JPS63243730A - ロールスタンドのロール間締付け力を測定するための装置と測定方法 - Google Patents

ロールスタンドのロール間締付け力を測定するための装置と測定方法

Info

Publication number
JPS63243730A
JPS63243730A JP63043242A JP4324288A JPS63243730A JP S63243730 A JPS63243730 A JP S63243730A JP 63043242 A JP63043242 A JP 63043242A JP 4324288 A JP4324288 A JP 4324288A JP S63243730 A JPS63243730 A JP S63243730A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolls
measuring
roll
force
stand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63043242A
Other languages
English (en)
Inventor
ピエール プティ
パトリス ラット
ジャック ルーベ
ミシェル マシュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Institut de Recherches de la Siderurgie Francaise IRSID
Original Assignee
Institut de Recherches de la Siderurgie Francaise IRSID
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Institut de Recherches de la Siderurgie Francaise IRSID filed Critical Institut de Recherches de la Siderurgie Francaise IRSID
Publication of JPS63243730A publication Critical patent/JPS63243730A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/02Rolling stand frames or housings; Roll mountings ; Roll chocks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B38/00Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
    • B21B38/08Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product for measuring roll-force
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B38/00Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
    • B21B38/06Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product for measuring tension or compression
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L25/00Testing or calibrating of apparatus for measuring force, torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B2271/00Mill stand parameters
    • B21B2271/02Roll gap, screw-down position, draft position

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ロールスタンドのロール間締付は力の測定方
法及び測定装置に関するものである。
従来の技術 各スタンドに対してそれぞれ異なる作動パラメータを設
定し、圧延機全体の作動を最適化し、しかも圧延製品の
品質を確保するためには、圧延開始時に圧延の力(圧延
力)を予め知っておくことが必要である。特に、圧延プ
ロセスを自動で行う場合には、1台のスタンドでの圧延
力が当該スタンドについてのみならず、圧延機系列内の
他のスタンドの調整パラメータの一つとして関係してく
るので、圧延力を予め知っておくことはさらに重要にな
る。
さらに、所望の断面と厚みとを持つ製品を得るためには
、スタンドのたわみ(イールド)、すなわち、スタンド
の調整(軸承は台の位置決用ネジあるいはシリンダーの
位置の調整)をしない状態での作動ロール間の距離の変
動を圧延力の関数として知っておくことが必要である。
