレコン バータ(2)を、従来通りの方法でカメラボディ(3)に装着することによって 、テレコンバータを組み込んだカメラシステムを構築することができる。
【0026】 次に、この状態での通信システムについて説明する(図1参照)。テレコンバ ータ(2)をインテリジェントレンズ鏡筒(1)に装着することによって、テレ コンバータとの通信手段(11)(12)を介して、インテリジェントレンズ鏡 筒(1)とテレコンバータ(2)間のデータの授受が可能になる。インテリジェ ントレンズ鏡筒(1)内のROMに記憶されたレンズ鏡筒データは、インテリジ ェントレンズ鏡筒(1)内のCPU(8)によってテレコンバータとの通信手段 (11)(12)を介して、テレコンバータ(2)内のCPU(9)に取り込ま れる。
【0027】 レンズ鏡筒データは、テレコンバータ(2)内のCPU(9)でテレコンバー タ(2)内のROMに記憶されていたテレコンバータ(2)のデータによって補 正される。その補正されたレンズ鏡筒データは、テレコンバータとの通信手段( 11)(12)を介して、インテリジェントレンズ鏡筒(1)内のCPU(8) に戻され、テレコンバータとの通信手段(11)(12)とは独立の通信手段( 13)(14)を介して、補正されたレンズ鏡筒データはそのまま、テレコンバ ータ(2)内を通りカメラボディ(3)内のCPU(10)へ伝達される。これ によって、カメラボディ(3)内のCPU(10)にはテレコンバータ(2)を 装着したインテリジェントレンズ鏡筒(1)のレンズ鏡筒データが伝達され、そ れに基づいて、合焦及び露出に関する演算を行う。
【0028】 次に、インテリジェントレンズ鏡筒(1)をテレコンバータ(2)を介さずに カメラボディ(3)に装着する場合について述べる。インテリジェントレンズ鏡 筒(1)の雄マウントアダプタ(4)のバヨネット爪部(4b)には、切り欠き (4c)があるが、切り欠きであるので、装着状態においてカメラボディ(3) の雌マウントアダプタ(7)のバヨネット爪部(7b)と干渉することはない。 これより、インテリジェントレンズ鏡筒(1)のカメラボディ(3)への装着は 従来通り行うことができる。
【0029】 この状態での通信システムについては、テレコンバータとの通信手段(11) (12)が接続されていないので、インテリジェントレンズ鏡筒(1)内のRO Mに記憶されたインテリジェントレンズ鏡筒(1)のレンズ鏡筒データが、その まま補正されずにテレコンバータとの通信手段(11)(12)とは独立の通信 手段(13)(15)によって、カメラボディ(3)内のCPU(10)へ伝達 される(図1参照)。これによって、カメラボディ(3)の内CPU(10)に は、インテリジェントレンズ鏡筒(1)のレンズ鏡筒データが伝達され、それに 基づいて合焦及び露出に関する演算を行う。
【0030】 最後に、インテリジェントレンズ鏡筒(1)以外のレンズ鏡筒をテレコンバー タ(2)に装着する場合について述べる。 先ず、通信システムについて述べると、レンズ鏡筒はテレコンバータ(2)と の通信手段(11)を有していないので、レンズ鏡筒内にレンズ鏡筒データが記 憶されたROMがあっても、インテリジェントレンズ鏡筒(1)を用いた場合の ように、テレコンバータ(2)のCPU(9)によって補正されることはない。
【0031】 これより、レンズ鏡筒データは、補正されないまま、独立の通信手段(13) (14)(15)によってカメラボディ(3)内のCPU(10)へ伝達される 。つまり、テレコンバータ(2)が装着されているにもかかわらず、テレコンバ ータ(2)のデータを持たないレンズ鏡筒のみの補正されていないレンズ鏡筒デ ータが伝達されることになる。例えば、この一例として、カメラボディ(3)内 のファインダー情報の絞り値が誤表示される等、不都合を生じることになる。
【0032】 しかし、本考案においては、テレコンバータ(2)の雌マウントアダプタ(5 )のバヨネット爪開口部(5a)には突起(5c)がある。そのため、レンズ鏡 筒の雄マウントアダプタ(不図示)のバヨネット爪部(不図示)には、本実施例 のインテリジェントレンズ鏡筒(1)とは異なり切り欠き(4c)が存在しない ので、装着開始時にテレコンバータ(2)の雌マウントアダプタ(5)のバヨネ ット爪開口部(5a)の突起(5c)とレンズ鏡筒の雄マウントアダプタのバヨ ネット爪部とが干渉し、レンズ鏡筒をテレコンバータ(2)に装着することがで きないので、前述のような不都合は生じない。
