JPS63246801A - 抵抗体用ペ−スト組成物 - Google Patents

抵抗体用ペ−スト組成物

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JPS63246801A
JPS63246801A JP62081959A JP8195987A JPS63246801A JP S63246801 A JPS63246801 A JP S63246801A JP 62081959 A JP62081959 A JP 62081959A JP 8195987 A JP8195987 A JP 8195987A JP S63246801 A JPS63246801 A JP S63246801A
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JP
Japan
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paste composition
resistor
resistor layer
glass powder
thermal head
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Pending
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JP62081959A
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Inventor
直 阿部
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、サーマルヘッドの発熱抵抗体層やハイブリッ
ドICの抵抗体層などを形成する際に用いる抵抗体用ペ
ースト組成物に関する。
「従来の技術」 サーマルヘッドの発熱抵抗体層は、抵抗体用ペースト組
成物を厚膜印刷することによって形成されている。
従来の抵抗体用ペースト組成物は、基板に対する接着力
を発揮すると共に抵抗値調整を行うガラス粉末(粒径l
〜2μ肩程度)と無機導電物質の粉末とが配合されてな
るものであった。第1表は、従来の抵抗体用ペースト組
成物の組成を示すもので、従来例1は最も一般的な抵抗
体用ペースト組成物、従来例2は特にサーマルヘッド用
として提供されている抵抗体用ペースト組成物である。
第1表 単位; 重量% [発明が解決しようとする問題点] このような、従来の低抗体用ペースト組成物を用いた場
合は、形成する発熱抵抗体層を6〜15μ肩、通常10
μm以上の厚さにしなければ発熱抵抗体層の抵抗値のバ
ラツキを規定の範囲に抑えることができない。このため
、従来の抵抗体用ペースト組成物を用いて、サーマルヘ
ッドを製作すると感熱記録紙を発色させる際の消費電力
が大きくなり、不経済である不満があった。
即ち、従来の抵抗体用ペースト組成物を用いて発熱抵抗
体層を薄く形成ずろと、ガラス粉末の分布のむらが顕著
になり、発熱抵抗体層の抵抗値のバラツキが大きくなる
。このため、従来の抵抗体用ペースト組成物を用いて製
造されたサーマルヘッドでは、抵抗値のバラツキを規定
の範囲に抑えるために発熱抵抗体層を厚く形成しなけれ
ばならず、この結果、発熱抵抗体層の体積が大となって
この層の熱容量が大となり、消費電力か大きくなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、薄くとも
抵抗値の安定した発熱抵抗体層を形成できろ低抗体用ペ
ースト組成物を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明の抵抗体用ペースト組成物は、無機導電物質の粉
末と、ガラス粉末と、無水シリカ微粉末とが配合されて
なるしのである。 □ 無機導電物質としては一般に用いられている各種のもの
、例えば酸化ルテニウム(RuOz)、ルテニウム化合
物、銀、白金等を用いることができろ。
中でもルテニウム系のものは安定性に優れている点で好
適に用いられる。
ガラス粉末は、抵抗値を制御すると共にペーストに接着
力を付与するために配合されるものである。このガラス
粉末は、一般に粒径約1μm以上のらのである。本発明
の抵抗体用ペースト組成物では、ガラス粉末の配合量が
従来の抵抗体用ペースト組成物に比較してかなり少なく
、無機導電物質に対して70〜30重債%程度に抑えら
れている。このガラス粉末には、各種のガラスの粉末を
flI用できるが、なかでもA (1−Ca−9i系の
高融点ガラスの粉末が好適に用いられる。
無水シリカ微粉末は、抵抗値の制御、無機導電物とガラ
ス粉末の分散性の向上およびペーストの粘度を調整する
目的で配合されている。この無水シリカ微粉末は、高度
に乾燥されたシリカからなるものである。本発明の抵抗
体用ペースト組成物には、粒径的0,05μm以下のも
の、特に0.02μm程度のものが好適に用いられる。
この無水シリカ微粉末は、ガラス粉末に対して60〜1
00重量%程度の割合で配合されることが望ましい。無
水シリカ微粉末の配合量が60重量%未満になると、ガ
ラス粉末の分布のむらが顕著になり発熱抵抗体層の抵抗
値のバラツキが大きくなるという都合が生じる。
また、無水シリカ微粉末の配合量が100重量%を越え
ると、発熱抵抗体層が基板に接着しにくくなるという不
都合が生じろ。
本発明の低抗体用ペースト組成物は、上記成分を溶剤に
分散さけることによって得られる。溶剤には各種のらの
を利用できるが、通常ターピネオールやブチルカルピト
ール等が用いられる。
本発明の抵抗体用ペースト組成物には、上記成分以外に
も適宜必要な成分が配合される。
例えば、本発明の抵抗体用ペースト組成物は、ガラス粉
末の配合量が少ないので、形成される抵抗体層の基板に
対する密着力が弱くなる傾向がある。そこで、密着力を
補うために必要に応じて、オレイン酸銅(C+7H33
COt)2c u等のケミカルボンド剤を配合する。こ
のオレイン酸銅は、ペースト組成物が所望の接着力を発
揮するのに必要な量添加されるが、通常はペースト組成
物の全量に対して20重墳形程度添加される。
