JPS63247602A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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Publication number
JPS63247602A
JPS63247602A JP62081956A JP8195687A JPS63247602A JP S63247602 A JPS63247602 A JP S63247602A JP 62081956 A JP62081956 A JP 62081956A JP 8195687 A JP8195687 A JP 8195687A JP S63247602 A JPS63247602 A JP S63247602A
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JP
Japan
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pattern
waveform
mark
signal
wafer
Prior art date
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Application number
JP62081956A
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English (en)
Inventor
Yuji Imai
裕二 今井
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は物体の位置を検出する装置に関し、特に半導体
素子の製造に使われる半導体ウェハ等を露光装置上でア
ライメントする際の位置検出装置に関する。
(従来の技術) 露光装置においては、原版となるレチクルと被露光対象
であるウェハとを正確にアライメント(相対的な位置決
め)してから露光する必要がある。そのアライメントの
ために露光装置には各種のアライメントセンサーが装着
され、現在半導体素子の製造ラインで実用に供されてい
る露光装置の多くは光学的な自動アライメント系を備え
ている。その中で特に、ウェハ上にレーザ光等のスポッ
ト光を照射し、このスポット光とウェハとを相対的に走
査してウェハ上の特定位置に設けられた微細なアライメ
ントマークからの光情報(散乱光、回折光等)を充電検
出する方式は、現時点では良好な検出精度が得られるア
ライメント方式として多用されてきている。このアライ
メント方式は、光電検出された信号に基づいてスポット
光とウェハとの走査位置上でアライメントマークカラの
光情報が得られた位置を検出することによって、ウェハ
の位置を決定するものである。さらにこのアライメント
方式は2種類に分けられ、一方はアナログの光電信号を
所定のスライスレベルで2値化して、その2値化信号と
走査位置に応じたクロックパルスとのもとてマーク位置
をデジタル的にカウントして決定するものであり、他方
はアナログの光電信号を走査位置に応じてデジタルサン
プリングして信号波形をメモリ上に記憶し、その信号波
形上の特徴からマーク位置を算出するものである。
(発明が解決しようとする問題点) この従来のアライメント(又は位置検出)方式において
は、微小なスポット光によってウェハ表面を走査するた
め、走査軌跡上のウェハ上にゴミや傷等が存在すると、
これら欠陥部からもマークからの光情報と同等の光情報
が発生し、マークと誤認識することがあった。またウェ
ハのマークがスポット光の走査範囲内(計測範囲内)に
位置するようにプリアライメントしておかないと、この
マークが検出できいなという問題点もあった。特にアラ
イメントマークの付近に微細なパターン構造の回路部分
が存在し、プリアライメントの精度が劣化した場合には
、ミスアライメントを起すといった問題が生じる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記問題点を解決するために、ウェハ等の基
板上に同一形状のパターン(マーク)を複数形成してお
き、これらパターンを光ビーム(スポット光)で相対走
査したとき、複数のパターンのうちで特定のパターンに
応じた光電信号の波形上の特徴を検定し、この検定され
た特徴点と、特定パターンに引き続いて相対走査された
他のパターンに応じた光電信号とに基づいて、基板(又
はパターン群)の位置を決定するようにした。
(実施例) 第2図は本発明の第1の実施例による位置検出装置が適
