JPS63249994A - 情報記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は情報、特に音楽情報を記録再生するための情報
記録再生装置に関するものである。

従来の技術 近年、光を用いて情報をディジタル記録再生する光ディ
スクが注目されている。光ディスクには種々の原理を用
いたものがある。その中の１つが、凹凸により反射光の
強さが変化することを利用して情報を再生するコンパク
トディスク（以下ＣＤと略す）である。ＣＤは主に音楽
情報の再生の目的で広く普及しつつある。しかしＣＤは
再生専用であるため、記録再生可能なものが求められて
いる。記録再生可能な光ディスクとして、記録媒体の結
晶構造の違いにより反射光の強さが変化することを利用
したもの、記録媒体の磁化方向の違いにより反射光の偏
光面が回転することを利用した、いわゆる光磁気ディス
クなどがある。しかしこれらの記録再生可能な光ディス
クと広く普及しつつあるＣＤとの互換性を保つためには
ＣＤを再生するＣＤプレーヤで実現されている機能を、
記録再生可能な光ディスクを用いる光デイスクレコーダ
においても実現しなければならない。その１つとしてデ
ィスクに記録されている曲を記録された順序と異なる順
序で再生するランダム再生機能がある。ＣＤではこれを
実現するに際し、曲番を再生する順序で自動的に指定す
るという方法をとっている。

情報を記録再生するということでは磁気ディスクもプロ
グラムなどコンピュータ用情報の記録再生に用いられて
いる。磁気ディスクでは、一定の記憶容量を１つの単位
とし、その単位毎に記録再生が行われる。そのため、記
録再生の制御も前述の単位の記録状態すなわち未記録で
あるか、記録６　ページ 済であるか、関連した情報の単位の位置などを示すテー
ブルを参照することで行われる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、本来再生専用であるＣＤプレーヤのよう
に曲番を指定することでランダム再生を実現することは
、曲番が変化する可能性がある記録再生装置では用いる
ことができない。また、音楽情報のように種々の長さの
曲を連続的に、実時間で記録再生しなければならないも
のに対して、磁気ディスクのように一定の記憶容量を単
位とした管理を適用することは困難である。もし光ディ
スクに対し磁気ディスクのような管理方法を適用した場
合、全記憶容量の管理に、曲が途切れても不自然となら
ない程の小さい記憶容量で管理する必要があり、管理数
が増加し複雑なシステムとなるという問題点を有してい
た。

本発明は上記問題点に鑑み、情報の記録再生を記録媒体
に対して行なう場合、簡単で有用な管理方法を実現する
ことで高性能な情報記録再生装置を提供するものである
。

　ｔ−７ 問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の情報記録再生装置は
、情報を記録媒体に記録する記録手段と、記録媒体から
情報を再生する再生手段と、記録媒体上の位置を示すア
ドレスを記録媒体から読み出すアドレス再生手段と、ア
ドレスを指定することで記録媒体の特定の位置に対して
情報の記録あるいは再生を可能とするように記録手段お
よび再生手段を制御する位置制御手段と、記録媒体に記
録されている複数の再生される情報のアドレスを複数記
憶する再生制御テーブルと、記憶媒体上の記録可能な複
数の領域の位置を示すアドレスを複数記憶する記録制御
テーブルと、再生制御テーブルあるいは記録制御テーブ
ルに記憶されているアドレスを位置制御手段に対して指
定し、記録手段あるいは再生手段を制御する機器制御手
段から構成されている。

作　　用 本発明は、記録媒体に記録されている情報のアドレスを
記憶している再生制御テーブルと、記録７へ−７ 媒体の記録可能な領域のアドレスを記憶している記録制
御テーブルの２つのテーブルを用いることで、記録時お
よび再生時の操作性を高くし、信頼性の高い情報記録再
生装置となる。

実施例 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明
する。第１図は本発明の一実施例の情報記録再生装置の
構成を示すブロック図である。第１図で、１は情報を磁
化方向の変化により記録し光磁気効果により再生する光
磁気ディスク、２は光磁気ディスク１を回転させるスピ
ンドルモータ、３は光磁気ディスク１に対し、情報およ
びアドレスの記録、再生、消去を行う光学ヘッド、４は
光磁気ディスク１に対して情報およびアドレスの記録、
消去を行う際に磁界を光磁気ディスク１へ印加する磁気
バイアスコイル、６は光学ヘッド３を光磁気ディスク１
の半径方向に移動させるトラバースモータ、６は光学ヘ
ッド３へ情報およびアドレスをＣＤと同様のフォーマッ
トで記録する信号を送るＣＤエンコーダ、７は光学ヘッ
ドからのＣＤと同様のフォーマットの信号から情報およ
びアドレスを得るＣＤデコーダ、８はアナログの音楽信
号をディジタル情報としＣＤエンコーダ６へ送るアナロ
グディジタル変換器、９はＣＤデコーダ７からのディジ
タル情報をアナログの音楽信号とするディジタルアナロ
グ変換器、１０は再生される情報のアドレスを記憶して
いる再生制御テーブル、１１は記録可能な領域のアドレ
スを記憶している記録制御テーブル、１２は再生制御テ
ーブル１０．記録制御テーブル１１に対してのアドレス
の書き込み、読み出し、ＣＤエンコーダ６へのアドレス
の送出、ＣＤデコーダ７からのアドレスの読み出し、ス
ピンドルモータ２．光学ヘッド３゜磁気バイアスコイル
４．トラバースモータ５を制御し、情報の記録再生を可
能とする機器制御装置である。

