JPS63251157A - ロツドレンズの研磨方法 - Google Patents

ロツドレンズの研磨方法

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Publication number
JPS63251157A
JPS63251157A JP8225387A JP8225387A JPS63251157A JP S63251157 A JPS63251157 A JP S63251157A JP 8225387 A JP8225387 A JP 8225387A JP 8225387 A JP8225387 A JP 8225387A JP S63251157 A JPS63251157 A JP S63251157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
low
hardness
recess
viscosity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8225387A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Ikeda
池田 三章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP8225387A priority Critical patent/JPS63251157A/ja
Publication of JPS63251157A publication Critical patent/JPS63251157A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は円柱状ロッドレンズの端面の外周部に生ずるタ
レを防止した研磨方法に関する。
(従来の技術) 円形断面を有する棒状のロッドレンズ素材から所定長さ
のロッドレンズを得る場合に、従来は前記ロッドレンズ
素材を整列して二枚のヤトイ板で挟着し、空隙に熱軟化
性の低粘性含浸剤を充填して固化した後に切断し、次い
でその切断面を研磨していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、低粘性含浸剤を含浸した場合には、固化
時の低粘性含浸剤の硬度不足により第9図に示す如く研
磨時にロッドレンズ20の端面21周部に面ダレ、フチ
ダレ等のタレ22が発生するという不具合がある。また
固化時にロッドレンズと略同等の硬度を有する高硬度ワ
ックスを用いて含浸する場合には、含浸時に低粘性にす
るため多量の有機溶剤で希釈する必要があり、更に含浸
後に煮沸揮発させる必要があるため、固化した後に大き
な空隙を生じ、これにより研磨時にタレが発生し易く、
更に多量の有m溶剤を揮発するため危険性が大きいとい
う不具合がある。
そこで本発明の目的は、危険性を伴わずに研磨時のタレ
を完全に防止したロッドレンズの研磨方法を提供するに
ある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明方法は、円柱形状のロ
ッドレンズを整列して板部材で挟着したレンズ組立シー
トの空隙に低粘性樹脂を含浸し、次いで該低粘性樹脂を
固化した後に切断し、次いで切断面近傍の低粘性樹脂を
溶融して凹部を形成し、該凹部内にロッドレンズと略同
等の硬度を固化時に有する高硬度含浸剤を充填し、その
後に前記ロッドレンズの切断面を研磨する構成とした。
(作用) レンズ組立シートの空隙に含浸する含浸剤を低粘性含浸
剤としたため、該空隙内にアワ、気泡等の発生を防止す
ることが出来、更に前記低粘性含浸剤の円柱状レンズの
研摩面近傍に凹部を形成し、該凹部内に円柱状レンズと
略同等の硬度を固化時に有する高硬度含浸剤を含浸させ
たため、研磨時に円柱状レンズの研磨面の周部にフチダ
レ等を生ずることがない。
(実施例) 以下に添付図面を基に実施例を説明する。
第1図はレンズ組立シートの正面図、第2図は同一部断
面平面図を示す。
図示の如くレンズ組立シート1は、下当板12上にロッ
ドレンズ素材である円柱状レンズ2・・・を整列し、両
側からスペーサー13.13で挟着するとともに上方か
ら上当板11で挟着し、上・下当板11.12とスペー
サ13.13との接触面に接着剤を流し込んで接着固定
して構成する。このように多数本の円柱状レンズ2・・
・を一体化したレンズ組立シート1を切断して所定長の
ロッドレンズを得る。
尚、第2図中L1は切断寸法、即ちロッドレンズ製品長
、L2は円柱状レンズ長、L3はシート組立長を示し、
4は含浸時のシール剤を示す。
前記レンズ組立シート1に一体化された円柱状レンズ2
・・・を切断するには、先ず該レンズ組立シート1内の
上・下当板11.12と両側のスペーサー13.13で
囲まれる空隙3、即ち円柱状レンズ2・・・間の空隙、
円柱状レンズ2・・・と上・下当板11,12との空隙
及び円柱状レンズ2とスペーサー13.13との空隙に
第6図に示す如く熱軟化性の低粘性含浸剤54を含浸し
て前記空隙3を埋没する。これにより切断時に円柱状レ
ンズ2・・・の振れによる該円柱状レンズ2・・・の折
れ、カケ、脱落を防止する。尚第6図ではレンズ組立シ
ート1内に円柱状レンズ2を一列のみ組み込んだ場合に
ついて示す。前記低粘性含浸剤54を含浸するには、例
えば第3図、第4図に示す含浸装置5を用いる。該含浸
装置5は、恒温槽56と、該恒温槽56内に出入れ可能
であって、且つレンズ組立シート1を載置する含浸台5
1と、該含浸台51から組立シート1上方に起立したバ
イブ52と、該バイブ52上端に取付けた低粘性含浸剤
流入用のホッパー53とからなる。前記含浸装置5の含
浸台51上にレンズ組立シート1を載置し、該レンズ組
立シート1のスペーサー13と上・下当板11.12と
の間を第1図に示す如くシリコン樹脂接着剤又はガラス
接着テープ等のシール剤4を介してシールするとともに
、該レンズ組立シート1の下端と含浸台51との間をシ
リコン樹脂接着剤等の液漏れ防止用シール剤55を介し
てシールし、エタノール等の溶剤で希釈して粘性を低下
させた低粘性含浸剤54をホッパー53に没入し、バイ
ブ52及び含浸台51を介してレンズ組立シート1内の
空隙3に浸透含浸させる。このとき低粘性含浸剤54を
エタノール等の溶剤で溶かす理由は、例えば0.35〜