用される投影露光装置の構成を示す図である。この装置
の基本構成は公知であるため、第2図の説明は簡単に行
なう0回路パターンを有するレチクルRとウェハWとの
間には、少なくともウェハ側(像側)がテレセントリッ
クな投影レンズPLが設けられ、ウェハWはステップア
ンドリピート露光時、あるいはアライメント時に2次元
的に移動するようにステージST上に記載される。
このウェハWにはレチクルRとのアライメントのために
、例えば回折格子状の間WMが形成される。
レーザ光源1からのレーザビームLBはシリンドリカル
レンズ2、ビームスプリッタ3、対物レンズ4、及びミ
ラー5を介して投影レンズPLの瞳epの中心に向かっ
て入射する。投影レンズPLはウェハW上にレーザビー
ムLBを垂直に照射させ、ウェハW上にはシート状(又
はスリット状)のスポット光を結像させる。ウェハW上
のスポット光照射部から生じる光情報は、投影レンズP
Lを介して元の照明光路を逆進し、ミラー5、対物レン
ズ4を介してビームスプリッタ3で反射され、リレー系
6を通って空間フィルター7に達する。
リレー系6は空間フィルター7の位置に投影レンズPL
の瞳epの像を結像するもので、空間フィルター7は瞳
epと共役に配置される。空間フィルター7はウェハW
からの光情報のうち、間WMからの回折光(又は散乱光
)のみを空間的に分離抽出するもので、抽出された回折
光等は集光レンズ8によって光電素子(フォトマル等)
9の受光面に集められる。増幅器(AMP)10は光電
素子9からの光電信号を一定量だけ増幅し、増幅された
光電信号はアナログデジタル変換器(ADC)11に入
力し、信号レベルに応じたデジタル値に変換される。そ
のデジタル値は信号波形記憶(取り込み)用のメモリ(
RAM)12に順次格納される。ADCIIの変換タイ
ミングやRAM12のアドレス設定はカウンタ回路(C
NT)13によって行なわれる。CNT13は、ステー
ジSTの位置を計測するレーザ干渉計14からのアップ
、ダウンパルス信号(例えばステージSTが0801μ
■移動する毎に1パルスとなる信号)をステージコント
ローラ15を介して入力する。
またウェハステージSTの移動はステージコントローラ
15の管理のもとにモータ16で行なわれ、ステージS
Tの移動位置決めは主制御部(CPU)17とステージ
コントローラ16との間で指令や情報をやり取りするこ
とによって行なわれる。
高速演算専用のプロセッサー(BSP)18はRAM1
2に取り込まれた信号波形の特徴等に基づいて、マーク
WMの位置を高速に算出し、その結果をCPU17に出
力する。CPU17は決定された位置を基準にして、ス
テージSTを任意の位置に移動させる。具体的には、レ
チクルRの回路パターンの投影像がウェハW上の所定の
領域と合致するように位置決めする。
上記基本構成に加えて、本実施例ではウェハW上のマー
クWM−t−複数本の同一形状の回折格子パターンとし
、CNT13の構成及び位置決定のアルゴリズムを一部
変更した。マークWMは第1回(A)に示すように、例
えばX方向に細長く形成された3本の回折格パターンM
、、M、、M、をX方向に所定の間隔で平行に配置する
ようにした。このマークWMの検出方向、すなわちスポ
ット光SPとの相対走査方向はX方向に一致している。
スポット光SPはX方向に長いスリット状であり、X方
向の輻は格子パターンM、、M、、M、の幅と同程度に
定められ、格子パターンM1、Mt、Msはともに同一
形状、寸法で形成されているものとする。
そして本実施例ではスポット光SPにおける相対走査の
開始、すなわちマークWMからの回折光信号の波形取り
込みの開始時は波形取り込みの計測分解能を低下させて
、荒い波形取り込みモードにし、走査開始後、マークW
M中の最初の格子パターンM1に応じた信号波形が検出
されたときは、次に走査されるべき格子パターンM!、
M、に応じた信号波形を高分解能(干渉計14からのパ
ルス信号そのものの分解能)モードで取り込むように構
成した。上記低分解能モードではより広い(長い)ウェ
ハW上の領域をサーチできるが、低分解能モードで格子
パターンM1らしき信号波形が認識されたとしても、そ
れがゴミや傷の場合もあり得るため、格子パターンM、
らしき信号波形の位置を基準として格子パターンM l
、 M t、M−の設計上の間隔をあてはめて、高分解
能モードに切りかえる位置を制限するようにした。
第1図(B)は上記低分解能モードと高分解能モードと
に切りかえ可能としたCNT13の構成を示す。分周器
13aはステージコントローラ15を介して得られる干
渉計14からのアップダウンパルス信号(UP、DOW