一般に、圧延力の測定は、バックアップロールの軸承は
台とロールスタンドの支柱との間または作業ロール間の
離間距離を調節するためのネジ(またはシリンダー)装
置との間に圧力測定器を配置して行っている。
しかし、このような配置をした圧力測定器によって測定
される締付は力は、上記の調節装置を介してバックアッ
プロールの軸承は台に伝達された力であって、作動ロー
ルの母線の所に実際に作用している力ではない。
すなわち、軸承は台とロールスタンドとの間に生じる摩
擦や固着のために、上記の圧力測定器によって測定され
る力と実際の圧延力との間には差が生じる。この差は、
ロールスタンドの両側に設置した計器間の釣り合いが取
れていないことに起因してロール全体に圧延力が均等に
分配されないことによっても生じる。
これらのファクターの他に、ロールのたわみ、接触母線
の所での潰れ、軸受けの所の遊びが圧延力の決定に関与
してくる。
さら゛に、ロールスタンドに恒久的に計器を設置した場
合には、圧延操作中に加わる大きな応力変動的によって
、時間の経過とともに計器に狂いが生じるということが
わかっている。
従って、これらの計器は定期的に再調整することが必要
であり、この調整を行うには、まず計器を取り外し、次
に、それらを実験室内の適当な測定ベンチ上で点検する
。この方法には基本的に2つの欠点がある。先ず第一に
、計器の取外しおよび取付けに時間が必要な上に、点検
そのものに時間がかかり、スタンドの運転を中止しなけ
れはならない。さらに、計器が通常取付けられている状
態とは違う状態で調整が行われるため、各ロールスタン
ド固有の特性を考慮に入れることができず、実際の圧延
力を正確に反映させることもできない。
ロールスタンドの作業ロール間に加わっている力が測定
できるような方法および装置も公知である。特に、アメ
リカ合衆国特許4.131.(11)4号では、一つの
フレーム内に複数の荷重検出器を並列に並べた装置をロ
ールの間に挿入する方法が用いられている。この方法は
本来、ロール全長にわたって荷重を均等に分配するよう
に、ロールスタンドを予備調整するためのものである。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、実際の操作条件にできるだけ近い条件
下で、特に、薄くて平滑な製品を製造するための圧延機
の場合に、圧延ロールスタンドの計器を現場で調整でき
るようにすることにある。
本発明の他の目的は、取扱いが容易な測定手法を用いる
ことによって測定を容易化し、しかも測定精度を高める
ことにある。
本発明の他の目的は、計器の調整時間をできるだけ短縮
することにある。
本発明のさらに他の目的は、より正確なたわみ曲線、す
なわち実際の圧延力の関数としてのたわみ曲線を知るこ
とができるようにすることにある。
課題を解決するための手段 これらの目的を達成するために本発明が提供する圧延ロ
ールスタンドのロール間締付は力測定装置は、互いに一
直線上に並べられた複数の荷重検出器を有し、これらの
荷重検出器は複数の細長い同一厚さの平らなロードセル
であって、これらのロードセルはそれらを整列状態に保
つ手段を備えた2枚の支持プレートの間に配置され、こ
れらの支持プレートは、上記測定装置がロールスタンド
のロール間で締付けられた際の圧縮力の作用で冷間圧延
されるような可鍛性のある材料で作られていることを特
徴としている。
この装置はロードセルを整列状態に保ことができ、しか
も各種作業や測定を行う際に締付は力測定装置を作業ロ
ールの間に極めて容易に位置決めすることができるので
特に有利である。さらに、ロードセルの上面および下面
とロールとの間に可鍛性の物質が存在し、この物質が変
形することによって、ロードセルの表面全体での力の伝
達を確実に行うことができ、しかも、接触面間にわずか
でも不均一な部分や欠陥があった時に、ロードセルとロ
ードとが直接接触することによって必然的に生じる局部
的な過荷重を避けることができる。
以下で詳細に説明するように、点接触すなわち非常に狭
い表面で接触すると、その部分に穴ができ、測定が全く
不能になるか、あるいは少なくとも正確な測定が不可能
となる。
さらに、上記の可鍛性物質を存在させることによって、
どんなわずかなものであれ測定の結果を狂わせる原因と
なり得るロードセルの厚みの差を補正することが可能と
なる。上記のアメリカ合衆国特許第4.131.(11
)4号に記載の測定装置を用いた場合には、荷重検出器
の厚みがわずかに違ってもこの装置を用いた測定結果に
基づいて行った調整が無効になるという恐れがあり、長
い間には圧延製品の厚が横方向で違ってくる。
本発明はまた、作業ロール間の離間距離の調節手段を備
えたロールスタンドのロール間締付は力を測定するため
の測定方法に関するものであり、この方法は上記本発明
装置を使用し且つ以下の点を特徴としているニ ー 上記装置を、作業ロールの代わりに配置した直i母
線を有する測定ロールの間に、上記ロードセルが上記測
定ロールの軸線を通る平面内に一直線に並び且つ測定ロ
ールの母線上の少なくとも一部分で測定ロールの軸線に
垂直なロールスタンドの中央面に対して対称に分布する
ような状態で、配置し、 −調節手段を用いて上記測定ロール同士を互いに接近さ