第２図は再生制御テーブル１ｏの構成を示すア１　ドレ
ス状態図である。第２図で、１３は再生開始アドレス（
ｐｓａｄｄｌ　１４は再生終了アドレス（ｐｅａｄｄ）
、１５は複数の再生開始アドレス１３９　ベー／′ と再生終了アドレス１４のペアから目的のペアを選ぶ再
生制御指標レジスタ（ｉｐ）である。再生制御指標レジ
スタ１ｐ１６で示される１組の再生開始アドレスｐｓａ
ｄｄ（ｉｐ）　１３と再生終了アドレスｐｅａｄｄ（ｉ
　ｐ）　１４によって、連続して再生可能な記録済領域
を示す。再生制御テーブル１０には再生制御指標レジス
タ１ｐ１５が１から最後の数ｍまでで示される複数の組
の再生開始アドレス１３と再生終了アドレス１４がｌｐ
の順に記憶しである。また、最後の再生開始アドレス１
３は再生終了コードが繰り返しコードとなり、繰り返し
コードの場合には繰り返し先の再生制御指標レジスタｉ
　　１５を示す値が再生終了アドレス１４に記憶しであ
る。

第３図は記録制御テーブル１１の構成を示すアドレス状
態図である。第３図で、１６は連続して記録することが
できる領域の先頭を示す記録開始アドレスｒｓａｄｄ、
　１７は同じく終了位置を示す記録終了アドレスｒｅａ
ｄｄ、　１８は複数の記録開始アドレス１６と記録終了
アドレス１７のペア力ＩＥ）　目１０１、−＞ 的とするペアを選択する記録制御指標レジスタｉ、であ
る。記録制御テーブル１１での記録開始アドレス１６と
記録終了アドレス１７の配置は再生制御テーブル１０の
場合と同様であるが、最後の記録開始アドレス１６は常
に終了コードとなり、繰り返しコードは存在しない。

以上のように構成された情報記録再生装置の再生時の動
作を第４図の流れ図を用いて説明する。

１ず外部から再生開始の指令がくると（ステップ２１）
、機器制御装置１２はその時の再生制御指標レジスタ１
ｐ１６が示す再生制御テーブル１゜から再生開始アドレ
スｐ　ｓ　ａｄｄ　（ｉ　ｐ　）　１３、再生終了アド
レスｐｅａｄｄ（ｉｐ）　１４を読み出す（ステップ２
２）。ここで再生制御指標レジスタｉｐ　１５が初期値
１から始まらないのは、再生を一時停止している場合を
考えているからであり、初期値１から始まるか、途中の
値から始まるかは以前の状態あるいは外部からの指令に
よる。

次に機器制御装置１２は読み出した再生開始アドレスｐ
ｓａｄｄ（ｉｐ）　１３が終了コードであるかな１１へ
−７ いかを調べ（ステップ２３）、終了コードであった場合
、再生を終了（ステップ２４）し、終了コードでない場
合は、再生開始アドレス１３が繰り返しコードであるか
を調べ（ステップ２６）、繰り返しコードであ′った場
合、再生制御指標レジスタ１ｐ１５を指定の値としくス
テップ２６）、始めに戻る。繰り返しコードでない場合
、トラバースモータ５により、光学ヘッド３を再生開始
アドレスｐｓａｄｄ（ｉｐ）　１３が示す位置へ動かし
くステップ２７）、音楽情報の光磁気ディスク１からの
再生を開始する（ステップ２８）。この時、ＣＤと同一
のフォーマントの信号は光学ヘッド３からＣＤデコーダ
７へ送られ、ディジタル情報とされ、ディジタルアナロ
グ変換器９を経て、音楽信号として出力される。音楽情
報の再生中、機器制御装置１２はＣＤデコーダ７を通し
移動している光学ヘッド３の位置アドレスａｄｄを読み
取り（ステップ２９）、これが再生終了アトＬ／スｐｅ
ａｄｄ（ｉ　ｐ）１４と一致するまでか（ステップ３ｏ
）、あるいは外部から再生を終了する信号が送られるま
で繰り返す（ステップ３１）。光学ヘッド位置アドレス
ａｄｄと再生終了アドレス１４が一致した場合は、再生
制御指標レジスタｉｐを１つ増加しくステップ３２）、
始めの処理に戻る。再生を終了する信号が外部から送ら
れて来た場合は再生を終了する（ステップ３３）。