N)を入力して、所定の比で分周を行なう。その分周比
は例えば115.1/10程度に定められる。さらに分
周器13aは外部からの切替信号SSに応答して、分周
比を115(又は1/10)にするか1/1にするかを
選定する。この切替えによって分周比が1:1のときは
高分解能になり、115又はl/lOのときは低分解能
になる。こうして分周されたアップダウンパルス信号は
RAM12に対するアドレスを設定するアドレスジェネ
レータ(アップダウンカウンタ)13bにより計数され
る。また分周されたアップダウンパルス信号は、論理和
ゲート13cを介してADCIIの変換タイミングを決
定するパルスとして使われる。尚、切替信号SSはステ
ージコントローラ15を介してCPL117から送られ
る。
次に本実施例の動作を第3図のフローチャート図に基づ
いて説明する。
ウェハWを載置したステージSTは、所定のプリアライ
メント動作により、士数十μ削の精度でスポット光に対
してアライメントされているものとする。まずステップ
100において、計測したいマークWMの近傍(手前)
にスポット光SPが位置するようにステージSTを移動
させるとともに、切替信号SSを低分解能に設定する。
この時、マークWMは設計値に対してプリアライメント
精度内の位置にあるため、信号波形の取り込み開始(計
測開始)位置Xsは、以下の式によって決定される。
X5−Xp−ΔP−α ここでXpは設計上の位置を表わし、ΔPはプリアライ
メント精度を表わし、αは任意の距離を表わす、そして
次のステップ101でステージSTを計測方向に走査し
、初めの格子パターンM、に対応した信号波形が得られ
たか否かをステップ102で逐次チェックしていく、こ
こでは低分解能モードで信号波形がRAM12に順次取
り込まれることになり、干渉計14の分解能が0.02
μmで、分周比が115であれば、RAM12の各アド
レスには0.1μ−毎の信号レベルの値が記憶されてい
く、格子パターンM1の幅、スポット光SPの幅はとも
に0.1μmよりも十分大きな寸法(例えば5μm)で
あるため、格子パターンM。
に対応した信号波形はRAM12内で波形プロフィール
として十分再現される。もちろん計測精度は115に低
下するが、ここではマークの存在の無響を検出すること
が主目的であるため、荒い測定で十分であり、逆に、同
一メモリ容量においてはマークのサーチ範囲が5倍に拡
大されるといった利点がある。
さて、RAM12への波形の取り込みが開始されると、
BSP 18は随時その波形を読み込んで格子パターン
M1に対応した波形か否かを高速演算によってチェック
する。このチェックは所定のスライスレベル以上の波形
プロフィールに対して行なうようにすると、ゴミや傷等
による誤検出を低減させることができる。
以上のステップ101.102の繰り返しによって格子
パターンM、が認識されると、RAM12には例えば第
4図(A)のような波形が取り込まれたことになる。第
4図(A)の横軸は走査位置Xを表わし、纒軸はレベル
を表わす。こうして格子パターンM1の位置はCM、と
じて±0.1μ蒙の精度で検出されるので、ステップ1
03では次の格子パターンM t、 M sに対する高
分解能モードへの切替え位置をパターンM、1M、、M
、の設計上の間隔を基づいて予測演算するとともに、検
出された波形状態から、信号増幅系の最適なゲインを判
定(学習)してそれを設定する。このときステージST
は予測された位置に向けて移動を続ける。格子パターン
M、の位置は最大±0.1μ鋼の精度で予測できるため
、高分解能モードでの波形取り込みは格子パターンM2
の直前から可能になる。すなわち、格子パターンMtの
直前までステージSTを高速移動できる。
さて、ステップ104でステージSTが高分解能モード
への切替え位置にくると、切替信号SSは高分解能に設
定されるとともに、そのときのステージSTの位置が干
渉計14の分解能(例えば0.02μm)でラッチされ
る。そしてステップ105.106では高分解能モード
でRAM12に格子パターンM、、M、に対応した波形
プロフィールを第4図(B)のように格納する。高分解
能モードは格子パターンM、の走査が終わる位置までで
よい訳であるが、その終了位置も格子パターンM、の位
IcM、から予め容易に求められる。
すなわち格子パターンMz、Msの存在する最小限の範
囲から高精度で波形抽出を行なうため、短時間に計測が
終了する。この際、ステージSTの速度(アンプダウン
パルス信号の周波数)によっては回路系が応答遅れを起
すこともあるので、応答し得る程度にステージSTの速
度を制御する。
