JPS63253236A - 懸濁液の凝集状態検知方法 - Google Patents

懸濁液の凝集状態検知方法

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JPS63253236A
JPS63253236A JP62089224A JP8922487A JPS63253236A JP S63253236 A JPS63253236 A JP S63253236A JP 62089224 A JP62089224 A JP 62089224A JP 8922487 A JP8922487 A JP 8922487A JP S63253236 A JPS63253236 A JP S63253236A
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信二 山本
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潔 鈴木
Mitsuru Imai
満 今井
Mutsuo Nakajima
睦雄 中島
Chiaki Igarashi
千秋 五十嵐
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、懸濁液の凝集状態検知方法に関し、特に発光
装置に対して攪拌領域中の懸濁液を介し受光装置を配置
して受光しつつ、前記懸濁液に対し急速攪拌しながら凝
集剤を注入したのちの緩速攪拌中ならびに攪拌停止後の
受光光量から懸濁液と凝集剤との混合液の凝集状態を検
知する凝集状態検知方法に関するものである。
[従来の技術] 従来この種の懸濁液の凝集状態検知方法としては、J−
水、工業用水、″F木、産業廃液などの懸濁液を適当量
だけ採取し、複数のビー力に等量ずつ分配し、凝集剤を
その注入率を変化させてそれぞれのビー力に注入したの
ち攪拌静置し、試験者の目視観察および経験によって凝
集状態を検知していた。
[解決すべき問題点] しかしながら従来の懸濁液の凝集状態検知方法では、試
験者の目視観V%石よび経験によって凝集状態を検知し
ていたので、試験者によって検知結果に相違が生じる欠
点があり、また検知に多大の時間を要する欠点もあった
そこで本発明は、これらの欠点を除去するために1発光
装置と受光装置との間の攪拌領域で懸濁液に対し凝集剤
を注入して攪拌しその受光装置による受光光量から懸濁
液と凝集剤との混合液の凝集状態を検知する凝集状態検
知方法を提供せんとするものである。
(2)発明の構成 [問題点の解決手段] 本発明により提供される問題点の解決手段は、r(a)
fi濁液を攪拌する第1の工程と、(b)攪拌中の懸濁
液に対し凝集剤を注入する第2の工程と。
(C) *集剤の注入ののち第1の工程よりも低下され
た撹拌速度で懸濁液と!2集剤との混合液を攪拌する第
3の工程と、 (d)少なくとも第3の工程に際して前記混合液を介し
て発光装置より受光装置に yえられた受光光量を測定する第4の 工程と、 (C)第4の工程で測定された受光光量から前記混合液
の凝集状態を検知する第5 の工程と を備えてなることを特徴とする懸濁液の凝集状態検知方
法」 である。
また本発明により提供される問題点の他の解決手段は。
[(a)懸濁液を攪拌する第1の工程と2(b) J!
12拌中の懸濁液に対し凝集剤を注入する第2の工程と
、 (C) 凝集剤の注入ののち第1の工程よりも低下され
た撹拌速度で懸濁液と凝集剤 との混合液を攪拌する第3の工程と。
(d)少なくとも第3の工程に際して前記混合液を介し
て発光装置より受光装置に 与えられた受光光量を測定する第4の 工程と、 (e)第4の工程で測定された受光光量が平坦化したの
ち、前記混合液の攪拌を停 止する第5の工程と、 (「)第5の工程に際して前記混合液を介して発光装置
より受光装置に与えられた 受光光量を測定する第6の工程と。
(g)第4の工程および第6の工程で測定された受光光
量から前記混合液の凝集状 態を検知する第7の工程と を備えてなることを特徴とする懸濁液の凝集状態検知方
法」 である。
[作用] 本発明にかかる懸濁液の凝集状態検知方法は。
攪拌中の懸濁液に凝集剤を注入したのち、懸濁液の撹拌
速度を低下せしめ、かつ懸濁液と凝集剤との混合液を介
して発光装置より受光装置に対して榮えられた受光光量
を測定し、その受光光量から前記混合液の凝集状態を検
知する作用をなしており、試験者の目視観察ならびに経
験を排除する作用をなし、ひいては検知結果を指標化す
る作用ならびに検知結果を短時間で提供する作用をなす
また本発明にかかる他の懸濁液の凝集状態検知方法は、
Wl拌中の懸濁液に凝集剤を注入したのち、懸濁液の撹