次に、記録時の動作を第５図の流れ図に従って説明する
。まず外部から記録開始の指令を受は取ると（ステップ
４１）、機器制御装置１２は、記録制御指標レジスタ１
ｒ１８が示す記録制御テーブル１１から記録開始アトレ
ア、　ｒｓａｄｄ（ｉ　ｒ）　１６、記録終了アドレス
ｒｅａｄｄ（ｉ　ｒ）１７を読み出す（ステップ４２）
。記録制御指標レジスタｌｒの値については再生時と同
様である。次に機器制御装置１２は記録開始アドレ、；
＜　ｒｓａｄｄ（ｉ　ｒ）　１６が終了コードであるか
調べ（ステップ４３）、終了コードであった場合、記録
を終了する（ステップ４４）。終了コードでない場合、
トラバースモータ５により、光学ヘッド３を記録開始ア
ドレス１６が示す位置へ動かしくステップ４６）、音楽
情報１３へ−７ の光磁気ディスク１への記録を開始する（ステップ４６
）。この時、光磁気ディスク１の記録される領域はあら
かじめ消去状態でなければならないが、記録制御テーブ
ル１１への登録時に消去しても、記録の直前に記録と平
行して消去してもよい。

音楽信号はアナログディジタル変換器８を通し、ＣＤエ
ンコーダ６によりＣＤと同一の信号とされ、光学ヘッド
３．磁気バイアスコイル４によって光磁気ディスク１へ
記録される。音楽情報の記録中、機器制御装置１２はＣ
Ｄエンコーダ６あるいはＣＤデコーダ７を通し移動して
いる光学ヘッド３の位置アドレスａｄｄを読み取シ（ス
テップ４７）、これが記録終了アドレスｒｅａｄｄ（ｉ
　ｒ）　１７と一致するまでか（ステップ４８）、ある
いは外部から記録終了の指令が来る壕で繰り返す（ステ
ップ４９）。光学ヘッド位置アドレスａｄｄと記録終了
アドレスｒｅａｄｄ（ｉ　ｒ）　１７と一致した場合に
は、記録開始アドレスｒｓａｄｄ（ｉ　ｒ）　１６を再
生開始アドレスｐｓａｄｄ１３として、記録終了アドレ
スｒｅａｄｄ（ｉ　　）　１７を再生終了アドレ、ｚ、
　ｐｅａｄｄ１４１４′−・ とじて再生制御テーブル１ｏへ登録しくステップ６０）
、記録制御テーブル１１からは記録開始アドレｙ、　ｒ
ｓａｄｄ（ｉ　ｒ）　１６、記録終了アドレス１７を削
除しくステップ５１）、記録を終了する（ステップ６４
）。外部から終了指令が来た場合は、記録開始アドレス
ｒｓａｄｄ（ｉ　ｒ）　１６を再生開始アドレスｐｓａ
ｄｄ１３として、その時の光学ヘッド位置アドレスａｄ
ｄを再生終了アドレスｐｅａｄｄ１４として再生制御テ
ーブル１０へ登録しくステップ６２）、記録制御テーブ
ル１１の記録開始アドレスｒｓａｄｄ（ｉｐ）　１６を
光学ヘッド位置アドレスａｄｄに書き換え（ステップ５
３）、記録を終了する（ステップ５４）。

尚、ステップ５ｏと５１は逆にして、先に削除を行い（
ステップ６１）、後でステップ６ｏを実行しても良く、
同様に、ステップ６２と５３とを逆に実行しても良い。

以上、再生時と記録時の動作を説明したが、光磁気ディ
スク１にまったく音楽情報が記録されていない場合、再
生制御テーブル１０の最初の再生１５へ−７ 開始アドレスｐｓａｄｄ１３が終了コードとなり、再生
できない状態となる。また記録制御テーブル１１の最初
の記録開始アドレスｒｓａｄｄ１６は光磁気ディスク１
の始点を示す値であり、記録終了アドレスｒ　ｅａｄｄ
　１７は終点を示す値となり、光磁気ディスク１の全領
域が記録可能であることを示す。再生制御テーブル１０
と記録制御テーブル１１の内容は外部から機器制御装置
１２を通して変更可能であるので、すでに記録しである
部分に再記録しないような保護機能、ランダム再生機能
などを簡単に実現できる。再記録保護は、再記録したく
ない部分を記録制御テーブル１１に登録しないことで実
現できる。また逆に記録しである部分に再記録する場合
は、その領域を記録制御テーブル１１に登録すればよい
。ランダム再生機能は、再生する順序に再生制御テーブ
ル１ｏにアドレスを登録すればよい。