また、格子パターンM t 、 M sの間隔がそのパ
ターン幅に対して十分広い(例えばパターン幅5μ頻に
対して間隔が30μ鋼程度以上)場合は、パターンM 
t 、 M =の間で波形として取り込んでも意味のな
い領域が大きくなる。そのためステップ107を設けて
、格子パターンM、に対応した波形が検出されたとする
位置で、それが最後の格子パターンか否かを判断し、最
後でないときはステップ10BでRAM12に対して波
形取り込みを禁止し、再びステップ104から同様に繰
り返し、次の格子パターンM、に対応した高分解能モー
ドでの波形をRAM12に取り込む。こうしてRAM1
2に波形データが格納されると、ステップ109で各波
形データに基づいてマークWMの位置を算出する。波形
データ(プロフィール)に基づく格子パターンの位置決
定は、波形を積分して重心を求める手法等が利用できる
。このとき複数の格子パターンM2、M、に対して求め
た位置CM、、CM、を平均化することによって、より
高精度にマークWMの位置を特定できる。
以上本実施例のステップ101.102によるパターン
M1の決定にあたっては、格子パターンM、に対応した
波形データを、予め理論値として求めておいた設計上の
波形データとの間で相関を取る手法も誤検出を低減させ
る点で有効である。
設計上の波形データはステージST上に設けられた基準
マーク(フィデューシャルマーク)をスポット光で走査
し、低分解能でサンプリングすることによって得られる
。ただし基準マークは通常クロム等の安定した物質で作
られ、ウェハのように各種プロセスを受けることがない
ため、プロセスによって格子パターンM1が変形したり
すると相関性が悪化することがある。そこで同一プロセ
スを受けたロフト内の一番初めのウェハをアライメント
するときに、格子パターンM、の波形プロフィールをサ
ンプリングして記憶し、以降この波形プロフィールをテ
ンプレートとして、同一ロット内の他のウェハ上の格子
パターンM、を相関演算により認識するとよい。このよ
うな特徴抽出を行なうと、低分解能で格子パターンM、
をサーチしているにもかかわらず、ゴミや傷による誤検
出が低減でき、しかもサーチ範囲が広くとれるとともに
走査速度を数倍に高めることができる。
次に本発明の第2の実施例を第5図を参照して説明する
が、第2実施例はエキシマレーザ光源を露光用照明に使
ってフラッシュ・オン・ザ・フライ(Flash on
 the Fly)方式の露光を行なうのに好適な位置
決定方法でもある。第5図の回路ブロックは第2図に示
した構成に付加されるものであり、新な構成は、CPU
17からのスライスレベル値をアナログのレベルCLに
変換するデジタル−アナログ変換器(DAC)30と、
AMPIOからの光電信号とスライスレベルCLとを比
較するコンパレータ31と、エキシマレーザ光源32と
を設けることである。レーザ光B32にはパルスレーザ
の発振器32bと、これに発振の励起を与えるトリガ回
路32aとで構成される。レーザ光[32からのパルス
レーザ光は第2図に示したレチクルRを均一に照明する
のに使われる。本実施例においてCNT13は高分解能
モードのみで使われ、またウェハW上のマークは格子パ
ター7Mt、MSの2本のみを使い、レチクルRとウェ
ハWとが重ね合わされたときスポット光SPと格子パタ
ーンM、とが一致するように定められているものとする
次ムこ本実施例の動作を第6図のフローチャート図を参
照して説明する。まずステップ120でスボッ1−3P
がマークWMの手前の所定位置にくるようにステージS
Tを移動させ、その位置になったら引き続いてステップ
121で第1マーク(格子パターンM、)の波形の取り
込みを開始する。そしてステップ122で第1マークで
あることが判定されると、ステップ123においてBS
PlBにより第7図に示すように第1マークの位置、す
なわち格子パターンM2の位置CMtが取り込まれた波
形A S +の振幅VP等から算出され、設計上の間隔
値から第2マーク(格子パターンM、)の位置CM3が
予測演算される。さらにBSPlBは振幅VP等に基づ
いて最適なスライスレベルC11を算出する(ステップ
124)。
さて、ステップ123で第2マークの位置CM、が予測
されているので、CPU17は移動し続けているステー
ジSTの現在位置が、CM、の手前で第2マークの波形
AS、が立上る位置Xgに達したか否かを判定する(ス
テップ125)、そして第7図に示すように、位WXg
になった瞬間にCPU17はDAC30にスライスレベ
ルCLiのデータを出力する。そして第2マークに応じ
た波形A S xが立上がってスライスレベルCL7!