拌速度を低下せしめ、かつ懸濁液と凝集剤との混合液を
介して発光装置より受光装置に対して与えられた受光光
量を測定し、その受光光量が乎坦化したのち前記受光光
量を測定しつつ前記混合液の攪拌を停止し、それらの受
光光量から前記混合体の凝集状態を検知する作用をなし
ており、試験者の目視観察ならびに経験を排除する作用
、検知結果を指標化する作用ならびに検知結果を短時間
で提供する作用に加え、検知項目を増加して検知結果の
精度を向上せしめる作用をなす。
[実施例] 次に本発明について添付図面を参照しつつ具体的に説明
する。
第1図は、本発明の懸濁液の凝集状態検知方法の一実施
例を実行するための検知装置を示す断面図である。
第2図は、第1図検知装置によって本発明の一実施例を
実行した場合の受光光量Iの時間的変化を示すグラフ図
である。
第3図は、第2図のグラフ図より求めた凝集体の径d、
数n9体mvおよび有効密度ρと凝集剤の注入率WA+
との間の関係を示すグラフ図である。
第4図は、第2図のグラフ図より求めた上澄水濁度τ、
IM集体の沈降速度Sおよび有効密度ρと凝集剤の注入
率WAIとの間の関係を示すグラフ図である。
まず第1図を参照しつつ1本発明の懸濁液の凝集状態検
知方法を実行するための検知装置について説明する。
10は回分式の攪拌槽で、適宜の容量たとえば1文の容
量を有しており、懸濁液と凝集剤との混合液11が収容
されている。 12は攪拌槽lO内に配設された攪拌羽
根て、Wl拌槽lOの下方に配置された駆動手段たとえ
ば電動モータ14の出力軸16の自由端部に適宜に装着
されている。
18はリート線19によって適宜の電[(図示せず)に
接続された発光装置て、攪拌槽10の側面に配設されて
おり、蛍光ランプ、タングステンランプ、ハロゲンラン
プ、発光ダイオード、レーザ発光手段などの適宜の光源
によって発生された光を適宜の光学系たとえばスリット
を介して平行光線束として攪拌槽10内の混合液11に
供給している。
20はフォトトランジスタ、フォトダイオード。
CdS、CODなどの適宜の光電変換素子を受光手段と
して包有している受光装置で、攪拌槽lOの側面に配設
されており、発光装置18により平行光線束として供給
された光を混合液11を介し受光している0発光袋24
18によって与えられた光が、混合液ll中の凝集体す
なわちフロック17によって散乱あるいは遮断されるの
で、受光装置20は、散乱光あるいは減衰された透過光
を受光している。受光袋W120は、透過光を受光する
ために発光袋2118に対し対向せしめてもよく、また
散乱光を受光するために発光装置18からの平行光線束
に対し所定の角度をもって配置せしめてもよい。加えて
透過光および散乱光を受光するために、2つの受光袋2
120を配置してもよい。説明を簡潔とするために以下
、受光装置20は、発光波gi1gに対して対向されて
いるものとする。また第1図では1発光装置18および
受光装置20が一組だけ配置されているか、これに限定
されるものではなく、発光波918および受光袋2t2
0を複数組配置してもよい0発光装置18および受光装
置20は、特に同一水平面上に配設されておれば、凝集
体すなわちフロック17の沈降状態を測定するために好
都合である。
22は受光装置20にリード線21を介して接続された
測定装置で、受光袋W120の受光した光量(以下“受
光光量”という)■を測定する。加えて測定装2122
は、測定した受光光ifから凝集剤の注入前の受光光量
■バτ)と攪拌羽根12による緩速攪拌に伴なって平坦
化したときの受光光量■の変動@(すなわち所定値■L
および18間の差分)△Iおよび変動周期Fとを求めて
出力しており。
所望によっては更に攪拌羽根12による緩速攪拌の停止
後に平坦化したときの受光光量Ir(τ)と攪拌羽根1
2による緩速攪拌の停止時から受光光量■が平坦化する
までの時間Tとを求めて出力してもよい。
24は一端部か開閉弁25を介して攪拌槽IOに開口さ
れた懸濁液の供給管で、他端部が懸濁液たとえば上水、
工業用水、下水、産業廃液などの供給源(図示せず)に
連通されている。26は凝集剤供給源28に一端部が連
通された凝集剤供給管で、他端部か開閉弁27を介して
攪拌槽lOに開口されている。30は排水管で、一端部
が攪拌槽10の底部に開口され、かつ他端部か開閉弁3
2を介して適宜の貯留槽(図示せず)などに開口されて
おり、攪拌槽lOから検知法の混合液11を排除する。
34は暗箱で、少なくとも攪拌槽10.発光装置18お
よび受光袋2120を収容しており、外光の影響を除去
している。
36は駆動手段14と測定装置22と開閉弁25.27
とに接続された演算装置で、駆動手段14から攪拌羽根
12の周速υが亭えられており、測定装2122から受
