JPS63246366A - 新規キノロン化合物およびその製造法 - Google Patents

新規キノロン化合物およびその製造法

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JPS63246366A
JPS63246366A JP1403688A JP1403688A JPS63246366A JP S63246366 A JPS63246366 A JP S63246366A JP 1403688 A JP1403688 A JP 1403688A JP 1403688 A JP1403688 A JP 1403688A JP S63246366 A JPS63246366 A JP S63246366A
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JP
Japan
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formula
salts
acid
group
compound
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JP1403688A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Terachi
寺地 務
Atsushi Yamamura
山村 敦
Hitoshi Nishiyama
西山 均
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は新規キノロン化合物および生理学的に許容さ
れるその塩類に関する。さらに詳細には、この発明は抗
菌作用を有する新規キノロン化合物および生理学的に許
容きれるその塩類、その製造法、ならびにそれを含有す
る抗菌剤ならびに抗マイフブラスマ剤に関する。
すなわち、この発明の一つの目的は、多くの病原菌に対
して抗菌作用を有する新規キノロン化合物および生理学
的に許容されるその塩類を提供することである。
この発明のもう一つの目的は、新規キノロン化合物また
はその塩類の製造法を提供することである。
この発明のさらにもう一つの目的は、有効成分として前
記新規キノロン化合物または生理学的に許容されるその
塩類を含有する抗菌剤ならびに抗マイコブラスマ剤を提
供することである。
1問題点を解決するための手段」 この発明の目的とするキノロン化合物は新規であり、下
記一般式(I)で示すことができる。
(式中、R1はアシル基、および R2はカルボキシ基または保護きれたカルボキシ基を意
味する)。
この発明によれば、新規キノロン化合物(りは下記反応
式で説明される製造法によって製造することができる。
(区壬元b) 11盈ユ またはその塩類    またはその塩類またはその塩類 1盈盈1 またはその塩類 (式中、RおよびR2はそれぞれ前と同じ意味であり、 Xは酸残基を意味する)。
目的化合物(I)の好適な生理学的に許容される塩類は
常用のものであり、例えばナトリウム塩、カリウム塩等
のアルカリ金属塩および例えばカルシウム塩、マグネシ
ウム塩等のアルカリ土類金属塩のような金属塩、アンモ
ニウム塩、例えばトリメチルアミン塩、トリエチルアミ
ン塩、ピリジン塩、ピコリン塩、ジシクロヘキシルアミ
ン塩、N、N’ −ジベンジルエチレンジアミン塩等の
有機塩基等が挙げられる。
この明細書の以上および以下の記載において、この発明
の範囲内に包含される種々の定義の好適な例および説明
を以下詳細に述べる。
′低級」とは、特に指示がなければ、炭素原子1〜6個
を意味するものとする。
好適な1アシル基」としては、例えばホルミル、アセチ
ル、プロピオニル、ブチリル、バレリル、ピバロイル、
ヘキサノイル等の低級アルカノイル基;例えばメトキシ
カルボニル、エトキシカルボニル、1−メチルエトキシ
カルボニル、ブトキシカルボニル、第三級ブトキシカル
ボニル、ペンチルオキシカルボニル ル チルスルホニル、エチルスルホニル、1−メチルエチル
スルホニル、ブチルスルホニル、第三級ブチルスルホニ
ル、ペンチルスルホニル、ヘキシルスルホニル等の低級
アルキルスルホニル基;例えlfN.N−ジメチルスル
ファモイル、N.N−ジエチルスルファモイル、N−メ
チル−N−エチルスルファモイル、N.N−ジプロピル