1++vφ程度の細径の円柱状レンズを整列したレンズ
組立シートの如く空隙が狭い場合においても該空隙内に
アワ、気泡等を生ずることなく含浸させるためであり、
これにより切断時に円柱状レンズ2のカケ、キズ等の品
質不良を防止することが出来る。
前記レンズ組立シート1に低粘性含浸剤54を含浸させ
た後に、該レンズ組立シート1を含浸台51とともに第
4図に示す如く恒温槽56内に載置し、揮発性溶剤が沸
騰するまで昇温し、該溶剤を除去する。次いでレンズ組
立シート1を恒温槽56から取り出して風冷し、低粘性
含浸剤54を固化して該レンズ組立シート1内の円柱状
レンズ2を該シート1と一体的に接着固定した後に、該
レンズ組立シート1を切断線に沿って切断する。
次いで切断されたレンズ組立シート1を第5図に示すよ
うに加熱盤6上の受は板61上に第6図に示す如く一方
の切断面1aを当接して載置し、該切断面近傍の低粘性
含浸剤54を溶融する如く加熱する。第7図は第6図の
■−■線断面図を示す。次いでレンズ組立シート1内の
円柱状レンズ2・・・の切断面近傍の低粘性含浸剤54
が軟化した後、該レンズ組立シート1を上方に引き上げ
、該円柱状レンズ2・・・の切断面近傍の軟化した低粘
性含浸剤54を落下等により取り除いて第7図に示す如
く凹部54aを形成する。該凹部54aの深さAは研磨
取り代(通常20〜30μ)の3倍程度の深さとすれば
充分である。次いで前記凹部54a内に第8図に示す如
く数ミクロン粒子のガラス粉等のガラスの硬度に近いミ
クロ粒子粉81をまぶす。次いで加熱により若干粘性を
低下させた高硬度含浸剤8により円柱状レンズ2・・・
の切断面上を覆い、加熱盤7を押圧する。該加熱盤7を
加熱して高硬度含浸剤8の粘性を低下させ、低粘性含浸
剤54の凹部54a内にミクロ粒子粉81と共に高硬度
含浸剤8を含浸させる。次いで前記高硬度含浸剤8を風
冷して切断面上に突出する余分な高硬度含浸剤8を取り
除いた後に該円柱状レンズ2・・・の切断面1aを研磨
する。また円柱状レンズ2・・・の他方の切断面1bも
同様に含浸して研磨する。
以上のように円柱状レンズの切断面の周囲に含浸する低
粘性含浸剤に凹部を形成し、該凹部内に該円柱状レンズ
と略同等の硬度を有する高硬度含浸剤を含浸固化させ、
これにより研磨する円柱状レンズの端面とその周囲の含
浸部との硬度を略々等しくすることが出来、円柱状レン
ズの研磨面の周部にフチダレ等を生ずることがなく、高
品質の加工仕上面を得ることが出来る。
尚、上記ミクロ粒子粉としてはガラス粒子の他、最終研
磨仕上げに用いる1μm程度の酸化セリウム又は酸化ジ
ルコニウム等の研磨砥粒を使用することが出来、またこ
れらミクロ粒子粉を省略して高硬度含浸剤のみ低粘性含
浸剤の凹部内に含浸させても良い。
また低粘性含浸剤としてはJIS規格のr針入度」測定
法で25℃、200g、80秒で針入度=7のワックス
(軟化点89℃、130℃で粘性aops)を、また高
硬度含浸剤としては、同様に25℃、200g、60秒
で針入度=1〜2のワックス(軟化点95℃、130℃
での粘性400PS以上)が好適である。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、レンズ組立シートの空隙
に低粘性含浸剤を含浸してアワ、気泡等の発生を防止し
て切断時のカケ、キズ等を防止するとともに、該低粘性
含浸剤の円柱状レンズ研磨面近傍に凹部を形成し、該凹
部内に円柱状レンズと略同等以上の硬度を固化時に有す
る高硬度含浸剤を含浸させた後に研磨するため、研磨時
に円柱状レンズの研磨面の周部にフチダレ等を生ずるこ
とがなく、高品質の加工仕上面を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はレンズ組立シートの正面図、第2図は同の一部
断面平面図、第3図は含浸装置の一部断面側面図、第4
図は同の一部断面側面図、第5図はレンズ組立シートを
加熱盛土に載置した状態を示す図、第6図はレンズ組立
シートの切断面を示す図、第7図は第6図中■−■線断
面図、第8図は高硬度含浸剤の含浸状態を示す図、第9
図は従来の研磨方法による円柱状レンズの拡大側面図を
示す。 尚図中、1はレンズ組立シート、2は円柱状レンズ、1
1.12は板部材、8は高硬度含浸剤、54は低粘性含
浸剤、54aは凹部な示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 円柱状レンズを整列して2枚の板部材で挟着したレンズ
    組立シートを作成し、次いで該2枚の板部材間の空隙に
    低粘性含浸剤を含浸固化して前記組立シートを切断し、
    次いで該低粘性含浸剤の切断面近傍を除去して凹部を形
    成し、該凹部内に円柱状レンズと略同等以上の硬度を固
    化時に有する高硬度含浸剤を溶融して充填し、その後に
    前記円柱状レンズの切断面を研磨することを特徴とする
    ロッドレンズの研磨方法。
JP8225387A 1987-04-03 1987-04-03 ロツドレンズの研磨方法 Pending JPS63251157A (ja)

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JP (1) JPS63251157A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6634933B2 (en) * 2001-01-25 2003-10-21 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Method, jig, and apparatus for machining rod lenses

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6634933B2 (en) * 2001-01-25 2003-10-21 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Method, jig, and apparatus for machining rod lenses

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