光光量Ii(τ)と受光光量■の変動幅Δ■および変動
周期Fとが与えられ所望によって受光光量Ir(で)と
時間Tとが併せて与えられており、開閉弁25.27か
ら懸濁液の供給量Mおよび凝集剤の供給量Nが与えられ
ている。演算装置36は、凝集体すなわちフロック17
の凝集状態を判断するパラメータを算出している。すな
わち演算装M36は。
受光光ifの変動幅ΔI(ボルト)と定数αとを用いて
凝集体すなわちフロック17の径d (cm)をd=α
Δ■ と算出し、受光光量Iの変動周期F(秒)と攪拌羽根1
2の周速υ(@/秒)と定数βを用いて凝集体すなわち
フロック17の数n (1/cm3)をと算出し、凝集
体すなわちフロック17の径d(cm)および数n(1
/c■″′)と定数εとを用いて凝集体すなわちフロッ
ク17の体積V(cm3)を■=εd’n と算出し、受光光rlr■lcτ)(ボルト)より求め
た懸濁液の浮遊物の初期濃度W。(mg/又)と供給N
:M、Nより求めた凝集剤の注入率WA1(1g/i)
と凝集体17の径d(cm)および数n(1/c■3)
と定数γと凝集剤に固有の係数aとを用いて凝集体すな
わちフロック17の有効密度ρ(g/Cll3)をと算
出しており、更に所9によっては、時間Tと定数δとを
用いて凝集体すなわちフロックI7の沈降速度S(cm
7分)を と算出し、受光光WkItCで)と定数入とを用いて凝
集体すなわちフロック17の沈降したのちのL澄水濁度
τ(度)を 、  τ=λ■f(τ) と算出している。ここて演算装置36の算出したパラメ
ータと凝集体すなわちフロック17の実際の凝集状態と
の関係は、径dあるいは数n9体積V。
有効密度ρ、沈沈降速度S上上澄水濁度の順で緊密とな
っているので、凝集体すなわちフロック17の髪束状態
を精密に検知することが所望であれば後者のパラメータ
を利用すればよく、更にその凝集状態を一層精密に検知
することが所望であれば複数のパラメータを組合せて利
用すればよい。
次いで第1図ないし第4図を参照しつつ、本発明の懸濁
液の凝集状態検知方法を、第1図に示した検知装置の動
作とともに詳細に説明する。
開閉弁32を開放し排水管30を介して攪拌槽IO内の
残留する混合液11を排除したのち、開閉弁32を閉鎖
する。
開閉弁25を所定時間だけ開放し、供給管24を介して
懸濁液の供給源(図示せず)から、所定量M(たとえば
1M)の懸濁液を攪拌槽IO内に供給する。
攪拌槽lO内への懸濁液の供給が完了すると1時刻t1
において駆動手段たとえば電動モータ14により攪拌羽
根12が急速回転すなわち高速度で回転され始める。
そののち時刻t2において開閉弁27を所定時間たけ開
放することにより、所定I−=の凝集剤が、凝集剤供給
源28から凝集剤供給管26を介して攪拌槽10に対し
注入される。凝集剤としては、ポリアルミニウムクロラ
イドなどの既知の凝集剤を所望に応じて使用すればよい
、 攪拌羽根12の急速回転の開始に先立って1発光袋
m18.受光装置20および測定装置22が始動されて
おり、攪拌槽10内の懸濁液を介して透過光の受光光I
Iが測定され、演算装置コロに与えられている。
時刻t2すなわち凝集剤が供給される時刻までの受光光
量Iは、懸濁液に含有されている浮遊物の初期C度WS
Sに対応して一定値1.(τ)となっている0時刻t2
において凝集剤が所定INたけ注入されると、混合液1
1内で凝集体すなわちフロック17が徐々に凝集され、
かつ混合液11が攪拌槽10内で急速に攪拌移動されて
いるので、受光袋と20の受光光量Iか緩慢に増大する
時刻t3において、攪拌羽根12が緩速回転すなわち低
速度で回転され始めると、更に混合液11内て凝集体す
なわちフロック17が形成されてその径dが増大し、か
つ混合液11か攪拌槽IO内で緩速に攪拌移動されてい
るので、受光袋2120の受光光量■が小刻みに増減し
ながら全体として増大する。
時刻t4に達すると、混合液ll内で凝集体すなわちフ
ロック17が十分に凝集されその径dが変化しなくなり
、かつ混合液11が攪拌槽lO内で緩速に攪拌移動され
ているので、受光装置20の受光光量Iが平坦化し凝集
体すなわちフロック17の通過に伴なって所定値ILお
よび1.間で周期的に変動するようになる。
更に時刻t5において、攪拌羽根12の回転を停止して
撹拌を停止せしめると、混合液11内で形成された凝集
体すなわちフロック17が沈降を開始するので、受光装
置20の受光光量■が小刻みに増減しつつ、時刻t6に
おいてほぼ一定の値Ir(τ)に達する0時刻t6以降
では、混合液ll中の凝集体すなわちフロック17がも
はや沈降しないので、受光光量■は一定の値it(τ)
を維持する。
たとえばIJJの真水にカオリン25■gを添加したカ
