JPS6324423B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6324423B2
JPS6324423B2 JP59006944A JP694484A JPS6324423B2 JP S6324423 B2 JPS6324423 B2 JP S6324423B2 JP 59006944 A JP59006944 A JP 59006944A JP 694484 A JP694484 A JP 694484A JP S6324423 B2 JPS6324423 B2 JP S6324423B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
roller
application roller
speed
application
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59006944A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60150863A (ja
Inventor
Hiroshi Tsujiai
Mitsuyoshi Adachi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Engineering Co Ltd filed Critical Toray Engineering Co Ltd
Priority to JP694484A priority Critical patent/JPS60150863A/ja
Publication of JPS60150863A publication Critical patent/JPS60150863A/ja
Publication of JPS6324423B2 publication Critical patent/JPS6324423B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は糸条物、あるいは帯状物を走行させた
状態で液体を付与する装置の駆動制御方法に関す
るものである。
(従来技術とその問題点) 糸条物、あるいは帯状物を所定の速度で走行さ
せ、油剤、あるいは糊材等の処理液を付与する場
合は、第1図に示すようなトラフ1に処理液を供
給し、回転ローラ2を液内に浸漬させてローラの
表面に処理液を付着せしめ、ドクターナイフ3に
より余分の処理液を掻き落し液厚を調節した状態
で走行物Aを該ローラに接触させて処理液を付与
する構成の装置を使用するか、あるいは、第2図
に示すような回転ローラ2に液厚調節ローラ4を
所定の間〓をもつて配設せしめ回転ローラ2上の
液厚を調節する構成の装置を使用している。
しかし、上述のようなドクターナイフ、あるい
は液厚調節ローラを設けただけの装置では、処理
液の粘度、あるいはローラの回転数によつては余
分な処理液が通過する。そのため、ローラ上の処
理液量にバラツキを生じ走行物に対して均一な付
与ができないという問題があつた。
そこで、処理液を走行物に均一に付与するた
め、トラフの液体内に浸漬された液体の塗布ロー
ラと、該塗布ローラに所定の間隔をおいて設置さ
れた液体の付与ローラと、該付与ローラと所定の
間隔をおいて設置された液厚調節ローラと走行物
を塗布ローラに接触させるバツクアツプローラと
により構成する装置が提案されている。この様な
装置は、例えば実開昭57―115673号公報、及び実
開昭58―195672号公報に開示されている。
上述のように塗布ローラ、液体付与ローラ、液
厚調節ローラ、及び、バツクアツプローラ等のロ
ーラを設置した装置では、走行物の速度が一定で
ある場合には予め設定された量の処理液を付与す
ることができるが、走行物の速度に変化を生じる
場合には、各ローラの速度が走行物の速度に対応
して変化せず、又、所定の速度比になつていない
ため、走行物の長手方向、あるいは幅方向におい
て塗布斑を発生する。そのため、走行物に液体を
均一に塗布しようとすると、少なくとも液体の付
与ローラと液厚調節ローラの間隔を調節しなけれ
ばならないという問題があつた。
(目的) 本発明は上述のような問題点を解決し、走行物
に速度変化があつても、ローラの間隔を調節する
ことなく、走行物の長手方向、及び、幅方向に対
して所定量の液体を均一に塗布することができる
ようにすることを目的に検討の結果得られたもの
である。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明はトラフの液体内に浸漬され
た液体の塗布ローラと、該塗布ローラに所定の間
隔をおいて配設された液体の付与ローラと、該付
与ローラと所定の間隔をおいて配設された液厚調
節ローラとにより構成する装置を使用し、走行物