スルファモイル、N.N−ジ第三級ブチルスルファモイ
ル、N−第三級ブチル−N−ペンチルスルファモイル、
N.N−ジエチルスルファモイル等のN.N−シ(低級
)アルキルスルファモイル基;カルバモイル基等が挙げ
られる。
前記「アシル基」中、好ましいものとしては(C 〜C
 )アルカノイル アルフキジカルボニル ルスルホニル基、N.N−ジ(C  −C4)アルキル
スルファモイル基およびカルバモイル基が挙げられ、さ
らに好ましいものとしてはホルミル基、アセチル基、エ
トキシカルボニル基、メチルスルホニル基、N.N−ジ
メチルスルファモイル基およびカルバモイル基、最も好
ましいものとしではホルミル基が挙げられる。
好適な「保護されたカルボキシ基」としては、エステル
化されたカルボキシ基が挙げられ、そのエステルとして
は、 例えばメチルエステル、エチルエステル、プロピルエス
テル、イソプロピルエステル、ブチルエステル、イソブ
チルエステル、第三級ブチルエステル、ペンチルエステ
ル、第三級ペンチルエステル、ヘキシルエステル等の低
級アルキルエステル; 例えばビニルエステル、アリルエステル等の低級アルケ
ニルエステル; 例えばエチニルエステル、プロピニルエステル等の低級
アルキニルエステル; 例えば2−ヨウドエチルエステル、2.2.2−トリク
ロロエチルエステル等のモノ(またはジまタハトリ)−
ハロ(低級)アルキルエステル;例えばアセトキシエチ
ルエステル、プロピオニルオキシメチルエステル、1−
アセトキシプロピルエステル、バレリルオキシメチルエ
ステル、ピバロイルオキシメチルエステル、ヘキサノイ
ルオキシメチルエステル、1−アセトキシエチルエステ
ル、2−プロピオニルオキシエチルエステル、1−イン
ブチリルオキシエチルエステル等の低級アルカノイルオ
キシ(低級)アルキルエステル;例えばメシルエチルエ
ステル、2−メシルエチルエステル等の低級アルカンス
ルホニル((ffi級)アルキルエステル; アル(低級)アルキルエステル、その例として、例えば
ベンジルエステル、4−メトキシベンジルエステル、4
−ニトロベンジルエステル、フェネチルエステル、トリ
チルエステル、ジフェニルメチルエステL、  ビス(
メトキシフェニル)メチルエステル、3,4−ジメトキ
シベンジルエステル、4−ヒドロキシ−3,5−ジ第三
級ブチルベンジルエステル等の適当な置換基1個以上で
置換されていてもよいフェニル(低級)アルキルエステ
ル: 例えばメトキシカルボニルオキシメチルエステル、エト
キシカルボニルオキシメチルエステル、エトキシカルボ
ニルオキシエチルエステル等のアジド基で置換されてい
てもよい低級アルコキシカルボニルオキシ(低級)アル
キルエステル;複素環エステル、好ましくはオキソ基で
置換されていてもよいベンゾテトラヒドロフリルエステ
ル、さらに好ましくはフタリジルエステル;例えばベン
ゾイルオキシメチルエステル、ベンゾイルオキシエチル
エステル、トルオイルオキシエチルエステル等のアロイ
ルオキシ(低級)アルキルエステル; 例、t ハフェニルエステル、トリルエステル、第三級
メチルフェニルエステル、キシリルエステル、メシチル
エステル、クメニルエステル等の適当な置換基1個以上
を有していてもよいアリールエステル等のようなものが
挙げられる。
好適な酸残基としては、例えばフッ素、塩素、臭素、ヨ
ウ素等のハロゲン、例えばベンゼンスルホニルオキジ、
トシルオキシ、メシルオキシ等のスルホニルオキシ基の
ようなアシルオキシ基、例えばアセチルオキシ、プロと
オニルオキシ等の低級アルカノイルオキシ基等が挙げら
れ、それらの中で好ましいものはハロゲンである。
この発明の目的化合物(1)の製造法を以下詳細に説明
する。
1盟迭ユ 目的化合物(I)またはその塩類は、化合物(I[)ま
たはその塩類を化合物(III)またはその塩類と反応
させることにより製造することができる。
化合物(ff)の好適な塩類については、目的化合物(
I)で例示したものが挙げられる。
化合物(I[[)の好適な塩類としては、例えば酢酸塩
、トリフルオロ酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メタ
ンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、ギ酸塩、トル
エンスルホン酸塩等の有機酸塩、例えば塩酸塩、臭化水