オリン懸濁液を用い、かつ凝集剤としてポリアルミニウ
ムクロライドを15mg/uの注入率となるように注入
した場合の受光袋222Gによる受光光量■を測定装置
22で測定したところ、第2図のとおりであった。
そののち演算装置コロが、上述したところによって凝集
体すなわちフロック17の径d、数n9体積Vおよび有
効密度ρを算出し、更に所望によってその沈降速度Sお
よび1澄水濁度τを併せて算出する。演算装W135の
算出したこれらのパラメータにより、上述したごとく凝
集体すなわちフロック17の凝集状態を検知できる。
この根拠を更に具体的に説明する。すなわちたとえば1
1の真水に25−gのカオリンを添加したカオリン懸濁
液を使用して、上述の測定ならびに演算を反復するごと
に、凝集体すなわちフロック17の径a+an、体av
および有効密度ρを算出し、凝集剤の注入率WAIに対
してプロットしたところ、第3図が得られた。
同様に、前記カオリン懸濁液を使用して、上述の測定な
らびに演算を反復するごとに凝集体すなわちフロック1
7の有効密度ρおよび沈降速度Sと上澄水濁度τとを算
出し、凝集剤の注入率WA1に対してプロットしたとこ
ろ、第4図か得られた。
第3図および第4図から明らかなように、凝集剤の注入
率WAlの変化に伴なって、凝集体すなわちフロック1
7の径d、数n1体積V、有効密度ρおよび沈降速度S
と上澄水濁度τとか変化している。詳述すれば、凝集剤
の注入率WAlが所定値(ここではコ0■g/4)以上
になると、凝集体すなわちフロック17のanがあまり
変化しないか、その径dおよび体8!■が比較的に大き
くなって有効密度ρが低下しており、不安定な凝集体す
なわちフロック17が形成されているものと判断できる
また凝集剤の注入率WAIがその所定値以上になると、
凝集体すなわちフロック17の沈降速度Sあるいは凝集
体すなわちフロック17の沈降後の上澄水濁度τがあま
り変化しない、ひいては凝集剤の注入率WAlがその所
定値以上となっても、凝集剤の注入量が増大するに比し
凝集体すなわちフロック17の凝集沈澱發を増加てきな
いものと判断てき、好ましくない。
これに対し凝集剤の注入率WAIがその所定(1よりも
大幅に小さくなると、凝集体すなわちフロック17の数
nが極端に大きくなり、その径dおよび体積Vも極端に
小さくなって有効密度ρか増大しており、比較的に安定
な凝集体すなわちフロック17が形成されているものと
判断できる。しかしながらこのときは、凝集体すなわち
フロック17の沈降速度Sが小さく、凝集体すなわち7
0ウク17の沈降後の上澄水濁度τか大きい。ひいては
凝集剤の注入率WA1がその所定値よりも大幅に小さく
なると、凝集剤の注入量を削減することはできても凝集
体すなわちフロック17を効率良く沈澱除去てきないも
のと判断てき、好ましくない。
したがってこのときの所定値を凝集剤の注入率とすれば
、凝集剤の注入量を削減しかつ懸濁液中の浮遊物の凝集
沈澱機を比較的に大きな値に維持できるので、懸濁液中
の浮遊物を効率良く凝集沈澱せしめ除去できる。
[発明の効果] 上述より明らかなように本発明にかかる懸濁液の髪束状
態検知方法は、 (a)懸濁液を攪拌する第1の工程と、(b)攪拌中の
懸濁液に対し凝集剤を注入する第2の工程と、 (C) 凝集剤の注入ののち第1の工程よりも低下され
た撹拌速度で懸濁液と凝集剤 との混合液を攪拌する第3の工程と。
(d)少なくとも第3の工程に際して前記混合液を介し
て発光装置より受光装置に 与えられた受光光量を測定する第4の 工程と。
(e)第4の工程で測定された受光光量から前記混合液
の凝集状態を検知する第5 の工程と を備えてなるので、 (i)試験者の目視観察ならびに経験を排除できる効果 を有し、ひいては (ii)検知結果を指標化てきる効果 ならびに (i i i)検知結果を短時間て提供てきる効果を有
する。
また本発明にかかる他の懸濁液の凝集状態検知方法は、 (a)懸濁液を攪拌する第1の工程と、(b)′!11
.拌中の懸濁液に対し凝集剤を注入する第2の工程と、 (c)凝集剤の注入ののち第1の工程よりも低下された
撹拌速度で懸濁液と凝集剤 との混合液を攪拌する第3の工程と、 (d)少なくとも第3の工程に際して前記混合液を介し
て発光装置より受光装置に かえられた受光光量を測定する第4の 工程と、 (e)第4の工程で測定された受光光量が平坦化したの
ち、前記混合液の攪拌を停 止する第5の工程と、 (「)第5の工程に際して前記混合液を介して発光装こ
より受光袋こに午えられた 受光光量を測定する第6の工程と、 (g)第4の工程および第6の工程で測定された受光光
量から荊記混合液の凝集状 態を検知する第7の工程と を備えてなるので、L記(i)〜(iii)の効果に加
