JPS6324408Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6324408Y2 JPS6324408Y2 JP1981062683U JP6268381U JPS6324408Y2 JP S6324408 Y2 JPS6324408 Y2 JP S6324408Y2 JP 1981062683 U JP1981062683 U JP 1981062683U JP 6268381 U JP6268381 U JP 6268381U JP S6324408 Y2 JPS6324408 Y2 JP S6324408Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- tilt
- inclination
- motor
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はタワークレーン等の頂部に配置してそ
の傾斜およびその傾斜方向を検出する傾斜計に係
り、特に1個の傾斜計で傾斜および方位を同時に
測定し得るものに関する。
の傾斜およびその傾斜方向を検出する傾斜計に係
り、特に1個の傾斜計で傾斜および方位を同時に
測定し得るものに関する。
従来、傾斜計は一方向のみのものを2個互いに
直交させて設置され、この各々の傾斜計の値すな
わち例えばx方向とy方向の傾斜値から手算によ
りその時の最大傾斜とその方向を求めていた。
直交させて設置され、この各々の傾斜計の値すな
わち例えばx方向とy方向の傾斜値から手算によ
りその時の最大傾斜とその方向を求めていた。
しかし、この2個の傾斜計を用い手算により傾
斜および方位を求める仕方は、タワークレーンの
作業上傾斜およびその方向が刻々変化することを
鑑みれば、この変化に追従できないという欠点を
有する。また、この追従できないということに起
因して傾斜監視装置は設けられていない。
斜および方位を求める仕方は、タワークレーンの
作業上傾斜およびその方向が刻々変化することを
鑑みれば、この変化に追従できないという欠点を
有する。また、この追従できないということに起
因して傾斜監視装置は設けられていない。
そこで、本考案は上述の欠点に鑑み、傾斜およ
びその方向の逐次変化に追従でき得る傾斜計の提
供を目的とし、新規な着想に基づき案出されたも
のである。
びその方向の逐次変化に追従でき得る傾斜計の提
供を目的とし、新規な着想に基づき案出されたも
のである。
かかる目的を達成する本考案の構成は、地面に
対して傾斜角度と傾斜方向とを変える機械の頂部
に固定された固定ベース上に各方位に対応して複
数個のマイクロスイツチを取付ける一方、相互に
直交して2個の傾斜検出器を備えた回転ベースを
上気固定ベースと対応して回転可能に備え、上記
回転ベースには上記2個の傾斜検出器の一方を常
に上記地面に対し水平に保つよう回転するモータ
の回転軸が連絡され、上記回転ベースの回転に対
応して上記固定ベースの複数個のマイクロスイツ
チのうち所定のものを投入する手段を有すること
を特徴とする。
対して傾斜角度と傾斜方向とを変える機械の頂部
に固定された固定ベース上に各方位に対応して複
数個のマイクロスイツチを取付ける一方、相互に
直交して2個の傾斜検出器を備えた回転ベースを
上気固定ベースと対応して回転可能に備え、上記
回転ベースには上記2個の傾斜検出器の一方を常
に上記地面に対し水平に保つよう回転するモータ
の回転軸が連絡され、上記回転ベースの回転に対
応して上記固定ベースの複数個のマイクロスイツ
チのうち所定のものを投入する手段を有すること
を特徴とする。
ここで、図を参照して本考案の実施例を説明す
る。タワークレーンなど地面に対して傾斜角度と
傾斜方位を変える機械の頂部に配置される傾斜計
は第1図に示す構成を有する。第1図において、
板状の回転ベース1にはその片面に傾斜検出器2
aおよび2bが取付けられている。傾斜検出器2
aと2bとは、回転ベース1の片面にあつて互い
に直交するよう配置されている。回転ベース1は
その中心に中空の回転軸3が備えられて、端にス
リツプリング4を有する。回転軸3内は傾斜検出
器2aおよび2bに接続されたリード線5が通さ
れ、こリード線5はスリツプリング4に至つてい
る。スリツプリング4はリード線5と外部リード
線6とを電気的に接続する機能を有する。
る。タワークレーンなど地面に対して傾斜角度と
傾斜方位を変える機械の頂部に配置される傾斜計
は第1図に示す構成を有する。第1図において、
板状の回転ベース1にはその片面に傾斜検出器2
aおよび2bが取付けられている。傾斜検出器2
aと2bとは、回転ベース1の片面にあつて互い
に直交するよう配置されている。回転ベース1は
その中心に中空の回転軸3が備えられて、端にス
リツプリング4を有する。回転軸3内は傾斜検出
器2aおよび2bに接続されたリード線5が通さ
れ、こリード線5はスリツプリング4に至つてい
る。スリツプリング4はリード線5と外部リード
線6とを電気的に接続する機能を有する。