素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機酸
塩、例えばアルギニン、アスパラギン酸、グルタミン酸
等のアミノ酸との塩等のような酸付加塩が挙げられる。
この反応は塩基の存在下に行ってもよい。
好適な塩基としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム等のアルカリ金属水酸化物、例えば水酸化マグ
ネシウム、水酸化カルシウム等のアルカリ土類金属水酸
化物、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカ
リ金属炭酸塩、例えば炭酸マグネシウム、炭酸カルシウ
ム等のアルカリ土類金属炭酸塩、例えば炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩、
例えば酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属
酢酸塩、例えばリン酸マグネシウム、リン酸カルシウム
等のアルカリ土類金属リン酸塩、例えばリン酸水素二ナ
トリウム、リン酸水素二カリウム等のアルカリ金属リン
酸水素塩等のような無機塩基、および例えばトリメチル
アミン、トリエチルアミン等のトリアルキルアミン、ピ
ッリン、N−メチルピロリジン等のような有機塩基がそ
の例として挙げられる。
この反応においては、化合物(In)を塩基として使用
することもできる。
この反応は通常、溶媒中で行われる。
好適な溶媒としては、クロロホルム、塩化メチレン、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ピリジン、N、
N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドおよ
び反応に悪影響を及ぼさないその他のあらゆる溶媒が挙
げられる。
反応温度は特に限定されないが、通常は室温、加温下ま
たは加熱下、好ましくは室温で反応が行われる。
製造法2 目的化合物(I)またはその塩類は、化合物(IV)ま
たはその塩類をアシル化反応に付すことにより製造する
ことができる。
化合物(IV)の好適な塩類としては、目的化合物(I
)および化合物(III)それぞれについて例示した塩
基との塩および酸付加塩の両方を挙げることができる。
この製造法で使用されるアシル化剤としては、例えばギ
酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、ピバリン酸、
ヘキサン酸等の低級アルカン酸またはその塩類またはカ
ルボキシ基におけるその反応性誘導体:例えば炭酸水素
メチル、炭酸水素エチル、炭酸水素1−メチルエチル、
炭酸水素ブチル、炭酸水素第三級ブチル、炭酸水素ペン
チル、炭酸水素ヘキシル等の炭酸水素低級アルキルのカ
ルボキシ基における反応性誘導体;例えばメタンスルホ
ン酸、エタンスルホン酸、1−メチルエタンスルホン酸
、ブタンスルホン酸、2−メチルプロパン−2−スルホ
ン酸、ペンタンスルホン酸、ヘキサンスルホン酸等の低
級アルカンスルホン酸またはその塩類またはスルホン酸
基におけるその反応性誘導体;例えばN、N−ジメチル
スルファミン酸、N、N−ジエチルスルファミン酸、N
−メチル−N−エチルスルファミン酸、N、N−ジプロ
ピルスルファミン酸、N、N−ジ第三級ブチルスルファ
ミン酸、N−第三級ブチル−N−ペンチルスルファミン
酸、NUN−’、;ヘキシルスルファミン酸等のN、N
−ジ(低級)アルキルスルファミン酸またはその塩類ま
たはスルファミン酸基におけるその反応性誘導体;例え
ばシアン酸カリウム、シアン酸ナトリウム等のアルカリ
金属シアン酸塩等のような、前記アシル基を導入しうる
常用のものが挙げられる。
前記低級アルカン酸、低級アルカンスルホン酸およびN
、N−ジ(低級)アルキルスルファミン酸の好適な塩類
については、目的化合物(I)で例示したものを挙げる
ことができる。
前記低級アルカン酸および炭酸水素低級アルキルのカル
ボキシ基における好適な反応性誘導体、前記低級アルカ
ンスルホン酸のスルホン酸基における好適な反応性誘導
体および前記N、N−ジ(低級)アルキルスルファミン
酸のスルファミン酸基における好適な反応性誘導体とし
ては、酸ハロゲン化物、酸無水物、活性化アミド、活性