せて、ロードセルに締付は力を加え、−ロードセルに締
付は力を加えるための上記調節手段を調節し、 −ロードセル全体の端部のロードセルが受ける力が実質
的に等しくなるように上記調節手段を調節し、 −各ロードセルが同時に受けた力を測定し、その値から
締付は力の総和を求める。
本発明の一つの特殊実施例では、上記方法を、作業ロー
ルの調節手段の所に圧延力測定器を取り付けたロールス
タンドに適用して、ロードセルに加わった力の測定値に
基づいてこの圧延力測定器を較正するようにしている。
この方法では、締付は力を様々に変えて、ロードセルが
受ける力を多数測定することができ、それによって、ロ
ードセルによって測定された実際の力をスタンドに設置
した圧延力測定器に表示された値の関数として示す較正
曲線を得ることができる。
本発明の他の特殊実施例では、ロール間の力を測定する
毎に、調節手段の位置を記録し且つ測定された力の関数
としてのたわみ値を求めることによって、たわみ曲線を
決定するのに本発明方法を用いている。
本発明の方法の利点の一つは、ロールスタンドの圧延力
測定器を現場で較正することが可能となり、従って、取
外しや取付は作業なしに、しかも圧延機を止めずに迅速
に較正を行うことかができる点にある。
本発明の他の利点は、平らな製品を圧延する場合のよう
うに、被圧延鋼板の巾に対応する巾全体に力を分布させ
ることによって、仮想鋼板上に力を加えるロールの母線
上にロードセル全体を分布させて、圧延ロールと同じ条
件で較正することができるという点にある。
さらに、本発明方法を用いることによって、種々の幅の
平らなプレートまたは圧延鋼板に対応するたわみ曲線を
容易に得ることもできる。この場合には、ロードセルに
よって被われた母線の一部分の長さが所定の製品の巾に
等しい巾となるように、複数の−、連のロードセルを配
置して、一連の測定を行う(ロードセルは必ずしも完全
に互いにくっついている必要はない) また、この方法によって、様々な数のロードセルを使用
した測定から得た応力値を比較することにより、荷重が
変化した際に生じるスタンドの両側の不均衡を検出する
ことが可能となる。この不均衡はロールスタンドの案内
系あるいは調節系の異常動作を意味する。従って、本発
明による方法での測定結果からロールスタンドの全ての
欠陥が明らかとなる。
本発明のその他の特徴と利点は本発明による装置と、平
らな製品の圧延用ロールスタンドに固定した圧延力測定
器の較正へのその応用に関する以下の説明から明らかに
なるであろう。
実施例 第1図に示されたロールスタンドは2つの支柱11.1
2を有し、これらの支柱の間には2つの作業ロールの代
わりに測定ロール13.14が配置されており、さらに
、これら測定ロール13.14の上方と下方とにはそれ
ぞれ従来通りのやり方で2つのバックアップロール15
.16が配置されている。上記測定ロールはこのスタン
ドに通常使用されている作業ロールと同じ寸法特性のロ
ールである。この測定ロールは廃棄されたロールを加工
して測定用に特別に取りつけることもできる。また、以
下に詳述するような条件の下では、作業ロールをそのま
まにしておくことができ、作動ロールの分解と組立ての
作業を省くことができる。
測定ロール(または作業ロール)13.14の両端は支
柱11.12の内部を上下に摺動することができる軸承
台21.22.23.24中に支持されている。
同機に、バックアップロール15.16は上下移動の可
能な軸承台17.18.19.20によって支えられて
おり、これらの軸承台には作業ロール間の離間距離を調
節する機構が支持されている。第1図では、この作業ロ
ール間の相対的離間距離の調節機構がネジシステム27
.28.29.30で示しである。
しかし、このシステムは実際には一般に油圧シリンダー
システムになっている。
上方の調節ネジ27.28と軸承台17の間には、スタ
ンドの力を測定するための計器55.56が設置されて
いる。これらの計器は表示器63.64に接続される。
これらの指示器は、各計器による力の測定値を表示する
か、作用した力の総和とスタンドの両側での不釣り合い
を示すために、力の合計とそれらの差を表示する。
次に、上記計器55.56−表示器63.64全体の本
発明に従う一般な測定方法を説明する。まず、ロールと
ロールの間隙に、3つの細長い平らなロードセル51.
52.53をロールの軸と平行に並べ、一枚は中央に、
二枚は両端に配置する。図示した実施例では、各ロード
セルは5.(11)0 K Nの力に耐える。1つのロ
ードセルに対する過荷重を避けて何通りもの測定を実行
するためには3枚のロードセルを使用する必要がある。
各ロードセルは、接続ケーブル54を介してコンピュー
タに接続する。このコンビ二一夕には各ロードセルに対
応する伸び計からのポートを有し、スタンドの両側に作
用した力のディスプレー61.62上に表示するのに必
要な一連の計算を実行し、得られた値を表示器63.6
4の表示値と比較できるようにする。
ロードセルを配置後に、ロール13.14を互いに接近
させてロードセルに締付は力を加える。ディスプレー6
1.62に一定の値が表示されるように調節手段27.