え (iv)検知項目を増加して検知結果の精度を向Eでき
る効果 を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の懸濁液の凝集状態検知方法の一実施例
を実行するための検知装置を示す断面図、第2図は第1
図検知装置によって本発明の一実施例を実行した場合の
受光光量の時間的変化を示すグラフ図、第3は第2図の
グラフ図より求めた凝集体の径d、数n9体積Vおよび
有効密度ρと凝集剤の注入率WA1どの間の関係を示す
グラフ図、第4図は第2図のグラフ図より求めたL澄水
濁度τ、凝集体の沈降速度Sおよび有効密度ρと凝集剤
の注入率WA+との間の関係を示すグラフ図である。 10・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・攪
拌槽+1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
−混合液12・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・攪拌羽根14・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・駆動手段16・・・・・・・・・・   
・・・・・・出力軸18・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・発光装置19.21・・・・・・・・
・・・・・・・・・・リード線20・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・受光装置Z2・・−・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・測定装置24・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・供給管25
.27・・・・・・・・・・・・・・・・・・開閉弁2
6・・・・・・・・・−・・・・・・・・・・・・凝集
剤供給管28・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・凝集剤供給源30・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・排水管コ2・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・開閉弁34・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・暗箱36・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・演算装置特許出願人 荏原
インフィルコ株式会社株式会社荏IIX総合研究所 代理人   弁理上   F 藤   隆 夫第1図

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)懸濁液を攪拌する第1の工程と、 (b)攪拌中の懸濁液に対し凝集剤を注入する第2の工
    程と、 (c)凝集剤の注入ののち第1の工程よりも低下された
    攪拌速度で懸濁液と凝集剤との混合液を撹拌する第3の
    工程と、 (d)少なくとも第3の工程に際して前記混合液を介し
    て発光装置より受光装置に与えられた受光光量を測定す
    る第4の工程と、 (e)第4の工程で測定された受光光量から前記混合液
    の凝集状態を検知する第5の工程と を備えてなることを特徴とする懸濁液の凝集状態検知方
    法。
  2. (2)第5の工程において、受光光量が平坦化したとき
    の変動周期および第3の工程における撹拌速度から凝集
    体の数を算出することにより、混合液の凝集状態を検知
    してなることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
    載の懸濁液の凝集状態検知方法。
  3. (3)第5の工程において、受光光量が平坦化したとき
    の変動幅から凝集体の径を算出することにより、混合液
    の凝集状態を検知してなることを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項もしくは第(2)項記載の懸濁液の凝集
    状態検知方法。
  4. (4)第5の工程において、受光光量が平坦化したとき
    の変動周期および第3の工程における撹拌速度から凝集
    体の数を算出し、かつ受光光量が平坦化したときの変動
