JPS6325201B2 - - Google Patents

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JPS6325201B2
JPS6325201B2 JP777578A JP777578A JPS6325201B2 JP S6325201 B2 JPS6325201 B2 JP S6325201B2 JP 777578 A JP777578 A JP 777578A JP 777578 A JP777578 A JP 777578A JP S6325201 B2 JPS6325201 B2 JP S6325201B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
axial direction
guide valve
long grooves
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP777578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54101080A (en
Inventor
Koyo Saeki
Tomoyoshi Sakamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Metal Corp filed Critical Mitsubishi Metal Corp
Priority to JP777578A priority Critical patent/JPS54101080A/ja
Publication of JPS54101080A publication Critical patent/JPS54101080A/ja
Publication of JPS6325201B2 publication Critical patent/JPS6325201B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、油圧回転式作動機構、更に詳述す
れば作動機構のゲインを容易に変化させ得るよう
にした油圧回転式作動機構に関するものである。
「従来の技術」 従来のこの種作動機構が内蔵された揺動形また
は連続回転形の油圧式回転形サーボアクチユエー
タについて、第1図、第2図を参照して簡単に説
明すると、第1図、第2図は揺動形アクチユエー
タを示し、このアクチユエータは、本体1内に回
転可能自在に取り付けられた入力軸2と出力軸3
およびこれらの間に設けられた作動機構であるロ
ータリ案内弁4とを有する。
このロータリ案内弁4は、スリーブ状に形成さ
れかつ内周部に長溝5が形成されてなる作動体6
に、この長溝5に対向する外周部の予め定められ
た箇所に長溝7が形成されてなる駆動軸である入
力軸2を、回転可能に嵌合して構成されてなるも
のである。そしてこのロータリ案内弁4は、入力
軸2が角変位、角速度の入力信号によつて回転さ
れると、この案内弁4によつて流量が制御され、
これによりアクチユエータが作動して出力軸3を
入力軸2に追従させて回転させるものであると共
に、出力軸3の回転変化を案内弁4に自動的にフ
イードバツクする機能が構造的に備えられてなる
ものである。
「発明が解決しようとする問題点」 しかして、従来のアクチユエータは被駆動体の
負荷条件(例えば負荷慣性、精度、速度)とは、
別個のアクチユエータ固有のゲイン特性を有して
いるが、このため、負荷条件に応じたアクチユエ
ータの選定は、この選定幅が極めて狭いことから
正確に行わなければならず、その作業は極めて困
難を伴うものであるとともに、アクチユエータの
選定が負荷条件に対して正確に適合していない場
合には、アクチユエータ固有のゲインを決定する
フアクタである案内弁4の径の大きさを変更しな
ければならない。しかしながら、そのような手段
によつてゲインを変化させることは、ゲインの異
なる数種類の案内弁4を予め用意しておき、試行
錯誤のうえ最適な案内弁4を選定するという困難
な作業を余儀なくされる上、最適なものを見つけ
出せるという保証もない。また、このように案内
弁4の径の大きさを変えることは、構造上の制約
があつて極めて困難である。
ところで、上記長溝5,7のうち、一方の長溝
を長く、かつ他方の長溝を短くするとともに、上
記長い方の長溝の周方向の幅を変化させ、上記長
溝どうしの周方向における重合を、長い方の長溝
に対する短い方の長溝の軸方向の移動によつて、
零重合(長溝どうしの端縁が正確に一致)、正重
合(端縁どうしの間に若干の距離がある)、及び
負重合(端縁が向き合う長溝の中にある)に自由
に切り替え得るようにしたもの(特開昭49−
121093号)を本発明の出願人が先に開発したが、
案内弁4の重合量を変えようとしても重合量が小
さいために、第3図に示すように、ゲイン特性に
おいてリニアな部分が案内弁4の開度0付近の狭
い範囲しかなく、そのために、精度が悪く低トル
クしか使えないという不利不便があつた。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、高トルクから低ト