28を調節することによって締付は力のバランスを可能
な限り正確に保つことができる。
これらの値は端部のロードセル51.52に分配される
荷重と必ずしも一致しないということ指摘しておく。こ
れらの値は各ロードセルから送られた信号を基にコンピ
ュータ60で計算される。この信号の処理は種々の方法
で行うことができる。例えば、どちらかの端部のロード
セルからの信号を中央のロードセルからの信号の半量に
加える方法が挙げられる。この表示値の計算には、特に
、スタンドの特性(ロールの曲率やバランス調節機構)
を考慮する場合や、3個以外の数のロードセルを使用す
る場合には上記以外の方法を利用することができる。
ロールスタンドの両側の荷重のバランスが取したときに
は、同じ値が指示器63.64、およびそれらに対応す
るディスプレー61.62に示される。
調節システム27.28を同時に調節することによって
全体の力を変化させ、各々の調節位置で、表示器および
ディスプレー装置の力の測定値を求める。このようにし
て、スタンドの計器55.56の各々について、較正曲
線を得ることができる。スタンドが自動圧延機に組込ま
れている場合には、これらの較正曲線を自動化システム
に記憶させ、口−ルスタンドに恒常的に組込んだ計器5
5.56の測定値を自動補正に使うことが可能である。
較正用の測定と平行して、圧延製品の厚みをよりよく管
理するために、調節部材の位置をロール間の力の測定値
の関数として記録することによってロールスタンドのた
わみ曲線を求めることができる。測定中はロール間離間
距離は変化しないので、上記位置が圧延力の関数として
の使用時のロール間離間距離の変化に対応する。
さらに、ロールスタンドの特性のさらに詳しい知識を得
るための他の一連の測定を行うこともできる。特に、端
部のロードセルを互いに接近させることによって、荷重
下でのスタンドの挙動を、種々の幅の製品について研究
することができる。
すなわち、使用した細長いロードセル全体を、2つの端
部のロードセル51.52の最も遠い面同士の間隔と等
しい幅を持つ鋼板とみなすことができる。
このシュミレーションを行う上で本質的に重要な点は、
目的鋼板の“幅”に対してロードセルをうまく分布させ
ると同時に、この条件を可能な限り完全に満たさせるた
めに、使用するロードセルの数を増やすことである。
第2図に示されている装置の説明の前に、上記の方法の
実現に関して問題が2つあることを指摘しておきたい。
すなわち、ロールスタンドの実際の運転条件にできるだ
け近い矛盾のない測定(ロードセル列を”模擬鋼板”と
みなすシミュレーション)を行うのに望ましい特性を維
持するためには、薄いロードセルを使用することが必要
である。また、ロードセルの厚みは、平らな製品用の圧
延スタンドの作動ロール間の狭い離間距離によって制限
される。
ところが、作用する力は非常に大きいため、ロードセル
の表面はロールによって加わる圧力に耐えられるもので
なければならない。
従って、ロードセルは大きな荷重に耐えられるだけの支
持面積(従って、一般には、ある程度の高さが必要とな
る)を持つと同時に、ロール間へ配置できる程度に薄く
なくてはならない。
ロードセルとロールの表面が平滑でなかったり、接触面
が完全に平行でないような場合には、上記のロードセル
面の一点に集中的に圧力がかかるということは容易に理
解できよう。
その結果、表面が損傷するだけでなく、測定に大きな狂
いが生じる。すなわち、通常、上記の平らなロードセル
は矩形の断面の細長い高強度金属より成るテスト本体で
構成されている。このテスト本体には、テスト本体の互
いに対向した2つ側面上に分布するように、複数のひず
みゲージが通常の方法で接着されていて、テスト本体の
大きい方の他の2つの側面に直角に作用する力に直接関
係する信号が出されるようになっている。加わる圧縮力
が大きいくこの実施例の場合には、ロール間に10.(
11)0 K Nを越える圧縮力が加わる)ため、ロー
ドセルを信頼できるものとするためには、テスト本体が
縦長の断面を持ち、しかも、上記のような強い圧力によ
って生じるひずみがテスト本体の金属の弾性限界より十
分小さい範囲に留まるだけの長さを持っていることが必
要である。従って、テスト本体の上に十分な数の計器を
設置することが必要である。ロードセル全体ってテスト
本体の厚みが小さいために、計器は圧縮力を受けるロー
ドセルの上面と下面に比較的近い位置にくる。
従って、これらの表面の一方での“点”の力はこの点に
直ぐ隣りの(力の“作用円錐”領域)にある計器(また
は複数の計器)に影響を与え、この点より遠く離れた位
置にあるより多数の計器には影響を与えない。その結果
、後者の計器からは何らの信号も出ないため、信号の総
和に間違いが生じることになる。さらに、一つの計器に
対してその計器の測定限界を超えるかなりの大きさの荷
重が作用した場合、測定値に誤りが生じるかあるいは計
器の破壊に至る。
これらの欠点を無くすために、第2図に示す本発明に従
う装置が考案された。この装置はロードセルの表面の保
護およびそれらへの荷重の分配機能と、ロードセル同士
およびロードセルとロールとの間の位置関係の維持機能
とを同時に果たすことができる。