    幅から凝集体の径を算出し、かつ前記凝集体の数および
    径から凝集体の体積を算出することにより、混合液の凝
    集状態を検知してなることを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載の懸濁液の凝集状態検知方法。
  5. (5)第5の工程において、受光光量が平坦化したとき
    の変動周期および第3の工程における撹拌速度から凝集
    体の数を算出し、かつ受光光量が平坦化したときの変動
    幅から凝集体の径を算出し、かつ前記凝集体の数および
    径と懸濁液の浮遊物濃度と凝集剤の注入率とから凝集体
    の有効密度を算出することにより、混合液の凝集状態を
    検知してなることを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項記載の懸濁液の凝集状態検知方法。
  6. (6)(a)懸濁液を攪拌する第1の工程と、 (b)攪拌中の懸濁液に対し凝集剤を注入する第2の工
    程と、 (c)凝集剤の注入ののち第1の工程よりも低下された
    撹拌速度で懸濁液と凝集剤との混合液を攪拌する第3の
    工程と、 (d)少なくとも第3の工程に際して前記混合液を介し
    て発光装置より受光装置に与えられた受光光量を測定す
    る第4の工程と、 (e)第4の工程で測定された受光光量が平坦化したの
    ち、前記混合液の攪拌を停止する第5の工程と、 (f)第5の工程に際して前記混合液を介して発光装置
    より受光装置に与えられた受光光量を測定する第6の工
    程と、 (g)第4の工程および第6の工程で測定された受光光
    量から前記混合液の凝集状態を検知する第7の工程と を備えてなることを特徴とする懸濁液の凝集状態検知方
    法。
  7. (7)第7の工程において、第6の工程で測定された受
    光光量が平坦化したときの受光光量から凝集体が沈澱さ
    れたのちの上澄水濁度を算出することにより、混合液の
    凝集状態を検知してなることを特徴とする特許請求の範
    囲第(6)項記載の懸濁液の凝集状態検知方法。
  8. (8)第7の工程において、第5の工程で攪拌を停止し
    たのち第6の工程で測定された受光光量が平坦化するま
    での時間から凝集体の沈降速度を算出することにより、
    混合液の凝集状態を検知してなることを特徴とする特許
    請求の範囲第(6)項もしくは第(7)項記載の懸濁液
    の凝集状態検知方法。
  9. (9)第7の工程において、第4の工程で測定された受
    光光量が平坦化したときの変動周期および第3の工程に
    おける撹拌速度から凝集体の数を算出することにより、
    混合液の凝集状態を検知してなることを特徴とする特許
    請求の範囲第(6)項ないし第(8)項のいずれか一項
    記載の懸濁液の凝集状態検知方法。
  10. (10)第7の工程において、第4の工程で測定された
    受光光量が平坦化したときの変動幅から凝集体の径を算
    出することにより、混合液の凝集状態を検知してなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(6)ないし第(9)
    項のいずれか一項記載の懸濁液の凝集状態検知方法。
  11. (11)第7の工程において、第4の工程で測定された
    受光光量が平坦化したときの変動周期および第3の工程
    における攪拌速度から凝集体の数を算出し、かつ第4の
    工程で測定された受光光量が平坦化したときの変動幅か
    ら凝集体の径を算出し、かつ前記凝集体の数および径か
    ら凝集体の体積を算出することにより、混合液の凝集状
    態を検知してなることを特徴とする特許請求の範囲第(
    6)項ないし第(8)項のいずれか一項記載の懸濁液の
    凝集状態検知方法。
  12. (12)第7の工程において、第4の工程で測定された
    受光光量が平坦化したときの変動周期および第3の工程
    における攪拌速度から凝集体の数を算出し、かつ第4の
    工程で測定された受光光量が平坦化したときの変動幅か
    ら凝集体の径を算出し、かつ前記凝集体の数および径と
    懸濁液の浮遊物濃度と凝集剤の注入率とから凝集体の有
    効密度を算出することにより、混合液の凝集状態を検知
    してなることを特徴とする特許請求の範囲第(6)項な
    いし第(8)項のいずれか一項記載の懸濁液の凝集状態
    検知方法。
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