回転軸3には更にギヤ7が固定されており、こ
のギヤ7にはモータ8の回転軸に連結されたギヤ
9がかみ合つている。ギヤ7の片面には後述する
マイクロスイツチをオン、オフさせるための突起
10が設けられている。また、回転軸3にはベア
リング11を介して固定ベース12のギヤ7側面
には例えば東西南北の各方位に対応して複数個の
マイクロスイツチ13が備えられている。このマ
イクロスイツチ13はギヤ7の回転にともない突
起10が所望の1個又は2個のマイクロスイツチ
13を投入するものである。突起10とマイクロ
スイツチ13との位置関係の一例を第2図に示
す。
のギヤ7にはモータ8の回転軸に連結されたギヤ
9がかみ合つている。ギヤ7の片面には後述する
マイクロスイツチをオン、オフさせるための突起
10が設けられている。また、回転軸3にはベア
リング11を介して固定ベース12のギヤ7側面
には例えば東西南北の各方位に対応して複数個の
マイクロスイツチ13が備えられている。このマ
イクロスイツチ13はギヤ7の回転にともない突
起10が所望の1個又は2個のマイクロスイツチ
13を投入するものである。突起10とマイクロ
スイツチ13との位置関係の一例を第2図に示
す。
したがつて、上記構成においてはモータ8を駆
動してギヤ9を回転させると回転軸3の回転で回
転ベース1が回り、他方、突起10も回転して固
定状態にあるマイクロスイツチ13の所定のもの
を投入・解除するものである。
動してギヤ9を回転させると回転軸3の回転で回
転ベース1が回り、他方、突起10も回転して固
定状態にあるマイクロスイツチ13の所定のもの
を投入・解除するものである。
傾斜検出器2aおよび2bとしては、そのセン
サとしてストレンゲージを用いたり、差動トラン
スその他のものを用いている。傾斜検出器2aは
矢印方向の傾斜を測るもので、傾斜検出器2bの
出力が傾斜0%を出すように換言すれが傾斜検出
器2bが水平を出すようにモータ8を駆動する
と、傾斜検出器2aは最大傾斜となり、その傾斜
出力を得ることができる。また、この時突起10
によつていずれのマイクロスイツチ13が動作し
ているかを検出すれば、そのオン・オフによりい
ずれの方位に傾斜しているかを得ることができ
る。
サとしてストレンゲージを用いたり、差動トラン
スその他のものを用いている。傾斜検出器2aは
矢印方向の傾斜を測るもので、傾斜検出器2bの
出力が傾斜0%を出すように換言すれが傾斜検出
器2bが水平を出すようにモータ8を駆動する
と、傾斜検出器2aは最大傾斜となり、その傾斜
出力を得ることができる。また、この時突起10
によつていずれのマイクロスイツチ13が動作し
ているかを検出すれば、そのオン・オフによりい
ずれの方位に傾斜しているかを得ることができ
る。
第3図はモータ8の正転、逆転のための回路図
であり、傾斜検出器2bの出力OUTが入力され
るとこの入力信号は互いに並列なコンパレータ1
4a,14bによつて基準信号と比較され、入力
信号が正の傾斜出力の時はリレー接点15aをオ
ンする一方で、負の傾斜出力の時にはリレー接点
15bをオンする。こうして、傾斜検出器2bの
傾斜を0すなわち水平となるようにモータ8を制
御する。また、傾斜検出器2bの代りに第4図に
示すように、絶縁体16に電極17a,17bを
備え、この電極17a,17b間に導電性ワイヤ
18につり下げられた振子19を配置してもよ
い。この場合、たとえば振子19が電極17bに
触れるリレー接点15aがオンし、振子19が電
極17aに触れるとリレー接点15bがオンする
ようにすればよい。
であり、傾斜検出器2bの出力OUTが入力され
るとこの入力信号は互いに並列なコンパレータ1
4a,14bによつて基準信号と比較され、入力
信号が正の傾斜出力の時はリレー接点15aをオ
ンする一方で、負の傾斜出力の時にはリレー接点
15bをオンする。こうして、傾斜検出器2bの
傾斜を0すなわち水平となるようにモータ8を制
御する。また、傾斜検出器2bの代りに第4図に
示すように、絶縁体16に電極17a,17bを
備え、この電極17a,17b間に導電性ワイヤ
18につり下げられた振子19を配置してもよ
い。この場合、たとえば振子19が電極17bに
触れるリレー接点15aがオンし、振子19が電
極17aに触れるとリレー接点15bがオンする
ようにすればよい。
なお、上記実施例においてはギヤ9および7を
介して回転軸3を回転させたのであるが、この回
転軸3をモータ8に直結してもよく、この場合、
マイクロスイツチ13は固定ベース12の第1図
に示す面と反対の面に備え、突起10をたとえば
回転ベース1の一面に設けることもできる。
介して回転軸3を回転させたのであるが、この回
転軸3をモータ8に直結してもよく、この場合、
マイクロスイツチ13は固定ベース12の第1図
に示す面と反対の面に備え、突起10をたとえば
回転ベース1の一面に設けることもできる。
以上実施例にて説明したように本考案によれ
ば、モータの駆動により傾斜検出器の一方を水平
にして他方の傾斜検出器で最大傾斜を計ることが