この装置は2つのU字断面を持つ半殻形の銅製支持プレ
ート71.72から成り、これらのプレートはそれらの
平らな底面73.74とロードセルの支え面とが向き合
うように、ロードセル51.52.53ヲはさんだ両側
に設置される。膜形プレートの羽根はロードセルの側面
を被い、羽根の間隔はロードセルの幅に等しい。これに
よって、ロードセルの整合性が維持される。これららの
羽根には、ロードセルを伸び計のブリッジとコンピュー
タ60とに接続するための引出し線とケーブル54の配
線のための切り込みが形成されている。
第2図では、測定ロール13.14に平坦部75.76
が設けられている。この平坦部75.76は測定時およ
び較正作業時に回転しないように固定された使用済ロー
ルに義賊加工して形成されている。これらの平坦部75
.76は互いに平行且つ対向している。
また、平坦部75.76の中央には溝77.77° が
ロールの軸線と平行となるように加工されている。各殻
状部の外側には、支え面73.74の軸線と一致したリ
ブ78.78′  がそれぞれ加工され、対応する溝と
リブとを嵌め合わせることによって容易に本装置をロー
ルの間に装填できるようになっている。
このリブ/溝システムによって操作中にロードセルが平
坦部上を滑って、平坦部の外に位置がずれてしまうとい
うことが防止できる。
殻状部にリブを加工しないで、両端に中央位置の印を付
けて最初の装填時の基準としてもよい。
本装置に最初の荷重が加えられた際に、銅の冷間圧延と
変形作用によって自動的に微小なリブが形成される。
本発明の圧延力測定装置はロールの迅速交換システムを
備えたスタンドに対して利用するのが望ましい。そのた
めの一般的な方法は、スタンドの作業ロールの位置に本
装置を組み込む際に、前もって本装置の位置決めと組立
てとを行っておくことである。組立てた本装置を装填し
た時点で圧延操作を行って、少なくとも測定時に適用す
べき最大力に等しい程度の圧延力を加える。この予荷重
は、スタンドから変動的な遊びを除きつつスタンドの予
備的なバランスを作り出すと同時に銅板の冷間圧延を行
うために加える。
次に、測定に望まれる最低値までこの力を弱める。ただ
し、本装置における局部的な荷重の減少は、ロールから
の本装置の離脱や殻状部からのロードセルの離脱の原因
となるので、銅板表面に痕跡が刻まれた時点でこの力を
下げ過ぎないよう注意する。
測定ロールの製造(溝付き平坦部の加工)は、本装置の
初回の使用時にのみ、本装置の装填に先立って行えばよ
い。2回目の使用時からは、同じ測定ロールを繰り返し
利用することができる。これらとは対照的に、殻状部に
ついては、調整の度に、より正確には本装置への負荷が
完全に解除されると同時に、すなわち本装置がスタンド
から取り外される度に交換することが望ましい。銅板上
に既に付けた痕跡の上に圧力が加わることによって、大
きな荷重が加わる度に銅板の冷間圧延が進行することを
避けるためである。
本発明は、上述の装置および方法に限られない。
特に、U字断面を持つ殻状部の代わりに、リブを加工し
た2枚の平らな支持プレートを用いてもよい。この場合
、ロードセルの各支持面にそれらに対応する溝を切って
、上記のプレートと組み合わせる。同様に、殻状部の底
面にのみ銅を用い、間部の羽根については他の剛性の材
料を用いてもよい。
嵌め込み用の溝/リブを加工する代わりに、単に位置決
め用の線を記すことによって、機械的なロールへの溝切
りプロセスを省略することも可能である。この場合、ロ
ールと殻状部の位置合せはそれぞれに記された基準線同
士を合わせることによって行う。
第3図は本発明の装置の他の実施例を示している。この
場合、半殻状の部分73°、74°は、ロールと接触す
る底面が作業ロール 13° 、14° と同じ曲率半
径のU字断面を有している。このような部品の製作には
複雑な作業を要し、従って装置の原価も増大する。しか
し、この装置の場合には、作業ロールの間に直接装填す
ることができ、ロールの分解作業と組立て作業を省略す
ることが可能である。
本装置はロールスタンドに組込まれた計器の“現場”調
整の用途に限定されない。既に述べたように、本装置は
撓み曲線を求める場合に用いることができ、さらに、較
正調節の効果やバランス状態についてより多くのデータ
を集める場合に便利である。
同様に、本発明は対象となるスタンドにおいて作動ロー
ルの代わりとして直線母線を持つ測定ロールを必要に応
じて使用できる限り、圧延すべき製品の種類に関わらず
、平らなものにでも、長いものにでも適用可能である。
また、ロードセル用の接続ケーブルを通すための切り欠
き部を殻状部に加工するだけで、ロードセルの長さを同
じ形式の殻状部に対して適当に変え、例えば、ロードセ
ルの数を増やしたり、特殊な用途のために特別に採用さ
れた方法に従ってロードセルを配置することが可能であ
る。
また、ロードセルに関しては、それらを同じテスト本体
の上に配置し、計器を一つの測定ブリッジに集める場合
と複数のブリッジに分ける場合の両方が考えられる。後
者の場合には、ロードセルはそれぞれ複数の引出し口を
持つことになり、最大量の信号を処理するための装置が