また、本発明の抵抗体用ペースト組成物には、当然上記
各成分を結合するバインダーが配合される。このバイン
ダーには、一般にエチルセルロースが用いられろ。
本発明の抵抗体用ペースト組成物では、ガラス粉末と共
に無水シリカ微粉末を配合したので、ガラス粉末の配合
量を減少せしめたうえで、無機導電物質とガラス粉末の
分散状態をより均一化させることができた。従って、本
発明の抵抗体用ペースト組成物によれば、抵抗値の安定
した薄膜の発熱抵抗体層を容易に形成できる。
「実施例」 本発明の抵抗体用ペースト組成物を作成し、作成した組
成物を用いてサーマルヘッドを製作して発熱抵抗体層の
抵抗値のバラツキを調べた。
作成した抵抗体用ペースト組成物の組成、およびサーマ
ルヘッドの発熱抵抗体層の厚さは第2表の通りである。
第2表 *:単位重量% **、単位% 抵抗体用ペースト組成物は、以下の手順で製造′した。
まず、2ρのビー力に溶剤としてターピネオールとブヂ
ルカルビトールを各々400gずつ計量し、60℃に加
熱した(温浴)。この加熱された溶剤に、バインダーと
して粘度10cpsのエチルセルロース200gを徐々
に添加した。この際、溶剤をマグネティックスクーラー
で壱拌し、約2時間かけてバインダーを完全に溶解させ
た。これを冷却してペースト用ビヒクルとした。
次ぎに、作成したビヒクルをビー力に分取し、オレイン
酸銅を混合し、その後これを温浴で40°Cまで加熱し
てオレイン酸銅を完全に溶解させた。
これを冷却後、乳鉢に移し、無機導電物質としてのRu
b、を混合し、その後ガラス粉末、ついで無水シリカ微
粉末(商品名;アエロジル)を混合した。
このものを三本ロールで混練し各成分を十分分散せしめ
、低抗体用ペースト組成物とした。
次ぎに作成した抵抗体用ペースト組成物を用いて第1図
に示すサーマルヘッドを製作した。サーマルヘッドの製
作は以下の手順でおこなった。
まず、400メツシユのステンレススクリーンを用いて
グレーズ基板に抵抗体用ペースト組成物を印刷した。こ
れをピーク温度850℃の空気雰囲気下で焼成し発熱抵
抗体層lを形成した。次ぎに、発熱抵抗体層1の両側に
325メツシユのステンレススクリーンで電極用ペース
ト(商品名;Auメタロオルガニクス)を印刷し、75
0℃の空気雰囲気下で焼成して電極層2.2を形成した
。この後、エツチング液(商品名;エンストリップ11
108)を用いて電極層2.2をパターニングしてリー
ド電極2a・・・を形成し、続いてNH,F−HNO3
系のエツチング液を用いて発熱抵抗体層1をパターニン
グして発熱ドツトla・・・を形成した。
次ぎに製作したサーマルヘッドの発熱ドツトla・・の
抵抗値のバラツキを調べた。結果を第2図ないし第6図
に示す。図中縦軸は、隣接した発熱ドラ)Ia、Ia間
の抵抗値の差を全体の平均値で削った値を示す。
比較のために、前記第1表に示した従−米例2の組成の
抵抗体用ペースト組成物を用いてサーマルヘッドを作成
し、同様に抵抗値のバラツキを調べた。結果を第8図に
示す。尚、このサーマルヘッドの発熱抵抗体層の厚さは
2 、5 lt mであった。
上記の結果から、本発明の抵抗体用ペースト組成物によ
れば、1.4〜1.6μmという薄膜であっても抵抗値
のバラツキが小さい発熱抵抗体層を形成できることを確
認できた。
[発明の効果J 以上説明したように本発明の抵抗体用ペースト  。
組成物は、無水シリカ微粉末が配合されてなるものなの
で、無機導電物質とガラス粉末との分散状態が良好なも
のとなる。従って、本発明の抵抗体用ペースト組成物に
よって形成された抵抗体層は、薄膜であっても安定した
抵抗値を示すものとなる。
そして、この抵抗体用ペースト組成物を用でサーマルヘ
ッドの発熱抵抗体層を薄く形成することにより、サーマ
ルヘッドの消費電力を低減せしめることができる。この
ようなサーマルヘッドは、小型の電源装置で駆動できる
ものとなり、装置全体ら小型化される。さらには、発熱
抵抗体層を薄膜化することによって感熱記録紙との接触
状態を向上できるので、高精度の印字を行えるサーマル
ヘッドとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例で製作したサーマルヘッドを示す平面図
、第2図ないし第7図は実施例で測定した発熱ドツト部
の抵抗値のバラツギの結果を示すグラフである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無機導電物質粉末と、ガラス粉末と、無水シリカ
    微粉末とが配合されてなる抵抗体用ペースト組成物。
  2. (2)無水シリカ微粉末の添加量が、ガラス粉末に対し
    て60〜100重量%であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の抵抗体用ペースト組成物。
JP62081959A 1987-04-02 1987-04-02 抵抗体用ペ−スト組成物 Pending JPS63246801A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020061466A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 住友金属鉱山株式会社 厚膜抵抗体用組成物、厚膜抵抗体用ペースト、および厚膜抵抗体
JP2021009878A (ja) * 2019-06-28 2021-01-28 住友金属鉱山株式会社 厚膜抵抗体用組成物、厚膜抵抗体用ペーストならびに厚膜抵抗体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020061466A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 住友金属鉱山株式会社 厚膜抵抗体用組成物、厚膜抵抗体用ペースト、および厚膜抵抗体
JP2021009878A (ja) * 2019-06-28 2021-01-28 住友金属鉱山株式会社 厚膜抵抗体用組成物、厚膜抵抗体用ペーストならびに厚膜抵抗体

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