を前記付与ローラに接触させて液体を付与する際
に、前記各ローラの回転速度を、走行物の走行速
度(V1)を検出して塗布ローラの回転速度(V4
と、液体の付与ローラの回転速度(V2)と、液
厚調節ローラの回転速度(V3)が、 V2=0.25V1〜1.5V1 V3=0.1V2〜0.3V2 V4=1.0V2〜1.3V2 の関係になるよう制御せしめる液体付与装置の駆
動制御方法を提供するものである。
(実施例) 本発明の駆動制御方法を実施するための液体付
与装置の1実施例の構成を図面に基づいて説明す
る。
装置全体の概略構成は第3図、各ローラの配置
関係は第4図に示す通りであつて、図中、10は
トラフであり、油剤等の液体に一定量貯留するよ
うになつている。11は軸12と一体に形成され
た液体の塗布ローラであり、その下部がトラフ1
0の液内に浸漬されるようになつている。14は
軸15と一体に形成された液体の付与ローラであ
り、塗布ローラ11と所定の間隔を有するよう設
置されている。17は軸18と一体に形成された
液厚調節ローラであり、付与ローラ14と所定の
間隔を有するよう設置されている。
上述の軸12の端部には歯付プーリ13が、軸
15の端部には歯付プーリ16が、軸18の端部
には歯付プーリ19が夫々取り付けられている。
そして、軸15は第5図、及び第6図に示すよう
に軸受29を介して機枠9に回転自在に装着され
ている。又、軸12も軸15と同じように軸受を
介して機枠9に回転自在に装着されている。軸1
8は軸受30を介して可動ブロツク31に回転自
在に装着されている。
20は出力軸に歯付プーリ22,23が取り付
けられた駆動装置であり、歯付ベルト24,25
を介して歯付プーリ13,16,19に回転を伝
達するようになつている。26は速度検出器であ
り、糸状、あるいは、帯状の走行物Aに接触して
回転するローラに一体的に設けられた円板の切欠
を検出してパルス信号を制御装置27に送るよう
になつている。該制御装置27は、速度設定回
路、記憶回路、比較演算回路、及び動作指令回路
等により構成されている。28はドクターナイフ
であり、液厚調節ローラ17に当接するよう設置
され、ローラの表面に付着している液体を掻き落
とすようになつている。
上述の液体の塗布ローラ11、及び液厚調節ロ
ーラ17の周面は鏡面仕上げにし、液体の付与ロ
ーラ14の周面は梨地仕上げにするか、あるいは
多孔質の材料で形成する。
上述の各ローラの間〓調節機構は第5図、及び
第6図に示す通りであり、液厚調節ローラ17と
一体の軸18が装着された可動ブロツク31が機
枠9に形成されている案内溝9aにローラの軸心
と直交する方向に移動するよう装着されている。
そして、可動ブロツク31と機枠9の案内溝9a
の垂直面9bとの間にはテーパーブロツク34が
装着され、機枠9にボルト33で取り付けられた
ブラケツト32に回転自在に装着されたボルト3
5が螺着されている。該ボルト35を回転させる
ことにより、テーパーブロツク34を介して可動
ブロツク31が移動され、付与ローラ14に対し
て液厚調節ローラ17が近接離反されてその間隔
が調節される。又、該可動ブラケツト31はボル
ト36によりテーパーブロツク34を介して機枠
9に固定される。
尚、液体の塗布ローラ11も上述の液厚調節ロ
ーラ17と同じ機構により、液体の付与ローラ1
4との間隔を調節するようになつている。
液体の塗布ローラ11と液体の付与ローラ1
4、及び液厚調節ローラ17の間隔(t)は処理
液の粘度、走行物に対する処理液の付与量、ロー
ラの回転速度等により0.01mm〜2mmの範囲に調節
する。この時、付与ローラ14上の液厚(t1)と
液厚調節ローラ17上の液厚(t2)の関係はt>
t1>t2となり、t1/t2の比は液体の物性、及びロ
ーラ間隔(t)が一定の場合にはローラの周速比
V2/V3に比例する。
又、液体の塗布ローラ11の回転速度(V4)、
液体の付与ローラ14の回転速度(V2)、及び液
厚調節ローラ17の回転速度(V3)は走行物A
の速度(V1)を基準にして、 V2=0.25V1〜1.5V1 V3=0.1V2〜0.3V2 V4=1.0V2〜1.3V2 の範囲に設定すると、液体の付与量を重量比で略
1〜3.3倍程度に変更することができると共に、
その付与量を均一にすることができる。
該ローラの回転速度(V)と上述のローラ間隔
(t)との組み合わせにより液体の付与量を1〜
15倍程度に変更することができる。
上述の液体の塗布ローラ11の回転速度(V4
がV4<1.0V2の状態になると、一旦付着した液体
がローラから垂れ落ちて液体の付与ローラ14の
周方向、及び、長手方向において部分的に筋状に
液体が盛り上がりを生じ液厚斑の原因になると共
に、該付与ローラ14が必要とする量の液体を供
給することができず、又、V4>1.3V2の状態にな