必要となるが、この方法では、同じロードセルにおける
隣り合う領域同士の間の荷重の比較が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はロードセルと測定装置を備えたロールスタンド
の概念的な正面図、 第2図は測定ロールの間に設置した本発明による装置の
概念的な斜視図、 第3図は2つの作業ロールの間に上記の装置を配置した
他の実施例の横断面図である。 (主な参照番号) 13.14・・・作業ロール、 27.28・・・調節システム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)整合して保持された複数個の荷重検出器を含む圧
    延ロールスタンド(1)のロール間の締付け力を測定す
    るための装置において、 上記の荷重検出器が同一厚さの細長いロードセル(51
    、52、53)であり、これらのロードセルがこれらを
    一直線上に維持する手段を備えた2つの支持プレート(
    73、74、73′、74′)の間に配置され、上記装
    置が上記ロールの間で締付けられた際に上記支持プレー
    トが受ける圧縮力の作用で冷間圧延可能な可鍛性を有す
    る材料によって上記支持プレートが作られていることを
    特徴とする装置。 (2)上記支持プレート(73、74、73′、74′
    )が銅製(3)上記の細長いロードセルが、矩形断面を
    持つ高強度金属性のテスト本体(51)と、このテスト
    本体の2つの対向した側面の全長に分布して接着された
    複数のひずみゲージとで構成されていて、上記テスト本
    体の他の2つの側面に垂直に働く力を示す信号を出すよ
    うになっていることを特徴とする請求項1に記載の装置
    。 (4)支持プレート(73、74)が平らであることを
    特徴とする請求項1に記載の装置。 (5)測定ロール(13′、14′)と接触する支持プ
    レート(73′、74′)の面が当該ロールの対応曲面
    と一致する曲率となっていることを特徴とする請求項1
    に記載の装置。 (6)測定ロールと接触する支持プレートの表面に、支
    持プレートを確実に当該ロールの幅方向の中央に位置さ
    せるために、当該ロールの表面にそれぞれの軸線に平行
    に加工された溝に対応する少なくとも1つのリブが加工
    されていることを特徴とする請求項4あるいは5に記載
    の装置。 (7)請求項1記載の装置を用いて、作業ロールの離間
    距離を調節する手段(27、28)を備えた圧延機のロ
    ールスタンドのロール間締付け力を測定する方法であっ
    て、 −上記装置を、作業ロールの代わりに配置した直線母線
    を有する測定ロール(13、14または13′14′)
    の間に、上記ロードセルが上記測定ロールの軸線を通る
    平面(S)内に一直線に並び且つ測定ロールの母線上の
    少なくとも一部分で測定ロールの軸線に垂直なロールス
    タンドの中央面(M)に対して対称に分布するような状
    態で、配置し、−調節手段を用いて上記測定ロール同士
    を互いに接近させて、ロードセルに締付け力を加え、−
    ロードセル(51、52、53)に締付け力を加えるた
    めの上記調節手段(27、28)を調節し、−ロードセ
    ル全体の端部のロードセル(51、52)が受ける力が
    実質的に等しくなるように上記調節手段を調節し、 −各ロードセルが同時に受けた力を測定し、その値から
    締付け力の総和を求めることを特徴とする方法。 (8)測定に先立って、スタンドの外部で当該ロールを
    予備的に組立て、それらのロールの軸線に平行に上記装
    置を配置し、次いで、組立てた装置とロールとをスタン
    ドの実際の測定用の位置に装填し、少なくとも測定時に
    適用される最大の締付け力に等しい力を加え、次いで、
    この力をそれが必要限度以下に降下することのないよう
    に留意しながら、解除することを特徴とする請求項7に
    記載の方法。 (9)締付け力の測定と平行して、上記スタンドのたわ
    みを測定することによって上記締付け力に対するたわみ
    を求めることを特徴とする請求項7および8のいずれか
    一項に記載の方法。 (10)ロードセルの列と対応する母線部分の長さが予
    め決定された値と等しくなるような数のロードセルを使
    用して何通りかの一連の測定を行い、且つ上記の長さに
    等しい幅を持つ圧延製品に対応するたわみ曲線を求める
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。 (11)作業ロール(13′、14′)を測定ロールと
    して用いることを特徴とする、平らな製品の圧延に用い
    られる請求項7に記載の方法。 (12)作業ロールの代わりに、平坦部(75、76)
    を有する測定ロール(13、14)を使用し、これらの
    ロールを上記平坦部が互いに向き合うような位置で回転
    しないように固定することを特徴とする請求項7に記載