でき、また回転軸の回転でマイクロスイツチの所
定の方位のものを投入させたために、従来のよう
に2個の傾斜計を用いずよつて手算も必要なく直
接傾斜角の絶対値を得ることができしかも同時に
方位の測定も可能で、傾斜の逐次変化に追従させ
ることができた。また、構造上2台の傾斜計を用
いないので、安価である。
ば、モータの駆動により傾斜検出器の一方を水平
にして他方の傾斜検出器で最大傾斜を計ることが
でき、また回転軸の回転でマイクロスイツチの所
定の方位のものを投入させたために、従来のよう
に2個の傾斜計を用いずよつて手算も必要なく直
接傾斜角の絶対値を得ることができしかも同時に
方位の測定も可能で、傾斜の逐次変化に追従させ
ることができた。また、構造上2台の傾斜計を用
いないので、安価である。
第1図ないし第4図は本考案による傾斜計の一
実施例で、第1図は断面図、第2図はマイクロス
イツチと突起との関係を関係を示す部分的構成
図、第3図はモータの回転方向を変えるための回
路図、第4図は傾斜検出器の一例を示す構成図で
ある。 図面中、1は回転ベース、2a,2bは傾斜検
出器、3は回転軸、8はモータ、12は固定ベー
ス、13はマイクロスイツチである。
実施例で、第1図は断面図、第2図はマイクロス
イツチと突起との関係を関係を示す部分的構成
図、第3図はモータの回転方向を変えるための回
路図、第4図は傾斜検出器の一例を示す構成図で
ある。 図面中、1は回転ベース、2a,2bは傾斜検
出器、3は回転軸、8はモータ、12は固定ベー
ス、13はマイクロスイツチである。
Claims (1)
- 地面に対して傾斜角度と傾斜方向とを変える機
械の頂部に固定された固定ベース上に各方位に対
応して複数個のマイクロスイツチを取付ける一
方、相互に直交して2個の傾斜検出器を備えた回
転ベースを上気固定ベースと対応して回転可能に
備え、上記回転ベースには上記2個の傾斜検出器
の一方を常に上記地面に対し水平に保つよう回転
するモータの回転軸が連絡され、上記回転ベース
の回転に対応して上記固定ベースの複数個のマイ
クロスイツチのうち所定のものを投入する手段を
有する傾斜計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981062683U JPS6324408Y2 (ja) | 1981-05-01 | 1981-05-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981062683U JPS6324408Y2 (ja) | 1981-05-01 | 1981-05-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57177116U JPS57177116U (ja) | 1982-11-09 |
JPS6324408Y2 true JPS6324408Y2 (ja) | 1988-07-05 |
Family
ID=29858863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981062683U Expired JPS6324408Y2 (ja) | 1981-05-01 | 1981-05-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6324408Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020008313A (ja) * | 2018-07-03 | 2020-01-16 | 株式会社自動制御技術研究所 | Mems加速度計を用いた傾斜測定装置及び傾斜測定方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS533809U (ja) * | 1976-06-29 | 1978-01-13 | ||
JPS5575612A (en) * | 1978-11-30 | 1980-06-07 | Litton Systems Inc | Direction*attitude reference system |
-
1981
- 1981-05-01 JP JP1981062683U patent/JPS6324408Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS533809U (ja) * | 1976-06-29 | 1978-01-13 | ||
JPS5575612A (en) * | 1978-11-30 | 1980-06-07 | Litton Systems Inc | Direction*attitude reference system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57177116U (ja) | 1982-11-09 |
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