ると、供給量が多くなり過ぎて液厚調節ローラ1
7による液厚調節ができず液体付与ローラ14の
周面長手方向において部分的に筋状に液体が盛り
上がりを生じ液厚斑の原因になる。この事は液厚
調節ローラ17の回転速度(V3)、及び、液体の
塗布ローラ11の回転速度(V4)についてもほ
とんど同じようなことがいえる。
すなわち、V3<0.1V2、V2<0.25V1の状態、あ
るいは、V3>0.3V2、V4>1.3V2の状態になると、
液体の付与ローラ表面に液体が部分的に筋状の盛
り上がり液厚斑を生じる。
そのため、各ローラの速度は上述の範囲に設定
することが必要である。
上述の液体付与装置により液体を付与する場合
は、先ず、糸条物、あるいは帯状物等の走行物の
速度に基づいて各ローラの回転比を選定して対応
する歯付プーリを各ローラの軸に装着すると共
に、付与ローラ14と液厚調節ローラ17の間隔
を最適寸法に調節する。次いで、トラフ10に走
行物に付与する液体を供給すると共に、走行物を
供給部に装着する。これ等の準備ができ走行物を
走行させると共に、駆動装置を始動させて各ロー
ラを回転させると、トラフ10内の液体は塗布ロ
ーラ11の表面に付着して持ち上げられ付与ロー
ラ14の表面に塗布される。該付与ローラ14に
塗布される液体は塗布ローラ11と付与ローラ1
4の間隔によつて略一定に調節され、液厚調節ロ
ーラ17との間〓を通過する際に余分の液体が液
厚調節ローラ17の表面に付着して予め設定され
た量の液体が走行物に付与される。液厚調節ロー
ラ17に付着した液体はドクターナイフ28によ
り掻き落とされる。そして、液体の付着していな
いローラ表面が付与ローラ14の表面に塗布され
ている液体に接触して常に一定の液厚になるよう
調節される。一方、走行物の移動速度が速度検出
装置26により検出されて制御装置に送られ該速
度を基準にして駆動装置20が制御される。そし
て、上述の付与ローラ14の表面に塗布された液
体が走行物上に均一に付与される。
走行物の速度(V1)を1m/min乃至20m/min
に変化させると共の、塗布ローラ11の速度
(V4)を1.0V2〜1.3V2、液厚調節ローラ17の速
度(V3)を0.1V2〜0.3V2、付与ローラ14の速
度を(V2)を0.25V1〜1.5V1の範囲で変化させ粘
度が200ポイズ乃至600ポイズの液体を帯状物に塗
布せしめたところ、均一な液厚に塗布することが
できた。
(発明の効果) 本発明は上述のようにトラフの液体内に浸漬さ
れた液体の塗布ローラと、該塗布ローラに所定の
間隔をおいて配設された液体の付与ローラと、該
付与ローラと所定の間隔をおいて配設された液厚
調節ローラとにより構成する装置を使用し、走行
物を前記付与ローラに接触させて液体を付与する
際に、前記各ローラの回転速度を走行物の走行速
度(V1)を検出して塗布ローラの回転速度(V4
と、液体付与ローラの回転速度(V2)と、液厚
調節ローラの回転速度(V3)を、 V2=0.25V1〜1.5V1 V3=0.1V2〜0.3V2 V4=1.0V2〜1.3V2 の関係になるよう制御することにより、走行物に
速度変化が生じても該速度に追随して各ローラの
回転速度が変化すると共に、各ローラの回転速度
の関係が所定の範囲に設定されているため、走行
物の長手方向、及び、幅方向に対して液体を均一
に塗布することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の液体付与装置の1実施例を示す
概略正面図であり、第2図は他の実施例を示す概
略正面図である。第3図は本発明の駆動制御方法
を実施するための液体付与装置の1実施例を示す
概略全体図であり、第4図は第3図におけるZ矢
視拡大図である。第5図はローラ間隔調節機構の
1実施例を示す概略正面図であり、第6図は第5
図におけるY矢視図である。 9:機枠、10:トラフ、11:液体の塗布ロ
ーラ、12,15,18,21:軸、13,1
6,19,22,23:歯付プーリ、14:付与
ローラ、17:液厚調節ローラ、20:駆動装
置、24,25:歯付ベルト、26:速度検出装
置、27:制御装置、28:ドクターナイフ、2
9,30:軸受、31:可動ブロツク、32:ブ
ラケツト、34:テーパブロツク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トラフの液体内に浸漬された液体の塗布ロー
    ラと、該塗布ローラに所定の間隔をおいて配設さ
    れた液体の付与ローラと、該付与ローラと所定の
    間隔をおいて配設された液厚調節ローラとにより
    構成する装置を使用し、走行物を前記付与ローラ
    に接触させて液体を付与する際に、前記各ローラ
    の回転速度を走行物の走行速度(V1)を検出し
    て塗布ローラの回転速度(V4)と、液体の付与