化エステル等が挙げられる。それらの反応性誘導体の好
適な例としては、酸塩化物;酸アジ化物;例えハシアル
キルリン酸、フェニルリン酸、ジフェニルリン酸、ジベ
ンジルリン酸、ハロゲン化リン酸等の置換されたリン酸
、ジアルキル亜リン酸、亜硫酸、チオ硫酸、硫酸、例え
ばメタンスルホン酸等のスルホン酸、例えば酢酸、プロ
ピオン酸、酪酸、イソ酪酸、ピバリン酸、ペンタン酸、
イソペンタン酸、2−エチル酪酸、トリクロロ酢酸停の
脂肪族カルボン酸または例えば安息香酸等の芳香族カル
ボン酸のような酸との混合酸無水物;対称酸無水物;イ
ミダゾール、4−置換イミダゾール、ジメチルピラゾー
ル、トリアゾールまたはテトラゾールとの活性化アミド
;または例えばシアノメチルエステル、メトキシメチル
エステル、ジメチルイミノメチル[(CH3)トcH−
コニステル、ビニルエステノ呟ブロパルギルエステノ呟
 p−二トロフェニルエステル%  2.4−ジニトロ
フェニルエステル、トリクロロフェニルエステル、ペン
タクロロフェニルエステル、メシルフェニルエステル、
フェニルアゾフェニルエステル、フェニルチオエステル
、p−ニトロフェニルチオエステル、p−タレジルチオ
エステル、カルボキシメチルチオエステル、ピラニルエ
ステル、ピリジルエステル、ピペリジルエステル、8−
キノリルチオエステル等の活性化エステル;または例え
ばN。
N−ジメチルヒドロキシルアミン、1−ヒドロキシ−2
−(IH)−ピリドン、N−ヒドロキシスクシンイミド
、N−ヒドロキシフタルイミド、1−ヒドロキシ−IH
−ベンゾトリアゾール等のN−ヒドロキシ化合物とのエ
ステル等が挙げられる。これらの反応性誘導体は使用す
べき前記アシル死刑の種類によってそれらの中から適宜
選択することができる。
この反応において、前記アシル化剤を遊離酸またはその
塩類の形で使用する場合には、例えばN、N’−ジシク
ロへキシルカルボジイミド、N−シクロへキシル−N′
 −モルホリノエチルカルボジイミド等のカルボジイミ
ド誘導体;オキシ塩化リン:三塩化リン;塩化チオニル
、N、N−ジメチルホルムアミドと塩化チオニル、ホス
ゲン、クロロギ酸トリクロロメチル、オキシ塩化リン、
塩化メタンスルホニル等との反応によって調製したいわ
ゆるビルスマイヤー試薬等のような常用の縮合剤の存在
下に反応を行うのが好ましい。
反応は通常、水、例えばメタノール、エタノール等のア
ルコール、アセトン、ジオキサン、アセトニトリル、ク
ロロホルム、塩化メチレン、塩化エチレン、テトラヒド
ロフラン、酢酸、酢酸エチル、N、N−ジメチルホルム
アミド、ピリジン、例えばトリメチルアミン、トリエチ
ルアミン等のトリ(低級)アルキルアミンのような慣用
の溶媒中で行われるが、反応に悪影響を及ぼさないもの
であればその他のいかなる溶媒中でも反応を行うことが
できる。これらの慣用の溶媒は水との混合物として使用
してもよい。
反応はまた例えば水酸化ナトリウム等のアルカリ金属水
酸化物、アルカリ金属炭酸水素塩、トリ(低級)アルキ
ルアミン、ピリジン、N−(低級)アルキルモルホリン
、 N、N−ジ(低級)アルキルベンジルアミン等のよ
うな無機塩基または有機塩基の存在下に行ってもよい。
反応温度は特に限定されず、通常冷却下ないし加熱下に
反応が行われる。
前記製造法工ないし2に従って得られた目的化合物(I
)およびその塩類は、例えば抽出、沈殿化、分別晶出、
再結晶、クロマトグラブイ−等の常法により単離、精製
することができる。
1発明の効果」 目的化合物(I)および生理学的に許容されるその塩類
は新規化合物であり、高い抗菌作用を発揮し、大または
動物、とりわけ動物、(例えば鶏、七面鳥、あひる、う
ずら等の家禽、ならびに牛、豚、羊、山羊、家兎、ミン
ク、犬、猫、マウス、ラット、魚等のような家蓄)の、
グラム−陽性菌およびグラム−陰性菌を含む広汎な病原
菌ならびにマイコブラスマの生育を阻止する。従って、
化合物(1)および生理学的に許容されるその塩類は抗
菌剤ならびに抗マイコプラズマ剤として有用である。
目的化合物(I)の有用性を示すために、この発明の代
表的な化合物の抗菌活性を以下に示す。
エドワルドシエラ タルダ(Ed賢ardsiell 
a臼μ蝕)に対するMICを下記方法によって得た。
エドワルドシエラ タルダE −1425を一夜培養し
てその培養プロスを各濃度段階の試験化合物を含む1.