    の方法。
JP63043242A 1987-02-25 1988-02-25 ロールスタンドのロール間締付け力を測定するための装置と測定方法 Pending JPS63243730A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8702959 1987-02-25
FR8702959A FR2611542B1 (fr) 1987-02-25 1987-02-25 Procede et dispositif pour la mesure de l'effort de serrage entre les cylindres d'une cage de laminage

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63243730A true JPS63243730A (ja) 1988-10-11

Family

ID=9348611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63043242A Pending JPS63243730A (ja) 1987-02-25 1988-02-25 ロールスタンドのロール間締付け力を測定するための装置と測定方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4993270A (ja)
EP (1) EP0283415A1 (ja)
JP (1) JPS63243730A (ja)
KR (1) KR880009703A (ja)
CN (1) CN88101871A (ja)
AU (1) AU602953B2 (ja)
BR (1) BR8800808A (ja)
FR (1) FR2611542B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007093236A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Dainippon Printing Co Ltd ニップ荷重測定装置
JP2007298308A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Dainippon Printing Co Ltd ニップ荷重測定装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5079942A (en) * 1989-04-26 1992-01-14 Westinghouse Electric Corp. Method and apparatus for calibrating rolling mill on-line load measuring equipment
US5201204A (en) * 1992-08-31 1993-04-13 William Hinterman Press counterbalance system
DE19530424A1 (de) * 1995-08-18 1997-02-20 Schloemann Siemag Ag Verfahren zur Kompensation von aus Horizontalbewegungen der Walzen resultierenden Kräften an Walzgerüsten
US6910376B2 (en) * 2001-02-22 2005-06-28 Metso Paper, Inc. Measurement method and system in the manufacture of paper or paperboard
FR2851943B1 (fr) * 2003-03-07 2005-04-08 Dispositif et procede de calibrage d'une planeuse a rouleaux par barre instrumentee
CN103801568A (zh) * 2012-11-15 2014-05-21 王海 无线电子平衡测试仪
CN106311765B (zh) * 2016-10-11 2018-01-19 杭州电子科技大学 高速轧制界面摩擦系数测量装置及方法
CN116984386B (zh) * 2023-09-26 2023-12-08 太原理工大学 Trb趋薄轧制过程中力能参数的确定方法及装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1442711A (fr) * 1965-05-18 1966-06-17 Dominion Foundries & Steel Laminoir avec cellule de mesure de la charge
CH554534A (de) * 1971-08-16 1974-09-30 Alich Guenther Vorrichtung zur elektrischen messung des abstandes zwischen zwei beweglichen koerpern.