以上のように本実施例の情報記録再生装置は再生制御テ
ーブルと記録制御テーブルの２つのテーブルを用いるこ
とで操作性と信頼性を向上させることができる。

なお本実施例では記録媒体として光磁気ディスク１を用
いたが、情報の記録再生が可能であればこの限りでなく
、微少な凹凸による反射光の強さの変化により情報の再
生を行う媒体、結晶状態の違いによる反射光の強さの変
化により情報を再生できる媒体等であっても良いもので
ある。

発明の効果 以上のように本発明は情報を記録媒体に記録する記録手
段と、記録媒体から情報を再生する再生手段と、記録媒
体上の位置を示すアドレスを記録媒体から読み出すアド
レス再生手段と、アドレスを指定することで記録媒体の
特定の位置に対して情報の記録あるいは再生を可能とす
るように記録手段および再生手段を制御する位置制御手
段と、記録媒体に記録されている複数の再生される情報
のアドレスを複数記憶する再生制御テーブルと、記録媒
体上の記録可能な複数の領域の位置を示すアドレスを複
数記憶する記録制御テーブルと、再生制御テーブルある
いは記録制御テーブルに記憶１７ベー、゛ されているアドレスを位置制御手段に対し指定し、記憶
手段あるいは再生手段を制御する機器制御手段を備えて
いるため情報の記録再生において操作性、信頼性の高い
情報記録再生装置を実現するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における情報記録再生装置の
構成を示すブロック図、第２図は同再生制御テーブルの
構成を示すアドレス状態図、第３図は同記録制御テーブ
ルの構成を示すアドレス状態図、第４図は同再生時の動
作を示す流れ図、第５図は同記録時の動作を示す流れ図
である。 １・・・・・・光磁気ディスク、２・・・・・スピンド
ルモータ、３・・・・・光学ヘッド、４・・・・・磁気
バイアスコイル、６・・・・・・トラバースモータ、６
・・・・・ＣＤエンコーダ、７・・・・・・ＣＤデコー
ダ、８・・・・・アナログディジタル変換器、９・・・
・・ディジタルアナログ変換器、１ｏ・・・・・・再生
制御テーブル、１１・・・・記録制御テーブル、１２・
・・・・・機器制御装置、１３・・・・・再生開始アド
レス、１４・・・・・再生終了アンレス、１６・・１８
ベー／゛ ・・・再生制御指標レジスタ、１６・・・・記録開始ア
ドレス、１γ・・・・・・記録終了アドレス、１８・・
・・・記録制御指標レジスタ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名訃〈
訃〈−ト Δ　ム　ユ へ　　　　　　　　　　　　　　　　　　い　ｉ　１ 第４図 １１開昭６３−２４９９９４　（７） 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）情報を記録媒体に記録する記録手段と、前記記録
   媒体から情報を再生する再生手段と、前記記録媒体上の
   位置を示すアドレスを前記記録媒体から読み出すアドレ
   ス再生手段と、前記アドレスを指定することで前記記録
   媒体の特定の位置に対して情報の記録あるいは再生を可
   能とするように前記記録手段及び前記再生手段を制御す
   る位置制御手段と前記記録媒体に記録されている複数の
   再生される情報のアドレスを複数記憶する再生制御テー
   ブルと、前記記録媒体上の記録可能な複数の領域の位置
   を示すアドレスを複数記憶する記録制御テーブルと、前
   記再生制御テーブルあるいは記録制御テーブルに記憶さ
   れているアドレスを前記位置制御手段に対し指定し、前
   記記録手段あるいは前記再生手段を制御する機器制御手
   段とを備えた情報記録再生装置。 （２）再生制御テーブルは記録媒体の連続した位置に記
   録されている複数の情報の開始アドレスと終了アドレス
   を記憶していることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の情報記録再生装置。 （３）記録制御テーブルは記録媒体上の連続して記録可
   能な領域の開始アドレスと終了アドレスを記憶している
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の情報記録
   再生装置。（４）記録媒体はディスク状であることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の情報記録再生装置
   。 （５）記録媒体は微少領域を熱することで情報の記録を
   行うことを特徴とする特許請求の範囲第４項記載の情報
   記録再生装置。 （６）記録媒体は光磁気効果を用い情報の再生を行うこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第５項記載の情報記録再
   生装置。 （７）記録媒体は媒体の微少な凹凸による反射光の強さ
   の変化により情報の再生を行うことを特徴とする特許請
   求の範囲第５項記載の情報記録再生装置。 （８）記録媒体は媒体の結晶状態の違いによる反射光の
   強さの変化により情報を再生することを特徴とする特許
   請求の範囲第５項記載の情報記録再生装置。 （９）情報は音楽情報であることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の情報記録再生装置。