5%塩化ナトリウムを添加したプレイン・ハート・イン
フュージョン寒天にスタンプ法にて接種し、25℃、2
0時間インキュベート後、MICを(/戚で表わした。
]」41位皇麹 1−シクロプロピル−5,6,8−トリフルオロ−7−
(4−ホルミル−1−ピペラジニル)−4−キノロン−
3−カルボン酸。
この発明の目的化合物(I)および生理学的に許容され
るその塩類は大または動物に常法により投与される。
とりわけ動物に対して投与する場合には、化合物(I)
および生理学的に許容きれるその塩類は、動物に経口投
与するのが好ましく、化合物(I)および生理学的に許
容されるその塩類は一般的にはそのまへで、または例え
ば水等の担体と混合して、または動物栄養源、すなわち
飼料と混合して投与すればよい。さらに詳しくは、化合
物(1)および生理学的に許容されるその塩類は水溶液
の形で飲料水として、または、化合物(1)または生理
学的に許容されるその塩類ならびに動物飼料、および場
合によりその他の飼料添加物からなる組成物の形で食料
として投与すればよい。
化合物(I)または生理学的に許容されるその塩類を含
有する前記動物飼料組成物は常法、すなわち、化合物(
I)または生理学的に許容されるその塩類を基礎飼料と
混合することにより製造することができる。なお、基礎
飼料としては乾燥飼料、液体飼料、ベレット化飼料等を
含めて天然飼料および配合飼料を使用することができる
。好ましい基礎飼料としては、とうもろこし、米、小麦
、きび、大豆粉、綿実粉、小麦ぬか、脱詣米ぬか、魚粉
、脱脂乳、乾燥乳漿、油、脂、むらさきうまごやし粉等
のような常用飼料1種以上および炭酸トリカルシウム、
塩化ナトリウム、塩化コリン、例えばビタミンA1 ビ
タミンD、ビタミンE1 ビタミンB 、ビタミンB 
 ビタミンB6、ビタミ1          2 ゝ ンB12、ハントテン酸カルシウム、ニコチン酸アミド
、葉酸等のビタミン、例えばリジン、メチオニン等のア
ミノ酸、例えば硫酸マグネシウム、硫酸第一鉄、硫酸鋼
、硫酸亜鉛、ヨウ化カリウム、硫酸コバルト等の無機質
源等のような常用飼料添加物1種以上よりなる配合飼料
を使用するのが好ましい。
動物に与える基礎飼料中の化合物(I)または生理学的
に許容されるその塩類の量は、動物の種類、生育期等な
らびに動物の感染症の重症度等に応じて非常に広い範囲
で変化させてもよい、好ましい濃度は約1 ppm、と
約5000ppm、との間の量、さらに好ましくは約1
0ppm、と約11000pp、との間の量である。
この発明の新規キノロン化合物(I)はまた静脈内注射
、筋肉内注射、腹腔的注射または皮下注射、スプレー等
のような方法により動物に非経口的に投与してもよい。
そのような非経口投与の場合には、化合物(1)または
生理学的に許容されるその塩類は、水等のような適当な
担体との混合物として投与するのが好ましい。
化合物(I)または生理学的に許容されるその塩類の動
物に対する投与量は動物の種類、感染症の重症度等によ
って変化するが、その好ましい投与量は通常化合物(I
)または、生理学的に許容されるその塩類的0.1〜1
000mg/ kg/ 1日の範囲から選択すればよい
1実施例。
以下この発明を実施例に従って詳細に説明する。
製W 1−シクロプロピル−5,6,7,8−テトラフルオロ
−4−キノロン−3−カルボン酸(300mg)のジメ
チルスルホキシド(6−)中の溶液に、ピペラジン(2
57mg )を室温で加え、混合物を50℃て30分間
攪拌する0反応混合物に氷水(30m1l)を加え、こ
の溶液を希塩酸で中和する。沈殿する結晶を濾取、水洗
、乾燥して、1−シクロプロピル−5,6,8−トリフ
ルオロ−7−(1−ピペラジニル)−4−キノロン−3
−カルボン酸(120mg)を得る。
mp : >300°C IR(スジロール)  ’  3350. 1730.