ルクまで簡単な操作で使用することのできる油圧
回転式作動機構を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 この発明は、内周部に長溝5を形成したスリー
ブ状の作動体6に、外周部に長溝7を形成した駆
動軸2が回転自在に嵌入され、前記長溝5,7ど
うしを相互に連通自在に構成された油圧回転式作
動機構において、前記長溝5,7どうしをほぼ同
形状に形成し、また、前記駆動軸2は、前記作動
体6に対して軸方向に移動自在に構成するととも
に、前記駆動軸2に、該駆動軸2を軸方向に移動
させて駆動軸2の軸方向における前記長溝5,7
どうしの重合長を変化させる移動子14,17,
19を、駆動軸2に取り付けられた一対の止め具
12間に支持させて回転自在に嵌合したものであ
る。
「作用」 駆動軸を軸方向に移動可能に構成したので、長
溝どうしが全閉状態から全開状態(完全に重合の
状態)まで任意に変化することができ、低トルク
から高トルクまでの広範囲なトルク増幅を実現す
ることができる。
実施例 以下、この発明を第4図乃至第10図に示す実
施例を参照して説明する。この実施例は油圧回転
式作動機構を内蔵した揺動形アクチユエータに実
施した場合を示したものである。なお、説明の重
複を避けるために従来例と同一のものは同一符号
を付してその説明を省略する。
第4図はこの発明の一実施例を示したもので、
第4図中11は、可変ゲイン機構を示したもので
あつて揺動形アクチユエータを構成する本体1の
外部一端側に設けられている。この可変ゲイン機
構11は、本体1の外部に突出する駆動軸である
入力軸2の外周部に一対の止め輪12が間隔をあ
けて嵌合され、かつこの止め輪12相互間にフラ
ンジ13を有する円筒状の移動子14が回転可能
に嵌合され、さらにこの移動子14のフランジ1
3が複数枚重ね合せられたシム15を介して出力
軸3の一端部にねじ16によつて取り付けられて
なるものであつて、ねじ16を取り外してシム1
5の枚数を調整することにより移動子14を軸方
向に移動させて入力軸2を所望する位置に簡単に
移動させることができる。
また第5図は、可変ゲイン機構の第2実施例を
示したもので、上記実施例と同様に、入力軸2に
は、止め輪12が嵌合され、かつこの止め輪12
相互間に円筒状の移動子17が回転可能に係合さ
れ、さらに移動子17が出力軸3の内部に移動可
能に嵌合されているとともに、出力軸3の半径方
向に螺合されたねじ18によつて固定されてなる
ものであつて、ねじ18を緩めることにより移動
子17を軸方向に移動させて入力軸2を所望する
位置に簡単に移動させることができる。
さらに第6図は、可変ゲイン機構の第3実施例
を示したもので、上記各実施例と同様に入力軸2
には止め輪12が嵌合され、かつこの止め輪12
の相互間には袋ナツト状の移動子19が回転可能
に嵌合され、さらにこの移動子19が出力軸3に
螺合されてなるものであつて、この移動子19を
回し動かすことにより入力軸2をその軸方向に簡
単に移動させることができる。
このようにして入力軸2をその軸方向に回転さ
せることにより、第7図乃至第9図に示すように
作動機構であるロータリ案内弁4の有効ポート長
入力軸2の軸方向における長溝5,7の重合長長
を可変させることができる。すなわち、第7図は
ロータリ案内弁4を構成する各長溝5,7が重合
した長さである有効ポート長L0が標準の大きさ
に設定されている場合を示し、第10図に示す固
有のゲイン特性を有する。この状態からロータリ
案内弁4の有効ポート長を大きくするには可変ゲ
イン機構11を作動して入力軸2をその軸方向の
第4図乃至第6図中左方向に移動させると、第8
図に示すように、大きい有効ポート長L1を得る
ことができる。従つてロータリ案内弁4の有効ポ
ート長を大きく(重合を大に)することによつて
アクチユエータのゲインが高くなり、精度も向上
しこれに比例して応答性が向上するようになる。
また、前記標準ポート長L0からこれを小さく
するには、可変ゲイン機構11を作動して入力軸
2をその軸方向の第4図乃至第6図右方向に移動
させると、第9図に示すように小さい有効ポート
長L2を得ることができる。従つて、ロータリ案
内弁4の有効ポート長を小さく(重合を小に)す
ることによつてアクチユエータのゲインが低くな
り精度も低下し、これに比例して安定性は向上す
るようになる。なお、第10図に示すように、案
内弁4の重合度(開度)が大から小まで広範囲な
ので、ゲイン特性図においてリニアな部分が広
く、大トルク(高精度)から小トルク(低精度)
まで広範囲に使用することができる。
以上のような調整方法で安定性、応答性の双方
を同時に満足し得る最適点を設定できる。
なお、被駆動体の負荷条件、例えば負荷慣性が
大きい場合には、ロータリ案内弁4の有効ポート
長を短かくしてゲインを低くし安定性を増す。ま
た、これと逆に慣性負荷が小さい場合には、有効
ポート長を長くしてゲインを高め応答性を高め
る。このように被駆動体に対して最適の制御を行