【0033】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、テレコンバータに装着不可能なレンズ鏡筒がテ レコンバータに装着されるような不都合は解消する。従って、レンズ鏡筒、テレ コンバータ、カメラボディ間の前述のデータ通信における、誤った通信が行われ るような不都合は解消する、という効果がある。
【0034】 また、装着可能なレンズ鏡筒のマウントアダプタ部には、バヨネット爪部に切 り欠きを設けただけであり、バヨネット爪部及び開口部の角度関係は変更してい ないので、装着可能なレンズ鏡筒をカメラボディに装着するときにも、誤装着す るという不都合は解消する、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるカメラシステムの実施例を示した
ブロック図である。
【図2】実施例に係るカメラシステムの装着開始時の状
態を示した図である。
【図3】実施例に係るカメラシステムの装着開始時の状
態を示した図である。
【図4】従来のカメラシステムの問題点を説明するため
の図である。
【図5】従来のカメラシステムの問題点を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 レンズ鏡筒 2 中間アダプタ 3 カメラボディ 4 バヨネットマウントアダプタ 4c 切り欠き 5 バヨネットマウントアダプタ 5c 突起

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ鏡筒、中間アダプタ及びカメラボ
    ディの各々がバヨネットマウントによって結合し、前記
    レンズ鏡筒と前記カメラボディとの間に前記中間アダプ
    タを有するカメラシステムにおいて、 前記中間アダプタの前記レンズ鏡筒と結合する側のバヨ
    ネットマウント爪開口部に、そのバヨネットマウント爪
    開口部の範囲を越えない幅であって、光軸方向には前記
    レンズ鏡筒のバヨネットマウントとの装着時に、前記レ
    ンズ鏡筒のバヨネットマウントと干渉しない配置に設け
    られた突出部材を有することを特徴とするカメラシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 レンズ鏡筒、中間アダプタ及びカメラボ
    ディの各々がバヨネットマウントによって結合し、前記
    レンズ鏡筒と前記カメラボディとの間に前記中間アダプ
    タを有するカメラシステムにおいて、 前記中間アダプタの前記レンズ鏡筒と結合する側のバヨ
    ネットマウント爪開口部に、そのバヨネットマウント爪
    開口部の範囲を越えない幅であって、光軸方向には前記
    レンズ鏡筒のバヨネットマウントとの装着時に、前記レ
    ンズ鏡筒のバヨネットマウントと干渉しない配置に設け
    られた突出部材と、 前記レンズ鏡筒のバヨネットマウント爪部に、そのレン
    ズ鏡筒と前記中間アダプタとの装着開始時に前記突出部
    材と前記レンズ鏡筒のバヨネットマウント爪部とが干渉
    する位置に、前記突出部材を回避する範囲に渡って設け
    られた切り欠き部とを有しており、 前記中間アダプタには、前記バヨネットマウント爪部に
    前記切り欠き部を有するレンズ鏡筒のみが装着可能であ
    って、 前記バヨネットマウント爪部に前記切り欠き部を有する
    レンズ鏡筒は、前記中間アダプタを介さず、前記カメラ
    ボディに直接装着可能であることを特徴とするカメラシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記レンズ鏡筒及び前記中間アダプタ
    は、相互に通信可能な通信手段を有することを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のカメラシステム。
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