 1630  cm−”大」dll 1−シクロプロピル−5,6,7,8−テトラフルオロ
−4−キノロン−3−カルボン酸(1,0g)のジメチ
ルスルホキシド(201111)中の溶液に、1−ホル
ミルピペラジン(760mg )を加え、この混合物を
室温で1時間攪拌する0反応混合物を冷水(sown 
)で希釈し、生成する沈殿を濾取して、1−シクロプロ
ピル−5,6,8−)−リフルオロ−7−(4−ホルミ
ル−1−ピペラジニル)−4−キノロン−3−カルボン
酸(1,17g)を得る。
mp : >300℃ IR(スジシール)  :  1725. 1682.
 1626  cm−1Nl’lR(CF3Co2H,
δ) : 13−1.8 (4H,m)、 3.7−4
.9(9H,m)、 8.5 (LH,s)、 9.4
 (IH,s)衷1亘1 実施例1と同様にして、1−シクロプロピル=5.6.
7.8−テトラフルオロ−4−キノロン−3−カルボン
酸(0,5g)および1−エトキシカルボニルピペラジ
ン(0,51g)から1−シクロプロゴルー5.6.8
−トリフルオロ−7−(4−エトキシカルボニル− ノロン−3−カルボン酸(0.64g)を得る。
mp : 266−269℃ IR  (スi−ル)  :  1725.  170
0.  1635  cm−1NMR (cF3co2
u, 8 ) :1.38 (3H,t,J=7Hz>
、1.2−1、7  (4H,m)、  3、5−4.
2  (8H.ブロード s)、  4.36(2H.
q.J=7Hz>、 4.2−4.8 (LH,m)、
 9.4(IH,s) K亙■1 実施例1と同様にして下記化合物を得る。
(1)1−シクロプロピル−5.6.8−トリフルオロ
−7−( 4−アセチル−1−ピペラジニル)−4−キ
ノロン−3−カルボン酸。
IR  <Zジi−L)  ’  1725,  16
29.  1560.  1512  cm−1(2)
1−シクロプロピル−5.6.8− トリフルオロ−7
−( 4−メチルスルホニル−1−ピペラジニル)−4
−キノロン−3−カルボン酸。
IR  (スジミール)  :  1725.  16
32  cm’(3)1−シクロプロピル−5.6.8
− トリフルオロ−7−[4−(N.N−ジメチルスル
ファモイル)−1−ピペラジニルツー4−キノロン−3
−カルボン酸。
IR  (ヌジ饋−ル) フ 1732.  1627
.  1145  am−1り4)1−シクロプロピル
−5.6.8−1−リフルオロ−7−(4−カルバモイ
ル−1−ピペラジニル)−4−キノロン−3−カルボン
酸。
IR  (スジミール)  ’  1720,  16
60.  1630.  1600  cm−1火蓋斑
玉 1−シクロプロピル−5.6.8− 1−リフルオロ−
7−(1−ピペラジニル)−4−キノロン−3−カルボ
ン酸(5.0g)、無水酢酸(20戚)およびトリエチ
ルアミン( 20mQ )の混合物を100°Cで2時
間攪拌する.反応混合物を室温に冷却し、水( 100
m11 )で希釈する.生成する沈殿を濾取、水洗、乾
燥して、1−シクロプロピル−5.6.8−トリフルオ
ロ−7−( 4−アセチル−1−ピペラジニル)−4−
キノロン−3−カルボン酸(4.46g)を得る。
mp  :  255−257℃ IR  (Xジa−L>  :  1725.  16
29.  1560.  1512  cm−INMR
 (CF3Co2H.ε) : 1.3−1.8 (4
H.m)、 2.67(3H.s)、  3.7−4.