うことができる。
なお、油圧式回転サーボアクチユエータに内蔵
せず、作動機構単体として実施することもできる
ことは勿論である。
「発明の効果」 この発明は、移動子を止め具によつて支持した
状態で駆動軸に回転可能に嵌合したものなので、
駆動軸を軸方向に移動させて長溝どうしの重合度
合を、現場などにおいて制御弁を必要に応じて実
際に作動させながら、危険なく迅速かつ簡単に変
化させ、ゲイン特性を負荷条件に対応して最良の
状態に的確に調整することができる。また、ほぼ
同形状の長溝どうしの駆動軸の軸方向における重
合長を駆動軸の軸方向移動によつて変化させる構
成なので、重合度合を全開から全閉まで任意に変
化させることができ、得られるゲイン特性図にお
いてリニアな部分が広範囲となり、低トルクから
高トルクまで広い範囲で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来のアクチユエータを示
し、第1図は縦断側面図、第2図は第1図−
線矢視横断正面図、第3図は従来のアクチユエー
タを構成するロータリ案内弁の重合量別ゲイン特
性図、第4図はこの発明の一実施例を示した縦断
側面図、第5図は第2実施例を示した縦断側面
図、第6図は第3実施例を示した縦断側面図、第
7図乃至第9図はロータリ案内弁の有効ポート長
を可変させた場合のロータリ案内弁拡大断面図、
第10図はこの発明のアクチユエータを構成する
ロータリ案内弁の有効ポート長を変化させた場合
のゲイン特性図である。 2……駆動軸(入力軸)、4……作動機構(ロ
ータリ案内弁)、5,7……長溝、6……作動体、
14,17,19……移動子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内周部に長溝5を形成したスリーブ状の作動
    体6に、外周部に長溝7を形成した駆動軸2が回
    転自在に嵌入され、前記長溝5,7どうしを相互
    に連通自在に構成された油圧回転式作動機構にお
    いて、前記長溝5,7どうしはほぼ同形状に形成
    され、また、前記駆動軸2は、前記作動体6に対
    して軸方向に移動自在に構成されるとともに、前
    記駆動軸2には、該駆動軸2を軸方向に移動させ
    て駆動軸2の軸方向における前記長溝5,7どう
    しの重合長を変化させる移動子14,17,19
    が、駆動軸2に取り付けられた一対の止め具12
    間に支持された状態で回転自在に嵌合されたこと
    を特徴とする油圧回転式作動機構。
JP777578A 1978-01-26 1978-01-26 Oil pressure rotary system working mechanism Granted JPS54101080A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP777578A JPS54101080A (en) 1978-01-26 1978-01-26 Oil pressure rotary system working mechanism

Applications Claiming Priority (1)

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JP777578A JPS54101080A (en) 1978-01-26 1978-01-26 Oil pressure rotary system working mechanism

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54101080A JPS54101080A (en) 1979-08-09
JPS6325201B2 true JPS6325201B2 (ja) 1988-05-24

Family

ID=11675041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP777578A Granted JPS54101080A (en) 1978-01-26 1978-01-26 Oil pressure rotary system working mechanism

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6246004Y2 (ja) * 1981-02-03 1987-12-10
JPH0419202Y2 (ja) * 1986-07-22 1992-04-30
US8915176B2 (en) * 2013-02-06 2014-12-23 Woodward, Inc. Hydraulic blocking rotary actuator

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JPS54101080A (en) 1979-08-09

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