    ローラの回転速度(V2)と、液厚調節ローラの
    回転速度(V3)を下記の関係になるよう制御せ
    しめることを特徴とする液体付与装置の駆動制御
    方法。 V2=0.25V1〜1.5V1 V3=0.1V2〜0.3V2 V4=1.0V2〜1.3V2
JP694484A 1984-01-17 1984-01-17 液体付与装置の駆動制御方法 Granted JPS60150863A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP694484A JPS60150863A (ja) 1984-01-17 1984-01-17 液体付与装置の駆動制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP694484A JPS60150863A (ja) 1984-01-17 1984-01-17 液体付与装置の駆動制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60150863A JPS60150863A (ja) 1985-08-08
JPS6324423B2 true JPS6324423B2 (ja) 1988-05-20

Family

ID=11652346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP694484A Granted JPS60150863A (ja) 1984-01-17 1984-01-17 液体付与装置の駆動制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60150863A (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57115673U (ja) * 1981-01-12 1982-07-17
JPS58195672U (ja) * 1982-06-18 1983-12-26 石川島播磨重工業株式会社 ロ−ルコ−タ用塗布量調節装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60150863A (ja) 1985-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4167914A (en) Rotating rod, rotating press roll nip coating apparatus
JPS6354334B2 (ja)
US5409732A (en) Roll gap controller for regulating coating thickness
US4738877A (en) Apparatus for coating moving strips of material
JP4526722B2 (ja) 原料定量供給装置
US3185130A (en) Multiple roller coating apparatus
US4290363A (en) Inking system for a printing machine
JPS6058268A (ja) ロ−ラ接触式液剤付与装置のモ−タ制御方法
FI72904B (fi) Anordning foer dubbelsidig belaeggning av en pappersbana.
CN1009440B (zh) 一种涂覆设备
JPS6324423B2 (ja)
US2558773A (en) Apparatus for controlling the thickness of a coating on a traveling web
US5674551A (en) Method and apparatus for coating a moving paper web
JPH06255885A (ja) 線状体の張力付加用ダンサーローラ装置
US3187716A (en) Coating machinery
US3507682A (en) Process and apparatus for coating thin film substrates
JPH0880463A (ja) 走行する原料ウエブの塗布装置
JPH04308069A (ja) ロ−ル自動研磨装置
JPH0350586B2 (ja)
JPH03193159A (ja) カーテンフロー塗装における塗装膜厚調整方法
CN214975383U (zh) 一种涂布机用泡沫胶辊装置
JPH1147655A (ja) ナイフ塗布装置
JP2524483B2 (ja) コ―タギャップ制御装置
JP4674430B2 (ja) ウェブの塗布装置および方法
JPS6218223B2 (ja)