を超えた瞬間にコンパレータ31の出力信号Slは「H
」レベルになり、この「H」レベルへの立上がりに応答
してトリガ回路32aの出力信号S、は「Lルベルにな
る。トリガ回路32aは信号S■がrH,レベルになっ
た時点から、干渉計14の出力パルスを一定値までカウ
ントアツプ(又はカウントダウン)し、一定値になった
時点で、出力信号S8をrH,レベルに反転させる。
レーザ発振器32bは信号S8の「H」レベルへの立上
りに同期してパルス発光する。したがって、本実施例で
は、レーザ発振器32bを発光させるべき位置(CM3
 )を波形AS8の立上り部で検出するようなスライス
レベルCLNが、第1マーりに応じた波形AS、を学習
することによって決定される。
本実施例においても第1マークの検出から第2マークの
検出(レーザ光の発光)に至るまでステージSTは停止
することがないので、第1マークの波形AS、を学習し
ている間に第2マークがスポット光SPに達しないよう
に、第1マークと第2マークの間隔、及びステージST
の速度を適当に定めてお(必要がある。
さて、位置CM、でレーザ光が発光した後、CPU17
はステップ127でステージSTが位置Xe、すなわち
波形AS、の立下りの位置にきているかどうかを判定し
、その位1jXeを過ぎたらDAC30にスライスレベ
ルCLhを出力する(ステップ128)。このレベルC
Lhはゴミや傷などによるピーク波形が波形As8の極
(近くに生じた場合でも、レーザ発振器32bをミス・
トリガさせないような、かなり大きなレベルに設定され
ている。
以上、本実施例ではスライスレベルCLを最適なレベル
CLffiに設定して光電信号とアナログ的に比較する
ことにしたが、もちろんデジタル的な比較を行なっても
よい。
また第2マークの近傍位置X g −X eの間でのみ
、スライスレベルをCLlにしたが、これに変えてコン
パレータ31には第1マークの学習結果に基づいてレベ
ルCL4をただちに印加するようにし、位置Xg−Xe
O間でのみトリガ回路32aを作動状態にするようにし
てもよい。
またアライメント方式として、ウェハ面のみでなくレチ
クル面のマークもレーザスポット光で検出する方式、具
体的にはレチクル上のマークとウェハ上の複数のマーク
とをレーザ光で走査する方式等が同様に利用できる。
(発明の効果) 以上、本発明によれば初めに走査で検出されたパターン
の光電信号に基づいて、次に走査するであろう同一形状
のパターンの位置を検出して最適な信号処理に移行する
ため、位置検出に要する処理時間が短縮されるといった
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は、本発明の第1の実施例に適用されるア
ライメントマークとスポット光との配置を示す平面図、
第1図(B)は第1実施例における信号処理系の特徴的
な部分を示す回路ブロック図、第2図は第1実施例によ
る位置検出装置の構成を示す図、第3図は第1実施例の
動作を説明するフローチャート図、第4図(A)、(B
)は第1実施例の動作により得られるマークパターンの
波形を示す波形図、第5図は本発明の第2の実施例によ
る位置検出装置の特徴的な部分の構成を示す回路ブロッ
ク図、第6図は第2実施例の動作を説明するフローチャ
ート図、第7図は第2実施例の動作により得られるマー
クパターンの波形、及びトリガ信号を表わす波形図であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 位置検出すべき方向にほぼ同一形状のパターンが複数形
    成された基板を保持する手段と;該基板に所定形状の光
    ビームを照射する手段と;該光ビームと前記基板とを前
    記検出方向に相対的に走査する手段と;該走査により前
    記複数のパターンから発生する光情報を受光して該パタ
    ーンの各々に応じた光電信号を出力する光電検出器と;
    前記光ビームと前記基板との相対走査中に前記複数のパ
    ターンのうちの特定のパターンに応じた前記光電信号の
    波形位置を検定し、該検定された結果に応じて、前記特
    定のパターンの後に引き続いて走査される前記パターン
    に対応した光電信号を特定して、前記パターンの位置を
    決定するパターン認識手段とを備えたことを特徴とする
    位置検出装置。
JP62081956A 1987-04-02 1987-04-02 位置検出装置 Pending JPS63247602A (ja)

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JP62081956A JPS63247602A (ja) 1987-04-02 1987-04-02 位置検出装置

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JP (1) JPS63247602A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015507180A (ja) * 2011-12-16 2015-03-05 ケーエルエー−テンカー コーポレイション スポット走査システムのための改善された高速対数光検出器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015507180A (ja) * 2011-12-16 2015-03-05 ケーエルエー−テンカー コーポレイション スポット走査システムのための改善された高速対数光検出器

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