7 (9H,m)、  9.4 (IH,s)衷1ノ上 実施例4と同様にして下記化合物を得る。
(1)1−シクロプロピル−5.6.8− トリフルオ
ロ−7−(4−ホルミル−1−ピペラジニル)−4−キ
ノロン−3−カルボン酸。
IR  (スジミール)  :  1725.  16
82.  1626  cm−1(2)1−シクロプロ
ピル−5.6.8−トリフルオロ−7−(4−エトキシ
カルボニル−ラジニル)−4−キノロン−3−カルボン
酸。
IR  (スジ3−ル)  :  1725,  17
00.  1635  cm−’犬1±1 1−シクロプロピル−5.6.8−トリフルオロ−7−
( 1−ピペラジニル)−4−キノロン−3−カルボン
酸(5.0g)および水酸化ナトリウム(1.09g)
の水( 1oomu )とアセトン( t7omn )
との溶液に、塩化メチルスルホニル(4.68g)のア
セトン( 35mll )溶液を、氷水浴中冷却、攪拌
下、反応混合物のpHを水酸化ナトリウム水溶液で8か
ら10までの間に保ちながら加える.反応混合物を塩酸
で酸性にし、生成する沈殿を濾取して、1−シクロプロ
ピル−5.6.8−トリフルオロ−7−(4−メチルス
ルホニル−1−ピペラジニル)−4−キノロン−3−カ
ルボン酸(5.50g)を得る。
mp : 283−287℃ IR  (スジタール)  :  1725,  16
32  cra″″INMR (CF3Co2H.δ)
 7 1.3−1.8 (4H.m>、 3.16(3
H.s)、  3.5−4.1  <8H.m)、  
4.4−4.8  (11(、m)。
9、40 (LH.り X臭■ユ 実施例6と同様にして、1−シクロプロピル−5、6.
8−トリフルオロ−7−[4−(N.N−ジメチルスル
ファモイル)−1−ピペラジニル]−4−キノロン−3
−カルボン酸を得る。
alp:289−294℃ IR  (ヌジa−ル)  :  1732,  16
27.  1145  cm−1NMR(CF3Co2
H,8) : 1.3−1.7 (4H,m)、 3.
30(6H,s)、  3.5−4.0  (8H,m
)、  4.3−4.7  (LH,m)。
9.37  (LH,s) X1」 1−シクロプロピル−5,6,8−トリフルオロ−7−
(1−ピペラジニル)−4−キノロン−3−カルボン酸
(3,85g)の酢酸(5mA)および水(10+11
11 )溶液に、シアン酸カリウム(1,62g)の水
(301d )溶液を室温で滴下する0反応混合物を室
温で2時間攪拌し、生成する沈殿を濾取して水およびエ
タノールで洗浄する。沈殿をIN水酸化ナトリウム水溶
液に溶解し、この溶液を濾過する。濾液をIN塩酸で酸
性にし、生成する沈殿を濾取して、1−シクロプロピル
−5,6,8−トリフルオロ−7−(4−カルバモイル
−1−ピペラジニル)−4−キノロン−3−カルボン酸
(3,Og)を得る。
rnp : >300℃ IR(スジョール)  ’  1720. 1660.
 1630. 1600  am−INMR(CF3C
o2H,δ) : 1.3−1.8 (4)1.m)、
 3.90(8H,ブロード s)、  4.3−4.
8  (1)1.m)、  9.45(IH,s)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1はアシル基、および R^2はカルボキシ基または保護されたカルボキシ基を
    意味する) で示されるキノロン化合物および生理学的に許容される
    その塩類。 2)R^1が低級アルカノイル基、低級アルコキシカル
    ボニル基、低級アルキルスルホニル基、N,N−ジ(低
    級)アルキルスルファモイル基またはカルバモイル基、
    およびR^2がカルボキシ基である特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。 3)(1)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^2はカルボキシ基または保護されたカルボ
    キシ基、および Xは酸残基を意味する) で示される化合物またはその塩類を、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1はアシル基を意味する) で示される化合物またはその塩類と反応させるか、また
    は (2)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^2は前と同じ意味) で示される化合物またはその塩類をアシル化反応に付す
    ことにより、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1およびR^2は前と同じ意味)で示され
    る化合物またはその塩類を得ることを特徴とする、新規
    キノロン化合物の製造法。 4)特許請求の範囲第1項に記載の化合物を有効成分と
    して含有する抗菌剤ならびに抗マイコプラスマ剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01230558A (ja) * 1987-04-16 1989-09-14 Otsuka Pharmaceut Co Ltd ベンゾヘテロ環化合物

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