JPS4828269A (ja) * 1971-08-17 1973-04-14
US4016756A (en) * 1972-06-08 1977-04-12 Beloit Corporation Nip load sensing device
US3918302A (en) * 1973-09-20 1975-11-11 British Steel Corp Rolling mill test equipment
US4131004A (en) * 1977-09-14 1978-12-26 Blaw-Knox Foundry & Mill Machinery, Inc. Rolling mill gauge and flatness calibration system
US4186579A (en) * 1977-09-14 1980-02-05 Blaw-Knox Foundry & Mill Machinery, Inc. Rolling mill gauge and flatness calibration system
JPS6024728B2 (ja) * 1979-02-26 1985-06-14 川崎製鉄株式会社 圧延機の板厚制御方法
DE3005967C2 (de) * 1980-02-16 1986-05-15 Klöckner-Werke AG, 4100 Duisburg Vorrichtung zum Prüfen von Kraftmeßeinrichtungen aufweisenden Walzgerüsten in Walzstraßen
US4426874A (en) * 1982-04-27 1984-01-24 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Strain gage calibration
JPS6015534A (ja) * 1983-07-07 1985-01-26 Dainippon Printing Co Ltd ロ−ル圧測定装置
JPS60179622A (ja) * 1984-02-27 1985-09-13 Mitsubishi Petrochem Co Ltd ロ−ラの面圧分布計

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007093236A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Dainippon Printing Co Ltd ニップ荷重測定装置
JP2007298308A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Dainippon Printing Co Ltd ニップ荷重測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR880009703A (ko) 1988-10-04
FR2611542B1 (fr) 1989-05-26
CN88101871A (zh) 1988-11-02
AU602953B2 (en) 1990-11-01
US4993270A (en) 1991-02-19
AU1195088A (en) 1988-09-01
BR8800808A (pt) 1988-10-04
EP0283415A1 (fr) 1988-09-21
FR2611542A1 (fr) 1988-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4047168B2 (ja) 多ロール・レベラを校正する装置および方法
US4454738A (en) Roller leveler and method of operating same
EP1147384B1 (en) Load measurement
US8984928B2 (en) Moment calibrating apparatus for multi-component force gauge and method of moment calibration
JPS63243730A (ja) ロールスタンドのロール間締付け力を測定するための装置と測定方法
US4292835A (en) Calibration apparatus and method for strain measuring instruments
US3581536A (en) Apparatus for sensing the unstressed shape of a thin strip subjected to high tensile stress
JPS6119309A (ja) 環状薄切り機における測定装置
US6422096B1 (en) Load cell
CN112033796B (zh) 一种蜂窝夹层结构弯曲力学性能的测试工装及测试方法
CN100377802C (zh) 通过测量棒校准精轧辊装置的装置和方法
CN101196481B (zh) 可变裂缝测试装置及其测试方法
US7974803B2 (en) Method and apparatus for calibrating wood testing machine
US4901585A (en) Method and apparatus for roll nip load measurement
RU2750736C1 (ru) Устройство для измерения усилий резания при сверлении
Gaikwad et al. Design, development, and calibration of octagonal ring type dynamometer with FEA for measurement of drilling thrust and Torque
CN200979534Y (zh) 可变裂缝测试装置
EP0472282A2 (en) Method and apparatus for continuous panel testing
US4974442A (en) Method and apparatus for calibrating rolling mill on-line load measuring equipment
CN217654887U (zh) 硬度检测仪器的定位装置
Mijatović et al. Development of a tool for measuring the effect of surface roughness on steel structural response
JPH09145356A (ja) 平面度測定装置及び平面度測定方法
JPS632215Y2 (ja)
Bereqvist Precision equipment for symmetrical bending—Part 1. The loading system
Taylor et al. An accurate fixture for calibrating three-component tool force dynamometers